JPH02243892A - ドアクローザ - Google Patents

ドアクローザ

Info

Publication number
JPH02243892A
JPH02243892A JP6498389A JP6498389A JPH02243892A JP H02243892 A JPH02243892 A JP H02243892A JP 6498389 A JP6498389 A JP 6498389A JP 6498389 A JP6498389 A JP 6498389A JP H02243892 A JPH02243892 A JP H02243892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
worm
drum
rotation
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6498389A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Iwashita
浩之 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6498389A priority Critical patent/JPH02243892A/ja
Publication of JPH02243892A publication Critical patent/JPH02243892A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、摺動自在の引き戸いわゆるスライドドアを
自動的に閉じるための1くアクローザ具体的には機械式
駆動源を用いたドアクローザに関する。
(従来の技′4A″1) 開いたスライドドアを閉じるドアクローザの形式の一つ
に、定トルクばねを駆動源とするものがある。例えば、
実公昭61−440号公報、特開昭63502043号
公報で提案されているドアクローザがそれである。これ
ら公知のドアクローザは、駆動源として定トルク全群を
用いていて、スライド1(アを開くとワイヤが巻き解さ
れて該全舞を蓄勢し、ドアを開く動作を止めると、全舞
の蓄勢力によってワイヤを巻取りドラムに巻き取ること
によってドアを閉じ位置へ向けて移動させる。ドアクロ
ーザで閉じられるドアは、ドアクローザに内蔵されたガ
バナ機構でワイヤの巻き込み速度が調速されることによ
り、ゆっくりとほぼ一定した速度に制御される。ガバナ
機構は、金属製ウェイトが遠心力で拡開して制動用部材
の周壁を摺擦することにより巻取りドラムの回転に制動
を掛けるようになっている。ガバナ機構は、低トルクで
回転する部材に制動力を掛けるのが効果的であることか
ら、巻取りドラムの回転を増速する歯車列を介して高速
回転される部分に配設されている。また、ドアを開くと
きの力が小さ(て済むように、ドア開時にガバナ機構を
作動させないための一方向伝達クラッチを増速歯車列中
に設けたものもある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来のドアクローザにおいては、カバナ機構が
遠心力で拡開する金属ウェイトを用いた摺動方式である
ため、制動時の摺擦音(ガバナノイズ)が大きく、遠心
力で拡開するウェイトを収納するスペースを必要とする
ため装置小嵩化の妨げになると共に部品点数が多くなる
。増速歯車列として平歯車を用いているのでギヤノイズ
が大きく、しかも歯車比(増速比)を大きくしようとす
ると装置が犬嵩化してしまう等の問題がある。また、一
方向伝達クラッチとしてラチェッ1〜機構を用いている
ので、ドアを開くときに「カチカチJと連続するラチェ
ットノイズが発生する。特に、これらのガバナノイズ、
ラチェットノイズ及びギヤノイズは、静粛性を要求され
る場所に設置されるドアのドアクローザとしての商品価
値を低下させる大きな要因となっている。
本発明は、上述した各部分から発生するノイズを極力抑
止して、ドア開閉時におけるドアクローザからのノイズ
を殆ど出さないドアクローザの提供を目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明のドアクローザは、Iくアまたはドア枠に固定さ
れたドアクローザ本体と、このドアクローザ本体に回転
自在に設けられていて、一方向への巻き込み習性を有す
る定トルクばねの両端をそれぞれ巻装された一対のドラ
ムと、その一端をドア枠またはドアに連結固定され、そ
の他端を上記−対のドラムの回転に連動して回転する長
