JP2001353890A - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタInfo
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- JP2001353890A JP2001353890A JP2000180210A JP2000180210A JP2001353890A JP 2001353890 A JP2001353890 A JP 2001353890A JP 2000180210 A JP2000180210 A JP 2000180210A JP 2000180210 A JP2000180210 A JP 2000180210A JP 2001353890 A JP2001353890 A JP 2001353890A
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Abstract
力を設定することの可能なサーマルプリンタを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 サーマルヘッド11と、このサーマルヘ
ッドを記録紙Pに弾性的に圧接させる押圧機構12とを
備えたサーマルプリンタであって、前記押圧機構12
が、前記サーマルヘッドと記録紙との基準圧接力を調整
して、前記記録紙の厚み応じて前記サーマルヘッドの印
字圧力を調整する印字圧力調整手段13とを備えてい
る。
Description
に係わり、特に、厚みの異なる記録紙への印字を行うよ
うにしたサーマルプリンタに関するものである。
3に示すように、サーマルヘッド1と、このサーマルヘ
ッド1に対向して配設されたプラテン2(プラテンロー
ラ)との間に記録紙Pを送り込むとともに、前記サーマ
ルヘッド1を、付勢部材3によって前記記録紙Pに所定
圧力で圧接させつつ印字を行うようにしている。
従来のサーマルプリンタにあっては、つぎのような改善
すべき問題点が残されている。
厚みの異なる記録紙Pへの印字が行われることが一般的
であるが、この記録紙Pの搬送を考慮した場合、最も薄
い記録紙Pに合わせて、前記サーマルヘッド1の圧接
力、すなわち、印字圧力を調整する必要がある。これ
は、前述した印字圧力が低いと、サーマルヘッド1によ
って記録紙Pに与えられる熱量が不足して、印字品質が
低下してしまうこと、また、記録紙の搬送が正しく行え
なくなること等に基づくものである。
に合わせて設定した状態において、厚い記録紙P(図3
に鎖線で示す)が送り込まれた場合、この厚い記録紙P
によって前記サーマルヘッド1とプラテン2との間が大
きく押し開かれ、これによって、付勢部材3が過度に圧
縮させられて、印字圧力が大幅に増加してしまう。そし
て、印字圧力が大幅に増加してしまうと、記録紙Pとサ
ーマルヘッド1との摩擦抵抗が大きくなり、この結果、
サーマルヘッド1の摩耗が早くなるといった不具合を生
じる。あるいは、前述したようなサーマルヘッド1と記
録紙Pとの摩擦の増加により、記録紙Pの搬送に大きな
駆動力が要求されるが、この駆動力は通常一定であるこ
とから、記録紙Pが正確に搬送できなくなることも想定
される。
てなされたもので、厚みの異なる記録紙に対して、適切
な印字圧力を設定することの可能なサーマルプリンタを
提供することを目的とする。
のサーマルプリンタは、前述した目的を達成するため
に、サーマルヘッドと、このサーマルヘッドを記録紙に
弾性的に圧接させる押圧機構とを備えたサーマルプリン
タであって、前記押圧機構が、前記サーマルヘッドと記
録紙との基準圧接力を調整して、前記記録紙の厚み応じ
て前記サーマルヘッドの印字圧力を調整する印字圧力調
整手段とを備えていることを特徴とする。本発明の請求
項2に記載のサーマルプリンタは、請求項1に記載の前
記押圧機構が、前記サーマルヘッドが装着され、所定位
置に係止されるアームと、このアームと前記サーマルヘ
ッドとの間に介装されて、このサーマルヘッドに印字圧
力を付与する付勢部材とによって構成され、前記印字圧
力調整手段が、、前記アームに螺着されて、前記付勢部
材の圧縮量を調整して前記印字圧力を調整する圧力調整
ボルトと、この圧力調整ボルトが螺着される圧力調整リ
ングと、前記アームに設けられて、前記圧力調整リング
が螺着される支持ボルトとによって構成されている特徴
とする。本発明の請求項3に記載のサーマルプリンタ
は、請求項1に記載前記押圧機構が、前記サーマルヘッ
ドが装着され、所定位置に係止されるアームと、このア
ームと前記サーマルヘッドとの間に介装されて、このサ
ーマルヘッドに印字圧力を付与する付勢部材とによって
構成され、前記圧力調整機構が、前記サーマルヘッドの
印字位置近傍に設けられたガイドローラと、前記アーム
に回転自在に設けられ、前記ガイドローラに当接させら
れる押圧ローラと、前記アームを前記押圧ローラに向け
て弾性的に付勢する補助付勢部材とによって構成されて
いることを特徴とする。
て、図1を参照して説明する。図1において符号10で
示すサーマルプリンタは、サーマルヘッド11と、この
サーマルヘッド11を記録紙Pに弾性的に圧接させる押
圧機構12とを備えたサーマルプリンタであって、前記
