JPH0860919A - ボンネットロック装置 - Google Patents

ボンネットロック装置

Info

Publication number
JPH0860919A
JPH0860919A JP19556694A JP19556694A JPH0860919A JP H0860919 A JPH0860919 A JP H0860919A JP 19556694 A JP19556694 A JP 19556694A JP 19556694 A JP19556694 A JP 19556694A JP H0860919 A JPH0860919 A JP H0860919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
spring
claw lever
base
main spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19556694A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ojiri
真二 尾尻
Satoru Atokuda
悟 後工田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Yuhshin Seiki Kogyo KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
Priority to JP19556694A priority Critical patent/JPH0860919A/ja
Publication of JPH0860919A publication Critical patent/JPH0860919A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作が円滑で大きなリフト力が得られる小型
のボンネットロック装置を提供することにある。 【構成】 ラッチ20の開放時にラッチ20の初期回動
力を増大させるサブスプリング34を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のボンネットやト
ランクのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、自
動車のボンネットロック装置としては、例えば、図6お
よび図7に示すように、ベース1に設けた支軸2に回動
可能に取り付けられ、ボンネット(図示せず)のストラ
イカ3に係合可能なラッチ4と、前記ベース1に設けた
支軸5に回動可能に取り付けられ、前記ラッチ4に係合
して前記ラッチ4およびストライカ3の係合状態を保持
するクローレバー6と、このクローレバー6を回動して
前記ラッチ4との係合を解除する操作手段であるワイヤ
ー7と、一端部を前記ラッチ4に係止し、他端部をベー
ス1に係止することにより、ラッチ4を開放方向に付勢
するメインスプリング8とを備え、前記ワイヤー7で前
記クローレバー6と前記ラッチ4との係合を解除するこ
とにより、前記ラッチ4と前記ストライカ3との係合を
解除してボンネットのストライカ3を開放するようにし
たものがある。なお、9は、ラッチ4とクローレバー6
との係合状態を保持するための保持スプリングである。
【0003】そして、前述のボンネットロック装置で
は、自動車が大型化するにつれてボンネットも大きく、
かつ、重くなり、ボンネットを持ち上げるために大きな
リフト力が必要となるので、大きなリフト力を得るため
にメインスプリング8を大型化することが考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メイン
スプリング8を大型化すると、ベース1等を大型化する
必要があるので、ボンネットロック装置全体が大型化
し、ボンネットロック装置の近傍に配置するラジエータ
に十分なスペースを確保できず、所望の熱効率が得られ
ない。また、前記メインスプリング8だけを大型化して
大きなリフト力を得ようとすると、ベース1が変形しや
すく、これによってラッチ4とクローレバー6とが相互
に強く押し合って接触するので、両者は円滑に回動でき
ず、動作不良が生じるという問題点がある。
【0005】本発明は、前記問題点に鑑み、動作が円滑
で大きなリフト力が得られる小型のボンネットロック装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、ベースに設けた支軸に回動可能に取り付け
られ、ボンネットのストライカに係合可能なラッチと、
前記ベースに設けた支軸に回動可能に取り付けられ、前
記ラッチに係合してラッチおよびストライカの係合状態
を保持するクローレバーと、このクローレバーを回動し
て前記ラッチとの係合を解除する操作手段と、一端部を
前記ラッチに係止し、ラッチを開放方向に付勢するメイ
ンスプリングとを備え、前記操作手段で前記クローレバ
ーと前記ラッチとの係合を解除することにより、前記ラ
ッチと前記ストライカとの係合を解除してボンネットを
開放するボンネットロック装置において、前記ラッチの
開放時にラッチの初期回動力を増大させるサブスプリン
グを、ロック時に前記ラッチと前記ベースとで圧縮,挾
持した構成としたものである。また、前記メインスプリ
ングの他端部は前記クローレバーに取り付けておいても
よい。
【0007】
【作用】したがって、本発明にかかる請求項1のボンネ
ットロック装置によれば、クローレバーを回動してラッ
チとの係合を解除すると、メインスプリングおよびサブ
スプリングのバネ力でラッチが開放方向に回動すること
になる。また、請求項2のボンネットロック装置によれ
ば、クローレバーを回動させることにより、メインスプ
リングが伸びてラッチに対するバネ力がより一層増大す
ることになる。
【0008】
【実施例】次に、本発明にかかるボンネットロック装置
の一実施例を図1ないし図5の添付図面に従って説明す
る。本実施例にかかるボンネットロック装置は車体に取
り付けられるベース10に支軸11,12を突設し、こ
の支軸11,12にラッチ20およびクローレバー25
をそれぞれ回動可能に取り付けたもので、前記クローレ
バー25はベース10に設けた操作手段30で回動可能
となっている。
【0009】ベース10は、前記支軸11,12の間に
略U字形状のガイド溝13を形成し、周辺縁部に不連続
なリブ14を曲げ起こしてあるとともに、車体に取り付
けるための取付孔16を有する取り付け片17,17が
前記リブ14から左右に延在している。
【0010】ラッチ20は、図2に示すように、ボンネ
ット(図示せず)のストライカ40に係合する係合溝2
