JP2001509133A - 閉塞化血管における使用のための組成物 - Google Patents

閉塞化血管における使用のための組成物

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Abstract

(57)【要約】 血管を閉塞するために用いられるのに適した組成物が開示され、該組成物はポリマー性適合的溶媒及び接触試薬を含む。該ポリマーは、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセタート、セルロールアセタートブチラート、ニトロセルロース、及びウレタン/カルボナートのコポリマー、及びスチレン/マレイン酸のコポリマーより成る群から選択される。

Description

【発明の詳細な説明】 閉塞化血管における使用のための組成物 発明の背景 発明の分野 本発明は、閉塞化血管における使用に適した新規な組成物に向けられる。特に 、本発明は、生物学的に適合可能なポリマー、生物学的に適合可能な溶媒、及び 対照をなす試薬を含む閉塞化組成物に向けられる。本発明の組成物は、例えば動 脈瘤の治療及び切除された疾患化組織のような、閉塞化血管において特に有用性 が見出される。 参考文献 以下の印刷物は、上付きの数字として本出願において引用される。 数字 上記参考文献の全ては、各個別の文献が参考として完全にここで取り込まれる ように特異的に及び個別に向けられているのと同程度で、参考として完全にここ に併合される。 従来の技術 出血(例えば、器官出血、胃腸出血、血管出血、動脈瘤に関連する出血)を予 防/コントロールするために、または疾患化組織(例えば、ガン等)を切除する ために、血管を閉塞することが多くの臨床上の事態で望まれている。血管の閉塞 においてはこれまでは、例えばシリコーン、金属コイル、硬化物質等といった、 特定のポリマー組成物及び粒子が用いられている。投与の容易性のため、例えば DMSOに溶解した酢酸セルロース1,2,3またはエチレンビニルアルコール4のような 水不溶性非生分解性ポリマーが、血管を閉塞するために用いられている。これら の組成物は、例えばカテーテルまたはシリンジによって閉塞するために血管部位 に投与される。典型的には、これらの組成物には、血管部位に対するカテーテル またはシリンジの導入を容易にし、同様に血管を閉塞するポリマー凝結物の配置 を容易にするための対照試薬が含まれるであろう。この血管部位での水性血液環 境との接触の場合、DMSOはポリマー沈着及び血管の閉塞を引き起こす不溶性ポリ マーから分散する。 血管を閉塞する場合の使用に加えて、これらの組成物は哺乳動物オス及びメス の可逆的な不妊手術にも用いられ得る5,6。前者のケースでは、ポリマー組成物 は精管内に注射され、そこでの水溶液との接触で精管を塞ぐように沈着する。後 者のケースでは、ポリマー組成物はファローピウス管内に注射され、そこでの水 溶液との接触で管を塞ぐように沈着する。各ケースにおいて、封鎖から生ずる不 妊化は、ポリマーを除去するために該ポリマー内にDMSOを注射することによって 後日可逆的である。 上記方法で用いられ得る組成物の開発における進歩がなされている一方で、上 記組成物における使用に適したポリマーの数は制限されたものしか同定されてい ない。これらのポリマーはこれらの環境における使用に対する基準に最小限適合 している一方で、さらなるポリマーの同定は各ポリマーの特異的な性質を利用す る他用途の方法を開発するために必須である。例えば、深い血管浸透を必要とす る閉塞化法は、比較的遅いポリマー沈着レートを持つ組成物を必要とするであろ う。反対に、例えば出血した動脈瘤または高血流部位の急速な閉塞を必要とする 方法は、比較的速いポリマー沈着レートを持つ組成物を必要とするであろう。 各ケースにおいて、上記組成物における使用のために適したポリマーは、可逆 的不妊手術等における血管を閉塞する場合における使用のための厳格な条件に適 合しなければならない。特異的には、適したポリマーは理想的には、生適合的溶 媒に溶解され、カテーテルまたはシリンジを介した投与が容易であり(例えば、 低粘度)、対照試薬と適合的であるべきであり、そして生成沈着物は、輪郭をは っきりと示す非生分解性である凝集体を形成すべきである。もちろんこの最後の 必要性は、凝集体が閉塞または不妊手術のそれぞれの成功に重要であるin vivo での使用に必須である。