JP2001518027A - 印刷インクと清掃液とを印刷ユニットに供給する方法と供給するためのポンプユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 印刷インクを印刷ユニット（２）に供給するポンプユニット（１）が記載され-Cいる。印刷ユニット（２）をできるだけ有効に利用しかつ異なる印刷インクカラーを取替える時間を最短とするため上記のポンプユニット（１）には印刷インクタンク（27）と清掃液タンク（28）とが設けられる。清掃液及び印刷インクをポンプで吸引し又は戻すためのパイプ（33，34）が一方又は他方のタンク（27,28）上の位置から摺動される。インク付けの処理段階と清掃の処理段階とが中央制御ユニット（44）によって制御されそれにより操作員にとって必要な操作が新しい印刷インクカラーを印刷ユニット（２）に適用する時の印刷インクタンク（22）の取替えのみとなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 印刷インクと清掃液とを印刷ユニットに供給する方法と供給するためのポンプユ ニット 発明の背景 本発明は１つ又は複数のインクの色を印刷ユニットに供給しまた各着色印刷に 続いて印刷ユニットの構成部品を清掃する方法に関する。 本発明はまた、本発明の方法に特に適合するように配設された印刷インク室を 印刷ユニットの一部に形成しているポンプユニットに関する。 印刷ユニットは多色印刷のためのグラフィック産業において広く利用されてい る。したがって、種々の印刷用インクのカラー（色）を迅速かつ簡単に変えるこ とが頻繁に必要となる。これは迅速かつ効果的な清掃を必要とし、またインクの できるだけ多くの部分が印刷インクタンクに戻され後の印刷に用いられるように することが必要となる。カラーインクを印刷インクタンクに戻し清掃水の汚染を 回避しまた材料のコストを節減することが望まれる。 印刷ユニットはフレキソ印刷、オフセット印刷、又はカラーインクが印刷ロー ラに転写されもしくはインク室を介して印刷担体に直接転写されるその他の印刷 のために用いられる。 印刷ユニットをできるだけ効果的に利用するためには、できるだけ迅速かつ自 動的に行われる印刷インクカラーの変更を必要とする。 英国特許第2,297,026号から印刷ユニットを１つ又は複数の印刷インクカラー で清掃する方法と装置が公知である。この公報は、カ ラーが室を通って循環される作動段階と、室の中の印刷インクタンクへと循環す る印刷インクを空にする段階と、室と印刷ユニットの構成部品とが清掃液体で洗 い流される清掃段階と、清掃液体が室から排出される終了段階とからなる一連の 段階を記載している。前記公報記載の装置は印刷インクと清掃液体とを供給しま た戻すためのポンプを備えたポンプユニットに接続された通常の印刷インク室を 具備している。このポンプユニットは印刷インクと清掃液のためのタンクを支持 するようにされまた清掃液と印刷インクとを２つのタンクのそれぞれからポンプ で吸上げまたそれぞれのタンクに戻すパイプが設けられている。 上記の英国公報に記載された装置により印刷インクタンクと清掃インクタンク との手動操作を減少しまた異なる印刷インクカラーの間の交換時間を減少するこ とができる。 しかし、この装置は確実かつ効果的なインク室の清掃をもたらすものではなく 、単に洗い流しをするにすぎない。このため印刷インクには新しい印刷インクカ ラーによるその後の作動段階に問題が依然として生じる。 本発明の目的は上記の要求を満たしまたカラーの変更の間に印刷インク室を効 果的に清掃しかつ同時にできるだけ少量の清掃液体の消費で清掃を行う方法を提 供することである。 