JP2001355148A - テリー織機 - Google Patents

テリー織機

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JP2001355148A JP2001143707A JP2001143707A JP2001355148A JP 2001355148 A JP2001355148 A JP 2001355148A JP 2001143707 A JP2001143707 A JP 2001143707A JP 2001143707 A JP2001143707 A JP 2001143707A JP 2001355148 A JP2001355148 A JP 2001355148A
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    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D39/00Pile-fabric looms
    • D03D39/22Terry looms
    • D03D39/223Cloth control

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  • Textile Engineering (AREA)
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の根底にあるのは、高い性能及び信頼
性とともに、先行技術に比して優れた操作しやすさ及び
保守しやすさを特徴とするテリー織機を提供する課題で
ある。 【解決手段】 この課題は本発明に基づき −地たてシート(1)及びパイルたてシート(15)に
それ自体公知のように独自の互いに引き離されたたて止
め装置(30、18)が配属され、これらのたて止め装
置が少なくとも機械の一方の側から自由に接近し得るよ
うに配設され、 −案内棒(22)が地たてシート(1)を支持し、パイ
ルたてシート(15)が地たてシート(1)を1個所で
交差して貫通するように、案内棒(22)が開口部材
(8)と地たてシート(1)の供給装置(2、5、6)
との間の区域に配置され、 −案内棒(22)が地たて糸及びパイルたて糸の後部ひ
口(23)のひ口尖端部の出発点である ことによって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地たてシートの供給
のための第1の装置と、少なくとも1つのパイルたてシー
トの供給のための第2の装置と、織物巻取り手段と、た
てシートのための開口部材とを有するテリー織機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】開口部材によこ入れ手段とよこ打ち手段
が配属され、これらの手段はよこ糸をまず製織線又は織
布の縁から所定の間隔で通入し(部分おさ打ち)、次に
通入されたよこ糸を糸群ごとに織前即ち織物の縁へ打ち
寄せる(完全又は糸群おさ打ち)。この糸群おさ打ちを
行なうときに、パイルたて糸の張力が低下し、パイルた
て糸がゆるむから、パイルたて糸がわなになり、一方、
よこ糸は緊張された地たて糸の間に通され、織物の縁に
打ち寄せられる。
【0003】ここで概要だけ略述したテリー織は、例え
ば工学修士J.Schneiderの著書「織物業、織
物製造のための方法と機械」(WEBEREI Verfahren und
Maschinen fuer die Gewebeherstellung)Sprin
ger−Verlag、ベルリン/ゲッチンゲン/ヘイ
デルベルク 1961年、17及び277頁で説明された
公知の製織技術である。
【0004】テリー織機の代表的な例はドイツ国特許第
2225604号明細書により知られている。ここでは
このようなテリー織機の基本構造も示されている。地た
て糸は地糸ワープビームから送り出され、ばね仕掛のテ
ンションビームを経て水平の製織平面へ案内され、そこ
でパイルたてシートと一緒にされる。パイルたてシート
は製織平面の上側に配設されたパイル糸ワープビームか
ら送り出される。パイルたて糸は独自のばね仕掛のテン
ションビームの周囲に通される。このテンションビーム
は地たてシートの上側に配設され、織幅にわたって伸張
し、パイルたて糸を上から地たてシートへおおむね接線
