JP2001353496A - 下水処理システムおよび計測システム - Google Patents

下水処理システムおよび計測システム

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JP2001353496A JP2000175828A JP2000175828A JP2001353496A JP 2001353496 A JP2001353496 A JP 2001353496A JP 2000175828 A JP2000175828 A JP 2000175828A JP 2000175828 A JP2000175828 A JP 2000175828A JP 2001353496 A JP2001353496 A JP 2001353496A
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Masahiko Tsutsumi
正 彦 堤
Osamu Yamanaka
中 理 山
Akihiro Nagaiwa
岩 明 弘 長
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鹿 行 雄 初
Masaki Kishihara
原 正 樹 岸
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    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 下水の負荷変動要素として、流入量と水質と
を考慮して下水処理制御を行うことができる下水処理シ
ステムを提供する。 【解決手段】 下水処理システム10は生物反応槽12
と、生物反応槽12内に設置された散気装置16と、散
気装置16に接続された曝気装置15とを備えている。
生物反応槽12内にアンモニア計45が設けられ、生物
反応槽12の入口に流量計35が設けられている。流量
計35からの信号に基づいて制御装置40の曝気風量演
算部41で曝気風量が求められる。アンモニア計45か
らの計測値により補正係数演算部42により補正係数が
求められ、この補正係数により曝気風量演算部41の曝
気風量が補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水処理システム
およびこの下水処理システムに用いられる計測システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の下水処理システムについて図9を
用いて説明する。下水処理システム10は、最初沈殿池
11と、生物反応槽12と、最終沈殿池13とを備え、
最初沈殿池11内に流入する下水は、微細な浮遊物が沈
殿除去される。生物反応槽12内では、下水が活性汚泥
と混合して曝気装置15から散気装置16を介して送ら
れる空気によって曝気され、活性汚泥にふくまれる微生
物の代謝作用を利用して有機物を除去する。活性汚泥混
合液は最終沈殿池13にて、活性汚泥を沈降分離するこ
とにより浄化される。
【0003】下水の窒素除去のため、生物反応槽12は
曝気を行う部分12aと行わない部分12bとに分けら
れ、曝気する部分12aでは下水中のアンモニア等の窒
素化合物が酸化し硝酸となる。曝気を行う部分12aか
ら行わない部分12bへと混合液を循環させるため循環
ポンプ21が設けられ、曝気を行わない部分12bでは
硝酸が窒素ガスへと還元される。
【0004】下水のリン除去のため、生物反応槽12に
凝集剤を凝集剤注入機22により注入し、生物反応槽1
2内のリン酸と凝集剤を化学反応させ凝集沈殿させる。
凝集沈殿したリン化合物は最終沈殿池13から余剰汚泥
ポンプ19により余剰汚泥の一部として水処理系外方へ
と排出され、処理水のリンが除去される。
【0005】図9に示すように、下水処理場システム1
0は制御装置30を有している。下水の有機物、窒素、
リンなどを除去するため、窒素酸化物を窒素ガスへ還元
するように制御装置30は生物反応槽12の曝気を行っ
ている部分12aと行っていない部分12bとの混合液
を循環させる循環ポンプ21の循環ポンプ流量を求め
る。また制御装置30は生物反応槽12のリン酸と反応
して凝集沈殿させる凝集剤の注入量と、有機物・窒素化
合物を酸化させるための曝気風量とを各々求めるる。こ
のため制御装置30は循環ポンプ流量演算部31と、凝
集剤注入量演算部32と、曝気風量演算部33とを有し
ている。これら循環ポンプ流量演算部31、凝集剤注入
量演算部32および曝気風量演算部33は、流入負荷で
