JPH10238153A - 駐車場監視システム - Google Patents

駐車場監視システム

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JPH10238153A
JPH10238153A JP3885397A JP3885397A JPH10238153A JP H10238153 A JPH10238153 A JP H10238153A JP 3885397 A JP3885397 A JP 3885397A JP 3885397 A JP3885397 A JP 3885397A JP H10238153 A JPH10238153 A JP H10238153A
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JP
Japan
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turntable
emergency stop
monitoring
parking lot
button
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JP3885397A
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Chiyuki Kano
千之 加納
Souma Komatsu
双馬 小松
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NIPPON T M I KK
Nippon TMI Co Ltd
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NIPPON T M I KK
Nippon TMI Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性を損なうことなくターンテーブルを備
えた駐車場を無人化することの可能な駐車場監視システ
ムを提案すること。 【解決手段】 駐車場監視システム1は、ターンテーブ
ル21を用いて駐車スペースに出入りする車の方向転換
を行う立体駐車場2(n)と、監視本部3とが通信回線
4(n)を介して接続された構成であり、各駐車場2
(1)では、ターンテーブル21に人等が接近すると、
センサ25(1)〜25(6)によってそれが検出され
てターンテーブル21が非常停止する。非常停止状態を
通常状態に復帰させるためには、運転者が解除ボタン2
3bを操作すると共に、監視カメラ24(1)〜24
(4)で監視している監視本部3の側の監視員が復帰ボ
タン37を操作する必要がある。従って、ターンテーブ
ルが危険な状態で旋回することを未然に防止でき、ま
た、非常停止したターンテーブルを旋回可能に復帰させ
る場合にも運転者および監視員の二重のチェックが掛か
るので安全である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体駐車場等のよ
うなターンテーブルを備えた駐車場の監視を通信回線を
介して離れた場所にある1ヵ所の監視本部の側で行うこ
との可能な駐車場監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体駐車場等では、その出入り口にター
ンテーブルが設置されており、駐車場に出入りする車両
をターンテーブルにより方向転換するように構成されて
いる。ターンテーブルを備えた駐車場では、ターンテー
ブルによる車両の方向転換動作を監視するために常駐の
係員が必要とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように駐車場に常
駐の係員を配置する駐車場監視システムでは、係員が駐
在していない時間帯、通常は深夜の時間帯は駐車場が閉
鎖される。これでは、駐車場の利用効率が悪いという問
題がある。また、各駐車場に少なくとも1人の係員を配
置する必要があるので、人件費が高いという問題もあ
る。これらの問題点を解決するためにはターンテーブル
を備えた駐車場を無人化することが望ましい。しかし、
ターンテーブルの操作を駐車場利用者にのみ任せること
は、安全性の面で不可能である。
【0004】本発明の課題は、安全性を損なうことなく
ターンテーブルを備えた駐車場を無人化することの可能
な駐車場監視システムを提案することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の駐車場監視システムは、ターンテーブル
を用いて駐車スペースに出入りする車の方向転換を行う
ようになっている少なくとも1ヵ所の駐車場と、監視本
部とが通信回線を介して接続された構成となっている。
