JP2001349360A - 機械式ドラムブレーキのレバーとケーブルの接続構造 - Google Patents
機械式ドラムブレーキのレバーとケーブルの接続構造Info
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Abstract
対のブレーキシュー間に配置された状態でレバーとケー
ブルとの接続作業を容易かつ確実に行う。 【解決手段】 一対のブレーキシュー3,4間にリンク
部材である板状のレバー5と、内部に空間を有しその空
間内にレバー5を収容しているケーシング6が連結ピン
7を介して拡張可能に配置された状態で、スプリング8
によりケーシングの閉鎖部64に当接しながら開口部6
3から突出しているレバー5の接続孔51にケーブル1
4をケーシング6の下方からケーシングの空間内を通り
かつ一対の壁部材17,17間にレバー5を挿入しなが
ら上昇させ、レバー5の接続孔51とケーブル14の係
止孔16と一致させてケーブルピン12により接続し、
次いで、開口部63から突出しているケーブル接続され
たレバー5を下方に押しながらクリップ11をケーシン
グ6に挟着させて、レバー5はケーシング6の空間62
内でクリップ11に当接して位置決めされている。
Description
キの一対のブレーキシュー間にレバーとケーシングから
なる拡縮自在なリンク部材とリンク部材を位置決めする
スプリングが配置され、ケーシングの空間内にレバーが
収容され、レバーに接続されたケーブル引張操作により
スプリング力に抗して拡張可能なリンク部材のレバーと
ケーブルの接続構造に関し、更に詳しくは、一対のブレ
ーキシュー間にリンク部材が配置された状態でレバーと
ケーブルを接続するための接続構造に関する。
ンク部材であるレバーとケーシングは、板状のレバーの
一端と、板状のレバーの外周を囲みかつレバーを収容す
る空間を形成したケーシングの一端が連結ピンを介して
連結されている。レバーの他端はケーブルと接続され、
ケーブルの引張操作によりレバーとケーシングが互いに
反対方向に拡張可能となっている。こうのような従来の
リンク部材であるケーシング、レバーとケーブルの接続
構造の斜視図を図9に示す。レバー100には、ケーブ
ルピン107を挿入するための挿入孔101、ケーシン
グ109と連結するための連結孔102が設けてある。
ケーブル103の先端部にはベース104とベース10
4上に立設された一対の壁部材105,105が設けら
れ、壁部材105,105の上方にケーブルピン107
を係止する係止孔106,106が形成されている。一
方、レバー100の外周には、レバー100を覆い囲む
よう空間を有したケーシング109が配置され、レバー
100の連結孔102を挟むようにケーシング109の
端部には連結孔110,110が設けられ、連結ピン1
11と抜け止めワッシャー112を介してレバー100
とケーシング109が回動自在に連結されいる。ケーシ
ング109の上面は開口部114と閉鎖部113が設け
らる一方、下部は開口されてケーシング109とレバー
100の拡張動作が可能となっている。レバー100と
ケーブル103の接続作業において、ブレーキシュー間
にリンク部材が配置された状態ではレバー100のケー
ブル挿入孔101がケーシング109に覆われているた
めに、ケーブルピン107を挿入孔101に挿入するこ
とができず、ブレーキシュー間からリンク部材を取り外
し、レバー100を大きく回動させ、収容されているケ
ーシング109の空間から挿入孔101を露出させる必
要がある。そして、ケーシング109から露出されたレ
バー100の挿入孔101は、ケーブル103に設けら
れた先端部の一対の壁部材105,105間に挿入さ
れ、ケーブル103の係止孔106,106と一致さ
せ、ケーブルピン107によりレバー100とケーブル
103の接続が完了する。
た従来の機械式ドラムブレーキのレバーとケーブルの接
続構造では、レバーとケーシングがピンにより回動自在
に連結されたリンク部材、バッキングプレート、アン
カ、ブレーキシュー、スプリング、アジャスタ等を予め
組み付けてブレーキアッセンブリユニットにしてある。
その後、ブレーキアッセンブリユニットを車両に取り付
け際にケーブルの接続作業が行われブレーキアッセンブ
リユニットのブレーキシュー間からリンク部材を取り外
して、レバーを大きく回動させて、レバーとケーブルの
接続作業を行い、その後、ケーブルが接続されたリンク
