JP4145224B2 - 給紙装置 - Google Patents

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本発明は給紙装置に関し、孔版印刷装置等において用紙を供給する技術に係るものである。
従来の孔版印刷装置における給紙機構部の一例を図5〜図9に示す。図8において、本体ケーシング1に昇降自在に配置した給紙板2および給紙トレイ3はエレベータモータ4および駆動機構5によって昇降する。給紙板2の奥端上方には駆動シャフト6に装着した3つの給紙ローラ7を配置しており、駆動シャフト6の一端側にはタイミングベルト8を介して給紙ステッピングモータ9を連結している。
駆動シャフト6の他端側には給紙圧調整装置10を設けており、給紙圧調整装置10はシャフト支持アーム11で駆動シャフト6の他端を回転自在に保持している。シャフト支持アーム11は一端を本体ケーシング1に回動自在に軸着し、他端を給紙圧調整ばね12を介して給紙圧調整レバー13の一端に連結している。
給紙圧調整レバー13は支軸回りに揺動自在であり、他端の操作部13aを押し下げることでシャフト支持アーム11が上方に揺動し、操作部13aを押し上げることでシャフト支持アーム11が下方に揺動する。シャフト支持アーム11が上方に揺動することで給紙ローラ7が用紙に与える給紙圧が小さくなり、シャフト支持アーム11が下方へ揺動することで給紙ローラ7が用紙に与える給紙圧が大きくなる。
中央に位置する給紙ローラ7に対向して設けた紙サバキ装置14は、図5〜図6に示すように、本体ケーシング1にスタッド15を固定装着し、スタッド15に可動バー16を給紙ローラ7の径方向に出退自在に設け、スタッド15と可動バー16の間に可動バー16を給紙ローラ7に向けて付勢する押圧ばね17および調整器18を設け、可動バー16の先端にサバキ部材19を設けている。
サバキ部材19は可動バー16に嵌合する基部20と基部20の天部21に装着した樹脂製のサバキ板22からなり、サバキ板22が給紙ローラ7に摺接する。
給紙板2には用紙の有無を検出する用紙有無センサ23およびアクチュエータ24を設けており、図6に示すように、給紙板2の上に用紙25が載置されている状態ではアクチュエータ24が通光位置に揺動して用紙有無センサ23に通光することで用紙がある状態を検出し、給紙板2の上に用紙25が無い状態ではアクチュエータ24が遮光位置に揺動して用紙有無センサ23を遮光することで用紙の無い状態を検出する。
用紙25のセットは、図9に示す手順で行う。給紙トレイ3を開き、給紙ガイドロックレバー26を解除状態にして左右の給紙ガイド27を用紙25のサイズに合わせて移動させて後に給紙ガイドロックレバー26をロック状態とし、所定枚数の用紙25を給紙ガイド27の間に載置する。
給紙時には制御装置(図示省略)がエレベータモータ4を駆動し、給紙板2および給紙トレイ3を上昇させ、用紙25を給紙ローラ7に当接させる。図6に示すように、給紙ローラ7に当接する用紙25は給紙ローラ7の回転により給紙ローラ7とサバキ板22の間に送り出される。このとき、用紙25が重なっていると、サバキ板22に当接する用紙25がサバキ板22の摩擦力で留まり、給紙ローラ7に当接する用紙25のみが給紙ローラ7の摩擦力で送り出される。
図7に示すように、給紙ローラ7とサバキ板22を通過した用紙25はタイミングローラ28とガイドローラ29の間に送り出され、タイミングローラ28の回転駆動によってプレスローラ30とドラム31の間に送り出され、ドラム31の回転によって印刷されて送り出される。
タイミングローラ28を回転駆動する機構は、ドラム31と一体に回転する給紙カム32と、給紙カム32に摺接するカムフォロー33を一端に回転自在に有する一対のリンク34、35と、一方のリンク34の他端に連結したタイミング用セグメント36と、タイミング用セグメント36に形成したラック37と、ラック37に噛合してタイミングローラ28と一体に回転するピニオンギヤ38と、他方のリンク35のリンク支点39を保持する支点調整板40とからなる。