1を有するとともに、支軸11の下方側に位置するよう
に第1腕部22,第2腕部23を延在している。さら
に、前記係合溝21の下方側にはクローレバー25に係
合する係合受け部24が設けられている。
【0011】そして、第1腕部22に一端部を係合した
メインスプリング33がベース10の右側のリブ14に
係合され、ラッチ20を開放側に付勢している一方、前
記第2腕部23に一端部を嵌合したサブスプリング34
が左側のリブ14の内側面に支持され、ラッチ20の開
放時にラッチ20の初期回動力を増大するように付勢し
ている。
【0012】なお、本実施例では、引張力が作用するメ
インスプリング33と、圧縮力が作用するサブスプリン
グ34とが略同一方向に並設しているので、両者のバネ
力が相互に打ち消し合い、ベース10の変形を抑制す
る。このため、ラッチ20とクローレバー25とが相互
に強く押し合って接触することがなく、両者は円滑に回
動する。
【0013】クローレバー25は、前記ラッチ20の係
合受け部24に係合する係合突部26を有するもので、
下方側に延在した操作腕部27を操作手段30に連結し
てある。
【0014】なお、前記ラッチ20およびクローレバー
25はベース10の支軸11,12に組み付けた位置規
制板35にて抜け止めされており、この位置規制板35
は中央に略U字形状のガイド溝36を有し、前記ラッチ
20およびクローレバー25の板厚方向のガタツキを防
止する。
【0015】操作手段30は、保持スプリング31とワ
イヤ32とからなり、保持スプリング31は一端部をベ
ース10のリブ14に係合する一方、その他端部をクロ
ーレバー25の操作腕部27に係合することにより、ラ
ッチ20とクローレバー25との係合状態を保持し、ワ
イヤ32はクローレバー25の操作腕部27に取り付け
られ、保持スプリング31と略同一直線上に位置してい
る。
【0016】次に、前述の構成からなるボンネットロッ
ク装置の操作方法について説明する。まず、図1に示す
ロック状態のボンネットロック装置において、操作手段
30のワイヤ32を引くと、保持スプリング31のバネ
力に抗してクローレバー25が回動し、その係合突部2
6がラッチ20の係合受け部24から外れる。このた
め、ラッチ20の回動初期においてはメインスプリング
33のバネ力およびサブスプリング34のバネ力がボン
ネットのストライカ40を押し上げ、ラッチ20の回動
途中においてはメインスプリング34のバネ力だけがボ
ンネットのストライカ40を押し上げるので(図4およ
び図5)、ラッチ20の回動初期には従来例よりも大き
なリフト力が得られることになる。
【0017】そして、ボンネットを押し下げると、スト
ライカ40がベース10のガイド溝13に嵌合し、ラッ
チ20の係合溝21に嵌合する。さらに、ボンネットを
押し下げると、ストライカ40が位置規制板35のガイ
ド溝36に嵌合し、メインスプリング33のバネ力に抗
してラッチ20が回動しつつ、サブスプリング34を圧
縮する一方、クローレバー25の係合突部26がラッチ
20の側端面を摺接し、その係合受け部24に係合して
ロック状態となる。
【0018】前述の実施例では、メインスプリング33
の一端部をラッチ20に係合し、その他端部をベース1
0のリブ14に係合する場合について説明したが、必ず
しもこれに限らず、メインスプリング33の他端部はク
ローレバー25に係合してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1にかかるボンネットロック装置によれば、操
作手段によってラッチとクローレバーとの係合が解除さ
れると、メインスプリングおよびサブスプリングのバネ
力でラッチが回動し、従来例よりも大きなリフト力が得
られる。また、本発明によれば、メインスプリングを大
型化する必要がなく、サブスプリングはベースのデッド
スペースを利用して組み付けできるので、ハウジングが
大型化せず、小型のボンネットロック装置が得られる。
さらに、本発明は、大型化したメインスプリングのバネ
力でラッチを回動するものではなく、サブスプリングお
よび通常の大きさのメインスプリングのバネ力でラッチ
を回動するものであるので、従来例のようなベースの変
形が抑制される。このため、ラッチとクローレバーとは
相互に強く押し合うことがなく、円滑に回動するので、
動作不良が生じない。請求項2によれば、クローレバー
を回動すると、メインスプリングが伸びることにより、
より大きなバネ力がラッチに負荷されることになるの
で、より大きなリフト力が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明にかかるボンネットロック装置のロ
ック状態を示す正面図である。
【図2】 図1から内部構成部品の一部を消去した場合
を示す正面図である。
【図3】 図1から内部構成部品の一部を消去した場合
を示す左側面断面図である。
【図4】 本願発明にかかるボンネットロック装置のロ
ック状態を解除した場合を示す正面図である。
【図5】 図4から内部構成部品の一部を消去した場合
を示す正面図である。
【図6】 従来例にかかるロック装置のロック状態を示
す正面図である。
【図7】 図6から内部構成部品の一部を消去した場合
を示す正面図である。
【符号の説明】
10…ベース、11,12…支軸、20…ラッチ、21
…係合溝、22…第1腕部、23…第2腕部、24…係
合受け部、25…クローレバー、26…係合突部、27
…操作腕部、30…操作手段、31…保持スプリング、
32…ワイヤ、33…メインスプリング、34…サブス
プリング、40…ストライカ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに設けた支軸に回動可能に取り付
    けられ、ボンネットのストライカに係合可能なラッチ
    と、前記ベースに設けた支軸に回動可能に取り付けら
    れ、前記ラッチに係合してラッチおよびストライカの係
    合状態を保持するクローレバーと、このクローレバーを
    回動して前記ラッチとの係合を解除する操作手段と、一
    端部を前記ラッチに係止し、ラッチを開放方向に付勢す
    るメインスプリングとを備え、前記操作手段で前記クロ
    ーレバーと前記ラッチとの係合を解除することにより、
    前記ラッチと前記ストライカとの係合を解除してボンネ
    ットを開放するボンネットロック装置において、 前記ラッチの開放時にラッチの初期回動力を増大させる
    サブスプリングを、ロック時に前記ラッチと前記ベース
    とで圧縮,挾持したことを特徴とするボンネットロック