尺棒巻取り部に巻き回された長尺体とを具備するドアク
ローザにおいて、上記一対のドラムのうちの一方のドラ
ムの回転を増速して伝達し、終段をウオームとする増速
輪列と、上記一対のドラムのうちの一つのドラムと上記
ウオームとの間の回転伝達系中に設けられていて、ドア
閉方向への当該ドラムの回転を上記ウオームに伝達し、
ドア開方向へのドラムの回転はこれを上記ウオームに伝
達しない一方向伝達クラッチと、上記ウオームに一体的
に設けられた非磁性導電体と該導電体をその磁界内に位
置させて配設された磁石からなる制動手段とを備えたこ
とを特徴とする。
(作  用) ドアを開くと、ドアクローザ本体から長尺体が引き出さ
れ、これに連れて長尺体巻取り部が回転すると共に定ト
ルクばねが蓄勢されるつ長尺体巻取り部の回転は、一方
向伝達クラッチの作用によ=4 り制動手段には伝達されない。ドアを開く作用を停止す
ると、定トルクばねがドラムを回転させて長大体を巻き
取ることによりドアを閉じ方向に移動させる。ドア閉方
向に回転するドラムの回転は、一方向伝達クラッチと増
速輪列を介してウオームに伝達され、これを高速度で回
転させる。ウオームが回転すると、これに設けられた非
磁性導電体が磁石の磁界を横切ることによりその磁場を
打ち消す向きの誘導起電力を発生し、該ウオームの回転
に制動を掛ける。ウオームに掛かる制動は、長尺体の巻
取り速度すなわちドアの移動に制動を掛けることになる
(実 施 例) 以下、図示の実施例に基づいて本発明の詳細な説明する
第1図において、符号1はドアクローザを示していて、
このドアクローザ1は、ケース2.ケースカバー3に内
蔵されたドアクa−ザ本体4と、この本体の窓孔4aか
ら引き出された長尺体としてのワイヤ5とからなってい
る。ドアクローザ本体4は、図示されないドア枠又はス
ライドドアの適所にその取付は孔4b、4bに挿通した
固定ねしによって固定されている。本体から引き出され
ているワイヤ5の図示されない他端は、スライドドア又
はドア枠(図示せず)に連結固定されている。
ドアクローザ本体4の底面には、後述するストッパ機構
のストッパレバー6が配設され、ケース2にはドアの閉
じ速度を調節する調節部材の突起7が露呈させられてい
る。
第2図ないし第5図においてドアクローザ本体4の内部
構造を説明する。ケース2には、ドラムや歯車を回転自
在に支持する支持軸8 、9.10.11が一体に形成
されている。各支持軸の先端部はケースカバー3に形成
された支持孔に嵌合されている。支持軸8,9には、対
をなすドラム12.13が回転自在に支持されている。
巻上げドラム12は、歯部12aを形成された内輪12
bと、軸方向の移動を規制されてこの内輪に回転自在に
挿通された外輪12cとからなっている。外@12cに
はフランジ12dが形成されていて、このフランジと歯
部12aとの間の外輪の外周面ば長尺体巻取り部(以下
、単に「巻取り部」と称す)12eとなっていて、ワイ
ヤ5の内端が固定され巻き込まれている。内輪12bと
外輪12cとの間の周隙12gには、拡開習性を有する
コイルばね23が巻装されていて、その一端23aは内
輪に形成された係止部12fに係合されている。コイル
ばね23の他端は、周隙12gの外輪12.cがわの内
周面に摺接させられている。コイルばね23は、外輪1
2cが矢印方向に回転するときには、巻き締まることに
よってこれの回転を内輪12bに伝達せず、外輪12c
が矢印と逆方向に回転するときには内輪12bを同方向
に回転させる一方向伝達クラッチを構成している。外輪
12cの全舞巻上げ部12hには、定トルクばねとして
の全群14の一端14aが係止されている。
支持軸9に回転自在に支持されている巻取りドラム13
は、巻上げドラム12と同一構造の共通部品であって、
ドラム12の歯部12aに噛み合う歯部13aと、これ
を形成されている内輪13bと、内輪に対して回転自在
の外輪13cと、外輪に形成された=7− フランジ13dと、全舞巻上げ部13hとからなってい
る。全舞巻上げ部13hには、全群14の他端14bが
その巻き込み習性によって巻き上げられている。
支持軸10には、巻上げドラム13の歯部13aに噛合
する小径歯部15aと、これと一体の大径歯部15bを
形成された増速歯車15が回転自在に支持されている。
支持軸11には、増速歯車15の大径歯部15bに噛み
合う小径歯部16aと、ウオーム歯部16bと、ストッ
パ用突起16c、16c・・・を形成されたウオームホ
イール16が回転自在に支持されている(第1O図及び
第11図参照)。ウオーム歯部16bは、ウオーム17
に噛合している。ウオーム17は、その一端17aを軸
