JP2001352004A - 回路基板及びその製造方法並びに半導体装置 - Google Patents
回路基板及びその製造方法並びに半導体装置Info
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Abstract
い、例えば数百MHz以上の高性能LSIにおける電源
ノイズを十分に除去するのに有効であり、しかも低コス
ト、高信頼性の半導体装置を提供する。 【解決手段】 インターポーザ2は、表面から裏面へ貫
通する複数のスルービア11を有し、半導体基板1上に
ハンダ18により接続されており、スルービア11のピ
ッチ間に、スルービア11と並行して、即ちインターポ
ーザ2の表面と垂直な方向に少なくとも2層以上の電極
が誘電体膜を介して積層されてなるキャパシタ12が形
成されている。
Description
製造方法並びに半導体装置に関し、特にコンピュータ、
ワープロ、通信機器等の高周波で動作するLSIを使用
する電子機器において、LSIと回路基板との間に配置
する回路基板(インターポーザ)を主な対象とする。
により、スイッチングノイズによる誤動作の問題が大き
くなっている。このノイズを吸収するため、電源系に、
いわゆるデカップリングキャパシタを挿入する技術が案
出されており、LSIの周辺に個別のデカップリングキ
ャパシタを配置する方法が一般に用いられている。
波数が数百MHzにまで高くなると、配線のインダクタ
ンス成分が影響するため、デカップリングキャパシタを
更にLSIの近傍に配置する必要がある。また、LSI
の微細化、高密度化の進展により、キャパシタの容量も
高い値が要求されている。
せるために、配線を囲む絶縁材に低い誘電率が要求され
ている。
タの低インダクタンス化を狙い、LSI内部に高誘電率
材によるキャパシタを内蔵させるキャパシタ内蔵LSI
が考えられているが(日経エレクトロニクスNo.58
1.1993,p.77)、LSIプロセスに高誘電率
材を取り入れるために製造コストが高く、歩留りの低下
を来し、更には充分な容量が得られない等の問題があ
る。
にキャパシタを内蔵してなるキャパシタ内蔵基板が考え
られているが(特開平8−213760号公報)、製造
コストの大幅な増加とともに、基板単位の大面積キャパ
シタによる信頼性を確保することが困難となる等の問題
がある。
アを有するインターポーザを配置し、その表面に薄膜キ
ャパシタを設けてなる薄膜キャパシタ内蔵のインターポ
ーザも考えられているが(特開平4−21191号公
報)、充分な容量が得られない等の問題がある。
を通すとともに、信号線の周囲のみを低誘電率材で囲む
構造も考えられているが(特開平11−251172号
公報)、低インダクタンス、大容量が得られるものの、
製造プロセスが複雑で高価となる。
における電源ノイズの低減化を図る様々な工夫がなされ
ているものの、各々無視し得ない欠点を有しており、更
なる改善が待たれる現況にある。
たものであり、比較的簡易な構成により、駆動周波数の
高い、例えば数百MHz以上の高性能LSIにおける電
源ノイズを十分に除去するのに有効であり、しかも低コ
スト、高信頼性の回路基板及び半導体装置、更には極め
て容易且つ正確に前記回路基板を作製することを可能と
する好適な方法を提供することを目的とする。
の結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
スルービアを有する回路基板を対象とし、前記スルービ
アのピッチ間に、前記スルービアと略並行して少なくと
も2層以上の電極が積層されてなるキャパシタを備えて
構成される。この回路基板においては、スルービアのピ
ッチ間という領域を有効利用し、回路基板が小さく、当
該領域が狭くとも、スルービアに沿って高さ方向にキャ
パシタの形成領域を広く確保し、電極を多層に積層する
