JP2670665B2 - リブ編み方法 - Google Patents

リブ編み方法

Info

Publication number
JP2670665B2
JP2670665B2 JP6758695A JP6758695A JP2670665B2 JP 2670665 B2 JP2670665 B2 JP 2670665B2 JP 6758695 A JP6758695 A JP 6758695A JP 6758695 A JP6758695 A JP 6758695A JP 2670665 B2 JP2670665 B2 JP 2670665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
needles
knitted fabric
bed
knitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6758695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07316958A (ja
Inventor
昌生 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shima Seiki Manufacturing Ltd filed Critical Shima Seiki Manufacturing Ltd
Priority to JP6758695A priority Critical patent/JP2670665B2/ja
Publication of JPH07316958A publication Critical patent/JPH07316958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2670665B2 publication Critical patent/JP2670665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は前後少なくとも一対のニ
ードルベッドと給糸口とを備えた横編機によるリブ編み
方法に関し、特にリブ編地の側縁の美観と耐久性とを向
上させることに関する。
【0002】
【従来の技術】対向した前後一対のニードルベッド上で
編成するリブ編み組織は、1つのニードルベッドのみを
用いて編成する平編み組織に比べて厚みがあり、伸縮性
及び型保持性に優れる。従って着用の際に力が加わり引
き伸ばされることの多いポロシャツの衿部分やカーディ
ガンの前立て部分等に、リブ編み組織がしばしば用いら
れる。周知のリブ編み方法では、リブ編地の側縁に対し
て特別の処理を行わなず、編地の側縁へ向けたコースで
は、給糸口を側縁の外側まで移動させ、編地の最側縁の
ウェールに対する針まで、前後の両ニードルベッドの針
に交互に給糸してリブ編みする。次いで給糸口を反転さ
せて編地の内側へ移動させ、最側縁ウェールの編目に対
する針から前後両ニードルベッドの針に交互に給糸して
リブ編みする。このようにして編成したリブ編み組織を
図11に示す。図11のリブ編み組織では、編地の側縁
へ向けたコースで編糸は最側縁ウェールの編目(10
1)を形成し、次の編地の内側へ向けたコースで同じウ
ェールの次の編目(103)を形成する。給糸口は編地
の外側で反転して編地の内側へ進むので、編目(10
1)と(103)の間の渡り糸(102)は、編目(1
01)の編地からみた外側から始まり、編地の外側で反
転して図での上下の向きを変え、編目(103)に渡
る。これは、編地の側縁へ向けたコースで最側縁ウェー
ルに対する針に給糸した後、給糸口を反転させ次のコー
スで同じ針から再度給糸するためである。渡り糸(10
2)は編目(101)の外側から始まり、しかも編地の
外側で反転する。このため渡り糸(102)は編地の側
縁の外側に膨らみ、この膨らみは編地の側縁に現れて、
編地側縁には波状に不揃いなラインが現れ、美観を損ね
る。図11の下部の組織を前ベッドで編成し、上部の組
織を後ろベッドで編成すると仮定すると、編地の内側へ
のコースでの最側縁の編目(103)(前ベッドで編
成)は、後ろベッドで編成した次の編目に渡り糸(10
4)で連結される。しかし渡り糸(104)は編地の側
縁の内側(図での編目(101),(103)の左側)
を通り、側縁の外側を通っていない。また渡り糸(10
2)は前ベッドで編成した編目(101),(103)
を連結し、前ベッド側の編目(101)と後ろベッド側
の編目とを連結していない。このように、編地側縁の外
側に前ベッド側の編目と後ろベッド側の編目とを連結す
る渡り糸が無いため、編地は側縁の強度が不足し、耐久
性に欠ける。このため衣類の着脱の繰り返しで編地の側
縁に繰り返して力が加わると、リブ編地は側縁から傷み
易い。図11のリブ組織で、渡り糸(102)が編地の
外側に膨らみ美観を損ねる点を解決するため、図12の
