JPH0821423A - 支点軸支持装置 - Google Patents

支点軸支持装置

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Publication number
JPH0821423A
JPH0821423A JP15559594A JP15559594A JPH0821423A JP H0821423 A JPH0821423 A JP H0821423A JP 15559594 A JP15559594 A JP 15559594A JP 15559594 A JP15559594 A JP 15559594A JP H0821423 A JPH0821423 A JP H0821423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fulcrum shaft
hook
support body
knob
movable body
Prior art date
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Pending
Application number
JP15559594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Sato
要一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Yuhshin Seiki Kogyo KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
Priority to JP15559594A priority Critical patent/JPH0821423A/ja
Publication of JPH0821423A publication Critical patent/JPH0821423A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支点軸の軸方向の動きを阻止するために支点
軸の端部を加締める作業を省略して組立工程を簡素化す
る。 【構成】 支持体1と可動体2,3とに挿入される支点
軸4の一端近傍に支持体1又は可動体2,3の一面に当
接する拡開部15を形成し、支持体1又は可動体2,3
に支点軸4の拡開部15と弾性的に係止する係止爪23
を一体に形成し、支点軸4を拡開部15とは反対側の一
端から支持体1と可動体2,3とに挿入したときに、支
持体1又は可動体2,3と支点軸4の拡開部15との当
接により支点軸4の軸方向における一方の動きを規制
し、拡開部15と係止爪23との当接により支点軸4の
他方の動きを規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支点軸を用いて可動体
を支持体に回動自在に組み立てる組立構造体に用いられ
る支点軸支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】支点軸を用いて可動体を支持体に回動自
在に組み立てる組立構造体としての従来の具体例を図5
ないし図7に示す。まず、図5及び図6に組立構造体と
してのグローブロック装置Aを示す。このグローブロッ
ク装置Aは自動車のダッシュボードの助手席側に設けら
れたグローブボックスの扉を開閉する装置である。この
グローブロック装置Aの支持体としてのボディ1には、
それぞれ可動体であるフック2とこのフック2を回動さ
せるためのノブ3とが一本の支点軸4により回動自在に
軸支されている。これらのフック2とノブ3とは捻じり
スプリング5により一方向に付勢されている。
【0003】前記ボディ1は図6に示すような角度でグ
ローブボックスの扉(図示せず)に取り付けられる。こ
の状態で、前記フック2は前記捻じりスプリング5の付
勢力によりストライカ6に係合される。このストライカ
6はロッドをU字形に折曲することにより形成され、そ
の水平部6aがフック2に係止され、両側から上方に延
出する延出部6bがグローブボックスの本体側に固定さ
れている。また、フック2の先端部と対向するボディ1
の一部にはクッション7が貼付されている。そして、図
6に実線で示す状態から捻じりスプリング5の付勢力に
抗して支点軸4を中心にノブ3を反時計方向に操作する
と、ノブ3の内面に形成された突片8がフック2を押圧
するため、フック2が支点軸4を支点として時計方向に
回動してストライカ6の水平部6aから外れる。これに
よりグローブボックスの扉の下方への開放動作が行われ
る。開放した扉を押し上げるとフック2がストライカ6
の水平部6aに係止され、扉は閉止状態に維持される。
【0004】次に、図7に基づいて前記支点軸4の支持
構造について述べる。前記ボディ1には通孔9を有する
ヒンジ片10が形成され、前記ノブ3には通孔11を有
するヒンジ片12が形成され、前記フック2には通孔1
3を有する筒軸14が形成されている。そして、これら
の通孔9,11,13に前記支点軸4が挿入されてい
る。この支点軸4はその一端付近に形成された拡開部1
5をヒンジ片12に当接することにより挿入方向(左
方)への動きが制限され、他端を加締めて外周部に形成
した突部16をヒンジ片12に当接することにより抜け
方向(右方)への動きが規制されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ボディ1とフ
ック2とノブ3とに挿入した支点軸4の端部に加締めに
よって突部16を形成しなければ、支点軸4の軸方向の
抜け止めをすることができない。これにより、組立工程
が増え、しかも部品が混みいった狭い箇所での加締め作
業を強いられるため、作業が困難で不良も発生し易い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体と可動
体とに支点軸が挿入される通孔を同一軸心上に配列して
形成し、前記支点軸の一端近傍に前記支持体又は前記可
動体の一面に当接する拡開部を形成し、前記支持体又は
前記可動体に前記拡開部に弾性的に係止する係止爪を一
体に形成した支点軸支持装置である。
【0007】
【作用】本発明によれば、支点軸を拡開部とは反対側の
一端から支持体と可動体との通孔に挿入する。このと
き、支点軸の拡開部は係止爪を外側に撓ませて係止爪の
間を通過する。この状態では、支持体又は可動体と拡開
部との当接により支点軸の軸方向における一方の動きが
規制され、拡開部と係止爪との当接により支点軸の他方
の動きが規制される。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に示すグ
ローブロック装置Bに基づいて説明する。図5ないし図