受18に、その他端17bを軸受19に回転自在に支持
されている。軸受18,19は、ケース2の係合部2a
、2b(第3図参照)に落し込まれたのち、ケースカバ
ー3の一部で押えられている。
各ドラムの歯部12a、13a、増速歯車15.ウオー
ムホイール16.ウオーム17で巻上げドラム12とウ
オーム17との間の回転伝達系を構成している。そして
、巻取りドラム13の歯部13aからウオーム17に至
る歯車列で増速輪列を構成している。従って、一方向伝
達クラッチとして機能するコイルばね23は、巻上げド
ラム12とウオーム17との間の回転伝達を、ドラムの
回転方向に応じて接・断するようになっている。
ウオーム17には、第6図及び第7図にも示すように、
制動手段20が設けられている。制動手段20は、ウオ
ーム17に固定された受は台20aに固着された円板状
の非磁性導電体からなるロータ21と、ヨーク22に保
持された輪状の磁石24とからなっている。磁石24は
、第7図に示すように、その円周方向においてN極とS
極を交互に着磁されたものである。ヨーク22は、軸受
19と共にケースの係合部2bに係合させて固定されて
いる。ロータ21は、磁石24の磁界内に位置するよう
に配設されていて、これが回転すると磁場を打ち消す向
きの誘専起電力が発生する。
第5図ないし第7図に示すように、ロータ21を挾んで
磁石24の反対側には、速度調整用の磁石25が配設さ
れている。磁石25は、その一方の磁極をロータ21側
に向けて配置され、ケース2とケースカバー3の突部3
a(第5図参照)で摺動自在に保持された調節部材とし
てのヨーク26に固着されている。ヨーク26は、コの
字状断面を有し、その−部に形成された突起7は、ケー
ス2のスリット2Cからケース外に露呈させられている
。ヨーク26は、第8図に示すように、ケース2に形成
された位置決め凹部2d(第7図参照)の一つに選択的
に係合する突部26aを形成されていて、磁石24に対
する磁石25の相対的な位置を保持するようになってい
る。ヨーク26は、磁石24の接線方向に移動自在であ
って、これを移動させると、磁石24と磁石25間の磁
束密度が変化させられる。
ストッパレバー6は、その軸部6a(第10図参照)を
ケース2とケースカバー3とで回転自在に支持されてい
る。ストッパレバー6のケース内部に位置する部分には
、ウオームホイール16のストッパ用突起16cに係脱
するストッパ片6bが形成されている。ストッパレバー
6は、ケース2に形成された位置保持用の突起2eを境
として、第10図に鎖線で示すようにそのストッパ片6
bを突起16cに係合させるストップ位置と、突起16
cとの係合を外されたフリー位置とに選択的に位置させ
られる。
以上のように構成された実施例の作用を説明する。ドア
クローザ本体4が図示されないドア枠に固定されており
、ワイヤ5が図示されないスライドドアに連結されてい
るものとして説明する。ドアが閉じているとき、全群1
4は、第2図及び第3図に示すように、その習性によっ
て巻取りドラム13に巻き取られていて、巻上げドラム
12の巻取り部12eにはワイヤ5が巻き取られている
かかる状態において、ドアを開くとこれに連結されてい
るワイヤ5が外輪12cを回転させながら巻取り部12
eから巻き解される。外輪12cが回転すると、全群1
4が巻取りドラム13の外輪13cから巻き解されて全
群巻上げ部12hに巻き上げられ蓄勢される。外輪12
cの回転は、コイルばね23が巻き締まることによって
内輪12bには伝達されないので、回転伝達系は回転し
ない。従って、増速歯=11 車列の終段のウオーム17も回転しないので、制動力が
作用せずドアは軽く開くことができる。このとき、コイ
ルばね23は、周隙12gで内輪の内周面を摺擦するの
であるが、当該周隙が内輪と外輪の組合せによる密閉さ
れた位置に形成されているので、コイルばねによる摺擦
音は外部に洩れない。
開いたドアに対する開き動作を止めると、蓄勢されてい
る全群14が巻取りドラム13に巻き取られるので、巻
上げドラム12の外輪12cが矢印(第3図参照)と逆
方向に回転させられる。外輪12cが回転するとこれの
巻取り部12eにワイヤ5が巻き取られるので、該ワイ
ヤ5に連結されている図示されないドアが閉じる向きに
移動させられる。外輪12cがドア閉方向に回転すると
、コイルばね23が拡開させられて、外輪12cと内@
12bとを一体化して内輪12bを矢印と逆方向に回転
させる。内@12bの回転は、その歯部12aに噛み合
う巻取りドラム13の内輪13bとこれら連なる増速歯
車列を介してウオーム17を高速度で回転駆動する。ウ
