JP3675204B2 - 車両用スライドドア装置 - Google Patents

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    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/531Doors

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用スライドドア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車両用スライドドア装置としては,特開平9−4323号公報、特開平10−8828号公報及び特開平10−18708号公報に示されるものが知られている。
【0003】
これらは、車両の側部ボデーに形成されたドア開口を開閉すべく前記側部ボデーにスライド自在に支持されたスライドドアと、スライドドアに摩擦ローラ、無端歯付きベルト、ケーブル等を介して連係された電気的駆動源を備えた駆動装置とを有するものであって、駆動装置の駆動により、摩擦ローラ、無端歯付きベルト、ケーブル等を介してスライドドアをスライド動作させていた。
【0004】
又、駆動装置には、クラッチ機構が設けられており、このクラッチ機構のオンオフ作動により電気的駆動源とスライドドアとを接続したり切り離したりして、スライドドアのスライド動作を駆動装置の駆動による電動スライド動作や乗員がスライドドアを直接操作してスライド動作させる手動スライド動作を成せるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通常、スライドドアは、電動、手動に関わらず、ある程度の速度をもってスライド動作するが、ときとして、スライドドアのスライド動作速度が非常に速くなる場合がある。例えば、車両が坂道で駐停車している際にスライドドアを手動スライド動作させ、スライドドアのスライド動作にその自重が作用した場合等である。この場合、スライドドアは、乗員が予期せぬ速度でスライド動作する恐れがある。又、車両が坂道で駐停車している場合では、クラッチ機構のオフ時には、スライドドアが不用意にスライド動作する(特に開状態から閉方向へ)恐れもある。
【0006】
故に、本発明は、簡単な構造でスライドドアのスライド動作速度を制御できるようにすることを、その技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、車両の側部ボデーに形成されたドア開口を開閉すべく側部ボデーにスライド自在に支持されたスライドドアと、側部ボデーに設けられスライドドアに連係してスライド動作に制動力を付与するブレーキ装置とを有し、
該スライドドアに連結され該スライドドアのスライド動作と共に移動動作する帯状部材を有し、該ブレーキ装置は、該帯状部材を介して該ブレーキ装置に制動力を付与し、
該帯状部材に連係され電気的駆動源及び該電気的駆動源とスライドドアとを断接するクラッチ機構を備えた駆動装置を有し、
該駆動装置は、可動プレートと、磁石と、ロータと、アマーチャと、電磁コイル体とを回転シャフトで軸支されながら備えており、該アマーチャ及び該電磁コイル体とは該ロータの凹部内に位置し、
該ブレーキ装置は、回転自在な回転シャフトと、該回転シャフトに一体回転するよう且つ軸方向に相対移動自在に支持されたアマーチュアと、該アマーチュアに対向して配置された電磁コイル体と、該電磁コイル体に設けられ該アマーチュアと摩擦係合する摩擦板とを有し、
該ブレーキ装置は該駆動装置に取り付けられていることである。
【0008】
この技術的手段によれば、ブレーキ機構の作動によりスライドドアのスライド動作に制動力を付与し得る。これにより、スライドドアが所定の速度以上でスライド動作している場合には、スライドドアのスライド動作速度をブレーキ機構の作動による制動力で落とすことができ、又、スライドドアが不用意にスライド動作した場合には、ブレーキ機構の作動による制動力でスライドドアのスライド動作を停止させることができる。これにより、簡単な構造でスライドドアのスライド動作速度を制御し得る。
【0009】
より好ましくは、前記スライドドアに連結され前記スライドドアのスライド動作と共に移動動作する帯状部材を有し、前記ブレーキ装置は、前記帯状部材を介して前記ブレーキ装置に制動力を付与する、と良い。
【0010】
より好ましくは、前記帯状部材に連係され電気的駆動源及び該電気的駆動源とスライドドアとを断接するクラッチ機構を備えた駆動装置を有する、と良い。その際、駆動装置は、可動プレートと、磁石と、ロータと、アマーチャと、電磁コイル体とを回転シャフトで軸支されながら備えており、該アマーチャ及び該電磁コイル体とは該ロータの凹部内に位置していると良い。