    装置。
  2. 【請求項2】 前記メインスプリングの他端部を、前記
    クローレバーに取り付けたことを特徴とする請求項1に
    記載のボンネットロック装置。
JP19556694A 1994-08-19 1994-08-19 ボンネットロック装置 Withdrawn JPH0860919A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19556694A JPH0860919A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 ボンネットロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19556694A JPH0860919A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 ボンネットロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0860919A true JPH0860919A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16343260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19556694A Withdrawn JPH0860919A (ja) 1994-08-19 1994-08-19 ボンネットロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0860919A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387882B1 (ko) * 2000-09-19 2003-06-18 현대자동차주식회사 자동차의 후드래치 구조
KR100655521B1 (ko) * 2004-12-20 2006-12-11 대기오토모티브 주식회사 자동차용 후드래치의 잠금장치
DE19913666B4 (de) * 1999-03-25 2010-08-05 Witte-Velbert Gmbh & Co. Kg Motorisch öffenbarer Drehfallenverschluß, insbesondere für Heckklappen von Kraftfahrzeugen
KR101268855B1 (ko) * 2006-12-26 2013-06-04 두산산업차량 주식회사 지게차의 커버 개폐장치
DE102016119921A1 (de) 2015-11-04 2017-05-04 Suzuki Motor Corporation Fahrzeugfrontstruktur
CN113739466A (zh) * 2021-08-30 2021-12-03 江苏凯德电控科技有限公司 一种自锁弹出开关装置、自动制冰装置及冰箱

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19913666B4 (de) * 1999-03-25 2010-08-05 Witte-Velbert Gmbh & Co. Kg Motorisch öffenbarer Drehfallenverschluß, insbesondere für Heckklappen von Kraftfahrzeugen
KR100387882B1 (ko) * 2000-09-19 2003-06-18 현대자동차주식회사 자동차의 후드래치 구조
KR100655521B1 (ko) * 2004-12-20 2006-12-11 대기오토모티브 주식회사 자동차용 후드래치의 잠금장치
KR101268855B1 (ko) * 2006-12-26 2013-06-04 두산산업차량 주식회사 지게차의 커버 개폐장치
DE102016119921A1 (de) 2015-11-04 2017-05-04 Suzuki Motor Corporation Fahrzeugfrontstruktur
CN107010122A (zh) * 2015-11-04 2017-08-04 铃木株式会社 车辆前部结构
CN113739466A (zh) * 2021-08-30 2021-12-03 江苏凯德电控科技有限公司 一种自锁弹出开关装置、自动制冰装置及冰箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5803515A (en) Vehicle door latch
US5445421A (en) Dual throat latch assembly
JP4625889B2 (ja) 車両用ラッチ装置
US4971370A (en) Self-releasing deck lid latch
JP4136903B2 (ja) ラッチ装置
JPH0860919A (ja) ボンネットロック装置
JP4936381B2 (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JP3183625B2 (ja) 車両用ロック装置におけるロックレバー軸止装置
JP2004204473A (ja) ラッチ機構
JP4040857B2 (ja) 車両用フードロック装置
JPH0860918A (ja) ボンネットロック装置
KR100655521B1 (ko) 자동차용 후드래치의 잠금장치
KR200377616Y1 (ko) 자동차용 후드래치의 잠금장치
JP3352367B2 (ja) 開閉体のロック装置
JP3728790B2 (ja) ドアロックシステム
JP2559617Y2 (ja) 自動車用バックドアのロック装置
JPH0821423A (ja) 支点軸支持装置
JP2584205Y2 (ja) トランクロック装置
JP4936384B2 (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JPS61172977A (ja) 自動車のバツクドアラツチ装置
JP3027391B2 (ja) トランクリッドロック装置
JP2001115694A (ja) オープナレバーのロック機構
JP3985934B2 (ja) ロック装置におけるレバーの操作力伝達構造
JP4354335B2 (ja) 自動車のフードロック装置
JP2527580Y2 (ja) 自動車用ドアロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011106