JP2007158687A - キャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバ - Google Patents

キャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2007158687A
JP2007158687A JP2005350769A JP2005350769A JP2007158687A JP 2007158687 A JP2007158687 A JP 2007158687A JP 2005350769 A JP2005350769 A JP 2005350769A JP 2005350769 A JP2005350769 A JP 2005350769A JP 2007158687 A JP2007158687 A JP 2007158687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
conversion
cache management
attached data
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005350769A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4622832B2 (ja
Inventor
Kazuo Ishida
和生 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2005350769A priority Critical patent/JP4622832B2/ja
Publication of JP2007158687A publication Critical patent/JP2007158687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4622832B2 publication Critical patent/JP4622832B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】電子メールの添付データを、携帯端末が表示可能な形式に変換する際のサーバ負荷を軽減し、変換結果の保存用記憶領域を削減するシステムを提供する。
【解決手段】キャッシュ管理手段102は、電子メール受信時に、添付データを識別する識別子を電子メールに付加する。キャッシュ管理手段102は、携帯端末105から添付データの変換リクエストを受信した場合に、識別子を参照して、リクエストされた添付データの変換結果をキャッシュ記憶手段104が蓄積しているか否かを判別する。データ変換手段103は、変換結果が存在しない場合に添付データを変換する。キャッシュ管理手段102は、変換結果を携帯端末105に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末に送信する電子メールに添付されたデータを、携帯端末向けに変換して各携帯端末に送信するキャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバに関する。
電子メールを携帯端末に送信して表示させる場合、携帯端末は、電子メールのテキスト本文と一部の画像データ以外の添付データについては、携帯端末のCPUやリソースの制限、および表示用アプリケーションソフトウェアの有無などにより、そのまま表示することが出来ない場合がある。
このような場合には、例えば、特許文献1に記載されているように、電子メールサーバなどが、携帯端末で表示可能な形式に添付データを変換し、携帯端末が変換されたデータを受信して表示する方法が用いられている。
また、添付データの変換結果を電子メールサーバ上に一定期間キャッシュとして保持しておくことで、携帯端末から再度同じ添付データがリクエストされた場合に再変換を行わず、データ変換のためのサーバ負荷を軽減させる方法も用いられている。
特許文献2には、受信した電子メールを記憶する領域の管理を行うメールボックスマネージャを用いたメッセージ格納方式が記載されている。
特開2000−112840号公報(段落0019〜0025、図1) 特開平4−222139号公報(段落0009〜0018、図1)
同じ電子メールを複数のユーザ(携帯端末)に同時に送信する(以下、複数の送信先に送信される同一の電子メールを同報メールと記す)場合がある。そのような場合、特許文献1に記載されているような従来の方法は、ユーザ毎にデータ変換を行うため、同報されたユーザの数だけ同じ添付データの変換を繰り返すことになり、データ変換のためのサーバ負荷が重くなるという問題がある。
また、あるユーザが受け取った同報メールの添付データを閲覧するために電子メールサーバに変換をリクエストしたときに、それより前に同じ同報メールを受け取った別のユーザが添付データの変換を電子メールサーバにリクエストしている場合がある。そのような場合には、変換結果がすでにサーバにキャッシュ(記憶)されていても、添付データの変換を行うための待ち時間が発生するという問題がある。
また、電子メールサーバが、変換後のキャッシュデータ(すなわち、変換結果)をユーザの数だけ保持するため、サーバの記憶領域を圧迫するという問題がある。
また、特許文献2に記載されている方式は、同報メールの本文を1つにまとめて管理するため、同報メールの全ての受信者がその同報メールをサーバから削除しない場合には、本文をサーバから削除することができないという問題がある。
そこで、本発明は、複数の携帯端末に送信する電子メールに添付されたデータを、携帯端末向けに変換して各携帯端末に送信する際のサーバの負荷の軽減や、変換待ち時間の削減を実現するキャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバを提供することを目的とする。
本発明によるキャッシュ管理システムは、受信した電子メールの添付データを変換して携帯端末に送信するキャッシュ管理システムであって、受信した電子メールを保持するメール記憶手段と、携帯端末から、電子メールの添付データの変換要求を受信するキャッシュ管理手段と、メール記憶手段が保持している電子メールの添付データを、携帯端末が表示可能な形式に変換するデータ変換手段と、データ変換手段の変換結果を蓄積するキャッシュ記憶手段とを備え、キャッシュ管理手段は、携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、キャッシュ記憶手段が蓄積している変換結果を携帯端末に送信することを特徴とする。
