JP2001501259A - 成形/目増やし/目減らし - Google Patents

成形/目増やし/目減らし

Info

Publication number
JP2001501259A
JP2001501259A JP09537593A JP53759397A JP2001501259A JP 2001501259 A JP2001501259 A JP 2001501259A JP 09537593 A JP09537593 A JP 09537593A JP 53759397 A JP53759397 A JP 53759397A JP 2001501259 A JP2001501259 A JP 2001501259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle bed
eyes
needle
knitted fabric
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP09537593A
Other languages
English (en)
Inventor
フリードリッヒ ロエル
Original Assignee
レカロ ゲーエムベーハー ウント コンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レカロ ゲーエムベーハー ウント コンパニー filed Critical レカロ ゲーエムベーハー ウント コンパニー
Publication of JP2001501259A publication Critical patent/JP2001501259A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/22Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/10Patterned fabrics or articles
    • D04B1/102Patterned fabrics or articles with stitch pattern
    • D04B1/108Gussets, e.g. pouches or heel or toe portions
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2403/00Details of fabric structure established in the fabric forming process
    • D10B2403/03Shape features
    • D10B2403/032Flat fabric of variable width, e.g. including one or more fashioned panels
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2403/00Details of fabric structure established in the fabric forming process
    • D10B2403/03Shape features
    • D10B2403/033Three dimensional fabric, e.g. forming or comprising cavities in or protrusions from the basic planar configuration, or deviations from the cylindrical shape as generally imposed by the fabric forming process
    • D10B2403/0332Three dimensional fabric, e.g. forming or comprising cavities in or protrusions from the basic planar configuration, or deviations from the cylindrical shape as generally imposed by the fabric forming process with gussets folding into three dimensional shape, e.g. seat covers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は立体的な編地の製法に係わる。本発明では、針床の一部領域の編目(18,20)を編地中央部に近い針に移し、次いで再び編み進むことによって目減らしし、針床の一部領域の編目(18,20)を編地中央部から遠い針に目移しし、次いで再び編み進むことによって目増やしする。針床の一部領域の針を少なくとも1編目列に亘ってその作動を停止し、次いで再び作動させても同様の結果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 成形/目増やし/目減らし 本発明は立体的な編地の製法に係わる。成形に際しては、針床の所定部分にお ける針の作動を停止させ、所定の編目数後に再び作動させる。停止させず、編み 続けられた部位がふくらむ。なぜなら、停止させた針を再び作動させると、再作 動域では編目列が互いに連結されることで収縮が起こるが、両編目列の間に1列 または2列以上の編み続け部分を介在させることができるからである。この作動 停止/再作動を編目列から編目列へ階段状に行うことによって、例えば、あらか じめ形成された座席カバーとして使用できる所定形状の編地を得ることができる 。 成形による立体編地の製法は請求の範囲第7項の記載対象である。この方法の 好ましい実施態様は第7項に従属する請求の範囲の記載対象である。 立体編地の第1の製法は目増やし/目減らしから成る。目増やしの際には、編 地の任意の位置において、1つのループから2つのループを形成する。従って、 この目増やし技術は編地の幅を広げることになる。目増やしの第1の方式では、 目増やし位置の少なくとも一方の側で、目を所要の増やし幅だけ外方へずらす。 他の方式では、2つの針床域で目を別々に編んでから、少なくとも一方の針床域 の目を移すことによって、互いに連結する。 