JP2001512477A - 胃酸分泌を阻止するための化合物 - Google Patents

胃酸分泌を阻止するための化合物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、式Iの化合物のイミダゾピリジン誘導体に関し、ここでフェニル基が2−及び6−位で低級アルキルで置換され、該誘導体は内因的にまたは外因的に刺激された胃酸分泌を抑制し、従って胃腸炎症性疾患の予防または治療に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 胃酸分泌を阻止するための化合物技術分野 本発明は、新規な化合物、その治療上許容される塩に関し、それらは他因的に または内因的に刺激された胃酸分泌を阻止し、従って胃腸炎症性疾病の予防およ び治療に使用できる。別の観点においては、本発明は治療用の化合物;かかる新 規な化合物の製造法;本発明の化合物またはその治療上許容される塩の少なくと も1種を活性成分として含む医薬組成物;および該活性化合物の上記の医薬用途 のための医薬製造の使用に関する。背景の技術 消化性潰瘍疾病の治療に有用な置換イミダゾ[1,2-a]ピリジンは、例えばEP-B -0033094およびUS 4,450,164(シェリング社);EP-B-0204285およびUS 4,725,601 (藤沢薬品工業株式会社);およびJ.J.Kaminski他のJournal of Medical Chemis try(第28巻、876〜892頁、1985年;第30巻、2031〜2046頁、2047〜2051頁、198 7年;第32巻、1686〜1700頁、1989年;および第34巻、533〜541頁、1991年)の 刊行物から当業界で知られている。 8−位が2,4,6-(CH3)3-C6H2CH2Oで置換されたイミダゾピリジン誘導体は、EP- B-0033094およびKaminski他のJ.Med.Chem.第28巻、876〜892頁、1985年の“ 化合物No.49”として開示されている。しかしながら、後者の刊行物によると、 該化合物は胃酸分泌の阻止剤として試験した場合、好ましい特性を示さなかった 。 胃酸ポンプ(H+,K+ATPase)の薬理学総説には、Sachs他(1995年)Annu.Rev. Pharmacol.Toxicol.35:277〜305がある。発明の開示 驚くべきことには、フェニル基が2−及び6−位の位置で低級アルキル で置換された置換イミダゾピリジン誘導体である式Iの化合物は、胃腸のH+,K+ -ATPaseの阻止剤として、従って胃酸分泌の阻止剤として、特に有効であること が見いだされた。 本発明の一つの態様において、本発明は、一般式Iの化合物又はその製薬上許 容しうる塩に関する: ここで、R1はCH3またはCH2OH;R2は低級アルキル;R3は低級アルキル;R4はH またはハロゲン;R5はH、ハロゲンまたは低級アルキル;XはNHまたはOである 。 本願で使用する用語“低級アルキル”とは、1ないし6個、好ましくは1ない し4個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルキル基を表す。“低級アルキ ル”の例には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ ソーブチル、第2ブチル、t−ブチルおよび直鎖−および分枝鎖のペンチルおよ びヘキシルが含まれる。好ましくは、“低級アルキル”はメチル、エチル、n− プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソーブチル、第2ブチルおよびt−ブ チルを意味する。 “ハロゲン”には、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素が含まれる。 純粋なエナンチオマー、ラセミ混合物および二つのエナンチオマーの等しくな い混合物は本発明の範囲内である。可能な全てのジアステレオマー 形(純粋なエナンチオマー、ラセミ混合物および二つのエナンチオマーの等しく ない混合物)は本発明の範囲内であることを理解されたい。本発明には、式Iの 化合物の生物学的機能を有する、式Iの化合物の誘導体も含まれる。 工程の条件に依存して、式Iの最終化合物は中性または塩のいずれかの形態で 得られる。これらの最終生成物の遊離塩基および塩は本発明の範囲内である。 新規な化合物の酸付加塩は、それ自体公知の方法で、アルカリのような塩基剤 を使用してまたはイオン交換により遊離塩基に変換し得る。得られた遊離塩基は 、有機のまたは無機の酸と塩を形成し得る。 酸付加塩の製造において、適切に治療上許容される塩を形成する酸を使用する のが好ましい。かかる酸の例には、塩酸のようなヒドロハロゲン酸、硫酸、リン 酸、硝酸、脂肪族、脂環式、芳香族または複素環式カルボン酸またはスルホン酸 、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、琥珀酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、 酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸塩、ヒドロキシマレイン酸、ピ ルビン酸、p−ヒドロキシ安息香酸、エンボン酸、メタンスルホン酸、エタンス ルホン酸、ヒドロキシエタンスルホン酸、ハロゲンベンゼンスルホン酸、トルエ ンスルホン酸またはナフタレンスルホン酸である。 本発明による好ましい化合物は、式Iにおいて、R2はCH3またはCH2CH3;R3はC H3またはCH2CH3;R4はH、Br、ClまたはF;そしてR5はH、CH3、Br、Clまたは F、さらに好ましくはH、CH3またはFである化合物である。 本発明による特に好ましい化合物は以下の通りである: 8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−2,3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a ]ピリジン; 8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−3−ヒドロキシメチル−2−メチルイ ミダゾ[1,2-a]ピリジン; 2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)イミダ ゾ[1,2-a]ピリジン; 2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−3−ヒドロキシメチ ルイミダゾ[1,2-a]ピリジン; 2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−3− ヒドロキシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン; 8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−2,3,6−トリメチルイ ミダゾ[1,2-a]ピリジン; 2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−クロロベンジルアミノ)イミダゾ [1,2-a]ピリジン; 2,6−ジメチル−8−(2−エチル−6−メチルベンジルアミノ)−3−ヒドロ キシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン; 8−(2,6−ジエチルベンジルアミノ)−2,6−ジメチル−3−ヒドロキシメチ ルイミダゾ[1,2-a]ピリジン; 8−(2−エチル−6−メチルベンジルアミノ)−2,3,6−トリメチルイミダゾ [1,2-a]ピリジン; 8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルオキシ)−3−ヒドロキシメチル −2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン; 2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)−3−ヒドロキシメチ ルイミダゾ[1,2-a]ピリジン; 2,6−ジメチル−8−(2−エチル−4−フルオロ−6−メチルベンジルアミノ )−3−ヒドロキシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン; 8−(2−エチル−4−フルオロ−6−メチルベンジルアミノ)−2,3,6 −トリメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン。 製造 本発明はまた、一般式Iを有する化合物の製造のための下記の方法A、B、C 、DおよびEを提供する。 方法A 一般式Iを有する化合物の製造方法Aは以下の工程を含む: 一般式IIの化合物: (ここで、X1はNH2またはOH、そしてR1およびR5は式Iについて定義された通り である)を、一般式IIIの化合物:(ここで、R2、R3およびR4は式Iについて定義された通りであり、Yはハライド 、トシルオキシまたはメシルオキシのような式Iの化合物への脱離基である)と 反応させることができる。 この反応を、例えばアセトン、アセトニトリル、ジメトキシエタン、メタノー ル、エタノールまたはジメチルホルムアミドのような不活性溶媒中で、塩基を用 いてまたは用いずに行うと便利である。塩基は、例えば、水酸化ナトリウムおよ び水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物;炭酸カリウムおよび炭酸ナト リウムのようなアルカリ金属炭酸塩;またはト リエチルアミンのような有機アミンである。 方法B XがNHである一般式Iの化合物の製造のための方法Bは下記の工程を含む: 一般式IVの化合物: (ここで、R1およびR5は式Iについて定義された通りである)を、一般式Vの化 合物: (ここで、R2、R3およびR4は式Iについて定義された通りである)と、塩化亜鉛 のようなルイス酸の存在下で反応させて、一般式VIの化合物: (ここで、R1、R2、R3、R4およびR5は式Iに定義された通りである)とし、 そして一般式VIの化合物を、例えばホウ水素化ナトリウムまたはシアノホウ水素 化ナトリウムを用いて還元して、XがNHである一般式Iの化合物とする。反応は 、例えばメタノールまたはエタノールのような不活性溶媒中で、標準的条件下で 実施できる。 方法C R1がCH2OHである一般式Iを有する化合物を製造するための方法Cは、下記の 工程を含む: 一般式VIIの化合物: (ここで、X1はNHまたはOHであり、R5は式Iについて定義された通りである)を 、一般式IIIの化合物:(ここで、R2、R3およびR4は式Iについて定義された通りであり、Yはハライド 、トシルオキシまたはメシルオキシのような脱離基である)と反応させて、式VI IIの化合物: (ここで、R2、R3、R4、R5およびXは式Iについて定義された通りである)とす る。 この反応を、例えばアセトン、アセトニトリル、ジメトキシエタン、メタノー ル、エタノール、またはジメチルホルムアミドのような不活性溶媒中で、塩基を 用いてまたは塩基を用いずに行うと便利である。塩基は、例えば、水酸化ナトリ ウムおよび水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物;炭酸カリウムおよび 炭酸ナトリウムのようなアルカリ金属炭酸塩;またはトリエチルアミンのような 有機アミンである。 例えばテトラヒドロフランまたはエーテル中の水素化リチウムアルミニウムを 用いる、一般式VIIIの化合物の還元により、R1がCH2OHである一般式Iの化合物 を生成する。 