JP4504129B2 - 車両用ワイパー装置 - Google Patents

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本発明は、車両用ワイパー装置に関する。
自動車のフロントガラスに設けたワイパーアームは、ワイパードライブによってワイパーブレードを往復揺動してワイパー払拭面となるガラス面に付着した雨水や汚れ等を払拭するようになっており、通常、ワイパーアームはワイパードライブに連動して往復揺動するアームヘッドと、このアームヘッドにヒンジ部を介してロックバック可能に取り付けたアームリテーナと、このアームリテーナの先端部に設けたアームピースに着脱自在に取り付けたワイパーブレードと、を備えている。
そして、フロントガラスの清掃時等にヒンジ部を中心としてアームリテーナを上方に回動してロックバックすることにより、ワイパーブレードをフロントガラスから立ち上げることができるようになっている。
勿論、前記ヒンジ部には、アームリテーナを立ち上げ状態から戻した際に、ワイパーブレードが適度な押圧力でガラス面に接触するようにスプリングが設けられている。
このようなワイパーアームのアームリテーナは、一般に、ガラス面と略平行な天井面と、この天井面の前側縁をガラス面方向に折曲した前面と、前記天井面の後側縁からガラス面方向に折曲する後面と、によって断面コ字状に形成してあり、かつ、ヒンジ部のヒンジピンはガラス面と略平行となるように配置してある。
このため、高速走行時に走行風がアームリテーナの前面に作用すると、このアームリテーナにはヒンジ部を中心として持ち上がる方向、即ち、ガラス面から浮き上がる方向に大きな揚力が発生し、ひいては、ワイパーブレードに浮き上り力が発生してガラス面への圧接力が減少し、そのワイパーブレードによる払拭効果が低下してしまう。
そこで、従来では図12に示すように、ヒンジ部aのヒンジピンbをその後方(図中右方)がガラス面から遠ざかる方向、つまり、図中右上がり方向に傾斜させて、アームヘッドcに対するアームリテーナdのロックバック時の回動方向を走行風に対向する方向に傾斜させることにより、アームリテーナdに発生する揚力の方向とこのアームリテーナdの回動方向とをずらせることで、ワイパーブレードの浮上り力を低減させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ドイツ特許出願公開 DE4114559号公報(FIG.2)
しかしながら、かかる従来の車両用ワイパー装置では、図12に示したようにアームリテーナdの天井面d1の前側縁から折曲した前面d2および天井面d1の後側縁から折曲した後面d3は、それぞれをヒンジピンbの中心軸b1に対して略直角となるように傾斜させてある。
このため、前記前面d2はその先端部(図中下端部)が車両後方に向かって傾斜することになり、走行風Aがその前面d2に作用した際に、この前面d2にガラス面から浮き上がる方向の揚力が発生してしまい、依然としてワイパーブレードによるガラス面への押圧力が減少して払拭効果が低下してしまう。
そこで、本発明はヒンジピンの中心軸を、該ヒンジピンの後方がワイパー払拭面から遠ざかる方向に傾斜させた場合に、走行風により発生するアームリテーナの揚力低減機能をより確実に発揮できるようにした車両用ワイパー装置を提供するものである。
本発明にあっては、ワイパードライブに連動して往復揺動するアームヘッドと、このアームヘッドにヒンジ部を介してロックバック可能に取り付けられ、先端側にワイパーブレードを取り付けるアームリテーナと、を備えたワイパーアームを有し、前記アームリテーナは、ワイパー払拭面と略平行な天井面と、この天井面の走行風に対向する前側縁からワイパー払拭面方向に折曲する前面と、前記天井面の後側縁からワイパー払拭面方向に折曲する後面と、を備え、前記ヒンジ部のヒンジピンの中心軸を、該ヒンジピンの後方がワイパー払拭面から遠ざかる方向に傾斜させて、アームヘッドに対するアームリテーナのロックバックの回動方向を走行風に対向する方向に近づけた車両用ワイパー装置において、前記アームリテーナの前面を前記天井面に対して略直角若しくは鈍角に折曲し、前記ヒンジピンの中心軸を、該ヒンジピンの後方がワイパー払拭面から遠ざかる方向の傾斜に加えて、このヒンジピンの後方をワイパーアームの基部方向に傾斜させたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、アームリテーナの前面が天井面に対して略直角若しくは鈍角となっているので、走行風がその前面に作用した際にこの前面に発生する揚力、つまり、アームリテーナがワイパー払拭面から持ち上がる力を小さくすることができる。