同様に、対照試薬との適合性は、組成物のin vivoでの 注射をモニターすることを許容し、手順が完結した後にその存在を確認するため に必要である。 発明の概要 本発明は、血管を閉塞する及び/または哺乳動物患者を可逆的に不妊手術する ようなin vivoでの応用に有用な組成物に適している新規なポリマーの発見に向 けられる。特異的には、本発明は、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセター ト、セルロールアセタートブチラート、ニトロセルロースのようなポリマー、及 びウレタン/カルボナートのコポリマー、及びスチレン/マレイン酸のコポリマ ーが、生適合的溶媒及び対照試薬と組み合わせて用い得、そして生成組成物が血 管を閉塞すること、哺乳動物患者の可逆的不妊手術等における使用に適している という発見に向けらる。 したがって、その組成物の一つの面として、本発明は以下のもの; (a)ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセタート、セルロールアセタートブ チラートニトロセルロース、及びウレタン/カルボナートのコポリマー、及びス チレン/マレイン酸のコポリマー、及びそれらの混合物より成る群から選択され るポリマーの約2.5から約8.0重量%; (b)対照試薬の約10から約40重量%; (c)生適合的溶媒の約52から約87.5重量% を含む組成物に向けられ、この場合ポリマー、対照試薬及び生適合的溶媒の重量 %は、完全な組成物の全重量に基づく。 その方法の一つの面として、本発明は以下のもの: (a)ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセタート、セルロールアセタートブ チラート、ニトロセルロース、及びウレタン/カルボナートのコポリマー、及び スチレン/マレイン酸のコポリマー、及びそれらの混合物より成る群から選択さ れるポリマーの約2.5から約8.0重量%; (b)対照試薬の約10から約40重量%; (c)生適合的溶媒の約52から約87.5重量% を含む組成物の十分な量を、血管に注射することによる上記血管を閉塞するため の方法に向けられ、この場合血管を閉塞する沈着物が形成される条件の下で、ポ リマー、対照試薬及び生適合的溶媒の重量%は、完全な組成物の全重量に基づく 。 好ましい実施態様においては、対照試薬は水不溶性対照試薬である。またさら に好ましい実施態様においては、生適合的溶媒はジメチルスルホキシド(DMSO)で ある。 発明の詳細な説明 本発明は特異的なポリマー、対照試薬及び生適合的溶媒を含む新規な組成物に 向けられる。 本発明をさらに詳細に議論する前に、以下の語句を最初に定義しておく。 「閉塞化組成物」及び「閉塞化試薬」と組み合わせて用いられる「閉塞化」な る語は、物質が血管内に注射され、その後に血管を通る血流が止まるように該物 質が血管を満たすまたは塞ぐ、及び/またはクロット形成を促進する工程をいう 。血管の閉塞は、血液供給を止めることによって、出血(例えば、器官出血、胃 腸出血、血管出血、動脈瘤と関連した出血)を防止/コントロールすることにお い て、または疾患化組織(例えば腫瘍等)を切除するために重要である。 「対照試薬」なる語は、例えばX線写真によって哺乳動物患者内への注入の間 モニター可能な生適合的(非毒性)なX線不透過性の物質をいう。対照試薬は、 水可溶性または水不溶性のいずれでもよい。水可溶性対照試薬の例としては、メ トリザミド、イオパミドール、ヨータラム酸ナトリウム、イオドミドナトリウム (iodomide sodium)及びメグルミンが含まれる。水不溶性対照試薬の例としては 、タンタル、タンタル酸化物及び硫酸バリウムが含まれ、そのそれぞれは約10μ m以下の粒子サイズを含むin vivoにおける使用のための正しい形態で商業的に入 手可能である。他の水不溶性試薬には、金、タングステン及び白金パウダーが含 まれる。 好ましくは、対照試薬は水不溶性である(即ち、20℃で0.01mg/mlより小さい 水溶解性を持つ)。 「生適合的溶媒」なる語は、生適合的ポリマーが溶解し、用いられる量で実質 的に非毒性である、少なくともオスの哺乳動物の体温での有機物質の液体をいう 。