JP2001349454A - 逆止弁および逆止弁の使用方法 - Google Patents

逆止弁および逆止弁の使用方法

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JP2001349454A JP2000171466A JP2000171466A JP2001349454A JP 2001349454 A JP2001349454 A JP 2001349454A JP 2000171466 A JP2000171466 A JP 2000171466A JP 2000171466 A JP2000171466 A JP 2000171466A JP 2001349454 A JP2001349454 A JP 2001349454A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆流を完全に防止し、騒音も少なくかつ耐久
性のある逆止弁を提供し、さらに逆止弁の機能が損なわ
れる前にその傾向の予知,すなわち逆流の検知のできる
逆止弁の使用方法を提供することである。 【解決手段】 流体入口2を備えた弁本体3と流体出口
4を備えた蓋部材5とにより弁室6を画成し、この弁室
6内に流体の流れる方向に移動自在な弁体7を設け、こ
の弁体7が弾性部材と非弾性部材を重ね合わせた構成で
あることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体の逆流を防
止する逆止弁および逆止弁の使用方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】流体を使用する機器において、通常、そ
の流体の流れを制御するとき、各種の弁が用いられてい
る。これらの弁としては、たとえば仕切り弁,電磁弁,
電動弁,三方弁,定流量弁,逆止弁等がある。特に流体
の逆流を防止するとき、その機器単体で,すなわち外部
からの制御信号や制御手段によることなく、逆流を防止
する機器として、前記逆止弁が多く設けられている。こ
の逆止弁にもその構造により各種のタイプのものがあ
り、たとえばリフト式,スィング式,インライン式等が
ある。これらの逆止弁は、使用される設備あるいは配管
の状況に応じ、それぞれ適したものが選択されて用いら
れる。
【0003】たとえば、ボイラ等の給水系統に用いる給
水配管には、給水およびボイラ缶水の逆流を防止するた
めの逆止弁が設けられている。ところで、ボイラ缶水の
圧力は高く,かつ高温であるので、安全の面から、また
前処理機器の耐温度の面から、ボイラ缶水の逆流に対し
ては万全の対策が必要である。そのため、従来、逆止弁
の漏れ,すなわち逆流を防止するために、前記各種の異
なるタイプの逆止弁を組み合わせたり、複数の逆止弁を
直列に接続して配置することが行われる。
【0004】また、それぞれのタイプの逆止弁の弁座に
当接する弁部材についても、各種の材料を用いて逆流の
防止を行なっている。たとえば、ゴムシールなどの,所
謂弾性部材によるシールを用いたり、メタルシールと一
般的に言われている,所謂金属同士(非弾性部材同士)
のシール方法がある。ここにおいて、前記弾性シールの
部材のみによる逆止弁は、耐圧力が低く、また耐久性も
不足していた。前記メタルシールのみのときは、小さな
ゴミが前記弁座と弁体のシール部材との間に挟まるこ
と,所謂ゴミ噛みにより、簡単にシール性が損なわれ逆
流が起こり易い問題がある。また、このメタルシール構
造の逆止弁では、前記ゴミ噛みが発生しても、つぎに流
体が流れたときに前記ゴミが流されてしまうと、逆流の
再現性が失われ、逆流の起こる原因の追求もできなくな
る。
【0005】そして、前記メタルシール構造のときは、
この逆止弁の閉止時の衝撃も大きく、耐久性と騒音の問
題がある。さらに、逆止弁の機能が損なわれる前にその
傾向を予知することは、複数の逆止弁の間に設けた圧力
計等で検出することは行われているが、個々の逆止弁単