この目的は本発明によれば、印刷ユニットが印刷インク室と印刷インク及び清 掃液体をポンプ作用で供給し又は戻すためのポンプを備えたポンプユニットと、 印刷インクもしくは清掃液体のタンクの中に置かれ清掃液体及び印刷インクをポ ンプ作用で吸上げ又は戻すパイプと、制御ユニットにより制御される遮断及び可 逆弁を備えた接続導管とを具備している、冒頭に述べた種類の方法であって、 以下の段階、すなわち −印刷インクが印刷インク室を通って循環される作動段階 −印刷インク室で、印刷インクタンクへと循環される印刷インクが空となり小 量の清掃液体をノズルを介してインク室の中に噴射し清掃液体を残りの印刷イン クと共に印刷インクタンクへと循環させる印刷インク室を空にする段階 −印刷ユニットの構成部品が、清掃液タンクから装置を通ってポンプ送りされ る前のサイクルからの清掃液で予め洗い流される予備洗浄段階 −印刷インク室が少なくとも１回、ノズルを介して印刷インク室に噴射され印 刷ユニットの構成部品を通って循環される清掃液により、洗い流される清掃段階 −印刷ユニットの構成部品に清掃液がポンプ送りされず清掃液がなくなり、そ の後に作動段階が再び開始される終了段階 を含んでいる方法によって、達成される。 本発明のポンプユニットは、印刷インク及び清掃液を印刷インクタンク及び清 掃液タンクからそれぞれポンプ送りしまたポンプで戻すためのポンプと、タンク の中に配置されたパイプと、制御ユニットにより制御される遮断及び制御弁を備 えた接続導管とを具備し、該ポンプユニットは２つの同一のタンクが並んで配置 される支持プレートが設けられ、清掃液及び印刷インクをポンプで供給し又は戻 すために前記パイプが印刷インクタンクの蓋として作用するプレートを貫通して 延長され、前記蓋とパイプとがレールに沿って摺動されるブラケットの中を垂直 に摺動できるよう配設され一方又は他方のタンクの上に位置するようにし、少な くとも戻しポンプとパイプとの間の導管に該導管を排水管に接続することのでき る弁が設けられ、清掃用ノズルが印刷インク室に設けられている。 本発明によれば印刷ユニットを１つのカラーから他のカラーへと 容易かつ迅速に変えることのできるサイクルで作動することが可能となる。この ようにして、サイクルが新しい印刷インクタンクをポンプユニットの支持プレー トの上に置くことにより開始される。ついで制御ユニットが作動される。これは 印刷インクが印刷インクタンクから接続導管を介して印刷インク室へと循環され る作動段階を開始する。印刷インクカラーが循環される前にパイプは印刷インク タンクの中に置かれる。前の清掃作用の終了後に清掃液タンクの上方の位置にあ るパイプはレールに沿って摺動され印刷インクタンクを横切って動かされ、そし てパイプは蓋をタンクの上に置くのと同時に印刷インクタンクの中に自動的に下 降されそれによりポンプが続いて始動される時はね散らしが生じないようにする 。この時手動で又は自動的にポンプの速度を調節する操作を行い粘性、カラーの 要求等の相違に適合させることができる。 印刷インク室に清掃用ノズルが設けられているので、異なる作動段階の間にイ ンク室を清掃液の最小の消費で確実に洗い流すことができる。これは清掃時間を 減少しまた清掃液の消費を減少する。印刷インク室は、清掃用ノズルがまた印刷 インク室を空にする段階の最後の段階中に用いられそれによりタンクの残量が清 掃液と共に印刷インクタンクへと循環されるようになるため、印刷インク室を空 にする段階の後すでに部分的に清掃されているようなる。これにより清掃液の量 とこの後の予備洗浄段階に必要な時間とが減少される。最後に、終了段階がポン プを逆に作動させ印刷ユニットの構成部品への清掃液をなくしそれにより清掃液 が清掃液タンク内に保持され続く予備洗浄段階での使用に備えるようにした時は 、清掃液の量がさらに減少される。 循環は作動段階においてそれ自体公知のようにポンプにより行われる。したが って、印刷インクタンクからの印刷インクは供給ポン プにより印刷インク室にポンプ送りされる。印刷インク室内の過剰インクは戻し ポンプによりインクタンクに戻される。任意に、作動中シール等の周期的な洗い 流しが行われインク室を清潔に維持する。 作動段階が終了すると、インク室、ポンプユニット、接続導管等を空にし清掃 する作用が自動的に行われる。このようにして操作員は印刷インクタンクを取外 し新しい印刷インクに取替えることだけを行えばよい。したがって、操作員は手 動による清掃又は介入をこの方法において行うことが必要でなくなる。 インク室が空にされる時、これは供給ポンプを逆に作動しそれにより両方のポ ンプが印刷インクを印刷インクタンクに戻すようにすることで行われる。