JP2010076503A - ワイパアーム - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイパブレード交換時の作業性および外観性能を向上させる。
【解決手段】ワイパシャフトに取り付けられるアームヘッド12と、基端部がアームヘッド12に回動可能に支持されたアームシャンク13と、アームシャンク13先端部に支持されたワイパブレード15とを具備するワイパアーム11において、ヘッドカバー20をアームヘッド12に被せ、シャンクカバー30をアームシャンク13に被せ、ブレードカバー40をワイパブレード15に被せる。シャンクカバー30先端の長手方向中央部には凹部38を形成し、凹部38の長手方向左右には突出部39、39を形成し、ブレードカバー40には凹部38に対応してフック部13dを覆う凸部42を形成する。ヘッドカバー20とシャンクカバー30との間、シャンクカバー30とブレードカバー40との間にクリアランスを介設する。
【選択図】図1
【解決手段】ワイパシャフトに取り付けられるアームヘッド12と、基端部がアームヘッド12に回動可能に支持されたアームシャンク13と、アームシャンク13先端部に支持されたワイパブレード15とを具備するワイパアーム11において、ヘッドカバー20をアームヘッド12に被せ、シャンクカバー30をアームシャンク13に被せ、ブレードカバー40をワイパブレード15に被せる。シャンクカバー30先端の長手方向中央部には凹部38を形成し、凹部38の長手方向左右には突出部39、39を形成し、ブレードカバー40には凹部38に対応してフック部13dを覆う凸部42を形成する。ヘッドカバー20とシャンクカバー30との間、シャンクカバー30とブレードカバー40との間にクリアランスを介設する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワイパアームに関し、例えば、自動車のウインドガラスを払拭するのに利用して有効なワイパアームに関する。
一般に、自動車のウインドガラスを払拭するためのワイパアームは、基端部がワイパシャフトに接続されるアームヘッドと、基端部がアームヘッドの先端部に接続されたアームシャンクと、中間部に配置された連結部の回動軸によってアームシャンクの先端部に連結されたワイパブレードとを備えており、ワイパシャフトの往復回動に伴って、ワイパブレードがウインドガラスを払拭するように構成されている。
従来のこの種のワイパアームとしては、アームヘッド、アームシャンクおよびワイパブレードをカバーによって覆ったものがある。例えば、特許文献1参照。
従来のこの種のワイパアームとしては、アームヘッド、アームシャンクおよびワイパブレードをカバーによって覆ったものがある。例えば、特許文献1参照。
しかしながら、前記したワイパアームにおいては、次のような問題点がある。
(1)ワイパブレード交換時の作業性が低い。
(2)見た目にも重量感があり、大型になる。
(1)ワイパブレード交換時の作業性が低い。
(2)見た目にも重量感があり、大型になる。
本発明の目的は、ワイパブレード交換時の作業性および外観性能を向上させることができるワイパアームを提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
ワイパシャフトに取り付けられるアームヘッドと、基端部が前記アームヘッドに回動可能に支持されたアームシャンクと、該アームシャンク先端部に支持されたワイパブレードと、を具備するワイパアームにおいて、
前記アームヘッドに被せ付けられるヘッドカバーと、
前記ヘッドカバーと隣接して配置され前記アームシャンクの基端部から先端部にかけて長手方向に被せ付けられるシャンクカバーと、
前記シャンクカバーと隣接して前記ワイパブレードに被せ付けられるブレードカバーと、を備えており、
前記シャンクカバー先端に一部切りかきを設けることで凹部が形成され、
前記ブレードカバーには前記凹部に対応した凸部が形成されている、
ことを特徴とするワイパアーム。
ワイパシャフトに取り付けられるアームヘッドと、基端部が前記アームヘッドに回動可能に支持されたアームシャンクと、該アームシャンク先端部に支持されたワイパブレードと、を具備するワイパアームにおいて、
前記アームヘッドに被せ付けられるヘッドカバーと、
前記ヘッドカバーと隣接して配置され前記アームシャンクの基端部から先端部にかけて長手方向に被せ付けられるシャンクカバーと、
前記シャンクカバーと隣接して前記ワイパブレードに被せ付けられるブレードカバーと、を備えており、
前記シャンクカバー先端に一部切りかきを設けることで凹部が形成され、