従って、アームヘッドにアームリテーナを取り付けるヒンジ部のヒンジピンを傾斜させたことによる効果、つまり、ワイパーブレードが走行風で浮き上がるのを抑制する効果をより確実に発揮させて、高速走行時の払拭機能を確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1〜図5は本発明の車両用ワイパー装置の第1実施形態を示し、図1はワイパーアームの斜視図、図2はワイパーアームを(a)の平面図と(b)の前方側面図で示す説明図、図3は図1中A−A線に沿った拡大断面図、図4はワイパーアームのヒンジ部の分解斜視図、図5はワイパーアームの取付け状態の要部断面図である。
この第1実施形態の車両用ワイパー装置のワイパーアーム10は、図1,図2に示すように、図外のワイパードライブに連動して往復揺動するアームヘッド11と、このアームヘッド11にヒンジ部12を介してロックバック可能に取り付けて、その先端側にガラス面Gに接触するワイパーブレード13(図5参照)を取り付けるアームリテーナ14と、を備えている。
前記アームリテーナ14の先端部14hにはアームピース15が結合され、このアームピース15の先端部に形成したU字状のフック15aに前記ワイパーブレード13が掛止される。
前記アームリテーナ14は、図3に示すように、前記ガラス面Gと略平行な天井面14aと、この天井面14aの走行風に対向する前側縁14a′からガラス面G方向(図中下方)に折曲する前面14bと、前記天井面14aの後側縁14a″からガラス面G方向(図中下方)に折曲する後面14cと、を備えて断面が略コ字状に形成される。
一方、前記アームヘッド11は断面矩形状に形成され、このアームヘッド11の基端部11rが所定の回動範囲を往復回動する前記ワイパードライブのピボット軸に取り付けられる。
前記ヒンジ部12は、図4に示すように、前記ヒンジピン12aと、アームヘッド11の先端部11hに形成した軸受部12bと、前記アームリテーナ14の基端部14rから前面14bおよび後面14cを延長して前記軸受部12bの前後両端を挟むように配置する延設部12c,12dと、によって構成される。
そして、前記ヒンジピン12aを延設部12c,軸受部12bおよび延設部12dをそれぞれ貫通して挿入し、このヒンジピン12aを中心としてアームリテーナ14がロックバック可能となる。
尚、前記ヒンジ部12には、通常時はアームリテーナ14をガラス面G方向に付勢する図外のスプリングが設けられ、このスプリングはアームリテーナ14をガラス面Gから所定角度以上回動させてロックバックした際に、そのロックバック状態を保持する機能も備えている。
前記ヒンジピン12aの中心軸Cは、図3に示すように、該ヒンジピン12aの後方(図中左方)がガラス面Gから遠ざかる方向に所定角度傾斜(傾斜角α)させて、アームヘッド11に対するアームリテーナ14のロックバック方向を、前方から後方に向かう走行風に対向する方向に近づけてある。
即ち、前記ガラス面Gとなるフロントガラスは、通常は前方から後方に向かって上方に傾斜させてあるため、前記ヒンジピン12aをガラス面Gと略平行に配置した場合には、アームリテーナ14は、図5に示すように、ガラス面Gと直角となる図5のa方向にロックバックされ、その回動方向は走行風Aの方向に対して大きな角度が形成されるが、本実施形態のようにヒンジピン12aを傾斜させた場合には、アームリテーナ14の回動方向は図5のb方向となって走行風Aの方向に近づくことになる。尚、図5中ガラス面Gの車両前方下方にはエンジンフードHが位置している。