【0006】各駐車場は、前記ターンテーブルに接近す
る物を検出するセンサと、前記ターンテーブルおよびそ
の周囲を監視する監視カメラと、前記ターンテーブルを
非常停止させる非常停止手段と、当該非常停止手段によ
る非常停止を解除するために操作する解除ボタンとを有
する構成としてある。
【0007】また、監視本部は、前記監視カメラによる
撮像を前記通信回線を介して受信して表示する表示手段
と、前記通信回線を介して前記非常停止手段を駆動する
非常停止ボタンと、前記通信回線を介して前記ターンテ
ーブルを通常状態に復帰させるための復帰ボタンとを有
する構成としてある。
【0008】前記非常停止手段は、前記センサにより接
近物が検出された場合、および、前記非常停止ボタンが
操作された場合に、前記ターンテーブルを非常停止させ
るようになっている。また、当該非常停止手段による前
記ターンテーブルの非常停止状態は、前記解除ボタンお
よび前記復帰ボタンの双方が操作された場合にのみ解除
されるようになっている。
【0009】このように構成した本発明の駐車場監視シ
ステムでは、車両が乗ったターンテーブルの旋回動作
は、当該ターンテーブルに人や、物が接近すると、非常
停止手段によって非常停止する。従って、不注意により
人が旋回中のターンテーブルあるいはそこに乗っている
車両に接触して怪我等をしてしまうことを未然に防止で
きる。また、旋回するターンテーブルに乗っている車両
の旋回軌跡上に障害物が存在して、車両に傷が付いてし
まう等といった弊害も未然に防止される。
【0010】さらに、監視カメラによる撮像が通信回線
を介して監視本部の側の表示手段で表示されているの
で、センサによっては検出できない非常事態が発生した
場合には、監視本部の側で監視に当たっている監視員が
非常停止ボタンを操作することにより、ターンテーブル
の旋回を非常停止できる。従って、この場合にも、安全
性が確保できる。
【0011】一方、非常停止状態を解除するためには、
まず、車両の運転者が、障害物を排除して解除ボタンを
操作する必要がある。しかし、車両運転者のみによる判
断だけでは、実際に障害物が排除され、ターンテーブル
が安全な状態で旋回可能になったという保証は得られな
い。従って、本発明のシステムでは、車両運転者による
安全性の確認、すなわち、解除ボタンの操作に加えて、
監視本部の監視員も監視カメラを介して安全性を確認し
て復帰ボタンを操作して、初めて、非常停止状態が解除
されるようになっている。このように二重の安全策を講
じてあるので、ターンテーブルの旋回動作を常に安全な
状態で再開できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用した駐車場監視システムを説明する。
【0013】図1(A)には本例の駐車監視システムの
全体構成を示してある。この図に示すように、駐車監視
システム1は、複数箇所に設置された立体駐車場2
(n)(n=1,2,3...)と、1ヵ所に設置され
た監視本部3と、これらの間を接続している通信回線4
(n)とから構成されている。通信回線4(n)は一般
公衆回線でもよいし、専用回線でもよい。
【0014】各立体駐車場2(n)は同一構成であるの
で、図1(B)を参照して立体駐車場2(1)の構成を
説明する。この立体駐車場2(1)は、立体駐車スペー
ス(図示せず)と、この立体駐車スペースに出入りする
ためのゲート(図示せず)を備えており、ゲートと立体
駐車スペースの間には、車両の方向転換用のターンテー
ブル21が設置されている。立体駐車場2(1)の基本
的な構成は既存の立体駐車場と同一であるので詳細な説
明は省略する。
【0015】ターンテーブル21の側方には、スピーカ
22と複数の操作ボタン23を備えた操作パネル24が
設置されている。操作ボタン23には、ターンテーブル
21の旋回開始ボタン23a、ターンテーブル21の非
常停止状態を解除する場合に操作する解除ボタン23b
等が含まれている。また、ターンテーブル21の周囲に
は、本例では4ヵ所に監視カメラ24(1)〜24
(4)が設置されており、これらの監視カメラ24
(1)〜24(4)によって、ターンテーブル21の周
囲の状態を通信回線4(1)を経由して監視本部3の側
で監視できるようになっている。すなわち、4台の監視
カメラ24(1)〜24(4)からの映像信号S24
は、送信回路29から通信回線4(1)を経由して、監
視本部3の側に送信される。さらに、ターンテーブル2
1の上方位置には、ターンテーブル21に接近する物、
人等を検出するための複数個のセンサ、本例では6個の
センサ25(1)〜25(6)が設置されている。
【0016】ターンテーブル21は、図において二重線
で示す動力伝達経路を介して旋回機構26に接続されて