方向に導入する。地たて糸とパイルたて糸は製織平面に
配設されたたて止め装置を通過し、その後方でヘルドの
形の開口部材を共同で通過し、ここからリードワイヤ又
はリードを通って、いわゆる織前をなす織物の縁へ伸張
する。柄に従ってヘルドが作るひ口は、その前部ひ口尖
端部が織前に接しており、地及びパイルたてシートに共
通のたて止め装置の支持棒の区域の後部ひ口尖端部で終
わる。例えば別に図示しないスレーの形のよこ入れ手段
と共同で動作するリードワイヤは、一定振幅の往復よこ
打ち運動を遂行する。よこ打ち運動はひ口に通入された
よこ糸をまず織前から間隔をおいた部分おさ打ち位置へ
運び、次に部分おさ打ちされたよこ糸を糸群ごとに織前
へ打ち寄せる。そのためにいわゆるわな立てカムにより
制御されるブレストビームがリードワイヤに向かって移
動されるから、リードワイヤはよこ糸を織前へ完全又は
糸群おさ打ちすることができる。ブレストビームのこの
運動でたてシートはばね仕掛のテンションビームによっ
て緊張させられる。織物全体が運動させられるから、パ
イル糸のわな形成のための「織物制御」ということにな
る。
【0005】パイル糸ワープビームから送り出すときに
隣接したパイルたて糸が、パイルたてシートと地たてシ
ートの合流の際に互いに引っ掛かり又は部分的に絡み合
うという問題が起こる。糸群おさ打ちでわなを形成する
ためにパイル糸張力を低減しなければならないので、こ
れが助長される。性状、構造及び含まれる繊維材料によ
り「引っ掛かり」の傾向が特に強い種類の糸がある。互
いにつながったパイルたて糸が地たて糸と共通のたて止
め装置又は後部ひ口及びヘルドに到達すると、たて切れ
又は少なくとも織傷が生じる恐れがある。たて止め装置
及びたて止め装置とパイルたて糸用テンションロールの
間のたて糸区域は、実際に製織平面まで延びて「カーテ
ン」のように作用するパイルたてシートで覆われるの
で、ワープビーム側から接近しにくいから、後部ひ口区
域のたて切れの除去は面倒である。係員はたて切れの除
去のためにパイルたて糸の間に手を差込んで、互いに連
結されたたて糸端をワイヤフック又はその他の適当な工
具で探さなければならない。たて止め装置は後部ひ口区
域にあり、ここではパイルたてシートが製織平面に対し
て小さな鋭角で地たてシートに進入するから、開口の際
にパイルたて止め装置の区域にパイルたて糸のかなり強
い往復運動が生じる。敏感なパイルたて糸ではこのよう
な運動は望ましくない。またたて止め装置をこうして後
部ひ口区域の直前に配置したため、糸群おさ打ちの際に
たて糸運動がパイルたて止めドロッパに強く影響し、そ
の結果わな形成過程に逆らって作用する力がパイルたて
糸に生じる。
【0006】ドイツ国特許第2225604号明細書で
公知のテリー織機では糸群おさ打ちの際に織物制御のた
めにブレストビームだけが移動され、地たてシートのた
て糸張力はこれに配属されたばね仕掛のテンションビー
ムによって維持されるが、織物制御のために地たてシー
トのヤーンレストと織物巻取りロールが連接棒で互いに
強制的に連結されて、わな形成のために必要な、リード
ワイヤの打ち寄せ位置への相対運動を共同で遂行するテ
リー織機が欧州特許第0768407号明細書で知られ
ている。欧州特許第0979891号明細書で知られて
いるように、この連結を制御に従って調節することより
パイルの高さを柄に応じて変えることができる。このテ
リー織機でもパイルたてシートは製織平面及び地たてシ
ートの上側に配設されたばね仕掛のダンサローラを経
て、小さな鋭角で上から地たてシートに達し、パイルた
て糸は後部ひ口区域で初めて地たて糸の間に進入する。
従ってたて止め装置は前述のように配設することしかで
きない。
【0007】糸群おさ打ちの際にわな形成に必要なパイ
ルたて糸長さを供給するために、ドイツ国特許第196
26417号明細書で公知のテリー織機ではパイルたて
糸のための案内棒を設け、テンションロールの形のパイ
ルたて糸テンション手段と連結し、糸走行方向に見てこ
のパイルたて糸テンション手段に前置し、おおむねテン
ション手段の回転軸に面したパイルたて糸方向転換点が
形成される。それによってわな形成の際に現われるパイ
ルたて糸張力が補償される。しかしこのテリー織機でも
パイルたて糸はパイルたて糸テンション手段から直接来
て、上から製織平面に対して小さな鋭角で走行し、続い