部材をブレーキアッセンブリユニットへ取り付ける作業
を行わなければならず、ブレーキアッセンブリユニット
からのリンク部材の取り外し、ケーブル接続後の取り付
けと煩雑な作業をおこなわなければならず、ケーブルの
レバーへの接続作業は良好には行われていなかった。
て、ブレーキアッセンブリユニットからのリンク部材の
取り外し作業を省く目的で、リンク部材を除く部品を予
め組み付けてブレーキアッセンブリユニットにしてお
き、その後、ブレーキアッセンブリユニットを車両に取
り付ける際に、ケーブル接続されたレバーとケーシング
のリンク部材が、ブレーキアッセンブリユニットに取り
付けられていた。しかし、このような場合には、リンク
部材をブレーキアッセンブリユニットに予め組み付けら
れていないため、ブレーキアッセンブリユニットとリン
ク部材を別々に管理、保管しなければならず、不都合が
生じていた。
一対のブレーキシュー間にレバーとケーシングがピンに
より回動自在に連結されたリンク部材を配置し、その他
必要部品を予め組み付けておいてブレーキアッセンブリ
ユニットとしてあるものを車両に取り付ける際に、リン
ク部材をブレーキアッセンブリユニットから取り外すこ
となくケーブルとの接続が容易に行えるリンク部材のレ
バーとケーブルの接続構造を提供することを目的とす
る。
の本発明に係る機械式ドラムブレーキのレバーとケーブ
ルの接続構造は、一対のブレーキシュー間にレバーとケ
ーシングからなるリンク部材がスプリングの内径方向へ
の付勢力により位置決めされて配置され、前記レバーは
ケーブルが接続可能な板状であり、前記ケーシングは内
部に空間を形成して前記レバーを収容しており、前記レ
バーの端部と前記ケーシングの端部が連結ピンにより回
動自在に連結され、前記レバーに接続されたケーブルの
引張操作により前記レバーと前記ケーシングが互いに反
対方向に拡張して前記ブレーキシューをブレーキドラム
内壁面に押圧する機械式ドラムブレーキであって、前記
ケーシングの上面には開口部と閉鎖部とを備え、前記開
口部の一部を閉止するクリップが前記ケーシングに着脱
自在に設けられ、前記ケーブルの先端部にはベース部と
前記ベース部から上方に立設されケーブルピンの係止孔
を有する一対の壁部材とを備え、一対のブレーキシュー
間にリンク部材が配置された状態で、前記ケーシングの
下部の開口より前記空間内にケーブルを上昇させて、前
記スプリングの付勢力により前記ケーシングの前記閉鎖
部に当接しかつ前記開口部から突出している前記レバー
のケーブル接続孔と前記ケーブル係止孔とを一致させて
ケーブルピンを係止し、次いで、前記クリップが前記ケ
ーシングの開口部から突出した前記レバーを下方に押圧
しながら前記ケーシングに挟着させて、前記レバーを前
記ケーシングの空間内に位置決めしたことを特徴とす
る。或いは、前記ケーシングの開口部の一部を覆い且つ
前記ケーシングに挟着されて、ケーブル接続された前記
レバーを前記空間内で位置決めする前記クリップが前記
ケーシングに旋回自在に取付けられていることを特徴と
する。
ブレーキのレバーとケーブルの接続構造の好適な発明の
実施の形態を図面に基づいて説明する。
の構造の一実施形態を示す。本発明に係る機械式ドラム
ブレーキ1は車両に取り付けられたバッキングプレート
2上に一対のブレーキシュー3,4が配置されている。
ブレーキシュー3,4の端部はそれぞれ間隔をあけて互
いに対向しており、ブレーキシュー3,4一方の端部間
にはリンク部材であるレバー5とケーシング6が連結ピ
ン7により連結して配置されている。ケーシング6は板
状のレバー5を覆い囲むように内部に空間を有し、その
空間内にレバー5が収容されている。ケーシング6の上
面には開口部の一部を覆うようにクリップ11がケーシ
ング6に挟着されて取り付けられており、レバー5はブ
レーキシュー4とクリップ11によりケーシング6の空
間内に収容されて位置決めされている。レバー5の他端
がケーブルと接続可能であり(図示せず)、ケーブル接
続されたレバーとケーシングがケーブルの引張操作によ
り、互いに反対方向に拡張可能である。
3,4をブレーキドラム(図示せず)内壁面から離れる
方向に付勢したスプリング8が配置され、リンク部材の
レバー5とケーシング6をブレーキシュー3,4間に位
置決めしている。ブーレキシュー3,4の他方の端部間
にはアジャスタ9が配置され、アジャスタ9に隣接した
ところにスプリング10がスプリング8と同様にブレー
