JP2001515162A - パワースライド式ミニバンドア - Google Patents

パワースライド式ミニバンドア

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JP2001515162A
JP2001515162A JP2000509924A JP2000509924A JP2001515162A JP 2001515162 A JP2001515162 A JP 2001515162A JP 2000509924 A JP2000509924 A JP 2000509924A JP 2000509924 A JP2000509924 A JP 2000509924A JP 2001515162 A JP2001515162 A JP 2001515162A
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フロマー、トーマス、ピー.
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アトマ インターナショナル コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 自動車両用パワースライド式ドア(10)は、ドア構造体、パワー駆動アセンブリ、ラッチアセンブリ(22)、並びにラッチアセンブリ(22)及びパワー駆動アセンブリ(14)の双方を作動させる単一のモータ(108)を含む。ドア構造体は車両に関連した軌道(204)に取り付けられており、軌道(204)に沿ってオープン位置とクローズ位置との間を移動可能である。パワー駆動アセンブリ(14)はドア(10)に接続されており、ドア(10)を軌道(204)に沿ってオープン位置とクローズ位置との間で移動させるように駆動されることが可能である。ラッチアセンブリ(22)はドア(10)に取り付けられており、ラッチ位置とラッチ解除位置との間を移動可能である。単一のモータ(108)はドア構造体に取り付けられており、パワー駆動アセンブリ(14)及びラッチアセンブリ(22)の双方に機能上接続されている。モータ(108)はパワー駆動アセンブリ(14)を駆動させ、従って、パワー駆動アセンブリ(14)によってドアは軌道に沿ってオープン位置とクローズ位置との間を移動することができる。パワー駆動アセンブリ(14)がドア(10)をクローズ位置に移動させた後、モータ(108)はラッチアセンブリ(22)のラッチ位置への移動を助ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はパワースライド式のミニバンのドアに関し、より詳細には、ドアのパ
ワー駆動アセンブリ及びロック締付け(lock cinching)アセンブリの双方を駆動 するのに使用することができるモータに関する。
【0002】 車両のスライド式ドアを自動的に開閉する従来のシステムは、ドアを移動させ
るパワー駆動アセンブリと、完全にロックされる位置にドアを移動させることが
できるようにドアを締付けるラッチアセンブリを含む。第1のモータはパワー駆
動アセンブリを駆動し、第2のモータはラッチアセンブリを駆動する。これら複
数のモータを使用すると、多くの難点が生じる。例えば、複数のモータを使用す
るとシステムのコストが上がり、対応する追加の回路をシステムに加えることが
更に必要であり、これによってコストが更に上がる。更に、複数のモータを使用
した結果生じる構成要素の増加によってドアの重量が都合悪く増加する。
【0003】 車両のドアが開閉されている際、ドアの移動に抵抗するか又はこれを阻止する
障害物に遭遇することがしばしばある。例えば、この障害物は車両の使用者であ
る場合がある。従って、障害物を検出した際、方向を反対にすることができるよ
うにドアを自動的に開閉するシステムが望ましい。あいにく、これらの検出シス
テムは故障する場合があり、その欠陥状態が車両使用者に事前に通知されないこ
とが時折ある。従って、少なくとも2つのシステムを有し、一方のシステムが故
障した場合にドアの移動の障害となる物を検知することが望ましい。
【0004】 従来のシステムでは、モータ速度の変化は入力信号の実効電圧の正関数である
。ドアの開閉が始まると、急速に変化する入力信号により突入(in-rush)電流が 生じる。この突入電流はモータの磁石を減磁して馬力を減少させ、あらゆるモー
タの寿命に損失を生じることで知られている。従って、この突入電流を低減する
か又は取り除くことが望ましい。
【0005】 従って、本発明の目的は、単一のモータを使用して車両ドアのパワー駆動アセ
ンブリ及びラッチアセンブリの双方を駆動することである。これにより、必要と
される部品の数が減少し、従って、製造コストが簡素化されて低くなり、一方で
はドアの重量が減少される。
【0006】 この目的は、ドア構造体、パワー駆動アセンブリ、ラッチアセンブリ、並びに
ラッチアセンブリ及びパワー駆動アセンブリの双方を作動させる単一のモータを
含むスライド式ドアを車両に提供することによって達成される。ドア構造体は車
両に関連した軌道に取り付けられており、ドア構造体はこの軌道に沿ってオープ
ン位置とクローズ位置との間を移動することができる。パワー駆動アセンブリは
ドアに接続されており、ドアを軌道に沿ってオープン位置とクローズ位置との間
で移動させるように駆動されることが可能である。ラッチアセンブリはドアに取
り付けられており、ラッチ位置とラッチ解除位置との間を移動することができる
。単一のモータは機能上ドア構造体に取り付けられており、パワー駆動アセンブ
リ及びラッチアセンブリの双方に選択的に接続される。モータはパワー駆動アセ
ンブリを駆動し、これによってパワー駆動アセンブリは、ドアを軌道に沿ってオ
ープン位置とクローズ位置との間で移動させることができる。モータは、パワー
駆動アセンブリがドアをラッチ位置に移動させた後、ラッチアセンブリをその位
置に移動させるのを助ける。
【0007】 本発明の他の目的は、ドアの移動に対する障害物を検出する2つのシステムを
提供することである。2つのシステムのうちの一方は少なくとも1つのホール効
果センサを含み、モータの速度を測定する。検出された速度が所定のしきい値未
満である場合、障害物がドアの障害になっていると仮定し、従ってモータの方向
を反対にする。本発明の第2のシステムは、ドアのエッジに取り付けられたテー
プスイッチを含む。このテープスイッチは2つの電気ストリップを有し、これら
の電気ストリップはテープスイッチが障害物と接触した場合に互いに接触し、モ
ータの方向を反対にするための信号を提供する。これらの2つのシステムは互い
から独立して作動する。従って、これらのシステムのうちの一方が故障した場合
でも、もう一方によってモータは障害物の検出の際に方向を反対にすることがで
きる。従って、車両の使用者全員の安全が保たれる。
【0008】 本発明の他の目的は、ドアの開閉が始まった際に、実効電圧、及び従ってモー
タの速度をゆっくりと上昇させる信号をモータに提供するコントローラを含むこ
とである。これにより、急速な始動シーケンスによって生じる突入電流が低減さ
れるか又は取り除かれる。従って、モータの寿命及び性能が高められる。
【0009】 本発明のこれらの及び他の目的、特質及び特徴は、添付の図面を参照しながら
詳細な説明及び請求の範囲を考慮するにつれてより明白になるであろう。
【0010】 ここでより具体的に図面を参照すると、図1にはミニバンの部分外部正面図が
示されており、ミニバンは、概して10で示される本発明のパワースライド式ド
アを組み込んでいる。ドア10は、車両の軌道204に取り付けられて示されて
いる。図2は乗員側のパワースライド式ミニバンドア10の部分内部正面図であ
り、本発明の原理を具体化している。ミニバンのドア10は概して、ドアをオー
プン位置とクローズ位置との間で移動させる軌道アセンブリと協働可能な下部駆
動アセンブリ14、ドア作動のためのブレーンプレート作動アセンブリ16、自
動的にドアを開閉するモータ及びギヤアセンブリ18、システム論理及び作動制
御のためのマイクロプロセッサ20、並びに概して22で示される、電気機械的
に作動されるケーブル制御ラッチアセンブリを含む。ブレーンプレート作動アセ
ンブリ16は、ドアの窓23の下にあるドアフレーム24のくぼんだセクション
に取り付けられている。マイクロプロセッサ20は、動作の論理及びシーケンス
