JP2001354119A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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JP2001354119A
JP2001354119A JP2000178541A JP2000178541A JP2001354119A JP 2001354119 A JP2001354119 A JP 2001354119A JP 2000178541 A JP2000178541 A JP 2000178541A JP 2000178541 A JP2000178541 A JP 2000178541A JP 2001354119 A JP2001354119 A JP 2001354119A
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output shaft
rotating body
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gear member
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Masaru Ishikawa
川 優 石
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Jidosha Denki Kogyo KK
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    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
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    • B60S1/3402Wiper arms; Mountings therefor with means for obtaining particular wiping patterns
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な構造で横方向に長い払拭面に対
し拭き残しなく払拭動作を行うことができるワイパ装置
を提供する。 【解決手段】 ワイパモータ2の出力軸2aが遊星歯車
機構70を介してワイパアーム7に結合され、遊星歯車
機構70を覆う円板状をなしてワイパモータ2の出力軸
2aに結合され、出力軸2aとともに往復回動する歯車
ケース3を備えているワイパ装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワイパブレード
で払拭面を拭うワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワイパ装置としては、ワイパモ
ータによりリンク機構を介してピボット軸が回動するこ
とによって、このピボット軸に結合されたワイパアーム
がピボット軸を中心にして払拭面上を円弧運動される。
そして、ワイパアームの円弧運動により、このワイパア
ームに取付けられたワイパブレードを払拭面に押し付け
ながら、ワイパブレードが円弧で往復移動して払拭面を
拭うものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ワイパブレードが円弧
運動をする従来のものでは、横方向に長いウインドスク
ーンを拭う場合、左右のサイド部に拭き残しができる。
これを解消するため、リンク機構を用いてワイパブレー
ドが払拭面の左右のサイド部を拭う際にワイパアームを
延ばしたり、リンク機構を用いてワイパブレードが払拭
面の中央の上部を拭う際にワイパアームを延ばしたりす
ることによってワイパブレードを払拭面のサイド部まで
移動させるワイパ装置が考えられているが、そのような
ワイパ装置では、ワイパアームを延ばすためのリンク機
構が必要になり、リンク機構の外形が大きいため、レイ
アウト面で不利になるという問題点があった。また、遊
星歯車機構を用いたワイパ装置では、遊星歯車機構を収
めた部品が長円形に形成されており、その部品が回動す
る際にワイパアームと交差するため、異物が引っ掛かっ
たり入り込むという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるワイパ装置は、極めて
簡単な構造で横方向に長い払拭面に対し拭き残しなく払
拭動作を行うことができるとともに、ワイパアームとの
