JP2001352491A - 撮像制御装置および撮像制御方法 - Google Patents

撮像制御装置および撮像制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間露出に伴って撮像素子の一部分に不要
電荷が増大することを防止する撮像制御装置および撮像
制御方法を提供。 【解決手段】 撮像素子12の出力アンプ部20は、撮像素
子12が通常の露出時間にて露光される場合には、電圧切
替回路40から第1電源による駆動電圧によって駆動さ
れ、また、撮像素子12が所定時間を超える長時間露出に
て露光される場合には、制御回路42から電圧切替回路40
に制御信号44が与えられて、その露出期間は、第1電源
の駆動電圧よりも低い第2電源の駆動電圧が出力アンプ
部20に供給されて駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子を駆動し
て被写界を撮像させる撮像制御装置および撮像制御方法
に係り、たとえば、長時間露光による撮像を行ってその
画像信号を生成させる撮像制御装置および撮像制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、銀塩写真フィルムを使用する
カメラにて夜景や夜空などの暗いシーンを撮影する場
合、シャッタ速度を遅くして、長い露光時間に設定した
り、高感度フィルムを使用する。CCD 撮像素子を有する
ディジタルスチルカメラでも同様に、カメラ内部の信号
の増幅率・ゲインを高く設定し、カメラとしての感度設
定を変更して撮影することにより、前述のような輝度レ
ベルの低い被写界を撮影するようにしていた。
【0003】しかしシャッタ速度を長くする場合には、
CCD 撮像素子に配設されたフォトダイオードでの電荷蓄
積時間が長いために、暗電流の蓄積が増大するという問
題があった。また、撮像信号に対するゲインを上げる場
合には、必要な画素信号のレベルとともにノイズレベル
も上昇し、結局はS/N の悪い画像信号が得られてしま
う。
【0004】このようなCCD チップの暗電流を低減する
ために、たとえば、特開平9-168118号公報には、電荷読
み出しパルス、水平駆動パルス、垂直駆動パルスおよび
リセットパルスを生成するパルス発生手段と、駆動手段
と、供給の有無を制御する制御手段とを備え、電荷読出
パルスの供給に対応して、駆動パルスおよびリセットパ
ルスの駆動手段への供給を制御する固体撮像装置が開示
されている。
【0005】この公報では、1/30秒程度の露光時間によ
ってフォトダイオードに電荷を蓄積させる際に、垂直駆
動パルス、水平駆動パルスおよびリセットパルスの固体
撮像装置への供給を停止して電荷転送を停止させること
により、発熱およびそれに伴う暗電流を低減する。逆に
1/60秒程度の露光を行う場合には、これら駆動を停止せ
ずに通常の駆動を継続する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
比較的短時間における電荷転送路および電荷検出器のノ
イズを駆動系のパルスを停止させることにより低減して
いた。しかし、前述の従来例では、露光期間では電荷転
送を停止させているので、その間、電荷転送路における
不要電荷を排出することができなかった。また、露光時
間がさらに長時間となると不要電荷もさらに増大してく
るが、その長時間露光期間中における電荷排出について
は何ら考慮されていなかった。したがって、夜景や星空
などを撮影する際、日中のときよりもさらに、たとえば
5EV以上の露光量を与えるために、数秒ないし10数秒以
上の長時間露光を行う場合には、電荷転送を停止させる
ような従来例を単純に採用することはできなかった。
【0007】このような従来技術を採用せずに長時間露
光を行った場合には、撮像素子内の電荷検出器が長時間
駆動されるので、電荷検出器の温度がさらに上昇し、そ
の周辺素子の温度も上昇する。このため、とくに電荷検
出器近傍の撮像領域におけるフォトダイオードでは、熱
による不要な電荷が、他の撮像領域のフォトダイオード
に較べて多く生成され、不要電荷が不均一となるという
問題が発生する。この長時間露光における不要電荷の生
成は、撮像領域におけるフォトダイオードと電荷検出器
との距離や撮像素子の構造等に応じて変化することが考
えられ、フォトダイオードの温度が上昇すると、暗電流
が増大し、受光量とは無関係の電荷が発生するものであ
る。
【0008】たとえば、露光時間が数秒、たとえば3秒
を超える長時間露光となる撮影条件にて、夜景や晴天の
夜空などのような全体の輝度レベルが低い領域を主体と
する被写界を撮像し、その画像信号を得る場合、撮影画
面のうち、電荷検出器が配設されている近傍では、露出
時間に応じて画素レベルが上昇し、白く浮いたり状況に
応じて不要色が発生したりする「カブリ」が目立って発
生し、良好な画質を得ることができなかった。露光時間
がさらに長時間化するとそのカブリの発生は顕著になっ
てくる。これは、夜間撮影に限らず、たとえば減光フィ
ルタを使用したり、小絞り設定したりして長時間露光を
行う場合についても同様である。したがって、従来の夜
間および星空撮影を行うための専用撮影装置では、ペル
チェ素子を使用して撮像素子を強制的に冷却することに
より、撮像素子の温度上昇を防ぎ、ノイズの少ない画像
を得ることが行われている。しかし、日中にも携行して
一般的に使用されるディジタルカメラに、そのような冷
却装置を搭載することは現実的ではない。
【0009】このような部分的なカブリの発生は、撮影
時の露出モードが自動露出モードであるか手動設定の露
出による撮影であるかに関係なく発生し、良好な画質を
維持するためには、撮像素子にて電荷が生成される「露
出時間」を短く制限することが行われていた。この場
合、夜間等の撮影にも適するカメラを提供することがで
きない。また、このような長時間露光によって発生する
不要な電荷を除去したり、撮像素子から読み出される画
