JP2001347609A - 空洞含有ポリエステル系離型フィルム - Google Patents
空洞含有ポリエステル系離型フィルムInfo
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Abstract
て、スルーホール打ち抜き時のバリの発生を抑制し、か
つ打ち抜き性の良好な空洞含有ポリエステル系離型フィ
ルムを提供する。 【解決手段】 ポリエステル樹脂と、前記ポリエステル
樹脂に非相溶の熱可塑性樹脂を含有する組成物からなる
空洞含有ポリエステル系基材フィルムと、前記基材フィ
ルムの少なくとも片面に離型層を設けた空洞含有ポリエ
ステル系離型フィルムであって、下記式で定義される基
材フィルムの空洞積層数密度が0.20個/μm以上で
あり、離型層が硬化型シリコーン樹脂から主として構成
されていることを特徴とする空洞含有ポリエステル系離
型フィルム。 空洞積層数密度(個/μm)=基材フィルム厚み方向の
空洞数/基材フィルム厚み
Description
用な離型フィルムに関するものである。
る離型フィルムは、カード用、ラベル用、印刷用、粘着
用、セラミック成型用等の各種離型用途に利用されてい
るが、セラミック成型用等の離型工程紙に使用する場
合、下記の様な問題点があった。
い、ファインパターン化や多層積層化の技術が検討され
ている。多層積層化には、スルーホールが必要であり、
スルーホールの極小化が要望されている。スルーホール
後、導電性塗料が充填され積層間の導通回路とされる
が、通常のポリエステルフィルムを離型フィルムとして
使用した場合、スルーホール打ち抜き時にバリが発生
し、良好なスルーホールが得られないという問題が生じ
る。離型フィルムにバリが発生すると、導電性塗料の充
填に不具合をきたし、不良率が増加するため好ましくな
い。
従来の問題点を解消し、特にセラミックシート多層積層
工程において、スルーホール打ち抜き時のバリの発生を
抑制し、かつ打ち抜き性の良好な空洞含有ポリエステル
系離型フィルムを提供することにある。
ステル系離型フィルムは、基材の空洞含有ポリエステル
系フィルムの厚みに対する基材フィルム厚み方向の空洞
の数が多くなるよう空洞の分散状態を改良し、また硬化
型シリコーン樹脂からなる離型層をその少なくとも片面
に設けた構成とすることにより、スルーホール打ち抜き
時のバリの発生を抑制できることがわかり、上記課題を
解決するに至った。
た空洞含有ポリエステル系離型フィルムとは、以下の通
りである。
と、前記ポリエステル樹脂に非相溶の熱可塑性樹脂を含
有する組成物からなる空洞含有ポリエステル系基材フィ
ルムと、前記基材フィルムの少なくとも片面に離型層を
設けた空洞含有ポリエステル系離型フィルムであって、
下記式で定義される基材フィルムの空洞積層数密度が
0.20個/μm以上であり、離型層が硬化型シリコー
ン樹脂から主として構成されていることを特徴とする空
洞含有ポリエステル系離型フィルムである。 空洞積層数密度(個/μm)=基材フィルム厚み方向の
空洞数/基材フィルム厚み
がポリオレフィン系樹脂とポリスチレン系樹脂を含むこ
とを特徴とする第1の発明に記載の空洞含有ポリエステ
ル系離型フィルムである。
がポリオレフィン系樹脂とポリスチレン系樹脂であるこ
とを特徴とする第1または2の発明に記載の空洞含有ポ
リエステル系離型フィルムである。
中の主成分樹脂の溶融粘度ηoと前記ポリスチレン系樹
脂の溶融粘度ηsが下記式(1)を満足することを特徴
とする第2または3の発明に記載の空洞含有ポリエステ
ル系離型フィルムである。 ηO/ηS ≦0.80 …(1)
中の主成分樹脂がポリメチルペンテン樹脂であることを
特徴とする第2、3、または4の発明に記載の空洞含有
ポリエステル系離型フィルムである。
が0.70〜1.25g/cm3であることを特徴とす
る第1、2、3、4、または5の発明に記載の空洞含有
ポリエステル系離型フィルムである。
テル系離型フィルムの実施形態について、詳細に説明す
る。
ステル系フィルムは、下記式で定義される空洞積層数密
度が、0.20個/μm以上であることが好ましく、
0.25〜0.45個/μmであることがより好まし