間に異物が引っ掛かったり入り込むことがないワイパ装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるワイパ装置では、ワイパモータと、ワイパモータに
よって往復回動される出力軸と、出力軸に噛合された遊
星歯車機構と、遊星歯車機構により駆動されるピボット
軸と、ピボット軸に結合されたワイパアームと、ワイパ
アームに取付けられたワイパブレードと、遊星歯車機構
を覆う円板状をなして出力軸を回動中心としてピボット
軸とともに往復回動する歯車ケースとを備えている構成
としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係わるワイパ装置で
は、出力軸と、出力軸を通電により往復回動するワイパ
モータと、出力軸を囲んで同軸に配置され、回動不能な
歯車部材と、歯車部材に噛合されて回転する第1の回転
体と、第1の回転体に噛合されて回転する第2の回転体
と、歯車部材、第1の回転体、第2の回転体を覆い、第
1の回転体及び第2の回転体を支持し、円板状に形成さ
れ、出力軸を回動中心としてピボット軸とともに往復回
動する歯車ケースと、ピボット軸に固定されたワイパア
ームと、ワイパアームに取付けられたワイパブレードと
を備えている構成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係わるワイパ装置で
は、歯車部材、第1の回転体、第2の回転体を覆い、第
1の回転体及び第2の回転体を支持し、出力軸を中心と
して円板状に形成され、出力軸を回動中心としてピボッ
ト軸とともに往復回動する歯車ケースを備えている構成
としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係わるワイパ装置で
は、請求項1、2あるいは3のいずれかの構成に加え、
歯車ケースは、車体パネルに形成された凹部内に回動可
能に収容されている構成としたことを特徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係わるワイパ装置で
は、請求項4の構成に加え、歯車ケースの上面は、車体
パネルと略同一の面に配置されている構成としたことを
特徴としている。
【0011】この発明の請求項6に係わるワイパ装置で
は、請求項2、3、4あるいは5のいずれかの構成に加
え、歯車部材の歯数と第2の回転体の歯数とは、3対2
の比率に選ばれている構成としたことを特徴としてい
る。
【0012】
【発明の作用】この発明に係わるワイパ装置において、
ワイパモータに通電されることによって出力軸が往復回
動すると、歯車ケースが往復回動される。そして、歯車
ケースの往復回動により、遊星歯車機構を介してワイパ
アームが往復揺動され、ワイパアームの往復揺動により
ワイパブレードが払拭面を拭う。このとき、ワイパブレ
ードにより、横方向に長い払拭面の左右のサイド上部が
拭き残しなく払拭される。そして、歯車ケースは、遊星
歯車機構を覆う円板状をなしているため、この歯車ケー
スが回動する際に、ワイパアームとの間に、異物などが
引っ掛かったり入り込む恐れがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
【0014】
【実施例】図1ないし図6には、この発明に係わるワイ
パ装置の一実施例が示されている。
【0015】図示するワイパ装置1は、ワイパモータ
2、歯車ケース3、歯車部材4、第1の回転体5、第2
の回転体6、ワイパアーム7、ワイパブレード8から構
成されている。
【0016】ワイパモータ2は出力軸2aをもち、図示
しないワイパ制御回路に電気的に接続されている。
【0017】ワイパ制御回路に備えられたワイパスイッ
チが作動またはオンモードに切換えられると、出力軸2
aが往復回動され、ワイパスイッチが間欠モードに切換
えられると、出力軸2aが間欠休止時間を置いて往復回
動される。出力軸2aの先端部には、図3に示されるよ
うに、セレーション部2a1、ねじ部2a2がそれぞれ
形成されている。
【0018】歯車ケース3は、アッパケース3aとロア
ケース3bとからなる。アッパケース3aは、図1、図
2に示されるように、アッパケース本体3a1、側板3
a2からなる。
【0019】アッパケース本体3a1のほぼ中央部に
は、丸孔の出力軸結合部3a3が形成されている。出力
軸結合部3a3は、セレーション受3a4をもつ。
【0020】アッパケース本体3a1の外周寄りには、
第2の回転体支持部3a5が形成されている。第2の回
転体支持部3a5には、第1の軸受9が取付けられてい
る。
【0021】アッパケース本体3a1の上面3a6は平
面になっている。アッパケース本体3a1の下面3a7
には、出力軸結合部3a3から外周に向けて長円形にさ