素信号からその悪影響を除去することは、不要電荷が部
分的に生成されるので困難であった。このように従来で
は、長時間露光による、電荷検出を行う出力アンプの発
熱に伴う暗電流の部分的な増大、つまり、暗電流むらを
除去することは困難であった。
【0010】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、長時間露出に伴って部分的に不要電荷が増大する暗
電流むらを低減する撮像制御装置および撮像制御方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、受光量に応じた信号電荷を生成する複数
の受光素子を有する受光手段と、複数の受光素子にて生
成される信号電荷をそれぞれ垂直方向に転送する複数の
垂直転送手段と、複数の垂直転送手段からの信号電荷を
水平方向に転送する水平転送手段と、水平転送手段の信
号電荷を検出し、信号電荷に応じた電気信号を出力する
出力手段とを含む撮像素子を駆動する撮像制御装置にお
いて、この装置は、撮像素子を駆動する駆動手段と、撮
像素子にて信号電荷を生成させる露出時間を制御する第
1の制御信号を駆動手段に供給する制御手段と、出力手
段を駆動する電源電圧を第2の制御信号に応じて変更し
て出力手段に供給する切替手段とを含み、駆動手段は、
露出時間に受光手段にて生成される信号電荷を、水平転
送手段および垂直転送手段を介して出力手段に転送させ
るタイミング信号を生成する信号生成手段を有し、制御
手段は、撮像素子における露出時間に応じて、切替手段
を制御する第2の制御信号を切替手段に供給することを
特徴とする。
【0012】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、撮像面に結像される受光量に応じた信号電荷を生成
する受光手段と、信号電荷を転送する転送手段と、転送
手段の信号電荷を検出し信号電荷に応じた電気信号を出
力する出力手段とを含む撮像素子を制御して、被写界に
応じた画像信号を生成する撮像制御方法において、この
方法は、受光手段に対する露光時間が所定の長時間露光
であるか否かを判定し、長時間露光であると判定した場
合に撮像手段を駆動する駆動電圧を通常駆動の際よりも
下げた低電圧にて駆動し、露光時間に受光手段にて生成
された信号電圧を電気信号として読み出す際には、駆動
電圧を通常駆動の際の駆動電圧に復帰させて撮像素子を
駆動することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる撮像制御装置の実施例を詳細に説明する。図1に
は、本発明が適用された一実施例のディジタルカメラが
示されている。このカメラ10は、不図示の撮像レンズを
介して入射される被写界像を撮像素子12の撮像面に結像
させて、その光学像に応じた画像信号を出力する撮像装
置であり、1/1000秒から数10秒の広範囲な露出時間にて
撮影して、それぞれ良好な静止画像を得ることのできる
ディジタルカメラである。本実施例におけるカメラ10
は、1秒を超える長時間露出が行われる場合に、撮像素
子12に対する駆動電圧を下げるように制御することによ
り、長時間露光を行う場合であっても均一で良好な撮像
画像を得るように構成されている。なお、以下の説明に
おいて本発明に直接関係のない部分は、図示およびその
説明を省略し、また、信号の参照符号はその現われる接
続線の参照番号で表わす。
【0014】同図に示すように撮像素子12は、受光量に
応じた信号電荷を生成する複数のフォトダイオード14が
水平および垂直方向にアレイ状に配列され、生成した信
号電荷を垂直方向に転送する複数の垂直レジスタ16と、
垂直レジスタ16から転送される信号電荷を水平方向に転
送する水平レジスタ18と、水平レジスタ18の一端に接続
され、水平レジスタ18から転送される信号電荷を検出し
て信号電荷に応じた電気信号を出力する出力アンプ部20
とを含む固体撮像素子である。本実施例における撮像素
子12は、垂直および水平レジスタ16,18 が電荷結合素子
(CCD)にて形成されたCCD 撮像デバイスである。フォト
ダイオード14の上層には不図示のRGB 原色カラーフィル
タが所定のフィルタ配列にて形成されて、撮像素子12
は、RGB 点順次の画素信号を出力する。なお、フォトダ
イオード14の平面形状および配列は、正方画素の垂直お
よび水平配列に限らず、たとえば、多角形に形成された
フォトダイオードの画素をハニカム状に配列してもよ
い。撮像素子12は、駆動回路22から供給される垂直駆動
パルス30および水平駆動パルス32等の駆動信号に応じ
て、光電変換、電荷転送および電荷検出を行う。また、
出力アンプ部20は、駆動回路22より供給される駆動電圧
によって電荷検出動作を行う。
【0015】駆動回路22は、不図示の基準発振器にて生
成される基準クロックに基づいて、撮像素子12のフォト
ダイオード14にて生成される信号電荷を対応する垂直レ
ジスタ16にシフトさせるシフトパルス、垂直レジスタ16
および水平レジスタ18を駆動する電荷転送パルス、各レ
ジスタの転送路における電荷を掃き出す掃出信号、およ
び転送された信号電荷を電気信号として読み出す読出信
号の各種駆動信号を生成する。駆動回路22は生成したこ
れら駆動信号を撮像素子12に供給する。また、駆動回路
22は、相関二重サンプリングするためのフィードスルー
クランプパルスおよび信号出力クランプパルスや、撮像
信号の各画素を処理するための画素クロック等の各種タ
イミング信号を生成し、生成したタイミング信号を信号
処理回路50が接続された出力52から出力する。
【0016】駆動回路22は、制御回路42の制御に応じ
て、撮像素子12の被写界側に配設された不図示のメカニ
カルシャッタを駆動して開放および遮光させ、被写界か
らの入射光を撮像素子12に受光させ、さらに撮像素子12
における電荷蓄積時間をシフトパルスにより、制御に応