おり、この旋回機構26は旋回制御回路27によって駆
動制御される。旋回制御回路27には、センサ25
(1)〜25(6)からのセンサ出力群S25が入力さ
れる。また、受信回路28で受信された監視本部3の側
からの制御信号(S36、S37等)が入力される。
【0017】一方、監視本部3の側では、立体駐車場2
(1)からの監視カメラによる映像信号を受信回路31
で受信し、受信した映像信号を信号処理回路32で処理
して、表示制御回路33を介して、表示器34に表示可
能となっている。監視本部3の側の操作部35は、ター
ンテーブル21を非常停止させるための非常停止信号S
36を発生させる非常停止ボタン36、非常停止状態に
陥っているターンテーブル21を通常状態に復帰させる
ための復帰信号S37を発生させる復帰ボタン37等が
配列されている。これらの信号S36、S37等は、送
信回路38から通信回線4(1)を経由して、立体駐車
場2(1)の受信回路28で受信可能となっている。
【0018】図2には、上記構成の駐車場監視システム
1におけるターンテーブル21の旋回動作を中心とした
動作フローを示してある。このフローに従って説明する
と、まず、車両が立体駐車場2(1)のゲートを通過し
てターンテーブル21に接近すると、操作パネル24の
スピーカ22から駐車券を駐車券発券機等から受け取る
ように音声指示がなされ、また、ターンテーブル21に
車両を乗せるように音声指示がなされる(ステップST
1)。車両がターンテーブル21に適正な状態で乗り上
げると、制御がステップST2からステップST3に進
み、スピーカ22を介して操作パネル24の旋回開始ボ
タン23aを操作するように音声指示が出される。運転
者が旋回開始ボタン23aを操作すると、ステップST
4からステップST5に進み、旋回制御回路27では、
センサ出力群S25に基づき、ターンテーブル21の旋
回に障害となる人、物が存在するか否かを判断する。
【0019】旋回に障害となる人、物が存在する場合に
は、ステップST6に進み、ターンテーブル21の旋回
動作を禁止する。ターンテーブル21が旋回中の場合に
は旋回動作を強制的に停止する。そして、スピーカ22
を介してターンテーブル21から離れるように、あるい
は障害物をターンテーブル21から離すように指示を出
す(ステップST7)。障害物等が排除され、所定の復
帰動作制御(ステップST8)が行われると、ステップ
ST8からステップST9に進み、旋回機構26を駆動
して、ターンテーブル21の旋回動作を開始する。
【0020】この後は、ステップST5〜ST9の動作
をターンテーブル21の旋回動作が終了するまで繰り返
す。このターンテーブル21の旋回中において、センサ
25(1)〜25(6)によって人、物等の接近が検出
されると、ターンテーブル21の旋回動作に割り込み掛
かり、ターンテーブル21が非常停止する。非常停止後
に適正な復帰処理が行われると、旋回動作が再開する。
旋回動作が終了した後においては、ステップST10か
らステップST11に進んで、旋回機構26を停止す
る。
【0021】ここで、ターンテーブル21の旋回動作中
において、センサ25(1)〜25(6)では検出でき
ない危険状態が発生した場合には、監視本部3の側にお
いて表示器34を監視している係員により、操作部35
の非常停止ボタン36が押される。この結果、非常停止
信号36Sが発生して、送信回路38から通信回路4
(1)を経由して、立体駐車場2(1)の受信回路28
に供給される。旋回制御回路27がこの非常停止信号3
6Sを受け取ると、ターンテーブル21の旋回動作に割
り込み処理が掛かり、ターンテーブル21が非常停止す
る。
【0022】次に、図3のフローチャートを参照して、
ターンテーブル21の非常停止状態を通常状態に復帰さ
せるための動作手順(ステップST8)を説明する。非
常停止状態では、ステップST21においてその旨の警
告がスピーカ22を介して音声により発せられ、障害物
等の除去等の危険回避のための処理を行うように運転者
に警告する。勿論、この状態において、監視本部3の側
から監視員が通信回線を介して非常停止した原因、その
復帰動作の手順などを音声により指示するようにしても
よい。
【0023】非常停止した原因が排除された後は、ステ
ップST22からステップST23に進み、再び、スピ
ーカ22によって、非常停止を解除するために解除ボタ
ン23bを操作するように音声により指示を出す。
【0024】ここで、非常停止した原因が排除されたか
否かは、監視カメラ24(1)〜24(4)によって監
視本部3の側において監視員によっても監視されてい
る。運転者が解除ボタン23bを操作しても、監視員が
非常停止状態を解除してもよいと判断して、復帰ボタン
37を操作しない限り、この非常停止状態は解除されな
い。
【0025】監視本部3の監視員によっても安全状態が
確認されると、監視員による復帰ボタン37の操作によ
り発生する復帰信号37Sによって、非常停止状態が解
除され、通常の動作可能状態に復帰する(ステップST
24、25)。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の駐車場監
視システムにおいては、車両が乗ったターンテーブルの
旋回動作は、当該ターンテーブルに人や、物が接近する
と、センサ出力により非常停止手段を構成している旋回
制御回路によって非常停止する。従って、不注意により
人が旋回中のターンテーブルあるいはそこに乗っている
車両に接触して怪我等をしてしまうことを未然に防止で
きる。また、旋回するターンテーブルに乗っている車両
の旋回軌跡上に障害物が存在して、車両に傷が付いてし
まう等といった弊害も未然に防止される。
【0027】さらに、監視カメラによる撮像が通信回線
を介して監視本部の側の表示手段で表示されているの
で、センサによっては検出できない非常事態が発生した
場合には、監視本部の側で監視に当たっている監視員が
非常停止ボタンを操作することにより、ターンテーブル
の旋回を非常停止できる。従って、この場合にも、安全
性が確保できる。
【0028】一方、非常停止状態を解除するためには、
まず、車両の運転者による解除ボタンの操作に加えて、
監視本部の監視員による復帰ボタンの操作が必要であ
る。従って、安全性が二重にチェックされて初めてター
ンテーブルの旋回動作が再開するので、安全性が確保さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した駐車場監視システムの全体構
成を示す構成図である。
【図2】図1のシステムのターンテールブの旋回動作を
中心として動作フローを示す概略フローチャートであ
る。
【図3】非常停止したターンテーブルの復帰動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 駐車場監視システム 2(n) 立体駐車場 3 監視本部 4(n) 通信回線 5 車両 21 ターンテーブル 22 スピーカー 23a 旋回開始ボタン 23b 解除ボタン 24(1)〜24(4) 監視カメラ 25(1)〜25(6) センサ 34 表示器 36 非常停止ボタン 37 復帰ボタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブルを用いて駐車スペースに
    出入りする車の方向転換を行うようになっている少なく
    とも1ヵ所の駐車場と、通信回線を介して前記駐車場の
    監視を行う監視本部とを有する駐車場監視システムであ
    って、 前記駐車場は、前記ターンテーブルに接近する物を検出
    するセンサと、前記ターンテーブルおよびその周囲を監
    視する監視カメラと、前記ターンテーブルを非常停止さ
    せる非常停止手段と、当該非常停止手段による非常停止
    を解除するために操作する解除ボタンとを有しており、 前記監視本部は、前記監視カメラによる撮像を前記通信
    回線を介して受信して表示する表示手段と、前記通信回
    線を介して前記非常停止手段を駆動する非常停止ボタン
    と、前記通信回線を介して前記ターンテーブルを通常状
    態に復帰させるための復帰ボタンとを有しており、 前記非常停止手段は、前記センサにより接近物が検出さ
    れた場合、および、前記非常停止ボタンが操作された場
    合に、前記ターンテーブルを非常停止させるようになっ
    ており、 当該非常停止手段による前記ターンテーブルの非常停止
    状態は、前記解除ボタンおよび前記復帰ボタンの双方が
    操作された場合にのみ解除されるようになっていること
    を特徴とする駐車場監視システム。
JP9038853A 1997-02-24 1997-02-24 駐車場監視システム Expired - Lifetime JP3002149B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015214841A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 日精株式会社 駐車出入口装置
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JP2021101066A (ja) * 2019-12-24 2021-07-08 Ihi運搬機械株式会社 機械式駐車場システム、駐車場制御装置、および駐車場制御方法

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