ことで大容量を得ることができる。
セラミックフィラーを樹脂に分散してなる材料から形成
する。これにより、更に大きなキャパシタ容量を得るこ
とができる。
のセラミックスフィラーを分散させた樹脂に形成する。
これにより、スルービアの信号伝搬に対するキャパシタ
の影響が緩和され、信号伝搬遅延が抑制される。
導体基板上に半導体素子を設ける際のインターポーザと
して用い、半導体装置を構成する。この場合、当該イン
ターポーザが小さいものであっても前述の如く大容量を
得ることができ、更には半導体素子の近傍にキャパシタ
が位置することからインダクタンスが低く押さえられる
ため、高周波駆動の半導体素子を適用してもインピーダ
ンスの増加を招くことなく電源ノイズの発生を抑止し、
信頼性の高い半導体装置が実現する。
1の誘電体フィルムの表面に少なくともスルービアとな
る配線パターンを形成するとともに、第2の誘電体フィ
ルムの表面に少なくともキャパシタの電極となる電極パ
ターンを形成する。続いて、第1の誘電体フィルムと、
少なくとも2層以上の第2の誘電体フィルムとを交互に
積層して積層体を形成した後、この積層体をスライス加
工して、個々の回路基板を切り出す。
のセラミックスフィラーを分散させた低誘電率樹脂フィ
ルムとし、第2の誘電体フィルムは、高誘電率セラミッ
クフィラーを分散させた高誘電率樹脂フィルムとするこ
とが好適である。
体から複数の回路基板を切り出すため、生産性・量産性
が極めて高く、安価に高精度且つ高性能の回路基板を作
製することができる。更にこの方法では、通常のビア穴
開け工程がなく、フィルムへのパターン形成だけでスル
ービアを形成するため、単純形状でないスルービアでも
容易且つ正確に形成することができ、必要があれば、直
線形状のみならず曲線や折れ線等の所望形状とすること
も可能である。
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本例では、回路基板をインターポーザとして用いる半導
体装置について例示する。
成を示す概略断面図である。この半導体装置は、半導体
基板1上にインターポーザ2を介して所定の半導体素子
の形成された半導体チップ(LSI)3が接続されてな
るものである。
する複数のスルービア11を有し、半導体基板1上にハ
ンダ18により接続されており、これらスルービア11
を通じてLSI3の半導体素子と半導体基板1とが電気
的に接続されている。半導体基板1の下部には接続用の
ピン19が設けられている。更に、スルービア11のピ
ッチ間に、スルービア11と並行して、即ちインターポ
ーザ2の表面と垂直な方向に少なくとも2層以上の電極
が誘電体膜を介して積層されてなるキャパシタ12が形
成されている。
す。ここで、図2(a)はインターポーザ2の平面図で
あり、図2(b)が図2(a)中矢印Aで示すA断面、
図2(c)が同様にB断面、図2(d)が同様にC断
面、図2(e)が同様にD断面、図2(f)が同様にE
断面、図2(g)が同様にF断面をそれぞれ示す。
3と高誘電率材14が交互に積層されており、低誘電率
材13にスルービア11、高誘電率材14にキャパシタ
12がそれぞれ形成されている(図2(a)参照)。
v、接地(グランド)用ビア11Gv、電源用ビア11
Vvが順次繰り返して形成され、インターポーザ2の表
面に信号パッド11Sp、グランドパッド11Gp、電
源パッド11Vpが形成されてなるものであり、これら
により高誘電率材14を介して信号伝搬用ビア11Sv
が並ぶS列、グランド用ビア11Gvが並ぶG列、電源
用ビア11Vvが並ぶV列が形成される(図2(a)、
図2(d)参照)。
及び電源電極12Veが交互に高誘電率材14からなる
誘電体膜を介して積層され、グランド電極12Geの引
き出し電極12Gp、電源電極12Veの引き出し電極