じた露出期間の信号電荷を撮像素子12に生成させる。
【0017】駆動回路22はさらに、撮像素子12を駆動す
る駆動電圧を制御する電圧切替回路40を備える。詳しく
は電圧切替回路40は、制御回路42から供給される制御信
号44に応動して、撮像素子12の出力アンプ部20を駆動す
る電源電圧を切り替えて駆動電圧を可変に変更する機能
を有する。電圧切替回路40には、電源回路46の第1電源
出力100 および第2電源出力102 が接続されている。電
圧切替回路40は、制御回路42から制御信号44が供給され
ると、第1電源出力100 を出力104 に接続した状態か
ら、第2電源出力102 を出力104 に接続する状態に切り
替える。この出力104 は、撮像素子12の出力アンプ部20
に接続され、出力アンプ部20は、入力104に印加される
駆動電圧により駆動されて、水平レジスタ18を転送され
る信号電荷を検出し、検出電荷に応じた電気信号を撮像
素子12の出力を構成する出力106 に出力する。
【0018】図2にはこの撮像素子12の出力部分の断面
図が示されている。同図に示すように撮像素子12は、シ
リコン基板上に形成された水平レジスタ18の一端に、浮
遊拡散層(FD)が形成され、リセットパルスRSによってリ
セットゲート(RG)がオンされると、浮遊拡散層にリセッ
ト電圧が印加され浮遊拡散層が所定の電位に設定され
る。出力パルスOGにより出力ゲートがオンされると、水
平レジスタ18を画素毎に転送された信号電荷が浮遊拡散
層に注入される。浮遊拡散層には、インピーダンス変換
を行うソースホロワが同一のシリコン基板上に形成され
ている。ソースホロワの第1トランジスタ200 は浮遊拡
散層に接続され、ゲートに入力される信号電荷に応じて
出力を第2トランジスタ202 のゲートに与える。第1お
よび第2トランジスタの各ソースには駆動電源の電圧VD
D が印加される。ソースホロワの出力 (OUT PUT)から
は、浮遊拡散層の電位に応じた電圧の画素信号が出力さ
れる。
【0019】このように本実施例ではソースホロワを駆
動する駆動電圧VDD が駆動回路22より第1および第2ト
ランジスタ200,202 のソースに供給され、電圧切替回路
40および制御回路42の電圧切替制御により、実際の露出
時間が所定の時間を超えた場合に、駆動電圧VDD が低電
電圧側に変化する。この結果、ソースホロワは低電圧に
て駆動されて、とくに長時間露出中に各トランジスタに
て発生する熱が低減される。ソースホロワの出力 (OUT
PUT)は、撮像素子12の出力106 を構成し、信号処理回路
50に接続されている。
【0020】駆動回路22にて生成される第1電源電圧VD
D は約16ボルトであり、この電圧で出力アンプ部20のソ
ースホロワを駆動することにより、所望の露出時間にて
生成される信号電荷に応じた画素レベルの電気信号を信
号処理回路50に出力する。また、第2電源電圧VDD はそ
れよりも低いたとえば3.3ボルトなどの約3ボルトであ
り、第2電源の電源電圧にてソースホロワが駆動される
間では、出力アンプ部20は、その動作を停止させずに、
水平レジスタ18から転送される不要電荷を排出する。
【0021】このように電圧切替回路40は、通常の撮像
期間、つまり露出時間では、約16ボルトの電源電圧を出
力アンプ部20に供給して駆動し、また、制御信号44が制
御回路42から与えられる長時間露出の期間では、約3ボ
ルトの電源電圧を出力アンプ部20に供給して駆動する。
なお、電圧切替回路40は電源回路46に含まれて、制御回
路42からの制御に応じた第1の電源または第2の電源を
出力アンプ部20に供給するようにしてもよい。また、電
圧切替回路40は、このように2段階の駆動電圧可変機能
を有するが、これに限らず、さらに複数種類の電圧を段
階的もしくは連続的に変更するように構成されていても
よい。この場合、長時間露出における露光時間の長短に
応じて、駆動電圧を通常の駆動電圧からより低下させる
と有利である。電源回路46は、端子48に接続される不図
示のバッテリやACアダプタからの直流電源から前述の第
1電源および第2電源の電源電圧をそれぞれ生成するほ
か、カメラ10の各部を駆動する直流電源を生成する回路
である。
【0022】制御信号44を生成する制御回路42は、操作
部54に対する操作に応じてカメラ10全体の動作を制御す
る機能を有するとともに、撮像素子12における露出時間
に応じて制御信号44を生成する。なお、制御回路42の詳
細な機能構成については後述する。
【0023】撮像素子12の出力106 に接続された信号処
理回路50は、 RGB点順次に入力される画素信号106 に対
しアナログおよびディジタルの各種信号処理を行う回路
である。信号処理回路50は、駆動回路22から供給される
タイミング信号に応動して、入力画素信号106 を相関二
重サンプリングする相関二重サンプリング(CDS) 回路
と、CDS 回路から出力される画素信号の所定レベルをク
ランプするクランプ回路と、画素信号を各画素タイミン
グにてディジタルの画像データに変換するアナログ・デ
ィジタル変換回路と、撮像素子12のカラーフィルタ配列
に応じて画像データの各色成分を分離する色分離回路
と、各色成分の色バランスや階調等の特性を補正処理す
る補正回路と、各色成分の画素値から輝度および色差に
て表されるYCデータを生成するYC変換回路とを含む。信
号処理回路50は、処理中の画像データおよび処理後の画
像データを接続線56を介して接続されたメモリ58に格納
させる。
【0024】メモリ58は、少なくとも1フレーム分の画
像データを蓄積する記憶領域を有する記憶回路であり、
この記憶領域は信号処理回路50における信号処理を実行
する際の作業領域にも使用される。たとえば、信号処理
回路50によって、画像データの画像サイズを変更処理
し、また、補正処理する場合に用いられる。メモリ58に
格納された画像データは出力60に出力される。
【0025】メモリ58の出力60に接続された出力回路62
