JP3632715B2 - 監視システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、夜間監視システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
パチンコホール等の遊技場においては、例えば特開平5−161751号公報に示すように複数台を一単位としたパチンコ機等の遊技機からなる端末装置群の各群に対応し、かつ対応する端末装置群の全体を異なる位置から撮像できるように設置され、必要に応じて対応する群に属する任意の端末装置及びその周辺をズームイン状態で撮像できるように構成された複数の撮像手段と、前記集中管理装置に設けられ、端末装置での異常状態を検出したときに当該端末装置を特定可能な装置情報を含むモニタ命令を自動発生する制御手段と、この制御手段から前記モニタ命令が発せられたときに、前記端末装置群に対応した複数の撮像手段のうち上記モニタ命令に含まれる装置情報により特定される端末装置に予め割り当てられたものを動作させて当該端末装置及びその周辺をズームイン状態で撮像させると共に、その撮像に応じた画像信号を送出する撮像手段制御装置と、この撮像手段制御装置からの画像信号を再生するモニタ装置とを備え、前記撮像手段制御装置は、前記制御手段からモニタ命令が発せられたときに、そのモニタ命令に含まれる装置情報により特定される端末装置に予め割り当てられた撮像手段が既に動作中であった場合には、他の撮像手段を動作させて当該端末装置及びその周辺をズームイン状態で撮像させると共に、その撮像に応じた画像信号を送出するように構成した遊技場の監視システムが提案されている。
【0003】
上記した従来の監視システムは、遊技場の営業時間中に発生する不正行為を監視することを主目的としているが、休日、夜間等の遊技場の営業時間外においては照明設備が電源OFFにされているため、上記した監視システムの撮像手段(ビデオカメラ)では夜間における不正侵入等の異常状態を監視できなかった。
【0004】
この欠点は、上記した監視システムの撮像手段を暗視カメラ、赤外線カメラ等のように暗視撮像可能な撮像手段と交換することにより解決し得るが、この場合にあっては、上記の撮像手段により営業時間内の監視も行う必要があるため、撮像手段を24時間の間、連続して駆動しなければならなかった。このため、撮像手段としては極めて高い耐久性を備えた高価格のものを使用しなければならず、監視システムの高コスト化を招いていた。
【0005】
本発明は、上記した従来の欠点を解決するために発明されたものであり、その課題とする処は、既存の昼間用の監視システムを利用して夜間監視を低コストで有効に行うことができる夜間監視システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、遊技場全体を異なる位置から撮像可能に設置され、必要に応じて任意箇所をズーム状態で撮像可能な複数の撮像手段と、遊技場を照明する照明部材と、遊技場内に設置された多数の遊技機にそれぞれ設けられ、それぞれの遊技機の異常状態を検出する第1検出手段からの検出信号に基づいて異常状態の遊技機を特定するモニター信号を出力するモニター制御手段と、モニター制御手段からのモニター信号に基づいて異常状態の遊技機に対応する撮像手段を動作させ、必要に応じて異常箇所をズーム状態で撮像して画像データを転送する撮像制御手段と、撮像制御手段から転送される画像データを表示すると共に記録及び再生が可能な第1モニター手段と、これらモニター制御手段、撮像制御手段及び第1モニター手段を制御する主制御手段とからなる監視システムにおいて、遊技場の異常状態を検出する第2検出手段と、照明部材を点灯させる照明制御手段と、照明部材の電源OFF時に遊技場を異なる位置から撮像可能で、必要に応じて任意箇所をズーム状態で撮像可能な複数の暗視撮像手段と、それぞれの暗視撮像手段から転送される画像データを表示すると共に記録及び再生が可能な第2モニター手段と、第2検出手段が遊技場の異常状態を検出した際に照明制御手段、各撮像手段、モニター制御手段、撮像制御手段、第1モニター手段及び主制御手段の電源をそれぞれON作動させる副制御手段とを付加し、主制御装置は照明部材の点灯状態においてそれぞれの撮像手段により遊技場を撮像して監視し、この状態にて第1検出手段から検出信号が入力された際にはモニター制御手段により特定された撮像手段を駆動制御して画像データを第1モニター手段に記録させる一方、副制御手段は照明部材の消灯時に、それぞれの暗視撮像手段を作動して第2モニター手段に画像データを記録させて暗視監視し、この状態にて第2検出手段から検出信号が入力された際には暗視監視に加えて照明制御手段により照明部材を点灯させると共に第1モニター手段、モニター制御主段、撮像制御手段及び主制御手段の電源を所要の時間、ON作動させて各撮像手段による撮像を可能にして監視システムを構成する。
