JP2002106225A - グローブボックスロック装置 - Google Patents

グローブボックスロック装置

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JP2002106225A
JP2002106225A JP2000300271A JP2000300271A JP2002106225A JP 2002106225 A JP2002106225 A JP 2002106225A JP 2000300271 A JP2000300271 A JP 2000300271A JP 2000300271 A JP2000300271 A JP 2000300271A JP 2002106225 A JP2002106225 A JP 2002106225A
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key cylinder
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glove box
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handle
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JP2000300271A
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English (en)
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Takuya Miyagawa
卓也 宮川
Hitoshi Setsugen
仁 雪原
Tatsuro Yamashita
龍郎 山下
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Minebea AccessSolutions Inc
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/28Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like
    • E05B83/30Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like for glove compartments
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B9/00Lock casings or latch-mechanism casings ; Fastening locks or fasteners or parts thereof to the wing
    • E05B9/04Casings of cylinder locks
    • E05B2009/047Means for returning cylinder locks to their neutral position

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】車両組付け後の装置本体にキーシリンダーを容
易に装着できるグローブボックスロック装置を提供す
る。 【解決手段】 グローブボックスの開閉体に配置される
車体側のストライカに係脱するロック部と、キーシリン
ダー47の施解錠により変位するスライドリンクと、ス
ライドリンクに連結されたハンドルとを備え、スライド
リンクの変位位置に応じて、ハンドルとロック部とを連
係状態又は非連係状態に切り替えるようにしたグローブ
ボックスロック装置において、キーシリンダー47を、
キー操作により施解錠されるキーシリンダー本体部54
と、装置本体プレート52に組み込まれスライドリンク
を軸支するジョイント部48とから構成し、キーシリン
ダー本体部54をジョイント部48に装置本体プレート
52の前方より装着して凹凸連結すると共に、キーシリ
ンダー本体部54をスナップリング49で嵌着固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のインスツ
ルメントパネルに設けられるグローブボックスロック装
置に関し、特にキーシリンダーの施解錠によりロック機
構部と操作機構部との連係又は非連係状態を切り替える
ようにした車両用のグローブボックスロック装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用のグローブボックスロック
装置にあっては、リッドの左右両側においてロック機構
部と操作機構部とが互いに分離して配設され、両者をロ
ッドにて連結したものが知られている。このものでは、
キーシリンダーの施解錠操作により、シリンダーに軸支
したレバーがロック位置又はアンロック位置に回動変位
し、その回動位置に応じてレバーの一端が、突子を有す
るハンドルに対し非連係又は連係状態となるように構成
されている。
【0003】この種のグローブボックスロック装置(例
えば特公平7−116875号公報所載)の具体的な構
造は、図12に示すように、車両用インスツルメントパ