体での予知は困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、逆流を完全に防止し、騒音も少なくかつ
耐久性のある逆止弁を提供し、さらに逆止弁の機能が損
なわれる前にその傾向の予知,すなわち逆流の検知ので
きる逆止弁の使用方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、流体入口を備えた弁本体と流体出口を備えた
蓋部材とにより弁室を画成し、この弁室内に流体の流れ
る方向に移動自在な弁体を設け、この弁体が弾性部材と
非弾性部材を重ね合わせた構成であることを特徴として
いる。
【0008】請求項2に記載の発明は、流体入口を備え
た弁本体と流体出口を備えた蓋部材とにより弁室を画成
し、この弁室内に流体の流れる方向に移動自在な弁体を
設け、この弁体を弾性部材と非弾性部材を重ね合わせて
形成し、前記弾性部材に当接する第一弁座と前記非弾性
部材に当接する第二弁座とを前記弁本体に設け、前記第
一弁座と前記第二弁座との間に弁間室を設けたことを特
徴としている。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記弁体の弁軸
にスリーブ部を備えた前記弾性部材を嵌合し、このスリ
ーブ部に前記非弾性部材を嵌合したことを特徴としてい
る。
【0010】さらに、請求項4に記載の発明は、前記弁
間室の圧力検出手段を設け、この圧力検出手段により検
出される前記弁間室の圧力変化に基づいて、流体の逆流
の検知を行うことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。この好適な実施例として、前記インラ
イン式の逆止弁に適用して説明する。請求項1に記載の
発明においては、この発明の逆止弁は、流体入口を備え
た弁本体と流体出口を備えた蓋部材とにより弁室を画成
し、この弁室内に流体の流れる方向に移動自在である弾
性部材と非弾性部材を重ね合わせた構成の弁体を設け、
前記弁体を前記流体入口側に付勢する圧縮バネを設けた
構成としている。
【0012】そして、請求項2に記載の発明において
は、前記弁本体は、たとえば金属や合成樹脂の非弾性部
材により筒状に成形されており、前記弁本体の外壁には
前記蓋部材と接合する本体接続部と、この筒の内壁に入
口隔壁を設け、この入口隔壁の中心部に流体入口を開口
している。そして、弾性部材により構成された弁(以
下、「第一弁」と云う)と当接する第一弁座を備えてい
る。さらに、非弾性部材により構成された弁(以下、
「第二弁」と云う)と当接する第二弁座とを備えてい
る。そして、これらの両弁座は、前記第一弁座が、前記
第二弁座より外周側になるように,かつ前記第二弁座よ
り下流側になるように配置され、前記弁本体に設けられ
ている。そして、前記第一弁座と前記第二弁座との間に
緩衝の役割を果たす弁間室を設けている。ここにおい
て、前記弁本体の筒の外形は円筒形状あるいは多角形の
筒形状でもよい。
【0013】一方、前記蓋部材は、たとえば金属や合成
樹脂の非弾性部材を前記弁本体の外壁において接合する
接続部と出口隔壁とを備えた筒状に成形し、前記出口隔
壁の中心部に流体出口を開口している。そして、前記弁
本体と前記蓋部材を接合することにより前記弁本体内に
前記弁室が画成される。ここにおいて、前記蓋部材の筒
の外形は前記弁本体と同様である。
【0014】また、前記弁体は、弾性部材と非弾性部材
を重ね合わせた構成である。すなわち、前記弁室内にお
いて、流体の流れ方向に移動自在な円板形状で、前記第
一弁と前記第二弁を重ね合わせて形成されている。前記
第一弁の円板部の片側には前記第一弁座と当接する第一
シール部が設けられている。前記第二弁の円板部の片側
には前記第二弁座と当接する第二シール部が設けられて
いる。前記第一弁は、その円板形状の外径を前記第二弁
の円板形状の外径より大きく構成し,かつ前記第二弁よ
り下流側へ配置されている。そして、この両弁の中心部
に小径の弁軸を配置し,所謂独楽の形の弁体を構成して
いる。