ある下水の有機物量、窒素量、リン量が流入下水量と比
例すると仮定し、オペレータが設定した比率・倍率に基
づいて流量計35からの流入量に比例して循環ポンプ流
量、凝集剤注入量、曝気風量を各々演算し、制御装置3
0はこの演算値に基づいて循環ポンプ21、凝集剤注入
機22および曝気装置15を各々制御している。
【0006】図9において、最終沈殿池13と生物反応
槽12との間に、直送ポンプ18を有する直送ライン1
7が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記下水処理システム
においては、負荷変動を流入水量のみと仮定しており、
水質変動に基づく負荷変動に対して適切に対応できず、
窒素およびリンを効果的に除去することができない。
【0008】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、下水処理システムにおける、処理水の窒
素、リンをより効率的に除去することができる下水処理
システムおよびこの下水処理システムに用いる計測シス
テムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、生物反応槽
と、生物反応槽内に配置された散気装置と、散気装置に
接続された曝気装置とを備え、生物反応槽の入口に流量
計を設けるとともに、生物反応槽内にアンモニア計を設
け、流量計からの信号に基づいて曝気風量を求めるとと
もに、この曝気風量をアンモニア計の計測値により補正
して曝気装置を制御する制御装置を設けたことを特徴と
する下水処理システムである。
【0010】本発明は、生物反応槽と、生物反応槽内に
配置された散気装置と、散気装置に接続された曝気装置
とを備え、生物反応槽の入口に流量計を設けるととも
に、生物反応槽内に硝酸計を設け、流量計からの信号に
基づいて曝気風量を求めるとともに、この曝気風量を硝
酸計の計測値により補正して曝気装置を制御する制御装
置を設けたことを特徴とする下水処理システムである。
【0011】本発明は、生物反応槽と、生物反応槽の後
段に設けられた最終沈殿池と、生物反応槽内にリン酸と
反応する凝集剤を注入する凝集剤注入機とを備え、生物
反応槽の入口に流量計を設けるとともに、最終沈殿池に
リン酸計を設け、流量計からの信号に基づいて凝集剤の
注入量を求めるとともに、この注入量をリン酸計の計測
値により補正して凝集剤注入機を制御する制御装置を設
けたことを特徴とする下水処理システムである。
【0012】本発明は、生物反応槽と、生物反応槽内の
一側に配置された散気装置と、散気装置に接続された曝
気装置と、生物反応槽内の散気装置が配置された一側
と、散気装置が配置されていない他側との間に連結され
た循環ポンプとを備え、生物反応槽の入口に流量計を設
けるとともに、生物反応槽内にアンモニア計と硝酸計を
設け、流量計からの信号に基づいて、循環ポンプ流量を
求めるとともに、この循環ポンプ流量をアンモニア計お
よび硝酸計の計測値により補正して循環ポンプを制御す
る制御装置を設けたことを特徴とする下水処理システム
である。
【0013】本発明は、簡便で計測点数の多い第1計測
手段と、第1計測手段と同一項目を計測し、信頼性が高
く計測点数が少ない第2計測手段とを備え、第1計測手
段からの計測値を第2計測手段からの計測値で補正する
計測補正部を設けたことを特徴とする計測システムであ
る。
【0014】本発明は、第1計測手段は自動計測手段か
らなり、第2計測手段は手分析計測手段からなることを
特徴とする計測システムである。
【0015】本発明は、計測補正部は予め内蔵された第
1計測手段からの計測値と第2計測手段からの計測値と
の相関関数に基づいて、第1計測手段からの計測値を補
正することを特徴とする計測システムである。
【0016】本発明は、下水処理場水質シミュレータを
用いて計測予測値を求める計測予測手段と、計測予測手
段と同一項目を計測する手分析計測手段とを備え、計測
予測手段からの計測予測値を、手分析計測手段からの計
測値で補正する計測補正部を設けたことを特徴とする計
測システムである。
【0017】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す図であ
る。
【0018】図1に示すように、下水処理システム10
は下水が流入する最初沈殿池11と、生物反応槽12
と、最終沈殿池13とを備え、生物反応槽12内には散
気装置16が設置されるとともに、散気装置16には曝
気装置15が接続されている。
【0019】生物反応槽12内にはアンモニア計45が