方法D R1がCH2OHでありXがNHである一般式Iを有する化合物の製造のための方法D は下記の工程を含む: 一般式IXの化合物: (ここで、R5は式Iについて定義された通りである)を、一般式Vの化合物: (ここで、R2、R3およびR4は式Iについて定義された通りである)と、塩化亜鉛 のようなルイス酸の存在下で反応させて、式Xの化合物: (ここで、R2、R3、R4およびR5は式Iに定義された通りである)とし、そして一 般式Xの化合物を、例えばホウ水素化ナトリウムまたはシアノホウ水素化ナトリ ウムを用いて還元して、一般式XIの化合物:(ここで、R2、R3、R4およびR5は式Iについて定義された通りである)とする。 反応は、例えばメタノールまたはエタノールのような不活性溶媒中で、標準的条 件下で実施できる。 一般式XIの化合物を、例えばテトラヒドロフランまたはエーテル中の水素化リ チウムアルミニウムを用いて還元することにより、R1がCH2OH、そしてXがNHで ある一般式Iの化合物が生成する。 方法E 一般式XIIの化合物: (ここで、R2、R3、R4およびR5は式Iについて定義された通りである)を、例え ばアセトニトリルまたはエタノールのような不活性溶媒中で、一般式 CH3COCH(Z)COOCH2CH3(ZはBrまたはClである)のα−ハロカルボニル中間体と縮 合することにより、一般式XIIIの化合物:(ここで、R2、R3、R4およびR5は式Iについて定義された通りである)の化合物 が形成される。一般式XIIIの化合物を例えばテトラヒドロフランまたはエーテ ル中で水素化リチウムアルミニウムを用いて還元することにより、R1がCH2OHで ありそしてXがOである一般式Iの化合物が生成する。 医学的用途 さらに別の態様において、本発明は治療に使用するための、特に胃腸炎症性疾 患に対して使用するための、式Iの化合物に関する。本発明は、胃酸分泌の抑制 のための、または胃腸炎症性疾患の処置のための医薬の製造における式Iの化合 物の使用に関する。 本発明による化合物はこのように、胃腸炎症性疾患、およびヒトを含む哺乳類 における、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道逆流およびゾリンジャーエリソン 症候群のような胃酸に関連する疾患の予防および治療に使用し得る。さらに、該 化合物は、胃酸分泌防止作用が望ましい他の胃腸障害、例えばガストリノーマの 患者および急性胃腸上部出血の患者に用いることができる。それらは、集中的看 護状態にある患者に、および手術前および 手術後に、酸の吸引およびストレス性潰瘍を予防するためにも用いられ得る。 活性物質の典型的な一日の投与量は広範囲で変わり、そして、例えば各患者の 個人的要求、投与経路および疾患のような様々な要因に依拠するであろう。一般 に、経口および非経口投与量は、一日につき活性物質5から1000mgの範囲内にあ るであろう。 医薬配合物 さらに別の態様において、本発明は、少なくとも一つの本発明の化合物または その治療上許容される塩を活性成分として含む医薬組成物に関する。 本発明の化合物は、他の活性成分、例えばアモキシシリンのような抗生物質と 共に配合物に用いることもできる。 臨床的使用のために、本発明の化合物は、経口、直腸、非経口またはその他の 投与態様の医薬に配合される。医薬配合物は本発明の化合物を、一つまたはそれ 以上の製薬上許容しうる成分と組み合わせて含む。担体は固体、半固体または液 体の希釈剤、またはカプセルの形態であってよい。これらの製剤は、本発明のさ らなる目的である。通常活性化合物の量は、製剤の0.1から95重量%、非経口用 の薬剤においては好ましくは0.1から20重量%、そして経口投与用の薬剤におい ては好ましくは0.1から50重量%である。 本発明の化合物を経口投与のための投与単位の形態で含む医薬配合物の製造に おいて、選ばれた化合物を、固体で粉末状の成分、例えばラクトース、サッカロ ース、ソルビトール、マンニトール、澱粉、アミロペクチン、セルロース誘導体 、ゼラチン、またはその他の適切な成分、並びに崩解剤および潤滑剤、例えばス テアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ ム、ステアリルフマル酸ナトリウムおよびポリエチレングリコールワックスと混 合し得る。混合物はそれから顆粒に加工するか、錠剤にプレス加工する。 軟質ゼラチンカプセルは、本発明の活性化合物、植物油、脂肪、または、軟質 ゼラチンカプセルのためのその他の適切なベヒクルの混合物を含むカプセルを用 いて製造し得る。硬質ゼラチンカプセルは、活性化合物の顆粒を含み得る。硬質 ゼラチンカプセルはまた、ラクトース、サッカロース、ソルビトール、マンニト ール、じゃがいも澱粉、コーンスターチ、アミロペクチン、セルロース誘導体ま たはゼラチンのような固体粉末状成分と組み合わせて活性化合物を含有すること ができる。 直腸内投与のための投与単位は、(i)中性脂肪塩基と混合された活性物質を 含む座薬の形態で;(ii)活性物質を、植物油、パラフィン油、またはゼラチン 直腸内カプセル用の他の適切なベヒクルとの混合物中に含む、ゼラチン直腸内カ プセルの形態で;(iii)即時使用可能な小型浣腸の形態で;または(iv)投与 の直前に適切な溶媒中で再構成される乾燥小型浣腸配合物の形態で製造し得る。 経口投与用の液体製剤は、シロップまたは懸濁液、例えば0.1から20重量%の 活性成分と、砂糖または砂糖アルコール、およびエタノール、水、グリセロール 、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールの混合物からなる残部とを含 む溶液または懸濁液の形態で製造し得る。所望により、このような液体製剤は、 着色剤、芳香剤、サッカリンおよびカルボキシメチルセルロースまたは他の増粘 剤を含む。経口投与のための液体製剤はまた、乾燥粉末の形態で製造して、使用 する前に適切な溶媒を用いて再構成し得る。 非経口投与用の溶液は、製薬上許容される溶媒中に、好ましくは0.1か ら10重量%の濃度で本発明の化合物を含む溶液として製造し得る。これらの溶液 はまた安定化成分および/または緩衝成分を含んでもよく、そしてアンプルまた はバイアルの形で単位投与量に分配される。非経口投与用の溶液はまた、乾燥製 剤として製造して、使用直前に適切な溶媒を用いて再構成してもよい。 本発明による化合物はまた、他の活性成分と共に配合物に使用して、例えば、 ヒトの胃粘膜のヘリコバクター・ピロリによる感染を含む症状の治療または予防 に用いることができる。このような他の活性成分は抗菌剤、特に以下のものであ ってよい: ・ アモキシシリン、アンピシリン、セファロチン、セファクロルまたはセフ ィキシムのようなβ−ラクタム抗生物質; ・ エリスロマイシンまたはクラリスロマイシンのようなマクロライド; ・ テトラサイクリンまたはドキシサイクリンのようなテトラサイクリン; ・ ゲンタマイシン、カナマイシンまたはアミカシンのようなアミノグリコシ ド; ・ ノルフロキサシン、シプロフロキサシンまたはエノキサシンのようなキノ ロン; ・ メトロニダゾール、ニトロフラントインまたはクロルアンフェニコールの ような他のもの;または ・ 次クエン酸ビスマス、次サリチル酸ビスマス、次炭酸ビスマス、次硝酸ビ スマスまたは次没食子酸ビスマスのようなビスマス塩を含む製剤。 実施例 1.発明の化合物の製造 実施例1.1 8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−2,3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a]ピリ ジンヒドロクロリドの合成 メタノール(50ml)中の8−アミノ−2,3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a]ピ リジン(0.9g,5.1ミリモル)、塩化亜鉛(II)(0.84g,6.2ミリモル)および2 ,6−ジメチルベンズアルデヒド(0.83g,6.2ミリモル)の撹拌混合物を、シア ノホウ水素化ナトリウム(0.39g,6.2ミリモル)で処理し、3時間還流した。メ タノールを減圧下で蒸発させ、残留物を塩化メチレンおよび2M水酸化ナトリウ ム中に溶解させた。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥しそして減圧下で蒸 発させた。 残留物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより、a)酢酸エチル: 塩化メチレン(1:2)およびb)メタノール:塩化メチレン(1:20)を溶離剤と して用いて精製した。油状生成物をジエチルエーテルに溶解させ、ジエチルエー テル/HClで処理し、そして沈澱した塩を濾別して、標題の化合物を0.6g(36% )得た。実施例1.2 2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−6−フルオロイミダゾ [1,2-a]ピリジンの合成 メタノール(50ml)中の8−アミノ−2,3−ジメチル−6−フルオロイミダゾ[1 ,2-a]ピリジン(0.16g,0.89ミリモル)、塩化亜鉛(II)(0.14g,1.04ミリ モル)および2,6−ジメチルベンズアルデヒド(0.14g,1.04ミリモル)の撹拌混 合物を、シアノホウ水素化ナトリウム(0.065g,1.04ミリモル)で処理し、7時 間還流した。冷却した反応混合物を0.5MNaOH(20ml)に添加し、沈殿した固体を 濾別し、メタノール:塩化メチレン(1:10)を溶離剤として用いてシリカゲル 上でカラムクロマトグラフィーにより精製した。石油からの結晶化により標題の 化合物を0.1g(38%)得た。 実施例1.3 2,3−ジメチル−8−(2,6−ジエチルベンジルアミノ)−イミダゾ[1,2-a]ピ リジンの合成 メタノール(7ml)中に、8−アミノ−2,3−ジメチル−イミダゾ[1,2-a] ピリジン(0.33g,2.0ミリモル)および2,6−ジエチルベンズアルデヒド(0.36g ,2.2ミリモル)を溶解した。ZnCl2(0.30g,2.2ミリモル)、次いでNaBH3CN(0. 14g,2.2ミリモル)を小量づつ添加し、混合物をアルゴン下で3時間還流し、 冷却しそして次に1M NaOH水溶液(10ml)上に注加した。得られた黄色懸濁液をD CM(3×25ml)で抽出し、そして合わせた有機溶液を塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾 燥しそれから除去した。油状残留物(0.4g)をフラッシュクロマトグラフィー (DCM−EtOAc0%−20%EtOAc)により精製して、0.34gとした。この油状物を ヘキサン(2ml)で処理して、オフホワイトの結晶として0.14g(23%)を得た。 実施例1.4 8−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)−3−ヒドロキシメチル−2−メチルイミ ダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 8−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル−2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリ ジン(0.89g,5.0ミリモル)、炭酸ナトリウム(1.5g)、ヨウ化ナトリウム( 0.4g)、2,6−ジメチルベンジルクロリド(0.7g,4,5ミリモル)およびアセト ン(60ml)の混合物を一晩撹拌した。さらに炭酸ナトリウム(1.0g)を添加した 。反応混合物を2時間還流した。反応混合物を濾過し、そして溶媒を真空で除去 した。残留物をCH2Cl2/MeOH(100:5)中に懸濁し、そして濾過した。