前記ブレードカバーには前記凹部に対応した凸部が形成されている、
ことを特徴とするワイパアーム。
前記したワイパアームによれば、ワイパブレード交換時の作業性および外観性能を向上させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
図1に示されているように、本実施の形態に係るワイパアーム11は、ワイパシャフト(図示せず)の一端部に固定されるアームヘッド12を備えている。ワイパシャフトがワイパモータ(図示せず)の回転運動をリンク機構を介して往復回動運動に変換されて往復回動することにより、アームヘッド12はワイパシャフトの回動に追従して一定の範囲内で往復回動する。
アームヘッド12の先端部にはアームシャンク13の基端部が回動自在に軸支されている。アームシャンク13はワイパシャフトを含む平面内でアームヘッド12に対して回動するように構成されている。すなわち、アームシャンク13はウインドのガラス面に対して接近離脱自在に構成されている。
アームヘッド12とアームシャンク13との間にはスプリング14が、一端がアームヘッド12に係止され、他端がアームシャンク13に係止されて張設されている。スプリング14はアームヘッド12に反力をとって、アームシャンク13をウインドのガラス面に接近する方向に弾発力を常時付勢する。
図3に示されているように、アームシャンク13は細長いチャンネル型鋼形状に形成された本体13aと、断面長方形の棒形状に形成されたアームピース13bとから構成されており、アームピース13b基端部が本体13a先端部にかしめ加工によって固定されている。このかしめ加工部により、段付部13cがアームシャンク13の中間部に形成されている。
アームピース13bの先端部には、ワイパブレードを連結するためのフック部13dが板厚方向にU字形状に折り返されて形成されている。
アームヘッド12とアームシャンク13との間にはスプリング14が、一端がアームヘッド12に係止され、他端がアームシャンク13に係止されて張設されている。スプリング14はアームヘッド12に反力をとって、アームシャンク13をウインドのガラス面に接近する方向に弾発力を常時付勢する。
図3に示されているように、アームシャンク13は細長いチャンネル型鋼形状に形成された本体13aと、断面長方形の棒形状に形成されたアームピース13bとから構成されており、アームピース13b基端部が本体13a先端部にかしめ加工によって固定されている。このかしめ加工部により、段付部13cがアームシャンク13の中間部に形成されている。
アームピース13bの先端部には、ワイパブレードを連結するためのフック部13dが板厚方向にU字形状に折り返されて形成されている。
アームシャンク13の先端部にはワイパブレード15が回動自在に支持されている。
ワイパブレード15は、プライマリーレバー16と、プライマリーレバー16に支持された一対のセコンダリーレバー17、17と、一対のセコンダリーレバー17、17に支持されたブレードラバー18とを備えている。プライマリーレバー16の略中央には回動軸19が軸架されており、回動軸19にアームシャンク13のフック部13dが係合することにより、ワイパブレード15がアームシャンク13に回転自在に支持されている。
ワイパブレード15は、プライマリーレバー16と、プライマリーレバー16に支持された一対のセコンダリーレバー17、17と、一対のセコンダリーレバー17、17に支持されたブレードラバー18とを備えている。プライマリーレバー16の略中央には回動軸19が軸架されており、回動軸19にアームシャンク13のフック部13dが係合することにより、ワイパブレード15がアームシャンク13に回転自在に支持されている。
図2に示されているように、アームヘッド12にはヘッドカバー20が被せ付けられている。ヘッドカバー20は耐侯性および靱性(弾性力)を有する硬質な樹脂が使用されて一体的に成形されている。
図5および図6に詳しく示されているように、ヘッドカバー20は本体21を備えている。本体21はアームヘッド12の上面および三方の側面を被覆する大略前方後円の箱形状に形成されている。
図5および図6に詳しく示されているように、ヘッドカバー20は本体21を備えている。本体21はアームヘッド12の上面および三方の側面を被覆する大略前方後円の箱形状に形成されている。
本体21の両側壁部の先端には一対の係合部22、22がそれぞれ突設されており、一対の係合部22、22はCリング形状に形成されている。一対の係合部22、22はアームヘッド12の先端部両側面に突設された円形リング形状の係合部12a、12a(図2(d)参照)に後方からそれぞれ係合可能に形成されている。一対の係合部22、22間の上面部には円弧板形状のリブ23が架設されている。本体21の先端であるリブ23の上側には切欠部24が設けられている。