【0015】そして、前記弁室内へ前記弁体の第二弁の
円板部が前記流体入口側になるように挿入し、前記弁軸
を入口ガイドおよび出口ガイドのそれぞれの軸受部に貫
通させ、流路の中心に配置している。このとき、前記第
一弁の円板部の出口側に当接するように前記圧縮バネを
挿入する。その後、前記蓋部材の蓋接続部を適宜の手段
(たとえば,螺合する,フランジをボルトで締結等)で
前記弁本体の外壁に接合し、逆止弁の組立が完了する。
【0016】ここで、前記弁間室についてさらに詳細に
説明する。前記第一弁座と前記第二弁座との間には緩衝
の役割を果たす隙間である弁間室を設けている。この弁
間室は,所謂環状で前記第二弁座の外周に沿って、かつ
前記第一弁座の内周側に形成されている。そして、その
横断面形状は略凹部に形成されている。さらに、その横
断面形状は、この逆止弁を通過する流体の流量により、
半丸や三角および台形形状等に適宜形成することができ
る。また、通過する流体の流量が少量のときは、凹部状
とすることなく、単に前記第二弁の外周端部と前記第一
弁座および前記第一弁で囲まれる断面が略三角形状の環
状隙間でもよい。
【0017】そして、請求項3に記載の発明についてさ
らに詳細に説明する。前記第一弁と前記第二弁を前記弁
体の弁軸上に配置し、前記弁軸に、スリーブ部を一体形
成した前記第一弁を嵌合している。さらに、前記スリー
ブ部の外径より少し小さい内径の軸穴を中心部に設けた
前記第二弁を前記スリーブ部へ嵌合し、前記両弁をそれ
ぞれの片面同士が密着するように重ね合わせている。す
なわち、このスリーブ部は弾性部材であるので、前記軸
穴が小さくても前記スリーブ部を押圧することにより嵌
合できる。
【0018】前記構成の逆止弁の作用を説明する。給水
時においては、前記流体入口から流入した給水の流体圧
に基づいて、前記弁体が前記流体出口側へ前記圧縮バネ
の付勢力に抗して移動し、給水は前記流体出口側へ流出
する。すなわち、この弁体が移動することにより、前記
弁体と前記両弁座との当接が解除され、前記弁体の外周
の隙間を流体が通過し、給水が前記流体出口から流出す
る。
【0019】また、前記流体入口からの給水が停止する
と、前記圧縮バネが復帰し、前記弁体は前記流体入口の
方へ移動する。そして、まず下流側に配置されている前
記第一弁の前記第一シール部が前記第一弁座に当接す
る。このとき、前記第一弁は弾性部材であるので、当接
による衝撃音は少ない。ついで、前記第二弁の前記第二
シール部が前記第二弁座に当接する。そして、流路を二
段で完全に封鎖する。したがって、前記流体出口側から
の給水の逆流を阻止することができる。さらに、ボイラ
缶水の逆流も防止できる。
【0020】すなわち、流体入口側からの給水供給が停
止中においては、前記弁体は、前記圧縮バネの作用によ
り、また出口側の配管内の圧力が入口側より高いとき
は、その差圧により前記両弁座に圧接されて、前記流体
出口側からの給水およびボイラ缶水の逆流を阻止する。
この弁体の移動は、前記弁軸が前記両ガイドの両軸受部
で支持されているので、スムーズに流体の流れ方向に,
すなわち正流,逆流の両方向へ移動することができる。
【0021】ここで、前記弁間室の作用についてさらに
詳細に説明する。この弁間室は,緩衝の役割を果たす隙
間である。すなわち、逆流の発生するときにおいて、ま
ず前記第一弁が前記第一弁座に当接することにより、前
記弁間室が前記凹部形状とともに区画形成される。そし
て、前記第二弁と前記第二弁座とが当接する間に、それ
らの隙間から少しずつ流体が入口側へ漏洩することによ
り、前記弁間室の容積が少しずつ減少する,すなわち緩
衝の役割を果たすことになる。これにより、前記第二弁
が前記第二弁座に激しく衝突しなくなる。すなわち、耐
久性が向上するとともに衝撃音も減少する。
【0022】そして、前記スリーブ部の作用についてさ
らに詳細に説明する。前記第二弁は、前記スリーブ部の
弾性により前記スリーブ部を介して、前記第一弁と密着
される。また、このスリーブ部は、その内周部で前記弁