は、メモリ58に蓄積されたYCデータを圧縮符号化する圧
縮符号化回路と、圧縮符号化されたデータを着脱可能な
メモリカードなどの情報記録媒体64に書き込む記録再生
制御回路とを含む。また、出力回路62は、出力66に接続
される表示装置や印刷装置などの画像出力装置や通信制
御装置に適する形式の画像情報を生成する。
【0026】制御回路42は、操作部54への操作状況に応
じて、被写界を撮影するための撮影モードおよび記録さ
れた画像データを再生する再生モード等を設定するモー
ド切替機能を有し、設定した動作モードに対応する処理
プログラムに基づいて各回路を制御するマイクロコンピ
ュータシステムである。操作部54には、不図示のレリー
ズ釦への第1ストロークおよび第2ストロークの押下操
作に応じた2段階の接続状態をとるシャッタスイッチが
配設され、第1ストロークおよび第2ストロークに応じ
たレリーズ信号をそれぞれ制御回路42に出力する。ま
た、操作部54には、前述の撮影モードや再生モードなど
を設定するためのモード設定ダイヤルを備え、ダイヤル
の設定位置に応じた設定情報を制御回路42に通知する。
【0027】制御回路42は、レリーズ釦への第1ストロ
ークにより、撮像画像データに基づく測光処理および測
距処理を行って、処理結果に応じた露出値と撮像レンズ
の焦点位置とを制御する撮像制御機能を有する。詳しく
は、制御回路42は、被写界を連続的に撮像し、複数フレ
ームの画像データを生成する動画モードにて撮像された
画像データの輝度レベルに基づいて、本撮影を行う静止
画モードにて使用する露出値を算出する。本実施例で
は、撮影モードにおいて、制御回路42は、レリーズ釦の
第1ストロークにより動画モードに移行し、第2ストロ
ークにより静止画モードに移行する。
【0028】制御回路42は、絞り値とシャッタ速度値と
の対応表から、算出された露出値に応じたシャッタ開放
時間、つまり露出時間を決定する。また、マニュアル露
出モードが操作部54より指示されている場合に制御回路
42は、操作部54にて手動設定されたシャッタ速度、つま
り露出時間を決定する。制御回路42は、第2ストローク
を検出すると、決定された露出時間の期間にシャッタを
開放し、その後シャッタを閉成させる撮像制御信号を生
成し、生成した撮像制御信号を駆動回路22に出力する。
本実施例では、メカニカルシャッタにより露出時間を調
節しているが、これに限らず、制御回路42および駆動回
路22は、たとえば、露光時間に応じたタイミングにて撮
像素子12における信号電荷の生成を制御し、生成された
信号電荷を読み出す電子シャッタ機能を有するものでも
よい。
【0029】本実施例における制御回路42は、所定の時
間を閾値として、たとえば1秒間を超えるシャッタ速度
による長時間の露出を行う場合に、駆動回路22に対し制
御信号44を出力し、シャッタ閉成までの間、出力アンプ
部20を通常電圧駆動から低電圧駆動するように制御す
る。シャッタ速度が1秒以下である場合には、制御回路
42は、制御信号44を出力せずに、出力アンプ部20を通常
電圧駆動させる。この閾値の時間は、長時間露出による
映像的な悪影響を無視することのできる一定時間に設定
され、本実施例では、出力アンプ部20の発熱がより伝達
される近傍のフォトダイオードにおける熱雑音が所定レ
ベル以下に収まる時間を表す閾値に設定される。
【0030】制御回路42は、静止画像の撮影に先立って
露出時間が判明している場合には、1秒を超える長時間
露出を行うか否かを判断してから露光制御を行う。制御
回路42は、長時間露出を行う場合に、前述の制御信号44
を駆動回路22に出力する。また、制御回路42は、撮影開
始時に露出時間が決定されていない場合などでは、露出
開始から閾値に応じた1秒が経過すると出力アンプ部20
を低電圧駆動させるための制御信号44を駆動回路22に出
力する。これは、露出時間の制御が制御回路42からの制
御とは独立して駆動回路22にて自動的に行われる場合に
有効である。たとえば、長時間露光中の被写界における
輝度変化が発生し、その輝度変化に追従して露出値を補
正する場合やバルブ撮影の際にこのような制御が行われ
るとよい。
【0031】以上のような構成で、本実施例におけるデ
ィジタルカメラ10の動作を図3および図4を参照して説
明する。モード設定ダイヤルにより設定された撮影モー
ドにおいて、レリーズ釦が半押しされて第1ストローク
が発生すると、シャッタスイッチの第1の接続状態に応
じたレリーズ信号が制御回路42に入力される。このレリ
ーズ信号に応動して制御回路42は、撮像素子12から出力
されて信号処理回路50にて処理された画像データに基づ
いて被写界の輝度レベルを測定する。制御回路42は、そ
の測定値に基づいて本撮影を行う際の露出値を決定し、
また、第2ストロークが発生した際に撮像素子12に撮像
させる露光設定時間TSおよび絞り値を露出値に応じて決
定する。また、マニュアル露出モードが設定されている
場合には、その設定内容に応じた露光設定時間TSが決定
される。
【0032】ここで、図4に示す時刻t1にて、レリーズ
釦に対する第2ストロークによってシャッタスイッチが
オンされ、これに応じたレリーズ信号が制御回路42にて
検出されるとステップS300に進む。制御回路42では、決
定された露光設定時間TSが、所定時間Tよりも長いか否
かが判定される。本実施例ではこの所定時間Tは1秒に
設定されており、露光設定時間TSが1秒よりも長く設定
されている場合はステップS302に進んで、制御回路42か
ら駆動回路22にシャッタの開放を指示する撮影制御信号
が与えられる。駆動回路22は、この撮影制御信号に応動
して撮像素子12を駆動する。このとき電圧切替回路40
は、16ボルトの第1の駆動電圧を出力104に出力して出
力アンプ部20を駆動する。駆動回路22では、フォトダイ
オードに残存する不要電荷を高速掃き出しし、時刻t2に
て各垂直および水平レジスタ16,18に残存する不要電荷