本体21の略半円筒形状の後面側壁内面には3個の弾性係合片25、25、25が、周方向に等間隔に配置されて径方向内向きにそれぞれ突設されている。各弾性係合片25はアームヘッド12の後側下端辺に下から係合する爪形状に形成されている。すなわち、図2(c)示されているように、ヘッドカバー20の一対の係合部22、22がアームヘッド12の一対の係合部12a、12aに後方からそれぞれ係合された状態で、本体21が下方(矢印参照)に回動されることにより、各弾性係合片25はアームヘッド12の後側下端辺に下から係合した状態になる。この一対の係合部22、22および複数の各弾性係合片25、25、25のアームヘッド12に対する係合により、ヘッドカバー20はアームヘッド12に固定的に被せられた状態になる。
本体21の両側壁下端辺には切欠部26が、アームヘッド12のアーチ形状に対応するように形成されている。すなわち、切欠部26は払拭面に対して高さ方向に窪むように切り欠かれている。
図3に示されているように、アームシャンク13にはシャンクカバー30が被せ付けられている。シャンクカバー30は耐侯性および靱性(弾性力)を有する硬質な樹脂が使用されて一体的に成形されている。
図5および図6に詳しく示されているように、シャンクカバー30は本体(以下、カバー本体という)31を備えている。カバー本体31はアームシャンク13の上面および二方の側面を被覆する大略トンネル形状に形成されている。
図5および図6に詳しく示されているように、シャンクカバー30は本体(以下、カバー本体という)31を備えている。カバー本体31はアームシャンク13の上面および二方の側面を被覆する大略トンネル形状に形成されている。
カバー本体31の基端部上部には切欠部32が形成されている。シャンクカバー30の切欠部(以下、シャンクカバー切欠部という)32は本体21先端部に形成された切欠部(以下、ヘッドカバー切欠部という)24に倣って形成されている。シャンクカバー切欠部32とヘッドカバー切欠部24との間にはクリアランスが介設されている。この構成により、図7に示されているように、アームシャンク13がアームヘッド12に対してロックバックされた時に、シャンクカバー30とヘッドカバー20とが干渉し合うのを防止することができる。
カバー本体31の両側壁下端辺には切欠部(以下、下端切欠部という)33が、アームシャンク13のアーチ形状に対応するように形成されている。すなわち、下端切欠部33は払拭面に対して高さ方向に窪むように切り欠かれている。
カバー本体31の内面には基端弾性係合片34、一対のシャンク本体弾性係合片35、35、段差部弾性係合片36、一対のアームピース弾性係合片37、37が長手方向に配置されて、径方向内向きにそれぞれ突設されている。
図3(a)に示されているように、基端弾性係合片34はアームシャンク13の本体(以下、シャンク本体という)13aの上面および両側面に押接することにより、シャンクカバー30とアームシャンク13との基端部における位置決めを確保する。
図3(a)および(c)に示されているように、シャンク本体弾性係合片35はシャンク本体13aの両側面および下端辺両端部に係合する板形状に形成されている。すなわち、一対のシャンク本体弾性係合片35、35はシャンク本体13aの両側面に側方から係合するとともに、下端辺両端部に下から係合することにより、シャンクカバー30をアームシャンク13に位置規制する。
図3(a)に示されているように、段差部弾性係合片36はシャンク本体13aとアームピース13bとが形成した段付部13cに先端側から係合することにより、シャンクカバー30のアームシャンク13の軸方向への移動を規制する。
図3(a)および(b)に示されているように、アームピース弾性係合片37、37はアームピース13bの両側面および下端辺両端部に係合する板形状に形成されている。すなわち、一対のアームピース弾性係合片37、37はアームピース13bの両側面に側方から係合するとともに、下端辺両端部に下から係合することにより、シャンクカバー30をアームシャンク13に位置規制する。
図3(a)に示されているように、基端弾性係合片34はアームシャンク13の本体(以下、シャンク本体という)13aの上面および両側面に押接することにより、シャンクカバー30とアームシャンク13との基端部における位置決めを確保する。