リブ編地を編成することが知られている。この編成方法
では、リブ編地の側縁部に平編み組織を数ウェール(図
では3ウェール)編成し、平編み組織の縁が図のA方向
にカールする性質を利用し、側縁の編目(105)等を
A方向にカールさせ、最側縁ウェールの渡り糸(10
6)が編地の外側に膨らまないようにする。しかしなが
らこの方法では、編地の側縁部は平編み組織となり、側
縁部の強度は依然として不足する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、以下
の点にある。 1) リブ編地の側縁部の外側で渡り糸が膨らまないよう
にし、編地の側縁部が波状に不揃いとなることを防止す
る。 2) 前ベッド側で編成した編目と後ろベッド側で編成し
た編目とを連結する渡り糸を、リブ編地の側縁部の外側
に設け、編地の側縁部を補強する。編地の側縁部の補強
について補足すると、前ベッド側の編目と後ろベッド側
の編目をつなぐ渡り糸は途中で反転しないようにし、渡
り糸が編地の外側に膨らまないようにする。このように
すれば、編地の側縁部の補強と側縁部の美観の向上とを
矛盾無しに解決できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため本発明は、少なくとも一対の互いに対向するニード
ルベッド(1,2)と、ニードルベッド(1,2)上を
移動しニードルベッド(1,2)の針に給糸するための
少なくとも1つの給糸口(3)、とを有する横編機を用
いて、少なくとも1つの側縁を有する編地を、前後のニ
ードルベッド(1,2)上の編地に対応する針(A−
I,a−h)に給糸口(3)から交互に給糸して、リブ
編みする方法において、前記リブ編み方法は、 a: 編地に対応する針(A−I,a−h)上からその
外側へ給糸口(3)を移動させ、この間に、一方のニー
ドルベッド(1),(2)に関して、編地に対応する針
(A−I,a−h)の内の少なくとも最も外側の針から
なる空き針(I),(H,I),(h),(g,h)を
除いて、一方のニードルベッド(1)上の編地に対応す
る針(A−I)と、他方のニードルベッド(2)上の編
地に対応する針(a−h)に、給糸口(3)から交互に
給糸して編目を形成し、リブ編みするステップと、 b: 次いで、給糸口(3)を編地に対応する針(A−
I,a−h)の外側からその上部へ移動させ、この間に
前記空き針(I),(H,I),(h),(g,h)に
給糸して編目を形成するステップと、 c: 次いで、給糸口(3)を編地に対応する針(A−
I,a−h)上からその外側へ移動させるステップと、 d: 次いで、給糸口(3)を編地に対応する針(A−
I,a−h)の外側からその上部へ移動させ、この間に
一方のニードルベッド(1)上の編地に対応する針(A
−I),(A−G),(A−F),(A−G,I)と他
方のニードルベッド(2)上の編地に対応する針(a−
h)とに給糸口(3)から給糸して編目を形成し、リブ
編みするステップ、とを含むことを特徴とする。
【0005】また、前記空き針は、前記一方のニードル
ベッド(1),(2)上の、編地に対応した範囲で、最
も外側の1つの針(I),(h)であることを特徴とす
る。
【0006】また、前記空き針は、前記一方のニードル
ベッド(1),(2)上の、編地に対応した範囲で、最
も外側の針(I),(h)とそれに隣接した内側の所定
個数の針(H),(g)からなることを特徴とする。
【0007】また、最初のニードルベッド(1)上の編
地に対応する針(A−I)の内の最も外側の針(I)
が、第2のニードルベッド(2)上の編地に対応する針
(a−h)の内の最も外側の針(h)よりも、外側に配
置し、かつ前記空き針を、最初のニードルベッド(1)
上の編地に対応する針(A−I)の内の少なくとも最も
外側の針(I),(H,I)とすることを特徴とする。
【0008】また、最初のニードルベッド(1)上の編
地に対応する針(A−I)の内の最も外側の針(I)
を、第2のニードルベッド(2)上の編地に対応する針
(a−h)の内の最も外側の針(h)よりも、外側に配
置し、前記空き針は、第2のニードルベッド(2)上の
編地に対応する針(a−h)の内の少なくとも最も外側
の針(h),(g,h)であり、前記ステップaでは、
前記空き針(h),(g,h)を除く、編地に対応する
各針(A−I,a−g),(A−I,a−f)に給糸
し、前記ステップbでは、前記空き針(h),(g,
h)に給糸した後、さらに該給糸で最後に給糸した針
(h),(g)に対して、最初のニードルベッド(1)
上の内側で最も近接した針(H),(G)に給糸し、前
記ステップcでは、前記内側で最も近接した針(H),
(G)の、最初のニードルベッド(1)上で、外側に隣
接して編地に対応する針(I),(H,I)に給糸し、
前記ステップdでは、前記空き針(h),(g,h)に
給糸した後、第2のニードルベッド(2)上のその内側