キャッシュ管理手段は、電子メール受信時に、添付データを識別する識別子を電子メールに付加し、携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、識別子を参照して、変換を要求された添付データの変換結果をキャッシュ記憶手段が蓄積しているか否かを判別し、データ変換手段は、変換を要求された添付データの変換結果をキャッシュ記憶手段が蓄積していないと判別した場合に、添付データを携帯端末が表示可能な形式に変換し、キャッシュ管理手段は、変換を要求された添付データの変換結果をキャッシュ記憶手段が蓄積していない場合に、データ変換手段の変換結果をキャッシュ記憶手段に蓄積させ、変換結果を携帯端末に送信し、変換を要求された添付データの変換結果をキャッシュ記憶手段が蓄積している場合に、添付データの変換を行わずにキャッシュ記憶手段が蓄積している変換結果を携帯端末に送信してもよい。
キャッシュ管理手段は、識別子をマルチパート形式の電子メールのパートヘッダとして挿入して、識別子を電子メールに付加してもよい。
キャッシュ管理手段は、識別子を電子メールのメールヘッダとして挿入して、識別子を電子メールに付加してもよい。
キャッシュ管理手段は、電子メールの送信先の数が予め決められた基準値以上である場合に、予めデータ変換手段に添付データの変換を行わせ、変換結果をキャッシュ記憶手段に蓄積させてもよい。
キャッシュ管理手段は、予め決められた時間以上変換を要求されなかった変換結果を、キャッシュ記憶手段から消去してもよい。
本発明によるキャッシュ管理方法は、受信した電子メールの添付データを変換して携帯端末に送信するキャッシュ管理方法であって、携帯端末から、電子メールの添付データの変換要求を受信し、受信した電子メールを保持するメール記憶手段が保持している電子メールの添付データを、携帯端末が表示可能な形式に変換し、変換結果を蓄積し、携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、蓄積している変換結果を携帯端末に送信することを特徴とする。
電子メールの受信時に、電子メールに添付データを識別する識別子を付加し、携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、識別子を参照して、変換を要求された添付データの変換結果が蓄積されているか否かを判別し、変換結果が蓄積されている場合には、添付データの変換を行わずに、変換結果を携帯端末に送信し、変換結果が蓄積されていない場合には、添付データを携帯端末で表示可能な形式に変換し、変換結果を識別子とともに蓄積し、変換結果を携帯端末に送信してもよい。
識別子を、マルチパート形式の電子メールのパートヘッダとして挿入して、識別子を電子メールに付加してもよい。
識別子を、電子メールのメールヘッダとして挿入して、識別子を電子メールに付加してもよい。
電子メールの送信先の数が予め決められた基準値以上である場合に、予め添付データの変換を行い、変換結果を蓄積してもよい。
予め決められた時間以上変換を要求されなかった変換結果を消去してもよい。
本発明によるキャッシュ管理プログラムは、受信した電子メールの添付データを変換して携帯端末に送信するキャッシュ管理システムに搭載されるキャッシュ管理プログラムであって、コンピュータに、電子メールの添付データを、携帯端末が表示可能な形式に変換する処理と、変換する処理の変換結果を記憶手段に蓄積する処理と、携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、蓄積している変換結果を携帯端末に送信する処理とを実行させることを特徴とする。
コンピュータに、電子メールの受信時に、電子メールに添付データを識別する識別子を付加する処理と、携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、識別子を参照して、変換を要求された添付データの変換結果が蓄積されているか否かを判別する処理と、変換結果が記憶手段に蓄積されている場合には、添付データの変換を行わずに、変換結果を携帯端末に送信する処理と、変換結果が記憶手段に蓄積されていない場合には、添付データを携帯端末で表示可能な形式に変換し、変換結果を識別子とともに蓄積し、変換結果を携帯端末に送信する処理とを実行させてもよい。
コンピュータに、識別子を、マルチパート形式の電子メールのパートヘッダとして挿入して、識別子を電子メールに付加する処理を実行させてもよい。
コンピュータに、識別子を、電子メールのメールヘッダとして挿入して、識別子を電子メールに付加する処理を実行させてもよい。
コンピュータに、電子メールの送信先の数が予め決められた基準値以上である場合に、予め添付データの変換を行い、変換結果を蓄積する処理を実行させてもよい。
コンピュータに、予め決められた時間以上変換を要求されなかった変換結果を消去する処理を実行させてもよい。
本発明によるキャッシュ管理サーバは、受信した電子メールの添付データを変換して携帯端末に送信するキャッシュ管理サーバであって、受信した電子メールを保持するメール記憶手段と、携帯端末から、電子メールの添付データの変換要求を受信するキャッシュ管理手段と、メール記憶手段が保持している電子メールの添付データを、携帯端末が表示可能な形式に変換するデータ変換手段と、データ変換手段の変換結果を蓄積するキャッシュ記憶手段とを備え、キャッシュ管理手段は、携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、キャッシュ記憶手段が蓄積している変換結果を携帯端末に送信することを特徴とする。
本発明によれば、添付データの変換結果をキャッシュ記憶手段が蓄積するため、同報メールの添付データのデータ変換によるサーバ負荷を軽減することができる。
また、本発明によれば、同報メールの添付データのデータ変換にかかる変換待ち時間を削減することができる。
さらに、本発明によれば、同報メールの添付データの変換結果を記憶するキャッシュデータ用の記憶領域を削減することができる。
また、変換結果が蓄積されていない場合に、添付データの変換を行うように構成されている場合には、添付データのデータ変換によるサーバ負荷を減らすことができる。
電子メールの送信先の数が予め決められた基準値以上である場合に、予め添付データの変換を行い、変換結果を蓄積するように構成されている場合には、サーバの変換能力と、電子メールの送信先とに応じた動作を設定することができる。
予め決められた時間以上変換を要求されなかった変換結果を消去するように構成されている場合には、添付データの変換結果を記憶する記憶領域を削減することができる。
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明によるキャッシュ管理システムの実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態は、プログラム制御により動作するデータ処理装置(キャッシュ管理システム、キャッシュ管理サーバ)100と、携帯端末105とを含む。
データ処理装置100は、メール記憶手段101と、キャッシュ管理手段102と、データ変換手段103と、キャッシュ記憶手段104とを含む。
メール記憶手段101は、データ処理装置100が受信した電子メール101aを保存(保持)する。
キャッシュ管理手段102は、メール記憶手段101が保存している電子メール101aに、電子メールを一意に識別するための識別子を付加する。