【0011】
より好ましくは、前記ブレーキ装置は、前記駆動装置に取り付けられる、と良い。
【0012】
より好ましくは、前記ブレーキ装置は、回転自在な回転シャフトと、該回転シャフトに一体回転するよう且つ軸方向に相対移動自在に支持されたアマーチュアと、該アマーチュアに対向して配置された電磁コイル体と、該電磁コイル体に設けられ前記アマーチュアと摩擦係合する摩擦板とを有して構成される、と良い。
【0013】
より好ましくは、前記回転シャフト周りに設けられ前記アマーチュアを前記摩擦板に向かって押圧するスプリングを有する、と良い。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示されるように、スライドドア1は、車両の側部ボデー2に形成された矩形のドア開口21を開閉するものであって、車両前後方向(図1示左右方向)に延在するセンターガイドレール3及び上下一対のアッパ及びロアガイドレール41、42により車両前後方向にスライド自在に支持されている。
【0015】
アッパガイドレール41は、ドア開口21の上縁に沿ってこの上縁近傍に配置されており、側部ボデー2に締結具等で固定されている。ロアガイドレール42は、ドア開口21の下縁に沿ってこの下縁近傍に配置されており、側部ボデー2に締結具等で固定されている。又、センターガイドレール3は、ドア開口21より車両後部側の側面ボデー2の室外面に締結具等で固定されている。
【0016】
スライドドア1には、ガイドレール3、41、42に摺動自在に案内される3組のガイドローラユニット5が取り付けられており、スライドドア1は、ガイドローラユニット5がガイドレール3、41、42に対して摺動することでガイドレール3、41、42に案内されてドア開口21を開閉すべくスライド動作する。尚、ガイドレール3、41、42は、互いに平行であって且つ車両前後方向に延在しており、その前端は、ドア開口21の閉時においてスライドドア1が側部ボデー2の室外面と面一となるようにスライドドア1を案内するために、室内方に向かって屈曲している。ドア開口21の開時において、スライドドア1は、ドア開口21より車両後部側の側面ボデー2の室外面上に配置される。
【0017】
次にスライドドア1をスライド動作させる機構について説明する。
【0018】
図1及び図2に示されるように、ガイドパイプ7、9、10内には、ギヤードケーブル6が摺動自在に案内されている。このギヤードケーブル6は、その一端でセンターガイドレール3に案内されるローラユニット5に連結され、他端は自由端となっており、ガイドパイプ7、9間で側部ボデー2内に配設された後述する駆動装置8に連結されている。尚、ガイドパイプ7は、センターガイドレール3の長手方向に沿ってセンターガイドレール3に取り付けられている。又、ガイドパイプ9は、側部ボデー2内に取り付けられ、その一端でガイドパイプ7と連続するように側部ボデー2を貫通してセンターガイドレール3の後端に連結されており、他端で駆動装置8に連結されている。更に、ガイドパイプ10は、側部ボデー2内に取り付けられ、その一端で駆動装置8に連結されている。
【0019】
このような構成において、駆動装置8を駆動してギヤードケーブル6を押し引きすることで、センターガイドレール3に案内されるローラユニット5をセンターガイドレール3に対して摺動動作させる。これにより、スライドドア1は、ドア開口21を開閉すべくスライド動作する。
【0020】
次に本発明の主要部である駆動装置8について説明する。
【0021】
図3ないし図7に示されるように、駆動装置8は、ケース81及び電気的駆動源としてのモータ82を主として構成されている。ケース81は、ブラケット83を介して側部ボデー2に固定されており、モータ82は、ケース81に固定されている。ケース81は、ハウジング81aとハウジング81bとをボルト81cで締結固定して密閉された内部空間Dを形成している。又、ケース81のハウジング81aには、カバー84がボルト84aにより締結固定されており、このカバー84とハウジング81aとの間で収容空間Eを形成している。
【0022】
ケース81は、回転シャフト11を回転自在に支持している。回転シャフト11は、ハウジング81aを貫通して内部空間D及び収容空間Eを横切るように配置され、その一端側の軸部分11aでカバー84に軸受ブッシュ84bを介して回転自在に支持されており、その他端側の軸部分11bでハウジング81bに軸受ブッシュ81dを介して回転自在に支持されている。又、回転シャフト11は、ハウジング81bを貫通する軸部分11cで軸受ブッシュ81eを介してハウジング81bに回転自在に支持されている。回転シャフト11の軸部分11aと軸部分11cとの間は、収容空間E内に配置され、セレーション部分11eを形成しており、軸部分11cと軸部分11bとの間は、内部空間D内に配置されて軸部分11cに連続する支承部分11fと軸部分11bに連続するセレーション部分11gを形成している。