設置され、また生物反応槽12の入口には流量計35が
設けられている。
【0020】また曝気装置15には、流量計35からの
信号に基づいて曝気風量を求める曝気風量演算部41が
接続され、曝気風量演算部41の曝気風量はアンモニア
計45の計測値により補正係数を求める補正係数演算部
42により補正される。
【0021】図1において、曝気風量演算部41と補正
係数演算部42とにより制御装置40が構成され、制御
装置40で求められ補正された曝気風量に基づいて曝気
装置15が制御される。
【0022】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。
【0023】最初沈殿池11内に流入する下水は、微細
な浮遊物が沈殿除去される。生物反応槽12内では下水
が活性汚泥と混合して、曝気装置15から散気装置16
を介して取出される空気により曝気される。この間生物
反応槽12内では活性汚泥に含まれる微生物の代謝作用
により有機物が除去される。活性汚泥混合液は、最終沈
殿池にて活性汚泥が沈降分離されて浄化される。
【0024】この間、曝気装置15が制御装置40によ
り制御される。すなわち制御装置40の曝気風量演算部
41において、流量計35からの下水の流入量信号と、
予め設定された風量倍率設定値とに基づいて曝気風量が
求められ、この曝気風量は補正係数演算部42で求めた
補正係数により補正される。
【0025】制御装置40の作用について更に述べる。
【0026】補正係数演算部42ではこのアンモニア計
45の計数値SNH4と設定されたアンモニア量目標値
SVNH4とをもとに曝気風量の補正係数mblow
算出し、この補正係数mblow を用いて流入量Qと
設定された風量倍率Rblo とをもとに曝気風量演算
部41で計算された曝気風量を補正する。
【0027】具体的には、曝気風量演算部41におい
て、ステップnにおける曝気風量の指示値
【数1】 として与える。
【0028】ここで、tは時間、a,Kp,Ki、Kd
は定数。添え字のn、n−a、n−1はステップ数を示
し、自由に設定可能とする。
【0029】図1において、下水処理システムに対する
外乱要素のうち、下水の流入量の変動に対しては、設定
された風量倍率によって曝気風量を増減することによっ
てその負荷変動に対応する。下水の流入水質の変動に対
しては、設定されたアンモニア量目標値をもとに補正係
数を増減し、この補正係数を曝気風量に乗ずることによ
ってその負荷変動に対応する。
【0030】このように本実施の形態によれば、下水処
理システムに対する主要な外乱要素である下水の流入量
の変動に起因する負荷変動と、下水の流入水質の変動に
起因する負荷変動とに同時に対応することができ、処理
水の窒素をより効率的に除去できる。
【0031】なお、補正係数mblowは上記の値に限
ることなく、例えば補正係数mbl owとして、
【数2】 または、
【数3】 を用いてもよい。
【0032】第2の実施の形態 次に図2により本発明の第2の実施の形態について説明
する。
【0033】図2に示す第2の実施の形態は、アンモニ
ア計45の代わりに硝酸計46を設置したものであり、
他は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。
【0034】図2において、図1に示す第1の実施の形
態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0035】図2において、生物反応槽12に硝酸計4
6が設置され、この硝酸計46の計測値SNO3と設定
された硝酸量目標値SVNO3とをもとに補正係数演算
部42において曝気風量の補正係数mbiowが算出さ
れる。この補正係数mbio を用いて曝気風量演算部
41で流入量Qと、設定された風量倍率Rblowとを
もとに計算された曝気風量を補正する。
【0036】具体的には、曝気風量演算部41におい
て、ステップnにおける曝気風量の指示値
【数4】 として与える。
【0037】ここでtは時間、a,Kp,Ki、Kdは
定数。添え字のn、n−a、n−1はステップ数を示
し、自由に設定可能とする。
【0038】図2において、下水処理システムに対する
外乱要素のうち、下水の流入量の変動に対しては、設定
された風量倍率によって曝気風量を増減することによっ
てその負荷変動に対応する。下水の流入水質の変動に対
しては、設定された硝酸量目標値をもとに補正係数を増
減し、この補正係数を曝気風量に乗ずることによってそ
の負荷変動に対応する。
【0039】このように本実施の形態によれば、下水処
理システムに対する主要な外乱要素である下水の流入量