編地に輪郭を与えることだけを目的とする編地の縁端域における公知の目増や し及び目減らしでは立体的な変形は起こらないが、編地における本発明の目増や し/目減らしでは余分の目を編地に導入するか、逆に編地から減らすことによっ て編地を変形させ、その結果、立体形状を与える。目減らしの技術は正反対のプ ロセスである。目減らしでは、少なくとも2つの編目ループを1つの編目ループ にまとめる。このプロセスでは、編地の少なくとも一方の側で、さらに内方へ目 移しされ、生じた隙間が閉じられる。この技術を順次編目列を増やしながら進め ることによって、所要のふくらみ域を形成することができる。ふくらみ域が形成 する具体的な方法として、例えば、先ず目増やしを、次いで、目減らしを行うこ とにより、目増やし/目減らし域に、材料過剰に起因するふくらみを形成する。 他方、先ず目減らしを、次いで同じ目数だけの目増やしを行うことによって、目 減らし/目増やし域に材料不足の状態を発生させ、これによって編地全体を変形 させ、立体化することができる。 目移しは下記の要領で行うのが好ましい。作動針床から補助針床へ目を移す。 場合によっては、自身も作動針床であるこの補助針床を前記作動針床にむかって 移動させる。次いで、目を、ただし、ずらした位置の目を作動針床に戻す。この 方法では機械の運転コストがやや高くなるものの、従来では考えられなかった可 能性で立体編地の製造が可能となる。 立体編地の他の製法としては、編地の特定部位において針の作動を停止させる 一方、残りの部位における針で編み続ける。前記停止 させた針を、例えば、1または数編目列後に再び作動させることによって、前記 停止部位において編地を収縮させ、この収縮を利用して所要の形状を得ることが できる。例えば、平形横編機の縁端域において、複数の編目列に相当する間隔で 、幅を変えながら針の作動停止を繰り返せば、極めて均質な球形構造が得られる 。この場合にも、編地が局所的に過度の変形を起こさないように、針の作動停止 を僅かな編目列に限らねばならない。作動停止の幅(針の本数)を交互に変化さ せることによって、変形域中の変形位置を制御することも可能になる。この変形 位置は作動停止域が編み続け域と境を接する点に位置する。 以上に述べた立体編地の製造原理を本発明の方法では、変形域中の複数位置に 目増やし/目減らし及び針停止を配分することによって実施することができる。 この方法では常に立体編地の構造を均質化することができ、同時に機械的性質の 向上にもつながる。 成形の場合にも目増やし/目減らしの場合にも、複数の編目列に亘って針の作 動を停止させるにせよ、特定位置に編目ループを形成したり、編目ループを1つ にまとめてこれら編目ループを無くするにせよ、普通に編まれた部位とは異なる 部位が現れる。原則として、この位置で編地が不均質になる。この不均質性は過 渡位置に“穴”が形成されることにも起因する。 本発明の他の特徴として、上記部位において、かがり糸のほかに緯糸及び/ま たは経糸を挿入することによって、この部位を補強するとともに、不均質位置に おける穴を塞ぐことができる。穴の閉塞 効果は、例えばゴム糸のような弾性材から成る緯糸及び/または経糸を使用する ことによって向上させることができる。 成形技法の場合、例えば、作動停止域を画定する少なくとも1列、できれば、 2列に緯糸を挿入するのが好ましい。この緯糸は隣接する編み続け列とは連結す ることなく挿通される。ただし、隣接する編み続け列でタックするか、またはそ の他の方法で互いに連結してもよい。いずれにしても、これによって作動域と作 動停止域との接触位置における穴が収縮または閉鎖され、もはや不均質の状態と は見倣されぬようになる。 目増やし及び目減らしの場合でも成形技法の場合でも、不均質性を軽減するに は、不均質域における目を分割し、即ち、例えばもう1っの針床で目を形成する ことによって1つの目から2つの目を作成し、これによって編地の不均質域が均 等に埋められ、成形技法に伴って生ずる互いに異なる領域、例えば、作動針領域 と停止針領域との間の連結が目立たなくなる。目増やしの場合にも、分割した編 目を編地中に新しく空いた針に掛けることによってムラのない表面が得られる。 普通の編地部分とは均等でない目増やし/目減らし/成形部位に生じ易い穴を 縮小するさらに他の技法としては、この不均等な部位における1つまたは2つ以 上のエッジループをタックする。 成形技術として、穴を縮小する特殊な方法がある。即ち、この方法では、針の 作動停止幅を編目列から編目列へ、または編目列域から編目列域へと変化させる 。 その1つの方法としては、針を停止させる前に一番外側の目に1つまたは2つ 以上の追加の(水平方向)の目を編み足し、再作動でこれらの目が編み合わせら れるようにする。このようにすれば、作動停止の領域に大きいボリュームが得ら れる。作動停止すべき領域の最も外側の針を1編目列だけ作動停止しなければ、 最終作動列に追加の外側編目を編み足す場合のように水平方向に追加の外側編目 が得られると異なり、垂直方向に追加の編目が得られる。垂直方向に複数の目を 補足することも可能である。いずれの方法も成形線、即ち、作動停止域の前の最 後の編目列を作動停止後の最初の編目列と連結される線におけるボリュームを高 める。 この技術は詳しくは実施例に基づいて説明するように、この技術は任意の形状 の編地部分を互いに継合わせるのに利用することもできる。緯糸及び/または経 糸を挿入して編目をタックする技法、目を分割する技法、及び水平方向または垂 直方向に目を追加する上記技法は成形、目増やし及び目減らし、場合によっては 組合わして利用することにより、特に段階的な目増やし/目減らしまたは段階的 成形において、高密度の均質な目増やし/目減らし及び成形線を得ることができ ることはいうまでもない。 不均質域において目を適当に固く編めば、この域において穴の形成を防止でき る。 2列針を使用する場合、全編地域をA−針で編み、不均質域をA−針とB−針 で編むことによって、この域における編地密度を高めることができる。同様に、 不均質域を間隔の詰まった針で編んでも よい。 以上に述べた技法はあらゆる形状の工業用編地、特に座席カバー、ヘッドレス トカバー、肘掛けカバー及び繊維補強成形物の製造に好適である。 本発明の技法を添付の図面に例示する。 図1は目増やしの際の編目図である。 図2は目減らしの際の編目図である。 図3は直線的な縁辺による段階的成形を示す。 図4は湾曲縁辺による段階的成形を示す。 