オーム17が回転すると、これと一体のロータ21が磁
石24 、25で形成される磁界内で回転して誘導起電
力を発生する。この起電力は、磁石24 、25の磁場
を打ち消す向きの渦電流であり、非磁性導電体からなる
ロータ21の回転に制動を掛けることになる。
従って、ウオーム17を駆動している増速歯車列を含む
回転伝達系の初段をなす巻上げドラム12には、制動力
が作用することになり、閉じる向きに移動しているドア
の速度をゆっくりとしたものにする。
この渦電流は、磁界を横切るロータ21の速度が早い程
大きくなるので、ウオーム17の回転速度が高いほどこ
れに作用する制動力が大きくなる。換言すると、閉じる
向きに移動するドアの速度が早くなればなるほど、制動
力が大きくなるので、ドアの閉じ速度は略一定したもの
となる。しかも、このときの制動力は、非接触で発生さ
せられるので摺擦音等の騒音が出ない。
次に、制動力を調整してドアの閉じ速度を変える操作を
説明する。第7図に示す磁石25は、磁石24に対して
最大の磁束密度を形成する位置に置かれている。この磁
石25を矢印方向に移動させると、磁石24との間に形
成される磁界の磁束密度が減少するので、ロータ21が
回転するときに発生する誘導起電力がホさくなり、ウオ
ーム17に作用する制動力がtJsさくなる。従って、
ドアの閉じ速度が早くなる。この閉じ速度の調整は、ケ
ース外に突出している突起7(第1図及び第9図参照)
を介してヨーク26を移動させることにより、ドアクロ
ーザ本体4の外部から実行できる。
次に、開いたドアを所望の開き位置で停止させるための
作用を説明する。第1図に示すストッパレバー6は、第
10図に実線で示すフリー位置に置かれた状態にある。
位置保持用突起2eを乗り越えさせて、このレバーを第
10図に鎖線で示すストップ位置へ回動させると、その
ストッパ片6bがウオームホイール16のストッパ用突
起16cの移動軌跡上に移動させられる。かかる状態に
おいてドアを所望の位置まで開いて、その開き動作を停
止すると、このドアは、蓄勢された全舞]4によって閉
じる向きに移動しようとする。ドアが閉じる向きに移動
するときには、スプリングクラッチのコイルばね23が
回転伝達系を「接」にして、ウオームホイール16を回
転させようとするが、突起16cの回転軌跡上にストッ
パ片6bが入り込んでいるので、当該ホイール16は回
転を阻止される。ウオームホイール16の回転が阻止さ
れると、巻き込み習性を有する全舞を巻き取るドラム1
3とこれに噛合しているドラム12の回転が阻止される
ことになり、ワイヤ5を巻き取ることができない。よっ
て、ドアは開いた位置で停止させられることになる。ス
トッパレバー6を第10図に実線で示すフリー位置へ回
動させると、ウオームホイール16の回転を規制するも
のがなくなるので、回転伝達系が回転可能となり、全舞
によって回転させられる巻上げドラム12がワイヤ5を
巻き取ってドアを閉じる向きに移動させる。この場合に
も制動手段20が作動すること勿論である。ストッパレ
バー6に連動する操作部材をドア枠の比較的低い位置に
設置すれば、所望のドア開き位置を選択する操作が容易
となる。
また、ストッパレバー6がストップ位置に置かれたとき
、そのストッパ片6bが、ストッパ用突起1.6cに対
して係合する向きの揺動習性を与えられていて且つスト
ッパ用突起16cがドア開方向に回転するときにはこれ
との係合を外すクラッチ機構の一部として構成されてい
ると、成る程度間いたドアを、ストッパレバー6の解除
操作なして所望の開位置まで再度開くことができる。
第7図に示す制動手段の速度調整機構は、磁石25を磁
石24の接線方向に移動させるものであるが、制動手段
としては、速度調整用磁石を円周方向に相対移動させて
速度調整を行なえる構成を採っても良い。
この例を第12図ないし第15図に基づいて説明する。
ウオーム17の軸方向において、受は台20aと押え部
材20bでウオームに保持されたロータ21の両側には
、リング状の第1磁石24Aと第2磁石24Bがロータ
と所定間隔を置いて配設されている。
第1磁石24Aと第2磁石24Bは、互いに異極同士を
対向させて配設されていて、両者間に磁界を形成してい
る。第1磁石24Aは、ケース2とケースカバー3で保
持された固定ヨーク22Aに固着されている。第2磁石
24Bは、ウオーム17の端部17bの軸受孔と治具係
合孔70aを形成された保持部材70に固定された可動
ヨーク22Bに固着されている。
この保持部材70には、第14図に示すように、その一
方の面に放射状に凹部71aを形成された位置決め円板