【0007】
そして主制御装置は照明部材の点灯時に、それぞれの撮像手段により遊技場内を撮像して監視し、この状態にて第1検出手段から検出信号が入力された際にはモニター制御手段により特定された撮像手段を駆動制御して画像データを第1モニター手段に記録させて監視する。一方、副制御手段は照明部材の消灯時に、それぞれの暗視撮像手段を作動して第2モニター手段に画像データを記録させて暗視監視する。そしてこの状態にて第2検出手段から検出信号が入力された際には照明制御手段により照明部材を点灯させると共に第1モニター手段、モニター制御主段、撮像制御手段及び主制御手段の電源を所要の時間、ON作動させて撮像手段による撮像を可能化する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に従って説明する。
【0009】
図1は遊技場に適用される監視システムの概略を示す電気的ブロック図の一部である。
【0010】
図2は第1図に接続される電気的ブロック図の一部である。
【0011】
図3は第2図に接続される電気的ブロック図の一部である。
【0012】
本発明が適用される遊技場としてのパチンコホール1内には多数のパチンコ遊技機31 〜3n 及びパチンコ玉の貸出動作を行う玉貸機51 〜5n が互いに1対1で対応し、かつ一列状配置の複数台を一単位として多数台配列されている。又、各パチンコ遊技機31 〜3n の上方には呼出ランプユニット71 〜7n が配置されている。そして各パチンコ遊技機31 〜3n 及び各玉貸機51 〜5n は後述する集中管理装置9との間での信号を授受するように構成されている。
【0013】
撮像手段としてのテレビカメラ111 〜11n は一列状に配置された複数台のパチンコ遊技機31 〜3n 群における両端側に夫々配置されている。各テレビカメラ111 〜11n はズーム機能を備え、電動架台(図示せず)に取付けられている。該電動架台は夫々のパチンコ遊技機31 〜3n に対応して予め設定された位置データに基づいてテレビカメラを後述するモニター信号により特定されたパチンコ遊技機31 〜3n に向けるように駆動される。そしてテレビカメラ111 〜11n はズームバック状態においてパチンコ遊技機31 〜3n 群の全体を異なる方向から撮像可能に、又ズーミング及び電動架台の駆動に伴ってパチンコ遊技機31 〜3n 群における特定のパチンコ遊技機3k (k は1 <k ≦n の任意整数)及びその周辺をズームアップ状態で撮像できるように構成されている。尚、テレビカメラ111 〜11n としては上記したズーム機能のほかにオートフォーカス機能を備えたものであってもよい。
【0014】
尚、各テレビカメラ111 〜11n は各パチンコ遊技機31 〜3n の外に、パチンコ遊技機31 〜3n 群が背中合せ状に配列される「島」に設けられ、玉貸機51 〜5n から回収した硬貨等を貯めておく金庫、パチンコホール内に設置された各種販売機(何れも図示せず)も撮像できるように構成されている。
【0015】
夫々のパチンコ遊技機31 〜3n には不正行為等の外に該機械の異常状態を夫々検出する各種の第1検出手段131 〜13n が夫々取付けられ、集中管理装置9へ出力するように構成されている。尚、夫々のパチンコ遊技機31 〜3n に第1検出手段131 〜13n の外にアウト玉数、セーフ玉数、特賞発生回数等の管理データを検出するための管理用検出器(図示せず)を夫々取付け、集中管理装置9へ出力するように構成してもよい。
【0016】
パチンコホール1内には夜間のホール内に対する不正侵入者、ホールにおけるガラス窓の破壊等のように異常状態を検出する複数の第2検出手段151 〜15i (i は1 <i <n の任意整数)が取付けられ、該第2検出手段151 〜15i からの検出信号を集中管理装置9へ出力するように構成されている。尚、不正侵入者を検出する第2検出手段151 〜15i としては赤外線センサー、ガラス窓の破壊を検出する第2検出手段151 〜15i としては振動センサー等が適しているが、これらに限定されるものではなく、公知の各種センサーにより構成すればよい。
【0017】
又、パチンコホール1内には複数の照明部材17がその天井面、壁面等に取付けられ、該照明部材17はテレビカメラ111 〜11n によるパチンコ遊技機31 〜3n を含んだパチンコホール1内全体の撮像が可能な照度で照明する。該照明部材17は、通常はパチンコホール1の営業時間内に電源が手動でONされるが、夜間、休日等の営業時間外においては電源が手動でOFFされるようになっている。
【0018】
更に、パチンコホール1にはテレビカメラ111 〜11n より少ない数の暗視撮像手段191 〜19i が、パチンコホール1内における通路等の主要箇所を撮像できるように取付けられている。該暗視撮像手段191 〜19i は、例えば低照度ビデオカメラ、赤外線ビデオカメラ、微光増幅装置を備えた暗視ビデオカメラ等で、必要によりズーム機能及びオートフォーカス機能を備えたものであればよい。
【0019】
集中管理装置9は昼間監視システムを構成する第1モニター制御手段23、撮像制御手段25、第1モニター手段27及び主制御手段29と夜間監視システムを構成する照明制御手段32、第2モニター制御手段30、暗視撮像制御手段31、第2モニター手段33及び副制御手段35とから構成され、これら昼間監視システム及び夜間監視システムには共通の電源制御手段37が接続されている。そして該電源制御手段37は昼間監視モードが選択された際には昼間監視システムの各機器に電源を、又夜間監視モードが選択された際には昼間監視システムの各機器への電源をOFFさせると共に夜間監視システムの各機器への電源を、更に夜間監視モード時において第2検出手段151 〜15i が異常状態を検出したときには夜間監視システムへの電源ON状態を保持した状態で昼間監視システムの各機器の電源をON作動させる。
【0020】
尚、電源制御手段37は昼間監視システムを構成する各機器に対して電源を同時に供給する場合のほかに、例えば第1モニター制御手段23、撮像制御手段25及び主制御手段29に対しては同時に電源を供給する一方、照明制御手段21及び第1モニター手段27に対しては若干遅延したタイミングで電源を供給するように構成してもよい。
【0021】
主制御手段29には昼間監視プログラムデータが記憶されたROM39及び各種のデータを記憶するためのRAM41が夫々接続され、ROM39の昼間監視プログラムデータに基づいて第1モニター制御手段23、撮像制御手段25及び第1モニター手段27を夫々監視制御させる。
【0022】
即ち、主制御手段29には第1モニター制御手段23が接続され、該第1モニター制御手段23は第1検出手段131 〜13n からの検出信号に基づいて異常状態が発生したパチンコ遊技機31 〜3n を特定するためのモニター信号を出力する。主制御手段29には撮像制御手段25が接続され、該撮像制御手段25は第1モニター制御手段23からのモニター信号に基づいて異常状態が発生したパチンコ遊技機3k に対応するテレビカメラ11k に駆動信号を出力し、電動架台を駆動してテレビカメラ11k を特定されたパチンコ遊技機3k に向けさせると共にズーム機構を作動させて撮像し、テレビカメラ11k からの画像データを第1モニター手段27へ転送させる。
【0023】
尚、第1モニター制御手段23は第1検出手段131 〜13n による異常状態の非検出時にはズームバック状態のテレビカメラ111 〜11n により夫々のパチンコ遊技機31 〜3n を自動的に撮像したり、管理者の操作により選択された任意のテレビカメラ111 〜11n を特定方向へ向けたり、ズームアップさせたりすることができる。
【0024】
主制御手段29には第1モニター手段27が接続されると共に第1モニター手段27には各テレビカメラ111 〜11n に応じて切換え表示可能なコモン表示装置43、各テレビカメラ111 〜11n からの画像データを個別に表示する分割表示装置45及び各テレビカメラ111 〜11n から転送される画像データを記録及び再生する記録再生装置47が夫々接続されている。この記録再生装置47としてはビデオテープレコーダが使用される。
【0025】
尚、主制御手段29には各種情報を入力するためのキーボード26及びデータをプリントするプリンタ28が接続されている。
【0026】
副制御手段35には夜間監視プログラムデータが記憶されたROM49及び各種データが書換え可能なRAM51が夫々接続され、ROM49の夜間監視プログラムデータに基づいて第2モニター制御手段30、暗視撮像制御手段31、第2モニター手段33を制御する。
【0027】
即ち、副制御手段35には照明制御手段32が接続され、照明部材17が手動でOFF操作された状態の夜間監視モード時に異常状態が発生した際に照明部材17を点灯制御させる。副制御手段35には第2モニター制御手段30が接続され、該第2モニター制御手段30は第2検出手段151 〜15i からの検出信号に基づいてパチンコホール1内における異常発生箇所を特定するモニター信号を出力するように構成されている。副制御手段35には暗視撮像制御手段31が接続され、該暗視撮像制御手段31は第2モニター制御手段30からのモニター信号に基づいて特定された暗視撮像手段191 〜19i の電動架台及びズーム機構を駆動して撮像された画像データを第2モニター手段33へ転送する。副制御手段35には第2モニター手段33が接続されると共に該第2モニター手段33には表示装置53が接続され、暗視撮像手段191 〜19i により撮像された画像データを表示させる。又、第2モニター手段33には暗視撮像手段191 〜19i から転送される画像データを記録及び再生する記録再生装置55が接続されている。該記録再生装置55としては記録再生装置47と同様にビデオテープレコーダが使用される。更に、副制御手段35にはアラーム制御手段57が接続され、第2検出手段151 〜15i により異常状態が検出されて所定の時間が経過した際に、アラーム部材59を作動させる。アラーム部材59としてはブザー等の警報音出力装置、又は該警報音出力装置に警察、パチンコホール1の管理者等へ自動的に電話して警報情報を転送する警報情報転送装置、記録再生装置47・55に記録された画像データを管理者に転送する画像転送装置等(図示せず)を付加したものであってもよい。尚、夜間監視システムとしては第2モニター制御手段30、第2モニター手段33の表示装置53を除いた構成であってもよい。
【0028】
上記のように構成された監視システムの動作状態を説明する。
【0029】
先ず、パチンコホール1の営業時間内における監視動作について説明する。
【0030】
アラームランプ等により夜間における異常発生の有無を確認し、異常有りの場合には記録再生装置47及び記録再生装置55に記録された画像データを再生して確認した後、アラーム制御手段57をリセットし、次に電源制御手段37の監視モードを、後述する夜間監視モードから昼間監視モードへ切換える。これにより電源制御手段37は夜間監視システムを構成する照明制御手段32、第2モニター制御手段30、暗視撮像制御手段31、第2モニター手段33及び副制御手段35の電源をOFF作動させると共に昼間監視システムを構成する第1モニター制御手段23、撮像制御手段25、第1モニター手段27及び主制御手段29の電源をON作動させる。そしてパチンコホール1内の照明部材17を手動でON操作して点灯させると共にテレビカメラ111 〜11n によるパチンコホール1内の撮像を開始させる。
【0031】
上記した昼間監視モードにおいて、例えばk番目の3k(1 <k <n )に、磁石等を使用した不正行為、ガラス扉が開放された状態若しくは閉鎖後の一定時間内に特賞状態に切換わる特賞不正、玉貸機51 〜5n の入金額に対して貸出玉数が異常に多くなる玉貸機不正、呼出ランプの非操作状態でガラス扉が開放状態になる扉開放不正等の各種異常状態が発生したとき、主制御手段29は以下のように監視処理を行う。
【0032】
即ち、第1モニター制御手段23はパチンコ遊技機3k において上記の異常状態が発生し、該異常状態箇所に設けられた第1検出手段13k からの検出信号に基づいて異常状態になっているパチンコ遊技機3k を特定するためのモニター信号を主制御手段29へ出力する。撮像制御手段25は主制御手段29からのモニター信号に基づいて特定された異常箇所に対応するパチンコ機群に向けられている2つのうちの一つのテレビカメラ11k へ撮像駆動信号を出力し、その電動架台を駆動してテレビカメラ11k を特定されたパチンコ遊技機3k に向けさせると共にズーム機構を駆動して異常事態が発生しているパチンコ遊技機3k をズームアップして撮像させる。このとき、指定されたテレビカメラ11k が他のパチンコ機を撮像している場合には他方のテレビカメラ11k−1 (又は11k+1 )を指定して撮像させる。
【0033】
そして主制御手段29はテレビカメラ11k から転送される画像データを第1モニター手段27に転送してコモン表示装置43、分割表示装置45に表示させると共に記録再生装置47に記録させる。
【0034】
これにより操作者はコモン表示装置43及び分割表示装置45に表示された画像により対応するパチンコ遊技機3k における異常状態を確認し、異常状態の場合にはホール従業員に指示すると共に記録された画像データにより異常を確認することができる。
【0035】
尚、異常状態としては主として遊技客の不正行為による場合、パチンコ機の故障等による場合等があるが、実際には夫々の第1検出手段131 〜13k からの検出信号に基づいて異常状態を判定すると共に優先順位を設定して対処すればよい。
【0036】
次に、夜間等の営業時間外における監視処理について説明する。
【0037】
照明部材17を手動でOFF操作して消灯させると共に電源制御手段37の監視モードを昼間監視モードから夜間監視モードへ切換えると、電源制御手段37は昼間監視システムを構成する第1モニター制御手段23、撮像制御手段25、第1モニター手段27及び主制御手段29の各電源をOFF作動させると共に夜間監視システムを構成する照明制御手段32、第2モニター手段30、暗視撮像制御手段31、第2モニター手段33及び副制御手段35の各電源をON作動させる。これにより暗視撮像手段191 〜19i による撮像を開始し、その画像データをモニター装置53に表示させながら記録再生装置55に記録させる。このとき、記録再生装置47・55に夫々セットされたビデオテープの残量が少ない場合には新たな録画テープに交換しておく。
【0038】
上記した夜間監視モードにおいて副制御手段35は以下のフローに従ってパチンコホール1における異常状態の監視処理を実行する。尚、説明の都合上、第2検出手段151 〜n の何れかが異常状態を検出してから所定時間T1 を経過したときに第1モニター制御手段23、撮像制御手段25及び主制御手段29に、又所定時間T2 を経過したときに第1モニター手段27に夫々電源を供給すると共に、更に所定時間T3 (但し、T1 <T2 <T3 《Tとする)を経過したときに照明制御手段21に点灯制御信号を出力させる。又、第2検出手段151 〜15n の何れかが異常状態を検出してから所定時間T4 を経過したときにアラーム制御手段57を起動させるものとする。
【0039】
図4は夜間監視モードにおける異常状態の処理を示すフローチャートである。
【0040】
先ず、夜間監視モードに切換えられると、副制御手段35はステップ61において第2検出手段151 〜15n による異常状態の非検出が、予め設定された所定時間Tを経過しているか否かを判定する。今、上記所定時間Tが経過していない場合には上記ステップ61がNOになってステップ63へ移り、該ステップ63において夫々の第2検出手段151 〜15n による異常状態の検出(ON状態)が上記した第1モニター制御手段23、撮像制御手段25及び主制御手段29を起動させるタイミングの所定時間T1 を経過しているか否かを判定する。第2検出手段151 15n による異常状態が検出されていない場合にはステップ63の判定がNOになって次のステップ65へ移り、次に夫々の第2検出手段151 〜15n による異常状態の検出(ON状態)が第1モニター手段27を起動させるタイミングの所定時間T2 を経過しているか否かを判定する。
【0041】
パチンコホール1内において不正侵入等の異常状態が発生していない場合には上記ステップ65の判定がNOになり、以後、ステップ67において夫々の第2検出手段151 〜15n が異常状態を検出して照明制御手段21に点灯制御信号を出力するタイミングの所定時間T3 を、又ステップ69において夫々の第2検出手段151 〜15n による異常状態の検出がアラーム制御手段57を起動させるタイミングの所定時間T4 を経過しているか否かを順次判定してステップ61へ戻る。
【0042】
そして副制御手段35はステップ61において夫々の第2検出手段151 〜15n による異常状態の非検出(OFF状態)が、上記した所定時間T、経過しているか否かを判定する。今、上記した各ステップ63〜69における第2検出手段151 〜15n の異常状態検出が非検出で、かつ所定時間Tを経過している場合にはパチンコホール1内において異常状態が全く発生していないため、ステップ61がYESになってステップ71に移って電源制御手段37の各制御出力1・2、照明制御の制御出力3及びアラーム制御の制御出力4を夫々OFF処理してステップ61へ戻る。この制御出力1〜4のOFF処理は夜間監視システムに加えて昼間監視システムを構成する各機器に対する電源供給を可能化する制御出力1・2、照明制御の制御出力3及びアラーム制御の制御出力4を夫々OFFさせる動作であり、副制御手段35のRAM51に設けられた夫々の切換制御フラグ(図示せず)を参照し、該切換制御フラグが“1”の場合には“0”にリセットする処理動作を実行する。
【0043】
一方、第2検出手段151 〜15n の何れかがパチンコホール1内の不正侵入者或いはガラス窓等の破損を検出したとき、副制御手段35はステップ63において第2検出手段151 〜15n による異常状態の検出が第1モニター制御手段23、撮像制御手段25及び主制御手段29を起動させるタイミングの所定時間T1 を経過したか否かを判定する。この場合にあってはステップ63の判定がYESになるため、ステップ73において第1モニター制御手段23、撮像制御手段25及び主制御手段29に電源を供給するための制御出力1をON処理してステップ65へ移る。これにより電源制御手段37は第1モニター制御手段23、撮像制御手段25及び主制御手段29に電源を供給して起動させる。
【0044】
次に、副制御手段35はステップ65において第2検出手段151 〜15n による異常状態の検出が第1モニター手段27を起動させるタイミングの所定時間T2 を経過したか否かを判定し、この判定がYESの場合にはステップ75において第1モニター手段27に電源を供給するための制御出力2をON処理してステップ67へ移る。これにより電源制御手段37は第1モニター手段27に電源を供給して起動させる。
【0045】
更に、副制御手段35はステップ67において第2検出手段151 〜15n による異常状態の検出が照明制御手段21を起動させるタイミングの所定時間T3 を経過したか否かを判定し、この判定がYESの場合にはステップ77において照明制御手段21に点灯制御信号を出力させる制御出力3をON処理してステップ69へ移る。これにより照明制御手段21は照明部材17を点灯させる。
【0046】
又更に、副制御手段35はステップ69において第2検出手段151 〜15n による異常状態の検出がアラーム制御手段57を起動させるタイミングの所定時間T4 を経過したか否かを判定し、この判定がYESの場合にはステップ79においてアラーム制御手段57にアラーム信号を出力させるための制御出力4をON処理してステップ61へ戻る。これによりアラーム制御手段57はアラーム部材59を駆動させる。
【0047】
これにより夜間監視システムに加えて昼間監視システムを駆動し、各照明部材17によりパチンコホール1内を明るくさせた状態で第1モニター制御手段23及び撮像制御手段25により異常状態が発生している箇所を特定して該箇所の撮像手段111 〜11n により異常状態を撮像して第1モニター手段33のコモン表示装置43、分割表示装置45に画像データを表示させると共に記録再生装置47に記録させて監視処理する。
【0048】
そして第2検出手段151 〜15n による異常状態の検出がなくなって所定時間Tを経過した場合、副制御手段35は上記したステップ61及び71により夫々の制御出力1〜4を夫々OFF処理させる。
【0049】
このように本実施の形態は、夜間等の営業時間外において異常事態が発生した場合には照明部材17を点灯させると共に夜間監視システムに加えて昼間監視システムの各機器を作動させて監視することができるため、高価な暗視撮像手段191 〜19i の設置台数を少なくしてもパチンコホール1を有効に、かつ低コストで監視することができる。
【0050】
又、既存の昼間監視システムに照明制御手段32、暗視撮像手段191 〜19i 、第2モニター制御手段30、暗視撮像制御手段31、第2モニター手段33及び副制御手段35を付加することにより夜間監視を有効に行うことができ、夜間監視システムを低コスト化することができる。
【0052】
又、上記説明は昼間監視システムを構成する第1モニター制御手段23、撮像制御手段25、第1モニター手段27、主制御手段29と照明制御手段32及びアラーム制御手段57を異なるタイミングで駆動させるように制御出力1〜4をON処理させる構成としたが、これら各手段を同時に駆動させてもよいことは勿論である。
【0053】
【発明の効果】
このため本発明は、既存の昼間用の監視システムを利用して少ない台数の暗視撮像手段により夜間監視を有効に行い、監視システムを低コスト化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技場に適用される監視システムの概略を示す電気的ブロック図の一部である。
【図2】図1に接続される電気的ブロック図の一部である。
【図3】図2に接続される電気的ブロック図の一部である。
【図4】夜間監視処理における異常状態処理のフロチャートである。
【符号の説明】
1:遊技場としてのパチンコホール 31 〜3n:パチンコ遊技機 9:集中管理装置 111 〜11n :撮像手段としてのテレビカメラ 131 〜13n :第1検出手段 151 〜15i :第2検出手段 17:照明部材 191 〜19i :暗視撮像手段 21:照明制御手段 23:第1モニター制御手段 25:撮像制御手段 27:第1モニター手段 29:主制御手段 30:第2モニター制御手段 31:暗視撮像制御手段 33:第2モニター手段 35:副制御手段

Claims (5)

  1. 遊技場全体を異なる位置から撮像可能に設置され、必要に応じて任意箇所をズーム状態で撮像可能な複数の撮像手段と、
    遊技場を照明する照明部材と、
    遊技場内に設置された多数の遊技機にそれぞれ設けられ、それぞれの遊技機の異常状態を検出する第1検出手段からの検出信号に基づいて異常状態の遊技機を特定するモニター信号を出力するモニター制御手段と、
    モニター制御手段からのモニター信号に基づいて異常状態の遊技機に対応する撮像手段を動作させ、必要に応じて異常箇所をズーム状態で撮像して画像データを転送する撮像制御手段と、
    撮像制御手段から転送される画像データを表示すると共に記録及び再生が可能な第1モニター手段と、
    これらモニター制御手段、撮像制御手段及び第1モニター手段を制御する主制御手段と
    からなる監視システムにおいて、
    遊技場の異常状態を検出する第2検出手段と、
    照明部材を点灯させる照明制御手段と、
    照明部材の電源OFF時に遊技場を異なる位置から撮像可能で、必要に応じて任意箇所をズーム状態で撮像可能な複数の暗視撮像手段と、
    それぞれの暗視撮像手段から転送される画像データを表示すると共に記録及び再生が可能な第2モニター手段と、
    第2検出手段が遊技場の異常状態を検出した際に照明制御手段、各撮像手段、モニター制御手段、撮像制御手段、第1モニター手段及び主制御手段の電源をそれぞれON作動させる副制御手段とを付加し、
    主制御装置は照明部材の点灯状態においてそれぞれの撮像手段により遊技場を撮像して監視し、この状態にて第1検出手段から検出信号が入力された際にはモニター制御手段により特定された撮像手段を駆動制御して画像データを第1モニター手段に記録させる一方、
    副制御手段は照明部材の消灯時に、それぞれの暗視撮像手段を作動して第2モニター手段に画像データを記録させて暗視監視し、この状態にて第2検出手段から検出信号が入力された際には暗視監視に加えて照明制御手段により照明部材を点灯させると共に第1モニター手段、モニター制御主段、撮像制御手段及び主制御手段の電源を所要の時間、ON作動させて各撮像手段による撮像を可能にした
    監視システム。
  2. 請求項1において、副制御手段は第2検出手段が異常状態を検出したとき、警報手段を作動可能にした監視システム。
  3. 請求項2において、警報手段は警報音出力部材からなる監視システム。
  4. 請求項2において、警報手段は管理者に警報情報を転送する情報転送装置からなる監視システム。
  5. 請求項2において、警報手段は第1及び第2モニター手段に記憶された画像データを管理者に転送する画像転送装置からなる監視システム。
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