軸からの漏れをシールする役割も兼ねている。すなわ
ち、前記第一弁は前記第一シール部と前記スリーブ部と
を一体に形成することにより、流体の逆流を防止する役
割と前記弁軸からの漏れを防止する役割の2つの役割を
果たしている。そして、前記スリーブ部の作用により特
別の漏れ対策を必要としないので、前記弁体のコストも
低減できる。
【0023】さらに、請求項4に記載の発明について詳
細に説明する。前記弁間室の圧力を検出するこの逆止弁
の使用方法の説明をする。すなわち、前記弁間室の圧力
を検出する手段,すなわち前記弁間室に通ずる管路およ
び圧力センサを設け、前記圧力検出手段により検出され
る前記弁間室の圧力変化に基づいて、流体の逆流の検知
を行うものである。また、前記入口隔壁に通ずる圧力セ
ンサを設け、それとの差圧を検出し、所定の差圧が発生
すると、逆流のおそれがあるとの検知を行ってもよい。
【0024】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。好適な実施例として、前記インラ
イン式の逆止弁に適用して説明する。図1は、この発明
を実施した逆止弁の実施例の構成を概略的に示す給水作
動時の断面説明図であり、図2は、図1の左側面図であ
る。
【0025】図1および図2において、この発明に係る
逆止弁1は、流体入口2を備えた弁本体3と流体出口4
を備えた蓋部材5とにより弁室6を画成し、この弁室6
内に流体の流れる方向に移動自在な弁体7を設けるとと
もに、前記弁体7を前記流体入口2側へ付勢する圧縮バ
ネ8を設けた構成としている。
【0026】この実施例では、前記弁本体3は、たとえ
ば金属や合成樹脂の非弾性部材を所定径の円筒に成形
し、前記弁本体3の外周壁には前記蓋部材5と接合する
本体接続部9と、この円筒の内周壁に入口隔壁10を設
け、この入口隔壁10の中心部に前記流体入口2を開口
している。前記入口隔壁10には接続のための螺子部
(符号省略)を形成している。前記入口隔壁10の外側
には配管作業のときに工具で固定し易くするために六角
の形状としたナット部(符号省略)を形成している。そ
して、前記弁本体3は、その出口側において、後述する
第一弁11および第二弁13とそれぞれ当接する第一弁
座12および第二弁座14の2つの弁座を備えている。
【0027】ここで、前記第一弁座12は、前記第二弁
座14より外周側に配置され,かつ前記第二弁座14よ
り下流側へ配置されている。そして、前記第一弁座12
の形状は,所謂すり鉢状のあたり面を持つように、前記
弁体7の弁軸18に対して所定の角度をもたせて形成さ
れている。前記第二弁座14のあたり面は、前記弁軸1
8に対して直角に形成されている。
【0028】そして、前記第一弁座12と前記第二弁座
14との間には、緩衝の役割を果たす隙間である弁間室
15を設けている。この弁間室15は、所謂環状で前記
第二弁座14の外周に沿って前記第一弁座12の内周側
に形成されている。そして、その横断面形状は、略凹部
状に形成されている。
【0029】一方、前記蓋部材5は、たとえば金属や合
成樹脂の非弾性部材を前記弁本体3の外周壁において接
合する蓋接続部16と出口隔壁17とを備えた円筒に成
形し、前記出口隔壁17の中心部に前記流体出口4を開
口している。前記出口隔壁17には、接続のための螺子
部(符号省略)を形成している。前記出口隔壁17の外
側には、六角の形状としたナット部(符号省略)を形成
している。そして、前記弁本体3と前記蓋部材5を前記
本体接続部9と前記蓋接続部16で接合することによ
り、前記弁本体3内および前記蓋部材5内に前記弁室6
が画成される。
【0030】つぎに、前記弁体7の説明をする。前記弁
体7は、弾性部材と非弾性部材を重ね合わせた構成であ
る。すなわち、前記弁室6内において、流体の流れ方向
に移動自在な円板形状の弾性部材でつくられた第一弁1
1と非弾性部材でつくられた第二弁13とを重ね合わせ
て形成されている。この円板形状の両弁11,13の中
心部に小径の前記弁軸18を貫通させて配置し,所謂独