【0023】
回転シャフト11のセレーション部分11fには、出力ギヤ12が回転シャフト11と一体回転するように支持されている。又、収容空間E内には、ピン13aによりハウジング81aとカバー84とに回転自在に支持された従動ギヤ13が出力ギヤ12と対向して配置されている。ギヤードケーブル6は、収容空間E内に配置されてこの出力ギヤ12と従動ギヤ13とに噛合している。
【0024】
回転シャフト11のセレーション部分11gには、磁性体材料からなるロータ14が回転シャフト11と一体回転するように支持されている。このロータ14は、ディスク形状を呈しており、その上面及び下面には、同一円周上に形成された複数個の円弧長穴14aを介して連通される円周凹部14b、14cが形成されている。又、ロータ14の上面には、円周凹部14bより外側に円周歯部14dが形成されている。
【0025】
回転シャフト11の支承部分11fには、回転ディスク体15が相対回転自在に支持されている。回転ディスク体15は、図5に示されるように、入力ホイール16、出力ホイール17、ゴム等の弾性体18及び可動プレート19より構成されている。
【0026】
出力ホイール17は、回転シャフト11の支承部分11f周りに相対回転自在に支持されている。
【0027】
入力ホイール16は、出力ホイール17のボス部分17a周りに相対回転自在に支持されている。この入力ホイール16の外周面には、歯部16aが形成されており、入力ホイール16は、歯部16aでアイドルギヤ21を介してウォームギヤ22と噛合している。アイドルギヤ21は、ケース81の内部空間D内に配置されピン21aによりハウジング81a,81bに回転自在に支持されており、アイドルギヤ21と噛合するウォームギヤ22は、ケース21の内部空間内D内に挿入されるモータ82の回転軸に固着されている。このアイドルギヤ21及びウォームギヤ22が減速ギヤ構造20を構成している。
【0028】
入力ホイール16の下面には、円周凹部16bが形成されており、この円周凹部16b内には、内方へ突出する複数の突起16cが形成されている。出力ホイール17の上面には、円周凹部16b内に嵌挿され突起16cと回転方向において対向する受け部17bが形成されている。弾性体18は、入力ホイール16の円周凹部16b内に収容されており、回転方向において入力ホイール16の突起16cと出力ホイール17の受け部17bとの間に配置される複数のダンパ部18aが形成されている。
【0029】
可動プレート19は、環状を呈しており、上面にネジ止めされた環状の板バネ23を介して出力ホイール18に出力ホイール18と一体回転するようにリベット止めされており、板バネ23のたわみ変形で軸方向に移動自在となっている。この可動プレート19の下面には、ロータ14の円周歯部14dと噛合可能な円周歯部19aが形成されている。
【0030】
このような構成において、モータ81の駆動力は、減速ギヤ構造20により減速されて入力ホイール16を回転させ、この入力ホイール16の回転は、突起16aからダンパ部18aを介して受け部17bへと伝えられ、出力ホイール17を回転させる。この時、ダンパ部18aにより、入力ホイール16から出力ホイール17又は出力ホイール17から入力ホイール16への衝撃荷重を緩和する。
【0031】
そして、出力ホイール17の回転は、板バネ23を介して可動プレート19を一体に回転させ、可動プレート19の円周歯部19aとロータ14の円周歯部14dとの噛合により、ロータ14を一体に回転させる。
【0032】
ケース11の内部空間D内には、環状の電磁コイル体24が回転シャフト11周りに配設されている。この電磁コイル体24は、上面に開口した円周凹部25aが形成された磁性体材料からなるコア25とハーネス26を介して外部から給電が可能なコイル27とから構成され、コイル27は、ボビン28に巻回されてコア25の円周凹部25a内に収容されている。電磁コイル体24は、ロータ14の円周凹部14cに位置し、ゴム又は樹脂等の防振プレート29を挟んでケース81のハウジング81bにボルト24aにより固定されている。可動プレート19の下面には、磁性体材料からなる環状のアマーチュア30が固定されている。このアマーチュア30は、ロータ14の円周凹部14bに位置し、ロータ14を挟んで電磁コイル体24と対向している。このように、電磁コイル体24及びアマーチュア30をロータ14の円周凹部14b、14cに位置させているので、軸方向寸法を小さくし、これにより、駆動装置8の薄型化を図る。