12Vpが設けられ、G列においてはグランド電極12
Geと引き出し電極12Gpが(図2(c)参照)、V
列においては電源電極12Veと引き出し電極12Vp
が(図2(b)参照)、それぞれ接続されて構成されて
いる。
Gvとグランド電極12Geとを接続する上部電極15
が(図2(f)参照)、電源用ビア11Vvと電源電極
12Veとを接続する上部電極16が(図2(g)参
照)それぞれ形成され、これにより、各キャパシタ12
が接続されることになる。
ッド11Gp、電源パッド11Vpのみが露出するよう
に、これらパッド上を除くインターポーザ2の表面に絶
縁層17が形成されている。
ついて説明する。
は図1(e)に、図3(b)は図1(f)、図3(c)
は図1(g)にそれぞれ相当する。ここでは、グランド
電極12Ge及び電源電極12Veの上下に引き出し電
極12Gp及び引き出し電極12Vpが設けられ、これ
に伴ってG列においてはグランド用ビア11Gvとグラ
ンド電極12Geとを接続する上部電極15及び下部電
極31が、電源用ビア11Vvと電源電極12Veとを
接続する上部電極16及び下部電極32がそれぞれ形成
されている。
(a)に相当する。ここでは、G列及びV列において、
上部電極15,16が分離しており、これに伴って各キ
ャパシタ12の接続が分離される。
は図1(a)に、図5(b)は図1(g)にそれぞれ相
当する。ここでは、グランド用ビア11Gv及び電源用
ビア11Vvを隣接する低誘電率材13間で千鳥状に配
置し、それに伴い、引き出し電極12Gp同士及び引き
出し電極12Vp同士がそれぞれ接続されるように上部
電極15,16及び絶縁層17が形成されている。
導体素子の種類やレイアウト、インターポーザ2の設置
部位等の様々なバリエーションに応じて適用して好適で
ある。更には、これらの例のみならず、例えばインター
ポーザ2の表面や裏面に、キャパシタ12の電極とパッ
ドとを結ぶ表面電極以外の配線層を設けても良い。ここ
で、信号線を通す場合は、キャパシタ12の高誘電率材
14の影響を低減するため、グランド層、絶縁層を設け
ると良い。
ービア11のピッチ間という領域を有効利用し、インタ
ーポーザ2が小さく、当該領域が狭くとも、スルービア
11に沿って高さ方向にキャパシタ12の形成領域を広
く確保し、電極を多層に積層することで大容量を得るこ
とができる。更にはLSI3の近傍にキャパシタ12が
位置することからインダクタンスが低く押さえられるた
め、高周波駆動のLSIを適用してもインピーダンスの
増加を招くことなく電源ノイズの発生を抑止し、信頼性
の高い半導体装置が実現する。
に、キャパシタ12を高誘電率材14に形成するため、
スルービア11の信号伝搬に対するキャパシタ12の影
響が緩和されるとともに、更に大きなキャパシタ容量を
得ることができる。
ポーザ2の製造方法について図6を用いて説明する。先
ず、低誘電率フィルム21及び高誘電率フィルム22を
用意する。低誘電率フィルム21は、低誘電率材13か
らなるものであり、低誘電率のセラミックス粉末をフィ
ラーとして分散させた樹脂として構成してもよい。他
方、高誘電率フィルム22は、高誘電率のセラミックス
粉末をフィラーとして分散させた樹脂フィルムであり、
押し出し成形、ロール成形などにより形成する。
部又は全面に、蒸着法又はスパッタ法等により、後にス
ルービア11となる配線パターン23を形成する。他
方、高誘電率フィルム22の表面の一部又は全面に、同
様に蒸着法又はスパッタ法等により、後にグランド電極
12Geとなる電極パターン24又は電源電極12Ve
となる電極パターン25を形成する。
低誘電率フィルム21間に複数枚の高誘電率フィルム2
2を積層して挟み込み、これを1単位として複数単位を
重ね合わせる。ここで、前記1単位において、図示の例
では、後にV列を構成する電極パターン24の形成され