図5はヘルメット製造用の作動停止域を有するニッティングパターンを示す。 図6は縁辺部における不均質性を軽減する種々な方法。 図7は目増やし及び目減らしによる編地片を示す。 図8は両層における形成縁、即ち、目増やし縁と目減らし縁が斜めに位置ずれ している2層編地を示す。 図9はコーナー成形を示す。 図10は2層編地における目減らしのための針配列図である。 図11は2層編地における交互目減らしの針配列図である。 図1は目増やしによって幅を広げられた編地10の編目図である。先ず目増や しから始められ、最下段列の5つの目12,14,16,18,20が5本の針 に掛かる。次の列において、目18及び20が1目だけ右へずらされ、その結果 、この編目列の右から3番目の針が空いたままとなる。これに続く編目列におい て、この空き 針にもかがり糸が供給されるから、編地の最後から2番目の列では1目多くなる 。 図示のように、1針だけ目18及び20が外方へずらされた第2編目列では、 比較的大きい隙間が残り、これが穴の形で編地を不均質にする。目18及び20 をずらす前に、目18をもっと外側に位置する針へ分けることにより、次に目1 8及び20をもっと外側の針にずらすと分けられた目18aが元の目18と同じ 針に掛けられ、分けられたもう一方の目18bが1針だけ右へずれた位置に掛け られるようにすることも可能である。目増やし域においてこのように目を分割す ることにより、発生する穴を効果的に埋めることができ、目増やしに伴う編地の ムラがほとんど目立たなくなることは明らかである。目を分割するには、目増や しの前に目を形成する際に、第1分割編目18aが作動針床で形成され、第2補 助編目18bは補助針床または別の作動針床で形成される。この補助針床は外側 の目18及び20をもっと外側に掛ける針床であることが好ましい。作動針床に 形成された目も補助針床へ移され、補助針床に存在する目18b及び20はいず れも、補助針床または別の作動針床の側方への移動により、第1作動針床に対し て1針だけ外方へずれ、その結果、目18b及び20は補助針床から再び作動針 床へ戻される。 図2は図1から1目だけ目減らし,された編地10を示す。図1の目増やしに よって得られたのと同様の最初の2編目列における6つの目12,14,16, 18,18b,20を示す。図2の最後か ら2番目の編目列では、目18a及び18bを1本の針に一緒に掛けることによ り、最終編目列において、1本の針に一緒に掛かっている2つの目18a,18 bがまとめられて1つの目18となるようにする。従って、このプロセスは図1 とは逆のプロセスである。目18b及び20を1針だけ左方へずらす動作と結び つく目18b及び18aの合体について簡単に説明する。目18b及び20を補 助針床または別の作動針床に移す。この補助針床または別の作動針床を1針だけ 左方へ移し、目18b及び20を戻す。作動針床の2本の針のうちの左方の針に は目18aが掛かったままであるから、目18a及び18bが一緒になり、次の かがり糸18が供給される時、1つの目として作用する。 図7は先ずウェール方向に延びる目増やし域32及びこれに続いてウェール方 向に延びる目減らし域34を有する編地30を示す。これら2つの領域32,3 4の特徴は1編目列ごとに、または1編物列置きに2つずつ目が増える(32) か減る(34)ことにある。次に技法について詳細に説明する。編地の角部編目 36,38が並列する針に掛かっている。目増やしは1編目列ごとにまたは1編 目列置きに、目36,38の両側の目を1目だけ外方へずらす。外方へずらすこ の作業は図1との関連で既に説明した。このように外方へずらすことによって内 側の2本の針が空く。次のかがり糸が供給されると、この2本の針が新しい目に よって占められる。従って、1編目列ごとにまたは1編目列置きに内側に2つの 新しい目が生まれる。即ち、目増やし域32において編地は次第に広くなり、最 終的には、辺40,42のそれぞれの側にx個の新しい目が編み足される。従っ て、目増やし域32の端部において、編地30は元の目よりも2x個多い目を持 つことになる。この2x個の新しい目は編み始めの際に針床で隣接していた目3 6,38の間に挿入されることになる。目減らし域では逆のプロセスが起こる。 辺44,46に沿って1編目列ごとに、または1編目列置きに、図2に関連して 述べたように目を2つずつ合体させ、これをx回繰り返すことによって辺40, 46の両側からx個の目を減らし、編地30がその上端において再び元の幅と同 じ幅を持つようにする。従って、目減らし域34の末端では2つの目36,38 が再び隣接する。以上の説明から明らかなように、編地30は目増やし域32と 目減らし域34の間の領域で強くふくらむことになる。即ち、目増やし域32の 起点及び目減らし域34の終点にそれぞれ相当する上下縁端域よりもはるかに多 い目を前記過渡域に含むからである。 図7に示した成形では、編地に別の編地片が組み込まれている。先ず目減らし 域を、次いで目増やし域を編むことによって“切り抜き”まちを得ることはもち ろん可能である。縁端から目36または目38までの目をそれぞれ針床の別々の 部分で編み、次いでこれらを一緒に掛け、かがりまたは側方へのタックによって 互いに連結することによって目増やしを行うことも可能である。 図3は階段状のまち52を有する編地50を示す。階段状まち52の領域にお いて、編地の左端に位置する針を停止させ、この領域で1列または複数列の針に 亘り、ニッティングが行われないように する。この間、停止している針にかがり糸が供給されないから、目は針の停止以 前の状態で掛かったままである。次いでこれらの針を再び作動させると、新しい 目が停止前に編まれた目と連結される。こうして作動停止域の前後に編まれた目 を編み合わせるだけで、編地のこの領域を、編まれなかった編目列の数だけ収縮 させることができる。従って、1つの編目列中に、すでに編まれた列のいくつか の目が存在することになる。階段状まちについて以下に詳しく説明する。 編目列Aではすべての針が作動状態にある。編目列Bでは針1が作動を停止し ているから、針には目A1及びB2−nが掛かっている。編目列Cでは針1及び 2が停止している。針には目A1,B2及びC3−nが掛かっている。編目列下 では、針に目A1,B2,C3,D4,E5及びF6−nが掛かっている。編目 列G〜Kでは、停止状態の針が右から順次再び作動させられる。