の針(g),(f)から開始して、第2のニードルベッ
ド(2)上で編地に対応する各針(a−g),(a−
f)と、最初のニードルベッド(1)上で編地に対応す
る各針(A−G),(A−F)とに交互に給糸してリブ
編みする、ことを特徴とする。
【0009】また、最初のニードルベッド(1)の編地
に対応する針(A−I)の内の最も外側の針(I)を、
第2のニードルベッド(2)の編地に対応する針(a−
h)の内の最も外側の針(h)よりも、外側に配置し、
前記空き針は、前記第2のニードルベッド(2)の編地
に対応する針(a−h)の内の少なくとも最も外側の針
(h)であり、前記ステップaでは、前記空き針(h)
を除く、編地に対応する各針(A−I,a−g)に給糸
し、前記ステップbでは、前記空き針(h)に給糸した
後、さらに最初のニードルベッド(1)上でその内側で
最も近接した針(H)に給糸し、前記ステップdでは、
最初のニードルベッド(1)の編地に対応する針(A−
I)の内の最も外側の針(I)と前記空き針(h)とに
給糸した後、第2のニードルベッド(2)上のその内側
の針(g)から開始して、第2のニードルベッド(2)
上で編地に対応する各針(a−g)と、最初のニードル
ベッド(1)上で編地に対応する各針(A−G)とに交
互に給糸してリブ編みする、ことを特徴とする。
【0010】
【実施例】本実施例においては前後一対のニードルベッ
ドは互いに対向するように配置し、各ニードルベッドに
は一定のピッチで多数の針を配置する。そして針のピッ
チは何れのニードルベッドでも等しくする。ニードルベ
ッドは周知のように長尺状で、この明細書ではニードル
ベッドの長手方向を横方向とし、ほぼ水平面内で横方向
に垂直な方向を前後方向とする。何れが前で何れが後ろ
であるかは、重要ではない。リブ組織は、前後のニード
ルベッドの針を原則として半ピッチ互いに横方向にシフ
トさせるように配置して編成する。また編地の編成に関
与する針、即ち編目を形成する針を、この明細書では編
地に対応する針とする。実施例では目増しや目減らし等
を無視して説明するので、編地に対応する針の個数は一
定となるが、目増しや目減らしが有る場合、編地に対応
する針の個数は一定ではない。また給糸口は例えば複数
設けるが、簡単のために1つの給糸口を例示して説明す
る。この発明を適用した側縁部の編成は、リブ編地の少
なくとも1つの側縁部に適用する。例えばポロシャツの
衿やカーディガンの前立ての場合、衿の上部や前立ての
内側の縁が重要で、原則としてこの部分にこの発明を適
用する。衿の下部や前立ての外側は、前身頃の例えば平
編み組織と一体に編成でき、この場合衿の下部や前立て
の外側にはリブ組織の側縁部が無いことになる。
【0011】以下、リブ編み方法を、図面を参照して説
明する。実施例では、説明の便宜上、リブ編地の右側縁
だけに本発明を適用する場合を説明し、使用する針の本
数は実際より少なくして示す。リブ編み組織は前後のニ
ードルベッドを針の配列の半ピッチ分左右にシフトさせ
た状態で編成し、前後の両ニードルベッドで同じ数の針
を使用しても、編成領域の端に位置する針は前後の両ニ
ードルベッドで針の半ピッチ分位置が異なる。そこで実
施例では、編地の最も外側のウェールを最側縁ウェー
ル,次の内側のウェールを第2の側縁ウェールとし、針
はこれらのウェールに対応させて示す。また1つのベッ
ドに着目した場合、そのベッドで最も側縁側の編目形成
に関与する針を最も外側の針とする。実施例は第1の実
施例(図1,図2),その変形(図3,図4),第2の
実施例(図5,図6)とその変形(図7,図8),第3
の実施例(図9,図10)の順に示し、第1の実施例で
示した事項は、特に断らない限り各種の変形例や他の実
施例でもそのまま当てはまる。
【0012】(実施例1)図1に第1の実施例の編成コ
ース図を、図2に得られたリブ編地の側縁部の構造を示
す。図1において、(1)は前のニードルベッドを、
(2)は後ろのニードルベッドを示し、これらのベッド
は前後に対向し、長尺状で多数の針を有し、前ベッド
(1)上の針の内、編目に対応する針、即ち編成領域の
針を(A−I)で示し、後ろベッド(2)上の針の内、
編目に対応する針を(a−h)で示す。前ベッド(1)
に関して図示した針(A−I)は9本で、図の左側には
リブ組織の内部を編成するための多数の針がさらに有
り、後ろベッド(2)に関して図示した針(a−h)は
8本で、その左側にはリブ組織の内部を編成するための
多数の針がさらにある。ニードルベッド(1),(2)
は一対とは限らず、例えば4つのニードルベッドを有す
る横編機を用い、その内の一対を本発明に用いても良
い。実施例では針(I)が最側縁ウェールに対する針
で、針(h)が第2の側縁ウェールに対する針となり、
針(I),(h)はそれぞれベッド(1),(2)での
最も外側の針で、リブ編地の右側縁は針(I)上にあ
る。(3)は給糸口で、ここでは1個の給糸口を示す