て製織平面とほぼ平行に導かれ、後部ひ口で初めて地た
て糸の間に進入する。欧州特許第0257857号明細
書で公知の別のテリー織機ではパイル糸ワープビームが
下側に配設され、地糸ワープビームは製織平面の上側に
間隔をおいて支承される。しかしそれによって公知のテ
リー織機の上述の基本的事情は何も変わらない。パイル
たて糸は後部ひ口区域で地たて糸の間に進入し、2つの
たて糸系統のためのたて止め装置は後部ひ口に配設さ
れ、パイルたて糸と地たて糸が一緒に通過する。
【0008】前記の織機は上述のようにわな形成の際に
いわゆる織物制御で動作するが、例えば欧州特許第02
98454号明細書及び前記の専門書「織物業」(WEBE
REI)のとりわけ277頁に記載されているように、わ
な又はパイルの形成がいわゆるスレー制御によって行な
われるテリー織機もある。このテリー織機にも基本的に
上記のことが当てはまる。
【0009】一般にテリー織は平織と比較して面倒であ
り、複雑であるといえる。従って公知のテリー織機では
ほとんど例外なくテリー織の製織のためにわな形成、地
及びパイルたて糸のたて張力制御並びにたて糸監視を手
落ちなく実行できることを保証する機能が重視される。
しかし往々にしてすこぶる複雑な構造のこの機械で、例
えばたて止め装置の近寄りやすさと操作しやすさにはあ
まり注意が払われない。織機の性能がいよいよ増加する
につれて大きな容量のワープビームがますます使用され
るから、たて止め装置の操作にとってその近寄りやすさ
が一層悪化する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の根底に
あるのは、高い性能及び信頼性とともに優れた操作しや
すさ及び保守しやすさを特徴とするテリー織機を提供す
る課題である。
【0011】
【課題の解決のための手段】地たてシート及びパイルた
てシートに独自の互いに引き離されたたて止め装置が配
属され、これらのたて止め装置は少なくとも機械の一方
の側から、即ちワープビーム側又は織物側から自由に接
近できるように配設されている。そのために地たてシー
トのたて止め装置とパイルたてシートのたて止め装置を
2つの異なる平面に配設することができ、それによって
概して接近しやすさが一層改善される。特にパイルたて
シートはパイルたて止め装置の区域で好ましくは水平な
平面に通すことができる。パイル及び地たて止め装置を
まさしく2つの異なる平面に配設することによって、た
て切れの除去が極めて操作しやすく構成される。パイル
糸と地糸の間に糸交差点が形成されるので、後部ひ口の
区域のたて切れをさばくのが容易であり、係員によって
簡単に除去されるからである。
【0012】有利な実施形態では開口部材が形成するパ
イルたて糸の後部ひ口と地たてシート供給装置の間の区
域で、パイルたてシートが地たてシートと交差してこれ
を貫通する。
【0013】パイルたてシートが後部ひ口の外で地たて
シートを貫通することによって、個別のパイルたて糸又
はパイルたて糸群の相互の確実な分離を保証する糸交差
点が生じる。組織設計に従って、互いに完全に分離され
た単独のパイルたて糸又はリピートに基づく糸群(最大
でたいてい2本)がヘルドへ送られる。糸交差点が形成さ
れるので、後部ひ口区域のたて切れをさばくのが容易で
あり、ワープビーム側又は織物巻取り側で簡単に除去さ
れる。
【0014】テリー織機は、地たてシートのパイルたて
シート供給装置と反対の側に配設したパイルたてシート
のための案内手段を有することが好ましい。この案内手
段は少なくとも1個の案内棒を有し、パイルたてシート
がこの案内棒に通されている。案内棒は織幅にわたって
多重に支承及び支持された関節棒として形成することが
できる。摩擦力を小さくするために回転可能に支承るこ
とができ、また案内棒を弾支し、場合によっては変位可
能に配設することが好ましい。
【0015】場所的条件と織機の構造に応じて、パイル
たてシートと地たてシートが交差点で、糸走行方向に見
て鈍角又は鋭角を挟むように構成することができる。2
つのたてシートは約90°の角で交差することもでき
る。
【0016】同時に、糸交差点にパイルたて糸の方向転
換点があることによって、パイルたて止め装置の区域の
パイルたて糸の強い往復運動を回避することができる。
パイルたてシートは糸走行方向に見て地たてシートとの