く、0.30〜0.40個/μmであることが特に好ま
しい。空洞積層数密度が0.20個/μm未満の場合、
スルーホール打ち抜き時のバリが高くなるため好ましく
ない。 空洞積層数密度(個/μm)=フィルム厚み方向の空洞
数(個)/フィルム厚み(μm)
ィルムにおいて、空洞積層数密度を上記範囲にするため
には、従来から行なわれているポリエステル系樹脂に非
相溶の熱可塑性樹脂の種類や含有量を適正化したり、フ
ィルムの延伸温度や延伸倍率を調節するなどの方法では
不十分であり、例えばポリエステル樹脂に非相溶な熱可
塑性樹脂の溶融粘度を適正化したり、メルトラインに静
的混合器などを使用して、空洞を微分散化するなどの方
法が好適である。
ルムは、見かけ密度が0.70〜1.25g/cm3で
あることが好ましく、0.80〜1.20g/cm3で
あることがより好ましく、0.85〜1.15g/cm
3であることが特に好ましい。見かけ密度が0.70g
/cm3未満ではフィルムの強度が低下し、シワの発生
や表面の劈開などにより後加工での取扱いが難しくなる
傾向があるため好ましくない。また、1.25g/cm
3を超えると、空洞含有量が十分でなく、スルーホール
打ち抜き時のバリが高くなりやすいため好ましくない。
ィルムにおいて、見かけ密度を上記範囲にするために
は、例えば下記に示すポリエステル系樹脂に非相溶の熱
可塑性樹脂の種類や含有量を適正化したり、フィルムの
延伸温度や延伸倍率を調節するなどの方法が挙げられ
る。
は、ポリエステル系樹脂中にポリオレフィン系樹脂およ
びポリスチレン系樹脂を含む非相溶の熱可塑性樹脂が分
散されていることが好ましい。詳しくは、ポリオレフィ
ン系樹脂粒子の周りにポリスチレン系樹脂よりなる相で
被覆されたコア・シェル構造を有する分散粒子が形成さ
れ、これが空洞発現剤粒子としてポリエステル系樹脂中
に分散していることが好ましい。
含まれる空洞は、ポリエステル樹脂中に上記構造を有す
る分散粒子を含む未延伸フィルムを延伸することによ
り、前記分散粒子とポリエステル系樹脂の界面に発現さ
せたものが好ましい。
ムの主たる構成成分である、ポリエステル樹脂とは、テ
レフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸の
ごとき芳香族ジカルボン酸又はそのエステルとエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、1,3−プロパン
ジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリ
コールのごときグリコールとをエステル化反応またはエ
ステル交換反応させた後、重縮合反応させて製造される
ポリエステル樹脂である。
ルボン酸とグリコールとを直接エステル化反応させ次い
で重縮合反応させる方法、または芳香族ジカルボン酸の
アルキルエステルとグリコールとをエステル交換反応さ
せ次いで重縮合反応させる方法か、あるいは芳香族ジカ
ルボン酸のジグリコールエステルを重縮合反応させるな
どの方法によって製造することができる。
ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフ
タレート、ポリエチレンブチレンテレフタレートあるい
はポリエチレン−2,6−ナフタレートなどの熱可塑性
樹脂が挙げられる。このポリエステル樹脂はホモポリマ
ーであってもよく、第三成分を共重合したものであって
も良い。いずれにしても本発明においては、エチレンテ
レフタレート単位、プロピレンテレフタレート単位、ブ
チレンテレフタレート単位あるいはエチレン−2,6−
ナフタレート単位を70モル%以上、好ましくは80モ
ル%以上、特に好ましくは90モル%以上であるポリエ
ステル樹脂を用いることが好ましい。なお、上記ポリエ
ステル樹脂は単独で使用してもよく、あるいは2種以上
ブレンドして使用してもよい。
フィルムにおいて、構成成分の1つである、ポリエステ
ル樹脂に非相溶の熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィ
ン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、
ポリカーボネート樹脂、ポリスルホン系樹脂、セルロー
ス系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂等が例示され
るが、これらに限定されるものではない。なお、前記の
非相溶な熱可塑性樹脂のなかでも、ポリオレフィン系樹
脂とポリスチレン樹脂を必須成分として含むことが好ま
しい。
エチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペ
ンテンなどの樹脂が挙げられる。これらは必ずしもホモ
ポリマーに限定されるものではなく、2種類以上のオレ
フィン系モノマーを重合した共重合ポリマーであっても
よく、有機酸成分などを共重合した変成ポリオレフィン
樹脂でもよい。また、ポリオレフィン系樹脂は必ずしも
単独で使用する必要はなく、主成分(含有量の最も多い
ポリオレフィン樹脂成分)以外に、他の副成分(主成分
に対して含有量の少ないポリオレフィン系樹脂成分)を
混合して用いてもよい。
分として使用するポリオレフィン系樹脂は、高温下でも
軟化しにくく、優れた空洞発現性を有する点から、ポリ
メチルペンテン樹脂が特に好ましい。
洞含有層を構成する樹脂組成物に対して、2.0〜1
4.5重量%であることが好ましく、4.0〜11.5
重量%であることが特に好ましい。含有量が2.0重量
%未満であると、フィルムの空洞含有量が不十分とな
り、スルーホール打ち抜き時のバリが高くなりやすいた
め好ましくない。一方、14.5重量%を超えると製膜
時の延伸工程が不安定となりやすいため好ましくない。
されないが、代表的な樹脂としてスチレンモノマーを重
合したホモポリマーのほか、有機酸成分などの各主成分
を共重合した変成ポリスチレン樹脂などが挙げられる。
含有層を構成する樹脂組成物に対して、0.5〜7.0
重量%であることが好ましく、特に好ましくは1.0〜
5.0重量%である。含有量が0.5重量%未満である
と、ポリエステル樹脂に非相溶な熱可塑性樹脂からなる
空洞発現剤粒子が粗分散化して空洞が大きくなり、スル
ーホール打ち抜き時のバリが高くなりやすいため好まし
くない。また、含有量が7.0重量%を超えると、フィ
ルムの剛性が高くなりやすく、柔軟性を損なう傾向にあ
るため好ましくない。
は、上記ポリオレフィン系樹脂と上記ポリスチレン系樹
脂を含み、かつポリエステル系樹脂に非相溶の熱可塑性
樹脂の合計含有量は、空洞含有層を構成する樹脂組成物
に対して2.5〜15.0重量%であることが好まし
く、4.0〜10.0重量%であることがより好まし
い。含有量が2.5重量%未満であると、フィルムの空
洞含有量が不十分となり、スルーホール打ち抜き時のバ
リが高くなりやすいため好ましくない。一方、含有量が
15.0重量%を超えると、製膜時の延伸工程が不安定
となりやすいため好ましくない。
度ηO(ポイズ)、ポリスチレン系樹脂の溶融粘度η
S(ポイズ)の比(ηO/ηS)は0.80以下であるこ
とが好ましく、特に好ましくは0.50以下である。上
記の溶融粘度の比(ηO/ηS)が0.80を超えると、
ポリスチレン系樹脂の分布が不均一になり、非相溶樹脂
の相構造が不安定になりやすい。その結果、空洞発現剤
の分散状態が悪化し、本発明で規定する空洞の分散状態
を得ることが困難になる。なお、2種類以上のポリオレ
フィン系樹脂を混合して用いる場合、含有量が最も多い
ポリオレフィン系樹脂(主成分)の溶融粘度をηO(ポ
イズ)をとして、上記の溶融粘度の関係を満足すべく樹
脂粘度を設定することが好ましい。
て、ポリメチルペンテン樹脂を使用する場合、ポリメチ
ルペンテン樹脂の溶融粘度ηOは3,500ポイズ以下
であることが好ましく、特に好ましくは2,000ポイ
ズ以下である。ポリメチルペンテン樹脂の溶融粘度が
3,500ポイズを超えた場合、フィルム原料を混練り
・押出し成形する工程でポリメチルペンテン樹脂が分散
され難くなり、優れた印刷性を付与するのに必要な空洞
の分散状態が得られにくくなるため好ましくない。
ηSは、1,000〜10,000ポイズであることが