この時 必要ならば印刷インク室内の底部弁を手動で又は自動的に開くこともできる。 空にする段階の終わりの部分で小量の清掃液体による洗浄が行われ清掃液はイ ンク室から印刷インクの最後の量と共に取除かれる。この清掃液の量はほんの小 量が用いられるにすぎず約１／２リットルの量であるので問題とはならない。 ポンプはインク室と印刷インクの接続導管とを空にした後停止される。底部弁 が設けられている場合はこの弁は閉じられる。 蓋とポンプを支持するブラケットは印刷インクタンクから自動的に上昇される 。パイプはこの位置では印刷インクタンクに浸漬されてしまうまでインクタンク の上方にあり、それにより次にブラケットを横方向に摺動させ印刷インクタンク の上方に位置させる間インクが滴下する危険がなくなるようにする。ブラケット を清掃液タンクの上に位置させた直後に、操作員は印刷インクタンクを新しい印 刷インクカラーを収容するタンクと取替え次の作動順序において用いられるよう にすることができる。 それ自体の蓋が設けられている清掃液タンクの上にブラケットを動かした後、 ブラケットは下降されそれによりパイプはタンクの蓋の開口を通って清掃液タン クの中に沈められるようにし、またそのため原則的に２つの蓋が清掃液タンクの 上にあるようにする。パイプを清掃液タンクの中へ下降している間、好ましくは 清掃液タンクに好ましくは蓋上の位置に置かれたブラシかけ及び洗い流し装置に より洗浄が行われる。これにより、これらパイプの外側に残るカラーの効果的な 除去が行われる。 パイプが清掃液タンクの中に置かれると、前の清掃からのこのタンクに収容さ れている清掃液は印刷インクと同じように、すなわち２つのポンプにより印刷ユ ニットを通って送られる。これにより、印刷ユニットの構成部品は清掃液により 制御ユニットに予め決定されかつ予めプログラムされた所定の時間にわたって予 め洗い流される。その後、排水弁が切換えられそれにより清掃液が排水管に送ら れるようにする。印刷インク室に底弁があったならばこれを開くことができる。 印刷ユニットの清掃液が空にされた後、弁が再び切換えられ、それによりイン ク室がこの中に高圧ノズルにより噴射される清掃液で洗い流される１つの清掃段 階又は多数の清掃段階が行われる。これらのノズルは好ましくは多数の短いバー スト（瀑流）による洗浄をするよう作動される。この洗浄の間、ポンプは清掃液 が清掃液タンクの中に送られるよう作動され、すなわち供給ポンプが逆に作動さ れそれにより両方のポンプが清掃液を清掃液タンクに送り出すようにする。 清掃液タンクには、制御ユニットに信号を伝える液面表示器が設けられている 。この信号のため又はこれに代え時間制御のため、制御ユニットは洗浄を終了す るようになる。洗浄の終了後清掃液が印 刷ユニットを通って作動状態が同じように、すなわち供給及び戻しポンプを作動 させることにより循環されるにつれて、すすぎ落しが行われる。このような循環 は所定の時間にわたって行われその後に印刷ユニットは上記したのと同様に供給 ポンプを逆に作動させることにより空にされそれにより全ての清掃液が清掃液タ ンクに送られるようにする。 数回の清掃段階が行われたならば清掃液は最後の段階の後で清掃液タンクに残 され次の予備洗浄段階に用いられるようにする。 最後の清掃段階が終わると、印刷ユニットの構成部品の清掃液が空にされる。 この後で、ブラケットが清掃液タンクから上昇されレールに沿って新しく準備さ れた新しい印刷インクタンクの上方の位置に摺動される。その後、ブラケットは 下降されて蓋が印刷インクタンクの上に置かれパイプが印刷インクの中に沈めら れる。この後、作動段階が上記したように開始される。 種々の弁の作動は好ましくは空気圧作動で生じる。これに代え、作動は電気的 に又は油圧式に行うことができる。しかし、ポンプユニットは、それ自体が公知 の端部ストッパを含み印刷インクタンク又は清掃液タンクの上方の位置を表示す る空気圧シリンダーによるブラケットの空気式作動で非常に簡単に配設すること ができる。ポンプユニット上の支持プレートは好ましくは印刷インクタンクの配 置場所の誤まりをなくする標識又は刻み目を有している。 同一の開口を有するインクタンクと清掃液タンクが用いられる。