交差点の手前の区域で、パイルたて糸の余裕を形成する
装置に通すことが好ましい。この装置はわな形成及び/
又はひ口交替の際にパイルたて糸長さの補償を行なう。
このパイルたて糸の余裕を形成する装置は少なくとも1
個の弾支され、パイルたて糸が部分的に巻掛けられた糸
長さ補償部材を備えることができる。糸長さ補償部材は
例えば弾支された案内棒であり、又は弾性的に形成及び
/又は支承された糸案内板を有する。
【0017】上述のたて糸案内路は織物制御によるテリ
ー織又はスレー制御によるテリー織でわな形成のために
生じるパイルたて糸長さを保存して、糸群おさ打ちの前
のパイルたて糸張力を低減し、ばね仕掛の案内棒又は板
ばね状の案内板がパイルたて糸長さの一部を吸収するこ
とを可能にする。このため糸群おさ打ちがパイルたて止
めドロッパにもはやさほど強く作用しないから、わな形
成過程に抵抗する糸張力が極小になる。
【0018】本発明のその他の実施形態は従属請求項で
明らかである。
【0019】図面に本発明の主題の実施例を示す。
【0020】
【発明の実施の形態及び発明の効果】図面に幾つかの実
施形態で示したテリー織機について、図1ないし18に
は主要な部材だけが示されている。これらのテリー織機
はいずれも地たてシート1の供給のための第1の装置と
地糸ワープビーム2を有する。地たてシート1は地糸ワ
ープビーム2から、ばね手段4の作用に抗して固定軸3
の周りに旋回し得るように支承されたテンションロール
及びヤーンレスト6に通される。ヤーンレスト6はたて
シート1を地糸ワープビーム2の上側のおおむね水平の
作業又は製織平面へ転向させる。ヤーンレスト6と、7
に示したブレストビームの間にシャフト8とヘルド9の
形の開口部材が配設されている。開口のために、ヘルド
9は別に図示しない公知の種類の機構によって上下動さ
せられる。別に図示しないよこ入れ手段がシャフト8に
配属される。テリー織機の構造に応じてよこ入れ手段は
圧縮空気が働くノズル又はグリッパの形で、又はシャッ
トル等として形成することができる。10に示すひ口に
通入されたよこ糸は、リードワイヤ又はリード11の形
のよこ打ち手段によって、テリー織で慣用のように夫々
糸群ごとに13に示す織物の織前12に打ち寄せられ
る。続いて織物13はブレストビーム7を過ぎて、テン
プルロールとして形成された巻取りロール14に通さ
れ、そこから周知のように別に図示しないクロスビーム
に到達し、これに巻取られる。リード57(図8)に不
動に固定されたリードワイヤ11は、糸走行方向に見て
後方の位置と前方のよこ打ち位置との間で往復運動を行
なう。図1ないし6に示すテリー織機ではリードワイヤ
11のこの行程は一定である。
【0021】地糸ワープビーム2及び作業又は製織平面
の上に間隔をおいてパイルたてシート15の供給装置と
パイル糸ワープビーム16が配設され、パイル糸ワープ
ビーム16からパイルたてシート15が制御に従って送
り出される。図1の実施形態ではパイルたてシート15
がパイル糸ワープビーム16から来て、まず回転可能に
支承されたガイドロール17によっておおむね水平な平
面へ転向され、ここでパイル糸はパイルたて止め装置1
8を通過する。パイルたて糸の上にまたがって乗るたて
止めドロッパを19で示す。パイルたて止め装置18は
それ自体公知の構造であって、例えば著書「織物業、織
物製造のための方法及び機械」(“WEB−EREI”Verfahr
en und Maschinen fuer die Gewebeherstellung )、S
pr−inger−Verlag 1961年、とりわ
け421頁以下に記載されている。パイルたてシート1
5はドロッパ19の両側で、織幅を貫通する棒20、2
1に支持され、その内シャフト8に隣接する棒21はそ
の上に通されたパイルたてシート15を約90°転向す
る。90°以上又は以下の転向が考えられる。
【0022】作業又は製織平面を通る地たてシート1の
下側に、織幅にわたって支持され、回転可能に支承され
た案内棒22の形の、織幅に延びる案内部材が配設さ
れ、棒21から来るパイルたてシート15を作業又は製
織平面及びひ口10の後部ひ口23へ転向する。
【0023】案内棒22は、地たて糸とパイルたて糸の
いずれの後部ひ口尖端部も案内棒22のかたわらにある
ように、地たてシート1を支持する位置に配置されてい
る。案内棒22は前述のように回転可能に支承される