れたロアケース結合部3a8が形成されている。ロアケ
ース結合部3a8の中央部には、軸状に突出した第1の
回転体支持部3a9が形成されている。
【0022】側板3a2は、アッパケース本体3a1の
外側縁に円環形にして連接されている。
【0023】ロアケース3bは、長円形の板状をなす。
ロアケース3bの一端部には、丸孔の歯車部材挿通部3
b1が形成されている。ロアケース3bの他端部には、
第2の回転体支持部3b2が形成されている。第2の回
転体支持部3b2には、第2の軸受10が取付けられて
いる。ロアケース3bの中央部には、軸状に突出した第
1の回転体支持部3b3が形成されている。
【0024】ロアケース3bは、アッパケース3aのロ
アケース結合部3a8に接合されている。
【0025】歯車ケース3内には、歯車部材4、第1の
回転体5、第2の回転体6が収容されている。
【0026】歯車部材4には、平歯車部4aと、足部4
bとが一体に形成されている。足部4bは、円筒形にさ
れている。平歯車部4aと足部4bとの中央部には、丸
孔で貫通した出力軸挿通部4cが形成されている。出力
軸挿通部4cには、第3の軸受12が取付けられてい
る。
【0027】足部4bは、ブラケット14に一体的に嵌
合され、ロックピン13でブラケット14に固定されて
いる。そのため、歯車部材4は、ブラケット14ととも
に回動不能に配置されている。
【0028】第3の軸受12には、ワイパモータ2の出
力軸2aが挿通されている。このとき、ワイパモータ2
の出力軸2aは、アッパケース3aの出力軸結合部3a
3に挿通され、出力軸2aのセレーション部2a1がア
ッパケース3aのセレーション受3a4に嵌合され、出
力軸2aのねじ部2a2にナット15がねじ込まれるこ
とにより、出力軸2aがアッパケース3aに一体的に結
合されている。ワイパモータ2の出力軸2aは、バック
ドアアウタパネル81に形成されたピボット軸穴81b
に嵌め付けられたグロメット16を挿通して外側に突出
している。歯車ケース3は、ワイパモータ2の出力軸2
aとともに回動する。
【0029】歯車部材4は、ワイパモータ2の出力軸2
aが回動する間、不動に配置される。歯車部材4の平歯
車部4aには、第1の回転体5が噛合されている。
【0030】第1の回転体5の外縁部には、歯車部材4
の平歯車部4aに噛合された平歯車部5aが形成されて
いる。第1の回転体5の中央部には、第4の軸受17が
取付けられている。第4の軸受17には、アッパケース
3a、ロアケース3bの第1の回転体支持部3a9、3
b3がそれぞれ挿入されているため、第1の回転体5が
回転可能に支持されている。
【0031】第1の回転体5は、歯車ケース3が回動す
ることによって、歯車部材4の回りを公転する。第1の
回転体5の平歯車部5aには、第2の回転体6が噛合さ
れている。
【0032】第2の回転体6の外縁部には、第1の回転
体5の平歯車部5aに噛合された平歯車部6aが形成さ
れている。第2の回転体6の中央部には、ピボット軸2
0が一体的に固定されている。ピボット軸20の先端部
には、セレーション部20a、ねじ部20bが形成され
ている。ピボット軸20は、アッパケース3a、ロアケ
ース3bの第1、第2の軸受9、10によって回動可能
に支持されている。ピボット軸20は、アッパケース3
aから突出して配置された部分にシール部材18が被さ
れ、セレーション部20aにワイパアーム7のアームヘ
ッド7aに形成されたピボット軸穴7a1が挿入係止さ
れ、ねじ部20bにナット19がねじ込まれることによ
り、ワイパアーム7に結合されている。
【0033】第2の回転体6は、歯車ケース3が回動す
ることによって、第1の回転体5の回転を受けて歯車部
材4の回りを公転する。このとき、歯車部材4の平歯車
部4aの歯数と、第2の回転体6の平歯車部6aの歯数
とは、3対2の比率に選ばれている。
【0034】歯車ケース3がワイパモータ2の出力軸2
aとともに回動すると、歯車部材4、第1の回転体5、
第2の回転体6を介してピボット軸20が往復で回動
し、ワイパアーム7を払拭面60上でワイパブレード8
の第1の反転位置B1と第2の反転位置B3との間を往
復で回動させる。
【0035】ワイパアーム7には、アームヘッド7a、
リテーナ7b、アームピース7cがそれぞれ備えられて
いる。
【0036】アームヘッド7aの基端部には、ピボット
軸穴7a1が形成されており、このピボット軸穴7a1
に、ピボット軸20のセレーション部20aに係合され
るセレーション受7a2が形成されている。アームヘッ
ド7aの先端部には、リテーナ結合部7a3が形成され
ている。リテーナ結合部7a3には、リテーナ7bの基