楽の形の弁体を構成している。
【0031】そして、前記弁室6内において、前記第二
弁13が前記流体入口2側になるように挿入し、前記弁
軸18を入口ガイド19と出口ガイド20のそれぞれの
入口軸受部21,出口軸受部22に貫通させ、前記弁室
6内の中心,すなわち前記流体入口2から前記流体出口
4へ至る流路の中心に配置している。このとき、前記圧
縮バネ8を、前記第一弁11の円板部の出口側の片面に
設けた凹部23と、前記出口ガイド20の間に、前記弁
軸18を貫通させ挿入する。その後、前記蓋接続部16
にパッキン24を挟み込んで螺合することにより、前記
本体接続部9と接合し、前記逆止弁1の組立が完了す
る。
【0032】ここで、前記弁体7について、図3に基づ
いて、さらに詳細に説明する。図3は、前記弁室6内に
配置される部品を説明するための部品展開斜視図であ
る。前記弁体7は、前記第一弁11,前記第二弁13,
前記弁軸18およびこれらを固定するためのプッシュナ
ット25により構成される。
【0033】さて、前記第一弁11は、円板形状であ
る。そして、前記第一弁座12の前記あたり面に当接す
る部分(すなわち、前記第一弁11の片面の肩の部分)
を面取りし、円錐形状の第一シール部26を形成してい
る。さらに、前記第一弁11は、流体入口側の片面の中
央部には、スリーブ部27を一体形成している。そし
て、前記スリーブ部27および前記第一弁11には第一
軸穴28を貫通させて設ける。また、流体出口側の片面
の中央部には、前記凹部23が一体形成されている。こ
の第一弁11は、弾性材料であるゴム等をプレス整形し
て作られている。
【0034】つぎに、前記第二弁13は、前記第一弁1
1より小径の円板形状である。そして、前記第二弁座1
4に当接する部分(すなわち、前記第二弁13の片面の
部分)には、平板形状の第二シール部29を形成してい
る。さらに、中央部には第二軸穴30を設ける。この第
二弁13は、非弾性材料である金属等をプレス加工して
作られている。
【0035】そして、前記弁軸18は、中央部を太くし
た二段階の棒状に形成し、前記両弁11,13の固定と
前記入口ガイド19に貫通させるための小径の入口軸部
31と、前記両弁11,13の出口側での固定および前
記圧縮バネ8のガイドとなる中央軸部32と、前記出口
ガイド20に貫通させるための小径の出口軸部33とを
形成している。
【0036】さらに、前記プッシュナット25は、中央
部に第三軸穴34を備え、その第三軸穴34の周囲は、
弾性力を備えた板バネ(符号省略)で構成されている固
定具である。
【0037】ここで、前記弁体7の組み付けについて説
明する。前記第一弁11と前記第二弁13を前記弁軸1
8上に配置し、前記入口軸部31に前記スリーブ部27
を嵌合し、さらに前記スリーブ部27に前記スリーブ部
27の外径より少し小さい内径の前記第二軸穴30を嵌
合している。すなわち、前記第二弁13は、前記スリー
ブ部27の弾性により、前記スリーブ部27を介して、
前記第一弁11と密着される。そして、前記スリーブ部
27の内周部は、前記弁軸18と密着される。このと
き、前記第一弁11の出口側の片面の中央部は、前記中
央軸部32の段差端面(符号省略)と前記凹部23にお
いて密着される。よって、前記弁軸18と前記両弁1
1,13とは完全に密着され、嵌合軸部からの漏れは生
じない。
【0038】そして、前記プッシュナット25を前記入
口軸部31に嵌合させることにより、前記両弁体11,
13を前記中央軸部32の太くなっている入口側の前記
段差端面に押し付け、挟み込んで固定する。前記プッシ
ュナット25は、前記板バネの力により前記入口軸部3
1に固定され逆戻りすることなく、かつ前記板バネの力
により前記両弁体11,13を前記段差端面へ押し付け
続け、外れることはない。
【0039】すなわち、前記弁体7は、所謂独楽の形に
組み立てられ、前記圧縮バネ8を前記中央軸部32の外
周へ配置し、前記両ガイド19,20の前記両軸受部2
1,22に貫通し、前記弁室6へ設けられている。ここ