を転送する空転送が開始される。撮像領域内の電荷が排
出された時刻t3では、シャッタが開放に駆動されて露光
が開始される。次いでステップS304に進み、制御回路44
から電圧切替回路40に対し制御信号44が出力される。こ
の制御信号44が入力されると電圧切替回路40は、時刻t4
にて出力アンプ部20に供給する電源電圧を第1の電源か
ら第2の電源に切り替えて、16ボルトの第1電源電圧よ
りも低い3ボルトの第2電源電圧にて出力アンプ部20を
駆動する。この電圧は出力アンプ部20の各ソースホロワ
のソースに与えられる。
【0033】ステップS306では、シャッタが開放されて
から一定時間が経過したか否かが判定される。本実施例
ではこの一定時間を、露光設定時間TSよりも少し短い時
間に設定することにより、シャッタ閉成前、つまり露光
停止直前の時刻t5に、出力アンプ部20が16ボルトの第1
電源電圧にて駆動するように制御される。この一定時間
が経過したことが制御回路42にて判定されるとステップ
S308に進んで、制御回路42の制御によりシャッタが時刻
t6にて閉成され、露光時間が終了する。
【0034】一方、ステップS300において露光設定時間
TSが所定時間T以下であった場合には、ステップS310に
進んで、露光が開始され、露光設定時間TSが経過すると
ステップS308に進む。この場合、制御回路42は、制御信
号44を出力せず、電圧切替回路40は、第1駆動電源の16
ボルト一定電圧にて出力アンプ部20を駆動する。
【0035】ステップS308,S310 に続くステップS312で
は、時刻t6にて露光期間が終了すると露光停止状態とな
って、時刻t7のステップS314では、垂直レジスタ16およ
び水平レジスタ18に生成されている不要電荷の高速掃き
出しが開始される。ステップS316では、フォトダイオー
ド14にて生成された信号電荷が対応する垂直レジスタ16
にフィールドシフトされ、信号電荷の読出しが開始され
る(時刻t8)。各垂直レジスタ16は、垂直駆動パルス30
に応動して各画素位置の信号電荷を順次水平レジスタ方
向に転送する。水平レジスタ18では、各垂直レジスタ16
から転送される信号電荷を水平駆動パルス32に応動して
出力方向に順次転送し、各画素の信号電荷が出力アンプ
部20にて検出される。出力アンプ部20にて検出された信
号電荷は、その電荷量に応じた電気信号として出力106
に読み出されて、信号処理回路50に受光量に応じた電圧
の各画素の信号が入力される(ステップS316)。
【0036】信号処理部50に入力された画素信号は、相
関二重サンプリングの後、所定レベルがクランプされ
て、各画素タイミングの値がディジタルデータに変換さ
れる。
【0037】変換された画像データは、各色成分RGB に
色分離されて各色の色バランスや階調特性などが補正お
よび調整される。このように処理された画像データは、
輝度および色差のYCデータに変換されてメモリ58に格納
される。
【0038】メモリ58の蓄積画像データは出力回路62に
より、圧縮符号化処理を受けて、圧縮府符号化された画
像データは絞り値およびシャッタ速度の露出値等の撮影
情報を表すデータとともに、情報記録媒体64に書き込ま
れる。このとき制御回路42は、長時間露出にて駆動電圧
を変更した旨を表す付加情報を画像データに対応して情
報記録媒体64に記録し、他の通常撮影にて得られる画像
データとの区別を示すようにしてもよい。
【0039】以上説明した実施例では、露光設定時間TS
があらかじめ判明している場合における撮像制御ついて
説明したが、次に、撮影直前および撮影中に制御回路42
が、どの時点で露光が終了するのかを認識することがで
きないような露光時間が特定できない場合に有効な制御
機能構成について説明する。これは、露光終了が、たと
えばバルブ撮影を行なう場合のように操作部54への操作
指示に基づいて決定される場合や、撮像素子12および駆
動回路系を含む撮像ブロックが自立して撮像処理を行っ
て制御回路42にてその露光時間をあらかじめ認識するこ
とができない場合などに有利に適用される。この実施例
におけるディジタルカメラのブロック構成は、図1に示
した構成と同じ構成でよいので、その図示を省略し、異
なる部分について説明する。
【0040】本実施例における制御回路42は、以下のよ
うな機能構成および制御手順にて撮像制御を行い、現在
の露出時間が長時間露出であるか否かを判定しその判定
結果に従って駆動回路22に対する駆動電圧変更制御を行
う。制御回路42は、露光開始後に駆動電圧を低下させ、
シャッタの閉成、つまり露光終了を検出してから駆動電
圧を通常の電圧に復帰させる。
【0041】詳しくは、不図示のモード設定ダイヤルに
より撮影モードが設定された状態の図5に示すステップ
S500において、レリーズ釦への第1ストロークに続く第
2ストロークが発生すると、シャッタスイッチのオン状
態に応じたレリーズ信号が制御回路42にて検出される。
制御回路42では、このレリーズ信号に応動して駆動回路
22を起動し、不要電荷の高速掃き出し( 図6;時刻t1)
および空転送(時刻t2)が行われ、駆動回路22はシャッ
タを開放させて撮像素子12への露光を開始させる(時刻
t3)。この場合、駆動回路22は、時刻t1から継続して撮
像素子12の出力アンプ部20に対し、16ボルトの第1の駆
動電源電圧を供給している。この露光開始からの経過時
間が制御回路42内のタイマにて計時され、制御回路42
は、露光時間が一定時間TCを超えたか否かを判定する
(ステップS502)。本実施例ではこの一定時間TCは、長
時間露出が行われているか否かを判定する約1秒に設定
されている。
【0042】一定時間TCが経過していない場合にはステ
ップS504に進み、さらに露光停止状態であるか否かが制
御回路42にて判定される。ここで露光期間中であった場
合にはステップS502に戻る。また、ステップS502におい
て、露光時間が一定時間TCを超えたと判定されると(時