の変動に起因する負荷変動と、下水の流入水質の変動に
起因する負荷変動とに同時に対応することができ、処理
水の窒素をより効率的に除去できる。
【0040】なお、補正係数mblowは上記の値に限
ることなく、例えば補正係数mbl owとして、
【数5】 または、
【数6】 を用いてもよい。
【0041】第3の実施の形態 次に図3により本発明の第3の実施の形態について説明
する。
【0042】図3に示す第3の実施の形態は、散気装置
16および曝気装置15を設ける代わりに、生物反応槽
12に凝集剤注入機22を接続し、生物反応槽12と最
終沈殿池13にリン酸計47を設置したものである。
【0043】凝集剤注入機22には、制御装置50が接
続され、この制御装置50は流量計35からの信号に基
づいて凝集剤注入量を求める凝集剤注入量演算部51
と、リン酸計47の計測値に基づいて凝集剤注入量の補
正を行うために補正係数を求める補正係数演算部52と
を有している。
【0044】図3において、図1に示す第1の実施の形
態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0045】図3において、下水のリン除去のため、生
物反応槽12に凝集剤が凝集剤注入機22により注入さ
れ、生物反応槽12内のリン酸と凝集剤が化学反応をお
こして凝集沈殿する。凝集沈殿したリン化合物は、最終
沈殿池13から水処理系外方へと放出される。
【0046】上述のように、生物反応槽12および最終
沈殿池13にリン酸計47が設置され、このリン酸計の
計測値SPO4と設定されたリン酸量目標値SVPO4
とをもとに、制御装置50の補正係数演算部52におい
て凝集剤注入量の補正係数m PACが算出される。この
補正係数mPACを用いて流入量Qと設定された注入率
PACとをもとに凝集剤注入量演算部51で計算され
た凝集剤注入量が補正される。
【0047】具体的には、凝集剤注入量演算部51にお
いて、ステップnにおける凝集剤注入量の指示値
【数7】 として与える。
【0048】ここでtは時間、a,Kp,Ki、Kdは
定数。添え字のn、n−a、n−1はステップ数を示
し、自由に設定可能とする。
【0049】図3において、下水処理システムに対する
外乱要素のうち、下水の流入量の変動に対しては、設定
された注入率によって凝集剤注入量を増減することによ
ってその負荷変動に対応する。下水の流入水質の変動に
対しては、設定されたリン酸量目標値をもとに補正係数
を増減し、この補正係数を凝集剤注入量に乗ずることに
よってその負荷変動に対応する。
【0050】このように、本実施の形態によれば、下水
処理システムに対する主要な外乱要素である下水の流入
量の変動に起因する負荷変動と、下水の流入水質の変動
に起因する負荷変動とに同時に対応することができ、処
理水のリンをより効率的に除去できる。
【0051】なお、補正係数mPACは上記の値に限る
ことなく、例えば補正係数mPACとして、
【数8】 または、
【数9】 を用いてもよい。
【0052】第4の実施の形態 次に図4により本発明の第4の実施の形態について説明
する。
【0053】図4に示す第4の実施の形態は、生物反応
槽12を散気装置16が配置された一側(曝気を行う部
分)12aと、散気装置16が配置されない他側(曝気
を行わない部分)12bとに区画し、一側12aと他側
12bとの間を循環ポンプ21で連結したものである。
また生物反応槽12の一側12a内にアンモニア計45
と硝酸計46が設置されている。
【0054】循環ポンプ21には制御装置60が接続さ
れている。この制御装置60は流量計35からの信号に
基づいて循環ポンプ流量を求める循環ポンプ流量演算部
61と、アンモニア計45および硝酸計46の計測値に
より生物反応槽12内の状態を判定する状態判定部63
と、状態判定部63の判定結果に基づいて循環ポンプ流
量演算部61の循環ポンプ流量を補正する補正係数を求
めて補正係数演算部62とを有している。
【0055】図4において、生物反応槽12の曝気を行
う一側12aでは下水中のアンモニア等の窒化化合物が
酸化して硝酸となり、曝気を行う一側12aから曝気を
行わない他側12bへと循環ポンプ21により混合液が
循環する。生物反応槽12の他側12bでは、硝酸が窒
素ガスへと還元される。
【0056】上述のように、生物反応槽12の一側12
a内に、アンモニア計45および硝酸計46が設置さ
れ、このアンモニア計45と硝酸計46の計測値S
NH4,S NO3と設定されたアンモニア量および硝酸
量目標値SVNH4,SVNO3とをもとに状態判定部
