JP2001337900A - 電子メール受信装置 - Google Patents

電子メール受信装置

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JP2001337900A
JP2001337900A JP2000159502A JP2000159502A JP2001337900A JP 2001337900 A JP2001337900 A JP 2001337900A JP 2000159502 A JP2000159502 A JP 2000159502A JP 2000159502 A JP2000159502 A JP 2000159502A JP 2001337900 A JP2001337900 A JP 2001337900A
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English (en)
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Katsuji Aihara
勝治 相原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量のメモリを備える必要が無く、電子メ
ールサーバに蓄積された電子メールのうち、重要性の高
い電子メールから効率良く記録紙に出力することができ
る電子メール受信装置を提供すること。 【解決手段】 電子メールに含まれている送信元アドレ
スと、電子メールサーバに蓄積された電子メールを電子
メールサーバから受信する優先度と、の対応関係を記憶
する優先度判定用テーブルを有するメモリ150と、メ
モリ150が記憶する送信元アドレスと優先度との対応
関係に基づいて、電子メールサーバに蓄積された未受信
の電子メールに対して優先度を判定し、判定した優先度
に応じて、電子メールサーバに蓄積された未受信の電子
メールのうち最も優先度の高い1通の電子メールを受信
するCPU160と、CPU160が受信した電子メー
ル及び電子メール受信装置140の設定状態を記録紙に
出力するプロッタ部170と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した電子メー
ルを記録紙に出力する電子メール受信装置に関し、より
詳しくは、優先度の高い電子メールから受信して、受信
した電子メールを記録紙に出力する電子メール受信装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータやインターネットの
普及に伴い、ネットワークファクシミリのように、電子
メールを自動的に受信して記録紙に出力することのでき
る電子メール受信装置が普及している。
【0003】従来の電子メール受信装置は、一定間隔毎
に電子メールサーバに電子メールが蓄積しているか否か
の確認を行って、電子メールサーバに電子メールが蓄積
している場合、電子メールサーバから蓄積されている電
子メールを自動的に受信し、受信した電子メールを記録
紙に出力していた。
【0004】しかしながら、上記従来の電子メール受信
装置においては、受信した電子メールを記録紙に出力す
る速度が、電子メールサーバから電子メールサーバに蓄
積している電子メールを受信する速度に比べて非常に遅
いため、電子メールサーバから重要性の低い電子メール
を受信した後、重要性の高い電子メールを受信した場
合、先に受信した重要性の低い電子メールが記録紙に出
力され終わるまで、後に受信した重要性の高い電子メー
ルが記録紙に出力されないという問題があった。
【0005】そこで、例えば、特開平11−21289
2号公報に記載されているような電子メール受信装置
は、電子メールサーバに複数の電子メールが蓄積してい
る場合、電子メールサーバに蓄積されている複数の電子
メールを電子メールサーバから全て受信してメモリに蓄
積した後、メモリに蓄積した電子メールを予め設定され
ている優先条件に応じた順番で順次記録紙に出力するこ
とにより、電子メールサーバに蓄積された電子メールの
うち、重要性の高い電子メールから記録紙に出力される
ことができるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−212892号公報に記載されているような電子
メール受信装置においては、電子メールサーバに蓄積さ
れている複数の電子メールを電子メールサーバから全て
受信してメモリに蓄積するので、電子メール受信装置が
大容量のメモリを備えなければならないという問題があ
った。
【0007】また、特開平11−212892号公報に
記載されているような電子メール受信装置においては、
電子メールサーバに蓄積されている複数の電子メールを
電子メールサーバから全て受信してメモリに蓄積し終わ