溶媒の真 空蒸発により残留物が得られ、この残留物をCH2Cl2-.MeOH(100:4)を用いて 溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、フラクションを集め、そ してCH2Cl2/CH3CNから再結晶して、標題の化合物0.37gを得た。 実施例1.5 2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリ ジンの合成 8−アミノ−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.7g,4.34ミリモル) 、炭酸ナトリウム(2.0g)、ヨウ化ナトリウム(0.3g)、2,6−ジメチルベンジ ルクロリド(0.671g,4,34ミリモル)およびアセトン(30ml)の混合物を一晩撹 拌した。反応混合物を濾過し、そして溶媒を真空で除去した。残留物を塩化メチ レン中に溶解し、そしてNaHCO3水溶液を用いて洗浄した。有機層を分離し、そし て溶媒を蒸発させた。粗製生成物を、CH2Cl2/MeOHを用いて溶出するフラッシュ クロマトグラフィーにより精製して、標題の化合物0.7gを得た。 実施例1.6 2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)イミダゾ[1,2-a]ピリ ジンの合成 8−ヒドロキシ−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(1.2g、7.41ミ リモル)、2,6−ジメチルベンジルクロリド(1.145g)7.41ミリモル)、ヨウ化ナト リウム(0.3g)、炭酸ナトリウム(2.0g)およびアセトン(50ml)の混合物を 3時間還流した。塩化メチレンを添加した後、反応混合物を濾過した。溶媒を真 空で除去した。残留物をCH2Cl2中で溶解し、NaHCO3水溶液を用いて洗浄し、Na2S O4上で乾燥し、そして蒸発させた。残留物にシリカ上のクロマトグラフィー処理 を行い、CH2Cl2-MeOH(100:5)を用いて溶出し、(酢酸エチル−エーテルから )所望の生成物0.70gを得た。 実施例1.7 2,3−ジメチル−8−(2−エチル−6−メチルベンジルアミノ)イミダゾ[1,2- a]ピリジンの合成 8−アミノ−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.3g、1.86ミリモ ル)および2−エチル−6−メチルベンジルクロリド(0.31g、1.84ミリモル) を5mlのジメトキシエタン中に溶解した。ヨウ化カリウム(0.2g、1.2ミリモル )およびNa2CO3(0.3g、2.8ミリモル)を添加し、混合物を4時間還流した。溶媒 を蒸発させ、残留物を、塩化メチレンと酢酸エチル(60:40)の混合物を溶離剤 として用いてシリカゲル上でカラムクロマトグラフィーにより精製した。標題の 化合物230mg(42%)を得た。 実施例1.8 6−ブロモ−2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)イミダゾ[ 1,2-a]ピリジンの合成 8−アミノ−6−ブロモ−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(1.2g 、5.0ミリモル)、2,6−ジメチルベンジルクロリド(0.772g、5.0ミリモル)、 炭酸ナトリウム(0.8g)、ヨウ化ナトリウム(0.2g)およびアセトン(45ml)の 混合物を一晩撹拌した。さらに2,3−ジメチルベンジルクロリド(0.285g)を添加 し、そして反応混合物を5時間還流した。アセトンを添加した後、反応混合物を 濾過した。溶媒を真空で除去し、そして残留物をCH2Cl2中で溶解し、NaHCO3を用 いて洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そして蒸発させた。粗製生成物を酢酸エチル中 に溶解しそして石油エーテルを添加した。濾過および溶媒の蒸発により残留物が 得られ、それを酢酸エチルから再結晶して標題の化合物1.45gを得た。 実施例1.9 8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−3−ヒドロキシメチル−2−メチルイミ ダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 トルエン(25ml)中のビトリド(40ml、136ミリモル)の溶液を、トルエン(1 00ml)中の3−カルボエトキシ−8−(ジメチルベンジルアミノ)−2−メチルイ ミダゾ[1,2-a]ピリジン(8.0g、23.71ミリモル)の脱窒 素溶液に滴加した。氷浴を除去し、反応混合物を室温で105分間撹拌した。反応 混合物を0℃に冷却し、そして水(36ml)を添加して急冷した。混合物を濾過し 、有機層をNaHCO3水溶液を用いて洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そして濃縮した。 アセトニトリル(20ml)を添加し、生成物を濾過により集めた。結晶性生成物を アセトニトリルを用いて2回洗浄し、真空で乾燥した。収量5.6g。 実施例1.10 6−クロロ−2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)イミダゾ [1,2-a]ピリジンの合成 8−アミノ−6−クロロ−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.894 g、4.57ミリモル)、2,6−ジメチルベンズアルデヒド(0.77g、5.7ミリモル) 、ZnCl2(1.08g、7.92ミリモル)、NaB(CN)H3(0.36g、5.7ミリモル)およびMeOH (35ml)の混合物を3.5時間還流した。さらに2,6−ジメチルベンズアルデヒド( 4mlのMeOH中に0.25g)、ZnCl2(0.55g)およびNaB(CN)H3(0.35g)を添加した 。反応混合物をさらに4時間還流した。 続いで1M NaOH(150ml)および水(50ml)の添加により処理し、次いでCH2Cl2 を用いて混合物を抽出し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させて、固体残留物を得た 。粗製生成物を酢酸エチル中に溶解しそしてエーテルを添加した。濾過および溶 媒の蒸発により残留物が得られ、該残留物を酢酸エチルから再結晶して0.52gの 生成物を得た。実施例1.11 2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)イミダゾ [1,2-a]ピリジンの合成 8−アミノ−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.5g、3.1ミリモル )をアセトニトリル(6ml)中に溶解した。その溶液に、2,6−ジメチル−4−フル オロ−ベンジルブロミド(0.67g、3.1ミリモル)および炭酸カリウム(0.47g、3. 4ミリモル)を添加した。混合物を16時間還流した。塩化メチレン(12ml)および 塩化ナトリウム溶液(20ml)を添加した。有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で 乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。粗製生成物をクロマトグラフィー(酢酸エ チル:石油エーテル1:1)に より精製した。標題の化合物400mgを固体として得た。 実施例1.12 2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−3−ヒドロキシメチル イミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 10mlのトルエン中の3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチ ルベンジルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.4g、1.1ミリモル)の溶液 を氷水を用いて冷却し、30分後にトルエン(2.1g、6.6ミリモル)中のRed-AL65 %を添加した。溶液を室温で2時間撹拌した。10mlのロッシェル塩溶液(酒石酸 ナトリウムカリウム四水和物35g/水250ml)を滴加し、10mlのトルエンを添加し 、有機層を分離しそして水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥しそして減圧下で 蒸発させた。残留物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより、溶離剤 ジクロロメタン:メタノール9:1で精製し、標題の化合物0.21mg(62%)を得 た。 実施例1.13 2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−3−ヒ ドロキシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 10mlのトルエン中の0.4g(1.1ミリモル)の3−カルボエトキシ−2,6−ジメチ ル−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピ リジンの溶液を氷水を用いて冷却した(2.1g、6.6ミリモル)。30分後、トルエン 中のRed-AL65%を添加した。溶液を室温で2時間撹拌した。10mlのロッシェル塩 溶液(酒石酸ナトリウムカリウム四水和物35g/水250ml)を滴加し、10mlのト ルエンを添加し、有機層を分離しそして水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し そして減圧下で蒸発させた。残留物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー により、溶離剤ジクロロメタン:メタノール95:5で精製し、標題の化合物0.3 g(83%)を得た。 実施例1.14 8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−2,3,6−トリメチルイミ ダゾ[1,2-a]ピリジンヒドロクロリドの合成 8−アミノ−2,3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.5g、2.85ミ リモル)、2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルブロミド(0.7g、3.4ミリモ ル)、炭酸カリウム(0.6g、4.6ミリモル)、ヨウ化ナトリウム(0.1g)、アセ トニトリル15mlの撹拌混合物を一晩還流した。溶媒を減圧下で蒸発させ、そして 残留物をジクロロメタン中に溶解し、水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上 で乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。残留物を、ヘキサン:酢酸エチル 2: 1の溶離剤で、シリカゲル上でカラムクロマトグラフィーにより精製した。油状 生成物をジエチルエーテル中に溶解し、ジエチルエーテル/HClを用いて処理し 、そして沈殿した塩を濾取して標題の化合物0.55g(56%)を得た。 