を制御するようにプログラムされたコンピュータチップである。マイクロプロセ
ッサ20は種々の電気部品からフィードバック情報を受け取り、システムを作動
させる出力信号を提供するソフトウェアを介してこの情報を処理する。図2に示
されるように、ブレーンプレート作動アセンブリ16は、(車両の前後方向に対
して)取り付けプレート30の前でドアフレーム24にしっかりと取り付けられ
た電気作動直線アクチュエータ36を含む。直線アクチュエータ36は電気作動
モータ35を有し、これは37において電気接続されており、モータアセンブリ
ハウジング107内に取り付けられたマイクロプロセッサ20から出力信号を受
け取る(図5参照)。図3では、より詳しく後述するように、直線アクチュエー
タ36は中立位置、即ち中央位置に示されている。
【0011】 移動可能な円柱状の延出ロッド52が電気モータ35に接続されており、電気
モータ35によって駆動されて移動する。延出ロッド52は、その長手軸に沿っ
て延出位置と引込位置との間を移動可能である。延出ロッド52は、電気モータ
35と延出ロッド52との間の相互接続領域を覆う可撓性のアコーディオンシー
ス55によって保護されており、これによって直線アクチュエータ36を埃やデ
ブリ(屑)から保護する。延出ロッド52の遠位端部は、垂直に延びて延出ロッ
ド52を貫通する中央に位置した開口56を有する。
【0012】 また、ブレーンプレート作動アセンブリ16は50で示されるリンケージアセ
ンブリを含み、これは、アクチュエータ36を下部駆動アセンブリ14及びラッ
チアセンブリ22に機能上接続する。リンケージアセンブリ50はほぼ平らな三
角形又は扇形の作動プレート32を含み、これはピボットピン58によって取り
付けプレート30にピボット(軸動)可能に取り付けられている。弧状の外側エ
ッジ61は、作動プレート32のサイズ及び一般形状を画定する。上部のピボッ
トコーナーには、上方向に延びる長手方向の突起60がある。小さな長円形のバ
ンパー62が長手方向の突起60の上端部に取り付けられ、そこから横方向及び
外方向に延びている。
【0013】 タブ64が、作動プレート32の下部コーナーから下方向に延びている。タブ
64は、直線アクチュエータ36のロッド52の前述の開口56を介して延びて
いる。タブ64は直線アクチュエータ36と相互作用し、作動プレート32を所
望の方向にピボットさせる。作動プレート32の反対側の上部コーナーには、ケ
ーブルと係合する端部ブラケット66がある。下部アセンブリと係合するケーブ
ル48は、ブラケット66と係合するように構成されたボール端部49を有する
【0014】 また、ブレーンプレートアセンブリ16はドアのラッチを解除するロッドアセ
ンブリ40の一端を取り付けている。より具体的には、ロッドアセンブリ40は
、ロッド部材190と、ロッドレバーとしても機能するロッドクランプ42とを
含む。より具体的には、ロッドクランプ42はロッド部材190に固定されてお
り、取り付けプレート30のスロット45に収容されるピン43を有する。ロッ
ドクランプ42が図の左側に移動される際、ピン43がスロット45内を動くに
つれてロッドクランプ42はラッチロッド190の端部を移動させる。ラッチロ
ッド190の反対側の端部は、より詳細に後述するように、ラッチアセンブリ2
2まで延びている。ロッドばね38が取り付けプレート30とロッドクランプ4
2との間に接続されており、ロッドクランプ42及びラッチロッド190を図3
〜図5における右側の位置、即ちスタンバイ位置に向けて付勢する。
【0015】 タブ64の真上で作動プレート32に固定されているのは、ドアフレーム24
に向かって内方向に延びる円柱状ガイドピン74である。ガイドピン74は、長
尺状の連結リンク26の前方向端部にある長手方向スロット76を貫通している
。連結リンク26の反対側の端部、即ち後方向の端部は、接続ピン84によって
L形ピボットリンク28にピボット可能に接続されている。
【0016】 接続ばね34が、取り付けプレート30の開口78と、連結リンク26の下側
の中間部にある開口80との間に取り付けられている。ばね34はわずかに引張
られており、これによって連結リンク26をスタンバイ状態で下方向に付勢して
いる。
【0017】 L形ピボットリンク28は、短い脚部82とそのステム92との間のコーナー
において、ピボットピン86により取り付けプレート30にピボット可能に取り
付けられている。係合解除ケーブル88のボール端部87は、L形ピボットリン
ク28のステム92の上部エッジから横方向に延びるブラケット90によって定
位置に収容され保持されている。ピボットリンク28のステム92が図3のスタ
ンバイ状態に保たれている際、わずかな量の緩みが係合解除ケーブル88に提供
される。ピボットリンク28のステム92の遠位端部はヒンジピン94により、
スロットが設けられた空転リンク部材29にピボット可能に取り付けられる。
【0018】 空転リンク部材29は、作動プレート32に平行かつ隣接した関係で(即ち、
図3〜図5ではプレート32の背後に)配置された第2のリンケージアーム95
にL形リンク28を接続し、ピボットピン58の回りで共通のピボット移動をす
るように取り付けられている。リンケージアーム95は内側及び外側双方の手動
ドアハンドル(図示せず)に作動可能に接続されており、リンク部材29の長手
方向スロット98内に収容された横方向に延びるピン96を有する。リンケージ
アーム95は第1の作動プレート32の延長部60に類似する長尺状延長部99
を更に含み、同様に、ロッドアセンブリ40のロッド/クランプ42と係合する
バンパー(図示せず)を有する。
【0019】 ケーブルシース100及び102はブラケット104に固定して取り付けられ
ており、ブラケット104は取り付けプレート30に固定されている。係合ケー
ブル48はブラケット104の開口101を貫通しており、係合解除ケーブル8
8はブラケットの開口108を貫通している。
【0020】 ドアのラッチを解除するために内側又は外側のハンドルが手動によって移動さ
れると、リンケージアーム95はラッチ解除の向き (sense)に(図では反時計回
り方向に)ピボットされ、これによって延長部99はばね38の付勢力に抗して
ロッドクランプ42を左に移動させる。結果として、ラッチロッド190は左に
移動され、ドアラッチアセンブリ22のラッチが解除される。更に、リンケージ
アーム95のこのようなピボット移動によってピン96はスロット98内を上方
向に移動し、遂にはリンク部材29が上方向に移動され、これによってL形リン
ク28が係合解除の向きに(図では時計回りの方向に)ヒンジピン86の回りを
ピボットする。従って、ブラケット90は上昇されて係合解除ケーブル88を引
張り、図21に関連して後述されるように、このケーブルは下部アセンブリ14
のクラッチアセンブリ184を係合解除する。このようにして、これもまた後述
するように、モータ108からの抵抗を生じずにドア10を手動で開けることが
できる。
【0021】 この手動モードの操作の際には、L形リンク28の前述のピボット移動は作動
プレート32又はアクチュエータ36に影響を及ぼさない。何故なら、リンク2
6はこれらに対してスライドしているにすぎず(例えば図3)、アクチュエータ
及び作動プレート32は中立位置に位置したままであるからである。
【0022】 (例えば後述されるようなラッチアセンブリ22の締付けモードの際に)ラッ
チアセンブリ22を解錠せずに下部アセンブリ14のクラッチ184を自動的に
係合解除するために、マイクロプロセッサ20は直線アクチュエータ36に電気
信号を送り、図4に示されるように引込ませる。作動プレート32は、中立位置
から時計回り方向又は係合解除の向きにピボットされ、係合ケーブル48からの
あらゆる引張りを解除する。作動プレート32のガイドピン74は連結リンク2
6を引張り、連結リンク26はL形ピボットリンク28の短い脚部82を引張り
、L形ピボットリンク28をピボットピン86回りで時計回りにピボットさせる
。ピボットリンク28のステム92は上方向にピボットし、これによりブラケッ
ト90は係合解除ケーブル88を引張る。この作動モードでは、ラッチロッド1
90は作動されない。更に、ピン96及びスロット98を介するリンク29と作
動プレート32との空転接続により、(ピン96を介して機能的に接続されてい