この構成において、厚い用紙25を使用する場合に、用紙25の空送りが生じる時には、給紙圧調整レバー13を操作して給紙圧を大きく調整し、薄い用紙25を使用する場合に、用紙25の2枚送りが生じる時には給紙圧調整レバー13を操作して給紙圧を小さく調整する。
一方、紙サバキ装置14は工場での初期調整時に調整器18を操作することで押圧ばね17の付勢力を調整し、用紙25に対するサバキ板22のサバキ圧を調整して摩擦力を適当な値に加減している。しかし、給紙圧を調整しても用紙25の厚みや紙質によっては印刷途中において重送や空送りが発生する場合があり、この場合には紙サバキ装置14においてサバキ圧を調整する必要があるが、その微妙な調整はユーザーにとっては容易ではない。
この紙サバキの技術に係る先行技術文献としては下記の特許文献1〜3に開示するものがある。
特開2000−247467公報 特開2001−19186公報 特開2000−72266公報
特許文献1の発明では、用紙に対する摩擦係数が異なる複数の分離パッドを制御装置で自動的に切り換える手段、および分離部材の角度を自動的に切り換える手段を開示しており、各手段を歯車機構、駆動モータ、センサ等で構成している。また、特許文献2の発明では、用紙の搬送状態を検出して用紙の紙質を判断し、紙質に応じてサバキ板の角度を換える手段を開示しており、先端位置検出センサで検出した用紙の待機位置に基づいてサバキ角調整手段のサバキモータを制御するものである。また、特許文献3の発明では、リンク機構を介してフリクションパッドの角度を手動調整する手段を開示しており、調節ネジでリンクを出退させ、フリクションパッドを保持するガイドホルダの支点位置を変化させるものである。
しかし、特許文献1および2の技術では、用紙の質や種類を検知するためのセンサや、分離パッドやサバキ板の角度を変更するための動力源や駆動機構を必要とし、部品点数が多くて装置構成が複雑で装置が大型化する問題がある。また、特許文献3の技術ではセンサや駆動源を必要としないが、ユーザー自身が操作する必要があり、その微妙な調整はユーザーにとっては容易ではなく、試行錯誤することなる。
本発明は上記した課題を解決するものであり、給紙圧の調整状態に対応してサバキ板の角度を簡略な機構において自動的に調整でき、装置が大型化することのない給紙装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る本発明の給紙装置は、用紙束の最上紙面に当接する給紙ローラと、用紙に対する給紙ローラの給紙圧を設定する給紙圧調整手段と、給紙ローラに摺接する摺接面を用紙の紙面に対して所定のサバキ角度に傾斜させて配置するサバキ部材と、サバキ部材を給紙ローラに向けて所定のサバキ圧で付勢するサバキ部材付勢手段とを備え、給紙ローラの回転によって用紙を給紙ローラとサバキ部材の間から送り出す給紙装置において、サバキ部材付勢手段はサバキ部材をサバキ角度が増加する方向に付勢する弾性部材を有し、給紙ローラの回転に由来する力でサバキ部材が用紙の搬送方向の前後に揺動してサバキ部材のサバキ角度が可変するものである。
上記した構成により、給紙ローラは給紙圧調整手段によって設定した給紙圧で用紙束の最上紙面に当接する状態で、回転によって用紙を給紙ローラとサバキ部材の間から送り出す。このとき、用紙が重なっていると、所定のサバキ圧で下方の用紙に摺接するサバキ部材が摺接面における摩擦力で下方の用紙を留まらせることで、給紙ローラに当接する上方の用紙のみが給紙ローラの摩擦力で送り出される。
用紙の空送り、重送が生じる原因には、給紙ローラが用紙を押圧する給紙圧、サバキ部材が給紙ローラとの間で用紙を押圧するサバキ圧、用紙の紙面とサバキ部材の摺接面とのサバキ角度の調整不良があり、空送りは主に厚い用紙において生じ、重送は主に薄い用紙において生じる。