実施例1.15 2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−クロロベンジルアミノ)イミダゾ[ 1,2-a]ピリジンの合成 4−クロロ−2,6−ジメチルベンジルブロミドおよび2−クロロ−4,6−ジメチ ルベンジルブロミドの混合物(1.1g、4.68ミリモル)および8−アミノ−2,3−ジ メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(4.65ミリモル)を15mlのジメトキシエタン中 に溶解した。ヨウ化カリウム(0.5g、3.0ミリモル)およびNa2CO3(1g、9.4ミ リモル)を添加した。混合物を4時間還流した。溶媒を蒸発させそして残留物を シリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製した。生成物を塩化メチレ ンと酢酸エチル(70:30)の混合物で溶出した。標題の化合物70mgを得た。 実施例1.16 2,6−ジメチル−8−(2−エチル−6−メチルベンジルアミノ)−3−ヒドロキ シメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2−エチル−6−メチルベンジル アミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジン(1.0g、2.8ミリモル)をテトラヒドロフ ラン(25ml)中に溶解し、そして+5℃で撹拌した。温度が+10℃以下に保たれ るように、水素化リチウムアルミニウム(0.5g、13ミリモル)を少しずつ1.5時間 かけて添加した。混合物を室温で更に1時間撹拌した後、水0.5mlを滴加し、次 いで15%の水酸化ナトリウム0.5ml、次に水1.5mlを滴加した。固体を濾過により 取り出し、テトラヒドロフランおよび塩化メチレンで充分に洗浄した。濾液およ び洗浄液を合わせ、乾燥し、そして溶媒を減圧下で除去した。残留物を塩化メチ レン中に溶かしそして水で洗浄した。有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し 、減圧下で蒸発させ、そして残留物を、溶離剤として酢酸エチル:塩化メチレン (1:1)を用いてシリカゲル上のクロマトグラフィーにより精製した。石油エ ーテル:ジエチルエーテル(1:1)からの結晶により標題の化合物0.37g(41 %)を得た。 実施例1.17 8−(2,6−ジエチルベンジルアミノ)−2,6−ジメチル−3−ヒドロキシメチル イミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 テトラヒドロフラン30ml中の3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2,6 −ジエチルベンジルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジン(1.75g、4.6ミリモル )の溶液を、室温で3.5時間、リチウムアルミニウムハイドライド(0.7g、18.5 ミリモル)を用いて処理した。4時間後反応は完了し、そして水(0.7ml)、水 酸化ナトリウム水溶液(0.7ml、15%)および再び水(2ml)を滴加することに より注意深く急冷した。混合物をクロロホルムを用いて抽出し、そして有機層を 濃縮した。残留物をエタノール中で再結晶し、そして白色結晶性生成物を濾過し 、ジエチルエーテルを用いて洗浄しそして真空で乾燥して、収量1.5g(96%) を得た。 実施例1.18 8−(2,6−ジエチルベンジルアミノ)2,3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジ ンの合成 メタノール50ml中の8−アミノ−2,3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a]ピリ ジン(0.5g、2.8ミリモル)、2,6−ジエチルベンズアルデヒド(0.7g、4.3ミリ モル)および塩化亜鉛(II)(0.44g、3ミリモル)の撹拌混合物を、シアノホウ 水素化ナトリウム(0.19g、3ミリモル)を用いて処理し、それから20時間還流 した。メタノールを減圧下で蒸発させ、そして残留物をジクロロメチレンおよび 水中に溶解した。有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥しそして減圧下で蒸 発させた。残留物に、最初にジクロロメチレンを、それからジクロロメチレン: 酢酸エチル(1:1)を用いてシリカゲル上のクロマトグラフィー処理を行って 、標題の化合物0.42gを得た。実施例1.19 8−(2−エチル−6−メチルベンジルアミノ)−2,3,6−トリメチルイミダゾ[1 ,2-a]ピリジンの合成 メタノール50ml中の8−アミノ−2,3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a]ピリ ジン(0.5g、2.8ミリモル)、2−エチル−6−メチルベンズアルデヒド(0.45 g、3ミリモル)および塩化亜鉛(II)(0.4g、3ミリモル)の撹拌混合物を 、シアノホウ水素化ナトリウム(0.19g、3ミリモル)を用いて処理し、それか ら20時間還流した。メタノールを減圧下で蒸発させ、そして残留物をジクロロメ チレンおよび水中に溶解した。有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥しそし て減圧下で蒸発させた。残留物に、最初にジクロロメチレンを、それからジクロ ロメチレン:メタノール(10:1)を用いてシリカゲル上のクロマトグラフィー を行って、標題の化合物0.28g(33%)を得た。 実施例1.20 8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルオキシ)−3−ヒドロキシメチル− 2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 水素化リチウムアルミニウム(0.31g、8.4ミリモル)をテトラヒドロフラン (30ml)に添加し、そしてテトラヒドロフラン(30ml)中に溶解した3−カルボ エトキシ−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルオキシ)−2−メチル イミダゾ[1,2-a]ピリジン(1.5g、4.2ミリモル)を30分間かけて滴加した。 0.31mlの水を、続いて0.31mlの15%水酸化ナトリウム、次に0.93mlの水を滴加し た。固体を濾過により除去し、そしてメタノール:塩化メチレン(1:1)を用 いて充分洗浄した。濾液と洗浄物を合わせ、そして溶媒を減圧下で除去した。残 留物を、塩化メチレン:メタノール(9:1)を溶離剤として用いたシリカゲル 上のカラムクロマトグラフィーにより精製した。残留物をアセトニトリルで処理 し、標題の化合物0.9g(69%)を得た。 実施例1.21 6−ブロモ−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−3−ヒドロ キシメチル−2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 LiBH4(70mg)を少しずつ4時間で、THF中の6−ブロモ−3−カルボエトキシ −8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−2−メチルイミダゾ[1 ,2-a]ピリジン(100mg、0.23ミリモル)の還流溶液に添加した。希釈HClを添加 して反応混合物を急冷し、そして塩化メチレンを添加した。有機層を分離し、乾 燥しそして真空で蒸発させた。残留物を、塩化メチレン:酢酸エチル(100:10) を溶離剤として用いたシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、 標題の化合物40mg(44%)を得た。 実施例1.22 2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)−3−ヒドロキシメチル イミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 トルエン(3ml)中のビトリド(3ml、10.2ミリモル)の混合物を、トルエン (15ml)中の3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジ ルオキシ)イミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.68g、1.93ミリモル)の窒素パージ 溶液に滴加した。氷浴を除去し、そして反応混合物を室温で2時間15分撹拌した 。反応混合物を0℃に冷却し、そして水(6ml)を添加して急冷した。塩化メチ レン/メタノールを添加し、そして反応混合物を濾過した。溶媒を真空で除去し 、そして残留物を、塩化エチレン:メタノール(100:5)を溶離剤として用いた シリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、標題の化合物0.35g( 58%)を得た。 実施例1.23 8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−3−ヒドロキシメチル− 2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 トルエン30ml中の0.6g(1.7ミリモル)の3−カルボエトキシ−8−(2,6− ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリ ジンの溶液を氷水で冷却した。トルエン中のRed-Al 65% 2.1g(6.6ミリモル) を30分間添加した。溶液を1時間室温で撹拌した。ロッシェル塩溶液25ml(酒石 酸ナトリウムカリウム四水和物35g/水250g)を滴加しそして有機層を分離した 。水層を塩化メチレンで洗浄し、該塩化メチレンを分離した。合わせた有機溶媒 を硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。残留物を、ジクロロ メタン:メタノール 95:5を溶離剤として用いたシリカゲル上のカラムクロマ トグラフィーにより精製し、標題の化合物0.42g(79%)を得た。 実施例1.24 2,6-ジメチル−8−(2−エチル−4−フルオロ−6−メチルベンジルアミノ) −3−ヒドロキシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 テトラヒドロフラン(15ml)中のLiAlH4(0.08g、2.1ミリモル)の混合物に、 テトラヒドロフラン(15ml)中の3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2 −エチル−4−フルオロ−6−メチルベンジルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリ ジン(0.4g、1.0ミリモル)を添加した。混合物を室温で4時間撹拌した後、水 0.1mlを滴加し、続いて15%水酸化ナトリウム0.1mlを、次に水0.3mlを滴加した 。固体を濾過により除去し、そしてテトラヒドロフランを用いて充分に洗浄した 。濾液と洗浄液とを合わせ、乾燥し、そして溶媒を減圧下で除去した。残留物を 塩化メチレン:メタノール(9:1)を溶離剤として用いたシリカゲル上のカラ ムクロマトグラフィーにより精製した。アセトニトリルからの結晶化により標題 の化合物0.32g(89%)を得た。 実施例1.25 8−(2−エチル−4−フルオロ−6−メチルベンジルアミノ)−2,3,6−トリメ チルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 ジメトキシエタン10ml中に8−アミノ−2,3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a ]ピリジン(0.38g、2.16ミリモル)および2−エチル−4−フルオロ−6−メ チルベンジルブロミド(0.50g、2.16ミリモル)を溶解した。