63において生物反応槽12内の状態が判定される。次
に補正係数演算部62で生物反応槽12の曝気を行って
いる一側12aと、曝気を行っていない他側12bとの
間で混合液を循環させる循環ポンプ21の流量の補正係
数mRECを算出する。循環ポンプ流量演算部61で
は、流入量Qと設定された比率RRECとをもとに循環
ポンプ流量を求めるとともに、この循環ポンプ流量を補
正係数mRECにより補正する。
【0057】具体的には、循環ポンプ流量演算部61に
おいて、ステップnにおける循環ポンプ流量の指示値
【数10】 として与える。
【0058】ここでtは時間、
【数11】 は定数。添え字のn、n−a、n−1はステップ数を示
し、自由に設定可能とする。
【0059】図4において、下水処理システムに対する
外乱要素のうち、下水の流入量の変動に対しては、設定
された比率によって循環ポンプ流量を増減することによ
ってその負荷変動に対応する。下水の流入水質の変動に
対しては、設定されたアンモニア量および硝酸量目標値
をもとに補正係数を増減し、この補正係数を循環ポンプ
流量に乗ずることによってその負荷変動に対応する。
【0060】このように本実施の形態によれば、下水処
理システムに対する主要な外乱要素である下水の流入量
の変動に起因する負荷変動と、下水の流入水質の変動に
起因する負荷変動とに同時に対応することができ、処理
水の窒素をより効率的に除去できる。
【0061】なお、補正係数mRECは上記の値に限る
ことなく、例えば補正係数mRECとして、
【数12】 または、
【数13】 を用いてもよい。
【0062】第5の実施の形態 次に図5および図6により本発明の第5の実施の形態に
ついて説明する。
【0063】図5および図6に示す第5の実施の形態
は、生物反応槽12にアンモニア計45を設置するとと
もに、アンモニア計45を設置した生物反応槽12にお
いて、アンモニア量の手分析を行い、アンモニア手分析
計測手段45aによりアンモニア量手分析値を求めるも
のである。次にアンモニア計測補正部45bにおいて、
過去3ヶ月分のアンモニア計計測値SNH4とアンモニ
ア量手分析値ANH4とから、相関式ANH4=a*S
NH4+b(a,bは定数)を作成し、この相関式を用
いてアンモニア計計測値SNH4を補正する。このアン
モニア計計測補正値と設定されたアンモニア量目標値と
をもとに補正係数演算部42において曝気風量の補正係
数を算出し、この補正係数を用いて曝気風量演算部41
において、流入量と設定された風量倍率とをもとに計算
された曝気風量を補正する。
【0064】図5および図6において、アンモニア計4
5は第1計測手段となり、アンモニア手分析計測手段4
5aはアンモニア計45より信頼性が高くかつ計測点数
が少ない第2計測手段となる。またアンモニア計45
と、アンモニア手分析計測手段45aと、アンモニア計
測補正部45bとにより計測システムが構成される。
【0065】図5および図6において他の構成は、図1
に示す第1の実施の形態と略同一である。
【0066】本実施の形態によれば、アンモニア量の計
測において、簡便で計測点数の多いアンモニア計45に
よる計測値を、計測結果の信頼性が高く計測点数が少な
いアンモニア量手分析値との相関性を利用して補正する
ことで、計測点数が多いアンモニア計計測値の絶対値の
信頼性が向上する。
【0067】またこの補正されたアンモニア計計測値を
もって曝気風量の補正係数を算出することで、より精度
の高い効率的な曝気風量の補正を行うことができる。
【0068】第6の実施の形態 次に図7により本発明の第6の実施の形態について説明
する。
【0069】図7に示す第6の実施の形態は、生物反応
槽12に硝酸計46を設置するとともに、硝酸計46を
設置した生物反応槽12において、硝酸量の手分析を行
い、硝酸手分析計測手段46aにより硝酸量手分析値を
求める。次に硝酸計測補正部46bにおいて、過去3ヶ
月分の硝酸計計測値SNO3と硝酸量手分析値ANO
とから相関式ANO3=a*SNO3+b(a,bは定
数)を作成し、この相関式を用いて硝酸計計測値S
NO3を補正する。この硝酸計計測値と設定された硝酸
量目標値とをもとに補正係数演算部42において、曝気
風量の補正係数を算出し、この補正係数を用いて曝気風
量演算部41において、流入量と設定された風量倍率と
をもとに計算された曝気風量を補正する。
【0070】図7において、硝酸計46は第1計測手段
となり、硝酸手分析計測手段46aは硝酸計46より信
頼性が高くかつ計測点数が少ない第2計測手段となる。
また硝酸計46と、硝酸手分析計測手段46aと、硝酸