【0033】
これら、回転ディスク体15の可動プレート19、ロータ14、電磁コイル体24がクラッチ機構CLを構成している。
【0034】
このような構成において、電磁コイル体24のコイル27に給電されると、コイル27、コア25、ロータ14及びアマーチュア30との間で磁気的な閉ループを形成し、アマーチュア30をロータ14に向かって吸引する電磁力を発生させる。これにより、可動プレート19が板バネ23をたわみ変形させながらロータ14に向かって軸方向に移動し、可動プレート19の円周歯部19aとロータ14の円周歯部14dとが噛合する。これにより、回転ディスク体15とロータ14とが一体に回転するようになる(クラッチ機構CLのオン状態)。この時、防振プレート29は、ハウジング81bに響く可動プレート19の円周歯部19aとロータ14の円周歯部14dとが噛合する際の打撃音を低減して駆動装置8が取り付けられる側部ボデー2との共鳴音を抑制し、これにより、駆動装置8の静粛性を向上させる。
【0035】
又、電磁コイル体24のコイル27への給電が断たれると、アマーチュア30をロータ14に向かって吸引する電磁力がなくなるので、可動プレート19は、板バネ19の復帰で出力ホイール17に向かって軸方向に移動し、可動プレート19の円周歯部19aとロータ14の円周歯部14dとの噛合が解除される。これにより、回転ディスク体15とロータ14とは相対回転するようになる(クラッチ機構CLのオフ状態)。
【0036】
ロータ14の上面の外周縁には、環状の磁石31が固定されている。この磁石31は、コア25、ロータ14及びアマーチュア30との間で形成される磁気的な閉ループ外にあり、コイル27への給電時に発生する電磁力の影響を受けないように配置されている。この磁石31の外周面31aには、複数組のN/S極が交互に磁化されている。ケース81内には、磁石31と対向してセンサ32が配置されている。このセンサ32は、ハウジング81bに形成された縦壁81fにネジ止めされており、磁石31の外周面31aと対向する対のホール素子32aを備えている。対のホール素子32aは、磁石31の外周面31aのN/S極性により信号が切り換わるもので、位相が互いに90度ずれた波形をそれぞれ出力する。これにより、センサ32は、ロータ14の回転を検出する回転検知センサとして機能する。尚、このセンサ32からの信号は、ハーネス33により外部のCPU(図示せず)に出力され、CPUは、この出力信号に基づいてスライドドア1のスライド動作速度、スライド動作方向や現在位置等を算出している。
【0037】
ケース81内には、周縁がハウジング81aとハウジング81bとで挟持された分割プレート85が配設されている。この分割プレート85は、ケース81の内部空間Dを第1内部空間D1と第2内部空間D2とに区画している。回転シャフト11は、この分割プレート85を貫通し、回転ディスク体15の入力ホイール16及び減速ギヤ構造20を第1内部空間D1に配置し、回転ディスク体15の出力ホイール17、可動プレート19、ロータ14、電磁コイル体24及びセンサ32を第2内部空間D2に配置している。これにより、入力ホイール16とアイドルギヤ21との噛合粉やグリース等がロータ14や可動プレート19及びセンサ32に付着するのを防止している。
【0038】
次に駆動装置8の作動をスライドドア1のスライド動作に関連させて説明する。
【0039】
スライドドア1をスライド動作させる際、先ずは、電磁コイル体24のコイル27に給電してロータ14の円周歯部14dと可動プレート19の円周歯部19aとを噛合させてロータ14と回転ディスク体15とが一体に回転する状態つまりクラッチ機構CLをオン状態とする。この状態でモータ82を駆動して減速ギヤ構造20を介して回転ディスク体15及びロータ14を回転させると、回転シャフト11が回転して出力ギヤ12が回転する。これにより、出力ギヤ12と噛合するギヤードケーブル6が押し引きされることになり、この結果、スライドドア1がスライド動作する。つまり、ロータ14と回転ディスク体15とを一体回転する状態とすることで、モータ82の駆動力によるスライドドア1のスライド動作いわゆる電動スライド動作が成される。尚、電磁コイル体24のコイル27への給電及びモータ82の駆動は、スライドドア1がドア開口21を開状態又は閉状態とした時点で停止される。
【0040】