た高誘電率フィルム22と、同様にG列を構成する電極
パターン24の形成された高誘電率フィルム22とを交
互に重畳して多層構造とする。
れた低誘電率フィルム21及び高誘電率フィルム22を
プレスして圧着して積層体26を作製する。
26に切断(ダイシング)によるスライス加工を施し、
個別切断体27を切り出す。そして、図6(d)に示す
ように、各々の個別切断体27の表面に信号パッド11
Sp、グランドパッド11Gp、電源パッド11Vpを
形成するとともに、絶縁層17及び上部電極15,16
をそれぞれ形成し、インターポーザ2を完成させる。
ド、エポキシ、フェノール樹脂など、通常の回路基板に
使用される樹脂で良く、更にシリカフィラーなどのセラ
ミックフィラーを混ぜることにより、誘電率や熱膨張係
数、耐熱性、機械強度などを調整しても良い。
としては、PMN−PT(PbMgNbO3−PbTi
O3)等のPb系セラミックス、BTZ(BaTiZr
O3)、BST(BaSrTiO3)、STO(SrTi
O3)、BT0(BaTiO3)、Ta2O5等の酸化物
セラミックスが適している。樹脂材は、低誘電率フィル
ムと同じ材料でも良く、より高い誘電率の樹脂でも良
い。
としては、Cu,Cr,Ni等が良く、メッキや蒸着、
スパッタ、イオンプレーティングなどで成膜後、パター
ニングするのが一般的である。
6から複数の個別切断体26を切り出すため、一枚の積
層体26から多数個のインターポーザ11を採ることが
可能であり、生産性・量産性が極めて高く、安価に高精
度且つ高性能のインターポーザ2を作製することができ
る。更にこの方法では、通常のビア穴開け工程がなく、
低誘電体フィルム21へのパターン形成だけでスルービ
ア11を形成するため、単純形状でないスルービアでも
容易且つ正確に形成することができ、必要があれば、直
線形状のみならず曲線や折れ線等の所望形状とすること
も可能である。
容量を得るためには、高誘電率フィルム22の十分高い
誘電率を確保することが重要である。複合材料たる高誘
電率材の誘電率は、以下の(1)式及び図7のように表
される。 logE=vlogEc+(1−v)logEp …(1) E :フィルムの誘電率 V :高誘電率セラミックスフィラーの体積分率 Ec:高誘電率セラミックスフィラーの誘電率 Ep:樹脂の誘電率
ラーの体積分率の増大に伴い、誘電率は指数関数的に増
加する傾向にある。従って高い誘電率を得るためには、
高誘電率のセラミックスフィラーの体積分率を高くする
必要があり、十分な誘電率を確保するには、当該体積分
率を50%以上、好ましくは60%以上とすることが好
ましい。
いほど成形性に優れる一方で、内部歪み等の影響が増加
して誘電率が低下してしまう。従って、成形性及び誘電
率の双方を確保する観点から、平均粒径は0.1μm以
上、10μm以下とすることが好ましい。
るための諸実施例を例示する。
ンターポーザ2を作製した。平均粒径1μm程度のシリ
カ粉末とエポキシ樹脂からなる厚み10μm程度のフィ
ルムをフィルム成形機にて成形し、低誘電率フィルム2
1とした。他方、平均粒径0.5μm程度のBTZ(B
aTiZrO3)系粉末とエポキシ系樹脂からなる厚み
5μm程度のフィルムをフィルム成形機にて成形し、高
誘電率フィルム22とした。BTZの体積分率は65%
である。シリカの体積分率は55%である。
ティングにより0.5μm程度の厚みに成膜し、所望の
パターンにエッチングした。これらのフィルムを所定の
積層順で位置合わせ積層し、熱問ブレスにより一体化し
た後、ダイシングソーにより切断、個別化した後、Cr
/Ni/Auの表面電極をイオンプレーティング成膜
し、ポリイミドの保護膜を形成して、インターポーザ2
とした。
が10×10×1mm、スルーホール11のピッチが2
00μm程度であり、容量は4.6μF、等価インダク