る)外側又は内側のドアハンドルがドアの解錠方向に移動するのを防ぐ。
【0023】 ドア10を自動的に開くために、マイクロプロセッサ20は直線アクチュエー
タ36に電気信号を送り、図5に示されるようにロッド52を延出させる。タブ
64を右側に移動させることにより、作動プレート32は係合の向きで反時計回
りにピボットされる。接続ばね34はL形ピボットリンク28のピボット運動量
が大きくなるのを防ぎ、係合解除ケーブル88が引張られるのを回避する。ロッ
ド52の延出により、アクチュエータ36は作動プレート32をピボット駆動し
、これによってケーブルブラケット66を上方向に移動させ、係合ケーブル48
を引張る。長尺部60は作動プレート32と共にピボットし、バンパー62を移
動させてロッドクランプ42と係合させる。これによってラッチロッド190が
引っ張られ、ラッチアセンブリ22がラッチ解除される。
【0024】 モータ及びギヤアセンブリ18は、標準構造の電気モータ108、ドアフレー
ム24に固定されたハウジング107内に取り付けられたギヤトレイン110、
ケーブルプーリ114、剛性モータシャフト118の遠位端部から延びる可撓性
駆動シャフト116、及びケーブルプーリ114をギヤトレイン110に連結さ
せる電気機械式クラッチ112を含む。ケーブルプーリ114はラッチアセンブ
リ22を締付けるケーブル154を制御し、可撓性駆動シャフト116はパワー
駆動アセンブリ14を駆動するのに用いられる。
【0025】 図6及び図7に示されるように、電気モータ108はハウジング107の最上
部に取り付けられている。モータシャフト118はモータ108から延びており
、スクリュー状の螺旋状ねじ山122をその表面に有し、ギヤトレイン110の
第1の歯車126の歯とかみ合うウォーム歯車タイプの構造を形成している。
【0026】 第1の歯車126は第2の歯車138と軸方向に重なる関係を有し、あらゆる
従来の手段によって第2の歯車138と共に回転するように接続されている。第
2の歯車138は中実のディスク状構造体であり、その直径は第1の歯車128
よりも小さく、また、その外側エッジに沿って周縁に延びる歯140を有する。
取り付けシャフト142は第1の歯車128及び第2の歯車138を軸方向に貫
通し、互いに回転するようにこれらを接続する。取り付けシャフト142はギヤ
ハウジング107に回転可能に取り付けられている。第3の歯車144は、第1
の歯車126及び第2の歯車138の双方よりも直径の大きい中実ディスクであ
ることが好ましく、その外側エッジに沿って周縁に延びる歯146を有する。歯
車144の歯146は、第2の歯車138の歯140とかみ合う。第3の歯車1
44はシャフト148上で回転するように軸方向に取り付けられており、シャフ
ト148は第1の端部においてギヤハウジング107に取り付けられている。シ
ャフト148の中間部は、歯車144と回転するように歯車144に固定されて
いる。シャフト148の第2の端部は、電気機械式クラッチ112の入力端内に
収容されている。電磁クラッチの出力端は、ケーブルプーリ114のシャフト1
49に接続されている。ラッチ22の締付け動作の際、マイクロプロセッサ20
は電気機械式クラッチ112と係合するように信号を送り、これによって歯車1
44はケーブルプーリ114に回転可能に連結されてケーブルプーリ114を時
計回り方向、即ち締付けの向きに駆動する。本明細書において考慮される電気機
械式クラッチ112のタイプはミネソタ州セントポールのリールプレシジョンマ
ニュファクチャリング社 (Reel Precision Mfg. of Saint Paul, MN)の部品番号
ED30CCW8MM−12であり、これは本明細書によって援用される米国特
許第4,263,995号及び第5,183,437号に開示されている。モー
タシャフト118の遠位端部128は可撓性駆動シャフト116の一方の端部を
収容する矩形の断面を有する軸方向の開口を有し、可撓性駆動シャフト116も
また矩形の断面を有する。モータシャフト118が可撓性駆動シャフト116を
回転駆動させるように、モータシャフト118は可撓性駆動シャフト116に接
続されている。可撓性駆動シャフト116はギヤハウジング107の底部の開口
130を介して下方向に延び、下部駆動アセンブリ14まで下方向に延び続ける
【0027】 本発明に従ったこの構成により、同一のモータ108を複数の仕事に用いるこ
とができる。より具体的には、モータ108は、ギヤトレイン110を介するロ
ック締付けプーリ114の駆動と、可撓性駆動シャフト116を介する下部駆動
アセンブリ14の駆動の双方に用いられる。ギヤトレイン110及び可撓性駆動
シャフト116は共に、モータ108が順方向又は逆方向のいずれかで回転する
度に作動する。下部駆動アセンブリ14のクラッチ184(更に詳しく後述する
)を係合解除して、駆動シャフト116と、ドア10を軌道204に沿って移動
させる下部駆動アセンブリ14の歯車との間の動作接続を係合解除することがで
きる。このことは、例えばモータ108がケーブルプーリ114を介してラッチ
22を締付け、完全にロックされた位置、即ち主要なラッチ位置に配置する際に
行われる。一方では、モータ108が下部アセンブリ14を駆動するように機能
している際は、電気機械式クラッチ112の係合解除によってギヤトレイン11
0をケーブルプーリ114から係合解除することができる。
【0028】 図6に示されるように、締付けケーブル154はケーブルプーリ114のスロ
ット156内に配置されるボール端部152を有し、ハウジング107からスロ
ット160を介して外に導く。電気機械式クラッチ112が磁気によって係合さ
れた後、モータ108は、ケーブルプーリ114が締付けの向きで時計回りに回
転するようにギヤトレイン110を駆動させ、締付けケーブル154は引張られ
てラッチアセンブリ22を主要なラッチ位置に締付ける。
【0029】 モータ108内に取り付けられているのは、図14に概略的に示される2つの
ホール効果センサ162である。ホール効果センサ162はモータ108の1分
間当たりの回転数をモニタし、下部アセンブリ14を駆動する際にモータ108
の速度及び方向を測定するための1/4のオフセットを提供するように設定され
る。2つのホール効果センサ162はモータの変位に応答してオン/オフ(高/
低)電圧出力信号を提供し、これらの信号はマイクロプロセッサ20によって評
価され、処理される。2つのホール効果センサ162間で1/4のオフセット(
90°の変位)を用いることにより、2つの出力信号(各センサから1つ)は、
単一のセンサと比較してモータ速度が2倍の解像度でモニタされることを可能に
する。図9〜図13を参照すると、センサ162からのオン/オフ信号の周波数
により、モータ速度を決定するのに使用される基準時間が確立される。1つのセ
ンサのみが使用された場合、高/低信号が1/2tよりも長い時間高い/低いま
まであったか否かを決定するには1/2t経過することが必要である。1/4シ
ステム(quadrature system)が本発明に従って用いられるため、モータがしきい 値の速度よりも遅く動いているか否かを決定するのに1/4t待つ(例えば、2
つのセンサの2つの高信号間)だけでよい。
【0030】 ドアを閉める際(即ち、モータ108が可撓性駆動ケーブル116を介して下
部アセンブリ14の駆動移動を行っている際)に、モータ108がしきい値の速
度よりも遅く動いていると検出された場合、障害物がドアの障害になっていると
いうことがマイクロプロセッサ20によって仮定され、モータ108の方向を反
対にしてドアの移動方向を反対にする。これは、障害物検出の基本モードである
【0031】 当業者によって理解できるように、モータ速度の変化は実効電圧 (Veff)の正 関数である。図11から理解できるように、V effectiveが1/2Vである場合 、電圧信号は時間の50%の間は高く、時間の50%の間は低い。周期の高信号
部分の時間が増加するにつれ、実効電圧は増加する。本発明に従うと、ドア10
の開閉を始める際、マイクロプロセッサ20が実効電圧を、従ってモータ108
の速度をゆっくりと上昇させて(例えば、図12に示されるような Veffective
= 3/4 Vへ、それから図13に示されるような Veffective = 7/8 Vへ)、急速な
始動シーケンスによって生じる突入電流を低減させるか又は取り除く。突入電流