ヨウ化カリウム( 0.2g、1.2ミリモル)およびNa2CO3(0.4g、3.8ミリモル)を添加し、そして混 合物を6時間還流した。溶媒を蒸発させ、そして残留物を、塩化メチレンと酢酸 エチルとの混合物(60:40)を溶離剤として用いたシリカゲル上のカラムクロマ トグラフィーにより精製した。標題の化合物203mg(29%)を得た。 実施例1.26 2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルオキシ)イミダゾ [1,2-a]ピリジンの合成 2,3−ジメチル−8−ヒドロキシイミダゾ[1,2-a]ピリジン(1.7g、10ミリ モル)、2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルブロミド(2.3g、10ミリモル) 、ヨウ化ナトリウム(0.5g、0.3ミリモル)および炭酸ナトリウム(2.6g、28 ミリモル)をアセトン(75ml)に添加し、そして混合物を6時間還流した。塩化メ チレンを添加し、混合物を濾過し、そして溶媒を減圧下で蒸発させた。塩化メチ レン:酢酸エチル(1:2)を溶離剤として用いたシリカゲル上のカラムクロマ トグラフィーによる精製より、標題の化合物(0.85g、28%)を白色粉末として 得た。 実施例1.27 2,3−ジメチル−8−(2−エチル−6−メチルベンジルオキシ)イミダゾ[1,2- a]ピリジンの合成 2,3−ジメチル−8−ヒドロキシイミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.8g、5ミリ モル)、2−エチル−6−メチルベンジルクロリド、ヨウ化ナトリウム(0.25g 、1.7ミリモル)および炭酸ナトリウム(1.2g、11ミリモル)をアセトン(40ml )に添加し、そして混合物を5時間還流した。アセトンを蒸発させ、そして残留 物を塩化メチレン中に溶解し、水で洗浄した。有機溶媒を乾燥させ、そして減圧 下で蒸発させた。残留物を、(a)塩化メチレン:酢酸エチル(1:2)、(b) 塩化メチレン:酢酸エチル(2:1)を溶離剤として用いたシリカゲル上のカラム クロマトグラフィーにより2回精製し、標題の化合物(0.02g、1.4%)を得た 。 実施例1.28 8−(2−エチル−6−メチルベンジルオキシ)−3−ヒドロキシメチル−2− メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 テトラヒドロフラン(25ml)中のLiAlH4(0.08g、2.1ミリモル)の混合物に、 テトラヒドロフラン(25ml)中の3−カルボエトキシ−8−(2−エチル−6−メ チルベンジルオキシ)−2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリ ジン(1.0g、2.8ミリモル)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した後、水 0.2mlを滴加し、続いて15%水酸化ナトリウム0.2ml、次に水0.6mlを滴加した。 固体を濾過により除去し、そして溶媒を減圧下で除去した。残留物を、塩化メチ レン:メタノール(9:1)を溶離剤として用いたシリカゲル上のカラムクロマ トグラフィーにより精製した。ジエチルエーテルからの結晶化により標題の化合 物0.52g(60%)を得た。 中間体の調製 実施例2.1 2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルブロミドの合成 3,5−ジメチル−フルオロベンゼン(5g、0.04モル)、パラホルムアルデヒド (15g)、臭化水素酸(70ml)(酢酸中30%)および酢酸(25ml)の混合物を周 囲温度で4.5時間撹拌した。該混合物に水および石油エーテルを添加し、有機層 を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧下で注意深く蒸発させた 。残留物を、石油エーテルを溶離剤として用いてシリカゲル上のカラムクロマト グラフィーにより精製し、所望の生成物(3.7g、43%)を得た。 実施例2.2 2−エチル−6−メチルベンジルクロリドの合成 2−エチル−6−メチルベンジルアルコール(1.0g、6.67ミリモル)を塩化メ チレン10ml中に溶解した。塩化チオニル(1.0g、8.5ミリモル)を添加した。混 合物を周囲温度で一晩撹拌した。反応混合物を蒸発させた。残留物を塩化メチレ ン中に溶解し、そして5gのシリカゲルを通して濾過した。濾液を蒸発させた。 標題の化合物(油状物)1.0g(89%)を得た。 実施例2.3 8−アミノ−2,3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 エタノール(100ml)中の2,3−ジアミノ−5−メチルピリジン(2.0g、16ミ リモル)の溶液に、3−ブロモ−2−ブタノン(2.4g、16ミリモル) を添加した。反応混合物を16時間還流した。追加量の3−ブロモ−2−ブタノン (1.0g、6.7ミリモル)とトリエチルアミン(1.0g、9.9ミリモル)を添加し、そ して混合物を2時間還流した。エタノールを減圧下で蒸発させ、そして残留物を 塩化メチレンおよび重炭酸塩の溶液で処理した。有機層を分離し、硫酸ナトリウ ム上で乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。油状残留物を、メタノール:塩化メ チレン(1:20)を溶離剤として用いてシリカゲル上のカラムクロマトグラフィ ーにより精製し、所望の生成物(1.05g、37%)を得た。 実施例2.4 2−アミノ−5−フルオロ−3−ニトロピリジンの合成 濃硫酸(40ml)中の2−アミノ−5−フルオロピリジン(8.6g、77ミリモル) の溶液に、煙霧硝酸(3.25ml、77ミリモル)を+3℃の温度で滴加(30分)した 。反応混合物を室温で1時間、+55℃で1時間撹拌した。混合物を氷上に注ぎ、 10M水酸化ナトリウムを用いて中和し、そして塩化メチレンを用いて抽出した。 有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。残留 物を、(i)メタノール:塩化メチレン(1:20)および(ii)ジエチルエーテ ル:石油エーテル(1:1)を溶離剤として用いてシリカゲル上のカラムクロマ トグラフィーにより2回精製し、標題の化合物(0.44g、3.6%)を得た。 実施例2.5 2,3−ジアミノ−5−フルオロピリジンの合成 エタノール(10ml)中の2−アミノ−5−フルオロ−3−ニトロピリジン(0. 42g、2.3ミリモル)および鉄粉(1.6g、28ミリモル)の溶液に、水(0.5ml、2 8ミリモル)および塩酸(27μl、0.32ミリモル)を添加した。混合物を1時間還 流した。追加量の鉄粉(0.2g、3.6ミリモル)を添加し、そして混合物を30分間 還流した。反応混合物をセライトを通して濾過し、そして溶媒を減圧下で蒸発し て、所望の生成物0.3g(100%)を得た。 実施例2.6 8−アミノ−2,3−ジメチル−6−フルオロイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 エタノール(20ml)中の2,3−ジアミノ−5−フルオロピリジン(0.3g、2.4 ミリモル)と3−ブロモ−2−ブタノン(0.36g、2.4ミリモル)との混合物を1 0時間還流した。溶媒を減圧下で蒸発させた。残留物を塩化メチレン中に溶解し 、そして重炭酸塩溶液を用いて処理した。有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で 乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。残留物を、メタノール:塩化メチレン(1 :20)を溶離剤として用いてシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精 製し、標題の化合物0.16g(37%)を得た。 実施例2.7 8−アミノ−6−ブロモ−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2−a]ピリジンの 合成 エタノール(40ml)中の2,3−ジアミノ−5−ブロモピリジン(4.0g、 21.29ミリモル)および3−ブロモ−2−ブタノン(3.7g、24.48ミリモル)の溶 液を一晩還流した。室温まで冷却した後、結晶生成物を濾過し、そしてエタノー ルおよびエーテルを用いて洗浄した。結晶を塩化メチレン中に溶解し、そしてNa HCO3水溶液により中和した。有機層を分離し、Na2SO4上で乾燥し、そして真空で 蒸発させた。収量2.3g。 実施例2.8 3−カルボエトキシ−8−(ジメチルベンジルアミノ)−2−メチルイミダゾ[ 1,2-a]ピリジンの合成 8−アミノ−3−カルボエトキシ−2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(6 .08g、27.74ミリモル)、2,6−ジメチルベンジルクロリド(4.5g、29.13ミリモ ル)、炭酸ナトリウム(4.32g、43.7ミリモル)、ヨウ化ナトリウム(0.7g)お よびアセトン(120ml)の混合物を30時間撹拌し、そして結晶生成物を濾取した 。生成物をジクロロメタン中に溶解し、濾過し、そして溶媒を減圧下で蒸発させ て、標題の化合物(7.0g)を得た。 実施例2.9 8−アミノ−6−クロロ−2,3−ジメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 エタノール(60ml)中の2,3−ジアミノ−5−クロロピリジン(5.26g、36.64 ミリモル)および3−ブロモ−2−ブタノン(6.2g、41.06ミリモル) の混合物を一晩還流した。室温まで冷却した後、結晶生成物を濾過し、そしてエ タノールおよびエーテルを用いて洗浄した。結晶を塩化メチレン中に溶解し、そ してNaHCO3水溶液により中和した。有機層を分離し、Na2SO4上で乾燥し、そして 真空で蒸発させた。収量3.0g。 実施例2.10 8−アミノ−3−カルボエトキシ−2,6−ジメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン の合成 無水エタノール75ml中の2,3−ジアミノ−5−メチル−ピリジン(4.0g、32.5 ミリモル)およびクロロアセト酢酸エチル(5.9g、36.0ミリモル)の撹拌混合物 を一晩還流した。エタノールを減圧下で蒸発させた。残留物を2M HCl中に溶解 し、ジエチルエーテルを用いて3回洗浄し、pHを9に調整し、そしてジクロロメ タンを用いて3回抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして蒸 発させた。残留物を、ジクロロメタン:メタノール 95:5を溶離剤として用い てシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、標題の化合物2.0g (28%)を得た。実施例2.11 3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)イ ミダゾ[1,2−a]ピリジンの合成 メタノール50ml中の8−アミノ−2,6−ジメチルイミダゾール[1,2-a]ピリ ジン(1.2g、5.1ミリモル)、塩化亜鉛(II)(0.84g、6.2ミリモル)および2,6 −ジメチルベンズアルデヒド(0.84g、6.2ミリモル)の撹拌混 合物をシアノホウ水素化ナトリウム(0.39g、6.2ミリモル)を用いて処理し、そ して5時間還流した。