適した生適合的溶媒には、例えばジメチルスルホキシド、ジメチルスルホキシ ドの類似体/ホモローグ、エタノール、アセトン等が含まれる。溶解されたポリ マーが精管液と接触される程度に、用いられる水の量が十分に少ないという条件 で、生適合的溶媒を用いた水性混合物もまた用いられ得る。 沈着物内に封入されている対照試薬に対して用いられる「封入」なる語は、カ プセルが医薬をカプセル化するというように、沈着物内に対照試薬を物理的に閉 じ込めることを企図して意味するものではない。むしろこの語は、対照試薬及び コポリマーが、コポリマー構成成分及び対照試薬構成成分内で分離しない、全体 を構成する凝集沈着物を形成することを意味するために用いられる。 「炭化水素性」なる語は、炭素及び水素原子のみを含む有機残基をいい、該残 基には例えば、アルキル、アリル、アルキルアリル、アリルアルキル、アルケニ ル等が含まれる。炭化水素性基は典型的には、1から12の炭素原子を含む。 組成物 本発明の組成物は、各構成成分を加え、全体の配置が実質的に均質になるまで 生成組成物を共に混合することによる簡便な方法によって調整される。特異的に は、十分な量の選択されたポリマーが、完全な組成物に対する有効な濃度を得る ために生適合的溶媒に加えられる。好ましくは、閉塞化組成物には、該組成物の 全重量に基づいて約2.5から約8.0重量%の該ポリマー、より好ましくは約4から 約5.2重量%が含まれる。必要であれば、穏やかな過熱及び撹拌、例えば50℃で1 2時間、生適合的溶媒内への該ポリマーの溶解をなすために用いられ得る。 本組成物における使用に適したポリマーには、例えばポリアクリロニトリル、 ポリビニルアセタートセルロースアセタートブチラート、ニトロセルロース、及 びウレタン/カルボナートのコポリマー、スチレン/マレイン酸のコポリマー、 及び上記ポリマーの混合物が含まれる。ウレタン/カルボナートのコポリマーに は、ウレタン/カルボナートコポリマーを提供するためのメチレンビスフェニル ジイソシアネートのようなジイソシアネートと反応する末端ジオールであるポリ カルボナートが含まれる。同様に、スチレン/マレイン酸コポリマーとは、スチ レン:マレイン酸の割合が約7:3から約3:7を持つコポリマーをいう。 いかなる場合においても、該ポリマーは典型的には少なくとも約50,000,より 好ましくは約75,000から300,000の分子量を持つであろう。特に好ましい実施態 様においては、該ポリマーの分子量は、結果として生じる組成物の望ましい粘度 に相関して選択しうる。もちろんより大きい分子量のポリマーは、より小さい分 子量を持つ同じポリマーと比較して組成物においてより高い粘度を提供するであ ろうことが理解されている。 それから十分な量の対照試薬を、完全な組成物に対する有効な濃度を得るため に生適合的溶媒に加える。好ましくは、該組成物は、約10から約40重量%の対照 試薬、より好ましくは約20から約40重量%、さらにより好ましくは35重量%を含 むであろう。対照試薬が生適合的溶媒に溶解しない範囲で、結果として生じる懸 濁液の均質性を得るために攪拌が用いられる。懸濁液の形成を促進するために、 対照試薬の粒子サイズは好ましくは約10μm以下、より好ましくは約1から約5μm (例えば約2μmの平均サイズ)で維持される。一つの好ましい実施態様として、 対照試薬の粒子サイズは、例えば分画によって調整される。上記実施態様におい ては、約20ミクロンより小さい粒子サイズを持つタンタルのような水不溶性対照 試薬が、好ましくは清潔な環境でエタノール(無水)のような有機溶媒に加えら れる。およそ40秒にわたる鎮静化が引き続く、生成懸濁液の攪拌は、比較的大き な粒子がより速く鎮静化することを許容する。粒子からの液体の分離が引き続く 有機溶媒の上部の除去は、顕微鏡下で確認される粒子サイズの減少を引き起こす 。該工程は望ましい粒子サイズに到達するまで適宜繰り返される。 生適合的溶媒に対する構成成分の添加の特定の順序は重要ではなく、生成懸濁 液の攪拌は、該組成物の均質性を得るために必要な程度に実施される。好ましく は、該組成物の混合/攪拌は、周囲圧力で無水環境下で実施される。生成組成物 を熱無菌化し、それから必要があるまで好ましくは封をされた褐色ビンまたはバ イアルに貯蔵する。 個々に列挙される各ポリマーは商業的に入手可能であるが、本分野で周知の方 法によって調整も可能である。