は、モータの磁石を減磁して馬力を減少させ、あらゆるモータの寿命に損失を生
じることで知られている。
【0032】 図15及び図16は、ドア10の先端166に沿って配置される長尺状のテー
プスイッチ164の、図2のライン15−15に沿って切り取られた断面図であ
る。テープスイッチ164は、第1の検出モードが正常に作動しなかった場合に
障害物検出の第2モード、即ちバックアップモードとして作用する。テープスイ
ッチ164は従来のタイプであることが好ましく、これは、管状で弾性のあるゴ
ムハウジング170内に互いから離間された関係で取り付けられた2つの金属テ
ープストリップ168からなる。テープスイッチ164のストリップ168は、
マイクロプロセッサ20に電気接続されている。障害物に遭遇したときのように
、ドアが車両フレーム内でクローズ位置に向かって移動している際にこれらの2
つのテープストリップ168が互いに接触した場合、マイクロプロセッサ20は
物体がドアの移動を邪魔していると感知し、モータ108に信号を送ってドア1
0が順方向に更に移動するのを止めさせ、モータ108の方向を反対にしてドア
を後方のオープン位置まで移動させる。
【0033】 テープスイッチ164をドアの先端166に取り付けた場合、2つの離間され
たピンチ点172及び174を容易に検出できることを、図16から理解するこ
とができる。より具体的には、ドア10がクローズ位置に近づくにつれて、ドア
10の先端166と車両のBピラー180の後部エッジ又はコーナー172との
間にある第1のピンチ点、及びドアの先端166と前部乗員ドア176の後部エ
ッジ178との間にある第2のピンチ点を含む、2つの離間されたピンチ点に位
置するあらゆる障害物を検出することができる。ドアがクローズ位置に移動する
際に2つの離間されたピンチ点又はあらゆる位置において障害物を検出する能力
は、テープスイッチが固定エッジ172又は178のうちの一方ではなくドア1
0の先端に取り付けられている、という事実によって与えられる。テープスイッ
チをドア10に取り付ける能力は、ドア10そのものが電化されているという事
実によって与えられる。更に、テープスイッチはピンチ点を形成する反対側のエ
ッジ172又は178のうちの1つ又はそれ以上に取り付けられているのではな
く、ドアそのものに取り付けられているため、テープスイッチはこのようなピン
チ点における障害物の検出に限られない。むしろ、テープスイッチは、クローズ
位置へ向かうドアの移動経路のあらゆる点においてテープスイッチが遭遇するあ
らゆる障害物を検出する。
【0034】 図17に示されるのは、車体に固定された軌道レール204(図18参照)に
ドア10を取り付ける下部駆動アセンブリ14である。駆動アセンブリ14は、
取り付け構造体182、クラッチアセンブリ184、ギヤ駆動アセンブリ186
、及び軌道レールガイドアセンブリ188を含む。取り付け構造体182は、あ
らゆる従来の取り付け金具(attaching hardware)を用いてドアフレーム24に取
り付けられたL形の取り付けブラケット192を有する。このブラケット192
は、ドアフレーム24から外方向へ垂直に延びる底部脚部194を有する。取り
付け構造体182は、ブラケット192に接続されたアーム部198を更に含む
。アーム部198は、クラッチアセンブリ184、ギヤ駆動アセンブリ186、
及び軌道レールガイドアセンブリ188を支持する。
【0035】 図18、図19及び図20に示されるように、軌道レールアセンブリ188は
ピボットピン200によってアーム構造体198の端部にピボット可能に取り付
けられており、軌道204の下に延びるガイドアセンブリ188のほぼ平らなU
形ブラケット202を有する。ローラ206が、垂直ピン208によってブラケ
ット202の脚部の両端部に取り付けられている。ブラケット202の脚部間に
はほぼ矩形の延出部210があり、これは、大きなローラ212が水平方向に延
びるピン214によって取り付けられることを可能にする。大きなローラ212
はピン214から軸方向に延び、ローラ206に直交して回転する。軌道レール
ガイドアセンブリ188は、作動の際に、可撓であるが下部駆動アセンブリ14
をしっかりと軌道204上に保持する手段を提供する。ローラ206が軌道レー
ル204の垂直に延びる壁216の内側表面218に沿って移動する一方で、大
きなローラ212は軌道204の真下の車体表面205に沿って移動する。ガイ
ドアセンブリ188はアーム構造体198にピボット可能に取り付けられている
ため、ローラ206及び212は軌道204の湾曲に追従でき、これにより、軌
道204の表面216及び車体の表面205と常に係合した状態を保つことがで
きる。従って、軌道204は、ピニオン歯車220の歯248との歯車係合を維
持する一方であらゆる所望の形状に輪郭形成することが可能である。
【0036】 ギヤ駆動アセンブリ186はギヤトレインを含み、これは、ピニオン歯車22
0、入力ウォーム歯車222、並びにウォーム歯車222をピニオン歯車220
に連結させる複数の中間歯車226、232、及び240を含む。
【0037】 ウォーム歯車222は、モータ108に接続された可撓性駆動シャフト116
からウォーム歯車222を介して駆動入力を受け取る。ウォーム歯車222には
、第1の駆動歯車226の歯224とかみ合うねじ歯車の歯122が設けられて
いる。
【0038】 第1の駆動歯車226はディスク構造体であり、歯224がその外側エッジに
沿って周縁に延びている。第1の歯車226はシャフト228の回りを回転し、
シャフト228の一方の端部は、アーム構造体198に取り付けられた駆動アセ
ンブリカバープレート230に固定されている。接続部材234がシャフト22
8に共通に取り付けられており、第1の駆動歯車226及び第2の駆動歯車23
2を互いに回転するように接続する。第2の駆動歯車232はシャフト228に
共通に取り付けられてその回りを回転し、第1の駆動歯車226の約半分の直径
を有する。第2の駆動歯車232の歯236は、第3の駆動歯車240の歯23
8とかみ合っている。第3の駆動歯車240は、第2の駆動歯車232及びピニ
オン歯車220と同一の面上に配置されている。より詳しく後述するように、第
3の駆動歯車240はシャフト242の周りで支持されてその回りを回転し、シ
ャフト242はクラッチアセンブリ取り付けプレート244に固定されている。
【0039】 歯車駆動アセンブリ186の構造及び歯車構成、特に可撓性駆動シャフト11
6によって駆動されるウォーム歯車222の使用により、高速の低トルク入力が
変換されて低速の高トルク出力が提供され、ドア10が作動されることを理解す
ることができる。
【0040】 図20及び図21に関連して動作が説明されているクラッチアセンブリ184
は駆動アセンブリ186の歯車220及び240を組み込んでおり、これらはク
ラッチ動作の一部として単に係合解除されたり係合されたりする。図20及び図
21では、例示を明瞭にするために、歯車222及び232などの種々の構成要
素が省略されている。また、クラッチアセンブリ184は、前述の取り付けプレ
ート244と、一方の端部にケーブル接続開口252、他方の端部にリンクピン
254を有するピボットリンク250とを含む。ピボットリンク250は中央に
配置されたピボットピン256の回りをピボットし、ピボットピン256の両端
は駆動アセンブリプレート230とアーム構造体198との間で接続されている
。L形リンク258は、L形リンク258の脚部のコーナー260において、リ
ンクピン254によりピボットリンク250にピボット可能に取り付けられてい
る。L形リンク258の短い方の脚部262は、ケーブル接続開口264を有す
る。L形リンク258のステム266は、ピボットピン268によってクラッチ
取り付けプレート244にピボット可能に取り付けられている。クラッチ取り付
けプレート244はシャフト228によってピボット可能に支持されており、シ
ャフト228は第1及び第2の歯車226及び232のそれぞれの回転軸として
も機能する。クラッチアセンブリ184は、ピン256によってピボットリンク
250に固定されたストップ部材269を更に含む。ストップ部材269は直線
エッジ271を含む不規則な形を有し、直線エッジ271は、クラッチアセンブ
リが図20に示すような係合位置にあるときに、L形リンク258の短い方の脚
