JP2001355589A - 自吸式ポンプ - Google Patents

自吸式ポンプ

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JP2001355589A
JP2001355589A JP2000181002A JP2000181002A JP2001355589A JP 2001355589 A JP2001355589 A JP 2001355589A JP 2000181002 A JP2000181002 A JP 2000181002A JP 2000181002 A JP2000181002 A JP 2000181002A JP 2001355589 A JP2001355589 A JP 2001355589A
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JP
Japan
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casing
air
self
pump
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000181002A
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English (en)
Inventor
Koichi Kishimoto
浩一 岸本
Atsuo Tanifuji
敦夫 谷藤
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Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自吸運転時において、効率的にエアーをポンプ
外に排出し、自吸特性を向上させる。 【解決手段】内部に水等の液体の通り道であるポンプ室
2を形成すると共に、液体を吸水する吸入口5と外部に
液体を排出する吐出口6とを備えたケーシング3と、ケ
ーシング3の内部に配置され、モータのシャフトに取り
付けられた羽根車とで構成され、ケーシング3のポンプ
室2にあって、吐出口6の近傍に、吐出エアトラップ室
8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】自吸式ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来における自吸式ポンプの構造につい
て、図2〜図4を用いて説明する。図2は、従来におけ
る自吸式ポンプの側断面図である。図3は、ケーシング
内のエアーの流れを説明したモータ側から第一のケーシ
ングを見た正面図である。図4は、ケーシング内のエア
ーの流れを説明したモータ側から第一のケーシングを見
た正面図である。
【0003】図2において、自吸式ポンプ11は、モー
タ12と、このモータ12が外壁に取り付けられ、内部
に水等の液体の通り道、すなわちポンプ室13が形成さ
れたケーシング14と、モータ12のシャフト12aに
取り付けられ、ケーシング14内部に配置された羽根車
15とで構成されている。
【0004】ケーシング14は、羽根車15が収納され
た第二のケーシング14bと、この第二のケーシング1
4bと仕切板16を隔てて形成され、ケーシング14内
部に水を吸水するための吸入口17およびケーシング1
4外部に水を排出する吐出口18を備えた第一のケーシ
ング14aとで構成されている。
【0005】図2および図3において、自吸式ポンプ1
1を駆動する際は、水源からポンプ11まで接続されて
いるチューブ19内のエアー、およびケーシング14内
のエアーを抜く必要がある。すなわち自吸運転を行う必
要がある。
【0006】自吸運転を行うには、ケーシング14内に
あらかじめある程度の呼び水を注入しておく。そして、
モータ12を駆動し羽根車15を回転させることによっ
て、ケーシング14内に注入された呼び水とエアーとを
混合させて気水混合液(図示しない)を生成する。
【0007】そして、この気水混合液を第一のケーシン
グ14aから仕切板16に設けられた内部環流水用孔1
6aを通って第二のケーシング14b内に流入して環流
させる。環流させた気水混合液は、ケーシング14内を
環流している間にエアーと水に分離される、そして、分
離されたエアーは、吐出口18を通ってポンプ11外に
排出される。
【0008】以上の動作を繰り返すことによって、チュ
ーブ19内およびケーシング14内から完全にエアーを
抜いて水で満たすことができる。そして、チューブ19
内およびケーシング14内のエアーが抜かれると、自吸
運転が終了し通常のポンプ運動を開始する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】自吸運転時において、
従来の自吸式ポンプでは、ケーシング14内で気水混合
液から分離された排出エアの半分程度が内部環流水用孔
16aを通って再びポンプ室13に戻ってくる。
【0010】すなわち、ポンプ室13にある仕切板16
に設けられた第一のケーシング14aと第二のケーシン
グ14bとの連絡口である通り孔16bから環流してく
る気水混合液から分離されたエアーは、いったん、下方
に向かってポンプ室16の中央部程度まで移動する。
【0011】そして、環流速度が弱まったエアーは、浮
力によって再度上昇して吐出口18から排出される。
(図3中の矢印)
【0012】このとき、環流速度の早いエアーは、浮力
によるエアーの上昇分よりも勝っているため、さらに下
降し仕切板の下部に配置された内部環流水用孔16aか
ら再びポンプ室13に戻ってくる。(図4中の矢印)