編目列Gには目 A1,B2,C3,D4及びG5−nが掛かっている。編目列Hでは、目A1, B2,C3及びH4−nが掛かっている。編目列Jでは、目A1及びJ2−nが 、編目列Kでは、この列Kの目だけ、即ち、K1−nだけが掛かっており、こう してまちが編み終わる。布地から側縁が階段状まち52を形成する一片を切り取 り、切断縁を互いに連結すると想定すれば、まち52による編地50の変形を想 像できるであろう。 成形技術が図3に示すまちに限定されないことはいうまでもない。例えば、編 目列ごとに複数の針を停止/作動させることによって もっとゆるやかな変形が得られる。ただし、階段の各段の高さを複数編目列とす れば、極めて強い変形を編地に与えることができる。従って、立体編地を製造す る際に編地に任意の変形を与えることができる。 図4は初めと終わりの段64が平坦な(高さ1編目列、幅2編目)まち62を 有する編地60を示す。過渡域では、段66は通常の高さ(高さ1編目列、幅1 編目)を有し、中央の比較的高い段68(高さ2編目列、幅1編目)に移行する 。図4から明らかなように、まちの形状、従って、変形の態様は段の高さを1編 目列だけ変え、段の幅を1編目だけ変えるだけで著しく変化させることができる 。ただし、この変化の範囲は極めて広く、例えば、幅を編地幅いっぱいに設定し 、高さを10編目列に設定することさえ可能である。 図5はほぼ球形の編地を製造するためのスキームを示す。70は実際に編まれ た編地片70である。編地を成形するため、編地片の両側域において、種々の間 隔、種々の幅で針の作動を停止する。図5の左下では第1域72において針を例 えば20本だけ停止させる。2編目列を隔てた域74において針60本の幅に亘 って目を止める。さらに2編目列を隔てて、上記幅の中間に相当する幅76に亘 って針を停止させる。次の域78は編地片の両端から互いにオーバーラップする 位幅が広い。編地片70に変形が起こる点は作動停止域72〜78が編み続け域 と境を接する点71である。従って、作動停止域の幅、即ち、停止針の数を連続 的に変化させることによって、変形点71を変形ゾーンb内に均等に分布させる ことにもなる 。このようにして、編地の劣化にもつながる目減らしによる不連続な構造の出現 が回避される。作動停止域72,74,76,78の相互間隔は比較的一定して いるから、かがり方向に見て変形点71が編地片70にほぼ均等に配分される。 図5から明らかなように、針の作動停止により編まれない領域は外端に近いほど 広範囲に亘る。作動停止域72〜78の上下縁端を互いに連結すると想定すれば 、図5に示す編地片70がほぼ球形を呈するであろうことは容易に想像できるで あろう。変形度は作動停止域72〜78の間隔、即ち、ピッチと幅によって調整 される。作動停止域が広く、そのピッチが大きいほど変形度も大きくなる。 作動停止域の境界71に不均質性が生ずるのは好ましくない。即ち、機械的安 定度の低下及び/または編地外観の低下につながるからである。作動停止域境界 に現れる編地のムラを極力軽減するには種々の方法がある。第1の方法として、 左上の第2作動停止域74と境を接する編み続け域の目80をタックする。域7 4と対向する右側の作動停止域73では、作動域と作動停止域の間の目を分割す ることにより、図1に示すように、不均質性に起因する穴を塞ぐことができる。 ムラを少なくする第2の方法としては、少なくとも、作動停止域の前後の編目 列に緯糸84を挿入する。このようにすれば、作動停止域周りで編地が補強され る。緯糸84が可撓材料から成る場合、不均質域の周りで編地を収縮させること ができる。 図6は図3に示したまちの一辺または図7に示した目増やし/目 減らし領域32,34の部分拡大図である。図6は成形または目増やし/目減ら しに伴って成形部分または目増やし/目減らし部分に生ずるムラを軽減方法があ ることを示す。 図6において、階段90の各段は高さが2編目列、幅が2目である。図示のム ラ軽減方法は段の高さがもっと高く、段の幅がもっと広い場合にも応用できる。 例えば2層編地の場合、端部の目92を前方針床では直ぐ下の段の目に掛け、 後方針床では直ぐ上の段の目に掛ける。さらに、双方の針床に掛けられている目 を交差させてもよい。こうすることで、縁辺域における編地の均質性が高められ る。 位置94では、この段と水平にさらに1つの縁辺を編み足し、あとで縁辺域を 連結する段階で、この水平縁辺を、編地の大きい穴を塞ぐように編み合わせる。 このような目は外方へもう1つの目を編み足すだけで水平に引っ掛けるだけでな く、目の高さに対応する外側の針を停止させないことによっで部分96に示すよ うに垂直に編み足してもよい。この目も編み合わせの際に収縮させることによっ て穴を塞ぐことができる。 穴を塞ぎムラを無くするもう1つの方法としては、部分98に示すように段の 外側の目をタックする。この方法を採用しても、連結縁において極めて均質な編 地が得られる。 水平なタックループ98の代わりに垂直なタックループ99を設けてもよく、 この方法は連結縁におけるボリュームが大きくなり、穴をかくす効果にもすぐれ ているという点で有益である。 図6には示してないが、図1に示した目分けもまち挿入縁及び目増やし/目減 らし縁領域における編地のボリュームと密度(いわゆる度目)を高めるのに効果 的である。以上に述べた技法を、技術的に可能な形で任意に組み合わせることが できることはいうまでもない。編地の変形が起こる部分(図5)を配分すること によっても、編地の高い均質性と所要の立体変形を両立させることができる。 図8は上層における成形または目増やしまたは目減らしの縁端102が下層に おける同様の縁端104に対して少なくとも1目に相当する幅だけずれている2 層編地100を示す。このようにすれば縁端域におけるムラを効果的にかくし、 編地の機械的安定度を高めることができる。 図9はコーナー成形を示す。編目列Aを編む際に、停止域の針1に掛かってい る目を作動域に移す。さらに、針2〜5に掛かっている目を1針だけ右へずらす 。このプロセスを、停止域の5つの目がすべて作動域へ移されるまで繰り返す。 このようにして編地にコーナーが形成される。 縁辺域において、縁辺付近の編目列/ウェールから1本または2本以上の緯糸 及び/または経糸を集めて縁辺沿いに挿通することにより、縁辺を補強すること ができる。弾性を有する緯糸または経糸を使用することによって縁辺域の目を詰 め、ひだを形成することができる。 