好ましく、特に好ましくは3,000〜7,000ポイ
ズである。ポリスチレン系樹脂の溶融粘度が10,00
0ポイズを超えると、フィルム原料を混練り・押出し成
形する工程でポリスチレン系樹脂が分散され難くなる。
一方、ポリスチレン系樹脂の溶融粘度が1,000ポイ
ズ未満であると、ポリスチレン系樹脂の空洞分布が不均
一となり、いずれの場合も本発明で規定する空洞積層数
密度を満足する空洞の分散状態が得られにくくなるため
好ましくない。
ルム中には、無機及び/又は有機の不活性粒子を必要に
応じて含有させてもよい。ここで、前記不活性粒子とし
ては、二酸化チタン、シリカ、カオリナイト、タルク、
炭酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、硫酸バリウ
ム、カーボンブラック、酸化亜鉛、硫化亜鉛などの無機
粒子のほか、架橋ポリスチレン粒子、架橋アクリル粒
子、シリコン樹脂粒子、ベンゾグアナミンホルムアルデ
ヒド縮合物粒子などの耐熱性有機粒子等が挙げられる
が、特に限定されるものではない。但し、白度及び高隠
蔽性の点から、二酸化チタン粒子を含有させることが好
ましい。
テル系フィルム中に含有させる方法も特に限定されない
が、粒子を高濃度に含有するマスターペレットにしたポ
リエステルを用いて、その後他の熱可塑性樹脂で希釈し
てフィルム中に含有させることが製造面等から好まし
い。
るものではないが、フィルム中に0〜30重量%である
ことが好ましく、特に好ましくは3〜20重量%であ
る。粒子含有量が30重量%を超えると、フィルムの機
械的強度が低下するため好ましくない。
ルム形成用原料樹脂として、ポリエステル樹脂に非相溶
な熱可塑性樹脂としてポリスチレン樹脂やポリプロピレ
ン樹脂などを使用した際、これらの樹脂中の可塑剤など
の添加剤がフィルム表面にブリードアウトし、離型層を
塗布した際に塗布液のはじきやむら、離型層との密着性
を悪化させる場合がある。そのため、基材の空洞含有ポ
リエステル系フィルムと離型層との接着性を悪化させな
いために、また滑り性やフィルム表面強度などのその他
の機能を付与するために、空洞含有ポリエステル系フィ
ルムの少なくとも片面に熱可塑性ポリエステル樹脂から
なる層またはポリエステル系樹脂に対する接着性を有す
る樹脂の層を共押出しにより積層していても構わない。
また、積層する樹脂中には空洞含有ポリエステル系フィ
ルムと同種または異種の空洞発現剤や不活性粒子を含有
していても構わない。
ィルム全体の40%以下が好ましく、さらに20%以下
が特に好ましい。厚み比が40%を超えると、基材フィ
ルムと離型層の接着性、表面強度などは改善されるが、
本来の目的であるスルーホール打ち抜き時のバリが高く
なりやすく好ましくない。
型フィルムは、離型層を積層する前に、接着性や帯電防
止性などの機能を付与するために、基材フィルムの少な
くとも片面に塗布層を設けても構わない。
ステルフィルムの接着性や帯電防止性などの機能を付与
する手段として、従来から開示されている公知の化合物
が適用可能である。
ート方式、キスコート方式、ディップ方式、スプレイコ
ート方式、カーテンコート方式、エアナイフコート方
式、ブレードコート方式、リバースロールコート方式な
ど通常用いられている方法が適用できる。塗布する段階
としては、フィルムの延伸前に塗布する方法、縦延伸後
に塗布する方法、配向処理の終了したフィルム表面に塗
布する方法などのいずれの方法も可能である。
製造方法は任意であり、特に制限されるものではない
が、例えば前述の組成からなる混合物を溶融させシート
状に押出し成形して未延伸フィルムとした後、この未延
伸フィルムを延伸するという一般的な方法を用いること
ができる。
フィルム原料を溶融、押出し成形する工程で、ポリエス
テル樹脂中にポリエステル樹脂と非相溶な熱可塑性樹脂
を分散させている。本発明の実施例では、ポリエステル
樹脂およびポリエステル樹脂と非相溶な熱可塑性樹脂は
ペレット形状で供給されているものを用いたが、これに
限定されるものではない。
入する原料は、目的の組成に応じてこれらの樹脂をペレ
ット混合して準備する。しかしながら、本発明の基材の
空洞含有ポリエステル系フィルム原料として、ポリエス
テル樹脂とポリオレフィン系樹脂を用いた場合、樹脂の
比重が両者で大きく異なるため、一度混合したペレット
が押出機に供給される過程で偏析しないような工夫を加
えることが好ましい。偏析を防ぐための好適な方法とし
て、事前に原料樹脂の一部または全部を組み合わせて混
練りペレタイズし、マスターバッチペレットとする方法
が挙げられる。本発明の実施例ではこの方法を用いた
が、本発明の効果を妨げない限り特に限定されるもので
はない。
出しにおいては、溶融状態で混合して微分散させた後
も、樹脂の界面エネルギーを減少させようという働きか
ら再凝集する性質がある。これは未延伸フィルムを押出
成形する際に空洞発現剤を粗分散化させ、求める物性発
現の妨げとなる現象である。
する際には、より混合効果の高い二軸押出機を用いて、
空洞発現剤をあらかじめ微分散させておくことが好まし
い。また、これが困難な場合には、補助的な手段とし
て、押出機から静的混合器を介して、原料樹脂をフィー
ドブロックまたはダイスに供給することも好ましい。こ
こで用いる静的混合器としては、スタティックミキサー
やオリフィス等を用いることができる。ただし、これら
の方法を採用した場合には、メルトライン中で熱劣化し
た樹脂を滞留させることもあり、注意が必要である。
に分散した非相溶樹脂は、低せん断の溶融状態下で、非
相溶樹脂の再凝集が時間とともに進行する傾向があるの
で、押出機からダイスに至るメルトライン中の滞留時間
を減少させることが根本的な解決方法である。本発明に
おいて、メルトライン中での滞留時間を30分以下とす
ることが好ましく、15分以下とすることがより好まし
い。
伸、配向処理する条件は、フィルムの物性と密接に関係
する。以下では、最も一般的な逐次二軸延伸方法、特に
未延伸フィルムを長手方向次いで幅方向に延伸する方法
を例にとり、延伸、配向条件を説明する。
は多数本のロール間で延伸する。このときの加熱手段と
しては、加熱ロールを用いる方法でも非接触の加熱方法
を用いる方法でもよく、それらを併用してもよい。次い
で一軸延伸フィルムをテンターに導入し、幅方向に(T
m−10℃)以下の温度で2.5〜5倍に延伸する。但
し、Tmはポリエステルの融点を意味する。
要に応じて熱処理を施す。熱処理はテンター中で行うの
が好ましく、(Tm−60℃)〜Tmの範囲で行うのが
好ましい。
ルムにおいて、離型層は硬化型シリコーン樹脂から主と
して構成されていることが必要である。前記硬化型シリ
コーン樹脂としては、特に限定はなく、付加反応型、縮
合反応型、紫外線もしくは、電子線硬化型のシリコーン
樹脂を使用することができる。
ば、末端にビニル基を導入したポリジメチルシロキサン
とハイドロジエンシロキサンを白金触媒を用いて反応さ
せ、3次元架橋構造を形成したもの等が挙げられる。
ば、末端に水酸基を有するポリジメチルシロキサンとハ
イドロジエンシロキサンを白金触媒を用いて反応させ、
3次元架橋構造を形成したもの等が挙げられる。
えば、最も基本的なタイプとして通常のシリコーンゴム
架橋と同じラジカル反応を利用するもの、不飽和基を導
入して光硬化させるもの、ビニルシロキサンへのチオー
ルの付加反応で架橋するもの、紫外線でオニウム塩を分
解して強酸を発生させ、これでエポキシ基を開裂させて
架橋するもの等が挙げられる。
強いため、電子線硬化型シリコーン樹脂は紫外線硬化型
シリコーン樹脂のように開始剤を用いなくてもラジカル
による架橋反応が起こる。
用目的に応じて設定すれば良く、特に限定されないが、
硬化後の離型層重量が0.02〜0.2g/m2となる
範囲が好ましい。離型層の厚みが0.02g/m2未満
の場合、剥離性能が低下しやすい。一方、0.2g/m
2を超える場合、ポリエステルの密着性に必要な硬化時
間が大きくなり、生産上不都合となりやすい。
例えば硬化型シリコーン樹脂を分散させた塗液を、基材
の空洞含有ポリエステル系フィルムの表面に塗布等によ
り展開し、溶媒等乾燥により除去後、熱により樹脂を反
応させ硬化させる方法が用いられる。
塗布法が適用でき、例えばグラビアコート法やリバース
コート法等のロールコート法、マイヤーバーなどのバー
コート法、スプレーコート法、エアーナイフコート法
等、従来から知られているコート方法が利用できる。
テル系離型フィルムは、ポリエステル樹脂中に分散され
た微細空洞がスルーホール時のバリの発生を極力抑え、
セラミック用離型フイルムとして等に好適なものであ
る。
まず、本発明で使用した特性の評価方法を以下に示す。
エタン40重量%の混合溶媒にポリエステル原料を溶解
し、固形分をガラスフィルターで濾過した後、30℃に
て測定した。
度を、フローテスター(島津製作所製、CFT−50
0)を用いて測定した。なお、剪断速度100/秒での
溶融粘度の測定は、剪断速度を100/秒に固定して行
うことが困難であるため、適当な荷重を用いて、100
/秒未満の任意の剪断速度および前記剪断速度よりも大
きい任意の剪断速度で溶融粘度を測定し、縦軸に溶融粘
度、横軸に剪断速度をとり、両対数グラフにプロットし
た。前記の2点を直線で結び、内挿により剪断速度10
0/秒での溶融粘度(η:ポイズ)を求めた。
試料とした。これを4枚重ねにして、その厚みマイクロ
メーターを用いて有効数字4桁で10点測定し、重ね厚
みの平均値を求めた。この平均値を4で除し、小数第4
位の桁を四捨五入し、一枚あたりの平均のフィルム厚み
(t:μm)を小数第3位の桁で求めた。また、同試料
4枚の重量(w:g)を自動上皿天秤により有効数字4
桁まで測定し、下記式により見かけ密度を求めた。な
お、見かけ密度は有効数字3桁に丸めた。 見かけ密度(g/cm3)=w×104/(5.00×
5.00×t×4)
ル系フィルムの異なる部位5箇所において、フィルムの
縦延伸方向と平行でかつフィルム面に垂直な割断面を観
察した。前記割断面を300〜3,000倍の適切な倍
率で観察し、フィルム全厚みの中における空洞の分布状
態が確認できる写真を撮影した。写真画像上の任意の場
所でフィルム表面に垂直に直線を引き、この直線に交わ
る空洞の数N(積層数)を計数した。また、この直線に
沿ってフィルムの全厚みT(μm)を測定し、空洞の積
層数N(個)をフィルムの全厚みT(μm)で除して空
洞積層数密度N/T(個/μm)を求めた。なお、測定
は写真1枚につき5箇所で行い、総計25箇所の空洞積
層数密度を平均し、サンプルの空洞積層数密度(個/μ
m)とした。
ム断面に観察される空洞数を計数した。これを観察部の
面積で除して規格化した後、2,500倍して50μm
四方(2,500μm2)に含まれる空洞の数に換算し
た。なお、測定はサンプルの異なる部位5箇所の写真を
用いて行い、この平均値を求めてサンプルの空洞数(個
/2,500μm2)とした。
ー31B)を貼り、5kgf/50mm幅の圧着ローラ
ーで圧着し、室温で20時間放置後、離型層と粘着テー
プとの剥離力を引っ張り試験機(剥離角度:90度)に
て測定し、下記の3つの基準にて判定した。剥離力の好
ましい範囲は、8gf/50mm幅以上、17gf/5
0mm幅未満であり、剥離力が強すぎても、弱すぎても
好ましくない。 A 8gf/50mm幅以上、17gf/50mm幅未
満 B 17gf/50mm幅以上 C 8g/50mm幅未満
号)を使用し、試料フイルムを断裁し、断裁部のヒゲ部
(断裁進行方向に延びたバリ)の長さを光学顕微鏡(ニ
コン社製、OPTIPHOT HFX-II)にて200倍で測定し、
下記評価にて判定した。 A 10μm以下 B 10μmより長く、15μm以下(実用上使用可
能) C 15μmより長い(実用上問題あり)
ルムの製造方法に関する主な条件を表1に、得られたフ
ィルムの評価結果を表2に示す。
00ポイズのポリメチルペンテン樹脂(三井化学社製、
DX820)60重量%、溶融粘度(ηS)が3,90
0ポイズのポリスチレン樹脂(日本ポリスチ社製、G7
97N)20重量%、および溶融粘度が2,000ポイ
ズのポリプロピレン樹脂(グランドポリマー社製、J1
04WC)20重量%をペレット混合したものを285
℃に温調したベント式二軸押出機に供給し、予備混練り
した。この溶融樹脂を連続的にベント式単軸混練機に供
給、混練りして押出し、得られたストランドを冷却、切
断して空洞発現剤マスターペレット(M1)を調整し
た。
集粒子径が1.5μmの凝集体シリカ粒子をエチレング
リコール中に混合し、該スラリーを高圧式均質分散機に
より49.0MPaで5パス相当時間循環処理し、さら
に95%カット径が30μmのビスコースレーヨン製フ
ィルターで濾過処理を行ない、平均粒子径が1.0μm
の凝集体シリカ粒子のエチレングリコールスラリーを得
た。スラリー濃度は140g/Lであった。
ト樹脂を次の方法で得た。エステル化反応缶を昇温し、
200℃に到達した時点で、テレフタル酸を86.4重
量部及びエチレングリコールを64.4重量部からなる
スラリーを仕込み、攪拌しながら触媒として三酸化アン
チモンを0.03重量部及び酢酸マグネシウム4水和物
を0.088重量部、トリエチルアミンを0.16重量
部添加した。次いで、加圧昇温を行いゲージ圧0.34
3MPa、240℃の条件で、加圧エステル化反応を行
った。その後、エステル化反応缶内を常圧に戻し、リン
酸トリメチル0.040重量部を添加した。さらに、2
60℃に昇温し、リン酸トリメチルを添加した15分後
に、上記シリカ粒子のエチレングリコールスラリーを、
生成ポリエステルに対し、500ppmとなるよう添加
した。15分後、得られたエステル化反応生成物を重縮
合反応缶に移送し、280℃の減圧下で重縮合反応を行
った。重縮合反応終了後、95%カット径が28μmの
ナスロン製フィルターで濾過処理を行い、固有粘度が
0.62dl/gのポリエチレンテレフタレート樹脂を
製造した。
の真空乾燥を施した固有粘度0.62dl/gの前記ポ
リエチレンテレフタレート樹脂91重量%と90℃で4
時間の真空乾燥を施した上記マスターペレット(M1)
9重量%をペレット混合して、フィルム原料(C1)と
した。
原料(C1)を285℃に温調した二軸押出機に供給し
て溶融混練りした。この溶融樹脂を、25℃に調温した
冷却ロール上にTダイよりシート状に押出し、静電印加
法にて密着固化させ、厚み480μmの未延伸フィルム
を作製した。このとき溶融樹脂がメルトラインに滞留す
る時間はおよそ3分、Tダイより受けるせん断速度は約
100/秒であった。
伸フィルムを、加熱ロールを用いて65℃に均一加熱
し、周速が異なる二対のニップロール(低速ロール:2
m/分、高速ロール:6.8m/分)間で3.4倍に縦
延伸した。このとき、フィルムの補助加熱装置として、
ニップロール中間部に金反射膜を備えた赤外線加熱ヒー
タ(定格出力:20W/cm)をフィルムの両面に対向
してフィルム面から1cmの位置に設置し加熱した。こ
のようにして得られた一軸延伸フィルムをテンターに導
き、150℃に加熱して3.7倍に横延伸し、幅固定し
て220℃で5秒間の熱処理を施し、更に200℃で幅
方向に4%緩和させることにより、厚さ47μmの空洞
含有ポリエステル系フィルムを得た。
ポリエステル系フイルムを基材として、付加重合反応型
シリコーン樹脂(東芝シリコーン社製、TPR−672
1)を溶剤希釈し、前記シリコーン樹脂100重量部に
対し、白金触媒を1重量部添加し、樹脂固形分濃度が3
重量%のシリコーン樹脂塗工液を調整し、ワイヤーバー
にてシリコーン塗工液を基材フィルムの片面に塗布し、
140℃で30秒間、乾燥、硬化させ、空洞含有ポリエ
ステル系離型フィルムを得た。得られたフィルムの離型
層は、フィルム表面の乾燥固形分量が0.15g/m2
であった。
dl/gの前記ポリエチレンテレフタレート樹脂86重
量%と90℃で4時間の真空乾燥を施した前記マスター
ペレット(M1)14重量%をペレット混合してフィル
ム原料(C2)とした。このフィルム原料(C2)を2
85℃に温調した二軸押出機に供給して溶融混練りし
た。この溶融樹脂を、25℃に調温した冷却ロール上に
Tダイよりシート状に押出し、静電印加法にて密着固化
させ、厚み620μmの未延伸フィルムを作製した。そ
れ以外の条件は実施例1と同様にして、厚み74μmの
空洞含有ポリエステル系離型フィルムを得た。
た単軸押出機に、フィルム原料(C1)に用いたものと
同じポリエチレンテレフタレート樹脂(原料II)を単独
で290℃に温調した二軸押出機にそれぞれ別に供給し
た。単軸押出機より吐出される溶融樹脂はオリフィスを
介して、二軸押出機より吐出される樹脂はスタティック
ミキサーを介してフィードブックに導き、フィルム原料
(C1)からなる層(B層)とポリエチレンテレフタレ
ート樹脂からなる層(A層)をA層/B層/A層の順に
積層した。各押出機の吐出量を各層の厚み比が1対8対
1になるよう調整し、25℃に温調した冷却ロール上に
Tダイより共押出しし、静電印加法にて密着固化させ、
厚み580μmの未延伸フィルムを作製した。この際、
フィルム原料(C1)の溶融樹脂がメルトラインに滞留
する時間はおよそ12分、Tダイよりうけるせん断速度
は約150/秒であった。それ以外の条件は実施例1と
同様にして、厚み58μmの空洞含有ポリエステル系離
型フィルムを得た。
ルペンテン樹脂を溶融粘度(ηO)4,300ポイズの
もの(三井化学社製、DX845)に変更した。それ以
外の条件は実施例1と同様にして、厚み620μmの未
延伸フィルムを作製して延伸し、厚み53μmの空洞含
有ポリエステル系離型フィルムを得た。
ィックミキサーを介さずに、直接フィードブロックに導
いて積層した。それ以外の条件は実施例3と同様にし
て、厚み650μmの未延伸フィルムを作製して延伸
し、厚み67μmの空洞含有ポリエステル系離型フィル
ムを得た。
ルペンテン樹脂を溶融粘度(ηO)4,300ポイズの
もの(三井化学社製、DX845)に変更した。それ以
外の条件は比較例1と同様にして、厚み580μmの未
延伸フィルムを作製して延伸し、厚み56μmの空洞含
有ポリエステル系離型フィルムを得た。
2のフィルムは、スルーホール打ち抜き時のバリの高さ
が小さく、打ち抜き性が良好であった。これに対し、比
較例1及び2のフィルムは、空洞積層数密度が本発明の
範囲外であるため、スルーホール打ち抜き時のバリが高
く、打ち抜き性が不十分であった。
ポリエステル系離型フィルムは、基材フィルム中におけ
る空洞の分散状態に優れ、基材フィルムの厚みに対する
基材フィルム厚み方向の空洞の数が多いため、スルーホ
ール打ち抜き時にバリの発生を抑制することができる。
そのため、本発明の空洞含有ポリエステル系離型フィル
ムは、特にセラミック成形用の離型工程紙として好適で
ある。また、カード用、ラベル用、粘着用離型工程紙と
しても使用することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリエステル樹脂と、前記ポリエステル
樹脂に非相溶の熱可塑性樹脂を含有する組成物からなる
空洞含有ポリエステル系基材フィルムと、前記基材フィ
ルムの少なくとも片面に離型層を設けた空洞含有ポリエ
ステル系離型フィルムであって、下記式で定義される基
材フィルムの空洞積層数密度が0.20個/μm以上で
あり、離型層が硬化型シリコーン樹脂から主として構成
されていることを特徴とする空洞含有ポリエステル系離
型フィルム。 空洞積層数密度(個/μm)=基材フィルム厚み方向の
空洞数/基材フィルム厚み - 【請求項2】 前記非相溶の熱可塑性樹脂がポリオレフ
ィン系樹脂とポリスチレン系樹脂を含むことを特徴とす
る請求項1記載の空洞含有ポリエステル系離型フィル
ム。 - 【請求項3】 前記非相溶の熱可塑性樹脂がポリオレフ
ィン系樹脂とポリスチレン系樹脂であることを特徴とす
る請求項1または2記載の空洞含有ポリエステル系離型
フィルム。 - 【請求項4】 前記ポリオレフィン系樹脂中の主成分樹
脂の溶融粘度ηoと前記ポリスチレン系樹脂の溶融粘度
ηsが下記式(1)を満足することを特徴とする請求項
2または3記載の空洞含有ポリエステル系離型フィル
ム。 ηO/ηS ≦0.80 …(1) - 【請求項5】 前記ポリオレフィン系樹脂中の主成分樹
脂がポリメチルペンテン樹脂であることを特徴とする請
求項2、3、または4記載の空洞含有ポリエステル系離
型フィルム。 - 【請求項6】 前記フィルムの見かけ密度が0.70〜
1.25g/cm3であることを特徴とする請求項1、
2、3、4、または5記載の空洞含有ポリエステル系離
型フィルム。
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