刻t4)ステップS506に進む。ステップS506では、制御回
路42から電圧切替回路40に対し制御信号44が与えられ、
駆動回路22は、時刻t5にて16ボルトの第1電源から3ボ
ルトの第2電源に切り替えて駆動電圧を下げることによ
り、出力アンプ部20が3ボルトにて駆動される。
【0043】ステップS504に進むと、シャッタが閉成さ
れた現在露光完了状態であるか否かが制御回路42にて判
定される。シャッタが閉成され時刻t6にて露光完了状態
であると判定されるとステップS508に進み、出力アンプ
部20への供給電圧を下げているか否かが判定される。こ
こで駆動電圧が下げている場合にはステップS510にてそ
の駆動電圧を切り替えて第1電源による電圧値に上昇さ
せる(時刻t7)。この結果、出力アンプ部20が第1電源
の16ボルトの駆動電圧にて駆動される。
【0044】こうして出力アンプ部20が第1電源の駆動
電圧にて駆動されると、ステップS512において、垂直お
よび水平レジスタ16,18 に残存する不要電荷の高速掃き
出しが時刻t8から開始され、続くステップS514では、フ
ォトダイオード14にて生成された信号電荷が対応する垂
直レジスタ16にフィールドシフトされて信号電荷の読出
しが開始される(時刻t9)。各垂直レジスタ16にシフト
された信号電荷は、垂直駆動パルス30に応動して順次水
平レジスタ方向に転送され、順次水平レジスタ18に移動
される。水平レジスタ18では、各垂直レジスタ16から転
送される信号電荷が水平駆動パルス32に応動して出力方
向に順次転送され、転送された各画素の信号電荷が出力
アンプ部20にて検出される。出力アンプ部20にて検出さ
れた信号電荷は、その電荷量に応じた電気信号として出
力106 に読み出されて、信号処理回路50に受光量に応じ
た各画素信号が入力される。これら画素信号は各種信号
処理が施されて最終的には情報記録媒体64に記録され
る。
【0045】以上説明したように、上記各実施例では、
撮像素子12への露光が開始されると、出力アンプ部20を
駆動する駆動電圧を低下させて駆動し、フォトダイオー
ド14にて生成された信号電荷を読み出す前に通常の駆動
電圧にて出力アンプ部20を駆動するように、駆動電圧を
復帰させている。このように、水平レジスタ18の信号電
荷を検出する出力アンプ部20に対する駆動を、長時間露
出が行われる場合に、より低い駆動電圧によって駆動す
るように制御しているから、出力アンプ部20における発
熱が、その駆動が長時間となっても抑制されて、長時間
露出によって撮影した画像に部分的なカブリが発生する
ことが防止される。したがって、数秒ないし数十秒以上
の長時間露出が行われる場合であっても、被写界からの
光にはよらずに部分的に生成される不要電荷を抑制し、
部分的な輝度むらのない良好な撮像画像を得ることがで
きる。
【0046】また、露光期間中には、各部分、とくに出
力アンプ部20の動作を完全に停止させることなく、第2
電源の駆動電圧によって出力アンプ部20が駆動されてい
るから、長時間露出の間、熱ノイズ等によって生成され
る不要電荷を継続して出力アンプ部20から排出させるこ
とができる。こうして出力アンプ部20の長時間駆動によ
る部分的な暗電流むらの発生を大幅に低減させることが
できる。
【0047】なお、バルブ撮影のようにシャッタ開放状
態を長時間維持して電荷蓄積を継続し、その間、手操作
等によって撮像レンズと被写界との間を遮光もしくは開
放して複数回の多重撮影を行う際にも、暗電流むらのな
い画像を得ることができる。なお、このような多重撮影
は、撮像レンズ前面を遮光する手操作に限らず、メカニ
カルシャッタを複数回、開閉制御して行うように構成さ
れていてもよい。
【0048】なお、以上説明した実施例は、リセットド
レーンRDへの供給電圧VRDとソース電圧VDDとが同一の電
圧である場合や、これら電圧が異なる場合のいずれであ
っても適用することができる。
【0049】たとえば、図2に示したようなリセットド
レーンRDに電源電圧VRDを供給するリード端子210をワイ
ヤボンディング等により接続し、ソースホロワに電源電
圧VDDを供給するリード端子212をワイヤボンディング等
により接続した撮像素子12を駆動する場合には、リセッ
トドレーンRDに対したとえば約16ボルトの電源電圧VRD
を印加した状態にて、制御信号44に応動してソースホロ
ワへの電源電圧VDDを0ボルトにすることにより、浮遊
拡散層FDをリセット電位VDDに設定する。このリセット
動作を継続させながら、出力アンプ20の発熱を防止する
ことができる。この場合、図1に示した駆動回路22にお
ける電圧切替回路40は、電源回路46の出力100をそのま
まの電源電圧で出力アンプ部20に供給する機能と、制御
信号44に応動して電源回路46の出力100を0ボルトの電
源電圧VDDとして出力アンプ部20に供給する機能とを含
む。
【0050】したがって、このような撮像素子12を使用
する場合には、電源切替回路40は、出力アンプ20を駆動
するソース電圧VDDをオン/オフする機能を含み、撮像
素子12の出力アンプ部20に接続された電源供給用のリー
ドを制御信号44に応動して16ボルトまたは0ボルトに制
御するとよい。なお、リセットドレーンRDに対する電源
供給は、別端子を経由して、前述の実施例と同様の約16
ボルトの電源電圧VRDを制御信号44の状態によらず撮像
素子12に供給することにより、撮像素子12のフォトダイ
オード14や電荷転送路16,18の動作を停止させずに駆動
した状態にて、出力アンプ部20のソース電流のみを遮断
させてソースホロワの動作を停止させ、長時間露光時に
おける出力アンプ部20での発熱を防止することができ
る。
【0051】また、図7に示す撮像素子12のように、リ
セットドレーンRDに電源電圧VRDを供給する端子と、ソ
ースホロワへ電源電圧VDDを供給する端子とを共通化し
たリード端子214をワイヤボンディング等により接続し