が、複数でも良い。図1の右側の矢印は給糸口(3)の
移動方向を示し、矢印の上下の記号は給糸による編目形
成を行ったことを示す。用いた横編機は通常のVベッド
の横編機である。この実施例では、最初にリブ編地の内
側(図の左側)から側縁側(図の右側)へ向けたコース
(図1−1)で、針(h)までは通常のリブ編成を行
い、給糸口(3)から前ベッド(1)の針(A−H)と
後ろベッド(2)の針(a−h)に交互に給糸して、リ
ブ編地を形成する。しかしながら前ベッド(1)の最も
外側の針(I)を空き針として、空き針(I)には給糸
せず、給糸口(3)を編成領域(図では針(A−I)上
と針(a−h)上の領域)の外側(図の右側)へ移動さ
せる。次に給糸口(3)を反転させて編成領域上へ移動
させ、この間に、図1−1のコースで編目を形成しなか
った、前ベッド(1)の最も外側の針(I)に給糸して
編目を形成する(図1−2)。次に、給糸口(3)を再
度反転させて、編目を形成せずに、即ちどの針にも編糸
を供給せずに、編地の外側に移動させる(図1−3)。
次に給糸口(3)を再び反転させて編地の内側へ移動さ
せ、この間に、編地に対応する全ての針(A−I),
(a−h)に給糸口(3)から交互に給糸し、リブ編す
る(図1−4)。図1−4のコースは通常のリブ編コー
スである。
【0013】得られたリブ編地を図2に示す。図のX−
X線は、前後のニードルベッド(1),(2)の歯口中
央線を示し、図中の(F−I,f−h)の記号は編成に
用いた針を現す。図1−1の編地の側縁へ向けたコース
では針(I)に編糸を供給せず、針(h)で最後の編目
(10)を形成する。針(I)は図1−2で右から左向
けに給糸され、最側縁ウェールの編目(12)を形成す
る。図1−2では給糸口(3)の移動方向は右から左
(編地の外から内へ)で、編目(10),(12)間の
渡り糸(20)は最側縁ウェールの編目(12)の右側
に入る。これは、針(H)で形成した編目(14)と針
(g)で形成した編目(16)間の渡り糸(18)が編
目(14)の左に入るのとは逆である。また渡り糸(2
0)には反転はない。図1−3で給糸口(3)を一旦編
成領域の外側へ移動させ、図1−4で針(I)から編地
の内側へ編成するので、編目(12)と図1−4で針
(I)により編成した最側縁ウェールの編目(22)と
の間の渡り糸(24)は編目(12)の左側から始まっ
て反転して向きを図の上向きから下向きに変え、編目
(22)の右側に入る。図1−4で針(h)により編成
した編目(26)と編目(22)間の渡り糸(28)は
編目(22)の左側から始まって編目(26)の右側で
終わり、この間に反転はない。渡り糸(20)は編地の
側縁の外側で編目(10),(12)を連結する。前ベ
ッド(1)で編成した組織と後ろベッド(2)で編成し
た組織を連結する渡り糸(20)が編地の側縁の外側に
生じるため、編目(10),(12)は強固に連結さ
れ、リブ編地の側縁部の強度が増す。また渡り糸(2
0)は反転が無いため外側に膨らまず、編地の美観を向
上させる。渡り糸(24)の反転部は編目(12)の中
にあるため側縁部の美観を損ねず、また編目(22)は
渡り糸(28)で反対側のニードルベッド(2)で編成
した編目(26)に結合される。これらのため美観と強
度に優れたリブ編地の側縁部が得られる。
【0014】(変形例1)上記の実施例では、図1−1
の最初のコースで、針(I)(最側縁ウェールの編目に
対する針)を空き針として、他の全ての編成領域の針に
給糸し編目を形成した。しかし針(I)のみでなく、針
(I)に続く同じベッド(1)の内側の所定本数の針、
例えば針(H)や針(G),(H)を、空き針としても
良い。このような例を図3に示し、得られたリブ編地を
図4に示す。図3−1では、針(I)のみでなく針
(H)にも給糸せず、図3−2では針(I),(H)に
給糸し、図3−3で給糸口(3)を反転させて編地の外
へ移動させ、図3−4で針(I)から順にベッド
(1),(2)の編成領域の各針に給糸する。図1−1
や図3−1で給糸しない針は、例えば1本(図1−1)
あるいは2本(図1−2)、もしくは数本程度とする。
なお図1−1や図3−1で給糸を省略した空き針は、図
1−2や3−2で給糸され、図1−1から図1−4ある
いは図3−1から図3−4までの編成で、形成する編目
の数は各針(A−I),(a−h)とも2個である。
図4のリブ組織では、図3−1で針(H),(I)に給
糸せず、針(g,h)に連続して給糸したため、後ろベ
ッド(2)で編成した最も外側の編目(10)(図3−
1で編成)は同じベッド(2)で編成したその内側の編
目(40)に平編み状に連結される。図3−2では編目
(42),(44)を編成し、図3−4では編目(5
2),(56),(58)の順に編成する。編目(1
0),(42)は渡り糸(46)で連結され、渡り糸
(46)に反転はなく、また渡り糸(46)は編地の側
縁の外側を通る。また編目(44),(52)間の渡り