図3(a)および(c)に示されているように、シャンク本体弾性係合片35はシャンク本体13aの両側面および下端辺両端部に係合する板形状に形成されている。すなわち、一対のシャンク本体弾性係合片35、35はシャンク本体13aの両側面に側方から係合するとともに、下端辺両端部に下から係合することにより、シャンクカバー30をアームシャンク13に位置規制する。
図3(a)に示されているように、段差部弾性係合片36はシャンク本体13aとアームピース13bとが形成した段付部13cに先端側から係合することにより、シャンクカバー30のアームシャンク13の軸方向への移動を規制する。
図3(a)および(b)に示されているように、アームピース弾性係合片37、37はアームピース13bの両側面および下端辺両端部に係合する板形状に形成されている。すなわち、一対のアームピース弾性係合片37、37はアームピース13bの両側面に側方から係合するとともに、下端辺両端部に下から係合することにより、シャンクカバー30をアームシャンク13に位置規制する。
図5および図6に詳しく示されているように、カバー本体31先端の長手方向中央部にはU字形状の凹部38が形成されている。図3(a)に示されているように、シャンクカバー30がアームシャンク13に被せ付けられた状態において、凹部38はアームピース13bに屈曲されたフック部13dに対向している。
凹部38の長手方向左右には一対の突出部39、39が形成されている。一対の突出部39、39はフック部13dを側方から被覆するように形成されている。
凹部38の長手方向左右には一対の突出部39、39が形成されている。一対の突出部39、39はフック部13dを側方から被覆するように形成されている。
図4〜図10に示されているように、ワイパブレード15にはブレードカバー40が被せ付けられている。ブレードカバー40は耐侯性および靱性(弾性力)を有する硬質な樹脂が使用されて一体的に成形されている。
ブレードカバー40は本体(以下、ブレードカバー本体という)41を備えている。ブレードカバー本体41は、アームシャンク13とワイパブレード15との接続部であるフック部13dを覆う大略スコップ形状に形成されている。
ブレードカバー40は本体(以下、ブレードカバー本体という)41を備えている。ブレードカバー本体41は、アームシャンク13とワイパブレード15との接続部であるフック部13dを覆う大略スコップ形状に形成されている。
ブレードカバー本体41の基端部上部には凸部42が形成されており、凸部42はシャンクカバー30の凹部38に倣うU字形状に形成されている。凸部42と凹部38との間にはクリアランスが介設されており、凸部42は凹部38に入り込めるように形成されている。
この構成により、図9および図10に示されているように、ワイパブレード15をアームシャンク13から取り外す際に、アームシャンク13の長手方向軸線に対して、ワイパブレード15の回動軸19を中心としてワイパブレード15をアームシャンク13から取り外す方向へ所定角度もたせ、凸部42が凹部38に入り込むことにより、ワイパブレード15側の回動軸19をアームシャンク13側のフック部13dから抜き出すことができる状態になるため、図7および図8に示されているように、ワイパアーム11をロックバックさせるだけで、ワイパブレード15をアームシャンク13から容易に取り外すことができる。
かつまた、ワイパアーム11の払拭作動に際して、ワイパブレード15がアームシャンク13に対して回動する時に、ブレードカバー40がアームシャンク13に干渉するのを防止することができる。
この構成により、図9および図10に示されているように、ワイパブレード15をアームシャンク13から取り外す際に、アームシャンク13の長手方向軸線に対して、ワイパブレード15の回動軸19を中心としてワイパブレード15をアームシャンク13から取り外す方向へ所定角度もたせ、凸部42が凹部38に入り込むことにより、ワイパブレード15側の回動軸19をアームシャンク13側のフック部13dから抜き出すことができる状態になるため、図7および図8に示されているように、ワイパアーム11をロックバックさせるだけで、ワイパブレード15をアームシャンク13から容易に取り外すことができる。
かつまた、ワイパアーム11の払拭作動に際して、ワイパブレード15がアームシャンク13に対して回動する時に、ブレードカバー40がアームシャンク13に干渉するのを防止することができる。
ブレードカバー本体41の先端辺中央部には先端側係合爪43が下向きに突設されている。先端側係合部43はワイパブレード15のプライマリーレバー16に開設された通気孔16aに先端側から係合し得るように形成されている。