キシュー3,4をブレーキドラム内壁面から離れる方向
に付勢している。
の作動構造は、レバー5に接続されたケーブルが引張操
作により制動動作を行うと、リンク部材であるレバー5
とケーシング6が互いに反対方向に拡張され、ブレーキ
シュー3,4を押し拡げてブレーキドラム内壁面に押し
付けられ、制動する。
ング10の復帰力により引張したケーブルが引き戻さ
れ、リンク部材が収縮し、ケーシング6の空間内にレバ
ー5が収容され、所定位置に戻される。また、この時
に、ブレーキシュー3,4が摩耗した場合は、ブレーキ
シュー3,4とドラムブレーキ内壁面との間隔を常に一
定に補償するようにアジャスタ9により調節される。
とケーブルの斜視図を示す。レバー5の一端はケーブル
ピン12と接続ずるための接続孔51、他端にはケーシ
ング6の連結孔61,61と連結ピン7を介して回動自
在に連結するための連結孔52が設けられている。連結
孔52の下方にはブレーキシュー4と係合する凹部5
3、更にその下方にリンク部材の拡張時にアンカ上をス
ライドするスライド部54がある。一方、ケーシング6
の一端にはレバー5と連結するための連結孔61,61
が設けられ、連結孔61,61間にレバー5の連結孔5
2が一致して連結ピン7と抜け止めワッシャー19によ
りケーシング6とレバー5が回動自在に連結される。ケ
ーシング6には内部に空間62が形成され、この空間6
2内にレバー5が収容されている。ケーシング6の上面
には開口部63と閉鎖部64が形成されている。ケーシ
ングには切欠部68が形成され、この切欠部68はクリ
ップ11がケーシング6に非装着時にリンク部材が一対
のブレーキシュー3,4間に配置した状態でレバー5が
スプリング8の付勢力により閉鎖部64に当接しながら
接続孔51を空間63から突出させている。更に、ケー
シング6の他端側にはブレーキシュー3と係合する凹部
66、その下方にリンク部材の拡張時にアンカ上をスラ
イドするスライド部67が設けられ、ケーシング6の開
口部63の下方に、クリップ11と係合する突起65が
形成されている。
63の一部を閉鎖するように挟着可能であり、ケーシン
グ6の開口部63の幅方向で収縮する弾性力を有してい
る。そして、クリップ11が開口部63に装着された時
は、クリップ11の中央に設けられた窪み部11’がケ
ーシング6に設けられた突起65に係合し固定される。
ケーブル14の先端部にはベース15とベース15上で
一対の壁部材17,17が立設されており、壁部材1
7,17にケーブルピン12を係止する係止孔16,1
6が設けてある。そして、一対の壁部材17,17はレ
バー5がその幅方向で挿入可能となるように間隔をもっ
てベース15上に配置されている。一対の壁部材17,
17の係止孔16,16は一対の壁部材17,17間に
レバー5を挿入してレバー5の接続孔51と一致させて
ケーブルピン12により接続される。
ムブレーキに予めリンク部材を含む種々の部品が組み付
けられているが、この時点では、ケーブル14やケーブ
ルピン12はレバー5に接続されておらず、ブレーキア
ッセンブリユニットが車体に取り付けられる際にレバー
5とケーブル14の接続作業が行われる。
続構造の第一実施例を示す。ブレーキアッセンブリユニ
ットとして、一対のブレーキシュー3,4間にリンク部
材であるレバー5とケーシング6が連結ピン7により予
め組み付けられてある。この状態では、ブレーキシュー
3,4をブレーキドラム内壁面から離れる方向にスプリ
ング8の付勢力が作用しており、この付勢力によりレバ
ー5とケーシング6は互いにアンカ20上で収縮されて
いる。そして、レバー5はケーシング6上面の閉鎖部6
4に当接しており、かつケーシング6の開口部63から
ケーブルピン12と接続するためのレバー5の接続孔5
1がケーシング6の切欠部68から突出した状態となっ
ている。
1内にケーブル14が挿入され、ケーシング6の空間6
2内を通り、一対の壁部材17,17間にレバー5を挿
入しながら上昇させていく。レバー5の接続孔51とケ
ーブル12の一対の壁部材17,17に設けられた係止
孔16,16が一致したところで、ケーブル14の上昇
運動が終了し、ケーブルピン12によりレバー5とケー
ブル14が接続される。次いで、ケーブルが接続されて
ケーシング6の開口部63から突出したレバー5を下方
に押圧しながらクリップ11をケーシング6に挟着す
る。クリップ11がケーシング6の開口部63を閉鎖