糸(54)は編目(42)に覆われて編地の側縁の外側
に現れず、側縁部に膨らみをもたらさない。また編目
(10),(40)は図3−1で連続して同じベッド
(2)上で編成され、編目(42),(44)は図3−
2で連続して同じベッド(1)上で編成されるため、こ
の部分の編み組織は他のリブ編み組織とは異なり、編目
(42),(44)や編目(10),(40)は互いに
引き寄せ合い、ウェール間の間隔が狭まる。このように
針(g)から針(I)に対応するウェールが間隔が狭い
ため装飾ラインが発生し、編地に美観を添える。
【0015】(実施例2)図5に第2の実施例の編成コ
ース図を、図6に得られた編地を示す。前ベッド(1)
の針(A−H)及び後ろベッド(2)の針(a−g)に
交互に給糸してリブ編みした後、針(H)の次に同じベ
ッド(1)の針(I)に給糸して編目を形成する(図5
−1)。空き針は後ろベッド(2)の最も外側の針
(h)である。次に給糸口(3)を反転させた後、前の
コースの空き針(h)と、前ベッド(1)上で、その内
側で最も近接した針(H)に給糸して編目を形成する
(図5−2)。給糸口(3)を再度反転させた後、前ベ
ッド(1)の針(I)に給糸して編目を形成する(図5
−3)。給糸口(3)を再度反転させた後、後ろベッド
(2)の針(h)及び同じ後ろベッド(2)の針(g)
に給糸して編目を形成し、引き続いて前ベッド(1)の
針(G−A)及び後ろベッド(2)の針(f−a)に前
後交互に給糸して編目を形成する(図5−4)。このよ
うにして編成したリブ編地を図6に示す。図5−1で針
(h)を空き針としたため、前ベッド(1)の針
(H),(I)で編目(62),(64)が連続して形
成される。図5−2で針(h),(H)に給糸したため
編目(66),(68)が形成され、図5−3で針
(I)に給糸したため編目(70)が形成され、図5−
4では編目(72),(74)が形成され、以後編地の
内側へ向けて通常のリブ組織が編成される。(76)は
編目(64),(66)を連結する渡り糸、(78)は
編目(70),(72)を連結する渡り糸、(80)は
編目(68),(70)間の渡り糸である。これらの渡
り糸(76),(78),(80)は編地の側縁の外側
へ向かって膨らまず、また編地の側縁の外側に2つの渡
り糸(76),(78)が有るので、編地の側縁はさら
に補強される。次に同じニードルベッドで連続して編成
した編目(62,64),(68,70),(72,7
4)は、通常のリブ編み方法(前後両ニードルベッドの
針に交互に給糸して編成する編成方法)で編成した部分
とは編み組織が異なり、隣接する編目同士が引き寄せら
れ、ウェール間の間隔が狭められる。したがって、通常
の編成方法で編成された部分と同じニードルベッド上の
針に給糸して編成された部分との間に装飾ラインが発現
し、美観に優れた編地となる。なお第2の実施例では、
針(h)のみを空き針とし、図5−1で前ベッド(1)
の最も外側の針(I)に通常と異なる順序で給糸して編
目を形成したが、図7−1に示すように針(g,h)を
空き針とし、前ベッド(1)の最も外側の針(I)とそ
の内側の所定本数(図7では針(H)の1本)の針に対
して、給糸する順序を通常と異ならせてもよい。図7に
示すように2本の空き針(g,h)を設けた場合の、編
地の側縁部を図8に示す。リブ組織の側縁部の構造は、
図6の構造と類似である。
【0016】(実施例3)図9に第3の実施例の編成コ
ース図を示し,図10に得られた編組織を示す。図9−
1では前ベッド(1)の針(A−H)及び後ろベッド
(2)の針(a−g)に交互に給糸して編目を形成し、
針(h)を空き針とする。このため、前ベッド(1)の
針(H)に引き続き、同じベッド(1)の針(I)に給
糸して編目を形成する。次に図9−2では給糸口(3)
を反転させた後、前コースで編目を形成しなかった後ろ
ベッド(2)の空き針(h)、及び給糸口(3)の進行
方向において前ベッド(1)の隣の針(H)に給糸し
て、編目を形成する。図9−3では給糸口(3)を反転
させた後、編地の外側に移動させる。図9−4では、前
ベッド(1)の針(I)及び針(h)に給糸して編目を
形成し、さらに後ろベッド(2)の針(g−a)及び前
ベッド(1)の針(G−A)に交互に給糸して編目を形
成する。このようにして編成したリブ編地は、図6の編
地に類似し、相違点は図6の編目(70)がひねられて
編目(90)に変化し、これに伴って図6の渡り糸(7
8),(80)が図10の渡り糸(92),(94)に
変化した点である。これは図5−3で針(I)に給糸し
たのに変えて、図9−4で針(I)に給糸したためであ
る。編目(68),(90)間の渡り糸(94)は編地
の側縁方向に膨らまず、同様に渡り糸(76),(9
2)も編地の側縁方向に膨らまない。また前ベッド
(1)で編成した編目(64),(90)は、後ろベッ
ド(2)で編成した編目(66),(72)に、渡り糸
