JP2009173151A - ワイパーアーム - Google Patents

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Yusuke Inoue
雄輔 井上
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Abstract

【課題】 アームヘッドとリテーナ組立体の連結部分においても連続的で一体感のあるデザインを有するワイパーアームを提供する。
【解決手段】 リテーナ4とアームピース5を備えたリテーナ組立体3をアームヘッド2に回動可能に連結してなるワイパーアーム1において、リテーナ4の基端部の上面21に切り欠き部24を形成し、この切り欠き部24の両側に、側面22の上端から上面21にかけて延びる庇部25を設ける。アームヘッド2の先端部12には、切り欠き部24の内側に配置される凸部12Aと、庇部25の下方に配置される凹部12Bを設ける。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車等のワイパー装置に備えられるワイパーアームに関する。
自動車においては、近年、車体表面の段差、隙間を少なくした一体感のあるデザインが用いられるようになってきている。このため、自動車に備えられるワイパー装置の各部品にも、一体感(連続性)のあるデザインが求められてきている。
図6には、ワイパー装置の一部品であるワイパーアームの従来例を示す。図示されるように、ワイパーアーム101は、アームヘッド102と、リテーナ組立体103とを備えている。リテーナ組立体103は、リテーナ104とアームピース105とを備え、リテーナ103の基端において、アームヘッド102の先端部112に、連結ピン106を介して回動可能に連結されている。
図7に示すように、アームヘッド102は、本体部111と先端部112とを備えている。先端部112には、連結ピン106が貫通する軸穴112Aが形成されている。一方、 図8に示すように、リテーナ104は、上面121と両側の側面122とを備えた断面コの字型の部材であり、基端付近の側面122に、連結ピン106が貫通する軸穴123が形成されている。また、リテーナ104の基端部には、上面121と側面122の上部を切り欠いた切り欠き部124が形成されている。
図9に示すように、アームヘッド102とリテーナ104を連結したとき、アームヘッド102の先端部112は、切り欠き部124の内側に配置される。これにより、アームヘッド102に対してリテーナ組立体103を回動させた(直立させた)とき、アームヘッド102の先端部112が、リテーナ104の基端部にぶつかってしまわないようになっている。
このように、従来のワイパーアーム101では、リテーナ104の基端部に大きな切り欠き部124が形成されていたので、リテーナ104の基端付近において、側面122の上端122Aが露出してしまっている。このため、ワイパーアーム101の形状には、この上端122A部分で段差が生じてしまい、アームヘッド102とリテーナ104の連結部分において、上面121から側面122にかけてのなだらかな曲面が断絶してしまう結果、ワイパーアーム101における全体として連続的で一体感のあるデザインが損なわれてしまっていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、アームヘッドとリテーナ組立体の連結部分においても連続的で一体感のあるデザインを有するワイパーアームを提供することを目的とする。
本発明では、アームヘッドと、前記アームヘッドに回動可能に連結されたリテーナ組立体とを備えたワイパーアームにおいて、前記リテーナ組立体は、前記アームヘッド側の端部の上面に形成された切り欠き部と、前記切り欠き部の両側に配置された庇部とを備え、前記各庇部は、前記リテーナ組立体の側面上部から前記リテーナ組立体の上面の一部にかけて延び、前記アームヘッドは、前記切り欠き部に対峙する位置に設けられた凸部と、前記庇部に対峙する位置に設けられた凹部とを備えた。
前記ワイパーアームの通常使用状態において、前記庇部の内側端部は、前記凸部の外側端部に近接する位置まで延び、前記外側端部に沿って延びていてもよい。