上記の基本技法、即ち、目増やし/目減らしや成形を任意に組み合わせること ができることはいうまでもない。 図10及び図11はそれぞれが各針床ごとに補助針床を具えている4針床編機 及び2針床編機における2層編地に対する目減らし技術及び目増やし技術を示す 。両主要針床または第1及び第2針床の針は大文字A〜Hで表してある。補助針 床または第3及び第4針床の針は小文字a〜hで表してある。目減らしの場合、 作業はaからfに進む。目増やしの場合、作業は逆にfからaへと進行する。図 10は前列及び後列主要針床の針Aから始める目減らしを示す。対応の目を外側 針床の針aに移す。次いで、ステップbにおいて、外側針床を針の位置1本分だ け右へずらす。この状態をステップcに示した。この時点で外側針床の針aは内 側針床の針Bと並んでいる。次に、外側針床の針aに掛かっている目を内側針床 の針Bに戻す。次いで、外側針床を再び初期位置へ、即ち、左へ1位置だけ戻す 。この初期位置に戻った状態をステップdに示す。このステップdにおいて、次 の目Bを内側針床から外側針床の針bに移す。次に、外側針床を再びステップe に示すように右へずらすことにより、最終的に再び位置fに達するようにする。 外側針床の針bに掛かっている目を内側針床の針Cに移す。次いで外側針床を再 び初期位置に戻す。 従って、上記方法では4針床平型横編機によって2層編地の目減らしと、これ とはシーケンスが逆の目増やしとを同期的に行うことができる。目を1目ずつ移 すだけでなく、目増やし/目減らしの所要形状に応じて複数グループ、例えば、 4つの目を同時に外側針床に移し、次いで、4位置だけ右へずらし、再び内側針 床へ戻すこと も可能である。これによって、特に目増やし/目減らしの縁端域が変化する。 図11は図10に示した目増やし/目減らしの別の実施態様を示す。図11で は、目を内側針床からこれに属する外側針床へではなく、対向する外側針床へ移 す。即ち、左後方の目を後列内側針床の針Aから前列外側針床の針aへ移す。こ れとは反対に、前列内側針床の針Aから後列外側針床の針aへ目を移す。次いで 、図10の場合と同様に、外側針床を1位置だけ右へ移動させ、外側針床からこ れに属する内側針床へ目を移す。ステップdにおいて、内側の前後両列の針床か らこれに属する外側針床の針bへ目Bを移す。次いで、外側針床を1位置だけ右 へ戻し、図10の場合とは異なり、目を交差状に、即ち、後列外側針床の針bか ら前列内側針床の針Cへ、前列外側針床の針bから後列内側針床の針Cへ戻す。 これにより、目増やし/目減らし点における両層を特に強固に連結することがで きる。この方法は逆の順序で、即ち、fからaへ目増やしを行うことをも可能に する。図11に示すように端部の目を交差させることで、座席カバーの場合に特 に重要を新鮮な外観が得られるだけでなく、縁辺部の安定性を高め、目移しで生 ずる穴を効果的にかくすことができる。 2列針で編む場合、目増やし/目減らし/成形域ではすべての針で編み、残余 の域では2列針のうち1列だけで編めば、目増やし/目減らし/成形域を特に密 な構造が得られる。また、特定の方法で縁端域を残余の域よりも強固に編むこと も可能である。左右に目減 らしを施す場合には、これを順次行えばよい。上記穴塞ぎ技術はいずれも目増や し/目減らしだけでなく、成形にも利用できる。目分け、緯糸挿入、タックの技 法を個別に、または組み合わせて利用することによって、目増やし/目減らし/ 成形縁端部をさらにすっきりと仕上げることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月29日(1998.4.29) 【補正内容】 補正請求の範囲 新規請求の範囲1: 編機による立体的な編地の製法において、針床の一部領域に亘る目(18b, 20)を編地中央部に近い針に移してから、さらに編み進むことによって目を減 らし、針床の一部領域に亘る目(18b,20)を編地中央部から遠い針に移し てから、さらに編み進むか、または針床の別々の部分で目を増やしてから、別々 の部分で編まれた目を互いに重ね、例えば、編み合わせるか、側方へタックする ことによって互いに連結することで目を増やし、目増やし/目減らしされた編地 部位及びこれと境を接する編地部位に緯糸(84)及び/または経糸を挿入する ことによって編地を補強することを特徴とする前記製法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.編機による立体的編地の製法において、 針床の一部領域の編目(18b,20)を編地中央部に近い針に目移しし、次 いで再び編み進むことによって目減らしし、 針床の一部領域の編目(18b,20)を編地中央部から遠い針に目移しし、 次いで再び編み進むか、または針床の別々の部分で目を増やしてから、別々の部 分で、編まれた目を互いに重ね、例えば、かがるか、または側方へタックするこ とによって互いに連結することで目増やしすること を特徴とする前記製法。 2.目増やし/目減らしステップにおいて、各編目列ごとに少なくとも1編目ず つの割合で所要の編目数が増えるかまたは減るまで請求の範囲第1項に記載の製 法を順次行うことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の製法。 3.目移しすべき針領域を作動針床から別の針床へ移し、前記別の針床を前記作 動針床にむかって移動させ、次いで前記別の針床から前記作動針床へ目を掛け替 えることによって、もっと内側またはもっと外側への目移しを行うことを特徴と する請求の範囲第1項または第2項に記載の製法。 4.目増やしの際に編地中央部の近傍に位置する目移しすべき1つの目(18) を、目移しする前に2つの目(18a,18b)に分け、次いで、一方の目(1 8b)を移し、他方の目(18a)を、 目移しが行われた部分と行われなかった部分との間に新しく生じた空き針に掛け ることを特徴とする請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の製 法。 5.多層編地(100)の場合、少なくとも2層において少なくとも1目ずつず らしながら目増やし/目減らしを行うことを特徴とする請求の範囲第1項から第 4項までのいずれか1項に記載の製法。 6.