(76),(92)でリブ編地の最も外側で連結され、
編地の側縁が補強される。さらに前ベッド(1)上で連
続して編成した編目(62,64),(68,90)や
後ろベッド(2)上で連続して編成した編目(72),
(74)は、通常のリブ編み組織とは編み組織が異な
る。これらの編目では隣接する編目同士が引き寄せら
れ、ウェール間の間隔が狭められる。したがって、これ
らのウェールと通常の編成方法で編成した他のウェール
との間に、装飾ラインが発現され、美観に優れた編地と
なる。各実施例では編地の右側縁を編成する場合を例と
して説明したが、編地の左側縁にも本発明を適用でき
る。各実施例では、編地の編成領域全体をリブ編みする
場合を例として説明したが、例えばカーディガンの前身
頃を編成する場合のように、前身頃の縁部に形成する前
立て部分のみをリブ編みし、その他の部分を平編みし、
同一コースにおいてリブ編み組織と他の編み組織とを混
在させても良い。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明のリブ編方法では、
前ベッドで編成した組織と後ろベッドで編成した組織を
連結する渡り糸が編地の側縁の外側に生じるため、編地
の側縁部が強固に連結されリブ編地側縁部の強度が増
す。(実施例1、変形例1、実施例2、実施例3) また、渡り糸は編目の中で反転するため渡り糸が外側に
膨らむことがなく美観と強度に優れたリブ編地の側縁部
が得られる。(実施例1、変形例1、実施例2、実施例
3) リブ編み組織とは異なる編組織により編成された部分で
は、編目が互いに引き寄せ合い、ウエール間の間隔が狭
まることにより通常の編成方法により編成された部分と
の間に装飾ラインが発現し、美観に優れた編地となる。
(変形例1、実施例2、実施例3)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す編成コース図であ
る。
【図2】図1の実施例により編成したリブ編地の側縁部
のループ図である。
【図3】図1の実施例を変形した変形例を示す編成コー
ス図である。
【図4】図3の変形例により編成したリブ編地の側縁部
のループ図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す編成コース図であ
る。
【図6】図5の実施例により編成したリブ編地の側縁部
のループ図である。
【図7】図5の実施例を変形した変形例を示す編成コー
ス図である。
【図8】図7の変形例により編成したリブ編地の側縁部
を示すループ図である。
【図9】本発明の第3実施例を示す編成コース図であ
る。
【図10】図9の実施例により編成したリブ編地の側縁
部を示すループ図である。
【図11】従来方法により編成したリブ編地の側縁部の
ループ図である。
【図12】他の従来方法により編成したリブ編地の側縁
部のループ図である。
【符号の説明】
1 ニードルベッド 2 ニードルベッド 3 給糸口

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一対の互いに対向するニードル
    ベッド(1,2)と、ニードルベッド(1,2)上を移
    動しニードルベッド(1,2)の針に給糸するための少
    なくとも1つの給糸口(3)、とを有する横編機を用い
    て、少なくとも1つの側縁を有する編地を、前後のニー
    ドルベッド(1,2)上の編地に対応する針(A−I,
    a−h)に給糸口(3)から交互に給糸して、リブ編み
    する方法において、 前記リブ編み方法は、 a: 編地に対応する針(A−I,a−h)上からその
    外側へ給糸口(3)を移動させ、この間に、一方のニード
    ルベッド(1),(2)に関して、編地に対応する針
    (A−I,a−h)の内の少なくとも最も外側の針から
    なる空き針(I),(H,I),(h),(g,h)を
    除いて、一方のニードルベッド(1)上の編地に対応す
    る針(A−I)と、他方のニードルベッド(2)上の編
    地に対応する針(a−h)に、給糸口(3)から交互に
    給糸して編目を形成し、リブ編みするステップと、 b: 次いで、給糸口(3)を編地に対応する針(A−
    I,a−h)の外側からその上部へ移動させ、この間に
    前記空き針(I),(H,I),(h),(g,h)に
    給糸して編目を形成するステップと、 c: 次いで、給糸口(3)を編地に対応する針(A−
    I,a−h)上からその外側へ移動させるステップと、 d: 次いで、給糸口(3)を編地に対応する針(A−
    I,a−h)の外側からその上部へ移動させ、この間に
    一方のニードルベッド(1)上の編地に対応する針(A
    −I),(A−G),(A−F),(A−G,I)と他
    方のニードルベッド(2)上の編地に対応する針(a−