た撮像素子12の場合には、そのリード端子214に対し
て、約16ボルトおよびそれよりも低い電圧のたとえば約
3ボルトへの電圧切替を行なって、フォトダイオード14
および各電荷転送路16,18の動作を停止させることな
く、出力アンプ部20を制御信号44に応動して低電圧駆動
する。この場合もリセットパルスRSによってリセット動
作は継続する。
【0052】このように本発明は、出力アンプ部20を駆
動する駆動電圧として、ソースホロワに印加する電源電
圧VDDを通常の駆動状態における電圧から、0ボルトを
含む低い電圧に切り替えることにより、所定時間以上の
露光時における出力アンプ部20での発熱を抑制または防
止することができる。
【0053】この発熱防止および抑制のために電源電圧
を切り替えるタイミングを規定する所定時間は、図3お
よび図5に示した実施例では1秒が設定されたが、これ
に限らず、撮像素子12の構造やサイズ、また、その駆動
周波数や撮像素子12を駆動する電源源電圧、さらには、
要求される画像品質等に応じて、たとえば0.5秒〜1.0秒
の範囲や1秒〜3秒の範囲といった異なる時間が決定さ
れる。
【0054】また、暗電流の増加に影響する環境温度を
検出する検出回路を設けて、その検出温度に応じて、環
境温度が所定温度よりも下降すると所定時間を長く設定
したり、環境温度が上昇すると所定時間をより短く設定
するように制御タイミングを可変することができる。こ
の場合、たとえばディジタルカメラ10の使用環境として
想定した、使用上の環境温度上限付近の温度環境にて使
用される場合であって、暗電流による不要電荷の発生が
顕著に表われる場合などには、所定時間を0秒と設定し
て、露光期間中全般にわたって出力アンプ部20の駆動を
抑制または停止させることができる。
【0055】
【発明の効果】このように本発明によれば、所定時間を
超える長時間露光が行われる場合であっても、電荷検出
を行う出力手段の発熱の影響による部分的な温度上昇が
低減され、各受光素子の温度を均一な温度に維持するこ
とができるから、撮像信号における部分的な輝度むら、
カブリ等が発生することが防止され、長時間露出による
撮影画像を良好なものとすることができる。したがっ
て、夜間撮影や小絞り設定による撮影などにおいても、
より開放時間の長いスローシャッタを切ることができ、
長時間のバルブ撮影を行なっても部分的な画質低下が防
止される。したがって、高速シャッタ速度から低速シャ
ッタ速度まで幅の広い撮影条件にて撮影を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたディジタルカメラの一実施
例を示すブロック図である。
【図2】撮像素子の出力部分の構成例を示す図である。
【図3】実施例におけるディジタルカメラの撮影動作を
示すフローチャートである。
【図4】ディジタルカメラの撮影動作を示すタイミング
チャートである。
【図5】他の実施例におけるディジタルカメラの撮影動
作を示すフローチャートである。
【図6】図5に示す実施例におけるディジタルカメラの
撮影動作を示すタイミングチャートである。
【図7】撮像素子の出力部分の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 ディジタルカメラ 12 撮像素子 14 フォトダイオード 18 水平レジスタ 20 出力アンプ部 22 駆動回路 40 電圧切替回路 42 制御回路 50 信号処理回路 58 メモリ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光量に応じた信号電荷を生成する複数
    の受光素子を有する受光手段と、前記複数の受光素子に
    て生成される信号電荷をそれぞれ垂直方向に転送する複
    数の垂直転送手段と、前記複数の垂直転送手段からの信
    号電荷を水平方向に転送する水平転送手段と、前記水平
    転送手段の信号電荷を検出し、該信号電荷に応じた電気
    信号を出力する出力手段とを含む撮像素子を駆動する撮
    像制御装置において、該装置は、 前記撮像素子を駆動する駆動手段と、 前記撮像素子にて前記信号電荷を生成させる露出時間を
    制御する第1の制御信号を前記駆動手段に供給する制御
    手段と、 前記出力手段を駆動する電源電圧を第2の制御信号に応
    じて変更して前記出力手段に供給する切替手段とを含
    み、 前記駆動手段は、前記露出時間に前記受光手段にて生成
    される信号電荷を、前記水平転送手段および垂直転送手
    段を介して前記出力手段に転送させるタイミング信号を
    生成する信号生成手段を有し、 前記制御手段は、前記撮像素子における露出時間に応じ
    て、前記切替手段を制御する前記第2の制御信号を前記
    切替手段に供給することを特徴とする撮像制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記切
    替手段は、前記電源電圧を、前記出力手段からの電気信
    号を撮像信号として利用するための第1の電圧から、該
    第1の電圧よりも低い電圧値の第2の電圧に変更して前
    記出力手段に供給することを特徴とする撮像制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、前記切
    替手段は、前記露出時間の完了直前に前記電源電圧を第
    2の電圧から第1の電圧に変更して前記出力手段に供給
    することを特徴とする撮像制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の装置において、前記切
    替手段は、前記露出時間が終了すると前記電源電圧を第
    2の電圧から第1の電圧に変更して前記出力手段に供給
    することを特徴とする撮像制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の装置において、前記制