メタノールを減圧下で蒸発させ、そして残留物をジクロロ メタンおよび2M水酸化ナトリウム40ml中に溶解した。有機層を分離し、硫酸ナ トリウム上で乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。残留物を、石油エーテル(40 −60):イソプロピルエーテル 8:2を溶離剤として用いてシリカゲル上のカ ラムクロマトグラフィーにより精製し、収量0.8g(44%)の標題の化合物を得 た。 実施例2.12 3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)イ ミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 メタノール50ml中の8−アミノ−2,6−ジメチルイミダゾール[1,2-a]ピリ ジン(1.2g、5.1ミリモル)、塩化亜鉛(II)(0.84g、6.2ミリモル)および2,6 −ジメチルベンズアルデヒド(0.84g、6.2ミリモル)の撹拌混合物をシアノホ ウ水素化ナトリウム(0.39g、6.2ミリモル)を用いて処理し、そして5時間還流 した。メタノールを減圧下で蒸発させ、そして残留物をジクロロメタンおよび2 M水酸化ナトリウム40ml中に溶解した。有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で乾 燥し、そして減圧下で蒸発させた。残留物を、石油エーテル(40−60):イソプ ロピルエーテル 8:2を溶離剤として用いてシリカゲル上のカラムクロマトグ ラフィーにより精製し、収量0.8g(44%)の標題の化合物を得た。 実施例2.13 3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベン ジルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 アセトニトリル15ml中の8−アミノ−3−カルボエトキシ−2,6−ジメチルイ ミダゾ[1,2-a]ピリジン(1.1g、4.7ミリモル)、2,6−ジメチル−4−フルオ ロベンジルブロミド(1.2g、5.7ミリモル)、炭酸カリウム(1.0g、7.5ミリモ ル)およびヨウ化ナトリウム(0.1g)の撹拌混合物を一晩還流した。溶媒を減圧 下で蒸発させた後、残留物をジクロロメタン中に溶解し、水で洗浄し、有機層を 分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。残留物を、石 油エーテル(40−60):イソプロピルエーテル 7:3を溶離剤として用いてシ リカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、標題の化合物0.8g(47 %)を得た。 実施例2.14 4−クロロ−2,6−ジメチルベンジルブロミドの合成 4−クロロ−3,5−ジメチルベンゼン(1.42g、0.01モル)およびパラホルムア ルデヒド(0.31g、0.01モル)を、酢酸中の臭化水素(33%)2mlに添加した。 混合物を+70℃で一晩撹拌した。反応混合物を水25mlに注加し、そして生成物を ジエチルエーテルを用いて抽出した。有機層を水で洗浄した。有機層を乾燥し( Na2SO4)、そして蒸発させた。生成物(油状物)1.1gを得た。1H-NMRスペクト ルは、この物質が標題の化合物と2−クロロ−4,6−ジメチルベンジルブロミド との混合物であったことを示す。生 成物をそのまま、更に精製することなく次の合成工程に使用した。 実施例2.15 3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2−エチル−6−メチルベンジルア ミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 8−アミノ−3−カルボエトキシ−2,6−ジメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン( 1.4g、6ミリモル)、2−エチル−6−メチルベンズアルデヒド(0.9g、6.5ミ リモル)、ZnCl2(1.0g、7.4ミリモル)、NaB(CN)H3(0.41g、6.5ミリモル)およ びMeOH(30ml)の混合物を5時間還流した。さらにZnCl2(0.2g)およびNaB(CN)H3 (0.1g)を添加した。反応混合物をさらに2時間還流した。トリエチルアミン (2ml)を添加し、そして混合物を室温で10分間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発 させ、そして残留物を塩化メチレンを溶離剤として用いてシリカゲル上のカラム クロマトグラフィーにより精製し、標題の化合物1.1g(50%)を得た。 実施例2.16 3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2,6−ジエチルベンジルアミノ) イミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 メタノール50ml中の8−アミノ−3−カルボエトキシ−2,6−ジメチルイミダ ゾ[1,2-a]ピリジン(2.02g、8.6ミリモル)、塩化亜鉛(II)(1.48g、10. 8ミリモル)および2,6−ジエチルベンズアルデヒド(2.17g、13.4ミリモル)の 撹拌混合物を、シアノホウ水素化ナトリウム(0.65g、 10.3ミリモル)を用いて処理し、そして一晩還流した。混合物を放冷し、そして 次に1M水酸化ナトリウム80mlに注加した。形成した沈殿物を濾過し、水で洗浄 し、次に残留物を、ジクロロメタン:メタノール(95:5)を溶離剤として用い るシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製した。収量は標題の化合 物2.1g(64%)であった。 実施例2.17 3−カルボエトキシ−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルオキシ)−2 −メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 3−カルボエトキシ−8−ヒドロキシ−2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジ ン(1.5g、6.8ミリモル)、2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルブロミド(1.6 g、7.5ミリモル)、ヨウ化ナトリウム(0.1g)、炭酸カリウム(1.9g、13.6ミ リモル)およびアセトニトリル(50ml)の混合物を一晩還流した。溶媒を真空で除 去した。残留物をCH2Cl2中に溶解し、水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そして蒸 発させた。残留物をヘプタン:イソプロピルエーテル(1:2)を溶離剤として 用いるシリカ上のクロマトグラフィーにより、所望の生成物2.0g(83%)を得 た。 実施例2.18 8−アミノ−6−ブロモ−3−カルボエトキシ−2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピ リジンの合成 無水エタノール35ml中の2,3−ジアミノ−5−ブロモピリジン(2.5g、 13.31ミリモル)および2−クロロアセト酢酸エチル(2.41g、14.64ミリモル) の混合物を14時間還流した。エタノールを減圧下で蒸発させた。残留物を塩化メ チレン中に溶解し、そしてNaHCO3水溶液で中和した。有機層を分離し、乾燥し、 そして真空で蒸発させた。残留物を塩化メチレン:メタノール(100:3.5)を溶 離剤として用いるシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、標題 の化合物1.55g(39%)を得た。 実施例2.19 6−ブロモ−3−カルボエトキシ−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジル アミノ)−2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 8−アミノ−6−ブロモ−3−カルボエトキシ−2−メチルイミダゾ[1,2-a ]ピリジン(2.06g、6.91ミリモル)、2,6−ジメチル−4−フルオロベンジル ブロミド(1.05g、4.48ミリモル)、ヨウ化ナトリウム(0.45g)、炭酸ナトリウム (2.2g)およびアセトン(40ml)の混合物を22時間還流した。反応混合物を濾過 した。濾過した物質をCH2Cl2で洗浄した。塩化メチレン溶液を水で洗浄し、乾燥 しそして真空で蒸発させた。残留物をエタノール/エーテル中に懸濁し、そして 濾過して標題の化合物1.15g(56%)を得た。 実施例2.20 3−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)−5−メチル−2−ニトロピリジンの合成 95%エタノール6ml中の87%KOH 0.52g(8.02ミリモル)およびq−ヨウ化 物0.15gに、エタノール25ml中の3−ヒドロキシ−5−メチル−ニトロピリジン (1.2g、7.79ミリモル)の溶液を添加した。得られたカリウム塩の懸濁液に、エ タノール13ml中の2,6−ジメチルベンジルクロリド(1.24g、8.02ミリモル)の 溶液を滴加した。反応混合物を1時間還流した。さらに87%KOH(0.16g)および2 ,6−ジメチルベンジルクロリド(0.38g)を添加した。反応混合物をさらに70分間 還流した。混合物を濾過し、そして無機塩をエタノールおよび塩化メチレンで洗 浄した。有機層を真空で除去した。残留物を塩化メチレン中に溶解し、NaHCO3水 溶液で洗浄し、乾燥しそして真空で蒸発させた。残留物をエーテル/イソプロパ ノール中に懸濁し、そして濾過して、標題の化合物1.72g(81%)を得た。 実施例2.21 2−アミノ−3−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)−5−メチルピリジンの合成 3−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)−5−メチル−2−ニトロピリジン(1.9 g、6.99ミリモル)、鉄粉(6.4g)、濃HCl(0.15ml)、水(1.5ml)および95%エタ ノール(35ml)の混合物を1.0時間還流した。反応混合物をセライト上で濾過し、 そして溶媒を減圧下で除去した。残留物を、塩化メチレン:メタノール(100:4 )を溶離剤として用いるシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し 、標題の化合物1.56g(92%)を得た。 実施例2.22 3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)イ ミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 無水エタノール20ml中の2−アミノ−3−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)− 5−メチルピリジン(1.0g、4.13ミリモル)および2−クロロアセト酢酸エチル (0.79g、4.55ミリモル)の混合物を19時間還流した。さらに2−クロロアセ ト酢酸エチル(0.25g)を添加した。反応混合物をさらに23時間還流した。溶媒 を真空で蒸発させ、残留物を塩化メチル中に溶解し、そしてNaHCO3水溶液で洗浄 した。有機層を乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。