    h)とに給糸口(3)から給糸して編目を形成し、リブ
    編みするステップ、とを含むことを特徴とするリブ編み
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1のリブ編み方法において、 前記空き針は、前記一方のニードルベッド(1),
    (2)上の、編地に対応した範囲で、最も外側の1つの
    針(I),(h)であることを特徴とする、リブ編み方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1のリブ編み方法において、 前記空き針は、前記一方のニードルベッド(1),
    (2)上の、編地に対応した範囲で、最も外側の針
    (I),(h)とそれに隣接した内側の所定個数の針
    (H),(g)からなることを特徴とする、リブ編み方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1のリブ編み方法において、 最初のニードルベッド(1)上の編地に対応する針(A
    −I)の内の最も外側の針(I)を、第2のニードルベ
    ッド(2)上の編地に対応する針(a−h)の内の最も
    外側の針(h)よりも、外側に配置し、 かつ前記空き針を、最初のニードルベッド(1)上の編
    地に対応する針(A−I)の内の少なくとも最も外側の
    針(I),(H,I)としたことを特徴とする、リブ編
    み方法。
  5. 【請求項5】請求項1のリブ編み方法において、 最初のニードルベッド(1)上の編地に対応する針(A
    −I)の内の最も外側の針(I)を、第2のニードルベ
    ッド(2)上の編地に対応する針(a−h)の内の最も
    外側の針(h)よりも、外側に配置し、 前記空き針は、第2のニードルベッド(2)上の編地に
    対応する針(a−h)の内の少なくとも最も外側の針
    (h),(g,h)であり、 前記ステップaでは、前記空き針(h),(g,h)を
    除く、編地に対応する各針(A−I,a−g),(A−
    I,a−f)に給糸し、 前記ステップbでは、前記空き針(h),(g,h)に
    給糸した後、さらに該給糸で最後に給糸した針(h),
    (g)に対して、最初のニードルベッド(1)上の内側
    で最も近接した針(H),(G)に給糸し、 前記ステップcでは、前記内側で最も近接した針
    (H),(G)の、最初のニードルベッド(1)上で、
    外側に隣接して編地に対応する針(I),(H,I)に
    給糸し、 前記ステップdでは、前記空き針(h),(g,h)に
    給糸した後、第2のニードルベッド(2)上のその内側
    の針(g),(f)から開始して、第2のニードルベッ
    ド(2)上で編地に対応する各針(a−g),(a−
    f)と、最初のニードルベッド(1)上で編地に対応す
    る各針(A−G),(A−F)とに交互に給糸してリブ
    編みする、ことを特徴とするリブ編み方法。
  6. 【請求項6】請求項1のリブ編み方法において、 最初のニードルベッド(1)の編地に対応する針(A−
    I)の内の最も外側の針(I)を、第2のニードルベッ
    ド(2)の編地に対応する針(a−h)の内の最も外側
    の針(h)よりも、外側に配置し、 前記空き針は、前記第2のニードルベッド(2)の編地
    に対応する針(a−h)の内の少なくとも最も外側の針
    (h)であり、 前記ステップaでは、前記空き針(h)を除く、編地に
    対応する各針(A−I,a−g)に給糸し、 前記ステップbでは、前記空き針(h)に給糸した後、
    さらに最初のニードルベッド(1)上でその内側で最も
    近接した針(H)に給糸し、 前記ステップdでは、最初のニードルベッド(1)の編
    地に対応する針(A−I)の内の最も外側の針(I)と
    前記空き針(h)とに給糸した後、第2のニードルベッ
    ド(2)上のその内側の針(g)から開始して、第2の
    ニードルベッド(2)上で編地に対応する各針(a−
    g)と、最初のニードルベッド(1)上で編地に対応す
    る各針(A−G)とに交互に給糸してリブ編みする、こ
    とを特徴とするリブ編み方法。
JP6758695A 1994-03-29 1995-03-27 リブ編み方法 Expired - Fee Related JP2670665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6758695A JP2670665B2 (ja) 1994-03-29 1995-03-27 リブ編み方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-58777 1994-03-29
JP5877794 1994-03-29