ネル1のリッド2の上縁にロック装置(ロック機構部)
3が組付けられ、ロック装置本体4は、リターンバネで
回動付勢したポウル6を軸支している。ポウル6は、ス
トライカ8に係合可能な鎖錠爪と、ドッグ9に係止され
た係合部を有し、ドッグ9はポウル6側にバネ付勢され
ている。ドッグ9の先端係止部はポウル6をロックし、
ドッグ9の基端部9bは、連係レバー11と連動する連
結ロッド12の端部12aに連結されている。
【0004】一方、操作機構部3のハンドル13はヒン
ジ軸15に支持され、取付フレーム14に嵌まるバネ1
6で付勢されている。フレーム14に一体成形したキー
シリンダーハウジング17はキーシリンダーを支持し、
ハウジング17に設けた従動アーム11aの移動領域に
は、ハンドル側操作レバー13aが臨んでいる。またハ
ウジング17の一端には、キーシリンダーで強制回動さ
れる連係レバー11が支持され、レバー11の弾性爪1
1bはハウジング17周面に接触している。弾性爪11
bは、ハウジング17の突起19で移動規制されるが、
キーシリンダーを強制回動すると、突起19を乗り越え
て操作レバー13aの移動領域外に後退し、連係レバー
11はロック位置に移動する。
【0005】取付フレーム14には、スライダ20用の
案内溝21が形成され、連結ロッド12の操作側端部1
2bは操作アーム11cに当接可能に臨み、ハンドル1
3を引くとレバー13aでアーム11aが押下され、連
係レバー11の回動によりスライダ20が移動する。そ
の結果、ドッグ9がポウル6から後退し、ポウル6が動
してリッド2が開かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記装置で
は、キーシリンダーをグローブボックスロック装置本体
に組み込んでアセンブリー状態にし、そのあとグローブ
ボックスロック装置本体を車両に組付けている。しかし
ながら、キーシリンダーとグローブボックスロック装置
本体をそれぞれ専用の工場で別々に製作し、必要により
両者を非アセンブリー状態にして車両に組付けたい場合
がある。しかし、上記構成においては、キーシリンダー
と他の部品とが一体化して組み込まれおり、特にキーシ
リンダーと連係レバーとが分離困難な構成となっている
ため、キーシリンダーとグローブボックスロック装置本
体を非アセンブリー状態で組付けたい場合に、実質的に
対応することができないという問題があった。また、キ
ーシリンダーとグローブボックスロック装置本体を同一
の工場で製作した場合であっても、グローブボックスロ
ック装置本体を先に車両に組付け、その後にキーシリン
ダーをグローブボックスロック装置本体に組み込む場合
も、従来の構成では対応することが困難になっている。
【0007】本発明は上記のような課題に鑑み、キーシ
リンダーをグローブボックスロック装置本体に非アセン
ブリー状態で組み込めるようにすると共に、両者が互い
に別の工場で製作された場合などでも容易に対応できる
ようにしたグローブボックスロック装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、グロ
ーブボックスの開閉体に配置される車体側のストライカ
に係脱するロック部と、キーシリンダーの施解錠により
変位するリンク部材と、該リンク部材に連結されたハン
ドルとを備え、リンク部材の変位位置に応じて、前記ハ
ンドルと前記ロック部とを連係状態又は非連係状態に切
り替えるようにしたグローブボックスロック装置におい
て、前記キーシリンダーは、キー操作により施解錠され
るキーシリンダー本体部と、グローブボックスロック装
置本体に組み込まれ前記リンク部材を軸支するジョイン
ト部とからなり、キーシリンダー本体部をジョイント部
にグローブボックスロック装置本体の前方から連結した
ことを特徴とする。
【0009】この構成では、キーシリンダーの施解錠操
作によりリンク部材が回動変位し、リンク部材の回動位
置に応じて、ハンドルと連係レバーとの結合関係が連係
状態又は非連係状態にセットされる。ハンドルは、リン
ク部材に連結された操作用突子を有し、連係レバーは、
リンク部材と係合状態で一体的に連動する係合アームを
有する。
【0010】キーシリンダーは、キーシリンダー本体部
とジョイント部とからなり、グローブボックスロック装
置本体(装置本体)に固定したキーシリンダー挿入部内
に装着される。キーシリンダー本体部は、ハウジング内
にキー操作により回動可能に保持されたロータ(インナ
ー)とこれらに冠着されたキャップとからなり、キーシ
リンダー挿入部内で同軸上に対向配置されたジョイント
部と連結されてキーシリンダーを構成し、キー操作によ
り施解錠されるものである。また上記ジョイント部は、
予め前記装置本体に回動可能に組付けられるもので、リ
ンク部材の基端部を回動可能に支持する。
【0011】キーシリンダー本体部と上記ジョイント部
は、前記キーシリンダー挿入部において同軸上に連接配
置され、キーシリンダー本体部のロータの回動に伴い、
上記ジョイント部がこれと一体に回動するように連結す
る。すなわち、キーシリンダー本体部と上記ジョイント
部の間には、互いに一体回動させる連結手段を設ける。
例えば、キーシリンダー本体部と上記ジョイント部のい