部262に形成される隣接する直線エッジ273と当接した関係で配置される。
L形リンク258の直線エッジ273は、湾曲した、即ち弧状のエッジ275を
コーナー260付近に有し、後述するように、ストップ部材269と共に「オー
バーセンター」状態(over center condition)を生じさせる。
【0041】 図20に示されるように、係合ケーブル48はピボットリンク250の接続開
口252に取り付けられており、係合解除ケーブル88はリンク258の接続開
口264に取り付けられている。係合状態では、連結歯車226、232、及び
240はウォーム歯車222とピニオン歯車220との間に駆動接続を形成する
。ブレーンプレートアセンブリ16の直線アクチュエータ36(図4参照)を引
込むことによって係合解除ケーブル88が引張られると、L形リンク258の脚
部262が引張られる。結果として、リンクピン254も引張られ、これにより
、示される図においてリンク250はピン256の回りを反時計回り方向、即ち
係合解除の向きにピボットされる。リンク250及び258のこの運動の際、リ
ンク258の湾曲エッジ275はストップ部材269の直線エッジの周りを移動
する。湾曲エッジ275が表面271と更に係合されると、エッジ275と27
1との間の係合力が増加し、最終的には「オーバーセンター」位置に達する。ケ
ーブル88を続けて引張ることにより、エッジ間の係合がこの「オーバーセンタ
ー」位置を越え、この後、エッジ275及び271間の係合力は次第に減少する
。この「オーバーセンター」構成により、クラッチアセンブリは、ケーブルの引
張りが緩和された後でも(図21に示されるような)係合解除位置に実質的にロ
ックされたままになることが可能である。
【0042】 前述のようにリンク250及び258を移動させる際、L形リンク258がピ
ボットピン268において動いた結果として、クラッチ取り付けプレート244
は(図面では反時計回り方向、即ち係合解除の向きに)シャフト228の回りを
ピボットされる。このような取り付けプレート244のピボット移動により、歯
車240が移動してピニオン歯車220とかみ合わなくなる。結果として、クラ
ッチアセンブリ184は係合解除され、モータ108はもはや下部アセンブリ1
4を駆動してドアの移動を行うことができなくなる。
【0043】 クラッチアセンブリ184を係合解除する目的は、ドア10が手動モードで操
作される際にラック及びピニオンの接続220、221からモータ108の接続
を断つことである。結果的に、モータ108の負荷なしで、そしてモータ108
及び駆動システム全体に対して不必要な摩耗を生じさせることなく、ドア10を
軌道204に沿って手動で移動させることができる。
【0044】 図22は、軌道204の前部における一般的な湾曲を示している。軌道204
は、車体268のドアシル270の底部で、車両の床274の下に取り付けられ
ている。軌道の歯248が軌道の最も外側の部分である。軌道204は、ドアシ
ル270の後部から線形的に前方へ延び、前端部272付近で内側に湾曲してい
る。この形は、ミニバンにみられるスライド式ドア用の一般的な移動経路である
【0045】 図23に示されるのは、複数のファスナー279によって車両のドアフレーム
24に取り付けられたラッチハウジング292を含むラッチアセンブリ22の斜
視図である。ハウジング292は、従来の態様でドア開口フレームに取り付けら
れたドアラッチストライカを収容する口部293を画成している。
【0046】 図24及び図25では、ラッチアセンブリ22の内部構成要素をいっそう明ら
かにするために、ラッチハウジング292の一部分が省略されている。ラッチア
センブリ22は、ばねによって付勢される(ばねは図示せず)爪、即ちロッキン
グアーム部材306と、ばねによって付勢される(ばねは図示せず)ストライカ
保持部材、即ちラチェット286を含む。ラチェット286は、従来の態様で、
概して290でピボットピン288の回りを回転するように取り付けられている
。(図25参照。(これらの図にみられるように)ラチェット286はばねによ
って時計回り方向、即ちオープン状態に付勢されている。)ピボットピン288
の両端部は、ラッチアセンブリハウジング292に取り付けられている。ハウジ
ング292は、ドアストライカ296を収容する開口293を形成する切除部を
有する(図25〜図28参照)。ラチェット286は、従来のラッチにみられる
ようなスロット294を有する。これもまた一般的であるが、ドアストライカ2
96はスロット294内に収まってラチェットの前部表面部分297と係合し、
これによってラチェット286はばねの付勢方向に抗して時計回り方向、即ちラ
ッチの向きに回転し、従ってドアストライカ294を口部293内に捕らえる。
【0047】 爪306は中央部分において、ピン310によってハウジング292にピボッ
ト可能に取り付けられている。爪306は一般にばねで付勢され(ばねは図に示
されていない)、ラチェット286と係合するように回転する。ラッチロッド1
90は公知の態様でラチェット186に接続されており、爪306を回転させて
ラチェット286を解放する。示されるように、ラチェット286は平らなエッ
ジ308を有し、これはロッキングアーム306のラッチ端部309を受けるよ
うに寸法形成されている。図28に示されるような主要なロッキング位置にラチ
ェット286をロックして保持するために、平らなエッジ308は爪306の当
接部としての役割を果たす。また、ラチェット286は、平らなエッジ308と
同一のサイズ及び形状の、第2の平らなエッジ312を有する。この第2の平ら
なエッジ312もまた、爪306のラッチ端部309を受ける。これは、ラチェ
ット286の最初のラッチ位置である。ドアのクローズ動作の際、ラチェット2
86がドアストライカ296と係合して反時計回りに回転され、図26に示され
るような最初のラッチ位置にくるまで、下部アセンブリ14はドア10を移動さ
せる。ラチェット286の主要位置への移動は、後述するように、締付けプロセ
ス(cinching process)によって達成される。
【0048】 図6に関連して説明された前述の締付けケーブル154は、ケーブルガイド3
16を介してラッチアセンブリのハウジング292に入る(図24参照)。ケー
ブルガイド316は、ラッチハウジング292又はドア10のあらゆる隣接部分
にあらゆる従来の態様で取り付けられる。ケーブルガイド316は、第1の部品
318を含む2つの部品からなる構造であり、第1の部分318は、第1の部品
318を介して延びる弧状の溝324を有する。溝324は、締付けケーブル1
54の方向を約90°変える。ケーブルガイドの第2の部品320は第1の部品
とほぼ同一の周辺構造を有するが、溝324内に収容される弧状の隆起322を
有する。隆起322は、一部のみが溝324内に延びて溝を塞ぎ、ケーブル15
4のために十分な余地を残すような高さを有する。ケーブルガイド316は硬化
プラスチック、テフロン、又は樹脂材料からなることが好ましく、締付けケーブ
ル154を適切に方向づけて締付けケーブル154をケーブル締付けアーム32
6と位置合わせするように有益に機能する。この構造は、同一の機能を果たすの
に使用することができる従来のプーリアセンブリよりもコスト的に効果的である
【0049】 締付けアーム326は、ラチェット286と共に共通の回転軸の回りをピボッ
トする長尺状部材である。アーム326の一方の端部は開口328を有し、これ
によってアーム326はピボットピン288の回りをピボット移動するように取
り付けられることが可能になる。
【0050】 ラチェット286及びケーブル締付けアーム326は、図29に示されるカプ
ラー部材304によって互いに接続されている。カプラー304によってラチェ
ット286及び締付けアーム326は共通の旋回軸で接続されることができ、従
って、ラッチアセンブリ22の構造を、締付けアームがラチェットの周辺に接続
される従来の構成よりも小さくすることができる。
【0051】 カプラー304は円筒体であり、開口336がその中央に延びている。カプラ
ー304に接続されるために、図24に示されるように、ほぼフック状のラチェ
ット286はその中央部分を貫通する開口298を有する。開口298はほぼ円
形であって、2つの矩形部分300を具え、それらは互いに対して対向する関係