例えば、ポリマーは典型的には、該ポリマー組成 物を提供するために、必要であれば重合化触媒または重合化開始剤を用いて、重 合化を誘導するラジカルな、熱性の、UV、ガンマ放射線照射、または電子ビーム のような簡便な方法によって調整される。重合化の特異的な方法は重要ではなく 、用いられる重合化法は本発明の一部を形成しない。 生適合的溶媒における溶解性を維持するために、ここに記載されるポリマーは 好ましくは架橋されない。 方法 それから上記記載の組成物を、哺乳動物の血管を閉塞するため、及び哺乳動物 患者の可逆的な不妊手術のための方法で用い得る。血管閉塞の場合においては、 該ポリマーの沈着により、血管が閉塞するように、十分な量の本組成物が簡便な 方法(例えば透視診断の下で注射またはカテーテル投与)によって選択された血 管内に導入される。用いられる閉塞化組成物の特定量は、閉塞される血管系の全 容量、該組成物におけるポリマーの濃度、該ポリマーの沈着(固体形成)の割合 等によって決定される。上記因子は当業者に周知である。上記列挙されたコポリ マーの場合には、沈着の割合は、より疎水性であるポリマー組成物によって成し 遂げられるより速い沈着割合で、該ポリマーの全体の疎水性度/親水性度を変化 させることによってコントロールされうる。この観点から、セルロースアセター トブチラートにおけるブチラート含有量(アセタート含有量の代わりとして)の 量を増大することもまた、該ポリマーの疎水性度を増大させるであろう。 選択された部位へ本発明の閉塞化組成物を投与するための一つの特に好ましい 方法は、小さな直径の医薬用カテーテルを介することである。用いられる特定の カテーテルは、ポリマー性カテーテルが閉塞化組成物と適合する(即ち、カテー テル組成物が閉塞化組成物において容易に分解しないであろう)という条件の下 で、重要ではない。この観点では、ここに記載される閉塞化組成物の存在下での その不活性性のため、カテーテル構成成分においてポリエチレンを使用すること が好ましい。閉塞化試薬と適合可能な他の物質は、当業者に容易に決定され得、 例えば他のポリオレフィン、フッ素ポリマー(例えばTeflonTM)、シリコン等が含 まれる。 カテーテルによって投与される場合、注射割合は、部分的に、血管部位での沈 着物の形成を決定する。特異的には、およそ0.05から3cc/分の注射割合は、沈着 物は最初に注射部位で形成されるため、部位特定的閉塞化に対して特に有益であ る中心核または小塊の形成において沈着物を提供するであろう。対照的に、約0. 1から0.5cc/各秒以上(例えば10秒まで)の注射割合は、閉塞化試薬の血管網内 への浸透を提供するため特に有益である、カテーテル先端から下流に投与される 繊維様の塊を提供するであろう。上記方法は、腫瘍塊、器官及び動静脈奇形(AVM )を閉塞するために適している。 血管部位に導入される場合、生適合的溶媒は、血管内に急速に拡散し、固体沈 着物が形成され、該沈着物はその中に封入された対照試薬を持つ水不溶性ポリマ ーである。いかなる理論にも制限されるわけではないが、最初にソフトゲルから スポンジ状固体までの沈着物が、血管との接触により形成されると思われる。そ れからこの沈着物は、赤血球を捕らえそれによって血管の凝固閉塞化を引き起こ して、血流を制限する。 有用性 ここに記載される組成物は、哺乳動物の血管を閉塞する場合において有用であ り、それによって、出血(例えば、器官出血、胃腸出血、血管出血、動脈瘤と関 連した出血)を防止/コントロールすることために、または疾患化組織(例えば 腫瘍等)を切除するために用いられ得る。したがって、これらの生物は、血管の 閉塞が必要とされるヒトまたは他の哺乳動物における使用が見出される。 さらに、これらの組成物は、Evans等5,6により最近提出された出願に記載され ているように哺乳動物患者の可逆的不妊手術において用いられ得る。 これらの組成物は、適合可能な製薬学的活性化合物に対するキャリアーとして 用い得ることが考えられ、その場合この化合物は後の放出のためin vivoで投与 される。上記化合物には、例示のためだけにいうと、抗生物質、抗炎症試薬、化 学療法試薬等が含まれる。 以下の実施例は、クレームされた発明の説明のために示され、それを制限する ためには解釈されない。 実施例 他に記載がなければ、全ての温度は摂氏である。