タンスは20pH以下であった。
MOS−LSIを1GHzで駆動させた場合の電源ノイ
ズを、図8に示す比較形態の半導体装置と比較した。こ
の比較形態の半導体装置は、半導体基板101上にスル
ーホール111の形成された従来のインターポーザ10
2を介してLSI103を設け、インターポーザ102
に対してキャパシタ112を外付けしてなるものであ
る。当該比較の結果、本実施例の半導体装置では比較形
態に比して実装面積及びスイッチングノイズを共に1/
2以下とすることができた。
rTiO3)系セラミックス、電極材にNiメッキを用
い、実施例1と同様にインターポーザ2を作製した。作
製したインターポーザ2は、外形が20×20×1m
m、スルーホール11のピッチが200μm程度、キャ
パシタ層厚が10μm程度であり、1つのインターポー
ザ2内にキャパシタ12が16個ある構成となってい
る。容量は各0.5μmで合計8μFであった。また、
等価インダクタンスは20PH以下であった。
MOS−LSIを1GHzで駆動させた場合の電源ノイ
ズを、実施例1と同様に図8に示す半導体装置と比較し
たところ、実装面積及びスイッチングノイズを共に約1
/2以下とすることができた。
て記載する。
のスルービアを有する回路基板であって、前記スルービ
アのピッチ間に、前記スルービアと略並行して少なくと
も2層以上の電極が積層されてなるキャパシタを備える
ことを特徴とする回路基板。
高誘電率セラミックフィラーを樹脂に分散してなる材料
からなることを特徴とする付記1に記載の回路基板。
前記高誘電率セラミックフィラーを50体積%以上含む
ことを特徴とする付記2に記載の回路基板。
ラーは、Pb系セラミックス又は酸化物セラミックスで
あることを特徴とする付記2に記載の回路基板。
ラーの平均粒径が0.1μm〜10μmであることを特
徴とする付記2に記載の回路基板。
は、前記表面、前記裏面又はこれら両面において前記ス
ルービアの一部と接続されていることを特徴とする付記
1に記載の回路基板。
間に挿入されるインターポーザとして用いられることを
特徴とする付記1に記載の回路基板。
は、Cu,Ni,Crから選ばれた少なくとも1種を主
成分とする材料からなることを特徴とする付記1に記載
の回路基板。
のセラミックスフィラーを分散させた樹脂に形成されて
いることを特徴とする付記1に記載の回路基板。
面に少なくともスルービアとなる配線パターンを形成す
る工程と、第2の誘電体フィルムの表面に少なくともキ
ャパシタの電極となる電極パターンを形成する工程と、
前記第1の誘電体フィルムと、少なくとも2層以上の前
記第2の誘電体フィルムとを交互に積層して積層体を形
成する工程と、前記積層体をスライス加工して、個々の
回路基板を切り出す工程とを備え、前記回路基板は、前
記第1の誘電体フィルムに形成され表面から裏面へ貫通
する複数の前記スルービアを有し、前記スルービアのピ
ッチ間に、前記スルービアと略並行して少なくとも2層
以上の前記電極がそれぞれ前記第2の誘電体フィルムを
介して積層されてなるキャパシタを備えるように作製さ
れることを特徴とする回路基板の製造方法。
は、低誘電率のセラミックスフィラーを分散させた低誘
電率樹脂フィルムであり、前記第2の誘電体フィルム
は、高誘電率セラミックフィラーを分散させた高誘電率
樹脂フィルムであることを特徴とする付記10に記載の
回路基板の製造方法。
は、前記高誘電率セラミックフィラーを50体積%以上
含むことを特徴とする付記11に記載の回路基板の製造
方法。
ィラーは、Pb系セラミックス又は酸化物セラミックス
であることを特徴とする付記11に記載の回路基板の製
造方法。
ィラーの平均粒径が0.1μm〜10μmであることを
特徴とする付記11に記載の回路基板の製造方法。
ーザを介して半導体素子が設けられてなる半導体装置で