端部が回動可能に結合されている。
【0037】リテーナ7bの先端部には、アームピース
7cの基端部がリベット止めにより固定されている。ア
ームピース7cの先端部には、ワイパブレード8が取付
けられている。そして、アームピース7cの基端部とア
ームヘッド7aの先端部とに図示しないアームスプリン
グがそれぞれ係止されているため、このアームスプリン
グによりワイパブレード8が払拭面60に押し付けられ
る。
【0038】このようなワイパ装置1は、図4に示され
るバックドアパネル80に取付けられる。バックドアパ
ネル80は、図3に示されるように、バックドアアウタ
パネル81の一部であって、バックドアガラス82の下
側中央に円形の凹状をなす歯車ケース収容部81aが形
成されている。この歯車ケース収容部81aの内径寸法
は、歯車ケース3の外径寸法よりもわずかに大きい。ま
た、歯車ケース収容部81aの深さ寸法は、歯車ケース
3の厚さ寸法よりもわずかに大きい。
【0039】歯車ケース3は、バックドアアウタパネル
81の歯車ケース収容部81a内に突出しているワイパ
モータ2の出力軸2aに結合されているため、歯車ケー
ス3の上面3a6がバックドアアウタパネル81の外面
81aと同一面上に配置されている。また、歯車ケース
3の外径寸法がバックドアアウタパネル81の歯車ケー
ス収容部81aの内径寸法よりもわずかに小さいため、
歯車ケース3の側板3a2と歯車ケース収容部81aと
の間に異物などが入り込まない。
【0040】このようなワイパ装置1では、ワイパ制御
回路に備えられたワイパスイッチが停止モードにある
と、歯車ケース3は位置A1にあり、ワイパブレード8
が第1の反転位置B1にある。ワイパ制御回路のワイパ
スイッチが作動モードに切換えられることによって、ワ
イパモータ2の出力軸2aが図4中時計方向に回動を始
めると、歯車ケース3も図中時計方向に回動を始めるた
め、第1の回転体5が図中反時計方向に公転され、第2
の回転体6が図中時計方向に回動され、ワイパブレード
8が第1の反転位置B1から離れて払拭面60上で往動
をし始める。
【0041】ワイパモータ2の出力軸2aが図4中時計
方向に回動を続けると、図5に示されるように、歯車ケ
ース3が位置A2まで回動され、ワイパブレード8が払
拭面60の中央位置B2まで来る間に、ワイパブレード
8が払拭面60の右上方のサイドエリア60aを拭き残
しなく払拭する。
【0042】ワイパモータ2の出力軸2aが図5中時計
方向に回動を続けると、図6に示されるように、歯車ケ
ース3が位置A3まで回動され、ワイパブレード8が払
拭面60の第2の反転位置B3まで来る間に、ワイパブ
レード8が払拭面60の左上方のサイドエリア60bを
拭き残しなく払拭する。
【0043】ワイパ制御回路は、ワイパブレード8が第
2の反転位置B3に到達したところで、ワイパモータ2
に対する給電方向を反転させるため、ワイパモータ2の
出力軸2aが図6中時計方向に回動を始めて、ワイパブ
レード8が第1の反転位置B1に向け復動をし始め、以
後、ワイパスイッチが作動モードにある間、両反転位置
B1、B3で反転する払拭動作が繰り返し行われる。
【0044】ワイパブレード8が払拭途中にある際に、
ワイパスイッチが停止モードに切換えられると、ワイパ
モータ2に内蔵されたワイパ定位置停止回路が作動され
て、ワイパブレード8が第1の反転位置B1に戻るまで
ワイパ制御回路よりワイパモータ2への給電が続けら
れ、ワイパブレード8が第1の反転位置B1に到達した
ところでワイパモータ2への給電がカットオフされるこ
とにより、ワイパブレード8が第1の反転位置B1で停
止する。
【0045】上述したように、ワイパ装置1では、歯車
ケース3の往復回動により、歯車ケース3、歯車部材
4、第1の回転体5、第2の回転体6よりなる遊星歯車
機構70を介してワイパブレード8が横方向に長い払拭
面60のサイド上部60a、60bを拭き残しなく拭う
とともに、歯車ケース3が回動する際に、異物などが引
っ掛かることがない。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
るワイパ装置によれば、ワイパモータに通電されること
によって出力軸が往復回動すると、歯車ケースが往復回
動される。そして、歯車ケースの往復回動により、遊星
歯車機構を介してワイパアームが往復揺動され、ワイパ
アームの往復揺動によりワイパブレードが払拭面を拭
う。このとき、ワイパブレードにより、横方向に長い払
拭面の左右のサイド上部が拭き残しなく払拭される。そ
して、歯車ケースは、遊星歯車機構を覆う円板状をなし
ているため、この歯車ケースが回動する際に、ワイパア
ームとの間に、異物などが引っ掛かったり入り込む恐れ
がない。よって、極めて簡単な構造で横方向に長い払拭
面に対し拭き残しなく払拭動作を行うことができるとと
もに、ワイパアームとの間に異物が引っ掛かったり入り
込むことがないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るワイパ装置の一実施例において
の各部品の組付け関係を説明する斜め上方から見た外観
斜視図である。
【図2】図1に示したワイパ装置においての各部品の組
付け関係を説明する斜め下方から見た外観斜視図であ
る。
【図3】図1に示したワイパ装置においての主要部の断
面図である。
【図4】図1に示したワイパ装置の動きを説明する正面
図である。
【図5】図1に示したワイパ装置の動きを説明する正面
図である。
【図6】図1に示したワイパ装置の動きを説明する正面
図である。
【符号の説明】
1 ワイパ装置 2 ワイパモータ 2a 出力軸 3 歯車ケース 3a6 上面 4 歯車部材 5 第1の回転体 6 第2の回転体 7 ワイパアーム 8 ワイパブレード 20 ピボット軸 70 遊星歯車機構 81 (車体パネル)バックドアアウタパネル 81a (凹部)歯車ケース収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/14 H02K 7/14 C Fターム(参考) 3D025 AA01 AC01 AD01 AE02 AE03 AE04 AE05 AE22 AE57 AE68 3J027 FA50 GA01 GB05 GC15 GC22 GD04 GD08 GE18 GE29 3J063 AB12 AC01 BB50 CA01 CB03 CB04 CB06 CD44 5H607 BB01 CC01 CC03 CC05 DD03 DD17 EE33 EE36 FF01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパモータと、 前記ワイパモータによって往復回動される出力軸と、 前記出力軸に噛合された遊星歯車機構と、 前記遊星歯車機構により駆動されるピボット軸と、 前記ピボット軸に結合されたワイパアームと、 前記ワイパアームに取付けられたワイパブレードと、 前記遊星歯車機構を覆う円板状をなして前記出力軸を回
    動中心として前記ピボット軸とともに往復回動する歯車
    ケースとを備えていることを特徴とするワイパ装置。
  2. 【請求項2】 出力軸と、 前記出力軸を通電により往復回動するワイパモータと、 前記出力軸を囲んで同軸に配置され、回動不能な歯車部
    材と、 前記歯車部材に噛合されて回転する第1の回転体と、 前記第1の回転体に噛合されて回転する第2の回転体
    と、 前記歯車部材、第1の回転体、第2の回転体を覆い、第
    1の回転体及び第2の回転体を支持し、円板状に形成さ
    れ、前記出力軸を回動中心として前記ピボット軸ととも
    に往復回動する歯車ケースと、 前記ピボット軸に固定されたワイパアームと、 前記ワイパアームに取付けられたワイパブレードとを備
    えていることを特徴とするワイパ装置。
  3. 【請求項3】 出力軸と、 前記出力軸を通電により往復回動するワイパモータと、 前記出力軸を囲んで同軸に配置され、回動不能な歯車部
    材と、 前記歯車部材に噛合されて回転する第1の回転体と、 前記第1の回転体に噛合されて回転する第2の回転体
    と、 前記第2の回転体に結合されたピボット軸と、 前記歯車部材、第1の回転体、第2の回転体を覆い、第
    1の回転体及び第2の回転体を支持し、出力軸を中心と
    して円板状に形成され、前記出力軸を回動中心として前
    記ピボット軸とともに往復回動する歯車ケースと、 前記ピボット軸に固定されたワイパアームと、 前記ワイパアームに取付けられたワイパブレードとを備
    えていることを特徴とするワイパ装置。
  4. 【請求項4】 歯車ケースは、車体パネルに形成された
    凹部内に回動可能に収容されていることを特徴とする請
    求項1、2あるいは3のいずれか記載のワイパ装置。
  5. 【請求項5】 歯車ケースの上面は、車体パネルと略同
    一の面に配置されていることを特徴とする請求項4に記
    載のワイパ装置。
  6. 【請求項6】 歯車部材の歯数と第2の回転体の歯数と
    は、3対2の比率に選ばれていることを特徴とする請求
    項2、3、4あるいは5のいずれかに記載のワイパ装
    置。
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