ずれか一方に凹部を設け、他方に凹部に嵌まる凸部を設
けて、キーシリンダー本体部の回動力が上記ジョイント
部に伝達されるようにする。
【0012】そして、上記ジョイント部にキーシリンダ
ー本体部を連結するときは、装置本体の手前側からキー
シリンダー本体部を上記ジョイント部へ押し込むものと
する。また、装置本体にキーシリンダー本体部を固定す
る手段として、装置本体の前面部に予めスナップリング
を設け、キーシリンダー本体部を外周側から嵌合保持で
きるようにする。これによれば、キーシリンダー本体部
を押動前進させて該リング位置にキーシリンダー本体部
が到達した時に、キーシリンダー本体部がスナップリン
グによって嵌着固定され、このため、キーシリンダー本
体部の組付けを容易に行うことができる。
【0013】リンク部材をロック位置に回動させること
で、リンク部材と係合アームの係合端は互いに離れた状
態になり、リンク部材に結合されるキーシリンダーは、
連係レバー側に対し分離状態になる。
【0014】すなわち、シリンダー錠組込工程では、ま
ず装置本体に予め上記ジョイント部を装着しておき、こ
の後、装置本体の前面側からキーシリンダー本体部を上
記ジョイント部側に押し込む。これによりキーシリンダ
ーは、非アセンブリー状態で装置本体に組み込まれる。
勿論、車両に装置本体を先に組付けた後、装置本体にキ
ーシリンダーを組み込むこともでき、部品の製作条件等
に応じて組込工程のフレキシブルな変更が可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基づいて説明する。図1は本発明に係る
グローブボックスロック装置を示す背面図、図2はグロ
ーブボックスロック装置を示す正面図、図3は操作機構
部のアンロック状態を説明する背面図、図4は操作機構
部のアンロック状態でのハンドル操作を説明する背面
図、図5は操作機構部のロック状態を説明する背面図、
図6は操作機構部のロック状態でのハンドル操作を説明
する背面図、図7はスライドリンクと係合アームとの嵌
合関係を示す要部断面図、図8はジョイント部とキーシ
リンダーとの係合関係を示す要部断面図、図9はハンド
ルとスライドリンクとの結合関係を示す要部断面図、図
10はキーシリンダーの組付け状態を示す要部正面図、
図11はキーシリンダーの構造を示す要部分解斜視図、
図12は従来のグローブボックスロック装置を示す正面
図である。
【0016】
【実施例】図2に示すように、グローブボックスロック
装置はロック機構部23と操作機構部24とからなり、
ロック機構部23、操作機構部24はそれぞれ、ドッグ
25、従動アーム26を有している。ロック機構部23
と操作機構部24は、リッド27の左右方向LRに隔て
て分離配置されていると共に、連結ロッド28及び後述
のスライダリンク38等を介して結合分離可能に連結さ
れている。
【0017】図1に示すように、ロック機構側のドッグ
25の先端部25aは、連結具29により連結ロッド2
8の従動端部28aに連結され、連結ロッド28の操作
端部28bは、連結具30により操作機構側の従動アー
ム26先端部に連結されている。上記ロック機構部23
には、ドッグ25をポウル32側に付勢するリターンバ
ネ31等が組み込まれているが、ロック機構部23の構
成要素は、図10の従来装置と同様であるので、以下、
主に操作機構部24側の構造についてのみ詳述する。
【0018】操作機構部24はレバー軸33を中心に回
動する連係レバー34を有し、連係レバー34には、従
動アーム26及びこれに対しほぼ直角をなして延びる係
合アーム36が一体成形されている。係合アーム36の
先端には、スライドリンク(リンク部材)37の先端部
が離反可能に連係されている。具体的には、図7に示す
ように、スライドリンク37の先端部には、断面コ字形
のアーム拘束用嵌合凹部39をもつスペーサー38が取
り付けられ、スペーサー38の嵌合凹部39は、係合ア
ーム36の先端両面を上方から挟持して嵌合拘束してい
る。これにより、嵌合凹部39は係合アーム36の先端
部に対し、上方に相対移動することで離反可能とされて
いるが、スペーサー38を押し下げると、係合アーム3
6の先端部は下方に押動されることとなる。
【0019】スライドリンク37の中間部には、リンク
長手方向に延びる長孔41が形成され、長孔41には、
図9に示すように、ハンドル42の背面側に突設した突
子43が嵌まっている。ハンドル42は、ハンドル軸4
4を中心として回動可能とされている。また突子43
は、操作機構部24に形成した上下ガイド孔50に嵌ま
り、このガイド孔50に沿って突子43は上下方向にス
ライド可能とされている。
【0020】46は、操作機構部24側の装置本体プレ
ート(グローブボックスロック装置本体)52に固定さ
れた筒形のキーシリンダー挿入部で、この挿入部46内
には、キーシリンダー本体部54が装着される。図8に
示すように、キーシリンダー本体部54は、ハウジング
54b内にキー操作により回動可能に保持されたロータ
(インナー)54aとこれらに冠着されたキャップ54
cとからなり、キーシリンダー挿入部46内で同軸上に
対向配置されたジョイント部48と連結されてキーシリ
ンダー47を構成するものである。図中、42aはカバ
ーである。