あって、前記インターポーザは、表面から裏面へ貫通す
る複数のスルービアを有しており、前記スルービアのピ
ッチ間に、前記スルービアと略並行して少なくとも2層
以上の電極が積層されてなるキャパシタを備えることを
特徴とする半導体装置。
は、高誘電率セラミックフィラーを樹脂に分散してなる
材料からなることを特徴とする付記15に記載の半導体
装置。
は、前記高誘電率セラミックフィラーを50体積%以上
含むことを特徴とする付記16に記載の半導体装置。
ィラーは、Pb系セラミックス又は酸化物セラミックス
であることを特徴とする付記16に記載の半導体装置。
ィラーの平均粒径が0.1μm〜10μmであることを
特徴とする付記16に記載の半導体装置。
は、前記表面、前記裏面又はこれら両面において前記ス
ルービアの一部と接続されていることを特徴とする付記
15に記載の半導体装置。
は、Cu,Ni,Crから選ばれた少なくとも1種を主
成分とする材料からなることを特徴とする付記15に記
載の半導体装置。
率のセラミックスフィラーを分散させた樹脂に形成され
ていることを特徴とする付記15に記載の半導体装置。
り、駆動周波数の高い、例えば数百MHz以上の高性能
LSIにおける電源ノイズを十分に除去するのに有効で
あり、しかも低コスト、高信頼性の回路基板及び半導体
装置、更には極めて容易且つ正確に前記回路基板を作製
する提供することができる。
断面図である。
ターポーザの詳細な構造を示す模式図である。
示す模式図である。
示す模式図である。
示す模式図である。
ターポーザの製造方法を示す概略斜視図である。
クスフィラーの含有率と高誘電率フィルムの誘電率との
関係を示す特性図である。
構成を示す概略断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 表面から裏面へ貫通する複数のスルービ
アを有する回路基板であって、 前記スルービアのピッチ間に、前記スルービアと略並行
して少なくとも2層以上の電極が積層されてなるキャパ
シタを備えることを特徴とする回路基板。 - 【請求項2】 半導体素子と半導体基板との間に挿入さ
れるインターポーザとして用いられることを特徴とする
請求項1に記載の回路基板。 - 【請求項3】 第1の誘電体フィルムの表面に少なくと
もスルービアとなる配線パターンを形成する工程と、 第2の誘電体フィルムの表面に少なくともキャパシタの
電極となる電極パターンを形成する工程と、 前記第1の誘電体フィルムと、少なくとも2層以上の前
記第2の誘電体フィルムとを交互に積層して積層体を形
成する工程と、 前記積層体をスライス加工して、個々の回路基板を切り
出す工程とを備え、 前記回路基板は、前記第1の誘電体フィルムに形成され
表面から裏面へ貫通する複数の前記スルービアを有し、
前記スルービアのピッチ間に、前記スルービアと略並行
して少なくとも2層以上の前記電極がそれぞれ前記第2
の誘電体フィルムを介して積層されてなるキャパシタを
備えるように作製されることを特徴とする回路基板の製
造方法。 - 【請求項4】 前記第1の誘電体フィルムは、低誘電率
のセラミックスフィラーを分散させた低誘電率樹脂フィ
ルムであり、前記第2の誘電体フィルムは、高誘電率セ
ラミックフィラーを分散させた高誘電率樹脂フィルムで
あることを特徴とする請求項3に記載の回路基板の製造
方法。 - 【請求項5】 半導体基板上にインターポーザを介して
半導体素子が設けられてなる半導体装置であって、 前記インターポーザは、表面から裏面へ貫通する複数の
スルービアを有しており、前記スルービアのピッチ間
に、前記スルービアと略並行して少なくとも2層以上の
電極が積層されてなるキャパシタを備えることを特徴と
する半導体装置。
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