JP6824819B2 - カウルカバー - Google Patents

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Description

本発明は、カウルカバーに関する。
従来から、ウインドシールドと車体部材との間のカウル部を覆うカウルカバーが公知である(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のカウルカバーは、一端部がウインドシールドの縁部に係止され、他端部が車体部材の取付部に係止されるカバー本体部を備える。このカバー本体部上には、別体の取付部品(縦壁体)が配設される。この取付部品(縦壁体)は、異物、雨水、雪等がエンジンルームに侵入するのを抑制する機能を主に有している。
特開2008−247223号公報
前記特許文献1では、別体の取付部品がピンを用いて比較的強固にカバー本体部に取り付けられる。このため、フードからの荷重入力が取付部品にあったとしても、ピンが外れず、取付部品がフードの変形を妨げ、フードによる衝撃吸収効果が十分に得られない可能性がある。
そこで、本発明は、積雪や除雪等のウインドシールド側からの荷重入力に対しては取付部品を強固に保持しつつ、歩行者保護性能を向上させることができるカウルカバーを提供することを目的とする。
本発明に係るカウルカバーは、ウインドシールドと車体部材との間のカウル部を覆うカバー本体部と、カバー本体部上に配設される取付部品と、を備える。カバー本体部は、嵌合穴と、嵌合穴の内周縁のウインドシールド側から車体部材側に向けて突出する引掛け爪部とを有する。取付部品は、嵌合穴に挿入される嵌合突起と、嵌合突起に形成され、引掛け爪部と係合される保持部とを有し、前記嵌合穴の車体前方側の周縁部には、切欠き部が形成されている。
本発明に係るカウルカバーによれば、積雪や除雪等のウインドシールド側からの荷重入力に対しては取付部品を強固に保持しつつ、歩行者保護性能を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るカウルカバーの近傍を示す車両の要部拡大斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB部拡大図である。 図3のC−C線断面図である。 カバー本体部側の係合部を示す要部拡大斜視図である。 取付部品側の係合部を示す要部拡大斜視図である。 カバー本体部と取付部品との係合部を示す分解斜視図である。 取付部品の取付途中状態における、図2のB部拡大図である。 図8のD−D線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
なお、以下、前後方向、左右方向および上下方向については、車両に取り付けた状態を基準として説明する。図中、矢印FRは車両前方を示す。
図1及び図2に示すように、カウルカバー(カウルトップカバー)1は、ウインドシールド(フロントガラス)2と、車体部材を構成する車体パネル3との間に位置している。また、カウルカバー1は、ウインドシールド2と車体パネル3との間のカウル部4を覆うために左右方向に沿って延在している。カウルカバー1は、比較的硬質の樹脂材料(例えば、ABS樹脂、変性PPO樹脂等)によって形成されるカバー本体部5を備えている。
カバー本体部5には、ワイパーのワイパーシャフトが挿通される穴部であるワイパーピボット穴部6が形成されている。また、カバー本体部5には、メッシュ状の空気導入穴(図示せず)が形成されている。この空気導入穴は、例えば、外気を空調装置(図示せず)を介して車内に導入する際の空気導入穴として用いられる。
また、カバー本体部5の後端部の下面側には、断面L字状の保持片7が突設されており、カバー本体部5の後端部と保持片7との間にウインドシールド2の下端部が挟持されるようになっている。
その一方で、カバー本体部5の前端部には、上方かつ前方に斜めに延在する遮蔽壁8が形成されており、遮蔽壁8の上端部には、フード9の下面との間をシールするシール部材10が配設されている。
また、カバー本体部5の前端部には、下方かつ前方に斜めに延在する縦壁部11が形成されており、縦壁部11の下端部に連続して形成された車体取付部12が、車体パネル3に取り付けられている。
フード9とカバー本体部5との間の上下方向の隙間を隠すために、別体の取付部品13がカバー本体部5上に配設されている。取付部品13は、カバー本体部5と同等の剛性又はカバー本体部5よりも低剛性の(柔軟な)樹脂材料やラバー等によって形成されている。
取付部品13は、左右方向に沿って延在する縦壁体14と、縦壁体14の下端部から前方に延在する基部15とを有して、断面L字状に形成されている。
図3から図7に示すように、カウルカバー1には、カバー本体部5と取付部品13との係合部17が設けられている。
カバー本体部5側の係合部17には、嵌合穴18及び引掛け爪部19が形成されている。嵌合穴18は、左右方向に所定間隔でカバー本体部5に複数形成されている。嵌合穴18のウインドシールド2側(車両後方側)の内周縁には、車体パネル3側(車両前方側)に向けて突出する引掛け爪部19が形成されている。その一方で、嵌合穴18の車体パネル3側(車両前方側)の周縁部には、後述する嵌合突起22の幅よりも広い幅を有する切欠き部20が開口させて形成されている。さらに、嵌合穴18には、後述する係止片部25を係止する係止穴部21が形成されている。係止穴部21は、前後方向長さが嵌合突起22の前後方向長さよりも広く形成されており、嵌合突起22(係止片部25)の左右方向に対する移動を規制する一方で、嵌合突起22(係止片部25)の前後方向に対する移動は許容するようになっている。