前記ヒンジピン12aは、アームリテーナ14の前面14b側の延設部12cに配置される基端部に円盤状の頭部12a′を形成したリベットで形成され、その先端部を延設部12c,軸受部12bおよび延設部12dにそれぞれ挿通した後、後面14c側の延設部12dから突出する部分に加締め部12a″を形成してある。
ここで、本発明は、図3に示すように、前記アームリテーナ14の前面14bを、天井面14aに対して略直角に折曲してある。
また、前記前面14bのヒンジピン12aの取付け部分、つまり、前面14bから延長した延設部12cに、このヒンジピン12aの中心軸Cに対して直角となる前方エンボス面20を形成してある。この前方エンボス面20は、ヒンジピン12aの頭部12a′の受け面となる。
ところで、本実施形態では前記アームリテーナ14の後面14cは、ヒンジピン12aの中心軸Cに対して略直角となる方向に折曲してある。
以上の構成により本実施形態の車両用ワイパー装置によれば、後方がガラス面Gから遠ざかる方向に傾斜させたヒンジピン12aを介して、アームリテーナ14がロックバック可能となっており、かつ、このアームリテーナ14の前面14bが天井面14aに対して略直角となっているので、図5に示すように、走行風Aがその前面14bに作用した際に、この前面14bに発生する揚力、つまり、アームリテーナ14がガラス面Gから持ち上がる力を小さくすることができる。
従って、前記傾斜させたヒンジピン12aにより、アームヘッド11に対するアームリテーナ14のロックバックの回動方向を走行風Aに対向する方向に近づけたことによる効果、つまり、ワイパーブレード13が走行風で浮き上がるのを抑制する効果をより確実に発揮させて、高速走行時にもワイパーアーム10による払拭機能を確保することができる。
また、本実施形態では前記作用効果に加えて、前記前面14bのヒンジピン12aの取付け部分、つまり、前面14bから延長した延設部12cに、このヒンジピン12aの中心軸Cに対して直角となる前方エンボス面20を形成したので、ヒンジピン12aの頭部12a′の裏側前面を前方エンボス面20に当接させることができ、これによってヒンジピン12aの安定化を図ることができるとともに、外観を向上することができる。
ところで、本実施形態ではアームリテーナ14の後面14cをヒンジピン12aの中心軸Cに対して略直角に形成したので、ヒンジピン12aの先端部に加締め部12a″を形成した際に、この加締め部12a″を前記中心軸Cを中心とする点対称の球面に形成することができ、ヒンジピン12aの固定性能を高めることができる。
また、本実施形態ではアームリテーナ14の前面14bを天井面14aに対して略直角に折曲したが、走行風Aに対する浮き上がり力を低減するためには、その角度を鈍角とすることもできる。
図6〜図9は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図6はワイパーアームを(a)の平面図と(b)の前方側面図で示す説明図、図7は図6(a)中B−B線に沿った拡大断面図、図8はワイパーアームのヒンジ部の分解斜視図、図9はワイパーアームの取付け状態の要部断面図である。
この第2実施形態の車両用ワイパー装置は、基本的に前記第1実施形態と同様の構成となっており、図6に示すようにワイパーアーム10は、アームヘッド11、アームリテーナ14およびアームピース15を備え、アームリテーナ14はヒンジ部12を介してロックバック可能となり、かつ、図7に示すようにヒンジ部12のヒンジピン12aの中心軸Cを、該ヒンジピン12aの後方がガラス面G(図9参照)から遠ざかる方向に所定角度傾斜(傾斜角α)させて、アームヘッド11に対するアームリテーナ14のロックバックによる回動方向を、前方から後方に向かう走行風に対向する方向に近づけてある。
また、アームリテーナ14の前面14bを、天井面14aに対して略直角に折曲してあるとともに、前面14bから延長した延設部12cにヒンジピン12aの中心軸Cに対して直角となる前方エンボス面20を形成してある。
ここで、本実施形態では図7に示すように、アームリテーナ14の後面14cを天井面14aに対して略直角に折曲し、かつ、図8にも示すように、この後面14cのヒンジピン12aの取付け部分、つまり、後面14cから延長した延設部12dに、このヒンジピン12aの中心軸Cに対して直角となる後方エンボス面21を形成してある。