ブラケット上 に取付けられた蓋はしたがって清掃液タンクの固定された蓋を覆いまた同時に印 刷インクの開口を覆い、それによりポンプが運転されている時印刷インク又は清 掃液がタンクからはね飛ばされる危険をなくする。清掃液タンクは好ましくは印 刷インクを販売し貯蔵するのに用いられる標準バケットとする。 ポンプユニットに接続された排水管は任意に、外側の収集タンクに又は汚染さ れた清掃液のための他の中央の容器に連通することができる。 ここに記載されたポンプユニットは好ましくはそれ自体の制御装置を有する別 体のユニットとして構成される。これにより、ポンプユニットは印刷インク室へ の戻り及び供給導管を介して接続されるだけであるので新しい又は現存する印刷 ユニットに非常に容易に適合することができる。これに代え、ポンプユニットを 印刷ユニットの一体部分としそれにより制御が同時に印刷処理それ自体を制御す る制御ユニットにより行われるようにすることもできる。 図面の記載 本発明は添付図面を参照して以下にさらに詳細に説明される。ここで 図１は本発明による印刷ユニットとポンプユニットの概略図を示す。 図２は本発明によるポンプユニットの側面図を示す。 図３は図２に示されるポンプユニットの正面図を示す。 図４は図２に示すポンプユニットのIV−IV線による切断側面図を示す。 図５は図２のポンプユニットの反対側の側面図を示す。 図１において、１はポンプユニットの全体を示しまた２は印刷ユニット全体を 示す。印刷ユニット２は印刷インクをローラ４に転写するドクター室の形状の印 刷インク室３を具備している。これに代え、他の種類の印刷ユニットとインク室 を用いることができる。ドクター室３には、ローラ４に当接しまた端部パッキン グ（図示しない）と共に印刷インクが導入される閉じた室７を区画するドクター ブレードが設けられる。室７には多数の清掃用ノズル８が設けられる。ノズル８ は導管９を介して清掃液の外部供給源に接続される。清掃ノズル８はこれに代え ポンプユニット１から清掃液を供給することができる。ドクター室３はさらに接 続導管12，13を介しポンプユニット１と連通している多数の入口スタブ10と多数 の出口スタブ11が設けられ、これら導管12，13はそれぞれ供給パイプ14と戻しパ イプ15とに接続され印刷インクと清掃液とをそれぞれポンプで供給しまた戻すよ うにしている。 印刷ユニット２は簡単な形式で示されまた例えばフレキソ印刷又はオフセット 印刷に用いることのできる種類のものとすることができる。 この装置の以下の記載は図１から５を参照して与えられる。一定の部分は記載 を明瞭にするため全ての図面には含まれていない。種々の図面において同一の部 分は同一の参照番号で示されている。したがって、各個々の図面に関してこれら 部分については説明されない。 ポンプユニット１は印刷ユニットの入口スタブ10への印刷インクと清掃液のた めの供給ポンプであるポンプ16を具備している。ポンプ16は継手18を介してモー ター17によって駆動される。19は印刷インクと清掃液を印刷ユニットから出口11 を経て戻すためのポンプを示す。ポンプ19は継手19を介してモーター20に連結さ れる。ポンプ16のための接続導管12に可逆弁22が配置されている。ポンプ16はし たがって任意に印刷インクと清掃液を印刷インク室２又は排水管にスタブ23を介 して送ることができる。 ポンプ16は逆作動型のものである。このポンプはしたがってインク又は清掃液 を閉鎖した室７から吸引するのに用いることができる。ポンプ16は入口スタブ10 が通常は出口スタブ11よりも下方の位置 にあるため、室７からのこの戻しポンプ作用に用いることができるという利点が ある。閉じた室７を完全に空にするため室７はまた入口スタブ10の液面より下の 清掃液及び印刷インクの最後の量を排出するため開くことができる底部弁24を設 けることができる。 ポンプユニット１はインク用のタンク27と清掃液体用のタンク28とを配置する ための刻み目（図示しない）が設けられた２つの支持プレート25，26を具備して いる。清掃液タンク28には低液面表示器29と高液面表示器30とが取付けられてい る。清掃液タンクはまた蓋31が設けられている。 