キャッシュ管理手段102は、携帯端末105のリクエスト(要求)に応じて、メール記憶手段101が保存している電子メール101aに添付されている添付データの変換結果104aを、キャッシュ記憶手段104が蓄積(保存)しているか否かを判別する。そして、キャッシュ記憶手段104が変換結果104aを保存していない場合には、キャッシュ管理手段102は、添付データをメール記憶手段101から取り出し、データ変換手段103に渡す。
データ変換手段103は、メール記憶手段101が保持している電子メール101aに添付されている添付データを、携帯端末105が表示可能な形式に変換する。
キャッシュ記憶手段104は、データ変換手段103が添付データを変換した変換結果104aを、キャッシュ管理手段102が電子メール101aに付加した識別子とともに保存する。
データ処理装置100は、例えば、インターネットプロバイダや、携帯電話サービス提供会社に設置される。データ処理装置100がインターネットプロバイダに設置されている場合には、携帯端末105は、インターネットを介してデータ処理装置100に接続して電子メール101aや、添付データを読み出す。
なお、データ処理装置100は、例えば、プログラム制御にしたがって処理を実行するコンピュータによって実現される。
データ処理装置100は、受信した電子メールの添付データを変換して携帯端末に送信するキャッシュ管理システムに搭載されるキャッシュ管理プログラムであって、コンピュータに、電子メールの添付データを、携帯端末が表示可能な形式に変換する処理と、変換する処理の変換結果をキャッシュ記憶手段104に蓄積する処理と、携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、蓄積している変換結果を携帯端末に送信する処理とを実行させることを特徴とするキャッシュ管理プログラムを搭載している。
次に、本発明の実施の形態の動作について、図面を参照して説明する。図2は、携帯端末105に送信する電子メールに識別子を挿入する場合の動作を説明するフローチャートである。
キャッシュ管理手段102は、データ処理装置100に送信された電子メールを受信する(ステップS101)。
次に、キャッシュ管理手段102は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスの数を調べる。送信先の電子メールアドレスの数がn以上(nは予め決められた1以上の自然数であって、例えば、2である。)の場合に(ステップS102のY)、キャッシュ管理手段102は、電子メールを一意に識別できるような識別子を受信した電子メールに挿入する(ステップS103)。そして、キャッシュ管理手段102は、識別子を挿入した電子メールを送信先の電子メールアドレス毎に、電子メールをメール記憶手段101に保存する(ステップS104)。
また、送信先の電子メールアドレスの数がn未満の場合(ステップS102のN)、識別子を挿入せずに、送信先の電子メールアドレス毎に電子メールをメール記憶手段101に保存する(ステップS104)。
次に、電子メールに添付されたデータを変換する場合の動作について説明する。図3は、電子メールに添付されたデータを変換する場合の動作を説明するフローチャートである。
キャッシュ管理手段102は、メール記憶手段101に保存された電子メール101aに添付された添付データの変換リクエスト(変換要求)を、携帯端末105から受信する(ステップS201)。
次に、キャッシュ管理手段102は、変換リクエストされた電子メール101aに、キャッシュ管理手段102が挿入した識別子が存在しているか否かを調べる。
識別子が存在しない場合には(ステップS202のN)、キャッシュ管理手段102は、変換リクエストされた電子メール101aの添付データをメール記憶手段101から取り出し、データ変換手段103に渡す。データ変換手段103は、受け取った添付データを携帯端末105で表示可能な形式に変換する(ステップS203)。
キャッシュ管理手段102は、データ変換手段103が添付データを変換した変換結果を受け取り、携帯端末105へ送信する(ステップS206)。
また、ステップS202で識別子が存在している場合には(ステップS202のY)、キャッシュ管理手段102は、識別子にもとづいて電子メール101aに添付された添付データの変換結果104aがキャッシュ記憶手段104に保存されているか否かを調べる(ステップS204)。
変換結果104aがキャッシュ記憶手段104に保存されている場合(ステップS204のY)、キャッシュ管理手段102は、キャッシュ記憶手段104から変換結果104aを取り出し(ステップS205)、取り出した変換結果104aを携帯端末105に送信する(ステップS206)。
また、ステップS204で、変換結果104aがキャッシュ記憶手段104に保存されていない場合(ステップS204のN)、キャッシュ管理手段102は、変換をリクエストされた電子メール101aの添付データをメール記憶手段101から取り出し、データ変換手段103に渡す。
データ変換手段103は、受け取った添付データを携帯端末105で表示可能な形式に変換する(ステップS207)。そして、キャッシュ管理手段102は、データ変換手段103が添付データを変換した変換結果をデータ変換手段103から受け取り、キャッシュ記憶手段104に識別子とともに保存する(ステップS208)。さらに、キャッシュ管理手段102は、変換結果を携帯端末105へ送信する(ステップS206)。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、携帯端末105で表示可能な形式に変換された変換結果を、一意に識別できる識別子とともにキャッシュ記憶手段104に保存するように構成したため、同じ電子メール101aを受け取った別のユーザの変換リクエストに対して、変換結果104aを流用することができる。そのため、添付データのデータ変換にかかるサーバ負荷を軽減することができる。
また、同じ電子メール101aを受け取った複数のユーザの内の1人が変換リクエストを送信した後であれば、他のユーザにはデータ変換を行わずに変換結果104aを流用して送信することができるため、他のユーザは、データ変換による変換待ち時間を減らすことができる。
さらに、同じ電子メール101aを受信した複数のユーザが変換結果104aを共有するため、添付データの変換結果を記憶するキャッシュデータ用の記憶領域を削減することができる。
次に、本発明の実施例について説明する。なお、本発明の実施の形態の構成は、図1に示した実施の形態と同様なため、各手段等には図1と同じ符号を付し、説明を省略する。
本発明の実施例の動作を、図面を参照して説明する。本実施例の動作は、実施の形態の動作に対応しているため、本発明の実施例の動作を図2および図3を参照して説明する。
まず、携帯端末105に送信する電子メールに識別子を挿入する場合の動作を、図2を参照して説明する。
キャッシュ管理手段102は、インターネットなどを介してデータ処理装置100に送信された電子メールを受信する(ステップS101)。