押圧機構12が、前記サーマルヘッド11と記録紙Pと
の基準圧接力を調整して、前記記録紙Pの厚み応じて前
記サーマルヘッド11の印字圧力を調整する印字圧力調
整手段13とを備えた概略構成となっている。
ば、前記サーマルヘッド11は、支持ロッド14に揺動
可能に装着された第1アーム15の揺動端部に装着され
ており、このサーマルヘッド11にプラテンローラ16
が対向配置されているとともに、このプラテンローラ1
6に対して接触可能に設けられている。
マルヘッド11の上方に所定間隔をおいて対向させられ
る第2アーム17が揺動可能に装着されており、この第
2アーム17は、その揺動端部がサーマルプリンタ10
の固定部材に装着された係止部材18に当接させられる
ことによって、その揺動位置が規制されるようになって
いる。
ルヘッド11と対向させられる部位には、前記サーマル
ヘッド11へ向かう方向に進退可能に圧力調整ボルト1
9が、上下に貫通した状態で設けられており、その下端
部と前記サーマルヘッド11との間には、このサーマル
ヘッド11を前記プラテンローラ16へ向けて押圧する
ことにより、前記記録紙Pへの印字圧力を生じさせる付
勢部材20が介装されている。
ーム21が揺動可能に設けられており、この係止アーム
21は、その揺動先端部が、前記サーマルプリンタ10
の固定部材に設けられた係止片22へ係合させられるこ
とにより、前記第2アーム17と略並行となる位置に係
止されるようになっている。また、前記係止アーム21
と前記第2アーム17との間には、この第2アーム17
を前記係止部材18へ当接させることにより、前記第2
アーム17を所定位置に保持する付勢部材23が介装さ
れている。
揺動可能に設けられているとともに、その揺動端部と前
記固定部材との間に介装された付勢部材24によって、
前記係止アーム21の揺動先端部へ向けて付勢されるこ
とにより、この係止アーム21の先端部に係合させられ
ることにより、この係止アーム21を所定位置に係止す
るようになっており、また、逆方向に揺動させられるこ
とにより、前記係止アーム21の係止を解除して、上方
への移動を許容するようになっている。
アーム15、第2アーム17、係止アーム21、係止片
22、付勢部材20・23、および、付勢部材24とに
よって前記押圧機構12が構成されている。
第2アーム17の、前記圧力調整ボルト19が貫通して
設けられた位置に一体に固定され、この圧力調整ボルト
19が貫通させられる支持ボルト25と、この支持ボル
ト25に螺着されるとともに、前記圧力調整ボルト19
が貫通状態で螺着される袋ナット状の圧力調整リング2
6とによって構成されている。
力調整リング26とには、それぞれ半径方向に突出させ
られた指針27・28が回動自在に設けられている。さ
らに、前記圧力調整リング26には、前記圧力調整ボル
ト19に設けられている指針27との協働により、圧力
調整ボルト19と圧力調整リング26との相対的な位置
関係を示す微調整目盛り29が設けられ、また、前記第
2アーム17には、前記圧力調整リング26に設けられ
ている指針28との協働により、第2アーム17に対す
る圧力調整リング26の位置関係を示す基準目盛り30
が設けられている。
サーマルプリンタ10の作用について説明する。
反時計方向に揺動させて、その先端部を前記係止片22
に係合させる。これによって、前記第2アーム17が前
記係止部材18に当接させられて、所定位置に係止され
るとともに、サーマルヘッド11がプラテンローラ16
に当接させられて、このサーマルヘッド11に連設され
ている付勢部材20が圧縮されることにより、所定の印
字圧力が得られる。
て、前記圧力調整ボルト19の位置を調整することによ
り、前記付勢部材20の圧縮量が調整されて、印字圧力
が調整される。一方、送り込まれる記録紙Pの厚みが変
更された場合にあっては、前記圧力調整ボルト19を、
前記圧力調整リング26に対して相対回動させて、前記
圧力調整ボルト19を軸方向に移動させることにより、
前記付勢部材20の圧縮量を調整して印字圧力を調整す
る。これによって、記録紙Pの厚みに応じた印字圧力を
設定することができる。ここで、圧力調整リング26の
移動ピッチよりも圧力調整ボルト19の移動ピッチを小
さく設定しておくことにより、圧力調整ボルト19によ
る印字圧力の調整幅を細かくして微調整を行うことがで
きる。
プリンタ10にあっては、送り込まれる記録紙Pの厚み
に応じた印字圧力の調整が可能であり、これによって、
サーマルヘッド11の過剰な摩耗を抑制することができ
るとともに、記録紙Pの搬送力の増加を抑制することが
できる。
図2を参照して説明する。本実施形態に示すサーマルプ
リンタ40は、前記プラテンローラ16の下流側に、前
記記録紙Pを案内するガイドローラ41を設けておき、
前記第2アーム17の先端部に、前記ガイドローラ41
との間で前記記録紙Pを挟持する押圧ローラ42を回転
自在に設け、前記圧力調整ボルト19を、前記第2アー
ム17に貫通状態で螺着した構成とし、この圧力調整ボ
ルト19に指針27を設けるとともに、前記第2アーム
17に、前記指針27と協働して印字圧力を示す目盛り
43を設けた構成としたものである。このような構成に