ブラケット32上に、清掃液及びインクをタンク27，28から吸引し又はタンク27 ，28に戻すよう配設されまた接続導管35，36を介して各ポンプ19，16に連通して いるパイプ33，34が取付けられている。蓋31には開口47が設けられる。これら開 口に関し蓋31にブッシュ48と清掃用ノズル49が設けられパイプ33，34が清掃液タ ンク28に下降された時パイプ33，34の外側を洗い流すようにする。 パイプ33は液体をタンク27，28の一方に戻すようにしまたパイプ34は液体をタ ンク27，28の一方から吸引し印刷インク及び清掃液をタンクに戻すようにする。 ブラケット32は水平レール37上を摺動できるように取付けられまた水平の空気圧 シリンダー38により前後に作動される。空気圧シリンダー39が、ブラケットを上 昇及び下降させ、パイプ33，34をタンクの中に配置し又はこれらパイプを一方の タンクから他方のタンクに移動される時にタンクから取出すことができるように する。 パイプ33，34は、パイプに締結されかつパイプがタンク内に配置された時タン ク27の蓋として作用するプレート40を貫通する。タンク27は印刷インクの貯蔵と 輸送に用いられる標準バケットである。清掃液タンク28は標準バケットと同一寸 法とすることのできるタン クである。清掃液タンク28は上記したようにそれ自身の蓋31を有しさらに液面表 示器29，30を具備している。清掃液タンクは別体の底部排水管（図示しない）を 設けることができる。 空気圧シリンダー39はこれがレール37全体を上昇させるときブラケットを上昇 させる。レール37の上昇と下降はレールに連結され垂直案内手段42，43の中に案 内される垂直バー41によって制御される。 ポンプユニット１の一部を形成する種々の構成部品は表示装置45と調節ボタン 46とを有する制御ユニット44に連結され、制御ユニットは例えばインク付けを伴 う作動サイクルの開始と停止に、また清掃液がポンプ等の速度を制御するのに用 いられる場合の清掃サイクルの開始と停止のために、用いることができる。制御 ユニット44は弁の切換えとポンプユニットの自動的な作動のためのシリンダー等 の制御とが行われるように配設されている。 さらにまた、ポンプユニット１はポンプ19とパイプ33との間の接続導管の中に 配置され排水管を他の排水スタブ51を介して完全に空にするもう１つの排水弁50 を含んでいる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．１つ又は複数の印刷インクカラーを印刷ユニット（２）に供給しまた各カ ラー印刷した後に印刷ユニットの構成部品を清掃する方法であって、前記印刷ユ ニットが、印刷インク室（７）と印刷インク及び清掃液を供給し又は戻すための ポンプ（16，19）を有するポンプユニット（１）と、印刷インク及び清掃液のタ ンク（27，28）の中に配置され清掃液及び印刷インクを吸引し又は戻すパイプ（ 33，34）と、制御ユニット（44）により制御される遮断及び切換え弁を有する接 続導管（12，13）とを具備している、印刷インクを供給し印刷ユニットを清掃す る方法において、 印刷インクがインク室（７）を通って循環される作動段階と、 インク室（７）の印刷インクタンク（27）に循環される印刷インクを空にしま た小量の清掃液をノズル（８）を介してインク室の中に噴射し清掃液を残りの印 刷インクと共に印刷インクタンクに循環させる、インク室を空にする段階と、 印刷ユニットの構成部品が清掃液タンクからインク室を通って送られる前のサ イクルからの清掃液で予め洗い流される予備洗浄段階と、 インク室（７）が少なくとも１回、ノズルを介してインク室の中に噴射され印 刷ユニットの構成部品を通って循環される清掃液により洗い流される清掃段階と 、 印刷ユニットの構成部品に清掃液が供給されず空になりその後に作動段階が再 び開始される終了段階 とを含んでいる印刷インクを供給し印刷ユニットを清掃する方法。 ２．