従って、この第2実施形態の車両用ワイパー装置は、第1実施形態と同様にアームリテーナ14の前面14bを天井面14aに対して略直角に折曲してあるので、図9に示すように、走行風Aがその前面14bに作用した際にこの前面14bに発生する揚力、つまり、アームリテーナ14がガラス面Gから持ち上がる力を小さくして、ワイパーブレード13が走行風で浮き上がるのを抑制することができる。
特に、本実施形態ではアームリテーナ14の後面14cを天井面14aに対して略直角に折曲したので、この後面14cは天井面14aに対して前面14bと略対称となるので、図6(a)に示すようにワイパーアーム10を平面から見た場合に、図2(a)の第1実施形態と比較してその外観を向上することができる。
また、このように後面14cを天井面14aに対して略直角に折曲した場合にも、この後面14cのヒンジピン12aの取付け部分に、ヒンジピン12aの中心軸Cに対して直角となる後方エンボス面21を形成したので、ヒンジピン12aの加締め部12a″を中心軸Cを中心とする点対称の球面に形成することができ、ヒンジピン12aの固定性能を高めるとともに、外観を向上することができる。
図10,図11(b)は本発明の第3実施形態を示し、前記各実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図10はワイパーアームのヒンジ部の分解斜視図である。図11はワイパーアームのロックバック時の移動軌跡を示す説明図であり、(a)は第1実施形態の場合を示し、(b)は本実施形態(第3実施形態)の場合を示す。
この第3実施形態の車両用ワイパー装置は、基本的に前記第1実施形態と同様に、図11(b)に示すようにワイパーアーム10は、アームヘッド11、アームリテーナ14およびアームピース15を備え、アームリテーナ14はヒンジ部12を介してロックバック可能に取り付けてあり、そして、図10に示すように、アームリテーナ14の前面14bを天井面14aに対して略直角に折曲してあるとともに、ヒンジ部12のヒンジピン12aを、その後方がガラス面から遠ざかる方向に傾斜させてある。
ここで、本実施形態では前記ヒンジピン12aを、その後方がガラス面G(図5参照)から遠ざかる方向の傾斜に加えて、図11(b)に示すように、このヒンジピン12aの後方をワイパーアーム10の基部方向、つまりアームヘッド11のワイパードライブへの取り付け側となる基端部11r方向(図11(b)中左方)に傾斜(傾斜角β)させてある。アームリテーナ14の基端部14rに延設したヒンジ部12の両延設部12c,12dを折り曲げるとともに、アームヘッド11の先端部11bを該アームヘッド11の長手方向に対して所定角度変位させて軸受部12bを傾斜角βに傾斜させている。
従って、この第3実施形態の車両用ワイパー装置は、第1実施形態と同様にアームリテーナ14の前面14bを天井面14aに対して略直角に折曲してあるので、走行風Aに対する前面14bの発生揚力を小さくして、ワイパーブレード13が走行風で浮き上がるのを抑制することができ、このワイパーブレード13の浮き上がり抑制効果は、ヒンジピン12aの後方をガラス面から遠ざかる方向に傾斜させたことにより確実化させることができる。
また、本実施形態では前記効果に加えて、ヒンジピン12aの後方をワイパーアーム10の基部方向に傾斜させたので、アームリテーナ14をロックバックする際にワイパーアーム10が、図5に示したようにその前方に位置するエンジンフードHに干渉するのを防止できる。
つまり、前記第1,第2実施形態では、ヒンジ部12のヒンジピン12aは、その後方をガラス面Gから遠ざかる方向に角度αをもって傾斜させてあるが、このときのワイパーアーム10の先端部、つまりアームピース15のフック15a形成側前端部の軌跡T1は、図11(a)に示すようにその傾斜したヒンジピン12aを中心とする円弧(尚、図では傾斜したヒンジピン12aに対してワイパーアーム10の平面方向から見た関係上、前記軌跡T1は楕円状となっている。)となり、そのワイパーアーム10の先端部は前記エンジンフードHに近づくことになる。