その一方で、取付部品13側の係合部17には、嵌合突起22及び保持部23が形成されている。嵌合突起22は、左右方向に所定間隔で基部15の下面に複数形成されている。嵌合突起22には、引掛け爪部19に車両前方側でかつ下方から引っ掛けて係合される保持部23が形成されている。また、嵌合突起22には、中空部24が複数貫通形成されている。さらに、嵌合突起22の先端部には、係止片部25が形成されている。
これらのカバー本体部5と取付部品13との係合部17の構成は、キャビティ(凹部)及びコア(凸部)を有する比較的単純な構造の金型を用いて形成することができ、スライド金型等の複雑な構造の金型を必要としない。このため、前述の係合部17の形成により、製造コストの上昇を招くことはない。
このような取付部品13は、図8及び図9に示されるように、嵌合突起22をカバー本体部5の上方より嵌合穴18に挿入することによりカバー本体部5に対して取り付けられる。より具体的には、保持部23が車両前方側でかつ下方から引掛け爪部19に引っ掛けられ、かつ、係止片部25が係止穴部21に挿入して係止されることにより、取付部品13がカバー本体部5に取り付けられる。このため、カバー本体部5への取付部品13の取付を比較的簡単に行うことが可能になる。
フード9から取付部品13に対して車両前方側から荷重入力があった際には、取付部品13は、保持部23が引掛け爪部19から離間する方向へ回動する。具体的には、取付部品13の縦壁体14は車両後方側へ回動し、取付部品13の嵌合突起22は車両前方側へ回動する。このため、フード9からの荷重入力が取付部品13にあった場合には、取付部品13の保持部23とカバー本体部5の引掛け爪部19との係合が外れる(或いは弱められる)ことになる。よって、この場合には、取付部品13の縦壁体14が車両後方側に比較的容易に倒れることになり、取付部品13がフード9の変形を妨げることはない。
その一方で、積雪や除雪等によりウインドシールド2側から取付部品13に対して車両後方側から荷重入力があった際には、取付部品13は、保持部23が引掛け爪部19へ近接する方向への回動は制限される。具体的には、取付部品13の縦壁体14は基部15を支点として車両前方側へ回動しようとし、取付部品13の嵌合突起22は基部15を支点として車両後方側へ回動しようとする。このため、ウインドシールド2側からの荷重入力が取付部品13にあった場合には、取付部品13の保持部23とカバー本体部5の引掛け爪部19とがより強く係合することになる。よって、この場合には、取付部品13の縦壁体14が車両前方側に容易に倒れることはないため、積雪や除雪等のウインドシールド2側からの荷重入力に対して取付部品13を強固に保持することができる。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)本実施形態に係るカウルカバー1は、ウインドシールド2と車体部材(車体パネル3)との間のカウル部4を覆うカバー本体部5と、カバー本体部5上に配設される取付部品13と、を備える。カバー本体部5は、嵌合穴18と、嵌合穴18の内周縁のウインドシールド2側から車体部材側(車体パネル3側)に向けて突出する引掛け爪部19とを有する。取付部品13は、嵌合穴18に挿入される嵌合突起22と、嵌合突起22に形成され、引掛け爪部19と係合される保持部23とを有する。
本実施形態に係るカウルカバー1においては、カバー本体部5に、嵌合穴18及び引掛け爪部19を設け、別体の取付部品13に、嵌合突起22及び保持部23を設けている。このようにすることにより、取付部品13は、保持部23が引掛け爪部19から離間する方向への回動は可能であり、その一方で、保持部23が引掛け爪部19へ近接する方向への回動は制限される構造となる。このため、フード9からの荷重入力が取付部品13にあった場合には、取付部品13の保持部23とカバー本体部5の引掛け爪部19との係合が外れる(或いは弱められる)。その一方で、積雪や降雪等によりウインドシールド2側からの荷重入力が取付部品13にあった場合には、取付部品13の保持部23とカバー本体部5の引掛け爪部19とがより強く係合する。
したがって、本実施形態に係るカウルカバー1によれば、積雪や除雪等のウインドシールド2側からの荷重入力に対しては取付部品13を強固に保持しつつ、歩行者保護性能を向上させることが可能となる。
(2)取付部品13の嵌合突起22は、嵌合突起22に貫通形成された中空部24を有する。
取付部品13の嵌合突起22に中空部24を形成することにより、嵌合突起22を嵌合穴18に挿入し易い構造とすることが可能である。
ところで、本発明のカウルカバーは前述の実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
1 カウルカバー
2 ウインドシールド
3 車体パネル(車体部材)
4 カウル部
5 カバー本体部
13 取付部品
18 嵌合穴
19 引掛け爪部
22 嵌合突起
23 保持部
24 中空部

Claims (2)

  1. ウインドシールドと車体部材との間のカウル部を覆うカバー本体部と、
    前記カバー本体部上に配設される取付部品と、を備え、
    前記カバー本体部は、嵌合穴と、前記嵌合穴の内周縁の前記ウインドシールド側から前記車体部材側に向けて突出する引掛け爪部とを有し、
    前記取付部品は、前記嵌合穴に挿入される嵌合突起と、前記嵌合突起に形成され、前記引掛け爪部と係合される保持部とを有し、
    前記嵌合穴の車体前方側の周縁部には、切欠き部が形成されてい
    ことを特徴とするカウルカバー。
  2. 前記取付部品の前記嵌合突起は、前記嵌合突起に貫通形成された中空部を有することを特徴とする請求項1に記載のカウルカバー。
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