補正部46bとにより計測システムが構成される。
【0071】図7において、他の構成は図5および図6
に示す実施の形態と略同一である。
【0072】本実施の形態によれば、硝酸量の計測にお
いて、簡便で計測点数の多い硝酸計46による計測値
を、計測結果の信頼性が高く計測点数が少ない硝酸量手
分析値との相関性を利用して補正することで、計測点数
が多い硝酸計計測値の絶対値の信頼性が向上する。
【0073】またこの補正された硝酸計計測値をもって
曝気風量の補正係数を算出することで、より精度の高い
効率的な曝気風量の補正を行うことができる。
【0074】第7の実施の形態 次に図8により本発明の第7の実施の形態について説明
する。
【0075】図8に示す第7の実施の形態は、生物反応
槽12および最終沈殿池13にリン酸計47を設置する
と共に、リン酸計47を設置した生物反応槽12および
最終沈殿池13において、リン酸量の手分析を行い、リ
ン酸手分析計測手段47aによりリン酸量手分析値を求
める。次にリン酸計測補正部47bにおいて、過去3ヶ
月分のリン酸計計測値SPO4とリン酸量手分析値A
PO4とから相関式A O4=a*SPO4+b(a,
bは定数)を作成し、この相関式を用いてリン酸計計測
値SPO4を補正する。このリン酸計計測補正値と設定
されたリン酸量目標値をもとに補正係数演算部52にお
いて凝集剤注入量の補正係数を算出し、この補正係数を
用いて凝集剤注入演算部51において流入量と設定され
た注入率とをもとに計算された凝集剤注入量を補正す
る。
【0076】図8において、リン酸計47は第1計測手
段となり、リン酸手分析計測手段47aはリン酸計47
より信頼性が高くかつ計測点数が少ない第2計測手段と
なる。またリン酸計47とリン酸手分析計測手段47a
と、リン酸計測補正部47bとにより計測システムが構
成される。
【0077】図8において、他の構成は図3に示す実施
の形態と略同一である。
【0078】本実施の形態によれば、リン酸量の計測に
おいて、簡便で計測点数の多いリン酸計47による計測
値を、計測結果の信頼性が高く計測点数が少ないリン酸
量手分析値との相関性を利用して補正することで、計測
点数が多いリン酸計計測値の絶対値の信頼性が向上す
る。
【0079】また、この補正されたリン酸計計測値をも
って凝集剤注入量の補正係数を算出することで、より精
度の高い効率的な凝集剤注入量の補正を行うことができ
る。
【0080】なお、図5および図6と、図7と、図8と
に各々示すアンモニア計45、硝酸計46、リン酸計4
7の代わりに、それぞれの計測地点における水質シミュ
レータを用いてアンモニア量、硝酸量、リン酸量の計測
予測値を求める計測予測手段を用いてもよい。
【0081】この場合はアンモニア量、硝酸量、リン酸
量の計測において、センサの設置が不要となり、シミュ
レータを用いてアンモニア量、硝酸量およびリン酸量の
計測予測値を計測予測手段により求め、これらの計測予
測値を計測結果の信頼性が高く計測点数が少ないアンモ
ニア量手分析値、硝酸量手分析値およびリン酸量手分析
値により補正する。このことにより計測点数が多いシミ
ュレータを用いた計測予測値の絶対値の信頼性が向上す
る。
【0082】また計測点数が多いシミュレータを用いた
計測予測値の信頼性が向上するため、より精度の高い効
率的な制御を行うことが可能となる。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、下水の負
荷変動要素として、流入量とアンモニア、硝酸およびリ
ン酸等の水質を考慮した下水処理制御を行うことがで
き、下水の窒素、リンをより効率的に除去することが可
能となる。また計測システムを簡便で計測点数の多い第
1計測手段と、信頼性が高く計測点数が少ない第2計測
手段と、計測補正部とから構成したので、簡便でかつ高
精度に水質の計測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における下水処理シ
ステムを示す概略図。
【図2】本発明の第2の実施の形態における下水処理シ
ステムを示す概略図。
【図3】本発明の第3の実施の形態における下水処理シ
ステムを示す概略図。
【図4】本発明の第4の実施の形態における下水処理シ
ステムを示す概略図。
【図5】本発明の第5の実施の形態における下水処理シ
ステムを示す概略図。
【図6】アンモニア計計測値の補正方法を示す図。
【図7】本発明の第6の実施の形態における下水処理シ
ステムの概略図。
【図8】本発明の第7の実施の形態における下水処理シ
ステムの概略図。