目増やし/目減らしが行われる編地部位及びこれと隣接する編地部位に緯糸 (84)及び/または経糸を挿入することによって編地を補強することを特徴と する請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載の製法。 7.編機による立体的な編地の製法において、 針床の部分域(72,74,76,78)における針の作動を少なくとも1編 目列に亘って停止し、次いで再び作動させることを特徴とする前記製法。 8.針の作動停止及びこれに続く再作動を、複数列に亘って順次ステップを小さ くしながら、所定の最大幅となるまで行うことを特徴とする請求の範囲第7項に 記載の製法。 9.非作動状態にある針床部分(74)と隣接する作動状態の針床部分の編目を タック(80)することを特徴とする請求の範囲第7項または第8項に記載の製 法。 10.作動状態の針に掛かっている最後の編目列に、これらの針の作動を停止す る前後に緯糸(84)を挿入することを特徴とする請求の範囲第7項から第9項 までのいずれか1項に記載の製法。 11.作動状態の針床域と隣接する編目に挿入した緯糸をタックするか、または ルーピングすることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の製法。 12.緯糸(84)が弾性糸であることを特徴とする請求の範囲第10項に記載 の製法。 13.作動状態の針床域と停止状態の針床域との境界域における少なくとも1つ の目を2つに分け、その一方を作動状態の針床域に、他方を停止状態の針床域に それぞれ掛けることを特徴とする請求の範囲第7項から第12項までのいずれか 1項に記載の製法。 14.少なくとも停止状態の針床域及びこれと隣接する作動状態の針床域におい て緯糸及び/または経糸を挿入することによって編地を補強することを特徴とす る請求の範囲第7項から第13項までのいずれか1項に記載の製法。 15.角部外側の目(92)を、停止状態針床域の手前において、これと隣接す る外側の目に移すことを特徴とする請求の範囲第7項から第14項までのいずれ か1項に記載の製法。 16.外側の目を、停止状態針床域の手前において、もう1つの目(94)に編 み足すことを特徴とする請求の範囲第7項から第15項までのいずれか1項に記 載の製法。 17.成形用角部において、作動状態の針床域に続く非作動針床域の外側針の作 動を停止しないことによって垂直方向にもう1つの目(96)を形成することを 特徴とする請求の範囲第7項から第16項までのいずれか1項に記載の製法。 18.成形用角部及び/または目増やし/目減らしの角部に位置する目(98) をタックすることを特徴とする請求の範囲第1項から第17項までのいずれか1 項に記載の製法。 19.請求の範囲第1項から第18項までのいずれか1項または2項以上に記載 の製法に従って製造される編地。
JP09537593A 1996-04-18 1997-04-18 成形/目増やし/目減らし Pending JP2001501259A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19616003A DE19616003A1 (de) 1996-04-18 1996-04-18 Spickeln/Zunehmen/Mindern
DE19616003.0 1996-04-18
PCT/DE1997/000791 WO1997040220A1 (de) 1996-04-18 1997-04-18 Spickeln/zunehmen/mindern

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001501259A true JP2001501259A (ja) 2001-01-30

Family

ID=7792086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09537593A Pending JP2001501259A (ja) 1996-04-18 1997-04-18 成形/目増やし/目減らし

Country Status (5)

Country Link
US (3) US6116057A (ja)
EP (6) EP1074648B1 (ja)
JP (1) JP2001501259A (ja)
DE (6) DE19616003A1 (ja)
WO (1) WO1997040220A1 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19616005A1 (de) * 1996-04-18 1997-10-23 Beckmann Wolfgang Dr Verfahren zur Herstellung eines dreidimensionalen Gestricks und Textilmaterial hergestellt nach diesem Verfahren
DE19616003A1 (de) * 1996-04-18 1997-10-23 Beckmann Wolfgang Dr Spickeln/Zunehmen/Mindern
DE19717415A1 (de) * 1997-04-25 1998-10-29 Stoll & Co H Verfahren zur Herstellung von räumlichen, ein- oder mehrflächigen Gestrickstücken auf einer Flachstrickmaschine
GB2325941B (en) * 1997-06-03 2001-08-22 Gen Motors Corp A knitted cover
KR100554235B1 (ko) * 1998-11-10 2006-02-22 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 입체성형 편성포의 편성방법
CN1316088C (zh) * 2001-02-19 2007-05-16 株式会社岛精机制作所 针织衣类编织方法
ES2291257T3 (es) * 2001-08-28 2008-03-01 H. STOLL GMBH & CO. Procedimiento para la realizacion de una malla que se extiende sobre bastantes agujas.