又、ロータ14の円周歯部14dと可動プレート19の円周歯部19aとの噛合を解除してロータ14と回転ディスク体15とが相対回転する状態つまりクラッチ機構CLのオフ状態において、スライドア1を乗員がスライド動作させる。このスライド動作は、ギヤードケーブル6を押し引きして、このギヤードケーブル6と出力ギヤ12との噛合により回転シャフト11を回転させ、ロータ14を回転させる。この時、ロータ14の円周歯部14dと可動プレート19の円周歯部19aとは噛合していないので、ロータ14の回転は、回転ディスク体15には伝わらない。つまり、乗員によるスライドドア1のスライド動作いわゆる手動スライド動作が成される。
【0041】
駆動装置8には、図3に示されるように、ブレーキ装置9が付加されている。
【0042】
図8及び図9に示されるように、ケース81のハウジング81aには、ブラケット34がネジ止めされており、ハウジング81aには、このブラケット34を介して環状の電磁コイル体35が固定されている。この電磁コイル体35は、下面に開口した円周凹部36aが形成された磁性体材料からなるコア36とハーネス37を介して外部から給電が可能なコイル38とから構成され、コイル38は、ボビン39に巻回されてコア36の円周凹部36a内に収容されている。円周凹部36内には、円周凹部36の開口を塞ぐように環状の金属板48及び摩擦板40が積層されて配設されている。摩擦板40は、コア36の下面より若干はみ出している。
【0043】
電磁コイル体35は、軸受ブッシュ81g、81fを介して回転シャフト43を回転自在に支持している。この回転シャフト43は、ブラケット34、ハウジング81aを貫通して収容空間Eを横切るように配置され、その一端側の軸部分43aでカバー84に軸受ブッシュ84cを介して回転自在に支持されており、電磁コイル体35を貫通する支承部分43bで軸受ブッシュ81hを介してブラケット34及びハウジング81aに回転自在に支持されている。回転シャフト43の軸部分43aと支承部分43bとの間は、収容空間E内に配置され、セレーション部43cを形成しており、他端側には、支承部分43bから連続するセレーション部43dを形成している。
【0044】
回転シャフト43のセレーション部43cには、ブレーキギヤ44が回転シャフト43と一体回転するように支持されている。又、収容空間E内には、ピン45aによりハウジング81aとカバー84とに回転自在に支持された従動ギヤ45がブレーキギヤ44と対向して配置されている。収容空間E内に配置されるギヤードケーブル6は、このブレーキギヤ44と従動ギヤ45とに噛合している。
【0045】
回転シャフト43のセレーション部43dには、磁性体材料からなる円板状のアマーチュア46が軸方向に相対移動可能且つ一体回転可能に支持されている。
【0046】
このアマーチュア46は、回転シャフト43周りに配設されたスプリング47により摩擦板40に向かって押圧されており、摩擦板40と軽く接触している。
【0047】
このような構成において、電磁コイル体35のコイル38に給電されると、コイル38、コア36及びアマーチュア46との間で磁気的な閉ループを形成し、アマーチュア46をロータ36に向かって吸引する電磁力を発生する。これにより、アマーチュア46が回転シャフト43に対して軸方向にロータ36に向かって相対移動して摩擦板40と強く接触し、この接触による大きな摩擦力でアマーチュア46の回転に制動力を付与する。
【0048】
又、電磁コイル体35のコイル38への通電が断たれると、アマーチュア46をロータ36に向かって吸引する電磁力がなくなるので、アマーチュア46は、摩擦板40と軽く接触するだけで制動力が付与されることなく、スムーズに回転する。
【0049】
次にブレーキ装置9の作動をスライドドア1のスライド動作に関連させて説明する。
【0050】
スライドドア1のスライド動作中においては、ギヤードケーブル6が押し引きされているので、このギヤードケーブル6とブレーキギヤ44との噛合によりブレーキギヤ44、回転シャフト43及びアマーチュア46が回転している。
【0051】
このスライドドア1のスライド動作中(電動あるいは手動スライド動作中ばかりでなく坂道等での不用意なスライド動作も含む)において、センサ32の出力信号に基づいてCPUが算出しているスライドドア1のスライド動作速度が所定値以上となった場合、電磁コイル体35のコイル38が給電されてアマーチュア46が摩擦板40と強く接触してアマーチュア46の回転に制動力が付与される。これにより、回転シャフト43及びブレーキギヤ44を介してギヤードケーブル6の押し引きにも制動力が付与され、結果、スライドドア1のスライド動作が制動され、スライドドア1のスライド動作速度が所定速度以下に保たれる、あるいは、スライドドア1のスライド動作が停止される。
【0052】