また、これらの実施例におい ては、もし他のものが以下に定義されていなければ、用いられる略語は、一般的 に受け入れられる意味を有する: cc =立方センチメートル cps =センチポアズ DMSO=ジメチルスルホキシド gm =グラム mL =ミリリットル RT =室温 実施例1 本実施例の目的は、DMSO及び対照試薬を含む組成物における異なるポリマーの 安定性を測定することである。本試験は以下のように実施された: 1.1.2グラムの候補ポリマーを測量し、ふたにTeflonの裏張りを持つ20mLのビ ンに入れた。 2.12.5mL(13.8gm)のDMSOを候補ポリマーを含むビンに加え、キャップをきつく バイアル上に置いた。 3.各ビンをきつく封をされたハーフガロンビンに置き、50℃でオーブン内に置 いた。 4.該ビンをおよそ72時間オーブン内に維持し、その後RTに冷却させた。 5.サンプルがRTに到達したら、該ポリマーがDMSOに解けているか測定するため に視覚的に調べた。 6.それから各溶解ポリマーの粘度を100cps液体スタンダードに対して相対的に 見積もった。報告された全ての粘度は20℃に対するものである。 7.各溶解ポリマー溶液をシリンジ内に入れ、それから凝集沈着物が形成される かどうかを測定するために、20ゲージ針を通じて生理的な塩水溶液内に注射した 。 本実施例は以下の表Iに示される。 上記結果は、試験された21のポリマーのうちわずか11のみがDHSOに溶解し、11 のうち8のみが塩水溶液において沈着物を形成することを示す。これら8のうち、 ポリメチルメタクリレートの不安定性は、閉塞化組成物における使用を妨げる。 したがって試験されたポリマーのうち6のみが、本発明の使用に適している。こ れら6のポリマーは以下のものである:ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセ タート、セルロースアセタートブチラート、ニトロセルロース、及びウレタン/ カルボナートのコポリマー、及びスチレン/マレイン酸のコポリマー。特定のポ リマーは、他のものに対して特定の環境でより有利である付質を提供する。 実施例3 本実施例の目的は、オスの哺乳動物の不妊手術における本発明の方法のin viv o応用が成し遂げられ得るかを説明することである。本実施例においては、50ポ ンドのオスのイヌを、DMSOにおいて5.8重量%のポリアクリロニトリル(PAN)及び 20重量%のタンタルを含む組成物を用いる不妊手術に対して用意する。本組成物 を針が取り付けられたシリンジ内に入れる。局所的プロカイン麻酔を、患者の陰 嚢に適用する。一方の精管を、管固定留め金によって皮膚を通じて挟み、取り除 く。シリンジ針を、睾丸から離れる方向で管に穴をあけるように用いる。それか らPANポリマー組成物(0.3cc)を、精管の管腔に投与する。該投与は、ポリマー組 成物における対照試薬の存在のため、透視診断を用いて容易に顕視化される。投 与後、PAN組成物におけるDMSOは急速に拡散し、管腔におけるPAN沈着物は精管の ブロッ クを引き起こす。約5分後、該ポリマーは十分に沈着し、シリンジ針を管から引 き抜く。 同じ方法をオスの患者の他の精管を用いて繰り返す。 実施例4 本実施例の目的は、本発明の組成物を用いたin vivo閉塞化を説明することで ある。 本実施例において、50ポンドのオスのイヌを、シリンジ内に入れられた、DHSO 中に5.8重量%のポリ(カルボナート−ウレタン)と20重量%のタンタルを含む 組成物を用いて、血管閉塞化のために準備した。左腎臓の閉塞化を、5F AngioDy namics Headhunterカテーテルを通じて腎臓内に3Fミクロカテーテルの導入によ って実施した。該カテーテルを腎臓動脈内に押し込み、位置を同定するために対 照試薬を用いて流し、それから塩水を流し、それにDMSO、0.3ccの上記記載の組 成物が引き続いた。該組成物は数秒間かけて腎臓動脈内に急速に注入された。約 0.2ccの該組成物の投与後、腎臓の上部の極がブロックされた。残りの組成物の 投与により、全体の腎臓の閉塞が引き起こされた。 上記結果は、本発明の組成物が哺乳動物患者における血管のin vivoの閉塞化 に適していることを示す。 以上の記載から、組成物及び方法における様々な修正及び変化が、当業者によ って生じうるであろう。