で半径外方向に延びている。部分300は、カプラー304の底部延出要素30
2を収容するような寸法及び形状に形成されている。340で概して示される円
筒状カプラー304の中央部分は、ラチェット286と締付けアーム326との
間のスペーサとして機能する。カプラー304の上部フランジ342から上方向
に延びているのは、ケーブル締付けアーム326の開口328を受けるように寸
法形成された上部延出要素330である。開口336はシャフト288に嵌合さ
れ、これによってラチェット286及びケーブル締付けアーム326にピボット
動作点を提供し、これらが比較的小さなラッチアセンブリの範囲内で回転可能に
相互作用するのを可能にする。
【0052】 締付けアーム326の反対側の端部は上に折り返されて平行な壁を形成してお
り、締付けケーブル154はこれらの壁を介して延びる。U形ノッチ332が各
々の壁に設けられており、互いに軸方向に位置合わせされている。ノッチは平行
な壁のバックエッジに形状形成されており、締付けケーブル154のボール端部
334を受け入れてこれを保持する。
【0053】 図25は、完全なオープン位置にあるラッチアセンブリ22を示しており、ラ
チェットの開口294はまさにストライカ296を収容しようとしている。締付
けアーム326は外方向に延びており、爪306はラチェット286のカム表面
345に抗するように付勢されている。第1の接触スイッチ344は外方向に付
勢されたピン部材343を有し、これはラチェット286のカム表面345によ
って係合され、押し下げられている。押し下げられている際、スイッチ344は
、ラッチアセンブリ22が解錠されていることを示す信号をマイクロプロセッサ
20に送る。また、図25では、締付けケーブル154は比較的弛緩した状態に
ある。
【0054】 図26は、最初の位置にあるラッチアセンブリ22を示している。ラッチアセ
ンブリ22は、下部アセンブリ14がドア10をクローズ位置に向けて移動させ
た結果として移動され、この状態になる。図26に示されるように、ストライカ
296はハウジング292の口部293に入ってラチェット286の表面297
に係合しており、これにより、ラチェット286はピボットピン288の回りを
ピボットし、遂には、ラッチ端部309がラチェットの平らなエッジ312を通
過した後に、ロッキングアーム306はラチェット286の表面307に抗する
ばねの力で内方向に(反時計回りに)移動することができる。ラチェット286
が最初の位置まで回転されると、ラチェット286のカム表面345のくぼんだ
部分347は第1の接触スイッチ344のピン部材343を解放する。スイッチ
344は、最初の位置に達したことを示す信号をマイクロプロセッサ20に送る
。次に、マイクロプロセッサ20はこれに応答して適切な信号を送り、モータ1
08を一時的に停止させて下部アセンブリ14のクラッチアセンブリ184を係
合解除することによって下部アセンブリ14がドア10を更に移動させるのを止
めさせる。マイクロプロセッサ20はこれに応答して、締付けプロセスを開始す
るために係合される締付けクラッチ112を作動させる。
【0055】 図6を参照すると、マイクロプロセッサ20によってモータ及びギヤアセンブ
リ18の締付けクラッチ112がケーブルプーリ114と係合した後にモータ1
08が作動され、これによってウォーム歯車118が回転し始め、締付けケーブ
ル154が引張られる。図27を参照すると、締付けケーブル154が引張られ
るにつれ、締付けアーム326は反時計回り、即ち締付けの向きに回転され、ラ
チェットもカプラー304を介して反時計回りに回転される。ラチェット286
が回転されると、ストライカ296は更に動かされてラッチアセンブリ22の比
較的奥に入り、従ってドア10の周辺を引張り、外部環境から乗員室を密閉する
、ドアフレームの周りにある弾性の周辺のドア密閉ストリップとドアを密閉係合
させる。
【0056】 図28では、ラッチの締付けは完了している。締付けアーム326はラチェッ
ト286を主要位置まで回転させている。ラチェット296の平らなエッジ30
8は爪306のラッチ端部309によって係合されており、これによってラッチ
アセンブリ22、従ってドア10を完全にクローズした位置にロックして保持し
ている。第2の接触スイッチ346は、ラチェット286のカム表面345の突
出部349によって押し下げられることによって作動されるピン部材351を有
し、従ってラッチアセンブリ22が主要位置にあることを示す信号を送る。そし
て、マイクロプロセッサ20はこれに応答して更なる締付けを止めさせる信号を
モータ108に送り、締付けクラッチ112を係合解除し、これによってプーリ
114は締付けケーブル154から引張り力を解放する。
【0057】 ラッチアセンブリ22の解除のために、マイクロプロセッサ20は信号をブレ
ーンプレート作動アセンブリ16に送り、直線アクチュエータ36を延出動作さ
せる。ラッチロッド190が引っ張られ、これによって爪306がロックアーム
ばねの付勢力に抗するように時計回り方向、即ち解除する向きに回転し、ラチェ
ット286の平らなエッジ308及び312から離れる。結果として、ラチェッ
トのばね(図示せず)によってラチェット286は、示されるような完全にオー
プンの位置まで時計回り方向、即ち解除する向きに回転される。締付けプーリ1
14に接続された締付けクラッチ112はこの時点で係合解除されるため、ラチ
ェットはアーム326及びこれに取り付けられたケーブル154を図25に示す
ようなスタンバイ位置に付勢する。
【0058】 システムの論理 ドア10が完全に閉まって静止している際、下部駆動アセンブリ14は係合解
除されており、ラッチアセンブリ22は主要位置にあり、モータ及びギヤアセン
ブリ18は止まっており締付けクラッチ112は係合解除されている。ここで、
電子スイッチを手動で又は遠隔操作によってドア10を開けることができる。マ
イクロプロセッサ20は、ドア10を開けるための信号を受け取るとラッチアセ
ンブリ22を解除して下部駆動アセンブリ14を係合させる。より具体的には、
マイクロプロセッサ20はブレーンプレート作動アセンブリ16の直線アクチュ
エータ36に信号を送り、直線アクチュエータ36はアクチュエータロッド52
を延出させる。バンパー62はロッドクランプ42と接触し、従ってロッドクラ
ンプ及びこれに接続されたラッチロッド190を図の左側に移動させる。これに
よってラッチアセンブリ22のラッチが外され、係合ケーブル48が引張られて
、下部駆動アセンブリ14のクラッチアセンブリ184が駆動歯車と係合し、モ
ータ108によって駆動されることが確実になる。
【0059】 モータ108によって可撓性駆動シャフト116が回転し始め、実効電圧を増
加させることによって速度をゆっくりと増加させてモータの突入電流を回避する
。駆動シャフト116は、下部駆動アセンブリ14の歯車を駆動させる。下部駆
動アセンブリ14のピニオン歯車220が回転すると、ピニオン歯車220はド
アを引張って開けるために軌道システム216に沿ってドア10を駆動する。ド
ア10が軌道システム216の端部に達すると、ドア10は移動スイッチ350
に当たり(図22参照)、マイクロプロセッサ20はこれに応答してモータ10
8を停止させ、ドア10の移動を停止させる。下部駆動アセンブリ14は係合し
たままであり、ドア10を完全にオープンの位置に保持する。
【0060】 手動モードのドアオープン操作では、内側又は外側のドアハンドル(図示せず
)が係合されて移動され、従ってブレーンプレートアセンブリ16のプレート9
5が反時計回り方向、即ちラッチ解除の向きにピボットされる。この動作によっ
て係合解除ケーブル88が引張られて下部アセンブリ14のクラッチアセンブリ
184が係合解除され、ラッチロッド190が移動されてドアラッチアセンブリ
22が解錠される。次に、ドアは手動でオープン位置に移動される。ドアが完全
なオープン位置に達した際、接触掛け外し(contact trip)スイッチ352が係合
し、マイクロプロセッサ20に信号が送られる。次に、マイクロプロセッサ20
はアクチュエータ36に信号を送り、これによって延出ロッド52を延出させ、
係合ケーブル48を下部アセンブリのクラッチ184と係合させてドア10を完
全にオープンの位置に保つ。
【0061】 ドア10を閉めるために、マイクロプロセッサ20はブレーンプレート作動ア