    御手段は、操作に応じて露光時間を開始および終了させ
    るバルブ撮影を制御する手段を含み、前記露光時間の終
    了を検出すると、前記駆動手段を制御し、 前記駆動手段は、前記制御手段の制御を受けて、前記電
    源電圧を第2の電圧から第1の電圧に戻して前記出力手
    段に供給することを特徴とする撮像制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の装置において、前記駆
    動手段は、前記第2の電圧の電源電圧によって、前記撮
    像手段における不要電荷を排出させることを特徴とする
    撮像制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置において、前記制
    御手段は、被写界を撮像するための露出値に応じた前記
    露光時間を決定し、該露光時間に応じたタイミングに
    て、第2の制御信号を前記切替手段に供給し、前記出力
    手段を低電圧駆動させることを特徴とする撮像制御装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、前記制
    御手段は、前記露光時間が所定時間よりも長い長時間露
    出が行われる場合に、第2の制御信号を前記切替手段に
    供給することを特徴とする撮像制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の装置において、前記所
    定時間は、露光開始からほぼ1秒間であることを特徴と
    する撮像制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の装置において、前記
    制御手段は、前記撮像素子より出力される画素信号に基
    づいて露出値を決定する露出値決定手段を含み、該制御
    手段は、決定される露出値に応じて前記撮像素子に対す
    る露光時間を制御することを特徴とする撮像制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の装置において、前記
    制御手段は、前記撮像素子に対する露光開始から所定時
    間が経過すると、第2の制御信号を前記切替手段に供給
    することを特徴とする撮像制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の装置において、前記
    制御手段は、前記第2の制御信号を前記切替手段に供給
    した後、前記撮像素子における露出時間が終了すると、
    前記出力手段を駆動する電圧を元の駆動電圧に復帰させ
    ることを特徴とする撮像制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の撮像制御装置と、 前記撮像素子と、 操作に応じたレリーズ信号を出力する操作手段と、 前記撮像素子より出力される画素信号を処理して出力す
    る処理手段とを含み、 前記制御手段は、前記レリーズ信号に応動して前記駆動
    手段を制御することを特徴とする撮像装置。
  14. 【請求項14】 撮像面に結像される受光量に応じた信
    号電荷を生成する受光手段と、前記信号電荷を転送する
    転送手段と、該転送手段の信号電荷を検出し該信号電荷
    に応じた電気信号を出力する出力手段とを含む撮像素子
    を制御して、被写界に応じた画像信号を生成する撮像制
    御方法において、該方法は、 前記受光手段に対する露光時間が所定の長時間露光であ
    るか否かを判定し、長時間露光であると判定した場合に
    前記撮像手段を駆動する駆動電圧を通常駆動の際よりも
    下げた低電圧にて駆動し、前記露光時間に前記受光手段
    にて生成された信号電圧を前記電気信号として読み出す
    際には、前記駆動電圧を通常駆動の際の駆動電圧に復帰
    させて前記撮像素子を駆動することを特徴とする撮像制
    御方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の方法において、前
    記長時間露光であると判定した場合に前記出力手段を駆
    動する駆動電圧を前記低電圧に変更することを特徴とす
    る撮像制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の方法において、前
    記長時間露光であると判定した場合に、前記露光時間が
    終了する直前に前記駆動電圧を前記低電圧から通常の駆
    動電圧に復帰させることを特徴とする撮像制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の方法において、前
    記長時間露光であると判定した場合に、前記露光時間が
    終了すると前記駆動電圧を前記低電圧から通常の駆動電
    圧に復帰させることを特徴とする撮像制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載の方法において、前
    記露光時間を自動露出制御により決定することを特徴と
    する撮像制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項14に記載の方法において、前
    記露光時間を、操作に応じたマニュアル設定にて決定す
    ることを特徴とする撮像制御方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の方法において、前
    記露光時間の終了を検出してから、前記駆動電圧を前記
    低電圧から通常の駆動電圧に復帰させることを特徴とす
    る撮像制御方法。
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