おいて、前記第2アーム17は、ガイドローラ41と押
圧ローラ42との間に送り込まれる記録紙Pの厚みに応
じて、前記押圧ローラ42とガイドローラ41との間隔
が増減され、これに伴って、前記第2アーム17が揺動
させられることにより、前記付勢部材20の圧縮量が調
整される。この結果、厚い記録紙Pに対しては、付勢部
材20の初期圧縮量が小さく押させられて、サーマルヘ
ッド11とプラテンローラ16との間に前述した厚い記
録紙Pが送り込まれて前記付勢部材20が圧縮された場
合にあっても、その圧縮量が、必要以上に圧縮されるこ
とがなく、自動的に適正な印字圧力に保持される。
成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に
基づき種々変更可能である。
ーマルプリンタにあっては、印字圧力調整機構を設ける
ことによって、送り込まれる記録紙の厚みに応じて適正
な印字圧力を設定することができ、これによって、サー
マルヘッドの過度の摩耗を抑制するとともに、記録紙の
搬送に要する動力の増加を抑制することができ、一定の
印字品質を維持することができる。
ある。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 サーマルヘッドと、このサーマルヘッド
を記録紙に弾性的に圧接させる押圧機構とを備えたサー
マルプリンタであって、前記押圧機構が、前記サーマル
ヘッドと記録紙との基準圧接力を調整して、前記記録紙
の厚み応じて前記サーマルヘッドの印字圧力を調整する
印字圧力調整手段とを備えていることを特徴とするサー
マルプリンタ。 - 【請求項2】 前記押圧機構が、前記サーマルヘッドが
装着され、所定位置に係止されるアームと、このアーム
と前記サーマルヘッドとの間に介装されて、このサーマ
ルヘッドに印字圧力を付与する付勢部材とによって構成
され、前記印字圧力調整手段が、、前記アームに螺着さ
れて、前記付勢部材の圧縮量を調整して前記印字圧力を
調整する圧力調整ボルトと、この圧力調整ボルトが螺着
される圧力調整リングと、前記アームに設けられて、前
記圧力調整リングが螺着される支持ボルトとによって構
成されている特徴とする請求項1に記載のサーマルプリ
ンタ。 - 【請求項3】 前記押圧機構が、前記サーマルヘッドが
装着され、所定位置に係止されるアームと、このアーム
と前記サーマルヘッドとの間に介装されて、このサーマ
ルヘッドに印字圧力を付与する付勢部材とによって構成
され、前記圧力調整機構が、前記サーマルヘッドの印字
位置近傍に設けられたガイドローラと、前記アームに回
転自在に設けられ、前記ガイドローラに当接させられる
押圧ローラと、前記アームを前記押圧ローラに向けて弾
性的に付勢する補助付勢部材とによって構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000180210A JP4540187B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001353890A true JP2001353890A (ja) | 2001-12-25 |
JP4540187B2 JP4540187B2 (ja) | 2010-09-08 |
Family
ID=18681353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105365401A (zh) * | 2015-11-24 | 2016-03-02 | 江门市得实计算机外部设备有限公司 | 一种具有出纸口自适应弹性定位结构的打印机 |
CN111231520A (zh) * | 2020-03-17 | 2020-06-05 | 珠海趣印科技有限公司 | 一种易更换碳带的热转印打印机 |
CN112092509A (zh) * | 2020-10-15 | 2020-12-18 | 珠海泽冠科技有限公司 | 一种热敏打印机的压合结构及其使用方法 |
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JPS6427242U (ja) * | 1987-08-10 | 1989-02-16 | ||
JPH05169689A (ja) * | 1991-12-24 | 1993-07-09 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | サーマルラインヘッドのバランス圧調整機構 |
-
2000
- 2000-06-15 JP JP2000180210A patent/JP4540187B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN112092509A (zh) * | 2020-10-15 | 2020-12-18 | 珠海泽冠科技有限公司 | 一种热敏打印机的压合结构及其使用方法 |
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---|---|
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