WO2004063447A1 (ja) * 2003-01-15 2004-07-29 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. 筒状編地とその編成方法
CA2634914C (en) 2005-12-23 2014-04-08 British Airways Plc Aircraft passenger seat
US8192311B2 (en) * 2008-06-27 2012-06-05 Nike, Inc. Sport ball with a textile restriction structure
DE102010012151B4 (de) * 2010-03-20 2013-08-01 H. Stoll Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung eines Schlauch-Rund-Fertiggestricks
JP5922903B2 (ja) * 2011-10-03 2016-05-24 株式会社島精機製作所 編地の編成方法
US10299531B2 (en) * 2013-05-14 2019-05-28 Nike, Inc. Article of footwear incorporating a knitted component for a heel portion of an upper
EP3491956B1 (en) * 2013-06-25 2023-08-09 NIKE Innovate C.V. Article of footwear with braided upper
US10863794B2 (en) 2013-06-25 2020-12-15 Nike, Inc. Article of footwear having multiple braided structures
US20140373389A1 (en) * 2013-06-25 2014-12-25 Nike, Inc. Braided Upper With Overlays For Article Of Footwear
DE102013218420A1 (de) * 2013-09-13 2015-03-19 Bsn-Jobst Gmbh Kompressionsartikel
US10100445B2 (en) * 2014-04-03 2018-10-16 Nike, Inc. Method of forming a unitary knit article using flat-knit construction
US10688357B2 (en) * 2014-08-07 2020-06-23 Warrior Sport, Inc. Lacrosse head pocket and related method of manufacture
US10376760B2 (en) * 2014-08-07 2019-08-13 Warrior Sports, Inc. Lacrosse head pocket and related method of manufacture
US10695631B2 (en) * 2014-08-07 2020-06-30 Warrior Sports, Inc. Lacrosse head pocket and related method of manufacture
US20160038804A1 (en) 2014-08-07 2016-02-11 Warrior Sports, Inc. Lacrosse head pocket and related method of manufacture
JP2017525505A (ja) * 2014-08-28 2017-09-07 ナイキ イノヴェイト シーヴィー アッパーのかかと部用のニット構成要素を組み込んだ履物製品
US10674791B2 (en) 2014-12-10 2020-06-09 Nike, Inc. Braided article with internal midsole structure
US9668544B2 (en) 2014-12-10 2017-06-06 Nike, Inc. Last system for articles with braided components
US10555581B2 (en) 2015-05-26 2020-02-11 Nike, Inc. Braided upper with multiple materials
US20160345675A1 (en) 2015-05-26 2016-12-01 Nike, Inc. Hybrid Braided Article
US11103028B2 (en) 2015-08-07 2021-08-31 Nike, Inc. Multi-layered braided article and method of making
DE102015115228B3 (de) * 2015-09-10 2016-09-15 Medi Gmbh & Co. Kg Flachgestrick in Form eines das Gesäß umfassenden Hosenteils, kompressive Hose umfassend ein solches Flachgestrick sowie Verfahren zur Herstellung eines solchen Flachgestricks
CN106012279A (zh) * 2016-07-13 2016-10-12 江阴芗菲服饰有限公司 羊毛衫的无线自动锁眼法
DE102016119052A1 (de) * 2016-10-07 2018-04-12 Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule (Rwth) Aachen Verfahren zum Stricken eines dreidimensionalen Gestricks
US11202483B2 (en) 2017-05-31 2021-12-21 Nike, Inc. Braided articles and methods for their manufacture
US10806210B2 (en) 2017-05-31 2020-10-20 Nike, Inc. Braided articles and methods for their manufacture
US11051573B2 (en) 2017-05-31 2021-07-06 Nike, Inc. Braided articles and methods for their manufacture

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112326C (ja) *
DE330672C (de) * 1913-11-22 1920-12-20 Akt Ges Maschf Verfahren zur Herstellung von erweiterter Schlauchware auf Strickmaschinen unter Stillsetzung von Nadeln
DE562751C (de) * 1930-08-20 1932-10-28 Schubert & Salzer Maschinen In einem Arbeitsgang auf der flachen Kulierwirkmaschine hergestellter Strumpf sowie Verfahren zu dessen Herstellung