粗製生成物を、塩化メチレ ン:酢酸エチル(100:10)を溶離剤として用いてシリカゲル上のカラムクロマト グラフィーにより精製し、標題の化合物0.68g(47%)を得た。 実施例2.23 3−カルボエトキシ−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−2 −メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 アセトニトリル15ml中の8−アミノ−3−カルボエトキシ−2−メチルイミダ ゾ[1,2-a]ピリジン(1.0g、4.7ミリモル)、2,6−ジメチル−4−フルオロベ ンジルブロミド(1.2g、5.7ミリモル)、炭酸カリウム(1.0g、7.5ミリモル)お よびヨウ化ナトリウム(0.1g)の撹拌混合物を一晩還流した。溶媒を減圧下で 蒸発させた後、残留物をジクロロメタン中に溶解し、水で洗浄し、有機層を分離 し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして 減圧下で蒸発させた。残留物を、石油エーテル(40−60):イソプロピルエーテ ル 7:3を溶離剤として用いてシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーによ り精製し、標題の化合物1.2g(75%)を得た。 実施例2.24 2−エチル−4−フルオロ−6−メチルベンジルブロミドの合成 3−エチル−1−フルオロ−5−メチルベンゼン(1.1g、0.008モル)、パラ ホルムアルデヒド(1.5g、0.05モル)、臭化水素酸(4.1ml、0.017ml)(酢酸中4 .1M)および酢酸(2.5ml)の混合物を室温で40時間撹拌した。この混合物に水 および石油エーテル(40−60)を添加し、有機層を分離し、水で洗浄し、無水硫 酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧下で注意深く蒸発させた。所望の生成物を 黄色油状物として得た(1.3g、72%)。 実施例2.25 3−カルボエトキシ−2,6−ジメチル−8−(2−エチル−4−フルオロ−6−メ チルベンジルアミノ)イミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 アセトニトリル15ml中の8−アミノ−3−カルボエトキシ−2,6−ジメチルイ ミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.7g、3.0ミリモル)、2−エチル−4−フルオロ −6−メチルベンジルブロミド(0.8g、3.5ミリモル)、炭酸カリウム(0.7g 、4.8ミリモル)およびヨウ化ナトリウム(0.1g)の撹拌混合物を一晩還流した。 溶媒を減圧下で蒸発させた後、残留物をジクロロメタン中に溶解し、水で洗浄し 、有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で 乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。残留物を、石油エーテル(40−60):イソプ ロピルエーテル 7:3を溶離剤として用いてシリカゲル上のカラムクロマトグ ラフィーにより精製し、標題の化合物0.4g(35%)を得た。 実施例2.26 3−カルボエトキシ−8−(2−エチル−6−メチルベンジルオキシ)−2−メ チルイミダゾ[1,2-a]ピリジンの合成 アセトニトリル(40ml)中の3−カルボエトキシ−8−ヒドロキシ−2−メチ ルイミダゾ[1,2-a]ピリジン(0.92g、4.2ミリモル)、2−エチル−6−メチ ルベンジルクロリド(0.7g、4.2ミリモル)、炭酸ナトリウム(1.0g、9.4ミリモ ル)および触媒量のヨウ化カリウムの撹拌混合物を4時間還流した。溶媒を濾過 し減圧下で蒸発させた後、残留物を、塩化メチレン:酢酸エチルを溶離剤として 用いてシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製して、標題の化合物 1.0g(68%)を得た。 実施例2.27 3−エチル−1−フルオロ−5−メチルベンゼンの合成 メチルリチウム(40ml、64ミリモル)を、ジエチルエーテル(20ml)中のヨウ 化銅(I)のスラリー(6.42g、33.6ミリモル)に0℃で滴加した。0℃で30分 間撹拌した後、無色透明で均一な銅(II)酸塩溶液を−78℃に 冷却し、そこでジエチルエーテル10ml中の3−ブロモメチル−1−フルオロ−5 −メチルベンゼン(5.15g、25.4ミリモル)を添加した。温度をゆっくり上昇さ せた。反応物をNH4Cl/NH3−バッファ(50ml)を用いて−50℃に急冷した。ジエ チルエーテル(3×50ml)、ブライン(1×100ml)を用いて抽出した。有機層をM gSO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒を除去して、標題の化合物3.3g(94%) を得た。 生物学的試験 1.インビトロ実験 摘出したウサギの胃腺における酸分泌の阻止 摘出したウサギの胃腺におけるインビトロの酸分泌の阻止効果を、Berglindh 他(1976年)、Acta Physiol.Scand.97,401〜414に記載されたようにして測 定した。 H+,K+-ATPase活性の決定 胃膜小胞の調製:H+,K+-ATPaseを含む胃膜小胞を、Saccomani他(1977年)Bioc hem.Biophys.Acta465、311〜330に以前に記載されたようにして、ブタの胃か ら調製した。 透過性小胞:膜フラクションを1ミリモルのPIPES/Tris、pH7.4を用いて希釈 して、1%の蔗糖濃度を得、均質化しそして100,000×gで2時間遠心分離した 。得られたペレットを水に懸濁しそして2回凍結乾燥した。 H+,K+-ATPase活性の決定:透過性膜小胞(2.5〜5μg)を37℃で15分間、2ミリ モルのMgCl2、10ミリモルのKClおよび2ミリモルのATPを含む18ミリモルのPIPES /Tris、pH7.4中でインキュベートした。ATPase活性を、 LeBel他、(1978年)Anal.Biochem.85,86〜89に記載されたように、ATPから の無機リン酸塩の放出として算出した。 2.インビボ実験 雌ラットにおける酸分泌に対する阻止効果 スプラジー−ダウリー系統(Sprague Dawley strain)の雌のラットを使用する 。それらに、カニューレ孔を胃(管腔)および十二指腸の上部に、それぞれ胃分 泌物の収集および試験物質の投与のために設ける。試験を開始する前に、手術後 14日の回復期間をおく。 分泌試験の前に、動物に20時間食物を与えないが、水は与える。胃を胃カニュ ーレを通して水道水(+37℃)で繰り返し洗い、そして6mlのリンゲルグルコー スを皮下から与える。酸分泌はペンタガストリンおよびカルバコール(それぞれ 20ナノモル/kg・時間、110ナノモル/kg・時間)を2.5〜4時間の間に(1.2ml /時間、皮下)注入して刺激し、その間に胃分泌物の30分のフラクションを集め る。試験物質またはベヒクルを刺激開始後60分の時点で(静脈内投与および十二 指腸内投与、1ml/kg)、或いは刺激開始前2時間の時点で(経口投与、5ml/k g、胃カニューレを閉じる)与える。作用の持続時間を研究するために、投与と刺 激の間の間隔を増加してもよい。胃汁のサンプルを、NaOH、0.1モルを用いてpH7 .0まで滴定し、酸の産出量を滴定容量および濃度の積として計算する。 さらなる計算は、4〜6匹のラットからのグループの平均反応に基づく。 刺激中に投与する場合:試験物質またはベヒクルの投与後の期間の酸産出量を 、投与前の30分の期間における酸産出量をを1.0に設定して、フラクション反応 として表す。阻止パーセントを試験化合物およびベヒクルによるフラクション反 応から計算する。刺激前に投与する場合:阻止パ ーセントを、試験化合物およびベヒクルの投与後に記録した酸産出量から直接計 算する。 ラットにおけるバイオアベイラビリティー スプラジー−ダウリー系統(Sprague Dawley strain)の成体ラットを使用する 。実験の1ないし3日前に、すべてのラットに麻酔下で左の頸動脈にカニューレ を挿入する。静脈内実験に使用するラットもまた頸静脈にカニューレを挿入する (Popovic(1960年)J.Appln.Physiol.15,727〜728)。カニューレを項部で体 外に出す。 血液のサンプル(0.1〜0.4g)を頸動脈から、所定の投与後に5.5時間までの間 隔で繰り返し取り出す。サンプルを、試験化合物の分析まで冷凍する。 生物有効性を、それぞれラットまたはイヌから(i)十二指腸内(i.d.)投与 または経口(p.o.)投与の後、および(ii)静脈内(i.v.)投与後に、血液/血 漿濃度(AUC)曲線下の面積間の比率を計算することにより評価する。 血液濃度対時間曲線の下の面積、AUCを対数/線状台形法則により決定し、そ して最後に決定した血液濃度を、最終相における除去速度定数で除して、無限ま で外挿する。十二指腸内投与後または経口投与後の全身生物有効性(F%)を、 F(%)=(AUC(p.o.またはi.d.)/AUC(i.v.))×100 として計算する。 意識のあるイヌにおける胃酸分泌の阻止およびバイオアベイラビリティー いずれかの性のラブラドール レットリバー(Labrador retriever)またはハリ ヤー(Harrier)犬を使用する。それらは、試験化合物またはベヒク ルを投与するための十二指腸孔を、そして胃分泌物を採取するためのカニューレ を装着した胃孔またはハイデンハイン−パウチを備える。 分泌試験の前に動物を約18時間絶食させるが、水は自由に摂取させる。胃酸の 分泌を、ヒスタミンジヒドロクロリド(12ml/時間)を、各々が最大分泌反応の 約80%を生じるような用量で注入して6.5時間刺激し、そして胃汁を連続30分フ ラクションで集める。ヒスタミン注入開始後、試験化合物またはベヒクルを0.5m l/kg体重の容量で1または1.5時間、経口、i.d.またはi.v.投与する。経口投与 の場合、試験化合物は、ハイデンハイン−パウチを備えたイヌの酸を分泌する胃 の主要部に投与する。 胃汁サンプルの酸度をpH7.0まで滴定することにより決定し、そして酸産出量 を計算する。試験物質またはベヒクルの投与後の採取期間における酸産出量を、 投与前のフラクションの酸産出量を1.0に設定して、フラクション反応として表 す。阻止パーセントを、試験化合物およびベヒクルにより引き出されたフラクシ ョン反応から計算する。 血漿中の試験化合物濃度を分析するための血液サンプルを、投与後に4時間ま での間隔で取り出す。血漿を分離しそして採取後30分以内に冷凍し、そして後で 分析する。経口またはi.d.投与後の全身バイオアベイラビリティー(F%)を、 ラットモデルで前に記載したように計算する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 ノードベルイ,ペーテル スウェーデン国エス―433 60 セーヴェ ダーレン.ビェールケベルイスヴェーゲン 9 (72)発明者 スタールケ,インゲマール スウェーデン国エス―413 01 イェーテ ボリ.フェリゴングスガータン8セー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式Iの化合物又はその製薬上許容しうる塩。 ここで、R1はCH3またはCH2OH;R2は低級アルキル;R3は低級アルキル;R4は Hまたはハロゲン;R5はH、ハロゲンまたは低級アルキル;XはNHまたはOであ る。 2.