で、この弁体7は、流体の流れ方向へ,すなわち給水時
は出口側へ、逆流時は入口側へ移動することができる。
その移動できる範囲は、前記両ガイド19,20の配置
により規制される。
【0040】前記入口ガイド19は、三つ又形状に形成
され、その三つ又の隙間から流体の通過が可能である。
また、前記入口ガイド19は、前記弁体7を前記流路の
中央部に保持するために、その中央部には、前記入口軸
受部21を設けている。そして、その周縁部には爪部3
5を3ヶ所設けている。この各爪部35を前記入口隔壁
10に設けた入口溝部36に嵌め込み固定する。そし
て、同様に前記出口ガイド20も前記出口隔壁17に設
けた出口溝部37に嵌め込み固定する。
【0041】さらに、前記弁間室15の圧力を検出する
手段について説明する。前記弁間室15に通ずる第一管
路38および圧力センサ取付口39を設けている。そし
て、圧力センサ(図示省略)により検出される前記弁間
室15の圧力を判定器(図示省略)にて所定の設定値と
比較する。その比較値に基づいて、流体の逆流の検知を
行う構成としている。また、前記入口隔壁10に通ずる
第二管路40および圧力センサ(図示省略)を設け、入
口の圧力を検出することもできる。
【0042】つぎに、前記構成の逆止弁の作用を説明す
る。前記構成の逆止弁によれば、給水時においては、図
1に示す位置に前記弁体7は移動する。すなわち、前記
流体入口2から流入した給水の流体圧に基づいて、前記
弁体7が前記流体出口4側へ前記圧縮バネ8の付勢力に
抗して移動し、給水は前記流体出口4側へ流出する。す
なわち、この弁体7が移動することにより、前記弁体7
と前記両弁座12,14との当接が解除され、前記弁体
7の外周の環状隙間41を流体が通過し、給水が前記流
体出口4から流出する。
【0043】また、前記流体入口2からの給水が停止す
るときの説明を図4および図5に基づいて説明する。図
4は、前記圧縮バネ8が復帰し、前記弁体7が前記流体
入口2の方へ移動したときの説明図である。そして、下
流側に配置されている前記第一弁11の前記第一シール
部26が前記第一弁座12に当接した状態を示したもの
である。
【0044】ついで、図5は、前記弁体7がさらに前記
流体入口2の方へ移動し、前記第二弁13の前記第二シ
ール部29が前記第二弁座14に当接したときの説明図
である。このとき、弾性材料でつくられた前記第一弁1
1は、前記第一弁座12へさらに押圧されることにな
り、弾性変形し、より一層前記第一シール部26と前記
第一弁座12が圧接されることになる。さらに、この弾
性変形により衝撃音も少なくなる。この弾性変形をし易
くするための逃げ代42が前記第一弁11の出口側片面
に環状に形成されている。そして、前記流路を前記両弁
座12,14の二段で完全に封鎖する。したがって、前
記流体出口4側からの給水の逆流を阻止することができ
る。したがって、ボイラ缶水の逆流も防止できる。
【0045】すなわち、前記弁体7は、前記圧縮バネ8
の作用により、また前記流体出口4側の配管内の圧力が
前記流体入口2側より高いときは、その差圧にもより前
記両弁座12,14に圧接されて、前記流体出口4側か
らの給水およびボイラ缶水の逆流を阻止する。この弁体
7の移動は、前記弁軸18が前記両ガイド19,20の
両軸受部21,22で支持されているので、スムーズに
流体の流れ方向へ,すなわち正流,逆流の両方向へ移動
することができる。
【0046】ここで、前記弁間室15の作用についてさ
らに詳細に説明する。この弁間室15は、緩衝の役割を
果たす隙間である。すなわち、逆流の発生するときにお
いて、まず前記第一弁11が前記第一弁座12に当接す
ることにより、前記弁間室15が前記凹部形状とともに
区画形成される。そして、前記第二弁13と前記第二弁
座14とが当接する間に、それらの隙間から少しずつ流
体が入口側へ漏洩することにより、前記弁間室15の容
積が少しずつ減少する。これにより、前記第二弁13が
前記第二弁座14に激しく衝突しなくなる。すなわち、
耐久性が向上するとともに衝撃音も減少する。