らなければ、電子メールを記録紙に出力できないので、
電子メールサーバに蓄積されている電子メールのデータ
量が膨大である場合、電子メールサーバに蓄積されてい
る複数の電子メールを電子メールサーバから全て受信し
てメモリに蓄積し終わるまで、電子メールを記録紙に出
力できず、効率が悪いという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、大容量のメモリを備え
る必要が無く、電子メールサーバに蓄積された電子メー
ルのうち、重要性の高い電子メールから効率良く記録紙
に出力することができる電子メール受信装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子メール受信
装置は、電子メールに含まれているキーワードと、電子
メールサーバに蓄積された前記電子メールを前記電子メ
ールサーバから受信する優先度と、の対応関係を記憶す
る対応関係記憶手段と、前記対応関係記憶手段が記憶す
る前記対応関係に基づいて、前記電子メールサーバに蓄
積された未受信の前記電子メールに対して前記優先度を
判定し、判定した前記優先度に応じて、前記電子メール
サーバから、前記電子メールサーバに蓄積された未受信
の前記電子メールのうち最も優先度の高い1通の前記電
子メールを受信する電子メール受信手段と、前記電子メ
ール受信手段が受信した前記電子メールを記録紙に出力
する電子メール出力手段と、を備え、前記電子メールサ
ーバに未受信の前記電子メールが複数通蓄積されている
場合、前記電子メール受信手段が、2通目以降の前記電
子メールを、前記電子メール出力手段が直前の前記電子
メールを前記記録紙に出力し終わった後で受信すること
を特徴とするものである。この構成により、電子メール
サーバに接続したときに電子メールサーバに複数の未受
信の電子メールが蓄積されている場合、電子メールサー
バに複数の未受信の電子メールが蓄積されなくなるま
で、蓄積されている全ての未受信の電子メールについて
優先度の確認を行い、電子メールサーバに蓄積されてい
る複数の未受信の電子メールのうち最も優先度の高い電
子メールを1通受信し、記録紙に出力するという動作を
繰り返すので、電子メールサーバに複数の電子メールが
蓄積されていても、常に、最も重要性或いは緊急性の高
い電子メールを他の電子メールよりも先に記録紙に出力
することができる。したがって、本発明の電子メール受
信装置は、大容量のメモリを備える必要が無く、電子メ
ールサーバに蓄積された電子メールのうち、重要性の高
い電子メールから効率良く記録紙に出力することができ
る。また、同時に、受信した電子メールの転送や中継処
理等も優先度に応じて処理することができる。なお、未
受信の電子メールとは、未だ電子メール受信装置によっ
て受信されていない電子メールのことである。
【0010】本発明の電子メール受信装置は、前記電子
メールサーバに蓄積された未受信の前記電子メールに最
も優先度の高い前記電子メールが複数通存在する場合、
前記電子メール受信手段が受信する前記1通の電子メー
ルは、前記電子メールサーバに蓄積された未受信の最も
優先度の高い複数通の前記電子メールのうち、前記電子
メールサーバに最初に蓄積された前記電子メールである
ことを特徴とするものである。この構成により、本発明
の電子メール受信装置は、最も優先度の高い未受信の電
子メールのうち、最初に電子メールサーバに蓄積された
電子メールを優先的に受信することができる。
【0011】本発明の電子メール受信装置は、前記対応
関係記憶手段が記憶する対応関係を変更する対応関係変
更手段を備えたことを特徴とするものである。この構成
により、本発明の電子メール受信装置は、優先条件を容
易に変更することができる。
【0012】本発明の電子メール受信装置は、前記キー
ワードが、前記電子メールの送信元アドレスであること
を特徴とするものである。この構成により、電子メール
の送信元アドレス毎に優先度を登録することができ、優
先度の高い送信元からの電子メールを優先的に記録紙に
出力することができる。
【0013】本発明の電子メール受信装置は、前記キー
ワードが、前記電子メールの受信先アドレスであること
を特徴とするものである。この構成により、例えば、カ
ーボンコピー宛先フィールドに電子メール装置自身の電
子メールアドレスが存在する電子メールを、重要性の低
い電子メールであるとみなし、他の電子メールより後に
記録紙に出力することができる。
【0014】本発明の電子メール受信装置は、前記キー
ワードが、前記電子メールのローカル定義のヘッダフィ
ールドに含まれていることを特徴とするものである。こ
の構成により、電子メールのローカル定義のヘッダフィ
ールドに含まれているキーワード毎に優先度を登録する
ことができ、優先度の高いキーワードをローカル定義の
ヘッダフィールドに含む電子メールを優先的に記録紙に
出力することができる。例えば、“X−”で始まるユー
ザ定義のヘッダフィールドに優先度を表すキーワードが
存在することをルールとし、電子メールの“X−”で始
まるユーザ定義のヘッダフィールドに存在するキーワー
ドに応じて、記録紙に出力する電子メールを決定するこ
とができる。また、予め送信元がローカル定義した優先
度定義を登録しておくことにより、様々な電子メール送
信端末に対応することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を用いて説明する。
【0016】図1〜7を用いて、本発明に係る電子メー
ル受信装置の一実施形態について説明する。
【0017】なお、本実施形態においては、送信プロト
コルとしてSMTP(Simple MailTransfer Protocol)
を用い、受信プロトコルとしてPOP3(Post Office
Protocol Version 3)を用いた電子メールシステムを例
にとって説明しているが、本発明は種々の電子メールシ
ステムに対応することができる。
【0018】まず、本実施形態に係る電子メール受信装
置の構成について、図1〜4を用いて説明する。
【0019】図1は、本実施形態に係る電子メール受信
装置140を備えたLAN(LocalArea Network)10
0の構成図である。ここで、送信されてきた電子メール
は、電子メールサーバ110に蓄積されるようになって
いて、LAN100には、複数のパーソナルコンピュー
タ120が接続されている。
【0020】図2は、本実施形態に係る電子メール受信
装置140の構成を表したブロック図である。図2にお
いて、電子メール受信装置140は、電子メールに含ま
れている送信元アドレスと、電子メールサーバ110に
蓄積された電子メールを電子メールサーバ110から受
信する優先度と、の対応関係を記憶する対応関係記憶手
段としての優先度判定用テーブル(図3参照)を有する
メモリ150を備えている。ここで、図3において、優
先度は、値が小さいほど高い優先度であるようになって
いる。また、送信元アドレスは、例えば図4に示すよう
に、電子メールのメール発信者アドレスフィールドに記
載されている。また、メモリ150は、電子メール受信
装置140の制御用プログラムの供給、作業領域の提
供、及び、画像データの蓄積変換をも行うことができる
ようになっている。
【0021】また、電子メール受信装置140は、メモ
リ150が記憶する送信元アドレスと優先度との対応関
係に基づいて、電子メールサーバ110に蓄積された未
受信の電子メールに対して優先度を判定し、判定した優
先度に応じて、電子メールサーバ110から、電子メー
ルサーバ110に蓄積された未受信の電子メールのうち
最も優先度の高い1通の電子メールを受信する電子メー
ル受信手段としてのCPU(Central Processing Uni
t)160を備えている。また、CPU160は、電子
メール受信装置140全体の機能を制御している。
【0022】また、電子メール受信装置140は、CP
U160が受信した電子メール及び電子メール受信装置
140の設定状態を記録紙に出力するプロッタ部170
を備えている。なお、CPU160は、電子メールサー
バ110に複数通の未受信の電子メールが蓄積されてい
る場合、2通目以降に受信する電子メールを、プロッタ
部170が直前の電子メールを記録紙に出力し終わった
後で受信するようになっている。
【0023】また、電子メール受信装置140は、メモ
リ150の優先度判定用テーブルが記憶する対応関係を
変更する対応関係変更手段としての操作部180と、L
ANとの接続インタフェースであり、電子メールの送受
信を制御するLANインタフェース部190と、を備え
ている。ここで、操作部180は、電子メールの送受信
に必要な各種操作キーやディスプレイを有し、種々のデ
ータの入出力を行うようになっていて、LANインタフ
ェース部190は、電子メールへの添付ファイル形式の
判定と逆変換を行うとともに、電子メールサーバ110
に蓄積された未受信の電子メールから電子メールの優先
度を決定するための送信元アドレスを抽出するようにな
っている。
【0024】次に、本実施形態に係る電子メール受信装
置の作用について、図1〜図7を用いて説明する。
【0025】図5は、電子メール受信装置140が電子
メールサーバ110から未受信の電子メールを受信し
て、記録紙に出力する作用を説明するフローチャートで
ある。
【0026】CPU160は、ステップS201及びS
202の処理を定期的に実行する。CPU160は、ス
テップS201及びS202において、LANインタフ
ェース部190を電子メールサーバ110に接続させ、
電子メールサーバ110に電子メール受信装置140の
電子メールアドレス宛の未受信の電子メールが蓄積され
ているか否かを判断する。以下、説明を簡単にするため
に、電子メールサーバ110に蓄積されている電子メー
ルのうち、電子メール受信装置140の電子メールアド
レス宛の未受信の電子メールを、自分宛メールという。
【0027】CPU160は、ステップS202におい
て、自分宛メールが無いと判断した場合、ステップS2
14に示したように、LANインタフェース部190を
電子メールサーバ110から切断させ、ステップS20
2において、自分宛メールが有ると判断した場合、ステ
ップS203に示したように、自分宛メールが複数通有
るか否かを判断する。
【0028】CPU160は、ステップS203におい
て、自分宛メールが複数通無い、即ち、自分宛メールが
1通のみ有ると判断した場合、ステップS213及びS
214に示したように、LANインタフェース部190
に、1通のみの自分宛メールを受信させた後、電子メー
ルサーバ110から切断させ、ステップS203におい
て、自分宛メールが複数通有ると判断した場合、ステッ
プS204に示したように、LANインタフェース部1
90に、自分宛メールのうち最初に電子メールサーバ1
10に蓄積された自分宛メール(以下、第1自分宛メー
ルという。)の送信元アドレスを抽出させる。
【0029】CPU160は、ステップS204におい
て、LANインタフェース部190に第1自分宛メール
の送信元アドレスを抽出させた後、ステップS205に
示したように、第1自分宛メールの優先度を判定する。
【0030】ここで、CPU160が、自分宛メールの
優先度を判定する作用について説明する。本実施形態に
おいて、メモリ150の優先度判定用テーブルは、図3
に示すようになっているので、CPU160は、図3に
示した優先度判定用テーブルと、LANインタフェース
部190が抽出した自分宛メールの送信元アドレスと、
から自分宛メールの優先度を判定する。なお、CPU1
60は、優先度判定用テーブルに、優先度を判定する自
分宛メールの送信元アドレスが無い場合、優先度を判定
する自分宛メールの優先度を最も低い優先度であると判
定するようになっている。
【0031】CPU160は、ステップS205におい
て、第1自分宛メールの優先度を判定した後、ステップ
S206に示すように、直前のステップS205におい
て優先度を判定した自分宛メールの優先度(以下、直前
メール優先度という。)が、直前のステップS205よ
り以前のステップS205において優先度を判定した自
分宛メールの優先度のうち最も高い優先度(以下、以前
最高優先度という。)よりも高いか否かを判断する。こ
こで、第1自分宛メールは自分宛メールのうち最初に優
先度を判定する自分宛メールであるので、ステップS2
05において、第1自分宛メールの優先度を判定した場
合、直後のステップS206において、直前のステップ
S205より以前に優先度を判定した自分宛メールが存
在しない。したがって、CPU160は、ステップS2
05において、第1自分宛メールの優先度を判定した場
合、直後のステップS206において、直前メール優先
度は以前最高優先度よりも高いと判断するようになって
いる。
【0032】CPU160は、ステップS205におい
て第1自分宛メールの優先度を判定した場合、ステップ
S206において、直前メール優先度が以前最高優先度
よりも高いと判断し、ステップS207に示すように、
メモリ150に第1自分宛メールのメッセージ番号及び
優先度を記録する。なお、メモリ150に第1自分宛メ
ールのメッセージ番号及び優先度が記録されることによ
って、以後の処理において、以前最高優先度は、第1自
分宛メールの優先度となる。
【0033】CPU160は、ステップS207におい
て、メモリ150に第1自分宛メールのメッセージ番号
及び優先度を記録した後、ステップS208に示したよ
うに、全ての自分宛メールについて優先度を判定したか
否かを判断するが、未だ第1自分宛メール以外の自分宛
メールについて優先度を判定していないので、再び、ス
テップS204に示したように、LANインタフェース
部190に、自分宛メールのうち2番目に電子メールサ
ーバ110に蓄積された自分宛メール(以下、第2自分
宛メールという。)の送信元アドレスを抽出させる。
【0034】CPU160は、ステップS204におい
て、LANインタフェース部190に、第2自分宛メー
ルの送信元アドレスを抽出させた後、第1自分宛メール
の優先度を判定した際と同様に、ステップS205にお
いて、第2自分宛メールの優先度を判定し、ステップS
206に示すように、直前メール優先度、即ち、第2自
分宛メールの優先度が、以前最高優先度、即ち、メモリ
150に記録された第1自分宛メールの優先度よりも高
いか否かを判断する。
【0035】CPU160は、ステップS206におい
て、直前メール優先度が、以前最高優先度よりも高いと
判断した場合、ステップS207に示すように、メモリ
150に第1自分宛メールのメッセージ番号及び優先度
の替わりに、第2自分宛メールのメッセージ番号及び優
先度を記録し直してから、ステップS208の処理を実
行し、ステップS206において、直前メール優先度
が、以前最高優先度よりも高くないと判断した場合、メ
モリ150に記録された第1自分宛メールのメッセージ
番号及び優先度を変更することなく直ちにステップS2
08の処理を実行する。なお、メモリ150に第1自分
宛メールのメッセージ番号及び優先度の替わりに、第2
自分宛メールのメッセージ番号及び優先度が記録された
場合、以後の処理において、以前最高優先度は、第2自
分宛メールの優先度となる。
【0036】CPU160は、ステップS208におい
て、全ての自分宛メールについて優先度を判定したか否
かを判断し、全ての自分宛メールについて優先度を判定
したと判断した場合、ステップS209の処理を実行
し、全ての自分宛メールについて優先度を判定していな
いと判断した場合、全ての自分宛メールについて優先度
を判定するまで、自分宛メールのうち3番目以降に電子
メールサーバ110に蓄積された自分宛メールについて
も、第2自分宛メールと同様にステップS204〜S2
08の処理を繰り返す。
【0037】なお、以上のステップS204〜S208
の処理を実行することによって、最終的に、メモリ15
0には、最も優先度が高い自分宛メールのうち、最も早
く電子メールサーバ110に蓄積された自分宛メール
(以下、最優先メールという。)のメッセージ番号及び
優先度が記録される。
【0038】CPU160は、ステップS209におい
て、LANインタフェース部190に、メモリ150に
記録された最優先メールのメッセージ番号に応じて、最
優先メールを受信させた後、ステップS210に示した
ように、LANインタフェース部190に、電子メール
サーバ110から切断させる。
【0039】CPU160は、ステップS210におい
て、LANインタフェース部190に、電子メールサー
バ110から切断させた後、ステップS211に示した
ように、プロッタ部170に受信した自分宛メールを記
録紙に出力開始させる。
【0040】CPU160は、ステップS211におい
て、プロッタ部170に受信した自分宛メールを記録紙
に出力開始させた後、ステップS212に示したよう
に、プロッタ部170の出力が終了したか否かを判断
し、プロッタ部170の出力が終了していないと判断し
た場合、プロッタ部170の出力が終了するまでステッ
プS212の処理を繰り返し、プロッタ部170の出力
が終了したと判断した場合、再び、ステップS201の
処理を実行する。
【0041】なお、図5には示していないが、ステップ
S213及びS214に示したように、LANインタフ
ェース部190に、1通の自分宛メールを受信させた
後、電子メールサーバ110から切断させた場合、LA
Nインタフェース部190に受信させた自分宛メール
は、CPU160によってプロッタ部170から記録紙
に出力される。
【0042】以上のようにして、電子メール受信装置1
40は、プロッタ部170から記録紙に電子メールを1
通出力する度に、電子メールサーバ110に蓄積されて
いる自分宛メールのうち最も優先度の高い自分宛メール
を受信し、受信した自分宛メールを記録紙に出力するこ
とができる。換言すると、電子メール受信装置140
は、常に、電子メールサーバ110に蓄積されている自
分宛メールのうち最も優先度の高い自分宛メールを記録
紙に出力することができる。
【0043】また、電子メール受信装置140は、操作
者が操作部180を用いてメモリ150の優先度判定用
テーブルを変更することにより、電子メールサーバ11
0に蓄積されている自分宛メールのうち記録紙に出力さ
れる自分宛メールの優先条件を変更することができる。
【0044】なお、本実施形態においては、全ての自分
宛メールについて優先度を判定するまで、ステップS2
04〜S208の処理を繰り返していたが、本発明によ
れば、ステップS204〜S208の処理を繰り返す間
に、メモリ150の優先度判定用テーブルに記憶された
優先度のうち最も高い優先度であると判定された自分宛
メールが存在した場合には、以降ステップS204〜S
208の処理を繰り返すことなく、ステップS209の
処理を実行するようにしてもよい。
【0045】また、本実施形態においては、図3に示し
たように、優先度は2段階に設定されているが、本発明
によれば、優先度は2段階以上に設定されていてもよ
い。
【0046】なお、本実施形態においては、LANイン
タフェース部190は、電子メールサーバ110に蓄積
された電子メールから電子メールの優先度を決定するた
めの送信元アドレスを抽出するようになっていて、優先
度判定用テーブルは、図3に示したように、電子メール
に含まれている送信元アドレスと、電子メールサーバ1
10から電子メールサーバ110に蓄積された電子メー
ルを受信する優先度と、の対応関係を記憶するようにな
っているが、本発明によれば、優先度を決定するための
情報は、送信元アドレスに限られるものではない。
【0047】例えば、優先度を決定するための情報とし
て、電子メールの受信先アドレス、即ち、電子メール受
信装置140自身の電子メールアドレスを用いた場合、
電子メール受信装置140自身の電子メールアドレスが
Cc(カーボンコピー)宛先フィールド(図4参照)に
含まれている自分宛メールを、優先度が低い電子メール
として処理し、電子メール受信装置140自身の電子メ
ールアドレスがCc宛先フィールドに含まれていない自
分宛メールを、優先度が高い電子メールとして処理する
ことにより、同一の送信元からの電子メールであっても
優先度に差を付けることが可能になる。
【0048】また、優先度を決定するための情報とし
て、電子メールの主題、即ち、サブジェクトフィールド
(図4参照)に含まれているキーワードを用いた場合、
例えば、図6に示したように、キーワードによって優先
度に差を付けることにより、同一の送信元からの電子メ
ールであっても優先度に2段階以上の差を付けることが
容易に可能になる。また、優先度を決定するための情報
として、電子メールの本文(図4参照)の特定の場所、
例えば、第1行目に含まれているキーワードを用いた場
合も、優先度を決定するための情報として電子メールの
主題を用いた場合と同様の作用を期待することができ
る。
【0049】また、優先度を決定するための情報とし
て、電子メールのローカル定義のヘッダフィールド、即
ち、ユーザ定義フィールド(図4参照)に含まれている
キーワードを用いた場合、例えば、図7に示したよう
に、“X−”で始まるユーザ定義のヘッダフィールドに
含まれているキーワードによって優先度に差を付けるこ
とにより、同一の送信元からの電子メールであっても優
先度に2段階以上の差を付けることが容易に可能になる
とともに、様々な送信元が定義した優先度定義を登録す
ることにより、様々なメール通信端末に対応することが
可能になる。
【0050】以上説明したように、電子メール受信装置
140は、優先度を決定するための情報として電子メー
ルサーバ110に蓄積されている自分宛メールに含まれ
る様々な情報を用いることにより、電子メールサーバ1
10に蓄積されている自分宛メールのうち記録紙に出力
される自分宛メールの優先条件を詳細に設定することが
可能になる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、電子メールサーバに接続したときに電子
メールサーバに複数の未受信の電子メールが蓄積されて
いる場合、電子メールサーバに複数の未受信の電子メー
ルが蓄積されなくなるまで、蓄積されている全ての未受
信の電子メールについて優先度の確認を行い、電子メー
ルサーバに蓄積されている複数の未受信の電子メールの
うち最も優先度の高い電子メールを1通受信し、記録紙
に出力するという動作を繰り返すので、電子メールサー
バに複数の電子メールが蓄積されていても、常に、最も
重要性或いは緊急性の高い電子メールを他の電子メール
よりも先に記録紙に出力することができる。したがっ
て、本発明の電子メール受信装置は、大容量のメモリを
備える必要が無く、電子メールサーバに蓄積された電子
メールのうち、重要性の高い電子メールから効率良く記
録紙に出力することができる。また、同時に、受信した
電子メールの転送や中継処理等も優先度に応じて処理す
ることができる。
【0052】また、請求項2に記載の発明によれば、本
発明の電子メール受信装置は、最も優先度の高い未受信
の電子メールのうち、最初に電子メールサーバに蓄積さ
れた電子メールを優先的に受信することができる。
【0053】また、請求項3に記載の発明によれば、本
発明の電子メール受信装置は、優先条件を容易に変更す
ることができる。
【0054】また、請求項4に記載の発明によれば、電
子メールの送信元アドレス毎に優先度を登録することが
でき、優先度の高い送信元からの電子メールを優先的に
記録紙に出力することができる。
【0055】また、請求項5に記載の発明によれば、例
えば、カーボンコピー宛先フィールドに電子メール装置
自身の電子メールアドレスが存在する電子メールを、重
要性の低い電子メールであるとみなし、他の電子メール
より後に記録紙に出力することができる。
【0056】また、請求項6に記載の発明によれば、電
子メールのローカル定義のヘッダフィールドに含まれて
いるキーワード毎に優先度を登録することができ、優先
度の高いキーワードをローカル定義のヘッダフィールド
に含む電子メールを優先的に記録紙に出力することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子メール受信装置
を備えたLANの構成図である。
【図2】図1に示した電子メール受信装置のブロック図
である。
【図3】図1に示した電子メール受信装置の優先度判定
用テーブルの一態様を表した表である。
【図4】図1に示した電子メール受信装置が受信する電
子メールの一例を表した図である。
【図5】図1に示した電子メール受信装置が電子メール
サーバから未受信の電子メールを受信して、記録紙に出
力する作用を説明するフローチャートである。
【図6】図1に示した電子メール受信装置の優先度判定
用テーブルの図3とは異なる態様を表した表である。
【図7】図1に示した電子メール受信装置の優先度判定
用テーブルの図3及び6とは異なる態様を表した表であ
る。
【符号の説明】
110 電子メールサーバ 150 メモリ(対応関係記憶手段) 160 CPU(電子メール受信手段) 170 プロッタ部(電子メール出力手段) 140 電子メール受信装置 180 操作部(対応関係変更手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子メールに含まれているキーワードと、
    電子メールサーバに蓄積された前記電子メールを前記電
    子メールサーバから受信する優先度と、の対応関係を記
    憶する対応関係記憶手段と、 前記対応関係記憶手段が記憶する前記対応関係に基づい
    て、前記電子メールサーバに蓄積された未受信の前記電
    子メールに対して前記優先度を判定し、判定した前記優
    先度に応じて、前記電子メールサーバから、前記電子メ
    ールサーバに蓄積された未受信の前記電子メールのうち
    最も優先度の高い1通の前記電子メールを受信する電子
    メール受信手段と、 前記電子メール受信手段が受信した前記電子メールを記
    録紙に出力する電子メール出力手段と、 を備え、 前記電子メールサーバに未受信の前記電子メールが複数
    通蓄積されている場合、前記電子メール受信手段が、2
    通目以降の前記電子メールを、前記電子メール出力手段
    が直前の前記電子メールを前記記録紙に出力し終わった
    後で受信することを特徴とする電子メール受信装置。
  2. 【請求項2】前記電子メールサーバに蓄積された未受信
    の前記電子メールに最も優先度の高い前記電子メールが
    複数通存在する場合、前記電子メール受信手段が受信す
    る前記1通の電子メールは、前記電子メールサーバに蓄
    積された未受信の最も優先度の高い複数通の前記電子メ
    ールのうち、前記電子メールサーバに最初に蓄積された
    前記電子メールであることを特徴とする請求項1に記載
    の電子メール受信装置。
  3. 【請求項3】前記対応関係記憶手段が記憶する対応関係
    を変更する対応関係変更手段を備えたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の電子メール受信装置。
  4. 【請求項4】前記キーワードが、前記電子メールの送信
    元アドレスであることを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載の電子メール受信装置。
  5. 【請求項5】前記キーワードが、前記電子メールの受信
    先アドレスであることを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載の電子メール受信装置。
  6. 【請求項6】前記キーワードが、前記電子メールのロー
    カル定義のヘッダフィールドに含まれていることを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の電子メール受信装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7787155B2 (en) 2002-11-25 2010-08-31 Sharp Kabushiki Kaisha Communications device and communications method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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