が、回転不能に保持し及び/又はパイルたてシート15
が巻き掛けられた複数個の案内棒及び/又はロールと置
き換えることも原則として可能である。
【0024】案内棒22はパイルたてシート15を緊張
させようとする別に図示しないばね手段の作用に抗して
軸25の水平な軸線25aの周りに旋回し得るように、
レバー24によって支承される。ばね仕掛の案内棒22
は製織過程でひ口交替及びわな形成の際に現われる加工
パイルたて糸長さの変化に対して、パイルたて糸長さを
補償する。
【0025】代案として又は補足的に、パイルたて止め
装置18の棒21と案内棒22の間の糸通路にばね仕掛
のダンサロール26が配設され、パイルたて糸が部分的
に巻掛けられ、同じく製織過程でわな形成とひ口交替の
際に現われるパイルたて糸長さに対するたて糸長さ補償
を引き受ける。ダンサロール26は回転可能に支承され
た固定ロール又は案内棒に置き換えることもできる。こ
れに代わって又はこれを補って、図5に示すようにパイ
ルたてシート15の糸通路で棒21に後置された、織幅
を貫く板ばね状の糸案内板28を使用することもでき
る。ばね部材として作用するこの糸案内板28は、図1
のばね仕掛のダンサロール26と同様にたて止めドロッ
パ19を安定させるように作用する。
【0026】最後に、地たてシート1の下に配設された
案内棒22は支持レバー24によって軸25の周りに変位
し得るように支承することもでき、パイルたてシート1
5の方向転換点、またそれとともに地たてシート1との
交差点は、シャフト18寄り又はシャフト18から遠の
き側の方向に変位可能であることを付言しておこう。
【0027】パイルたてシート15は交差点で地たてシ
ート1との間に糸走行方向に見て約130°の鈍角29
を挟むように、軸26及び案内棒22に通されている。
軸26及び/又は案内棒22の調整によって、この角2
9の大きさを必要に応じて変え、適宜に調整することが
できる。
【0028】ヤーンレスト6と案内棒22即ち後部ひ口
23のひ口尖端部との間の糸通路で、たて止め装置30
により地たてシート1のたて切れが監視される。たて止
めドロッパ33は2本の棒31、32におおむね水平に
通されたたて糸の上にまたがって乗る。たて止め装置3
0はパイルたてシート15のためのたて止め装置18と
基本的に同様な構造である。
【0029】図1で直ちに分かるように、地たてシート
1のたて止め装置30はワープビーム側(図1左側)へ
開放しており、パイルたてシート15で覆われていない
から、この側から近づきやすい。
【0030】図1が示すように、パイルたてシート15
のためのたて止め装置18は、たて止め装置30から引
き離された、34に鎖線で示唆する水平面に配設されて
いる。この平面は作業又は製織平面から上へ間隔をお
き、かつたて止め装置30を通過する地たてシート1に
対して間隔をおいている。従ってパイルたてシート15
のためのたて止め装置18は機械の織物巻取り側(図1
の右側)から自由に接近することができるから、パイル
たて糸の切断もたやすく支障なく取除くことができる。
【0031】全体としてパイルたてシート15又は地た
てシート1のためのたて止め装置18、30を別個の平
面に配設し、パイルたてシート15を地たてシート1と
交差して地たてシート1に貫通させる上記の設計は、全
テリー織機の極めて操作しやすく、経済的に有利でコン
パクトかつ簡単な構造をもたらす。
【0032】図1及び以後の図で概要を示したテリー織
機のその他の部材は、機械の全般的理解を容易にするた
めに簡単に説明するだけでよい。ヤーンレスト6の両側
は、水平軸の周りに旋回し得るように支承されたロッカ
アーム36に回転可能に支承される。ロッカアーム36
は連接棒37を介して織物巻取りロール14及び織物制
御のための双腕調整レバー38と連結される。曲がりレ
バーとして形成されたばね仕掛の調整レバー38は、図
6に示すわな立てカム39により固定軸40の周りに図
1の矢印41に従って往復旋回され、それとともに織前
12を糸群おさ打ちのためにリードワイヤ11に近づ
け、続いて部分おさ打ちのために再びリードワイヤ11
から所定の間隔だけ引き離す。この織物制御はそれ自体
公知のことであり、パイル高さ調整式の実施形態が例え
ば欧州特許第0979891号明細書及び第07684
07号明細書に記載されている。