【0047】そして、前記スリーブ部27の作用につい
てさらに詳細に説明する。前記弁軸18に嵌合した前記
スリーブ部27に、前記スリーブ部27の外径より少し
小さい内径の前記第二軸穴30を中心部に設けた前記第
二弁13をさらに嵌合している。すなわち、前記第二弁
13は、前記スリーブ部27の弾性により前記スリーブ
部27を介して、前記弁軸18と密着される。よって、
このスリーブ部27は前記第二弁13の固定とともに、
前記弁軸18からの漏れに対してもシール性を確保して
いる。
【0048】さらに、前記弁間室15の圧力を検出する
この逆止弁の使用方法の説明をする。すなわち,前記弁
間室15に通ずる第一管路38および圧力センサ(図示
省略)を設け、この圧力検出手段により検出される前記
弁間室15の圧力変化を検出し、この弁間室15の圧力
が、前記流体出口4側の圧力に近くなれば、流体の逆流
のおそれがあるとの検知を行うものである。すなわち、
前記第二弁13により、逆流は防止されてはいるが、前
記第一弁11は逆流していることが検知できるものであ
る。また、前記入口隔壁10に通ずる前記第二管路40
および圧力センサ(図示省略)を設け、それとの差圧を
検出し、所定の差圧が発生すると逆流のおそれがあると
の検知を行ってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、二段で逆流を完全に防止し、騒音も少なくかつ耐久
性のある逆止弁を提供し、さらに逆止弁の機能が損なわ
れる前にその傾向の予知,すなわち逆流の検知のできる
逆止弁の使用方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した逆止弁の実施例の構成を概
略的に示す給水作動時の断面説明図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の弁室内に配置される部品を説明するため
の部品展開斜視図である。
【図4】この発明を実施した逆止弁の実施例の構成を概
略的に示す逆流初期作動時の断面説明図である。
【図5】この発明を実施した逆止弁の実施例の構成を概
略的に示す逆流防止作動時の断面説明図である。
【符号の説明】
2 流体入口 3 弁本体 4 流体出口 5 蓋部材 6 弁室 7 弁体 8 圧縮バネ 12 第一弁座 14 第二弁座 15 弁間室 18 弁軸 27 スリーブ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体入口2を備えた弁本体3と流体出口
    4を備えた蓋部材5とにより弁室6を画成し、この弁室
    6内に流体の流れる方向に移動自在な弁体7を設け、こ
    の弁体7が弾性部材と非弾性部材を重ね合わせた構成で
    あることを特徴とする逆止弁。
  2. 【請求項2】 流体入口2を備えた弁本体3と流体出口
    4を備えた蓋部材5とにより弁室6を画成し、この弁室
    6内に流体の流れる方向に移動自在な弁体7を設け、こ
    の弁体7を弾性部材と非弾性部材を重ね合わせて形成
    し、前記弾性部材に当接する第一弁座12と前記非弾性
    部材に当接する第二弁座14とを前記弁本体3に設け、
    前記第一弁座12と前記第二弁座14との間に弁間室1
    5を設けたことを特徴とする逆止弁。
  3. 【請求項3】 前記弁体7の弁軸18にスリーブ部27
    を備えた前記弾性部材を嵌合し、このスリーブ部27に
    前記非弾性部材を嵌合したことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の逆止弁。
  4. 【請求項4】 前記弁間室15の圧力検出手段を設け、
    この圧力検出手段により検出される前記弁間室15の圧
    力変化に基づいて、流体の逆流の検知を行うことを特徴
    とする逆止弁の使用方法。
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