図4は、キャッシュ管理手段102が受信した電子メールの一例を示す説明図である。図4に示す例では、受信した電子メールは、example.co.jpのuser1、user2、およびuser3の3人が送信先に指定されている(図4に示す例では、404で示したブロックである。)。また、図4に示す例では、受信した電子メールは、メール本文(図4に示す例では、402で示した部分である。)と、添付データ(図4に示す例では、403で示した部分である。)との2つのパートからなるMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions:RFC2045〜2049で規定)形式の電子メールであることを示している。
なお、図4に示す例では、電子メールの送信先を、電子メールのメールヘッダ(図4に示す例では、401で示した部分である。)のToヘッダ(図4に示す例では、404で示したブロックである。)に記述された電子メールアドレスにもとづいて判別しているが、インターネット経由の電子メール送信に用いられるSMTP(Sinple Mail Transfer Protocol:RFC2821などで規定)プロトコルで、送信先アドレスを指定する際に使用されるRCPT(Receipt)コマンドで指定されるメールアドレスにもとづいて、電子メールの送信先を判別するようにしてもよい。
次に、キャッシュ管理手段102は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスの数を調べる(ステップS102)。図4に示す例の電子メールの場合には、送信先の電子メールアドレスは3個である。
キャッシュ管理手段102は、送信先の電子メールアドレスの数がn以上(nは予め定められた1以上の自然数で、本実施例では2として説明する)の場合に(ステップS102のY)、電子メールを一意に識別できるような識別子を受信した電子メールの各パートヘッダ(図4に示す例では、405および406で示したブロックである。)に挿入する(ステップS103)。
図5は、識別子が挿入されたマルチパート形式の電子メールの一例を示す説明図である。識別子は、例えば、電子メールを受信した時刻(以下の説明では、2005年4月1日1時2分3秒とする)と、電子メールのパート番号(各パート毎に1から順に与えられた通し番号)にもとづいて、図5に示す例では、503および504で示したブロックのように、マルチパート形式の電子メールの各パートヘッダに、X−TMP−IDヘッダとして挿入される。
図6は、識別子が挿入された電子メールの一例を示す説明図である。図5に示す例では、識別子はマルチパート形式の電子メールの各パート毎に挿入されているが、図6に示す例では、メールヘッダ部601において、602で示したブロックのように、電子メールを受信した時刻だけにもとづいて、メールヘッダ部に識別子を挿入するようにしている。すなわち、各パートの識別子はメールヘッダ部に挿入された識別子とパート番号を使って動的に生成するようにしてもよい。
具体的には、例えば、メールヘッダ部に挿入された識別子が20050401010203の場合に、各添付ファイルに電子メールの先頭から通し番号を割り当てる(例えば、1つ目の添付ファイルの識別子を20050401010203_1とし、2つ目の添付ファイルの識別子を20050401010203_2のようにする)。
また、図6に示す例では、識別子は電子メールを受信した時刻にもとづいて生成されているが、データ処理装置100で受信された電子メールに対し順番につけられた通し番号などにもとづいて生成されてもよい。
次に、キャッシュ管理手段102は、識別子が挿入された電子メールを、送信先の電子メールアドレス(図5および図6に示す例では、user1、user2、およびuser3の3人である。)毎に、メール記憶手段101に保存する(ステップS104)。
また、送信先の電子メールアドレスの数がn(例えば、2)未満の場合(ステップS102のN)、識別子を挿入せずに、送信先の電子メールアドレス毎に電子メールをメール記憶手段101に保存する(ステップS104)。
次に、電子メールに添付されたデータを変換する場合の動作について、図3を参照して説明する。
キャッシュ管理手段102は、メール記憶手段101に保存されたメール101aに添付された添付データの変換リクエストを、携帯端末105から受信する(ステップS201)。以下、user1が、メール記憶手段101に保存された図5の502に示す部分(添付データ)の変換リクエストを行った場合を例に説明する。
キャッシュ管理手段102は、変換リクエストされた電子メール101aに、キャッシュ管理手段がステップS103で挿入した識別子(X−TMP−IDヘッダ)が存在しているか否かを調べる。
識別子が存在しない場合(ステップS202のN)、変換リクエストされた電子メール101aの添付データをメール記憶手段101から取り出し、データ変換手段103に渡す。データ変換手段103は、受け取った添付データを携帯端末105で表示可能な形式に変換する(ステップS203)。なお、添付データを変換する方法については後述する。
キャッシュ管理手段102は、データ変換手段103が添付データを変換した変換結果を受け取り、携帯端末105へ送信する(ステップS206)。
また、識別子が存在している場合には(ステップS202のY)、識別子の情報(図5に示す例では、「20050401010203_2」である。)にもとづいて、電子メール101aに添付されている添付データの変換結果がキャッシュ記憶手段104に保存されているか否かを調べる。
ここで、キャッシュ記憶手段104は、例えば、表形式のデータベースで、識別子をキー情報として、添付データの変換結果を管理している。図7は、キャッシュ記憶手段104が記憶している表形式のデータベースの一例を示す説明図である。図7に示す例では、キャッシュ記憶手段104が、識別子の情報をキーとして、変換結果701〜703を保存していることを示している。
キャッシュ記憶手段104は、図7に示す例のような表形式のデータベースを記憶しているが、一般的に用いられるコンピュータのファイルシステム上で、識別子をディレクトリ名として、各ディレクトリ毎に変換結果をファイルとして記憶するようにしてもよい。
キャッシュ記憶手段104が、図7に示す例の表形式のデータベースを記憶している場合には、識別子の情報(20050401010203_2)をキーとする変換結果702が、キャッシュ記憶手段104に保存されていることを示している。そこで、キャッシュ管理手段102は、キャッシュ記憶手段104から変換結果702を取り出し(ステップS205)、取り出した変換結果702を携帯端末105に送信する(ステップS206)。
図8は、キャッシュ記憶手段104が記憶している表形式のデータベースの他の例を示す説明図である。図8に示す例では、キャッシュ記憶手段104が、識別子の情報をキーとして、変換結果701と変換結果703とを保存していることを示している。
ステップS204で、変換結果104aがキャッシュ記憶手段104に保存されていない場合(例えば、キャッシュ記憶手段104が、図8に示す例のような表形式のデータベースを保存している場合)には、キャッシュ管理手段102は、変換リクエストされた電子メール101aの添付データ(図5に示す例では、502で示したパート本文部分である)をメール記憶手段101から取り出し、データ変換手段103に渡す。
データ変換手段103は、受け取った添付データを携帯端末105で表示可能な形式に変換する(ステップS207)。
添付データを変換する方法について説明する。添付データを変換するために、具体的には、例えば、添付データを表示可能なアプリケーションソフトウェアでコンピュータのディスプレイ上に表示したものを画面キャプチャする処理や、画像データを出力できる仮想プリンタドライバ(例えば、印刷と同様な操作が行われると、画像データを電子ファイル形式に変換したりするアプリケーションソフトウェア)で印刷する処理を実行したり、または添付データを解析して画像データを出力する独自のアプリケーションソフトウェアを用いたりする。
すなわち、データ変換手段103は、広く一般に知られている手法を用いて、添付データを、例えば、JPEG形式や、GIF形式の画像データ、文字情報だけを抽出したテキストデータような携帯端末105で表示可能な形式に変換する。
そして、キャッシュ管理手段102は、添付データを変換した変換結果702をデータ変換手段103から受け取り、キャッシュ記憶手段104に識別子の情報(20050401010203_2)とともに保存する(ステップS208)。その結果、キャッシュ記憶手段104が記憶している表形式のデータベースは、図8に示す例の状態から、図7に示す例の状態に遷移する。さらに、キャッシュ管理手段102は、変換結果702を携帯端末105へ送信する(ステップS206)。
携帯端末105は、送信された変換結果を、例えば、携帯端末105に搭載された画像ビューアなどのソフトウェアを用いて表示する。
次に、キャッシュ記憶手段104が記憶している表形式のデータベースが、図7に示す例の状態の場合に、図5に示す例の電子メールを受信した別のユーザ(例えば、user2)が、携帯端末を操作して添付データ(図5に示す例において、502で示したパート本文部分である。)の変換リクエストを行った場合について説明する。
このとき、図3に示す手順で処理を行うと、キャッシュ記憶手段104が変換結果702を保存しているので、データ変換手段103は、添付データ(図5に示す例で、502で示したパート本文部分である。)のデータ変換処理(ステップS207)を行わず、すでにキャッシュ記憶手段104が保存している変換結果702を、キャッシュ管理手段102が送信する。
以上に述べたように、この実施例によれば、電子メール101aに添付された添付データを携帯端末105で表示可能な形式に変換した変換結果104aを、データ処理装置100が一意に識別できる識別子とともにキャッシュ記憶手段104に保存するように構成したため、同じ電子メール101aを受け取った別のユーザから受信した変換リクエストに対して、変換結果104aを流用することができる。そのため、添付データのデータ変換にかかるサーバ負荷を軽減することができる。
また、同じ電子メール101aを受け取った複数のユーザの内の1人が変換リクエストを送信した後であれば、他のユーザにはデータ変換を行わずに変換結果104aを流用して送信することができるため、データ変換にかかる変換待ち時間を削減することができる。
さらに、同じ電子メール101aを受信した複数のユーザ間で変換結果104aを共有するため、添付データの変換結果を記憶するキャッシュデータ用の記憶領域を削減することができる。
なお、上記実施例では、データ変換手段103は、携帯端末105から添付データの変換リクエストを受信してから添付データの変換を行っているが、キャッシュ管理手段102がステップS103で識別子を挿入する際に、電子メールの送信先のアドレスの数がm(m(基準値)は、予め決められた1以上の自然数である。)以上であった場合には、予め添付データをデータ変換手段103に渡して、データ変換手段103に添付データの変換を行わせてもよい。
図9は、電子メールの送信先のアドレスの数が予め決められた基準値以上であった場合に、添付データを変換する動作を説明するフローチャートである。
キャッシュ管理手段102は、データ処理装置100に送信された電子メールを受信する(ステップS301)。
次に、キャッシュ管理手段102は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスの数を調べる(ステップS302)。送信先の電子メールアドレスの数がn(nは予め定められた1以上の自然数。例えば、2。)未満の場合(ステップS302のN)、識別子を挿入せずに、送信先の電子メールアドレス毎に電子メールをメール記憶手段101に保存する(ステップS305)。
送信先の電子メールアドレスの数がn以上の場合に(ステップS302のY)、キャッシュ管理手段102は、電子メールを一意に識別できるような識別子を受信した電子メールに挿入する(ステップS303)。
キャッシュ管理手段102は、送信先の電子メールアドレスの数がm未満(mは予め定められた1以上の自然数。例えば、5。)の場合に(ステップS304のN)、識別子を挿入した電子メールを送信先の電子メールアドレス毎に、電子メールをメール記憶手段101に保存する(ステップS305)。
キャッシュ管理手段102は、送信先の電子メールアドレスの数がm以上の場合に(ステップS304のY)、電子メールの添付データをデータ変換手段103に渡す。データ変換手段103は、受け取った添付データを携帯端末105で表示可能な形式に変換する(ステップS306)。
キャッシュ管理手段102は、データ変換手段103が添付データを変換した変換結果をデータ変換手段103から受け取り、キャッシュ記憶手段104に識別子とともに保存する(ステップS307)。
そして、キャッシュ管理手段102は、識別子を挿入した電子メールを送信先の電子メールアドレス毎に、電子メールをメール記憶手段101に保存する(ステップS305)。
以上に述べたように、電子メールの送信先のアドレスの数が予め決められた基準値以上であれば、予めデータ変換手段103に添付データの変換を行わせるように構成した場合には、例えば、多くのユーザに同報メールを送信したため、添付データの変換リクエストが行われる可能性が高い場合などに、予めデータ変換を行っておくことでユーザの変換待ち時間を減らすことができるという効果がある。
なお、例えば、最後に変換リクエストが行われてから、予め定められた時間(例えば、1週間)以上、変換リクエストが行われなかった場合に、キャッシュ管理手段102が、変換結果104aを自動的に削除するようにしてもよい。このようにすれば、キャッシュ記憶手段104が必要とする記憶領域を減らすことができるという効果がある。
本発明は、携帯端末向けに添付データの変換を行うメールサーバ装置や、メール記憶装置をコンピュータに実現するためのプログラムに適用できる。
本発明によるキャッシュ管理システムの実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 携帯端末に送信する電子メールに識別子を挿入する場合の動作を説明するフローチャートである。 電子メールに添付されたデータを変換する場合の動作を説明するフローチャートである。 キャッシュ管理手段が受信した電子メールの一例を示す説明図である。 識別子が挿入されたマルチパート形式の電子メールの一例を示す説明図である。 識別子が挿入された電子メールの一例を示す説明図である。 キャッシュ記憶手段が記憶している表形式のデータベースの一例を示す説明図である。 キャッシュ記憶手段が記憶している表形式のデータベースの他の例を示す説明図である。 電子メールの送信先のアドレスの数が予め決められた基準値以上であった場合に、添付データを変換する動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 データ処理装置
101 メール記憶手段
101a 電子メール
102 キャッシュ管理手段
103 データ変換手段
104 キャッシュ記憶手段
104a 変換結果
105 携帯端末

Claims (19)

  1. 受信した電子メールの添付データを変換して携帯端末に送信するキャッシュ管理システムにおいて、
    受信した電子メールを保持するメール記憶手段と、
    前記携帯端末から、電子メールの添付データの変換要求を受信するキャッシュ管理手段と、
    前記メール記憶手段が保持している電子メールの添付データを、前記携帯端末が表示可能な形式に変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段の変換結果を蓄積するキャッシュ記憶手段とを備え、
    前記キャッシュ管理手段は、前記携帯端末から前記添付データの変換要求を受信した場合に、前記キャッシュ記憶手段が蓄積している変換結果を前記携帯端末に送信する
    ことを特徴とするキャッシュ管理システム。
  2. キャッシュ管理手段は、電子メール受信時に、添付データを識別する識別子を前記電子メールに付加し、携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、前記識別子を参照して、変換を要求された前記添付データの変換結果をキャッシュ記憶手段が蓄積しているか否かを判別し、
    データ変換手段は、変換を要求された前記添付データの変換結果を前記キャッシュ記憶手段が蓄積していないと判別した場合に、前記添付データを前記携帯端末が表示可能な形式に変換し、
    前記キャッシュ管理手段は、変換を要求された前記添付データの変換結果を前記キャッシュ記憶手段が蓄積していない場合に、前記データ変換手段の変換結果を前記キャッシュ記憶手段に蓄積させ、前記変換結果を前記携帯端末に送信し、変換を要求された前記添付データの変換結果を前記キャッシュ記憶手段が蓄積している場合に、添付データの変換を行わずに前記キャッシュ記憶手段が蓄積している変換結果を前記携帯端末に送信する
    請求項1記載のキャッシュ管理システム。
  3. キャッシュ管理手段は、識別子をマルチパート形式の電子メールのパートヘッダとして挿入して、前記識別子を前記電子メールに付加する
    請求項2記載のキャッシュ管理システム。
  4. キャッシュ管理手段は、識別子を電子メールのメールヘッダとして挿入して、前記識別子を前記電子メールに付加する
    請求項2記載のキャッシュ管理システム。
  5. キャッシュ管理手段は、電子メールの送信先の数が予め決められた基準値以上である場合に、予めデータ変換手段に添付データの変換を行わせ、変換結果を前記キャッシュ記憶手段に蓄積させる
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項記載のキャッシュ管理システム。
  6. キャッシュ管理手段は、予め決められた時間以上変換を要求されなかった変換結果を、キャッシュ記憶手段から消去する
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項記載のキャッシュ管理システム。
  7. 受信した電子メールの添付データを変換して携帯端末に送信するキャッシュ管理方法において、
    前記携帯端末から、電子メールの添付データの変換要求を受信し、
    受信した電子メールを保持するメール記憶手段が保持している電子メールの添付データを、前記携帯端末が表示可能な形式に変換し、
    変換結果を蓄積し、
    前記携帯端末から前記添付データの変換要求を受信した場合に、蓄積している変換結果を前記携帯端末に送信する
    ことを特徴とするキャッシュ管理方法。
  8. 電子メールの受信時に、前記電子メールに添付データを識別する識別子を付加し、
    携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、前記識別子を参照して、変換を要求された前記添付データの変換結果が蓄積されているか否かを判別し、
    変換結果が蓄積されている場合には、添付データの変換を行わずに、前記変換結果を前記携帯端末に送信し、
    変換結果が蓄積されていない場合には、前記添付データを前記携帯端末で表示可能な形式に変換し、前記変換結果を前記識別子とともに蓄積し、前記変換結果を前記携帯端末に送信する
    請求項7記載のキャッシュ管理方法。
  9. 識別子を、マルチパート形式の電子メールのパートヘッダとして挿入して、前記識別子を前記電子メールに付加する
    請求項8記載のキャッシュ管理方法。
  10. 識別子を、電子メールのメールヘッダとして挿入して、前記識別子を前記電子メールに付加する
    請求項8記載のキャッシュ管理方法。
  11. 電子メールの送信先の数が予め決められた基準値以上である場合に、予め添付データの変換を行い、変換結果を蓄積する
    請求項7から請求項10のうちいずれか1項記載のキャッシュ管理方法。
  12. 予め決められた時間以上変換を要求されなかった変換結果を消去する
    請求項7から請求項11のうちいずれか1項記載のキャッシュ管理方法。
  13. 受信した電子メールの添付データを変換して携帯端末に送信するキャッシュ管理システムに搭載されるキャッシュ管理プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    電子メールの添付データを、前記携帯端末が表示可能な形式に変換する処理と、
    前記変換する処理の変換結果を記憶手段に蓄積する処理と、
    前記携帯端末から前記添付データの変換要求を受信した場合に、蓄積している変換結果を前記携帯端末に送信する処理とを実行させる
    ためのキャッシュ管理プログラム。
  14. コンピュータに、
    電子メールの受信時に、前記電子メールに添付データを識別する識別子を付加する処理と、
    携帯端末から添付データの変換要求を受信した場合に、前記識別子を参照して、変換を要求された前記添付データの変換結果が蓄積されているか否かを判別する処理と、
    変換結果が記憶手段に蓄積されている場合には、添付データの変換を行わずに、前記変換結果を前記携帯端末に送信する処理と、
    変換結果が記憶手段に蓄積されていない場合には、前記添付データを前記携帯端末で表示可能な形式に変換し、前記変換結果を前記識別子とともに記憶手段に蓄積し、前記変換結果を前記携帯端末に送信する処理とを実行させる
    請求項13記載のキャッシュ管理プログラム。
  15. コンピュータに、
    識別子を、マルチパート形式の電子メールのパートヘッダとして挿入して、前記識別子を前記電子メールに付加する処理を実行させる
    請求項14記載のキャッシュ管理プログラム。
  16. コンピュータに、
    識別子を、電子メールのメールヘッダとして挿入して、前記識別子を前記電子メールに付加する処理を実行させる
    請求項14記載のキャッシュ管理プログラム。
  17. コンピュータに、
    電子メールの送信先の数が予め決められた基準値以上である場合に、予め添付データの変換を行い、変換結果を蓄積する処理を実行させる
    請求項13から請求項16のうちいずれか1項記載のキャッシュ管理プログラム。
  18. コンピュータに、
    予め決められた時間以上変換を要求されなかった変換結果を消去する処理を実行させる
    請求項13から請求項17のうちいずれか1項記載のキャッシュ管理プログラム。
  19. 受信した電子メールの添付データを変換して携帯端末に送信するキャッシュ管理サーバにおいて、
    受信した電子メールを保持するメール記憶手段と、
    前記携帯端末から、電子メールの添付データの変換要求を受信するキャッシュ管理手段と、
    前記メール記憶手段が保持している電子メールの添付データを、前記携帯端末が表示可能な形式に変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段の変換結果を蓄積するキャッシュ記憶手段とを備え、
    前記キャッシュ管理手段は、前記携帯端末から前記添付データの変換要求を受信した場合に、前記キャッシュ記憶手段が蓄積している変換結果を前記携帯端末に送信する
    ことを特徴とするキャッシュ管理サーバ。
JP2005350769A 2005-12-05 2005-12-05 キャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバ Expired - Fee Related JP4622832B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005350769A JP4622832B2 (ja) 2005-12-05 2005-12-05 キャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005350769A JP4622832B2 (ja) 2005-12-05 2005-12-05 キャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007158687A true JP2007158687A (ja) 2007-06-21
JP4622832B2 JP4622832B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=38242475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005350769A Expired - Fee Related JP4622832B2 (ja) 2005-12-05 2005-12-05 キャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4622832B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011503703A (ja) * 2007-11-13 2011-01-27 ヴァントリックス コーポレーション メディアファイルのインテリジェントキャッシュ
US8677241B2 (en) 2007-09-10 2014-03-18 Vantrix Corporation Method and system for multimedia messaging service (MMS) to video adaptation
US8959635B2 (en) 2007-09-28 2015-02-17 Vantrix Corporation Generation and delivery of multimedia content-adaptation notifications
US9112922B2 (en) 2012-08-28 2015-08-18 Vantrix Corporation Method and system for self-tuning cache management
US9794319B2 (en) 2007-09-10 2017-10-17 Vantrix Corporation Modular transcoding pipeline
US10097463B2 (en) 2009-12-01 2018-10-09 Vantrix Corporation System and methods for efficient media delivery using cache
JP2021192282A (ja) * 2020-11-09 2021-12-16 北京百度網訊科技有限公司 深層学習フレームワークにおけるパターン変換方法、装置、電子デバイス、コンピューター記憶媒体およびコンピュータープログラム製品

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112840A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd メールシステム
JP2003060839A (ja) * 2001-06-04 2003-02-28 Canon Inc 画像通信装置、画像処理装置、画像通信方法、画像処理方法、及びプログラム
JP2004133675A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Murata Mach Ltd 文書管理サーバ
JP2005033659A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Vodafone Kk メールサーバ装置及び情報通信システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112840A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd メールシステム
JP2003060839A (ja) * 2001-06-04 2003-02-28 Canon Inc 画像通信装置、画像処理装置、画像通信方法、画像処理方法、及びプログラム