【0033】地たてシート1のためのワープビーム2、
パイルたてシート15のためのワープビーム16及び織
物巻取りロール14は、個別に配属された独自の駆動モ
ータ42、43、44によって駆動される。これらの駆
動モータは地たて糸とパイルたて糸の送り出し及び織物
13の巻取りを制御する。そのために主制御装置(CP
U[中央演算処理装置])45が設けられ、夫々代表的
な数の地たて糸又はパイルたて糸を監視するたて糸張力
センサ46又は47から来る電気信号を処理し、さらに
ガイドロール17と連結されたセンサ48から消費した
たて糸長さに関する情報を受領し、機械の主軸により駆
動される増分エンコーダホイール49が送出する、機械
の主軸から導き出された開口時の運動過程及びリードワ
イヤ11の運動に関する情報を受領する。要するに、こ
のテリー織機では地たてシート1はばね4によるたて糸
長さ補償及び確実制御を有するヤーンレスト/ブレスト
ビーム系統に通されるのである。たて糸張力センサ4
6、47は糸走行方向に見て夫々たて止め装置30又は
18の手前に、すなわち安定した糸運動の区域に配設さ
れている。
【0034】テリー織機によるテリー織での織物制御の
基本的機能を図9に示す。その上側の図a)はわな立て
カム39(図6)のカム行程とその回転角の関係を示
し、下側の図は駆動モータ43によって制御されるパイ
ルたて糸送り出しを示す。先行する糸群おさ打ちが行な
われた織前の後方位置から出発して、織前12が前方位
置へ移され、この位置で織前はリードワイヤ11から再
び引き離されている。織前のこの移動の間に必要なパイ
ルたて糸長さが送り出されるから、パイルたて糸張力が
ほぼ一定に保たれる。次に第1及び第2のよこ糸が夫々
地及びパイルたて糸が形成するひ口10に送り込まれ、
リードワイヤ11によって織前12から離れた部分おさ
打ち位置に打ち寄せられる。続いてわな立てカム39が
織前12を再び後方位置へ移動する。3本よこテリー織
物の製織の場合、3番目のよこ糸はこの過程の間に通入
される。織前の後方位置への移動によってパイルたて糸
張力が減少する。ダンサロール26がパイルたて糸張力
を維持しつつ、そのとき生じるパイルたて糸の長さ増分
(余裕)を吸収する。通入された3本のよこ糸はひ口交
替の後にリードワイヤ11によって一緒に織前12へ打
ち寄せられる(糸群おさ打ち)。ダンサロールによって
吸収された長さ増分(余裕)が糸群おさ打ちで消費され
る。この過程は4本、5本及び6本よこテリー織物の製
織の場合も同様に経過する。
【0035】図2にジャカード・テリー織機を示す。そ
の基本構造は図1による前述のテリー織機に相当する。
従って同じ部材は同じ参照符号で示し、別に説明しな
い。
【0036】機械は50に略示した通糸を有する。その
コードはヘルド9まで延びている。通糸はパイルたてシ
ート15のたて止め装置18及び地たてシートの1のた
て止め装置30の織物巻取り側を覆う。そこでパイルた
てシート15のたて止め装置18は係員がワープビーム
側から到達しやすいように、図1のテリー織機の状況と
比較してさらにワープビーム側へずらせてある。ガイド
ロール17は織物巻取りロール14寄りに転移され、パ
イルたてシート15を約360°転向する。パイルたて
止め装置18の区域でパイルたてシート15は再びおお
むね水平な平面に導かれる。パイルたてシートは棒21
によって約90°転向され、作業又は製織平面で地たて
シート1を90°に近い鋭角29’で貫通する。
【0037】しかし機械の構造的条件から好適と思われ
るならば、このようなジャカード・テリー織機のパイル
たて糸案内路も図1のテリー織機と同様に構成すること
が原則として可能である。ジャカード・テリー織機のこ
のような変型を図3に示す。この場合はパイルたて糸と
地たて糸が案内棒22のかたわらの交差点で、図1の鈍
角29で交差する。パイルたてシート15のたて止め装
置18をワープビーム側(図3の左側)へさらにずらせる
ことも、場合によってそれが好適であるならば、原則と
して考慮することができる。パイルたて糸とたて止めド
ロッパ19はいずれの場合も織機のワープビーム側から
近づきやすく、一方、地たてシート1のたて止め装置30
はいずれにしてもワープビーム側から操作しやすい。
【0038】図4に示すテリー織機は図1のテリー織機
とほぼ同様に構成されている。相違するのは、図1の機