DE2152681A1 (de) * 1970-10-23 1972-04-27 Bentley Eng Co Ltd Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines schlauchfoermigen Gestricks
US3800560A (en) * 1970-12-02 1974-04-02 Bentley Eng Co Ltd Machine for and method of knitting stocking with closed toe
IT1060127B (it) * 1975-05-30 1982-07-10 Saint Julien Ets Metodo per la costruzione di un manufatto a maglie e prodotto risultante
CS231618B1 (en) * 1982-02-15 1984-12-14 Jan Ando Rotary knitting of heel
DE8629570U1 (de) * 1986-11-05 1986-12-18 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Polsterbezug aus Gestrick, insbesondere für Kfz-Sitzpolster
GB8822638D0 (en) * 1988-09-27 1988-11-02 Gen Motors Corp Knitting method
US5326150A (en) * 1988-09-22 1994-07-05 General Motors Corporation Upholstery fabric
GB8822639D0 (en) * 1988-09-27 1988-11-02 Gen Motors Corp Knitting method
DE3937406C2 (de) * 1989-11-10 1998-04-16 Stoll & Co H Verfahren zur Herstellung einer dreidimensional geformten Maschenware auf einer Flachstrickmaschine
AT399488B (de) * 1991-04-22 1995-05-26 Greiner & Soehne C A Sitzpolster, insbesondere flugzeugsitz
JPH0781228B2 (ja) * 1991-07-05 1995-08-30 株式会社島精機製作所 立体的なシルエットを有する筒状編地及びその編成方法
JP2721948B2 (ja) * 1993-08-12 1998-03-04 株式会社島精機製作所 編地の両面内増やし方法
DE4439395A1 (de) * 1994-11-04 1996-05-09 Schieber Universal Maschf Strickverfahren
DE19616003A1 (de) * 1996-04-18 1997-10-23 Beckmann Wolfgang Dr Spickeln/Zunehmen/Mindern

Also Published As

Publication number Publication date
US20010001925A1 (en) 2001-05-31
EP1069221A3 (de) 2001-02-14
EP1074648B1 (de) 2004-08-04
EP1074647B1 (de) 2004-09-22
EP0904439A1 (de) 1999-03-31
EP1074650A2 (de) 2001-02-07
US6308536B2 (en) 2001-10-30
DE59712174D1 (de) 2005-02-24
US6116057A (en) 2000-09-12
US6233976B1 (en) 2001-05-22
EP1069221A2 (de) 2001-01-17
EP1074647A3 (de) 2001-02-14
EP1069221B1 (de) 2005-01-19
DE59712175D1 (de) 2005-02-24
EP1074650A3 (de) 2001-02-14
DE59711836D1 (de) 2004-09-09
EP1074649A2 (de) 2001-02-07
EP1074650B1 (de) 2005-01-19
WO1997040220A1 (de) 1997-10-30
DE19616003A1 (de) 1997-10-23
EP1074648A2 (de) 2001-02-07
DE59711118D1 (de) 2004-01-22
EP1074649B1 (de) 2003-12-10
DE59711963D1 (de) 2004-10-28
EP1074648A3 (de) 2001-02-14
EP1074647A2 (de) 2001-02-07
EP1074649A3 (de) 2001-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001501259A (ja) 成形/目増やし/目減らし
US10351979B2 (en) Article of footwear incorporating a knitted component with a tongue
CA3110755C (en) Knitting method
CN110042546B (zh) 一种全成型前后变化收针的编织方法及其成型织物
WO2005073445A1 (ja) プレーティングによるワイドリブ組織の編成方法
JPH1112903A (ja) 横編機上で立体又は一面又は多面の編物を製造する方法
JPH10108762A (ja) 編みカバー
JPH0830300B2 (ja) 貼付け型ポケットを有する編地及びその編成方法
CN108588998B (zh) 一种编织形成耳片结构的织物及其编织方法
US20230165375A1 (en) Knit seat back for an office chair
US5722262A (en) Method of knitting fabric where joined edges are formed from sub-edges of 45° and course-wise directions
EP0361854B1 (en) Knitting method
JP2958697B2 (ja) 編物を製造する方法
US3429147A (en) Tubular seamless warp-knitted stocking
JP2001123361A (ja) ダブルラッシェル機による柄入り立体成形物及びその編成方法
US5619869A (en) Warp knitted textile fabric with pattern of pleated fabric sections
CN113699660B (zh) 无锯齿感一体收针、加针编织的编织工艺、织物及鞋面
JPH0291253A (ja) インレイ・パイル編み地、及びその製編装置
US6698251B1 (en) Double-sided crochet-knitted mattress closing tape
JP2670665B2 (ja) リブ編み方法
CN216040092U (zh) 具有双列镶边网孔的编织物
JP3673097B2 (ja) ゴム編地の増し目方法およびそれによって増し目されたゴム編地
CN219709721U (zh) 一种多层起伏高低层高空气层三明治提花面料
CN116024725A (zh) 具浮雕效果的提花织物及其编织方法
JPH09279441A (ja) 横編機を用いた減らし方法