7において説明した部分と同一部分は同一符号を用い説
明も省略する。この本実施例におけるグローブロック装
置Bは、図5ないし図7に示したグローブロック装置A
の構成に施錠機構17が付加されている。この施錠機構
17は、ボディ1に装着されてキーにより90°の回転
角をもって回転するシリンダ錠18と、このシリンダ錠
18の先端面に形成された突起18aに連結されてクラ
ンクの原理でシリンダ錠18の回転運動より支点軸4の
軸方向に沿って移動するロックアーム19と、このロッ
クアーム19の先端に保持されたジョイント20とより
なる。このジョイント20はフック2の筒軸14の外周
に摺動及び回動自在に嵌合され(図4(a)参照)、そ
の一部はロックアーム19の動作によりノブ3の内面か
ら突出する突部21の前面に進出するように構成されて
いる。しかして、ノブ3のヒンジ片12の側面には、支
点軸4の拡開部15に当接するリブ22(図1(b),
図4(a)参照)と、弾性的に屈撓可能で拡開部15に
係合する一対の係止爪23とが一体に形成されている。
なお、前記ボディ1に前記ロックアーム19を覆うアー
ムカバー24が取り付けられている。
【0009】このような構成において、図1(a)及び
図2に示す状態は、シリンダ錠18の中心に対して突起
18aがフック2側に変位した解錠状態である。この解
錠状態では、ロックアーム19がジョイント20ととも
にフック2側に位置する。すなわち、ジョイント20は
ノブ3の突部21の前面に位置する。したがって、この
解錠状態から、図3に仮想線をもって示すように、支点
軸4を中心にノブ3を反時計方向に操作すると、ノブ3
の内面に形成された突部21がジョイント20の一部を
介してフック2を押圧するため、フック2が支点軸4を
支点として時計方向に回動してストライカ6の水平部6
aから外れる。これによりグローブボックスの扉の下方
への開放動作が行われる。開放した扉を押し上げるとフ
ック2がストライカ6の水平部6aに係止され、扉は閉
止状態に維持される。
【0010】また、図1(a)及び図2に示す解錠状態
からキー(図示せず)によりシリンダ錠18を90°回
動させると、ロックアーム19がジョイント20ととも
にフック2から離反する方向に移動する。すなわち、ジ
ョイント20がノブ3の突部21の前面から退避する。
この施錠状態では、ノブ3を操作しても、ノブ3の回動
運動をフック2に伝達しないためフック2はアンロック
方向には回動しない。
【0011】ところで、ボディ1にフック2とノブ3と
を組み立てるためには、支点軸4を拡開部15とは反対
側の一端からボディ1とフック2とノブ3との通孔9,
11,13に挿入するが、このとき、支点軸4の拡開部
15は係止爪23を外側に撓ませて係止爪23の間を通
過する。この状態では、ノブ3の側面(リブ22)と拡
開部15との当接により支点軸4の軸方向における一方
の動きを規制し、拡開部15と係止爪23との当接によ
り支点軸4の他方の動きを規制することができる。した
がって、組立後に支点軸4の端部を加締める作業を省略
することができる。
【0012】なお、本発明の支点軸支持装置は、支点軸
を用いて可動体を支持体に回動自在に組み立てる組立構
造体に利用されるものであるが、この組立構造体は前記
実施例のようにグローブロック装置Bに限られるもので
はなく、図5ないし図7に示したように施錠機構17を
具備しないグローブロック装置Bの支点軸支持構造はも
とより他のヒンジ装置一般に適用し得るものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、支持体と可動体とに支点軸が
挿入される通孔を同一軸心上に配列して形成し、前記支
点軸の一端近傍に前記支持体又は前記可動体の一面に当
接する拡開部を形成し、前記支持体又は前記可動体に前
記拡開部に弾性的に係止する係止爪を一体に形成したの
で、支点軸を拡開部とは反対側の一端から支持体と可動
体との通孔に挿入した状態では、支持体又は可動体と支
点軸の拡開部との当接により支点軸の軸方向における一
方の動きを規制し、拡開部と係止爪との当接により支点
軸の他方の動きを規制することができ、したがって、支
点軸の軸方向の動きを阻止するために支点軸の端部を加
締める作業を省略して組立工程を簡素化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるグローブロック装置
を示すもので、(a)は平面図、(b)は図1(a)に
おける矢視C方向より見た側面図である。
【図2】図1(a)における矢視D方向より見た背面図
である。
【図3】図2におけるE−E線部においてノブ及びフッ
クの動作を示す縦断側面図である。
【図4】支点軸の支持構造を示すもので、(a)は水平
断面図、(b)は係止爪と支点軸との関係を示す縦断側
面図である。
【図5】従来のグローブロック装置を示す平面図であ
る。
【図6】図5におけるF−F線部においてノブ及びフッ
クの動作を示す縦断側面図である。
【図7】支点軸の支持構造を示す水平断面図である。
【符号の説明】
1 支持体 2,3 可動体 4 支点軸 9,11,13 通孔 15 拡開部 23 係止爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と可動体とに支点軸が挿入される
    通孔を同一軸心上に配列して形成し、前記支点軸の一端
    近傍に前記支持体又は前記可動体の一面に当接する拡開
    部を形成し、前記支持体又は前記可動体に前記拡開部に
    弾性的に係止する係止爪を一体に形成したことを特徴と
    する支点軸支持装置。
JP15559594A 1994-07-07 1994-07-07 支点軸支持装置 Pending JPH0821423A (ja)

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JP15559594A JPH0821423A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 支点軸支持装置

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JPH0821423A true JPH0821423A (ja) 1996-01-23

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JP15559594A Pending JPH0821423A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 支点軸支持装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030204