【0021】ジョイント部48は、キーシリンダー本体
部54と同径の円板形に形成され、キーシリンダー本体
部54の組付け前に、予めハウジング46内に回動可能
に配設されるもので、ジョイント部48には、スライド
リンク37の基端部が回動可能に支持されている。具体
的には、スライドリンク37の基端部はリンク取付部4
5に軸支され、リンク取付部45は、ジョイント部48
の外縁部に偏心して固着されている。
【0022】ジョイント部48は、ハウジング46内に
装着され、ジョイント部48の前端面には、径方向に延
びる凹部48aが形成されている。凹部48aは、キー
シリンダー本体部54のロータ(インナー)54aの後
端面に設けられた凸部54dに凹凸嵌合して連結されて
いる。これにより、ジョイント部48へのキーシリンダ
ー本体部54の連結は、装置本体プレート52の手前側
からキーシリンダー本体部54をジョイント部48側へ
押し込むだけで行うことができる。
【0023】尚、凹部48a、凸部54aは、キーシリ
ンダー本体部54を装置本体プレート52の前方からジ
ョイント部48に連結する連結手段として機能するが、
凹部をキーシリンダー本体部54に設け、且つ凸部をジ
ョイント部48に設けてもよい。要は、キーシリンダー
本体部54の回動に伴い、ジョイント部48がこれと一
体回動するように連結すればよい。
【0024】装置本体プレート52前面側のハウジング
46外周にはリング取付用孔(図略)が形成され、この
孔には、図10及び図11に示すように、所要の弾性挟
持力をもつ略C形状のスナップリング49が外装されて
いる。スナップリング49の両端圧接部49aは、前記
孔からハウジング46内面側に突出し、キーシリンダー
本体部54外周面の一対のリング固定用凹部54eに嵌
まることで、キーシリンダー本体部54を軸移動不能に
固定している。これによれば、キーシリンダー本体部5
4を装置本体プレート52の前方からキー挿入方向Bに
装着すると、スナップリング49の両端圧接部49aは
キーシリンダー本体部54外周面の一対の傾斜面54f
にガイドされてスナップリング49が開径方向に徐々に
撓んで行き、リング対応位置までキーシリンダー本体部
54が移動した時点で、スナップリング49が縮径方向
に撓む構成となる。したがって、スナップリング49の
両端圧接部49aが凹部54eに落ち込むことで、スナ
ップリング49によりキーシリンダー本体部54が嵌着
固定されることになる。
【0025】次に、キーシリンダー47の施解錠に伴う
スライドリンク37のロック位置又はアンロック位置の
切替えについて述べる。まず、キーシリンダー47を施
解錠操作すると、これと一体的にジョイント部48も回
動変位し、スライドリンク37がロック位置又はアンロ
ック位置に設定される。そして、アンロック位置の時、
スペーサー38と係合アーム36は互いに当接状態とな
るが、ロック位置の時は、両者38、36は離反状態と
なる。
【0026】図3に示すように、アンロック位置の時
は、連係レバー34の係合アーム36とスペーサー38
とが当接した連係状態にあるが、この状態で、ハンドル
42をリッド27の前方側に引くと、ハンドル42が回
動して突子43が下降する。その結果、スペーサー38
が下降して係合アーム36が押し下げられる。すると、
図4に示すように、連係レバー34の回動に伴い、従動
アーム26が揺動し、そのためドッグ25がポウル32
から退避し、リッド27が開放される。
【0027】一方、キー操作によりスライドリンク37
をロック位置にした時は、図5に示すように、スペーサ
ー38は係合アーム36から離れ、操作機構部24とロ
ック機構部23側との連係が解除される。この状態で
は、突子43によりスライドリンク37を下降させて
も、スペーサー38で係合アーム36を押し下げること
はできない。従って、連係レバー34はその位置に保持
されるので、リッド27は開放されない。
【0028】本発明におけるジョイント部48へのキー
シリンダー本体部54の連結は、図10に示すように、
装置本体プレート52の手前側からキーシリンダー本体
部54をキー挿入方向B、すなわち、ジョイント部48
側へ押し込めばよい。すると、キーシリンダー本体部5
4の後端部が前進移動するに従って、スナップリング4
9の両端部は一旦拡径方向に撓む。しかし、キーシリン
ダー本体部54の後端部がリング位置まで移動すると、
スナップリング49の両端部は中心方向に撓み、キーシ
リンダー本体部54のリング固定用凹部54eに嵌入す
る。これにより、キーシリンダー本体部54がスナップ
リング49によって確実に嵌着固定されることになる。
【0029】また、車両へのキーシリンダー組付けの
際、キーシリンダー本体部54を装置本体プレート52
に一体化させなくとも、非アセンブリー状態で車両側に
組付けることができる。すなわち、キーシリンダー組込
時において、まず装置本体プレート52に予めジョイン
ト部48を装着しておき、この後、装置本体プレート5
2の前面側からキーシリンダー本体部54をキー挿入方
向Bに押圧移動させる。これによりキーシリンダー本体
部54は、単品のままで装置本体プレート52に組み込
まれる。これにより、装置本体プレート52を先に車体
に組付けた後、装置本体プレート52にキーシリンダー