械のロッカアーム36に旋回可能に支承されたヤーンレ
スト6の代わりに、図4のテリー織機のヤーンレスト
6’が回転可能に支承され、織幅を貫き半径方向に張り
出す軸平行なカム51を周囲の1個所に担持し、地たて
シート1がカム51に支持されることである。織物制御
に関連してよこ糸の糸群おさ打ちのために織前12が糸
走行方向と逆向きに運動するときに、ヤーンレスト6’
はわな立てカム39(図5)により図4の位置から出発
して織物巻取りロール14とともに逆時計回りに回転さ
せられる。それによって地たてシート1は織物13とと
もに、図4に関して左側へ移動させられる。よこ糸の糸
群おさ打ちの後にヤーンレスト6’は再び図4の位置へ
逆転され、それとともに織物13と地たてシート1は再
びよこ糸の部分おさ打ちのために必要な位置をとる。こ
の構造の利点は、図1のヤーンレスト6の支承のための
ロッカアーム36が今やただ1つのクランクレバー3
6’に置き換えられ、クランクレバー36’がわな立て
カム39(図6)に制御されてヤーンレスト6’を適当
に回転するので、図1の実施形態と比較して構造がやや
簡素化されていることである。パイルたてシート15を
後部ひ口23へ接線方向に導入する案内棒22は地たて
シート1の下側に配設されているから、ヤーンレスト
6’を前述の2つの角位置の間で回転するときに現われ
る地たてシート1の短時間の持ち上げが、後部ひ口23
へのパイルたてシート15の給送によって妨げられな
い。パイルたて糸は、上から急勾配で案内棒22に達す
るパイルたて糸に沿ってごく短時間すべった後、再び案
内棒22の上に載る。
【0039】最後に図7はいわゆるスレー制御式テリー
織機への本発明の応用を示す。図示したテリー織機は基
本的に図1のテリー織機に相当する。特にパイルたてシ
ート15及び地たてシート1の案内路は同様に形成され
ている。パイルたてシート15及び地たてシート1のた
て止め装置18及び30も図1のように配設されてい
る。
【0040】図8に示すスレー57は水平軸52の周り
に旋回し得るように支承される。スレー57は織機の主
軸と連結された、53に概要を示したカム伝動装置によ
り一定の行程で往復動させられる。スレー57にリード
ワイヤ(リード)11が、旋回軸52と平行な軸54の
周りに旋回し得るように支承される。二重矢印56で示
唆したように、スレー57に配属されたカム伝動装置5
5はリードワイヤ11をスレー57に対して制御に従っ
て旋回することができる。
【0041】カム伝動装置53は織前12から間隔をお
いてよこ糸の部分おさ打ちを行なうために、スレー57
の往復運動を制御する。なおリードワイヤ11はスレー
57に固着されている。糸群おさ打ちを実行するため
に、カム伝動装置55は通入されたよこ糸群を織前12
に打ち寄せるのに必要なだけ、リードワイヤ11をスレ
ー57に対して旋回する。カム伝動装置53、55の運
動は機械の主軸から導き出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテリー織機の軸方向断面側面図で
ある。
【図2】本発明に係るジャカード・テリー織機の図1と
同様の図である。
【図3】図2のジャカード・テリー織機の変更実施形態
の図1と同様の図である。
【図4】図1のテリー織機の変更実施形態の図1と同様
の図である。
【図5】図4のテリー織機のたて糸交差点を示した図4
と同様の部分拡大図である。
【図6】図4のテリー織機のわな立てカム機構の主要部
分を示した部分側面図である。
【図7】本発明に係るテリー織機の図1と同様の、但し
スレー制御式の実施形態の図1と同様の図である。
【図8】図7のテリー織機のスレー制御機構の主要部分
を示した拡大側面詳細図である。
【図9】図1のテリー織機の織物制御の場合の織物運動
及びパイルたて糸送り出しを説明するための線図であ
る。
【符号の説明】