前記リテーナ組立体の側面と上面の間の部分は、なだらかな曲面をなしており、前記庇部は、前記リテーナ組立体の側面と上面の間のなだらかな曲面から連なるように、なだらかな曲面形状を有していてもよい。
前記ワイパーアームの通常使用状態において、前記凸部は、前記リテーナ組立体の上面と略同じ高さに配置されるようにしてもよい。
本発明によれば、ワイパーアーム(例えばワイパーアーム1)において、リテーナ組立体(例えばリテーナ組立体3)のアームヘッド(例えばアームヘッド2)側の端部(例えばリテーナ4の基端部)に、切り欠き部(例えば切り欠き部24)と、切り欠き部両側の庇部(例えば庇部25)を設け、庇部がリテーナ組立体の側面(例えばリテーナ4の側面22)の上部からリテーナ組立体の上面(例えばリテーナ4の上面21)の一部にかけて延びるようにし、アームヘッドに、切り欠き部と対峙する凸部(例えば凸部12A)と、庇部と対峙する凹部(例えば凹部12B)とを設けたので、ワイパーアームは、アームヘッドとリテーナ組立体の連結部分においても、段差のない連続的形状を有するものとできる。したがって、ワイパーアームに、一体感のある優れたデザインを与えることができる。
また、庇部の内側端部が、アームヘッドの凸部(例えば凸部12A)の外側端部に近接する位置まで延びるようにすれば、庇部と凸部の間に断絶のないデザインを提供できる。また、庇部に、リテーナ組立体の側面と上面の間のなだらかな曲面から連なるように、なだらかな曲面形状を持たせれば、リテーナ組立体は、アームヘッド側の端部に至るまで、なだらかな連続的形状を有するものとできる。また、凸部が、リテーナ組立体の上面と略同じ高さに配置されるようにすれば、ワイパーアームの上面を凹凸のないなだらかな形状とできる。
以下、添付図面を参照して本発明の各実施形態を説明する。
図1には、本発明の実施形態のワイパーアーム1の全体構成を示す。図示されるように、ワイパーアーム1は、アームヘッド2にリテーナ組立体3を回動可能に連結して構成される。アームヘッド2は、本体部11と、本体部11から前方に延び出す先端部12とを備えている。アームヘッド2は、本体部11において、図示されない駆動モータに連係される一方、先端部12において、リテーナ組立体3に連結されるようになっている。
なお、図1(及び図5)には、ワイパーアーム1の通常使用状態を示しており、アームヘッド2とリテーナ組立体3が略直線上に配置されている。ワイパーアーム1は、この通常使用状態の他に、アームヘッド2に対してリテーナ組立体3を略90度回動させた状態(直立させた状態)を採ることもできる。
リテーナ組立体3は、コの字型断面を有する長尺部材であるリテーナ4と、リテーナ4に取り付けられたアームピース5とからなる。リテーナ4は、その基端付近の側面において、アームヘッド2の先端部12に対して、連結ピン6を介して回動自在に連結されている。また、アームピース5は、リテーナ3の先端側から延び出しており、その先端にワイパーブレード(図示せず)との連結のためのU字型フック部5Aを備えている。
図2及び図3に示すように、アームヘッド2の先端部12は、本体部11の上面11Aと略同じ高さの凸部12Aと、この凸部12A両側に形成され、凸部12Aよりも高さが低くされた凹部12Bとを備えている。また、先端部12には、内部に軸受けが圧入された軸穴12Cが、先端部12を左右方向に貫通して形成されている。この軸穴12C内に、連結ピン6が装着されるようになっている。
図4には、リテーナ4の基端付近を示す。図示されるように、リテーナ4は、上面21と両側の側面22を備えている。上面21は、側面22の上端から連なっており、上面21と側面22の間の部分は、なだらかな曲面となっている。また、各側面22には、連結ピン6が取り付けられるための軸穴23が形成されている。