これに対して、本実施形態では前記ヒンジピン12aの後方を傾斜角βをもってワイパーアーム10の基部方向に傾斜させてあるので、アームリテーナ14をロックバックした際に、ワイパーアーム10の先端部の軌跡T2は図11(b)に示すように上方に変位するため、このワイパーアーム10がエンジンフードH(図5参照)に干渉するのを防止することができる。
ところで、本発明の車両用ワイパー装置は前記第1〜第3実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明の第1実施形態におけるワイパーアームの斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるワイパーアームを(a)の平面図と(b)の前方側面図で示す説明図である。 図1中A−A線に沿った拡大断面図である。 本発明の第1実施形態におけるワイパーアームのヒンジ部の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるワイパーアームの取付け状態の要部断面図である。 本発明の第2実施形態におけるワイパーアームを(a)の平面図と(b)の前方側面図で示す説明図である。 本発明の第2実施形態における図6(a)中B−B線に沿った拡大断面図である。 本発明の第2実施形態におけるワイパーアームのヒンジ部の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態におけるワイパーアームの取付け状態の要部断面図である。 本発明の第3実施形態におけるワイパーアームのヒンジ部の分解斜視図である。 ワイパーアームのロックバック時の移動軌跡を示す説明図であり、(a)は第1実施形態の場合を示し、(b)は第3実施形態の場合を示す。 従来のワイパーアームの要部断面図である。
符号の説明
10 ワイパーアーム
11 アームヘッド
12 ヒンジ部
12a ヒンジピン
13 ワイパーブレード
14 アームリテーナ
14a 天井面
14a′ 前側縁
14a″ 後側縁
14b 前面
14c 後面
20 前方エンボス面
21 後方エンボス面
C ヒンジピンの中心軸
G ガラス面(ワイパー払拭面)

Claims (3)

  1. ワイパードライブに連動して往復揺動するアームヘッドと、このアームヘッドにヒンジ部を介してロックバック可能に取り付けられ、先端側にワイパーブレードを取り付けるアームリテーナと、を備えたワイパーアームを有し、
    前記アームリテーナは、ワイパー払拭面と略平行な天井面と、この天井面の走行風に対向する前側縁からワイパー払拭面方向に折曲する前面と、前記天井面の後側縁からワイパー払拭面方向に折曲する後面と、を備え、
    前記ヒンジ部のヒンジピンの中心軸を、該ヒンジピンの後方がワイパー払拭面から遠ざかる方向に傾斜させて、アームヘッドに対するアームリテーナのロックバックの回動方向を走行風に対向する方向に近づけた車両用ワイパー装置において、
    前記アームリテーナの前面を前記天井面に対して略直角若しくは鈍角に折曲し
    前記ヒンジピンの中心軸を、該ヒンジピンの後方がワイパー払拭面から遠ざかる方向の傾斜に加えて、このヒンジピンの後方をワイパーアームの基部方向に傾斜させたことを特徴とする車両用ワイパー装置。
  2. 前記アームリテーナの前面のヒンジピンの取付け部分に、このヒンジピンの中心軸に対して直角となるヒンジピンの受け面としての前方エンボス面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ワイパー装置。
  3. 前記アームリテーナの後面を、前記天井面に対して略直角に折曲し、かつ、この後面のヒンジピンの取付け部分に、このヒンジピンの中心軸に対して直角となる後方エンボス面を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ワイパー装置。
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