【図9】従来の下水処理システムを示す図。
【符号の説明】
10 下水処理システム 11 最初沈殿池 12 生物反応槽 13 最終沈殿池 15 曝気装置 16 散気装置 21 循環ポンプ 22 凝集剤注入機 40,50,60 制御装置 45 アンモニア計 46 硝酸計 47 リン酸計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 中 理 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 長 岩 明 弘 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 初 鹿 行 雄 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 岸 原 正 樹 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 4D028 AA08 AC01 BC18 BD08 BD16 CA00 CA09 CB03 CC01 CC04 CE03 4D040 BB05 BB07 BB57 BB65 BB91

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生物反応槽と、 生物反応槽内に配置された散気装置と、 散気装置に接続された曝気装置とを備え、 生物反応槽の入口に流量計を設けるとともに、生物反応
    槽内にアンモニア計を設け、 流量計からの信号に基づいて曝気風量を求めるととも
    に、この曝気風量をアンモニア計の計測値により補正し
    て曝気装置を制御する制御装置を設けたことを特徴とす
    る下水処理システム。
  2. 【請求項2】生物反応槽と、 生物反応槽内に配置された散気装置と、 散気装置に接続された曝気装置とを備え、 生物反応槽の入口に流量計を設けるとともに、生物反応
    槽内に硝酸計を設け、 流量計からの信号に基づいて曝気風量を求めるととも
    に、この曝気風量を硝酸計の計測値により補正して曝気
    装置を制御する制御装置を設けたことを特徴とする下水
    処理システム。
  3. 【請求項3】生物反応槽と、 生物反応槽の後段に設けられた最終沈殿池と、 生物反応槽内にリン酸と反応する凝集剤を注入する凝集
    剤注入機とを備え、 生物反応槽の入口に流量計を設けるとともに、最終沈殿
    池にリン酸計を設け、 流量計からの信号に基づいて凝集剤の注入量を求めると
    ともに、この注入量をリン酸計の計測値により補正して
    凝集剤注入機を制御する制御装置を設けたことを特徴と
    する下水処理システム。
  4. 【請求項4】生物反応槽と、 生物反応槽内の一側に配置された散気装置と、 散気装置に接続された曝気装置と、 生物反応槽内の散気装置が配置された一側と、散気装置
    が配置されていない他側との間に連結された循環ポンプ
    とを備え、 生物反応槽の入口に流量計を設けるとともに、生物反応
    槽内にアンモニア計と硝酸計を設け、 流量計からの信号に基づいて、循環ポンプ流量を求める
    とともに、この循環ポンプ流量をアンモニア計および硝
    酸計の計測値により補正して循環ポンプを制御する制御
    装置を設けたことを特徴とする下水処理システム。
  5. 【請求項5】簡便で計測点数の多い第1計測手段と、 第1計測手段と同一項目を計測し、信頼性が高く計測点
    数が少ない第2計測手段とを備え、 第1計測手段からの計測値を第2計測手段からの計測値
    で補正する計測補正部を設けたことを特徴とする計測シ
    ステム。
  6. 【請求項6】第1計測手段は自動計測手段からなり、 第2計測手段は手分析計測手段からなることを特徴とす
    る請求項5記載の計測システム。
  7. 【請求項7】計測補正部は予め内蔵された第1計測手段
    からの計測値と第2計測手段からの計測値との相関関数
    に基づいて、第1計測手段からの計測値を補正すること
    を特徴とする請求項5記載の計測システム。
  8. 【請求項8】下水処理場水質シミュレータを用いて計測
    予測値を求める計測予測手段と、 計測予測手段と同一項目を計測する手分析計測手段とを
    備え、 計測予測手段からの計測予測値を、手分析計測手段から
    の計測値で補正する計測補正部を設けたことを特徴とす
    る計測システム。
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