本体部54を組み込むことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ジョイント部にキーシ
リンダー本体部を装置本体の前方から装着して連結でき
ることにより、キーシリンダーと装置本体を別の工場で
製作した後、キーシリンダーを単体の状態のままで車両
に組付けることができる。したがって、装置本体を先に
車両に組付けた後、装置本体にキーシリンダーを組み込
むことができ、もってグローブボックスロック装置の組
付工程を自由に設定することができるという優れた効果
がある。また、キーシリンダー本体部が、グローブボッ
クスロック装置本体に設けたスナップリングにより嵌着
固定されるようにしたので、組付け作業が簡単になる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグローブボックスロック装置を示
す背面図である。
【図2】グローブボックスロック装置を示す正面図であ
る。
【図3】操作機構部のアンロック状態を説明する背面図
である。
【図4】操作機構部のアンロック状態でのハンドル操作
を説明する背面図である。
【図5】操作機構部のロック状態を説明する背面図であ
る。
【図6】操作機構部のロック状態でのハンドル操作を説
明する背面図である。
【図7】スライドリンクと係合アームとの嵌合関係を示
す要部断面図である。
【図8】ジョイント部とキーシリンダーとの係合関係を
示す要部断面図である。
【図9】ハンドルとスライドリンクとの結合関係を示す
要部断面図である。
【図10】キーシリンダーの組付け状態を示す要部正面
図である。
【図11】キーシリンダーの構造を示す要部分解斜視図
である。
【図12】従来のグローブボックスロック装置を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 インスツルメントパネル 2 リッド 3 ロック装置(ロック機構部) 4 ロック装置本体 6 ポウル 8 ストライカ 9 ドッグ 9b 基端部 11 連係レバー 11a 従動アーム 11b 弾性爪 11c 操作アーム 12 連結ロッド 12b 操作側端部 13 ハンドル 13a 操作レバー 14 取付フレーム 15 ヒンジ軸 16 バネ 17 キーシリンダーハウジング 19 突起 20 スライダ 21 案内溝 23 ロック機構部 24 操作機構部 25 ドッグ 25a 先端部 26 従動アーム 27 リッド 28 連結ロッド 28a 従動端部 28b 操作端部 29 連結具 30 連結具 31 リターンバネ 32 ポウル 33 レバー軸 34 連係レバー 36 係合アーム 37 スライドリンク(リンク部材) 38 スペーサー 39 嵌合凹部 41 長孔 42 ハンドル 42a カバー 43 突子 44 ハンドル軸 45 リンク取付部 46 キーシリンダー挿入部 47 キーシリンダー(錠) 48 ジョイント部 48a 連結用凹部 49 スナップリング 49a スナップリングの両端圧接部 50 上下ガイド孔 52 装置本体プレート(グローブボックスロック装
置本体) 54 キーシリンダー本体部 54a ロータ(インナー) 54b ハウジング 54c キャップ 54d 連結用凸部 54e リング固定用凹部 54f 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 龍郎 宮崎県佐土原町大字下那珂字和田山3700番 地 株式会社ホンダロック内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH01 JJ00 KK01 LL11 NN01 PP11 PP15 QQ10 3D022 CA08 CB01 CC02 CD14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グローブボックスの開閉体に配置され車
    体側のストライカに係脱するロック部と、キーシリンダ
    ーの施解錠により変位するリンク部材と、該リンク部材
    に連結されたハンドルとを備え、リンク部材の変位位置
    に応じて、前記ハンドルと前記ロック部とを連係状態又
    は非連係状態に切り替えるようにしたグローブボックス
    ロック装置において、前記キーシリンダーは、キー操作
    により施解錠されるキーシリンダー本体部と、グローブ
    ボックスロック装置本体に組み込まれ前記リンク部材を
    軸支するジョイント部とからなり、キーシリンダー本体
    部をジョイント部にグローブボックスロック装置本体の
    前方から連結したことを特徴とするグローブボックスロ
    ック装置。
  2. 【請求項2】 キーシリンダー本体部が、グローブボッ
    クスロック装置本体に設けたスナップリングにより嵌着
    固定されることを特徴とする請求項1記載のグローブボ
    ックスロック装置。
JP2000300271A 2000-09-29 2000-09-29 グローブボックスロック装置 Pending JP2002106225A (ja)

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