このため給紙圧の設定値を用紙の紙質、種類に応じて調整する。厚い用紙を使用して用紙の空送りが生じる時には、給紙圧調整手段によって給紙圧を大きく調整して給紙ローラと用紙の摩擦力を増加させる。
この給紙圧が大きくなることで給紙ローラとサバキ部材の摺接面の摩擦力が増加する状態で給紙ローラとサバキ部材の間を用紙が通過し、給紙ローラおよび用紙の摺動によってサバキ部材を用紙の搬送方向に押し出す力、つまり給紙ローラの回転に由来してサバキ部材に作用する力が強くなり、サバキ部材付勢手段の付勢力に抗してサバキ部材が用紙の搬送方向の前方に揺動してサバキ角度が小さくなる。
この用紙に対する給紙圧の増加、および給紙ローラの回転に由来してサバキ部材に作用する力の増加によってサバキ角度が減少することで、給紙ローラにより送り出される用紙の空送りを防止する。
薄い用紙を使用して用紙の重送が生じる時には、給紙圧調整手段によって給紙圧を小さく調整して給紙ローラと用紙の摩擦力を軽減する。この給紙圧が小さくなることで給紙ローラとサバキ部材の摺接面の摩擦力が減少する状態で給紙ローラとサバキ部材の間を用紙が通過し、給紙ローラおよび用紙の摺動によってサバキ部材を用紙の搬送方向に押し出す力、つまり給紙ローラの回転に由来してサバキ部材に作用する力が弱くなり、サバキ部材付勢手段の付勢力を受けるサバキ部材が用紙の搬送方向の後方に揺動してサバキ角度が大きくなる。
この用紙に対する給紙圧の減少、および給紙ローラの回転に由来してサバキ部材に作用する力の減少によってサバキ角度が増加することで、給紙ローラにより送り出される用紙の重送を防止する。
請求項2に係る本発明の給紙装置は、サバキ部材付勢手段が、サバキ部材を所定範囲内で揺動自在に支持する支持部材と、サバキ部材をサバキ角度が増加する方向に付勢する第1弾性部材と、サバキ部材および支持部材を給紙ローラに向けて付勢する第2弾性部材とを有するものである。
上記した構成により、給紙圧調整手段によって設定する給紙圧で給紙ローラがサバキ部材に摺接し、第2弾性部材の付勢力によって生じるサバキ圧でサバキ部材が給紙ローラに摺接し、第1弾性部材がサバキ部材を用紙の搬送方向の後方に揺動させる付勢力となり、サバキ部材の摺接面に対して摺動する給紙ローラと用紙がサバキ部材を用紙の搬送方向に押し出す力を生じさせる。
よって、給紙ローラおよび用紙の摺動によりサバキ部材を用紙の搬送方向に押し出す力が第1弾性部材による付勢力より大きい場合に、サバキ部材が搬送方向の後方に揺動してサバキ角度が小さくなる。
また、給紙ローラおよび用紙の摺動によりサバキ部材を用紙の搬送方向に押し出す力が第1弾性部材による付勢力より小さい場合に、サバキ部材が搬送方向の前方に揺動してサバキ角度が大きくなる。
請求項3に係る本発明の給紙装置は、複数の給紙ローラを同一軸上に配備し、少なくとも1つの給紙ローラにサバキ部材が摺接するものである。
請求項4に係る本発明の給紙装置は、用紙の搬送方向で前後の位置に配置する複数の給紙ローラを一対の軸上に分けて配備し、用紙の搬送方向の前方に位置する少なくとも1つの給紙ローラにサバキ部材が摺接するものである。
以上のように本発明によれば、給紙圧の設定値を大きくすると、給紙ローラと用紙の摩擦力が増加するとともに、給紙ローラおよび用紙の摺動によりサバキ部材を用紙の搬送方向に押し出す力が強くなってサバキ部材がサバキ角度の小さくなる方向に揺動することで空送りを防止でき、給紙圧の設定値を小さくすると、給紙ローラと用紙の摩擦力が減少するとともに、給紙ローラおよび用紙の摺動によりサバキ部材を用紙の搬送方向に押し出す力が弱くなってサバキ部材がサバキ角度の大きくなる方向に揺動することで重送を防止でき、給紙圧の調整状態に対応してサバキ部材の角度を簡略な機構において自動的に調整でき、用紙の紙質や厚さに応じて用紙を確実に1枚ずつ分離し、適切な用紙さばきが可能となり、給紙性能が向上し、かつ装置が大型化することのない給紙装置となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態において給紙装置の基本構成は、先に図5〜図9において説明したものと同様であるので、同一番号を付して説明を省略する。
図1において、紙サバキ装置51は、駆動シャフト6の同軸上に配置した3つの給紙ローラ7のうちの中央に位置する給紙ローラ7に対向して設けており、スタッド52を本体ケーシング1に固定装着している。スタッド52にはサバキ部材付勢手段の一部をなす細幅の板状の可動バー53を給紙ローラ7の径方向に出退自在に設けるとともに、サバキ圧調整バー54を配置しており、可動バー53の先端にサバキ部材55を装着している。
図3に示すように、サバキ部材55は支持部材をなす可動バー53に嵌合する基部56と基部56の天部57に装着した樹脂製のサバキ板58からなり、サバキ板58は給紙ローラ7に摺接する摺接面を有し、用紙25の紙面に対して所定のサバキ角度に傾斜している。可動バー53は断面円弧状に形成した先端が天部57の裏面に形成した断面円弧状の凹部溝59に嵌合してサバキ部材55を用紙25の搬送方向の前後に揺動自在に保持しており、サバキ部材55はサバキ角度の所定範囲内で揺動する。
サバキ部材55の天部57と可動バー53の間には、サバキ部材55をサバキ角度が増加する方向に付勢する第1弾性部材をなす第1スプリング60を設けており、サバキ圧調整バー54と可動バー53の間には、サバキ部材55および可動バー53を給紙ローラ7に向けて付勢する第2弾性部材をなす第2スプリング61および第2スプリング61の付勢力を微調整する調整器62を設けている。サバキ圧調整バー54は、スタッド52に組み込んだカム機構(図示省略)によって出退し、第2スプリング61を支持する支点が移動して第2スプリング61の付勢力を、「弱」、「標準」、「強」等のように、多段階的に調整する。
以下、上記した構成における作用を説明する。調整器62による第2スプリング61の付勢力の調整は工場において行っており、必要に応じて現場にて微調整する。サバキ圧調整バー54による第2スプリング61の付勢力は適値に設定して使用する。
使用時には給紙圧調整装置10によって給紙圧を用紙25の厚み、紙質、種類等に応じて調整する。この状態で、給紙ステッピングモータ9により回転駆動する給紙ローラ7は、給紙圧調整装置10によって設定した給紙圧の下で給紙板2に載置した用紙束の最上紙面に当接し、その回転によって用紙25を給紙ローラ7とサバキ部材55のサバキ板58の間から送り出す。
このとき、用紙25が重なっていると、所定のサバキ圧で下方の用紙25に摺接するサバキ板58が摺接面における摩擦力で下方の用紙25を留まらせることで、給紙ローラ7に当接する上方の用紙25のみが給紙ローラの摩擦力で送り出される。
厚い用紙25の使用時に用紙25の空送りが生じる場合には、給紙圧調整装置10によって給紙圧を大きく調整して給紙ローラ7と用紙25の摩擦力を増加させる。
この給紙圧が大きくなることで給紙ローラ7とサバキ板58の摺接面の摩擦力が増加し、給紙ローラ7の回転に由来する力、つまり給紙ローラ7および用紙25の摺動によりサバキ部材55を用紙25の搬送方向に押し出す力が強くなり、この力が第1スプリング60による付勢力より大きくなると、第1スプリング60の付勢力に抗してサバキ部材55が用紙25の搬送方向の前方に揺動してサバキ角度が小さくなる。
この用紙25に対する給紙圧の増加、および給紙ローラ7の回転に由来する力の増加に応じてサバキ角度が減少することで、給紙ローラ7により送り出される用紙25の空送りを防止する。
薄い用紙25を使用して用紙25の重送が生じる時には、給紙圧調整装置10によって給紙圧を小さく調整して給紙ローラ7と用紙25の摩擦力を軽減する。この給紙圧が小さくなることで給紙ローラ7とサバキ板58の摺接面の摩擦力が減少し、給紙ローラ7の回転に由来する力、つまり給紙ローラ7および用紙25の摺動によりサバキ部材55を用紙25の搬送方向に押し出す力が弱くなり、この力が第1スプリング60による付勢力より小さくなると、第1スプリング60の付勢力を受けるサバキ部材55が用紙25の搬送方向の後方に揺動してサバキ角度が大きくなる。
この用紙25に対する給紙圧の減少、および給紙ローラ7の回転に由来する力の減少に応じてサバキ角度が増加することで、給紙ローラ7により送り出される用紙25の重送を防止する。
サバキ部材55のサバキ角度は所定範囲内において、給紙ローラ7および用紙25の摺動によりサバキ部材55を用紙25の搬送方向に押し出す力と第1スプリング60の付勢力とが平衡する位置によって決まる。上記の操作を行っても空送りや重送が生じる場合にはサバキ圧調整バー54を操作して第2スプリング61の付勢力を調整し、サバキ圧を設定変更する。
図4は本発明の他の実施の形態を示すものであり、給紙ローラ7は用紙25の搬送方向で前後の位置に複数を配置することも可能であり、複数の給紙ローラ7を一対の駆動シャフト6の軸上に分けて配備する。この構成では、用紙25の搬送方向の前方に位置する少なくとも1つの給紙ローラ7にサバキ部材55のサバキ板58が摺接する。作用効果は先の実施の形態と同様であり、その説明を省略する。
本発明の実施の形態における紙サバキ装置を示す側面図 同紙サバキ装置の動作を示す側面図 同紙サバキ装置のサバキ部材を示す断面図 本発明の他の実施の形態における紙サバキ装置を示す側面図 従来の紙サバキ装置を示す側面図 従来の紙サバキ装置を示す側面図 給紙装置の要部を示す拡大図 同給紙装置の斜視図 同給紙装置への用紙のセット手順を示す説明図
符号の説明
1 本体ケーシング
2 給紙板
3 給紙トレイ
4 エレベータモータ
5 駆動機構
6 駆動シャフト
7 給紙ローラ
8 タイミングベルト
9 給紙ステッピングモータ
10 給紙圧調整装置
11 シャフト支持アーム
12 給紙圧調整ばね
13 給紙圧調整レバー
13 操作部
23 用紙有無センサ
24 アクチュエータ
25 用紙
26 給紙ガイドロックレバー
27 給紙ガイド
28 タイミングローラ
29 ガイドローラ
30 プレスローラ
31 ドラム
32 給紙カム
33 カムフォロー
34、35 リンク
36 タイミング用セグメント
37 ラック
38 ピニオンギヤ
39 リンク支点
40 支点調整板
51 紙サバキ装置
52 スタッド
53 可動バー
54 サバキ圧調整バー
55 サバキ部材
56 基部
57 天部
58 サバキ板
59 凹部溝
60 第1スプリング
61 第2スプリング
62 調整器

Claims (4)

  1. 用紙束の最上紙面に当接する給紙ローラと、用紙に対する給紙ローラの給紙圧を設定する給紙圧調整手段と、給紙ローラに摺接する摺接面を用紙の紙面に対して所定のサバキ角度に傾斜させて配置するサバキ部材と、サバキ部材を給紙ローラに向けて所定のサバキ圧で付勢するサバキ部材付勢手段とを備え、給紙ローラの回転によって用紙を給紙ローラとサバキ部材の間から送り出す給紙装置において、サバキ部材付勢手段はサバキ部材をサバキ角度が増加する方向に付勢する弾性部材を有し、給紙ローラの回転に由来する力でサバキ部材が用紙の搬送方向の前後に揺動してサバキ部材のサバキ角度が可変することを特徴とする給紙装置。
  2. サバキ部材付勢手段が、サバキ部材を所定範囲内で揺動自在に支持する支持部材と、サバキ部材をサバキ角度が増加する方向に付勢する第1弾性部材と、サバキ部材および支持部材を給紙ローラに向けて付勢する第2弾性部材とを有することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 複数の給紙ローラを同一軸上に配備し、少なくとも1つの給紙ローラにサバキ部材が摺接することを特徴とする請求項1又は2に記載の給紙装置。
  4. 用紙の搬送方向で前後の位置に配置する複数の給紙ローラを一対の軸上に分けて配備し、用紙の搬送方向の前方に位置する少なくとも1つの給紙ローラにサバキ部材が摺接することを特徴とする請求項1又は2に記載の給紙装置。
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