JP6758695A JP2670665B2 (ja) 1994-03-29 1995-03-27 リブ編み方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07316958A JPH07316958A (ja) 1995-12-05
JP2670665B2 true JP2670665B2 (ja) 1997-10-29

Family

ID=26399787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6758695A Expired - Fee Related JP2670665B2 (ja) 1994-03-29 1995-03-27 リブ編み方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2670665B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5940411B2 (ja) * 2012-08-08 2016-06-29 株式会社島精機製作所 編地の編成方法
CN113512805B (zh) * 2021-05-19 2022-10-04 嘉兴市蒂维时装有限公司 改善交错一隔一浮线圆筒组织侧缝的编织方法及针织物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07316958A (ja) 1995-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5284031A (en) Knit ply fabric with connecting layer
KR101387962B1 (ko) 편성포의 편성방법 및 횡편성된 편성포
JP2568135B2 (ja) 筒状編地の切込部分の編成方法
KR20110125217A (ko) 통 모양 편성포 및 그 편성방법
US6715324B2 (en) Method of knitting stripe pattern of tubular knitted fabric, and the knitted fabric
WO2002070800A1 (en) Knitted fabric having opening portion and knitting method therefor
JPH062248A (ja) リブ編みを有するポケット付き編地及びその編成方法
JPH0781228B2 (ja) 立体的なシルエットを有する筒状編地及びその編成方法
US3338071A (en) Seamless hosiery heel and method of forming same
US5537843A (en) Rib knitting method that provides cross-over yarns
EP0361854B1 (en) Knitting method
US7383705B2 (en) Method of knitting tubular knitted fabric
JPWO2002101133A1 (ja) 新規な編み出し構造を有する編地およびその編成方法
WO2001057299A1 (fr) Procede de tricotage de vetements tricotes
JP2721948B2 (ja) 編地の両面内増やし方法
JPH04263654A (ja) 袖を持つ衣服用成形編地の製造方法
GB2140469A (en) A method of producing non-unravelable terminal edges on pieces of knitted work
US5692399A (en) Method of knitting fabric having three-dimensional silhouette shape
EP0867547B1 (en) A method of knitting tubular fabrics
JP2003041461A (ja) ボーダー柄の編成方法及びそのニット製品
JP2670665B2 (ja) リブ編み方法
JP3650268B2 (ja) リブ編みを含む両面編地の編成方法およびその編地
JPH0397945A (ja) 厚手の伸縮性の少ないしっかりした編地の編成方法
JP3783186B2 (ja) 2針床横編機上で製造される筒状編物の編目増加方法
US3996768A (en) Production of tights on a circular knitting machine

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070711

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees