JP2001336138A - ダム管理システム - Google Patents

ダム管理システム

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JP2001336138A
JP2001336138A JP2000157221A JP2000157221A JP2001336138A JP 2001336138 A JP2001336138 A JP 2001336138A JP 2000157221 A JP2000157221 A JP 2000157221A JP 2000157221 A JP2000157221 A JP 2000157221A JP 2001336138 A JP2001336138 A JP 2001336138A
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management system
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のダム管理システムは、各コンピュータ
1,2,3毎に操作員が必要であり、各コンピュータ
1,2,3の操作タイミングが異なるため、操作の同時
性を保つことが難しいという課題があった。 【解決手段】 各コンピュータ1,2,3を接続するネ
ットワーク6と、ネットワーク6を介して各コンピュー
タ1,2,3を統合管理するダム統合管理用コンピュー
タ7とを備えるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダム管理用コン
ピュータ,ダム監視カメラ用コンピュータ,ダム放流警
報用コンピュータおよびマルチ大画面表示装置を備えた
ダム管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダム管理システムは、プラントの規模が
大きく、その運用においてはダム管理用コンピュータ,
ダム監視カメラ用コンピュータおよびダム放流警報用コ
ンピュータなどが各々独立しており、各設備の操作を行
う場合には複数のコンピュータを個別に操作していた。
また、複数のモニタの監視映像やコンピュータに表示さ
れたデータの監視のためにマルチ大画面表示装置による
統合表示を実施していた。
【0003】図19はこのような従来のダム管理システ
ムを示す構成図であり、図において、101はダムの貯
水位などを管理し、放流の制御を行うダム管理用コンピ
ュータであり、操作員により操作されるコンピュータ本
体101AやCRTなどの表示装置101Bを備えてい
る。102はダムに設置された監視カメラを制御するダ
ム監視カメラ用コンピュータであり、操作員により操作
されるコンピュータ本体102AやCRTなどの表示装
置102Bを備えている。103は放流時にダム下流の
放流警報局(図示せず)に対して放流警報を指示する放
流警報用コンピュータであり、操作員により操作される
コンピュータ本体103AやCRTなどの表示装置10
3Bを備えている。104は分割画面104A〜104
Fを備えたマルチ大画面表示装置、105はダム管理用
コンピュータ101,ダム監視カメラ用コンピュータ1
02および放流警報用コンピュータ103からの映像信
号の入力、マルチ大画面表示装置104への映像信号の
出力を行う映像信号入出力装置、106は映像信号入出
力装置105を制御し、マルチ大画面表示装置104に
表示する映像を切り替えるマルチ大画面表示切替用コン
ピュータであり、操作員により操作されるコンピュータ
本体106AやCRTなどの表示装置106Bを備えて
いる。
【0004】次に動作について説明する。ダム管理用コ
ンピュータ101の表示装置101Bには貯水位のデー
タなどが表示されており、ダム監視カメラ用コンピュー
タ102の表示装置102Bには監視カメラの映像など
が表示されており、ダム放流警報用コンピュータ103
の表示装置103Bには放流警報局の管理画面などが表
示されている。通常、各コンピュータの表示画像はマル
チ大画面表示装置104上の分割画面104A〜104
Fに固定的に表示され、マルチ大画面表示切替用コンピ
ュータ106により表示位置の選択切替が行われる。
【0005】マルチ大画面表示装置上で監視を行うシス
テムは、例えば、特開昭62−174809号公報など
に開示されており、通常時、緊急時および操作員のリク
エストなどに対応して、予め定められたフォーマットに
従いマルチ大画面表示装置上に複数または単一のコンピ
ュータの画像を表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のダム管理システ
ムは以上のように構成されているので、ダム管理を行う
場合にはダム管理用コンピュータ,ダム監視カメラ用コ
ンピュータ,ダム放流警報用コンピュータおよびマルチ
大画面表示切替用コンピュータなどの各コンピュータの
操作を行うために、各コンピュータ毎に操作員が必要で
あった。このために、各コンピュータの操作タイミング
が異なり、操作の同時性を保つことが難しいという課題
があった。また、洪水時,放流時などにおける緊急時の
対応が迅速に行えず、操作の即応性がないという課題が
あった。さらに、操作員に変更があった場合、各コンピ
ュータの複雑な操作の修得に時間を要し、運用管理に支
障をきたしてしまうという課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ネットワークを介して各コンピュ
ータとの通信を行うことによって、ダムの運用支援機能
を充実させ、操作性の優れたダム管理システムを得るこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るダム管理
システムは、各コンピュータを接続するネットワーク
と、ネットワークを介して各コンピュータを統合管理す
るダム統合管理用コンピュータとを備えたものである。
【0009】この発明に係るダム管理システムのダム統
合管理用コンピュータは、ダム管理用コンピュータ,ダ
ム監視カメラ用コンピュータおよびダム放流警報用コン
ピュータの画面を切り替えるものである。
【0010】この発明に係るダム管理システムのダム統
合管理用コンピュータは、ダム管理用コンピュータから
放流開始の通知を受信すると、ダム監視カメラ用コンピ
ュータの制御を行うものである。
【0011】この発明に係るダム管理システムのダム統
合管理用コンピュータは、ダム管理用コンピュータから
放流開始の通知を受信すると、ダム放流警報用コンピュ
ータの制御を行うものである。
【0012】この発明に係るダム管理システムは、ダム
下流の河川堰堤の任意の位置に設置された1乃至複数の
放流警報局と、放流口および1乃至複数の放流警報局の
それぞれに対応して設けられた複数の監視カメラとを備
え、ダム統合管理用コンピュータは、ダム管理用コンピ
ュータに放流量を確認させ、この放流量を基に各放流警
報局までの放流水到達予測時間を算出し、さらに、この
放流水到達予測時間を基に複数の監視カメラの映像を切
り替えるようにダム監視カメラ用コンピュータの制御を
行うものである。
【0013】この発明に係るダム管理システムのダム統
合管理用コンピュータは、各コンピュータの画面および
マルチ大画面表示装置のベース画面をパターン化した複
数の表示モードを備えたものである。
【0014】この発明に係るダム管理システムのダム統
合管理用コンピュータは、各コンピュータから異常を検
知したことを受信すると、その異常に該当する監視カメ
ラの映像に切り替えるようにダム監視カメラ用コンピュ
ータの制御を行うものである。
【0015】この発明に係るダム管理システムのマルチ
大画面表示装置は、映像蓄積部を備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるダ
ム管理システムを示す構成図であり、図において、1は
ダムの貯水位,放流量などを管理し、放流の制御を行う
ダム管理用コンピュータであり、操作員により操作され
るコンピュータ本体1AやCRTなどの表示装置1Bや
他のコンピュータと通信を行うためのネットワーク処理
部1Cを備えている。2はダムの各所に設置された複数
の監視カメラ(図示せず)を制御するダム監視カメラ用
コンピュータであり、操作員により操作されるコンピュ
ータ本体2AやCRTなどの表示装置2Bや他のコンピ
ュータと通信を行うためのネットワーク処理部2Cを備
えている。3は放流時にダム下流の放流警報局(図示せ
ず)に対して放流警報を指示する放流警報用コンピュー
タであり、操作員により操作されるコンピュータ本体3
AやCRTなどの表示装置3Bや他のコンピュータと通
信を行うためのネットワーク処理部3Cを備えている。
4は分割画面4A〜4Fを備え、各コンピュータ1,
2,3の画面を任意に組み合わせて表示するマルチ大画
面表示装置、5はダム管理用コンピュータ1,ダム監視
カメラ用コンピュータ2および放流警報用コンピュータ
3からの映像信号の入力ならびにマルチ大画面表示装置
4への映像信号の出力を行う映像信号入出力装置、6は
ネットワーク、7は映像信号入出力装置5を制御し、ネ
ットワーク6を介して各コンピュータ1,2,3の管理
を行うダム統合管理用コンピュータであり、操作員によ
り操作されるコンピュータ本体7AやCRTなどの表示
装置7Bや他のコンピュータと通信を行うためのネット
ワーク処理部7Cを備えている。
【0017】次に動作について説明する。各コンピュー
タ1,2,3,7はネットワーク処理部1C,2C,3
C,7Cによってネットワーク6に接続され、互いに任
意の情報の送受信が行われる。また、ダム統合管理用コ
ンピュータ7はネットワーク処理部7C,ネットワーク
6およびネットワーク処理部1C,2C,3Cを介して
各コンピュータ1,2,3を操作する。各コンピュータ
1,2,3の表示画面は映像信号入出力装置5に入力さ
れ、ダム統合管理用コンピュータ7は各コンピュータ
1,2,3の画面それぞれの表示サイズ,表示位置,表
示/非表示等の設定を映像信号入出力装置5に対して行
い、映像信号入出力装置5はその設定に基づきマルチ大
画面表示装置4にマルチ大画面表示を行う。
【0018】図2はダム統合管理用コンピュータ7によ
るダム管理用コンピュータ1への画面切替指示を示すフ
ローチャートである。ダム統合管理用コンピュータ7
は、ネットワーク処理部7C,ネットワーク6およびネ
ットワーク処理部1Cを介してダム管理用コンピュータ
1との通信を開始し(ステップST1)、ダム管理用コ
ンピュータ1との通信が確立したかを判定する(ステッ
プST2)。通信が確立した場合はダム管理用コンピュ
ータ1に表示画面があるか確認を行い(ステップST
3)、通信が確立していない場合ステップST2を繰り
返す。ステップST3において、表示画面があることが
確認できた場合はダム管理用コンピュータ1へ画面切替
指示を行う(ステップST4)。そして、ダム統合管理
用コンピュータ7は、映像信号入出力装置5に対してダ
ム管理用コンピュータ1の画面の表示サイズ,表示位
置,表示/非表示等の設定を行い、映像信号入出力装置
5はその設定に基づきマルチ大画面表示装置4にマルチ
大画面表示を行う(ステップST5)。ステップST3
において、表示画面があることが確認できない場合は、
一定時間が経過したか判定し(ステップST6)、経過
したと判定した場合は処理を終了し、経過していないと
判定した場合はステップST3に戻る。
【0019】図3はダム統合管理用コンピュータ7によ
るダム監視カメラ用コンピュータ2への画面切替指示を
示すフローチャートである。ダム統合管理用コンピュー
タ7は、ネットワーク処理部7C,ネットワーク6およ
びネットワーク処理部2Cを介してダム監視カメラ用コ
ンピュータ2との通信を開始し(ステップST7)、ダ
ム監視カメラ用コンピュータ2との通信が確立したかを
判定する(ステップST8)。通信が確立した場合はダ
ム監視カメラ用コンピュータ2に表示画面があるか確認
を行い(ステップST9)、通信が確立していない場合
はステップST8を繰り返す。ステップST9におい
て、表示画面があることが確認できた場合はダム監視カ
メラ用コンピュータ2へ画面切替指示を行う(ステップ
ST10)。そして、ダム統合管理用コンピュータ7
は、映像信号入出力装置5に対してダム監視カメラ用コ
ンピュータ2の画面の表示サイズ,表示位置,表示/非
表示等の設定を行い、映像信号入出力装置5はその設定
に基づきマルチ大画面表示装置4にマルチ大画面表示を
行い(ステップST11)、処理を終了する。ステップ
ST9において、表示画面があることが確認できない場
合は、一定時間が経過したか判定し(ステップST1
2)、経過したと判定した場合は処理を終了し、経過し
ていないと判定した場合はステップST9に戻る。
【0020】図4はダム統合管理用コンピュータ7によ
るダム放流警報用コンピュータ3への画面切替指示を示
すフローチャートである。ダム統合管理用コンピュータ
7は、ネットワーク処理部7C,ネットワーク6および
ネットワーク処理部3Cを介してダム放流警報用コンピ
ュータ3との通信を開始し(ステップST13)、ダム
放流警報用コンピュータ3との通信が確立したかを判定
する(ステップST14)。通信が確立した場合はダム
放流警報用コンピュータ3に表示画面があるか確認を行
い(ステップST15)、通信が確立していない場合は
ステップST14を繰り返す。ステップST15におい
て、表示画面があることが確認できた場合はダム放流警
報用コンピュータ3へ画面切替指示を行う(ステップS
T16)。そして、ダム統合管理用コンピュータ7は、
映像信号入出力装置5に対してダム放流警報用コンピュ
ータ3の画面の表示サイズ,表示位置,表示/非表示等
の設定を行い、映像信号入出力装置5はその設定に基づ
きマルチ大画面表示装置4にマルチ大画面表示を行い
(ステップST17)、処理を終了する。ステップST
15において、表示画面があることが確認できない場合
は、一定時間が経過したか判定し(ステップST1
8)、経過したと判定した場合は処理を終了し、経過し
ていないと判定した場合はステップST15に戻る。図
2〜4の処理が、ダム統合管理用コンピュータ7の各コ
ンピュータ1,2,3に対する基本操作となる。
【0021】図5はダムからの放流操作に係わる支援操
作を示すフローチャートである。ダム統合管理用コンピ
ュータ7は、ネットワーク処理部7C,ネットワーク6
およびネットワーク処理部1C,2C,3Cを介して各
コンピュータ1,2,3との通信を確立する(ステップ
ST19)。ダム管理用コンピュータ1から放流開始の
通知を受信することによりダムからの放流が開始された
かどうかを判定し(ステップST20)、放流が開始さ
れたと判定した場合は、放流開始の妥当性確認のために
ダム管理用コンピュータ1にダムの現在貯水位の問い合
わせを行い(ステップST21)、ダムの現在貯水位が
放流開始水位(既定値)を超過しているかを判定する
(ステップST22)。超過していると判定した場合
は、放流開始を妥当と判断し、ダム管理用コンピュータ
1に対し放流操作に必要なデータを表示する画面への画
面切替指示を行うとともに(ステップST23)、ダム
監視カメラ用コンピュータ2に対し放流口を監視してい
る監視カメラ映像へのカメラ切替制御指示を行う(ステ
ップST24)。そして、ダム統合管理用コンピュータ
7は、映像信号入出力装置5に対して各コンピュータ
1,2,3の画面それぞれの大きさ,表示位置,表示/
非表示等の設定を行い、映像信号入出力装置5はその設
定に基づきマルチ大画面表示装置4にマルチ大画面表示
を行い(ステップST25)、処理を終了する。ステッ
プST22において、超過していないと判定した場合
は、放流開始を不適切と判断し、ダム管理用コンピュー
タ1に対し放流開始の妥当性の再確認を促し(ステップ
ST26)、ステップST20に戻る。ステップST2
0において、放流が開始されていないと判定した場合
は、一定時間が経過したか判定し(ステップST2
7)、経過したと判定した場合は処理を終了し、経過し
ていないと判定した場合はステップST20に戻る。
【0022】図6はマルチ大画面表示装置4に表示した
マルチ大画面表示の例であり、8はベース画面としての
ダムの堤体を表す状況図、9は分割画面4Fの位置に重
ねて表示されたダム管理用コンピュータ1のダム諸量グ
ラフ画面であり、ダムの放流量,貯水位,流入量,ゲー
ト開度などを時系列にグラフ表示したものである。10
は分割画面4Dの位置に重ねて表示された放流口を監視
している監視カメラ映像である。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、各コンピュータ1,2,3を接続するネットワーク
6と、ネットワーク6を介して各コンピュータ1,2,
3を統合管理するダム統合管理用コンピュータ7とを備
えるようにしたので、一人の操作員により各コンピュー
タ1,2,3の操作を統合して行うことができ、洪水
時,放流時などの緊急時の対応が迅速に行え、操作の同
時性,迅速性が保たれるとともに状況確認が確実に行え
るダム管理システムが得られる効果がある。また、大画
面に表示することにより、複数の監視員が同時に同じ内
容を確認することが可能となり、誤操作の防止につなが
る効果がある。
【0024】さらに、ダム統合管理用コンピュータ7
は、ダム管理用コンピュータ1,ダム監視カメラ用コン
ピュータ2およびダム放流警報用コンピュータ3の画面
を切り替えるようにしたので、一人の操作員により所望
の各種データと映像を選択して同時にマルチ大画面表示
装置4に表示することが可能となる効果がある。
【0025】さらに、ダム統合管理用コンピュータ7
は、ダム管理用コンピュータ1から放流開始の通知を受
信すると、ダム監視カメラ用コンピュータ2の制御を行
うようにしたので、一人の操作員の操作により、放流操
作に必要な各種データと映像をマルチ大画面表示装置4
に表示することが可能となり、放流操作の同時性,迅速
性が保たれるとともに状況確認が確実に行える。そし
て、ダムの現在貯水位を確認し放流開始の妥当性の再確
認を促すことにより、操作員の誤判断を防止することが
可能となる効果がある。
【0026】実施の形態2.図7はこの発明の実施の形
態2によるダム管理システムにおけるダムからの放流操
作に係わる支援操作を示すフローチャートである。
【0027】次に動作について説明する。図7におい
て、図5と同一または相当部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。ダム統合管理用コンピュータ7は、
ダムの現在貯水位が放流開始水位(既定値)を超過して
いると判定した場合(ステップST22でYESの場
合)は、放流開始を妥当と判断し、ダム管理用コンピュ
ータ1に対し放流操作に必要なデータを表示する画面へ
の画面切替指示(ステップST23)、ダム監視カメラ
用コンピュータ2に対し放流ゲートを監視しているカメ
ラ映像へのカメラ切替制御指示(ステップST24)、
ダム放流警報用コンピュータ3に対し放流警報制御指示
および放流警報の進行状態を示すデータを表示する画面
への画面切替指示を行う(ステップST28)。放流警
報制御指示を受けたダム放流警報用コンピュータ3は、
ダム下流の河川堰堤の任意の位置に設置された1乃至複
数の放流警報局(図示せず)に対し放流警報監視制御の
開始を指示するとともに、放流警報の進行状態(No.
3放流警報局 サイレン吹鳴中等)を示すデータを表示
する画面に切り替える。
【0028】図8はマルチ大画面表示装置4に表示した
マルチ大画面表示の例であり、図6と同一または相当部
分には同一符号を付して重複説明を省略する。11は分
割画面4Eの位置に重ねて表示されたダム放流警報用コ
ンピュータ3の放流警報の進行状態を示すデータを表示
する画面である。
【0029】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ダム統合管理用コンピュータ7は、ダム管理用コン
ピュータ1から放流開始の通知を受信すると、ダム放流
警報用コンピュータ3の制御を行うようにしたので、一
人の操作員の操作により、放流警報操作に必要な各種デ
ータと映像をマルチ大画面表示装置4に表示させるとと
もに放流警報操作を行うことが可能となり、放流警報操
作の同時性,迅速性が保たれるとともに状況確認が確実
に行える。そして、ダム管理用コンピュータ1がダムの
現在貯水位を確認し放流開始の妥当性の再確認を促すこ
とにより、操作員の誤判断を防止することが可能となる
効果がある。
【0030】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3によるダム管理システムにおけるダムからの放流操
作に係わる支援操作を示すフローチャートである。
【0031】次に動作について説明する。図9におい
て、図7と同一または相当部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。ダム統合管理用コンピュータ7は、
ダムの現在貯水位が放流開始水位(既定値)を超過して
いると判定した場合(ステップST22でYESの場
合)は、ダム管理用コンピュータ1にダムの放流量を確
認させ、各放流警報局までの放流水到達予測時間の算出
を行う(ステップST29)。そして、ダム統合管理用
コンピュータ7は、放流水到達予測時間を基に、放流口
に設けられた監視カメラ(図示せず)の映像から放流水
が到達した放流警報局に設けられた監視カメラ(図示せ
ず)の映像に順次切り替えるように、ダム監視カメラ用
コンピュータ2に対してカメラ切替制御指示を行う(ス
テップST30)。
【0032】ここで、放流水到達予測時間の算出は、ダ
ム統合管理用コンピュータ7の記憶装置(図示せず)な
どに予め記憶されている各放流警報局までの放流水到達
予測時間一覧表を用いて行う。この各放流警報局までの
放流水到達予測時間一覧表の例を図10に示す。この例
では、放流量によりパターンA(10トン毎秒未満),
パターンB(10〜50トン毎秒),パターンC(50
〜100トン毎秒),パターンD(100トン毎秒以
上)の4つのパターンに分類され、それぞれのパターン
に対する各放流警報局までの放流水到達予測時間が一覧
表となっており、放流量が分かれば各放流警報局までの
放流水到達予測時間を求めることができる。例えば、ダ
ムの放流量を30トン毎秒とすると、No.5放流警報
局における放流水到達予測時間は8分となる。
【0033】図11はマルチ大画面表示装置4に表示し
たマルチ大画面表示の例であり、図8と同一または相当
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。12は
ベース画面としてのダムの下流側の流域図である。13
は分割画面4Dの位置に重ねて表示されたダム監視カメ
ラ映像であり、放流口の監視カメラ映像から放流水が到
達した放流警報局の監視カメラ映像に順次(放流量に追
従させて)切り替えて表示する。
【0034】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ダム下流の河川堰堤の任意の位置に設置された1乃
至複数の放流警報局と、放流口および1乃至複数の放流
警報局のそれぞれに対応して設けられた複数の監視カメ
ラとを備え、ダム統合管理用コンピュータ7は、ダム管
理用コンピュータ1に放流量を確認させ、この放流量を
基に各放流警報局までの放流水到達予測時間を算出し、
さらに、この放流水到達予測時間を基に複数の監視カメ
ラの映像を切り替えるようにダム監視カメラ用コンピュ
ータ2の制御を行うようにしたので、一人の操作員の操
作により、放流警報操作に必要な各種データと映像をマ
ルチ大画面表示装置4に表示させるとともに放流水の状
況確認を映像により行うことが可能となり、放流警報操
作の同時性,迅速性が保たれるとともに映像による状況
確認が確実に行える効果がある。
【0035】実施の形態4.図12はこの発明の実施の
形態4によるダム管理システムにおける表示モード制御
を示すフローチャートである。
【0036】次に動作について説明する。ダム統合管理
用コンピュータ7は、ネットワーク処理部7C,ネット
ワーク6およびネットワーク処理部1C,2C,3Cを
介して各コンピュータ1,2,3との通信を確立する
(ステップST31)。運用状況により表示モードの一
覧表および表示パラメータを用いて表示モードを選択
し、表示モード制御を行う(ステップST32)。そし
て、各コンピュータ1,2,3に対して画面切替指示を
行い(ステップST33,ST34,ST35)、映像
信号入出力装置5に対して各コンピュータ1,2,3の
画面それぞれの表示サイズ,表示位置,表示/非表示等
の設定を行い、映像信号入出力装置5はその設定に基づ
きマルチ大画面表示装置4にマルチ大画面表示を行い
(ステップST36)、処理を終了する。
【0037】図13は表示モードの一覧表の例であり、
平常時,見学時,渇水時,洪水時,および放流時A〜D
の運用状況により8つの表示モードに分かれており、各
コンピュータ1,2,3の表示画面およびマルチ大画面
のベース画面がパターン化されている。図14は表示パ
ラメータの例であり、パラメータとしてマルチ大画面表
示,ベース画面,ダム管理用コンピュータ画面,ダム監
視カメラ映像,ダム放流警報用コンピュータ画面,表示
サイズおよび表示位置があり、各パラメータに対してい
くつかの選択項目が設定されている。
【0038】操作員は、ダム統合管理用コンピュータ7
で各表示モードの選択および各パラメータの選択項目の
選択を行うことにより、マルチ大画面表示装置4のマル
チ大画面表示を制御することが可能となる。
【0039】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、ダム統合管理用コンピュータ7は、各コンピュータ
1,2,3の画面およびマルチ大画面表示装置4のベー
ス画面をパターン化した複数の表示モードを備えるよう
にしたので、操作員に変更があった場合でも、任意の表
示モードを選択することにより洪水時や放流時における
ダムの放流操作について時間をかけて複雑な操作を修得
する必要がなくなり、簡単に操作を実施することが可能
となる効果がある。
【0040】実施の形態5.図15はこの発明の実施の
形態5によるダム管理システムにおける異常検知の場合
の制御を示すフローチャートである。
【0041】次に動作について説明する。ダム統合管理
用コンピュータ7は、ネットワーク処理部7C,ネット
ワーク6およびネットワーク処理部1C,2C,3Cを
介して各コンピュータ1,2,3との通信を確立する
(ステップST37)。ダム統合管理用コンピュータ7
は、各コンピュータ1,2,3から異常を検知したこと
を受信すると(ステップST38)、ダム監視カメラ用
コンピュータ2に対して異常の検知内容に該当する監視
カメラの映像に切り替えるための切替制御指示を行い
(ステップST39)、また映像信号入出力装置5に対
してはダム監視カメラ用コンピュータ2の画面の表示サ
イズ,表示位置,表示/非表示等の設定を行い、さら
に、映像信号入出力装置5はその設定に基づきマルチ大
画面表示装置4にマルチ大画面表示を行い(ステップS
T40)、処理を終了する。
【0042】図16はマルチ大画面表示装置4に表示し
たマルチ大画面表示の例であり、図11と同一または相
当部分には同一符号を付して重複説明を省略する。14
は分割画面4Eの位置に重ねて表示された異常の検知内
容画面である。15は分割画面4Dの位置に重ねて表示
された異常の検知内容に該当するカメラ映像、16は分
割画面4Fの位置に重ねて表示された異常の検知内容に
該当するカメラ映像であり、ここでは、副ゲートの異常
を検知した映像とNo.8放流警報局の異常を検知した
映像例が表示されている。
【0043】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、ダム統合管理用コンピュータ7は、各コンピュータ
1,2,3から異常を検知したことを受信すると、その
異常に該当する監視カメラの映像に切り替えるようにダ
ム監視カメラ用コンピュータ2の制御を行うようにした
ので、操作員がダム管理設備の操作に不慣れな場合でも
マルチ大画面表示装置4のマルチ大画面を確認すること
により、各設備・機器の異常を瞬時に検知することが可
能となり、ダムの運用管理に役立つ効果がある。
【0044】実施の形態6.図17はこの発明の実施の
形態6によるダム管理システムを示す構成図であり、図
において、図1と同一または相当部分には同一符号を付
して重複説明を省略する。4Gはマルチ大画面表示装置
4に備えられたネットワーク処理部であり、ネットワー
ク6を介して各コンピュータ1,2,3,7と通信を行
う。4Hはマルチ大画面表示装置4に備えられた映像蓄
積部であり、マルチ大画面に表示する映像を蓄積する。
図18はこの発明の実施の形態6によるダム管理システ
ムにおける異常検知の場合の制御を示すフローチャート
である。
【0045】次に動作について説明する。図18におい
て、図15と同一または相当部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。ダム統合管理用コンピュータ7
は、各コンピュータ1,2,3のそれぞれから異常を検
知すると、マルチ大画面に表示する映像を蓄積するよう
にマルチ大画面表示装置4に指示を出す。そして、マル
チ大画面表示装置4は映像蓄積部4Hにその映像を蓄積
し(ステップST41)、それに蓄積された映像は、ダ
ム統合管理用コンピュータ7からの指示により再生し表
示される。
【0046】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、マルチ大画面表示装置4は、映像蓄積部4Hを備え
るようにしたので、各設備・機器の異常が検知された映
像をそれに蓄積し異常発生時の状況が記録可能となり、
事後の記録確認やダム運用管理のための訓練等にそれら
の映像を有効に利用することが可能である。また、記録
内容を再生しマルチ大画面表示装置4のマルチ大画面に
表示することにより、複数の監視員が同時に同じ内容を
確認することが可能となり、異常発生時の対応を考察す
る上でそれらの映像が有効となる効果がある。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各コ
ンピュータを接続するネットワークと、ネットワークを
介して各コンピュータを統合管理するダム統合管理用コ
ンピュータとを備えるようにしたので、一人の操作員に
より各コンピュータの操作を統合して行うことができ、
洪水時,放流時などにおける緊急時の対応が迅速に行
え、操作の同時性,迅速性が保たれるとともに緊急時の
状況確認が確実に行えるダム管理システムが得られる効
果がある。また、大画面に表示することにより、複数の
監視員が同時に同じ内容を確認することが可能となり、
監視員による誤操作の防止につながる効果がある。
【0048】この発明によれば、ダム統合管理用コンピ
ュータは、ダム管理用コンピュータ,ダム監視カメラ用
コンピュータおよびダム放流警報用コンピュータのそれ
ぞれの画面に切り替えるようにしたので、一人の操作員
により所望の各種データと映像が選択され、マルチ大画
面表示装置にそれらを同時に表示することが可能となる
効果がある。
【0049】この発明によれば、ダム統合管理用コンピ
ュータは、ダム管理用コンピュータから放流開始の通知
を受信すると、ダム監視カメラ用コンピュータの制御を
行うようにしたので、一人の操作員の操作により、放流
操作に必要な各種データと映像をマルチ大画面表示装置
に表示することが可能となり、放流操作の同時性,迅速
性が保たれるとともに放流された状況の確認が確実に行
える。そして、ダム管理用コンピュータがダムの現在貯
水位を確認し放流開始の妥当性の再確認を促すことによ
り、操作員による誤判断を防止することが可能となる効
果がある。
【0050】この発明によれば、ダム統合管理用コンピ
ュータは、ダム管理用コンピュータから放流開始の通知
を受信すると、ダム放流警報用コンピュータの制御を行
うようにしたので、一人の操作員の操作により、放流警
報操作に必要な各種データと映像のマルチ大画面表示装
置への表示とともに放流警報操作を行うことが可能とな
り、放流警報操作の同時性,迅速性が保たれるとともに
放流警報の出された状況の確認が確実に行える。そし
て、ダム管理用コンピュータがダムの現在貯水位を確認
し放流開始の妥当性の再確認を促すことにより、操作員
による誤判断を防止することが可能となる効果がある。
【0051】この発明によれば、ダム下流の河川堰堤の
任意の位置に設置された1乃至複数の放流警報局と、放
流口および1乃至複数の放流警報局のそれぞれに対応し
て設けられた複数の監視カメラとを備え、ダム統合管理
用コンピュータは、ダム管理用コンピュータに放流量を
確認させ、また、この放流量を基に各放流警報局までの
放流水到達予測時間を算出し、さらに、この放流水到達
予測時間を基に複数の監視カメラの映像を切り替えるよ
うにダム監視カメラ用コンピュータの制御を行うように
したので、一人の操作員の操作により、放流警報操作に
必要な各種データと映像のマルチ大画面表示装置への表
示とともに放流水の状況確認をその映像により行うこと
が可能となり、放流警報操作の同時性,迅速性が保たれ
るとともに映像による放流水の状況確認が確実に行える
効果がある。
【0052】この発明によれば、ダム統合管理用コンピ
ュータは、各コンピュータの画面およびマルチ大画面表
示装置のベース画面をパターン化した複数の表示モード
を備えるようにしたので、操作員に変更があった場合で
も、任意の表示モードを選択することにより洪水時や放
流時におけるダムの放流操作について時間をかけて複雑
な操作を修得する必要がなくなり、簡単に操作を実施す
ることが可能となる効果がある。
【0053】この発明によれば、ダム統合管理用コンピ
ュータは、各コンピュータから異常を検知したことを受
信すると、その異常に該当する監視カメラの映像に切り
替えるようにダム監視カメラ用コンピュータの制御を行
うようにしたので、操作員がダム管理設備の操作に不慣
れな場合でもマルチ大画面表示装置のマルチ大画面を確
認することにより、各設備・機器の異常を瞬時に検知す
ることが可能となり、ダムの運用管理に役立つ効果があ
る。
【0054】この発明によれば、マルチ大画面表示装置
は、映像蓄積部を備えるようにしたので、各設備・機器
の異常を検知した映像をその映像蓄積部に蓄積し異常発
生時の状況が記録可能となり、事後の記録確認やダム運
用管理のための訓練等にそれらの映像を有効に利用する
ことが可能である。また、記録内容をマルチ大画面表示
装置のマルチ大画面に再生表示することにより複数の監
視員が同時に同じ内容を確認することが可能となり、異
常発生時の対応を考察する上で有効となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるダム管理シス
テムを示す構成図である。
【図2】 ダム統合管理用コンピュータによるダム管理
用コンピュータへの画面切替指示を示すフローチャート
である。
【図3】 ダム統合管理用コンピュータによるダム監視
カメラ用コンピュータへの画面切替指示を示すフローチ
ャートである。
【図4】 ダム統合管理用コンピュータによるダム放流
警報用コンピュータへの画面切替指示を示すフローチャ
ートである。
【図5】 ダムからの放流操作に係わる支援操作を示す
フローチャートである。
【図6】 マルチ大画面表示装置に表示したマルチ大画
面表示の例である。
【図7】 この発明の実施の形態2によるダム管理シス
テムにおけるダムからの放流操作に係わる支援操作を示
すフローチャートである。
【図8】 マルチ大画面表示装置に表示したマルチ大画
面表示の例である。
【図9】 この発明の実施の形態3によるダム管理シス
テムにおけるダムからの放流操作に係わる支援操作を示
すフローチャートである。
【図10】 各放流警報局までの放流水到達予測時間一
覧表の例である。
【図11】 マルチ大画面表示装置に表示したマルチ大
画面表示の例である。
【図12】 この発明の実施の形態4によるダム管理シ
ステムにおける表示モード制御を示すフローチャートで
ある。
【図13】 表示モードの一覧表の例である。
【図14】 表示パラメータの例である。
【図15】 この発明の実施の形態5によるダム管理シ
ステムにおける異常検知の場合の制御を示すフローチャ
ートである。
【図16】 マルチ大画面表示装置に表示したマルチ大
画面表示の例である。
【図17】 この発明の実施の形態6によるダム管理シ
ステムを示す構成図である。
【図18】 この発明の実施の形態6によるダム管理シ
ステムにおける異常検知の場合の制御を示すフローチャ
ートである。
【図19】 従来のダム管理システムを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ダム管理用コンピュータ、2 ダム監視カメラ用コ
ンピュータ、3 放流警報用コンピュータ、4 マルチ
大画面表示装置、4H 映像蓄積部、6 ネットワー
ク、7 ダム統合管理用コンピュータ、8 状況図(ベ
ース画面)、12流域図(ベース画面)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダムの放流の制御および放流量の管理を
    行うダム管理用コンピュータ,複数の監視カメラを制御
    するダム監視カメラ用コンピュータ,ダム放流警報を行
    うダム放流警報用コンピュータおよび上記各コンピュー
    タの画面を任意に組み合わせて表示するマルチ大画面表
    示装置を備えたダム管理システムにおいて、 上記各コンピュータを接続するネットワークと、 上記ネットワークを介して上記各コンピュータを統合管
    理するダム統合管理用コンピュータとを備えたことを特
    徴とするダム管理システム。
  2. 【請求項2】 ダム統合管理用コンピュータは、ダム管
    理用コンピュータ,ダム監視カメラ用コンピュータおよ
    びダム放流警報用コンピュータの画面を切り替えること
    を特徴とする請求項1記載のダム管理システム。
  3. 【請求項3】 ダム統合管理用コンピュータは、ダム管
    理用コンピュータから放流開始の通知を受信すると、ダ
    ム監視カメラ用コンピュータの制御を行うことを特徴と
    する請求項1記載のダム管理システム。
  4. 【請求項4】 ダム統合管理用コンピュータは、ダム管
    理用コンピュータから放流開始の通知を受信すると、ダ
    ム放流警報用コンピュータの制御を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のダム管理システム。
  5. 【請求項5】 ダム下流の河川堰堤の任意の位置に設置
    された1乃至複数の放流警報局と、 放流口および上記1乃至複数の放流警報局のそれぞれに
    対応して設けられた複数の監視カメラとを備え、 ダム統合管理用コンピュータは、ダム管理用コンピュー
    タに放流量を確認し、上記放流量を基に上記各放流警報
    局までの放流水到達予測時間を算出し、上記放流水到達
    予測時間を基に上記複数の監視カメラの映像を切り替え
    るようにダム監視カメラ用コンピュータの制御を行うこ
    とを特徴とする請求項3記載のダム管理システム。
  6. 【請求項6】 ダム統合管理用コンピュータは、各コン
    ピュータの画面およびマルチ大画面表示装置のベース画
    面をパターン化した複数の表示モードを備えたことを特
    徴とする請求項2記載のダム管理システム。
  7. 【請求項7】 ダム統合管理用コンピュータは、各コン
    ピュータから異常を検知したことを受信すると、その異
    常に該当する監視カメラの映像に切り替えるようにダム
    監視カメラ用コンピュータの制御を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のダム管理システム。
  8. 【請求項8】 マルチ大画面表示装置は、映像蓄積部を
    備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のうちの
    いずれか1項記載のダム管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037770A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Hitachi Ltd 流入量予測方法及びダム管理制御システム
JP2012225812A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Sysmex Corp 検体処理システム
JP2015156538A (ja) * 2014-02-19 2015-08-27 富士通株式会社 送風制御プログラム、送風制御方法、送風制御装置および監視カメラシステム

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