し、クリップ11の窪み部11’とケーシング6の突起
65が係合してクリップ11の挟着作業が終了する。
続が完了し、クリップがケーシングに装着された状態を
示している。クリップ11は、ケーシング6の開口部6
3を閉止しクリップ11の窪み部11’とケーシング6
の突起65とが係合して固定されている。そのため、ケ
ーシング6に収容されているレバー5はクリップ11に
より当接してスプリング8により空間63内で位置決め
されている。制動動作が開始されると、ケーブル14が
引張され(矢印A方向)、アンカ20上に設けられたス
ライド面22,22上をレバー5のスライド部54とケ
ーシング8のスライド部67が互いに反対方向にスライ
ドながら拡張し、ブレーキシュー3,4を押し拡げ、ブ
レーキシュー3,4がブレーキドラム内壁面に押圧され
る。制動動作が解除されると、スプリング8の復帰力に
よりブレーキドラム内壁面からブレーキシュー3,4が
離れ、ケーシング6の空間62内にレバー5が収容され
て、レバー5がクリップ11と当接して位置決めされ、
リンク部材が所定の位置に戻る。
点検や交換が必要な場合にも、リンク部材をブレーキシ
ュー3,4間に配置された状態で可能となる。ケーシン
グ6の開口部63を閉鎖しているクリップ11をケーシ
ング6から取り外し、クリップ11に位置決め固定され
ていたレバー5の接続孔51がスプリング8の付勢力に
よりケーシング6上面の切欠部68上方に突出する。そ
して、レバー5の接続孔51とケーブル14の係止孔1
6,16からケーブルピン12を取り外し、ケーブルを
アンカ20の挿通孔21から下方に引くことにより、レ
バー5とケーブル14の接続が解除される。すなわち、
レバー5にケーブル14を接続する作業順序を逆に行う
ことで、ブレーキシュー3,4間にリンク部材が配置し
た状態でケーブル14をレバー5から取り外すことが可
能となる。
ルの接続構造によれば、ブレーキシュー間にリンク部材
が配置された状態でリンク部材を拡張させることなくレ
バーにケーブルを接続することが可能となり、ブレーキ
アッセンブリユニットからリンク部材を取り外すことな
くケーブルがレバーに容易かつ簡単に接続することが可
能となる。更に、ケーブルの交換や保守点検に際して、
レバーからケーブルを取り外す場合にも、ブレーキシュ
ー間にリンク部材を配置した状態で取り外しが可能とな
り、作業性の改善が図られる。
続構造の第二実施例を示す。リンク部材であるレバー5
とケーシング6は一対のブレーキシュー3,4間に予め
ブレーキアッセンブリユニットとして取り付けてある。
ケーシング6には、クリップ70が回動軸71でもって
ケーシング6に回動自在に取り付けてある。クリップ7
0には、U字状切欠部74、係止片72、窪み部73、
および位置決め部75が設けられている。レバー5にケ
ーブル14を接続するには、クリップ70の回動軸71
を軸に係止片72が上方に上がるように回動させ、ケー
シング6の切欠部68とクリップ70のU字状切欠部7
4を一致させる。この時、レバー5はケーシング6の開
口部63から突出しており、かつ切欠部68とU字状切
欠部74からレバー5のケーブルピンの接続孔51が露
出している。そして、アンカ20の挿通孔21からケー
ブルを上方に向けて通し、ケーブル14の先端部の壁部
材17,17のケーブルピンの係止孔16,16をレバ
ー5の接続孔51と一致させ、ケーブルピン21にて接
続する。その後、クリップ70を回動軸71を中心に下
方向に回動させ、係止片72をケーシング6に設けた係
止部69に係止させる。この状態では、ケーブルが接続
されたレバー5は位置決め部75に当接してケーシング
6の空間内に収容されて、位置決めされる。
クリップがケーシングに装着完了した状態を示す。レバ
ー5はケーブル14と接続されて、クリップ70の位置
決め部75に当接して、位置決めされた状態でケーシン
グ6の空間62内に収容されている。そして、クリップ
70の窪み部73はケーシング6の突起部68と係合
し、かつ、クリップの係止片72はケーシング6の係止
部69に係止されている。これにより、クリップ70が
ケーシング6から外れることなく、レバー5を位置決め
した状態でケーシング6に装着される。また、レバー5
からケーブル14を取り外す場合には、クリップ70の
ケーシング6への装着とレバー5にケーブル14を接続
した作業順序を逆に行うことで、ブレーキアッセンブリ
ユニットからリンク部材を取り外すことなく、レバー5