式Iにおいて、R2はC1〜C4アルキル;R3はC1〜C4アルキル;R5はH、ハロゲ ンまたはC1〜C4アルキル;そしてR1、R4およびXは請求項1に定義した通りであ る、請求項1に記載の化合物。 3.式Iにおいて、R2はCH3またはCH2CH3;R3はCH3またはCH2CH3;R4はH、Br、 ClまたはF;R5はH、CH3、Br、ClまたはF;そしてR1およびXは請求項1に定 義した通りである、請求項1または2に記載の化合物。 4.式Iにおいて、R5はH、CH3またはF:そしてR1、R2、R3、R4およびXは請 求項3に定義した通りである、請求項3に記載の化合物。 5.化合物8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−2,3,6−トリメチルイミダゾ [1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる塩である、請求項1〜4のい ずれか一項に記載の化合物。 6.化合物8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−3−ヒドロキシメチル−2− メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しう る塩である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 7.化合物2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ )イミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる塩である、請求項 1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 8.化合物2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルアミノ)−3−ヒドロ キシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる塩である 、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 9.化合物2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ )−3−ヒドロキシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容 しうる塩である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 10.化合物8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルアミノ)−2,3,6−トリ メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる塩である、請 求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 11.化合物2,3−ジメチル−8−(2,6−ジメチル−4−クロロベンジルアミノ) イミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる塩である、請求項1 〜4のいずれか一項に記載の化合物。 12.化合物2,6−ジメチル−8−(2−エチル−6−メチルベンジルアミノ)−3 −ヒドロキシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる 塩である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 13.化合物8−(2,6−ジエチルベンジルアミノ)−2,6−ジメチル−3−ヒドロ キシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる塩である 、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 14.化合物8−(2−エチル−6−メチルベンジルアミノ)−2,3,6−トリメチル イミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる塩で ある、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 15.化合物8−(2,6−ジメチル−4−フルオロベンジルオキシ)−3−ヒドロキ シメチル−2−メチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しう る塩である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 16.化合物2,6−ジメチル−8−(2,6−ジメチルベンジルオキシ)−3−ヒドロ キシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる塩である 、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 17.化合物2,6−ジメチル−8−(2−エチル−4−フルオロ−6−メチルベンジ ルアミノ)−3−ヒドロキシメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製 薬上許容しうる塩である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 18.化合物8−(2−エチル−4−フルオロ−6−メチルベンジルアミノ)−2, 3,6−トリメチルイミダゾ[1,2-a]ピリジン、またはその製薬上許容しうる塩 である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。 19.請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物の塩酸塩。 20.治療に用いるための請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物、またはそ の製薬上許容しうる塩。 21.一般式IIの化合物: (ここで、X1はNH2またはOH、そしてR1およびR5は式Iについて定義した通り である)と一般式IIIの化合物: (ここで、R2、R3およびR4は式Iについて定義した通りであり、Yは離脱基で ある)とを、塩基を用いるかまたは用いないで不活性溶媒中で反応させて、式I の化合物とすることからなる、請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物の製 造法。 22.(a) 式IVの化合物: (ここで、R1およびR5は式Iについて定義した通りである)を式Vの化合物: (ここで、R2、R3およびR4は式Iについて定義した通りである)と、好ましく はルイス酸の存在下で不活性溶媒中で反応させて、式VIの化合物: (ここで、R1、R2、R3、R4、R5は式Iについて定義した通りである)を得、 (b) 式VIの化合物を、標準条件下で不活性溶媒中で還元して、XがNHであ る一般式Iの化合物とする ことからなる、XがNHである請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物の製 造法。 23.(a) 式VIIの化合物: (ここで、X1はNH2またはOH、そしてR5は式Iについて定義した通りである) を一般式IIIの化合物: (ここで、R2、R3およびR4は式Iについて定義した通りであり、Yは離 脱基である)と、塩基を用いるかまたは用いないで不活性溶媒中で反応させて、 式VIIIの化合物: (ここで、R2、R3、R4、R5およびXは式Iについて定義した通りである)を得 、 (b) 式VIIIの化合物を、標準条件下で不活性溶媒中で還元して、R1がCH2OH である一般式Iの化合物とする ことからなる、R1がCH2OHである、請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物 の製造法。 24.(a) 一般式IXの化合物: (ここで、R5は式Iについて定義した通りである)を式Vの化合物: (ここで、R2、R3およびR4は式Iについて定義した通りである)と、好ましくは ルイス酸の存在下で不活性溶媒中で反応させて、一般式Xの化合物: (ここで、R2、R3、R4およびR5は式Iについて定義した通りである)を得、 (b) 式Xの化合物を、標準条件下で不活性溶媒中で還元して式XIの化合物:(ここで、R2、R3、R4およびR5は式Iについて定義した通りである)にし、 (c) 一般式XIの化合物を、標準条件下で不活性溶媒中で還元して、X がNHでありそしてR1がCH2OHである一般式Iの化合物とする ことからなる、XがNHでありそしてR1がCH2OHである、請求項1〜18のいずれ か一項に記載の化合物の製造法。 25.(a) 一般式XIIの化合物: (ここで、R2、R3、R4およびR5は式Iについて定義した通りである)を、一般 式CH3COCH(Z)COOCH2CH3(ここで、ZはBrまたはClである)の化合物と不活性溶媒 中で反応させて、一般式XIIIの化合物: (ここで、R2、R3、R4およびR5は式Iについて定義した通りである)を得、 (b) 一般式XIIIの化合物を、標準条件下で不活性溶媒中で還元して、 R1がCH2OHでありそしてXがOである一般式Iの化合物とする ことからなる、XがOでありそしてR1がCH2OHである、請求項1〜18のいずれ か一項に記載の化合物の製造法。 26.請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物を含み、さらに製薬上許容され る担体を含む、医薬配合物。 27.請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物の、胃酸分泌の抑制用の医薬の 製造への使用。 28.請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物の、胃腸炎症疾患の処置用の医 薬の製造への使用。 29.その塩が少なくとも1種の殺菌剤と組合わせて投与するのに適合する、請求 項1〜18のいずれか一項に記載の化合物の、ヒトの胃粘膜のヘリコバクター・ピ ロリによる感染を含む症状の処置または予防用の医薬の製造への使用。 30.胃酸分泌の抑制を必要とするヒトを含む哺乳動物に、有効量の請求項1〜18 のいずれか一項に記載の化合物を投与することからなる、胃酸分泌を抑制する方 法。 31.胃腸炎症疾患の処置を必要とするヒトを含む哺乳動物に、有効量の請求項1 〜18のいずれか一項に記載の化合物を投与することからなる、胃腸炎症疾患を処 置する方法。 32.ヒトの胃粘膜のヘリコバクター・ピロリによる感染を含む症状を処置または 予防を必要とするヒトを含む哺乳動物に、有効量の請求項1〜18のいずれか一項 に記載の化合物の塩を、少なくとも1種の抗菌剤と組合わせて投与することから なる、前記症状の処置または予防する方法。 33.活性成分が請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物である、胃酸分泌の 抑制に使用する医薬配合物。 34.活性成分が請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物である、胃腸炎症疾 患の処置に使用する医薬配合物。 35.活性成分が、少なくとも1種の殺菌剤と組合わされた、請求項1〜18のいず れか一項に記載の化合物である、ヒトの胃粘膜のヘリコバクター・ピロリによる 感染を含む症状を処置または予防に使用する医薬配合物。
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