作動段階が インクタンク（27）にポンプユニット（１）を設けることと、 パイプが印刷インクタンク（27）の上方に置かれインクタンクの中に下降され ることと、 印刷インクがインク室（７）を通って循環されまた過剰のインクが印刷インク タンクにポンプで戻されること、 とを含み、 インク室を空にする段階が ポンプ（16，19）が逆に作動されて印刷インクが印刷インクタンクにポンプで 戻されるようにすることと、 パイプ（33，34）が、残りの印刷インクと清掃液を印刷インクタンクに循環さ せるのに続いて印刷インクタンクから上昇されること、 とを含み、 予備洗浄段階が パイプが清掃液タンク（28）の中に置かれまたポンプ（16，19）が作動され、 清掃液を印刷ユニットの構成部品を通って循環させることと、 パイプが清掃液タンクの中に置かれている間に洗い流されることと、 予備洗浄段階に続いて清掃液が排水管にポンプで送られそれにより印刷ユニッ トの構成部品と清掃液タンクとが空にされるようにすること とを含み、 清掃段階が インク室（７）が清掃液の清掃液タンク（28）への送りと同時に高圧ノズル（ ８）により洗い流されることと、 洗い流しが清掃液タンクが一杯になったのを示す信号のために停 止されることと、 ポンプ（16，19）が連続して作動され清掃液を循環させることと、 清掃液が排水管にポンプで送られること とを含み、 終了段階が パイプが清掃液タンクから取出されることと、 ポンプが逆に作動されそれにより印刷ユニットの構成部品の中の清掃液が、最 後の洗い流しからの清掃液が清掃液タンクの中に保持されるにしたがって、空と なるようにすること、 とを含んでいる ことを特徴とする請求項１に記載の方法。 ３．清掃液を排水管にポンプで送る段階を含み、ポンプが作動している間に排 水弁（50）の自動的な切換えが行われることを特徴とする請求項１又は２に記載 の方法。 ４．パイプがタンクに出し入れするよう動かされる時実質的に直線状に動かさ れ、またパイプが一方のタンクから他方のタンクへの移動により２つの並列した タンクがそれぞれ印刷インクタンクと清掃液タンクとして用いられるよう実質的 に水平に動かされることを特徴とする請求項１から３のうちの１項に記載の方法 。 ５．印刷インク室（７）を備えた印刷ユニット（２）の一部を形成しまた印刷 インク及び清掃液をそれぞれ印刷インクタンク（27）と清掃液タンク（28）とか ら供給しかつこれらタンクに戻すためのポンプ（16，19）と前記タンク（27，28 ）の中に配置するパイプ（33，34）と制御ユニット（44）によって制御される遮 断及び制御弁を備えた接続導管（12，13）とを具備するポンプユニット（１）で あって、２つの同一のタンク（27，28）を並んで置くことのできる 支持プレート（25，26）が設けられ、清掃液及び印刷インクをポンプで供給し又 は戻すためパイプ（33，34）が印刷インクタンクの蓋として作用するプレートを 貫通して延び、前記蓋とパイプとが、レール（37）に沿って摺動され一方又は他 方のタンクの上に位置決めされるブラケット（32）の中を垂直に摺動できるよう 配置され、少なくとも戻しポンプ（16）とパイプ（34）との間の導管（12）に該 導管を排水管に接続することのできる弁（22）が設けられ、清掃用ノズルが印刷 インク室に設けられている、ポンプユニット。 ６．ブラケット（32）が、タンクの中を上下に移動し２つのタンク（27，28） の上方の位置の間を横方向に移動できる空気圧シリンダー（39）に取付けられて いることを特徴とする請求項５に記載のポンプユニット。 ７．印刷インク室への供給及び戻し導管（12，13）を介して印刷ユニットの残 り部分と連結された別体のユニットとして構成されていることを特徴とする請求 項５又は６に記載のポンプユニット。 ８．少なくとも供給ポンプ（16）が逆作動可能であることを特徴とする請求項 ５から７のうちの１項に記載のポンプユニット。 ９．清掃液タンク（28）には清掃工程の開始と停止の瞬間を制御するための信 号を制御ユニット（44）に送るよう設けられた液面表示器（29，30）が設けられ ていることを特徴とする請求項５から８のうちの１項に記載のポンプユニット。 10．印刷インクタンク（27）が印刷ユニット（１）の印刷インクを販売し貯蔵 するのに用いられる標準バケットによって構成されていることを特徴とする請求 項５から９のうちの１項に記載のポンプユニット。