1 地たてシート 2 地たて糸ビーム 5 テンションロール 6 ヤーンレスト 8 シャフト 15 パイルたてシート 18 パイルたてシートのためのたて止め装置 22 案内棒 23 後部ひ口 30 地たてシートのためのたて止め装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アドナン、ワーホウト ドイツ連邦共和国リンダウ、バイエルウェ ーク、6 (72)発明者 ペーター、チュラ ドイツ連邦共和国ワンゲン、リヒトホーフ ェンシュトラーセ、21 (72)発明者 ヘルベルト、ミュラー ドイツ連邦共和国クレスブロン、ノネンバ ッヘルウェーク、21/1 Fターム(参考) 4L050 AA23 AB09 CA04 CA12 CA14 EA02 EA07 EC15 ED04 ED06 ED23 ED34 EE12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地たてシートの供給のための第1の装置
    と、パイルたてシートの供給のための第2の装置と、織
    物巻取り手段と、たてシートのための開口部材とを有
    し、開口部材によこ入れ手段とよこ打ち手段が配属さ
    れ、よこ打ち手段が後方の位置と少なくとも1つの前方
    のよこ打ち位置との間で往復動可能であり、織前から所
    定の間隔で通入された糸を織前に打ち寄せてパイル糸の
    わなを形成し、また地及びパイルたてシートの監視のた
    めのたて止め装置を有するテリー織機において、 −地たてシート(1)及びパイルたてシート(15)に
    それ自体公知のように独自の互いに引き離されたたて止
    め装置(30、18)が配属され、これらのたて止め装
    置が少なくとも機械の一方の側から自由に接近し得るよ
    うに配設され、 −案内棒(22)が地たてシート(1)を支持し、パイ
    ルたてシート(15)が地たてシート(1)を1個所で
    交差して貫通するように、案内棒(22)が開口部材
    (8)と地たてシート(1)の供給装置(2、5、6)
    との間の区域に配置され、 −案内棒(22)が地たて糸及びパイルたて糸の後部ひ
    口(23)のひ口尖端部の出発点である ことを特徴とするテリー織機。
  2. 【請求項2】地たてシート(1)のたて止め装置(3
    0)とパイルたてシート(15)のたて止め装置(1
    8)が2つの異なる平面に配設されていることを特徴と
    する請求項1に記載のテリー織機。
  3. 【請求項3】少なくともパイルたてシート(15)がパ
    イルたて止め装置(18)の区域で好ましくは水平の平
    面に通されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のテリー織機。
  4. 【請求項4】少なくとも1個の弾支され、パイルたて糸
    が部分的に巻掛けられた糸長さ補償部材(26、28)
    が、パイルたてシート(15)のたて止め装置(18)
    に糸走行方向に後置されていることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1つに記載のテリー織機。
  5. 【請求項5】糸長さ補償部材が弾支されたガイドロール
    (26)であることを特徴とする請求項4に記載のテリ
    ー織機。
  6. 【請求項6】糸長さ補償部材が弾性的に形成及び/又は
    支承された糸案内板(28)であることを特徴とする請
    求項5に記載のテリー織機。
  7. 【請求項7】パイルたて糸の案内棒(22)が地たてシ
    ート(1)のパイルたてシート(15)の供給装置(1
    6、17)と反対の側に配設されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のテリー織機。
  8. 【請求項8】地たてシートのたて止め装置(30)が糸
    走行方向に見てパイルたてシート(15)と地たてシー
    ト(1)の交差点の手前に配設されていることを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれか1つに記載のテリー織
    機。
  9. 【請求項9】パイルたてシート(15)が糸走行方向に
    見てその供給装置(16)の後方で約360°の角で転
    向され、パイルたてシート(15)のたて止め装置(1
    8)が糸走行方向に見て方向転換点の後方に配設されて
    いることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つ
    に記載のテリー織機。
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