ブレードカバー本体41の中間部内面には基端側係合爪44が一対突設されている。基端側係合爪44はプライマリーレバー16の取付部16bに基端側から係合する爪形状に形成されている。すなわち、図4(d)示されているように、先端側係合爪43が通気孔16aに先端側から係合された状態で、ブレードカバー本体41が下方(矢印参照)に回動されることにより、基端側係合爪44が取付部16bの基端下端辺に下から係合した状態になる。この先端側係合爪43および基端側係合爪44のプライマリーレバー16に対する係合により、ブレードカバー40はワイパブレード15に固定的に被せ付けられた状態になる。
ブレードカバー本体41の中間部内面には基端側係合爪44が一対突設されている。基端側係合爪44はプライマリーレバー16の取付部16bに基端側から係合する爪形状に形成されている。すなわち、図4(d)示されているように、先端側係合爪43が通気孔16aに先端側から係合された状態で、ブレードカバー本体41が下方(矢印参照)に回動されることにより、基端側係合爪44が取付部16bの基端下端辺に下から係合した状態になる。この先端側係合爪43および基端側係合爪44のプライマリーレバー16に対する係合により、ブレードカバー40はワイパブレード15に固定的に被せ付けられた状態になる。
ブレードカバー本体41の内面には一対の弾性係合片45、45が長手方向に配置されて、径方向内向きにそれぞれ突設されている。
図4に示されているように、一対の弾性係合片45、45はプライマリーレバー16の両側面および下端辺両端部に係合する板形状に形成されている。すなわち、一対の弾性係合片45、45はプライマリーレバー16の両側面に側方から係合するとともに、下端辺両端部に下から係合することにより、ブレードカバー40をワイパブレード15に位置規制する。
図4に示されているように、一対の弾性係合片45、45はプライマリーレバー16の両側面および下端辺両端部に係合する板形状に形成されている。すなわち、一対の弾性係合片45、45はプライマリーレバー16の両側面に側方から係合するとともに、下端辺両端部に下から係合することにより、ブレードカバー40をワイパブレード15に位置規制する。
前記実施の形態によれば、次の効果が得られる。
(1)ヘッドカバーをアームヘッドに被せ付け、シャンクカバーをアームシャンクに被せ付け、ブレードカバーをワイパブレードに被せ付けることにより、アームヘッド、アームシャンクおよびワイパブレードに一体感を持たせることができるので、ワイパアームの外観性能を向上させることができる。
(2)ブレードカバーをアームシャンクとワイパブレードとの接続部であるフック部付近だけを被覆するように構成することにより、ブレードカバーを小形化することができるので、ワイパアーム全体を小形化および軽量化を図ることができる。
(3)シャンクカバー切欠部とヘッドカバー切欠部とを設け、シャンクカバー切欠部とヘッドカバー切欠部との間にクリアランスを介設することにより、シャンクカバーとヘッドカバーとが干渉し合うのを防止することができるので、シャンクカバーおよびヘッドカバーを被着したままの状態で、アームシャンクをアームヘッドに対してロックバックさせることができる。
(4)シャンクカバーに凹部を形成するとともに、ブレードカバーに凸部を形成し、凹部と凸部との間にはクリアランスを介設することにより、凸部が凹部に入り込むことにより、ワイパブレード側の回動軸をアームシャンク側のフック部から抜き出すことができるので、ワイパアームをロックバックさせた状態で、ワイパブレードをアームシャンクから容易に取り外すことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、トーナメント式ワイパブレードを有するワイパアームに適用するに限らず、本発明は、アームシャンクにワイパブレードが取り付けられるワイパアーム全般に適用することができる。
また、アームシャンクとワイパブレードとの連結部の構造としては、U字形状のフック部と回動軸との連結構造を適用するに限らず、他のクリップ方式の連結構造等を適用することができる。
また、本発明に係るワイパアームは、運転席側に配置されるワイパ装置に限らず、助手席側に配置されるものにも適用することができるし、リアワイパ装置等にも適用することができる。
11…ワイパアーム、12…アームヘッド、12a…係合部、
13…アームシャンク、13a…本体(シャンク本体)、13b…アームピース、13c…段付部、13d…フック部、14…スプリング、
15…ワイパブレード、16…プライマリーレバー、16a…通気孔、16b…取付部、17…セコンダリーレバー、18…ブレードラバー、19…回動軸、