添付された請求の範囲の範囲内で生じる上記修正の全て が、ここに含まれるように企図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(A61K 31/785 33:24) (A61K 31/717 33:24) (A61K 31/765 33:24) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN (72)発明者 グレフ,リチャード ジェイ アメリカ合衆国 フロリダ 33706 セイ ント ピート ビーチ アルトン ドライ ヴ 2891 (72)発明者 ライト,ジェームズ アイ アメリカ合衆国 カリフォルニア 92681 ヴィラ パーク メサ ドライヴ 19142

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセタート、セルロースアセタート ブチラート、ニトロセルロース、及びウレタン/カルボナートのコポリマー、及 びスチレン/マレイン酸のコポリマー、及びそれらの混合物より成る群から選択 されたポリマーの約2.5から約8.0重量%; (b)接触試薬の約10から約40重量%; (c)生適合的溶媒の約52から87.5重量% (ここで合該ポリマー接触試薬及び生適合的溶媒の重量%は完全な組成物の全重 量に基づくものである) を含む組成物。 2.上記接触試薬が水不溶性接触試薬である請求項1記載の組成物。 3.上記生適合的溶媒がDMSOである請求項2記載の組成物。 4.上記接触試薬がタンタルである請求項2記載の組成物。 5.上記接触試薬がタンタル酸化物である請求項2記載の組成物。 6.上記接触試薬が硫酸バリウムである請求項3記載の組成物。 7.上記ポリマーがポリアクリロニトリルである請求項1記載の組成物。 8.上記ポリマーがポリアクリロニトリルである請求項1記載の組成物。 9.上記ポリマーがセルロースアセタートブチラートである請求項1記載の組成 物。 10.上記ポリマーがニトロセルロースである請求項1記載の組成物。 11.上記ポリマーがウレタン/カルボナートのコポリマーである請求項1記載の 組成物。 12.上記ポリマーがスチレン/マレイン酸コポリマーである請求項1記載の組成 物。 13.(a)ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセタート、セルロールアセター トブチラート、ニトロセルロース、及びウレタン/カルボナートのコポリマー、 及びスチレン/マレイン酸のコポリマー、及びそれらの混合物より成る群から選 択されたポリマーの約2.5から約8.0重量%: (b)接触試薬の約10から約40重量%; (c)生適合的溶媒の約52から87.5重量% (ここで該ポリマー接触試薬及び生適合的溶媒の重量%は、血管を閉塞する沈着 物が形成される条件下で、完全な組成物の全重量に基づくものである) を含む十分な量の組成物を血管内に注射することによる血管を閉塞するための方 法。 14.上記接触試薬が水不溶性接触試薬である請求項13記載の方法。 15.上記生適合的溶媒がDHSOである請求項13記載の方法。 16.上記接触試薬がタンタルである請求項14記載の方法。 17.上記接触試薬がタンタル酸化物である請求項14記載の方法。 18.上記接触試薬が硫酸バリウムである請求項14記載の方法。 19.上記ポリマーがポリアクリロニトリルである請求項13記載の方法。 20.上記ポリマーがポリアクリロニトリルである請求項13記載の方法。 21.土記ポリマーがセルロースアセタートブチラートである請求項13記載の方 法。 22.上記ポリマーがニトロセルロースである請求項13記載の方法。 23.上記ポリマーがウレタン/カルボナートのコポリマーである請求項13記載 の方法。 24.上記ポリマーがスチレン/マレイン酸コポリマーである請求項13載の方法 。 25.該閉塞化組成物が約0.05から0.3cc/分の割合で血管内に注射される請求項 13記載の方法。 26.該閉塞化組成物が少なくとも0.6cc/分の割合で血管内に注射される請求項 13記載の方法。 27.少なくとも0.6cc/分の注射割合が、腫瘍塊、器官及び動静脈奇形(AVM)を閉 塞化するために、カテーテルチップから下流に流出される繊維状様塊を形成する ように用いられる請求項26記載の方法。
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