センブリ16の延出ロッド52を延出させ、係合ケーブル48を引張り、下部駆
動アセンブリ14を係合させる。次に、マイクロプロセッサ20はモータ108
をゆっくりと始動させ、これにより、ラッチスイッチ344によって検出される
ようなラッチアセンブリ22の最初の位置に達するまで、ドア10は引張られて
閉められる。ここでマイクロプロセッサ20はモータ108を一時的に停止し、
それからモータ108を瞬時に反転させて、下部アセンブリ14のクラッチ歯車
間の摩擦によるロックアップ(frictional lock-up)を、このような歯車が係合解
除される前に防止する。ほぼ同時に、マイクロプロセッサ20は直線アクチュエ
ータ36に信号を送り、下部駆動アセンブリ14のクラッチ歯車を係合解除させ
る。下部駆動アセンブリ14が係合解除されると、マイクロプロセッサ20はケ
ーブルプーリ114と係合するように締付けクラッチ112に信号を送り、モー
タ108を作動させて前述の逆方向への回転を続けさせ、アセンブリ18の歯車
は、締付けケーブル154を引張る方向にプーリ114を回転させる。結果とし
て、ラッチアセンブリ22のアーム326及びラチェット286がラッチを主要
ラッチ位置に締付ける。ラッチアセンブリ22が主要位置に入ると、ラッチスイ
ッチ346はマイクロプロセッサ20に信号を送り、マイクロプロセッサ20は
ケーブルプーリ114の引張り力を解放してモータ108を遮断する。
【0062】 ドア10を手動モードで閉じるためには、内側又は外側のドアハンドルが持ち
上げられ、これによって係合解除ケーブル88が引張られて下部アームアセンブ
リ14のクラッチアセンブリ184が解除される。そして、ドア10を手動でク
ローズ位置に移動させることができる。通常の操作においてドアに伝達される運
動量は、ラッチングラチェット286をドアストライカに当ててラチェットを主
要位置まで回転させるのに十分である。
【0063】 更なる利点及び変更は、当業者には容易に見出されるであろう。従って、本発
明は本明細書中に示されて説明された特定の詳細な説明及び代表的な実施の形態
に限定されない。従って、請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱するこ
となく、実施の形態に対する種々の変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパワースライド式ドアを組み込んだミニバンの部分外部正面図である
【図2】 本発明の原理に従った、パネルが取り外された乗員側のミニバンパワースライ
ド式ドアの部分内部正面図である。
【図3】 本発明のパワースライド式ドアに組み込まれた、アクチュエータが中立位置に
ある作動ブレーンプレートの内部平面図である。
【図4】 図3に示される作動ブレーンプレートの内部平面図であり、アクチュエータが
引込み動作して下部アセンブリ係合解除ケーブルが引張られている。
【図5】 図3に示される作動ブレーンプレートの内部平面図であり、アクチュエータが
延出動作して下部アセンブリ係合ケーブルが引張られている。
【図6】 本発明のパワースライド式ドアに組み込まれたモータ駆動制御アセンブリの内
部斜視図である。
【図7】 図6に示されるモータ駆動制御アセンブリの正面図である。
【図8】 図6に示されるモータ駆動制御アセンブリの側面図である。
【図9】 モータの駆動速度を決定し、ドアの移動経路における障害物の存在を検出する
ための、モータ駆動制御アセンブリの電圧波形のグラフ図である。
【図10】 モータの駆動速度を決定し、ドアの移動経路における障害物の存在を検出する
ための、モータ駆動制御アセンブリの電圧波形のグラフ図である。
【図11】 モータの駆動速度を決定し、ドアの移動経路における障害物の存在を検出する
ための、モータ駆動制御アセンブリの電圧波形のグラフ図である。
【図12】 モータの駆動速度を決定し、ドアの移動経路における障害物の存在を検出する
ための、モータ駆動制御アセンブリの電圧波形のグラフ図である。
【図13】 モータの駆動速度を決定し、ドアの移動経路における障害物の存在を検出する
ための、モータ駆動制御アセンブリの電圧波形のグラフ図である。
【図14】 本発明のパワースライド式ドアの障害物検出構成に使用されるモータ及びホー
ル効果センサの概略図である。
【図15】 本発明のパワー式スライド式ドアにおいて障害物の検出に使用されるテープセ
ンサの、図2のライン15−15によって切り取られた断面図である。
【図16】 図15のテープセンサの断面図であり、障害物を検出するための2つのピンチ
点を示している。
【図17】 本発明のパワースライド式ドアの下部駆動アセンブリの斜視図である。
【図18】 軌道レールの後端部に配置された図17の下部駆動アセンブリの部分平面図で
ある。
【図19】 本発明のドアが取り付けられた車両軌道アセンブリの断面図である。
【図20】 クラッチアセンブリが係合された下部駆動アセンブリの部分平面図である。
【図21】 図20の図に類似しているが、クラッチアセンブリが係合解除された平面図で
ある。
【図22】 軌道レールの前端部において、従来のミニバンの床及びドアシル、並びに下部
駆動アセンブリに取り付けられた関係にあるドア軌道レールシステムの平面図で
ある。
【図23】 ドアラッチアセンブリの内部側面後部の斜視図であり、例示を明瞭にするため
にドアの部分が切り取られている。
【図24】 ラッチアセンブリの正面斜視図であり、例示を明瞭にするためにカバープレー
トが省略されている。
【図25】 カバープレートが省略されており、完全なオープン位置にあるラッチアセンブ
リの平面図である。
【図26】 図25に類似したラッチアセンブリの平面図であるが、第2のラッチ位置にお
いて示されている。
【図27】 図25に類似したラッチアセンブリの平面図であるが、締付けモードのパワー
締付けケーブルを示している。
【図28】 図25に類似したラッチアセンブリの平面図であるが、第1のラッチ位置にお
いて示されている。
【図29】 ラッチアセンブリのラチェット及び締付けアームを連結するカプラーの斜視図
である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月14日(2000.2.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 フロマー、トーマス、ピー. カナダ国 L0G 1M0 オンタリオ州 マウント アルバート アール.アー ル. ナンバー1 ヘラルド ロード 4800 (72)発明者 ダニエルズ、アンドリュー、アール. カナダ国 L3Y 3Z8 オンタリオ州 ニューマーケット メイン ストリート ノース 51 アパートメント 4 Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA06 DA01 DA08 DB01 DB08 EA16 EB01 EC01 GA03 GA08 GA10 GB06 GB12 GB13 GB15 GC06 GD03 HA01 KA01 KA06 KA13 KA15 KA16 LA02 【要約の続き】 ができる。パワー駆動アセンブリ(14)がドア(1 0)をクローズ位置に移動させた後、モータ(108) はラッチアセンブリ(22)のラッチ位置への移動を助 ける。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用のパワースライド式ドアであって、 前記車両に関連する軌道に取り付けられるように構成されたドア構造体を含み
    、前記ドア構造体は前記軌道に沿ってオープン位置とクローズ位置との間を移動
    可能であり、 前記ドアに接続され、前記ドアを前記軌道に沿って前記オープン位置とクロー
    ズ位置との間で移動させるように駆動されることが可能なパワー駆動アセンブリ
    を含み、 前記ドアに取り付けられ、ラッチ位置とラッチ解除位置との間を移動可能なラ
    ッチアセンブリを含み、 前記ドア構造体に取り付けられ、前記パワー駆動アセンブリ及び前記ラッチア
    センブリの双方に機能上接続された単一のモータを含み、前記モータは、前記パ
    ワー駆動アセンブリを駆動し、従って前記パワー駆動アセンブリによって前記ド
    アが前記軌道に沿って前記オープン位置とクローズ位置との間を移動することが
    できるように構成されており、前記モータは、前記パワー駆動アセンブリが前記
    ドアを前記クローズ位置に移動させた後に前記ラッチアセンブリの前記ラッチ位
    置への移動を助ける、 車両用パワースライド式ドア。
  2. 【請求項2】 前記モータは前記パワー駆動アセンブリ及び前記ラッチアセ
    ンブリと選択的に係合可能であり、コントローラを更に含み、前記コントローラ
    は、前記モータを前記パワー駆動アセンブリと選択的に係合させ、前記モータが
    前記パワー駆動アセンブリを駆動する際に前記モータを前記ラッチアセンブリか
    ら係合解除させるように制御信号を提供する、請求項1に記載のパワースライド
    式ドア。
  3. 【請求項3】 前記モータは前記パワー駆動アセンブリ及び前記ラッチアセ
    ンブリと選択的に係合可能であり、コントローラを更に含み、前記コントローラ
    は、前記モータを前記ラッチアセンブリと選択的に係合させ、前記モータが前記
    ラッチアセンブリの前記ラッチ位置への移動を助ける際に前記モータを前記パワ
    ー駆動アセンブリから係合解除させるように制御信号を提供する、請求項1に記
    載のパワースライド式ドア。
  4. 【請求項4】 クラッチアセンブリ及びコントローラを更に含み、前記クラ
    ッチアセンブリは前記モータを前記ラッチアセンブリに連結させるために係合さ
    れ、前記モータを前記ラッチアセンブリから連結解除するために係合解除され、
    前記コントローラは前記クラッチアセンブリの係合及び係合解除を制御する、請
    求項1に記載のパワースライド式ドア。
  5. 【請求項5】 前記モータを前記パワー駆動アセンブリに接続する可撓性駆
    動シャフトを更に含む、請求項1に記載のパワースライド式ドア。
  6. 【請求項6】 前記モータは、前記可撓性駆動シャフトを回転可能に駆動さ
    せることができる剛性モータシャフトを含む、請求項5に記載のパワースライド
    式ドア。
  7. 【請求項7】 前記モータに連結されたギヤトレインと、 前記ギヤトレインに連結されたクラッチと、 前記ラッチアセンブリに連結された端部を有するケーブルを含み、前記クラッ
    チに連結されたケーブルプーリと、 を更に含み、 前記クラッチは前記ギヤトレインを前記ケーブルプーリと係合させたり前記ケ
    ーブルプーリから係合解除させたりすることができる、請求項1に記載のパワー
    スライド式ドア。
  8. 【請求項8】 前記モータは剛性モータシャフトを含み、前記剛性モータシ
    ャフトは前記ギヤトレインの歯とかみ合う歯を有するウォーム歯車を形成する、
    請求項7に記載のパワースライド式ドア。
  9. 【請求項9】 前記パワー駆動アセンブリは、前記可撓性駆動シャフトを前
    記パワー駆動アセンブリと係合させたり前記パワー駆動アセンブリから係合解除
    させたりするために前記可撓性駆動シャフトに連結されたクラッチを含む、請求
    項5に記載のパワースライド式ドア。
  10. 【請求項10】 前記パワー駆動アセンブリは、前記可撓性駆動シャフトを
    前記パワー駆動アセンブリと係合させたり前記パワー駆動アセンブリから係合解
    除させたりするために前記可撓性駆動シャフトに連結されたクラッチを含む、請
    求項7に記載のパワースライド式ドア。
  11. 【請求項11】 コントローラを更に含み、前記コントローラは、前記ギヤ
    トレインに連結された前記クラッチと、前記可撓性駆動シャフトに連結された前
    記クラッチとに制御信号を提供し、前記可撓性駆動シャフトに連結された前記ク
    ラッチによって前記パワー駆動アセンブリが前記可撓性駆動シャフトから係合解
    除されている間、前記ギヤトレインに連結された前記クラッチが前記ギヤトレイ
    ンを前記ケーブルプーリに係合させることを可能にする、請求項10に記載のパ
    ワースライド式ドア。
  12. 【請求項12】 コントローラを更に含み、前記コントローラは、前記ギヤ
    トレインに連結された前記クラッチと、前記可撓性駆動シャフトに連結された前
    記クラッチとに制御信号を提供し、前記ギヤトレインに連結された前記クラッチ
    によって前記ギヤトレインが前記ケーブルプーリから係合解除されている間、前
    記可撓性駆動シャフトに連結された前記クラッチが前記可撓性駆動シャフトを前
    記パワー駆動アセンブリに係合させることを可能にする、請求項10に記載のパ
    ワースライド式ドア。
  13. 【請求項13】 前記コントローラは、前記ギヤトレインに連結された前記
    クラッチと、前記可撓性駆動シャフトに連結された前記クラッチとを制御し、前
    記ギヤトレインに連結された前記クラッチによって前記ギヤトレインが前記ケー
    ブルプーリから係合解除されている間、前記可撓性駆動シャフトに連結された前
    記クラッチが前記可撓性駆動シャフトを前記パワー駆動アセンブリに係合させる
    ことを可能にする、請求項11に記載のパワースライド式ドア。
  14. 【請求項14】 前記モータが前記パワーアセンブリを駆動する際に前記モ
    ータの回転速度及び回転方向を測定する少なくとも1つのセンサと、 前記モータの前記速度が所定のしきい値未満であるときを決定する検出器と、 を更に含み、 前記モータの前記速度が前記所定のしきい値未満であると前記検出器が決定し
    た場合、前記モータは前記モータの回転方向を反対にする、請求項1に記載のパ
    ワースライド式ドア。
  15. 【請求項15】 前記ドアの移動に対する障害物を検出するために前記ドア
    に取り付けられたテープスイッチを更に含み、前記テープスイッチが前記障害物
    を検出した際に、前記モータは前記モータの前記回転方向を反対にする、請求項
    14に記載のパワースライド式ドア。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つのセンサがホール効果センサを含む、
    請求項14に記載のパワースライド式ドア。
  17. 【請求項17】 実効電圧レベルを有する制御信号を前記モータに提供する
    コントローラを更に含み、 前記信号は、前記ドアの開閉が始まると前記実効電圧レベルまでゆっくりと上
    昇する、請求項1に記載のパワースライド式ドア。
  18. 【請求項18】 前記パワー駆動アセンブリは、前記パワー駆動アセンブリ
    を前記軌道に連結させるクラッチアセンブリを含み、 前記パワー駆動アセンブリが前記ドアを前記ラッチアセンブリの最初のラッチ
    位置に移動させた後に、前記クラッチアセンブリを係合解除し、従って前記パワ
    ー駆動アセンブリを前記軌道から連結解除するように作動可能なコントローラを
    更に含む、 請求項1に記載のパワースライド式ドア。
  19. 【請求項19】 前記パワー駆動アセンブリの前記クラッチアセンブリはギ
    ヤトレインを含み、前記ギヤトレインは前記パワー駆動アセンブリを前記軌道か
    ら連結解除するように係合解除可能であり、前記パワー駆動アセンブリが前記ド
    アを前記最初のラッチ位置に移動させた後に前記モータは方向を反対にして前記
    ギヤトレインの係合解除を容易にする、請求項18に記載のパワースライド式ド
    ア。
  20. 【請求項20】 ケーブル駆動プーリと、前記ケーブル駆動プーリに関連し
    たケーブルと、前記ケーブル駆動プーリを前記モータに連結するクラッチアセン
    ブリとを更に含み、前記ケーブル駆動プーリは前記クラッチアセンブリが係合さ
    れている際に前記モータによって駆動可能であり、前記ケーブルは前記ラッチア
    センブリに接続されて前記最初のラッチ位置から前記ラッチ位置までの前記ラッ
    チアセンブリの移動を容易にするように移動可能であり、前記クラッチアセンブ
    リは、前記パワー駆動アセンブリが前記ドアを前記最初のラッチ位置に移動させ
    た後に係合され、前記ラッチアセンブリの前記最初のラッチ位置から前記ラッチ
    位置までの移動を容易にするために前記ケーブル駆動プーリが前記ケーブルを移
    動させることを可能にする、請求項19に記載のパワースライド式ドア。
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