からケーブル14の接続が解除される。
接続構造の第三実施例を示す。ケーシング6にクリップ
80が回動軸81でもって回動自在に取り付けられてい
る。クリップ80を上方向に回動させ、ケーシング6の
切欠部68とクリップ80のU字状切欠部84を一致さ
せると、スプリング8によりレバー5の接続孔51がケ
ーシング6の開口部63から露出する。ケーブル14の
係止孔16,16をアンカ20の挿通孔21から上昇さ
せ、接続孔51と一致させてケーブルピン12により係
止させ、接続する。そして、クリップ80を下方向に回
動させて、クリップ80の窪み部82がケーシング6に
設けた突起68と係合させる
クリップがケーシングに装着完了した状態を示してい
る。クリップ80が回動軸81を中心として下方向に回
動してクリップ80の窪み部82はケーシング6の突起
部68と係合してケーシングへの装着が完了する。そし
て、レバー5がクリップ80の位置決め部83に当接し
て、ケーシング6の空間62内で位置決めされている。
レバー5からケーブル14を取り外す場合は、第二実施
例と同様にクリップ80のケーシング6への装着とレバ
ー5にケーブル14を接続する作業手順を逆に行うこと
で容易にケーブルの接続の解除が行える。
ラムブレーキのレバーとケーブルの接続構造によれば、
一対のブレーキシュー間にリンク部材を配置した状態で
レバーのケーブル接続孔をケーシングの開口部から突出
させ、ケーブルがアンカの挿通孔を上昇して、レバーの
ケーブル接続孔とケーブルのセンタに設けられた一対の
壁部材の係止孔とを一致させてケーブルピンにより接続
した後、クリップをケーシングの開口部に挟着させて、
レバーがクリップに当接してケーシングの空間内で位置
決めが可能なレバーとケーブルとの接続構造であり、ブ
レーキアッセンブリユニットからリンク部材を取り外す
ことなくレバーとケーブルが接続可能であり、効率良
く、接続作業を行うことができる。さらに、ケーブル接
続されたレバーからケーブルを取り外す必要が生じた時
にも、ブレーキシュー間にリンク部材が配置された状態
で、レバーとケーブルとの接続作業手順を逆に行うこと
で容易にレバーとケーブルの接続の解除作業を行うこと
ができる。
造の一実施形態を示す。
ーブルの斜視図を示す。
造の第一実施例を示す。
着された構造の第一実施例を示す。
造の第二実施例を示す。
着された構造の第二実施例を示す。
造の第三実施例を示す。
着された構造の第三実施例を示す。
す。
Claims (2)
- 【請求項1】 一対のブレーキシュー間にレバーとケ
ーシングからなるリンク部材がスプリングの内径方向へ
の付勢力により位置決めされて配置され、前記レバーは
ケーブルが接続可能な板状であり、前記ケーシングは内
部に空間を形成して前記レバーを収容しており、前記レ
バーの端部と前記ケーシングの端部が連結ピンにより回
動自在に連結され、前記レバーに接続されたケーブルの
引張操作により前記レバーと前記ケーシングが互いに反
対方向に拡張して前記ブレーキシューをブレーキドラム
内壁面に押圧する機械式ドラムブレーキにおいて、 前記ケーシングの上面には開口部と閉鎖部とを備え、前
記開口部の一部を閉止するクリップが前記ケーシングに
着脱自在に設けられ、 前記ケーブルの先端部にはベース部と前記ベース部から
上方に立設されケーブルピンの係止孔を有する一対の壁
部材とを備え、 一対のブレーキシュー間にリンク部材が配置された状態
で、前記ケーシングの下部の開口より前記空間内にケー
ブルを上昇させて、前記スプリングの付勢力により前記
ケーシングの前記閉鎖部に当接しかつ前記開口部から突
出している前記レバーのケーブル接続孔と前記ケーブル
係止孔とを一致させてケーブルピンを係止してレバーと
ケーブルの接続を行い、 次いで、前記クリップが前記ケーシングの開口部から突
出した前記レバーを下方に押圧しながら前記ケーシング
に挟着させて、前記レバーを前記ケーシングの空間内に
位置決めしたことを特徴とする機械式ドラムブレーキの
レバーとケーブルの接続構造。 - 【請求項2】 前記ケーシングの開口部の一部を覆い
且つ前記ケーシングに挟着されて、ケーブル接続された
前記レバーを前記空間内で位置決めする前記クリップが
前記ケーシングに旋回自在に取付けられていることを特
徴とする請求項1記載の機械式ドラムブレーキのレバー
とケーブルの接続構造。
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