71が固着されている。円板71の凹部71aは、ケー
スに固定して保持された固定板72形成された突起72
aに係合させられている。保持部材70は、抜は止め部
材73によって、軸方向の移動を規制されて回転自在で
あって、その係合孔70aをケースの外側面と路面−に
位置させられている。第1磁石24Aと第2磁石24B
及びこれらをそれぞれ支持している固定ヨーク22Aと
可動ヨーク22Bは共通部品であって、各磁石の着磁分
布も同じである。
第13図においては、相対する磁極同士を少しずらして
示してある。かかる制動手段20Aにおいても、ウオー
ム17が回転させられるとこれに設けられたロータ21
が磁界を横切ることで誘導起電力を発生させ、ウオーム
の回転に制動を掛ける。この例の場合、一対の磁石を対
向させているので大きな渦電流を得ることができ、大き
な制動力か確保できる。
そして、制動力の調整は、保持部材70の係合孔70a
にドライバ等の治具を係合させてこれを回転させ、固定
ヨーク22Aに対する可動ヨーク22Bの磁極をすらす
ことにより、磁束密度を変えて誘導起電力の大きさを変
化させる。この実施例の場合、ドアクローザ1をドア又
はドア粋に固定した状態で速度調整作業が行なえる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、一方向伝達クラッチを
コイルはねて構成したのでドア開方向でのクラッチ作動
音がなくなる。非接触方式の制動手段で制動力を得てい
るので、ドア閉時の騒音がなくなる。また、増速輪列に
ウオームを用いたので、ギヤノイズをなくして大きな増
速比が得られるので、部品点数を少なくして装置を小嵩
にできる。すなわち、本発明によれは、ドアの開閉に際
して殆どノイズの出ない小嵩のドアクローザを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すドアクローザの斜視図
、第2図は同上の内部構造を示す平断面図、第3図は同
上の部分断面正面図、第4図及び第5図は同上の要部を
示す側断面図、第6図は制動手段を示す正面図、第7図
は同上の要部正面図、第8図は速度調整用のヨークを示
す正面図(a)。 底面図(b)及び背面図(C)、第9図はストッパ機構
を示すドアクローザ本体の部分底面図、第10図はスト
ッパ機構を示す要部背面図、第11図は同上の要部平断
面図、第12図は制動手段の他の例を示す正断面図、第
13図は同上の要部正面図、第14図は位置決め円板の
正面図、第15図は速度調整機構の要部を示す正面図で
ある。 1・・・ドアクローザ、4・・・ドアクローザ本体、5
・・・長尺体、12,13・・・ドラム、13 a 、
 15.16.17・・・増速輪列、14・・・定トル
クばね、20.2OA・・・制動手段、21・・・非磁
性導電体、23・・・一方向伝達クラ壱 4υ四

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ドアまたはドア枠に固定されたドアクローザ本体と、こ
    のドアクローザ本体に回転自在に設けられていて、一方
    向への巻き込み習性を有する定トルクばねの両端をそれ
    ぞれ巻装された一対のドラムと、その一端をドア枠また
    はドアに連結固定され、その他端を上記一対のドラムの
    回転に連動して回転する長尺体巻取り部に巻き回された
    長尺体とを具備するドアクローザにおいて、 上記一対のドラムのうちの一方のドラムの回転を増速し
    て伝達し、終段をウォームとする増速輪列と、 上記一対のドラムのうちの一つのドラムと上記ウォーム
    との間の回転伝達系中に設けられていて、ドア閉方向へ
    の当該ドラムの回転を上記ウォームに伝達し、ドア開方
    向へのドラムの回転はこれを上記ウォームに伝達しない
    一方向伝達クラッチと、上記ウォームに一体的に設けら
    れた非磁性導電体と、該導電体をその磁界内に位置させ
    て配設された磁石からなる制動手段 とを備えたことを特徴とするドアクローザ。
JP6498389A 1989-03-17 1989-03-17 ドアクローザ Pending JPH02243892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6498389A JPH02243892A (ja) 1989-03-17 1989-03-17 ドアクローザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6498389A JPH02243892A (ja) 1989-03-17 1989-03-17 ドアクローザ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02243892A true JPH02243892A (ja) 1990-09-27