20…ヘッドカバー、21…本体、22…係合部、23…円弧板形状のリブ、24…切欠部(ヘッドカバー切欠部)、25…弾性係合片、26…切欠部、
30…シャンクカバー、31…本体(カバー本体)、32…切欠部(シャンクカバー切欠部)、33…切欠部(下端切欠部)、34…基端弾性係合片、35…シャンク本体弾性係合片、36…段差部弾性係合片、37…アームピース弾性係合片、38…凹部、39…突出部、
40…ブレードカバー、41…本体(ブレードカバー本体)、42…凸部、43…先端側係合爪、44…基端側係合爪、45…弾性係合片。
13…アームシャンク、13a…本体(シャンク本体)、13b…アームピース、13c…段付部、13d…フック部、14…スプリング、
15…ワイパブレード、16…プライマリーレバー、16a…通気孔、16b…取付部、17…セコンダリーレバー、18…ブレードラバー、19…回動軸、
20…ヘッドカバー、21…本体、22…係合部、23…円弧板形状のリブ、24…切欠部(ヘッドカバー切欠部)、25…弾性係合片、26…切欠部、
30…シャンクカバー、31…本体(カバー本体)、32…切欠部(シャンクカバー切欠部)、33…切欠部(下端切欠部)、34…基端弾性係合片、35…シャンク本体弾性係合片、36…段差部弾性係合片、37…アームピース弾性係合片、38…凹部、39…突出部、
40…ブレードカバー、41…本体(ブレードカバー本体)、42…凸部、43…先端側係合爪、44…基端側係合爪、45…弾性係合片。
Claims (9)
- ワイパシャフトに取り付けられるアームヘッドと、基端部が前記アームヘッドに回動可能に支持されたアームシャンクと、該アームシャンク先端部に支持されたワイパブレードと、を具備するワイパアームにおいて、
前記アームヘッドに被せ付けられるヘッドカバーと、
前記ヘッドカバーと隣接して配置され前記アームシャンクの基端部から先端部にかけて長手方向に被せつけられるシャンクカバーと、
前記シャンクカバーと隣接して前記ワイパブレードに被せ付けられるブレードカバーと、を備えており、
前記シャンクカバー先端に一部切りかきを設けることで凹部が形成され、
前記ブレードカバーには前記凹部に対応した凸部が形成されている、
ことを特徴とするワイパアーム。 - 前記ヘッドカバーと前記シャンクカバーとの間には、クリアランスが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワイパアーム。
- 前記シャンクカバーと前記ブレードカバーとの間には、クリアランスが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のワイパアーム。
- 前記ブレードカバーは、前記アームシャンクと前記ワイパブレードとの接続部を覆うように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のワイパアーム。
- 前記凸部は前記ワイパブレードを取り外す際に前記凹部内に入り込めるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のワイパアーム。
- 前記ブレードカバーは、前記ワイパブレードに開設された通気孔を通じて一端を前記ワイパブレードに係合され、他端を前記接続部に係合されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のワイパアーム。
- 前記ヘッドカバー下端および前記シャンクカバー下端には、切欠部が払拭面に対して高さ方向に設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のワイパアーム。
- 前記ヘッドカバー先端と前記シャンクカバー基端とには切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のワイパアーム。
- 前記ヘッドカバーは内側に設けられた弾性係合片によって前記アームヘッドに係合され、前記シャンクカバーは内側に設けられた弾性係合片によって前記アームシャンクに係合され、前記ブレードカバーは内側に設けられた弾性係合片によって前記ワイパブレードに係合されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のワイパアーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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