リテーナ4の基端部の上面21には、切り欠き部24が形成されている。また、切り欠き部24の左右両側には、庇部25が形成されている。切り欠き部24は、リテーナ4がアームヘッド2に組み付けられたときに、その内側に、アームヘッド2の先端部12の凸部12Aが配置される部分で、左右方向に凸部12Aと略同一の幅を有するように、庇部25によって左右両側の端辺が形成されている。庇部25は、アームヘッド2の先端部12の凸部12Bの上方に配置される部分で、両側の側面22の上端から延びて、上面21側に回り込むように、なだらかな曲面をなしており、庇部25の上面21側の部分は、上面21の一部を形成している。
図5には、アームヘッド2とリテーナ4の連結部付近を示す。図示されるように、アームヘッド2の先端部12の凸部12Aは、リテーナ4の切り欠き部24の内側に配置され、リテーナ4の庇部25は、凸部12Aの側辺の直ぐ近傍まで延び出している。凸部12Aは、アームヘッド2の上面11A、リテーナ4の上面21及び庇部25と略同じ高さを有しているので、上面21は、アームヘッド2とリテーナ4の連結部付近においても、凹凸のない連続的な面となる。また、リテーナ4の基端付近において、リテーナ4の上面21と側面22の間の部分は、なだらかな曲面形状を有する庇部25となっているので、上面21と側面22の間のなだらかな曲面は、リテーナ4の基端に至るまで途切れることはない。したがって、ワイパーアーム1は、アームヘッド2とリテーナ4の連結部においても、段差の無いなだらかな連続的形状を有するものとできる。
なお、アームヘッド2の先端部12は、庇部25の下方部分に、凹部12Bを有しているので、アームヘッド2に対してリテーナ4を回動させたときには、庇部25は凹部12Bの内側に入り込み、アームヘッド2の先端部12と干渉することはないので、アームヘッド2に対するリテーナ組立体3の回動に支障が生じることはない。
以上のように、本発明のワイパーアーム1によれば、アームヘッド2とリテーナ組立体3の連結部分を、段差の無いなだらかな形状とすることができ、ワイパーアーム1に、全体として一体感のある連続的なデザインを持たせることができる。
本発明の実施形態のワイパーアームを示す斜視図である。 同じくアームヘッドの一部を示す斜視図である。 同じくアームヘッドの先端部の一部を示す斜視図である。 同じくリテーナの一部を示す斜視図である。 同じくワイパーアームの一部を示す斜視図である。 従来のワイパーアームを示す斜視図である。 同じくアームヘッドの一部を示す斜視図である。 同じくリテーナの一部を示す斜視図である。 同じくワイパーアームの一部を示す斜視図である。
符号の説明
1 ワイパーアーム
2 アームヘッド
3 リテーナ組立体
4 リテーナ
5 アームピース
6 連結ピン
11 アームヘッドの本体部
12 アームヘッドの先端部
12A 凸部
12B 凹部
21 リテーナの上面
22 リテーナの側面
23 リテーナの軸穴
24 リテーナの切り欠き部
25 リテーナの庇部

Claims (4)

  1. アームヘッドと、前記アームヘッドに回動可能に連結されたリテーナ組立体とを備えたワイパーアームにおいて、
    前記リテーナ組立体は、前記アームヘッド側の端部の上面に形成された切り欠き部と、前記切り欠き部の両側に配置された庇部とを備え、
    前記各庇部は、前記リテーナ組立体の側面上部から前記リテーナ組立体の上面の一部にかけて延び、
    前記アームヘッドは、前記切り欠き部に対峙する位置に設けられた凸部と、前記庇部に対峙する位置に設けられた凹部とを備えたワイパーアーム。
  2. 前記ワイパーアームの通常使用状態において、前記庇部の内側端部は、前記凸部の外側端部に近接する位置まで延び、前記外側端部に沿って延びている請求項1に記載のワイパーアーム。
  3. 前記リテーナ組立体の側面と上面の間の部分は、なだらかな曲面をなしており、前記庇部は、前記リテーナ組立体の側面と上面の間のなだらかな曲面から連なるように、なだらかな曲面形状を有している請求項1又は請求項2に記載のワイパーアーム。
  4. 前記ワイパーアームの通常使用状態において、前記凸部は、前記リテーナ組立体の上面と略同じ高さに配置される請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のワイパーアーム。
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