ブレーキ装置9によりスライドドア1のスライド動作に制動力を付与する際、アマーチュア46は、スプリング47により付勢されて摩擦板40と軽く接触しているので、電磁コイル体35のコイル38に給電された時、アマーチュア46は、瞬時に摩擦板40と強く接触して摩擦板40との間に大きな摩擦力を発生させる。これにより、大きなタイムラグなしにスライドドア1のスライド動作に制動力を付与できる。
【0053】
尚、上記したブレーキ装置の作動は、ECUにより作動制御されるが、その制御は、乗員によるスライドドアの手動スライド動作時において、ブレーキ装置の作動がスライドドアの操作にその操作が重くなる等の支障を起すことがないように配慮している。
【0054】
尚、本実施の形態においては、ブレーキ装置9を駆動装置8に付加しているが、駆動装置8が設けられない場合つまりスライドドア1が手動スライド動作のみの場合は、ブレーキ装置9を単独で設けてもよい。この場合、磁石31は、アマーチュア46の外周縁に固定され、磁石31と対向するセンサ32は、アマーチュア46の回転を検出して、CPUにてアマーチュア46の回転からスライドドア1のスライド動作速度、スライド動作方向、現在の位置を算出する。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、スライドドアのスライド動作に制動力を付与するブレーキ装置を設けたので、簡単な構造でスライドドアのスライド動作速度を制御することができる。例えば、車両が坂道で駐停車している時において、スライドドアが速い速度でスライド動作しないようにしたり、不用意にスライド動作した時にはスライド動作を停止させたりすることができ、安全性を向上させることができる。又、ブレーキ装置の作動を適正に制御することで、スライドドアの手動スライド動作時における操作に支障を起こさないようにして手動スライド動作時における安全性と操作性の両立も図ることができる。
【0056】
又、クラッチ機構のオンオフ作動させる時において、スライドドアのスライド動作速度を制御してクラッチのオンオフ作動の確実性を向上させたり、電動スライド動作時において、スライドドアの窓部が開状態にある場合にはスライド動作を停止させる等、さまざまな制御を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用スライドドアを搭載した車両の側面図である。
【図2】本発明に係る車両用スライドドアを搭載した車両の断面図である。
【図3】本発明に係る車両用スライドドアの駆動装置の正面図である。
【図4】本発明に係る車両用スライドドアの駆動装置の分解斜視図である。
【図5】本発明に係る車両用スライドドアの駆動装置の第2回転ディスク体の分解斜視図である。
【図6】図4のA−A線断面図である。
【図7】図4のB−B線断面図である。
【図8】本発明に係る車両用スライドドアの駆動装置に付加したブレーキ装置の分解斜視図である。
【図9】図4のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 スライドドア
2 側部ボデー
6 ギヤードケーブル(帯状部材)
8 駆動装置
9 ブレーキ装置
21 ドア開口
35 電磁コイル体
40 摩擦板
43 回転シャフト
46 アマーチュア
47 スプリング
82 モータ(電気的駆動源)
CL クラッチ機構

Claims (1)

  1. 車両の側部ボデーに形成されたドア開口を開閉すべく側部ボデーにスライド自在に支持されたスライドドアと、側部ボデーに設けられスライドドアに連係してスライド動作に制動力を付与するブレーキ装置とを有し、
    該スライドドアに連結され該スライドドアのスライド動作と共に移動動作する帯状部材を有し、該ブレーキ装置は、該帯状部材を介して該ブレーキ装置に制動力を付与し、
    該帯状部材に連係され電気的駆動源及び該電気的駆動源とスライドドアとを断接するクラッチ機構を備えた駆動装置を有し、
    該駆動装置は、可動プレートと、磁石と、ロータと、アマーチャと、電磁コイル体とを回転シャフトで軸支しながら備えており、該アマーチャ及び該電磁コイル体とは該ロータの凹部内に位置し、
    該ブレーキ装置は、回転自在な回転シャフトと、該回転シャフトに一体回転するよう且つ軸方向に相対移動自在に支持されたアマーチュアと、該アマーチュアに対向して配置された電磁コイル体と、該電磁コイル体に設けられ該アマーチュアと摩擦係合する摩擦板とを有し、
    該ブレーキ装置は該駆動装置に取り付けられていることを特徴とする車両用スライドドア装置。
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