Family

ID=13273803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6498389A Pending JPH02243892A (ja) 1989-03-17 1989-03-17 ドアクローザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02243892A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5100574A (en) * 1988-11-18 1992-03-31 Kao Corporation Deinking agent
US5223089A (en) * 1991-03-04 1993-06-29 Nissin Kagaku Kenkyusho Co., Ltd. Method of deinking waste paper using a fatty acid polyoxyalkylene ester
JPH11315662A (ja) * 1998-05-06 1999-11-16 Miwa Lock Co Ltd 引戸のクローザ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63206584A (ja) * 1987-02-20 1988-08-25 株式会社三協精機製作所 ドアクロ−ザ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63206584A (ja) * 1987-02-20 1988-08-25 株式会社三協精機製作所 ドアクロ−ザ−

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5100574A (en) * 1988-11-18 1992-03-31 Kao Corporation Deinking agent
US5223089A (en) * 1991-03-04 1993-06-29 Nissin Kagaku Kenkyusho Co., Ltd. Method of deinking waste paper using a fatty acid polyoxyalkylene ester
JPH11315662A (ja) * 1998-05-06 1999-11-16 Miwa Lock Co Ltd 引戸のクローザ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4032542B2 (ja) 車両用スライドドアの駆動装置
JP4269375B2 (ja) 車両用スライドドアの駆動装置
JP4254212B2 (ja) 車両用開閉体の開閉制御システム
JP3675204B2 (ja) 車両用スライドドア装置
JP2523883Y2 (ja) プーリ付調速器
US6179742B1 (en) Transmission assembly for a powered sliding door system
US6038818A (en) Actuator assembly for a powered sliding door system
JPH0349347B2 (ja)
US4224545A (en) Speed control
JP3961668B2 (ja) 引戸のクローザ
JPH02243892A (ja) ドアクローザ
JP3784462B2 (ja) ドアクローザ
JP4008157B2 (ja) 引戸の緩衝装置
JPH11178277A (ja) ブレーキ付モータ及び該モータを有する開閉体装置
JPH0581710B2 (ja)
JPH0144701Y2 (ja)
JP3961875B2 (ja) ギヤードモータ
JP2001020596A (ja) 引戸の遅延装置
KR100250758B1 (ko) 미닫이문 자동 닫침장치
JP3914400B2 (ja) クラッチ手段
JPH0678702B2 (ja) ドアクローザ
JPH0536054Y2 (ja)
JPH07293104A (ja) 半自動開閉引き戸及びその半自動開閉装置
JPH0534011Y2 (ja)
JPH02164994A (ja) 引戸用ドアクローザ