【0013】そのため、再度エアーと水の分離作業が必
要となり、また、自吸運転時のサクション圧が減じ、自
吸特性を悪化させていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、モータと、このモータが外壁に取り付けられ、内部
に水等の液体の通り道を形成すると共に、前記液体を吸
水する吸入口と外部に前記液体を排出する吐出口とを備
えたケーシングと、このケーシングの内部に配置され、
前記モータのシャフトに取り付けられた羽根車とで構成
され、前記ケーシングの通り道にあって吐出口の近傍
に、吐出エアトラップ室を設けたことを特徴とする自吸
式ポンプを提供する。
【0015】
【作用】吐出口の近傍に吐出エアトラップ室を設けるこ
とによって、吐出口から下部に向かって移動するエアー
を吐出エアトラップ室に引き込む。そして、この吐出エ
アトラップ室で、エアーはうずを巻きながらエアーの粒
を大きくしていく。粒が大きくなったエアーは、浮力を
増し吐出口より容易に排出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明における自吸式ポンプの実
施例を図1を用いて説明する。図1は、本発明における
エアーの流れを説明したモータ側から第一のケーシング
を見た正面図である。
【0017】図1において、自吸式ポンプ1は、従来の
自吸式ポンプと同様に、モータ(図示しない)と、この
モータが外壁に取り付けられ、内部に水等の液体の通り
道、すなわちポンプ室2が形成されたケーシング3と、
モータのシャフトに取り付けられ、ケーシング3内部に
配置された羽根車とで構成されている。
【0018】ケーシング3は、羽根車が収納された第二
のケーシングと、この第二のケーシングと仕切板4を隔
てて形成され、ケーシング3内部に水を吸水する吸入口
5とケーシング3外部に水を排出する吐出口6とを備え
た第一のケーシング3aとで構成されている。
【0019】また、第一のケーシング3aのポンプ室2
の吐出口6の近傍であって、環流しているエアーのみが
入り込みやすい箇所に吐出エアトラップ室8が形成され
ている。
【0020】この吐出エアトラップ室8を形成すること
によって、仕切板4の通り孔4aを通りポンプ室2の下
部に向かって移動する分離されたエアーを吐出エアトラ
ップ室8に引き込むことができる。(図1中の矢印)
【0021】そして、このエアーは、吐出エアトラップ
室8内で渦を巻きながらエアーの粒が大きくなってい
く。そのため、エアーの浮力が増大し、エアーを吐出口
より容易に排出することができる。
【0022】したがって、いったん分離させた水とエア
ーは、再度混合することがないため、効率的にエアーを
ポンプ外に排出することができ、自吸特性を向上させる
ことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、自吸運転時において、
効率的にエアーをポンプ外に排出し、自吸特性を向上さ
せることができる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるエアーの流れを説明したモータ
側から第一のケーシングを見た正面図。
【図2】従来における自吸式ポンプの側断面図。
【図3】ケーシング内のエアーの流れを説明したモータ
側から第一のケーシングを見た正面図。
【図4】ケーシング内のエアーの流れを説明したモータ
側から第一のケーシングを見た正面図。
【符号の説明】
1、11…自吸式ポンプ 2、13…ポンプ室 3、14…ケーシング 3a、14a…第一のケーシング 3b、14b…第二のケーシング 4、16…仕切板 5、17…吸入口 6、18…吐出口 8…吐出エアトラップ室 12…モータ 15…羽根車 19…チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、 このモータが外壁に取り付けられ、内部に水等の液体の
    通り道を形成すると共に、前記液体を吸水する吸入口と
    外部に前記液体を排出する吐出口とを備えたケーシング
    と、 このケーシングの内部に配置され、前記モータのシャフ
    トに取り付けられた羽根車とで構成され、 前記ケーシングの液体の通り道にあって吐出口の近傍
    に、吐出エアトラップ室を設けたことを特徴とする自吸
    式ポンプ。
JP2000181002A 2000-06-16 2000-06-16 自吸式ポンプ Pending JP2001355589A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1047289A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 自吸式ポンプ
JPH11303786A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 自吸式ポンプ
JPH11324966A (ja) * 1998-05-15 1999-11-26 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 自吸式ポンプ
JP2000073980A (ja) * 1998-09-01 2000-03-07 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 自吸式ポンプ
JP2001107884A (ja) * 1999-10-05 2001-04-17 Ogihara Seisakusho:Kk 自吸式遠心ポンプ

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