JP2004133675A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Murata Mach Ltd 文書管理サーバ
JP2005033659A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Vodafone Kk メールサーバ装置及び情報通信システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8677241B2 (en) 2007-09-10 2014-03-18 Vantrix Corporation Method and system for multimedia messaging service (MMS) to video adaptation
US9794319B2 (en) 2007-09-10 2017-10-17 Vantrix Corporation Modular transcoding pipeline
US8959635B2 (en) 2007-09-28 2015-02-17 Vantrix Corporation Generation and delivery of multimedia content-adaptation notifications
JP2011503703A (ja) * 2007-11-13 2011-01-27 ヴァントリックス コーポレーション メディアファイルのインテリジェントキャッシュ
KR101440962B1 (ko) * 2007-11-13 2014-10-28 밴트릭스 코오퍼레이션 미디어 파일의 인텔리전트 캐싱
US10097463B2 (en) 2009-12-01 2018-10-09 Vantrix Corporation System and methods for efficient media delivery using cache
US10567287B2 (en) 2009-12-01 2020-02-18 Vantrix Corporation System and methods for efficient media delivery using cache
US9112922B2 (en) 2012-08-28 2015-08-18 Vantrix Corporation Method and system for self-tuning cache management
US9811470B2 (en) 2012-08-28 2017-11-07 Vantrix Corporation Method and system for self-tuning cache management
JP2021192282A (ja) * 2020-11-09 2021-12-16 北京百度網訊科技有限公司 深層学習フレームワークにおけるパターン変換方法、装置、電子デバイス、コンピューター記憶媒体およびコンピュータープログラム製品
US11604774B2 (en) 2020-11-09 2023-03-14 Beijing Baidu Netcom Science Technology Co., Ltd. Method and apparatus of converting schema in deep learning framework, and computer storage medium
JP7344259B2 (ja) 2020-11-09 2023-09-13 ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッド 深層学習フレームワークにおけるパターン変換方法、装置、電子デバイス、コンピューター記憶媒体およびコンピュータープログラム製品

Also Published As

Publication number Publication date
JP4622832B2 (ja) 2011-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102193489B1 (ko) 엔트리들을 위한 옵트-인 영속성을 갖는 메시지 스레드를 유지하는 장치 및 방법
JP4515839B2 (ja) インスタントメッセージングオブジェクトストア
JP4622832B2 (ja) キャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバ
US20090313348A1 (en) Method and apparatus for remote manipulation of attachments
JP2005269037A (ja) 電子メールサーバ、電子メール端末及びプログラム
JPWO2007077603A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2006331003A (ja) 情報処理装置および電子メール制御方法
JP2006140637A (ja) サーバ、サーバシステムおよび電子メール配信方法
JP4383537B2 (ja) 移動通信端末機のメッセージ転送装置及び方法
JP2005284454A (ja) 迷惑メール配信防止システム、当該システムにおける情報端末及び電子メールサーバ
JP3573251B2 (ja) ネットワークファクシミリシステムの制御方法
KR20070113931A (ko) 이동통신단말기의 멀티미디어 메시지 작성방법 및 이를수행하기 위한 이동통신단말기
CA2669244C (en) Method and apparatus for remote manipulation of attachments
KR100726522B1 (ko) 이동 통신 단말기에서의 전송완료한 멀티미디어 메시지수정 방법
JP2003051851A (ja) 電子メール受信方法と、それに使用するメールサーバ、ウェブサーバ、受信端末及び電子メール受信システム
JP4580808B2 (ja) メール転送システム、メール転送装置及びメール転送プログラム
JP2003178011A (ja) 電子メール送信装置、および、プログラム
JP2006197241A (ja) メール送信システム
KR100600503B1 (ko) 이동통신단말에서의 멀티미디어 메시지 수신방법
JP4477396B2 (ja) 電子メール送受信システム
KR100859462B1 (ko) 팩스 전송 시스템 및 그 전송방법
JP2001186361A (ja) 通信装置、通信システム、通信方法、及び記憶媒体
JP2005286740A (ja) 管理装置、管理方法、およびプログラム
JP2001282640A (ja) 電子メール転送方法
JP2000112842A (ja) 情報端末装置,電子メール制限受信方法および電子メール制限受信プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4622832

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees