JP2001080833A - エレベータ監視装置 - Google Patents
エレベータ監視装置Info
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- JP2001080833A JP2001080833A JP25530599A JP25530599A JP2001080833A JP 2001080833 A JP2001080833 A JP 2001080833A JP 25530599 A JP25530599 A JP 25530599A JP 25530599 A JP25530599 A JP 25530599A JP 2001080833 A JP2001080833 A JP 2001080833A
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】乗りかご内のテレビカメラからの映像が異常で
あることを判定する。 【解決手段】エレベータの乗りかご２内を撮像する撮像
手段４によって撮像された画像を画像判定部５４が判定
し、前記乗りかご２内の状態をかご内状態判定部５３が
判定し、これら２つの判定結果に応じてかご内が正常か
異常かを異常判定部５５が判定し、異常である場合は管
理人室６に通報する。
あることを判定する。 【解決手段】エレベータの乗りかご２内を撮像する撮像
手段４によって撮像された画像を画像判定部５４が判定
し、前記乗りかご２内の状態をかご内状態判定部５３が
判定し、これら２つの判定結果に応じてかご内が正常か
異常かを異常判定部５５が判定し、異常である場合は管
理人室６に通報する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ監視装
置に係わり特にかご内をテレビカメラなどの撮像手段に
よって監視する装置に係わる。
置に係わり特にかご内をテレビカメラなどの撮像手段に
よって監視する装置に係わる。
【０００２】
【従来の技術】エレベータのかご内を監視する装置の従
来技術として、テレビカメラをかご内に設置し、ＶＴＲ
などの記録装置をかごの上に設置し、前記ＶＴＲによっ
て前記テレビカメラの映像を記録するものがあり、例え
ば、第一の従来技術として特開平10−279213号公報に記
載されているように、乗り場呼び及びかご呼びが所定時
間継続して登録されない場合にかご内照明装置を消灯す
るとともに、テレビカメラの映像の記録を停止し、効率
の良い記録を行うものがある。
来技術として、テレビカメラをかご内に設置し、ＶＴＲ
などの記録装置をかごの上に設置し、前記ＶＴＲによっ
て前記テレビカメラの映像を記録するものがあり、例え
ば、第一の従来技術として特開平10−279213号公報に記
載されているように、乗り場呼び及びかご呼びが所定時
間継続して登録されない場合にかご内照明装置を消灯す
るとともに、テレビカメラの映像の記録を停止し、効率
の良い記録を行うものがある。
【０００３】また、昇降路内の異常を画像により判定す
る従来技術があり、例えば、第二の従来技術として特開
平10−59637 号公報に記載されているように、昇降路の
それぞれの壁面の画像を予め登録しておき、随時撮像し
たそれぞれの壁面の画像と比較を行い、すべての壁面の
画像の明るさの変化量が同等である場合は照明装置の照
度の変化であると判定し、それぞれの壁面の画像の明る
さの変化量が同等でない場合は昇降路内に異常があると
判定するものがある。
る従来技術があり、例えば、第二の従来技術として特開
平10−59637 号公報に記載されているように、昇降路の
それぞれの壁面の画像を予め登録しておき、随時撮像し
たそれぞれの壁面の画像と比較を行い、すべての壁面の
画像の明るさの変化量が同等である場合は照明装置の照
度の変化であると判定し、それぞれの壁面の画像の明る
さの変化量が同等でない場合は昇降路内に異常があると
判定するものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記第一の従来技術の
場合はテレビカメラの映像を記録するものであるが、テ
レビカメラと管理人室などに設置したモニターを接続す
れば、かご内の状況を監視することができる。しかし、
不審者が自分自身の姿が映らないようにするためにテレ
ビカメラにカバーなどをかけたり、あるいはテレビカメ
ラが故障するなどしてモニターに乗りかご内の映像が映
らなくなった場合、それが異常状態なのか、照明装置が
消灯しているだけであり正常状態なのか、モニターの映
像だけでは判断できないという問題がある。
場合はテレビカメラの映像を記録するものであるが、テ
レビカメラと管理人室などに設置したモニターを接続す
れば、かご内の状況を監視することができる。しかし、
不審者が自分自身の姿が映らないようにするためにテレ
ビカメラにカバーなどをかけたり、あるいはテレビカメ
ラが故障するなどしてモニターに乗りかご内の映像が映
らなくなった場合、それが異常状態なのか、照明装置が
消灯しているだけであり正常状態なのか、モニターの映
像だけでは判断できないという問題がある。
【０００５】前記第二の従来技術は昇降路内を監視する
技術ではあるが、これをかご内の監視に応用したとする
と、予め登録した画像に比べて現在撮像した画像の明る
さが変化していることは判定できる。しかし、前記第一
の従来技術の場合と同様に、テレビカメラが故障するな
どしてモニターに乗りかご内の映像が映らなくなった場
合、それが異常状態なのか、照明装置が消灯しているだ
けであり正常状態なのか、モニターの映像だけでは判断
できないという問題がある。
技術ではあるが、これをかご内の監視に応用したとする
と、予め登録した画像に比べて現在撮像した画像の明る
さが変化していることは判定できる。しかし、前記第一
の従来技術の場合と同様に、テレビカメラが故障するな
どしてモニターに乗りかご内の映像が映らなくなった場
合、それが異常状態なのか、照明装置が消灯しているだ
けであり正常状態なのか、モニターの映像だけでは判断
できないという問題がある。
【０００６】本発明の課題は、かかる不具合を改善し、
テレビカメラなどの撮像手段からの映像が異常であるこ
とを判定することのできるエレベータの監視装置を提供
することにある。
テレビカメラなどの撮像手段からの映像が異常であるこ
とを判定することのできるエレベータの監視装置を提供
することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係わ
るエレベータ監視装置は、かご内を撮像する撮像手段を
備えたエレベータにおいて、前記撮像手段によって撮像
された画像の状態を判定する画像判定手段と、前記乗り
かご内の状態を判定するかご内状態判定手段と、前記画
像判定手段と前記かご内状態判定手段の結果に応じてか
ご内が正常か異常かを判定する異常判定手段を備えたも
のである。
るエレベータ監視装置は、かご内を撮像する撮像手段を
備えたエレベータにおいて、前記撮像手段によって撮像
された画像の状態を判定する画像判定手段と、前記乗り
かご内の状態を判定するかご内状態判定手段と、前記画
像判定手段と前記かご内状態判定手段の結果に応じてか
ご内が正常か異常かを判定する異常判定手段を備えたも
のである。
【０００８】本発明の請求項２に係わるエレベータ監視
装置は、請求項１記載において、前記かご内状態判定手
段はかご内照明装置が点灯しているか否か、あるいはか
ご呼びが登録されているか否か、あるいはかご内荷重が
所定値以上であるか否かのいずれか１つを判定すること
を特徴とするものである。
装置は、請求項１記載において、前記かご内状態判定手
段はかご内照明装置が点灯しているか否か、あるいはか
ご呼びが登録されているか否か、あるいはかご内荷重が
所定値以上であるか否かのいずれか１つを判定すること
を特徴とするものである。
【０００９】本発明の請求項３に係わるエレベータ監視
装置は、請求項１記載において、前記画像判定手段は前
記画像の明度の判定、あるいは予め登録された特徴が前
記画像内にあるか否かの判定のいずれか１つを行うこと
を特徴とするものである。
装置は、請求項１記載において、前記画像判定手段は前
記画像の明度の判定、あるいは予め登録された特徴が前
記画像内にあるか否かの判定のいずれか１つを行うこと
を特徴とするものである。
【００１０】本発明の請求項４に係わるエレベータ監視
装置は、かご内の照明装置と、かご内を撮像する撮像手
段を備えたエレベータにおいて、前記かご内照明装置が
点灯しているか否かを判定する手段と、前記撮像手段に
よって撮像された画像の明度を求める手段と、前記かご
内照明装置が点灯しておりかつ前記画像の明度が所定値
より小さい場合に異常状態であることを判定する手段を
備えたものである。
装置は、かご内の照明装置と、かご内を撮像する撮像手
段を備えたエレベータにおいて、前記かご内照明装置が
点灯しているか否かを判定する手段と、前記撮像手段に
よって撮像された画像の明度を求める手段と、前記かご
内照明装置が点灯しておりかつ前記画像の明度が所定値
より小さい場合に異常状態であることを判定する手段を
備えたものである。
【００１１】本発明の請求項５に係わるエレベータ監視
装置は、かご内を撮像する撮像手段を備えたエレベータ
において、かご呼びが登録されているか否かを判定する
手段と、前記撮像手段によって撮像された画像の明度を
求める手段と、前記かご呼びが登録されており、かつ前
記画像の明度が所定値より小さい場合に異常状態である
ことを判定する手段を備えたものである。
装置は、かご内を撮像する撮像手段を備えたエレベータ
において、かご呼びが登録されているか否かを判定する
手段と、前記撮像手段によって撮像された画像の明度を
求める手段と、前記かご呼びが登録されており、かつ前
記画像の明度が所定値より小さい場合に異常状態である
ことを判定する手段を備えたものである。
【００１２】本発明の請求項６に係わるエレベータ監視
装置は、かご内荷重を検出する手段と、かご内を撮像す
る撮像手段を備えたエレベータにおいて、かご内荷重が
所定値以上であるか否かを判定する手段と、前記撮像手
段によって撮像された画像の明度を求める手段と、前記
かご内荷重が所定値以上であり、かつ前記画像の明度が
所定値より小さい場合に異常状態であることを判定する
手段を備えたものである。
装置は、かご内荷重を検出する手段と、かご内を撮像す
る撮像手段を備えたエレベータにおいて、かご内荷重が
所定値以上であるか否かを判定する手段と、前記撮像手
段によって撮像された画像の明度を求める手段と、前記
かご内荷重が所定値以上であり、かつ前記画像の明度が
所定値より小さい場合に異常状態であることを判定する
手段を備えたものである。
【００１３】本発明の請求項７に係わるエレベータ監視
装置は、請求項１または請求項４または請求項５または
請求項６において、前記異常判定手段の結果に応じて通
報あるいは案内をする手段を備えたことを特徴とするも
のである。
装置は、請求項１または請求項４または請求項５または
請求項６において、前記異常判定手段の結果に応じて通
報あるいは案内をする手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【００１４】本発明の請求項８に係わるエレベータ監視
装置は、請求項１または請求項４または請求項５または
請求項６において、前記異常判定手段の結果に応じてエ
レベータの運転を制御する手段を備えたことを特徴とす
るものである。
装置は、請求項１または請求項４または請求項５または
請求項６において、前記異常判定手段の結果に応じてエ
レベータの運転を制御する手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
従って説明する。
従って説明する。
【００１６】図１は、本発明の全体構成図である。
【００１７】図示しない乗場呼びボタンあるいはかご呼
びボタンが押されるとその情報はエレベータ制御装置１
に送られ、図示しない駆動装置を介して呼びに対応した
階にエレベータの乗りかご２を移動させる。かご２には
照明装置３及びテレビカメラなどの撮像手段４及びスピ
ーカーなどの案内装置７が設置されている。照明装置３
はエレベータ制御装置１の指令に基づき点灯する。撮像
手段４は監視装置５を介して管理人室６に設置されたモ
ニター６１に接続されておりかご内の映像を見ることが
できる。ただし、撮像手段４とモニター６１を監視装置
５を介さずに接続しても同様の機能を得ることができ
る。案内装置７は監視装置５によってかご内が異常と判
定された場合に「異常が発生したため最寄り階に停止し
ます」などの案内を行う。
びボタンが押されるとその情報はエレベータ制御装置１
に送られ、図示しない駆動装置を介して呼びに対応した
階にエレベータの乗りかご２を移動させる。かご２には
照明装置３及びテレビカメラなどの撮像手段４及びスピ
ーカーなどの案内装置７が設置されている。照明装置３
はエレベータ制御装置１の指令に基づき点灯する。撮像
手段４は監視装置５を介して管理人室６に設置されたモ
ニター６１に接続されておりかご内の映像を見ることが
できる。ただし、撮像手段４とモニター６１を監視装置
５を介さずに接続しても同様の機能を得ることができ
る。案内装置７は監視装置５によってかご内が異常と判
定された場合に「異常が発生したため最寄り階に停止し
ます」などの案内を行う。
【００１８】監視装置５はエレベータ制御装置１から照
明装置３の点灯情報あるいはかご呼び登録の有無情報あ
るいはかご内荷重の情報を入手し、撮像手段４からかご
内の映像を得る。監視装置５は照明装置３が点灯してい
る場合、あるいはかご呼びが登録されている場合、ある
いはかご内荷重が所定値以上の場合、つまり照明装置３
が点灯しているはずの状況であるにもかかわらず、かご
内の映像の明度が所定値より小さい場合は、不審者が撮
像手段４にカバーなどをかけた、あるいは撮像手段４が
故障した、あるいは照明装置３が故障したものと判断
し、管理人室６に異常を通報する、あるいは案内装置７
によって「異常が発生したため最寄り階に停止します」
などの案内を行う、あるいはエレベータ制御装置１を介
して乗りかご２を最寄り階あるいは管理人室のある階に
強制停止させるなどの運転制御を行う。
明装置３の点灯情報あるいはかご呼び登録の有無情報あ
るいはかご内荷重の情報を入手し、撮像手段４からかご
内の映像を得る。監視装置５は照明装置３が点灯してい
る場合、あるいはかご呼びが登録されている場合、ある
いはかご内荷重が所定値以上の場合、つまり照明装置３
が点灯しているはずの状況であるにもかかわらず、かご
内の映像の明度が所定値より小さい場合は、不審者が撮
像手段４にカバーなどをかけた、あるいは撮像手段４が
故障した、あるいは照明装置３が故障したものと判断
し、管理人室６に異常を通報する、あるいは案内装置７
によって「異常が発生したため最寄り階に停止します」
などの案内を行う、あるいはエレベータ制御装置１を介
して乗りかご２を最寄り階あるいは管理人室のある階に
強制停止させるなどの運転制御を行う。
【００１９】また、かご内の映像の明度が所定値より小
さいか否かによって異常を判定する代わりに、予め登録
されたかごの床や壁などの模様が撮像された画像から検
出できない場合に異常と判定しても良い。
さいか否かによって異常を判定する代わりに、予め登録
されたかごの床や壁などの模様が撮像された画像から検
出できない場合に異常と判定しても良い。
【００２０】エレベータ制御装置１では、乗り場呼び及
びかご呼びの情報を呼び入力部１１が受け取り、運行制
御部１２と照明制御部１３に送る。運行制御部１２はエ
レベータの運行の制御を行い、駆動制御部１４を介して
図示しないモータや駆動装置を動かしエレベータの乗り
かご２を移動させる。照明制御部１３は乗り場呼び及び
乗りかご呼びが所定時間以上継続して登録されない場合
に照明装置３を消灯し、乗り場呼び及び乗りかご呼びが
登録されると照明装置３を点灯するものである。
びかご呼びの情報を呼び入力部１１が受け取り、運行制
御部１２と照明制御部１３に送る。運行制御部１２はエ
レベータの運行の制御を行い、駆動制御部１４を介して
図示しないモータや駆動装置を動かしエレベータの乗り
かご２を移動させる。照明制御部１３は乗り場呼び及び
乗りかご呼びが所定時間以上継続して登録されない場合
に照明装置３を消灯し、乗り場呼び及び乗りかご呼びが
登録されると照明装置３を点灯するものである。
【００２１】監視装置５では、信号入力部５１がエレベ
ータ制御装置１からかご内状態の情報を受け取り、かご
内状態判定部５３がかご内状態の判定を行う。前記かご
内状態の判定とは、照明装置３が点灯しているか否かの
判定、あるいはかご呼びが登録されているか否かの判
定、あるいはかご内荷重が所定値以上であるか否かの判
定のいずれか１つである。画像入力部５２は撮像手段４
からかご内を撮像した画像を受け取り、画像判定部５４
が画像の判定を行う。前記画像の判定とは、画像の明度
が所定値より小さいか否かの判定、あるいは予め登録さ
れたかごの床や壁などの模様が前記画像内にあるか否か
の判定である。床などの模様の検出は、例えばテンプレ
ートマッチング（田村，総研出版「コンピュータ画像処
理入門」，Ｐ１４８〜１５３）の手法を用いることによ
って行う。異常判定部５５は前記かご内状態判定部５３
と前記画像判定部５４からの判定結果に応じて、かご内
の異常を判定する。前記かご内の異常とは、照明装置３
が点灯している、あるいはかご呼びが登録されている、
あるいはかご内荷重が所定値以上であるにもかかわら
ず、かご内の映像の明度が所定値より小さい、あるいは
床や壁の模様が検出できない場合である。異常判定部５
５は異常と判定した場合、伝送制御部５６を介して管理
人室６内の報知手段６２に異常を通報する、あるいは乗
りかご２内の案内手段７を用いて案内を行う、あるいは
エレベータ制御装置１を介してエレベータを最寄り階に
停止させるなどの運転制御を行う。
ータ制御装置１からかご内状態の情報を受け取り、かご
内状態判定部５３がかご内状態の判定を行う。前記かご
内状態の判定とは、照明装置３が点灯しているか否かの
判定、あるいはかご呼びが登録されているか否かの判
定、あるいはかご内荷重が所定値以上であるか否かの判
定のいずれか１つである。画像入力部５２は撮像手段４
からかご内を撮像した画像を受け取り、画像判定部５４
が画像の判定を行う。前記画像の判定とは、画像の明度
が所定値より小さいか否かの判定、あるいは予め登録さ
れたかごの床や壁などの模様が前記画像内にあるか否か
の判定である。床などの模様の検出は、例えばテンプレ
ートマッチング（田村，総研出版「コンピュータ画像処
理入門」，Ｐ１４８〜１５３）の手法を用いることによ
って行う。異常判定部５５は前記かご内状態判定部５３
と前記画像判定部５４からの判定結果に応じて、かご内
の異常を判定する。前記かご内の異常とは、照明装置３
が点灯している、あるいはかご呼びが登録されている、
あるいはかご内荷重が所定値以上であるにもかかわら
ず、かご内の映像の明度が所定値より小さい、あるいは
床や壁の模様が検出できない場合である。異常判定部５
５は異常と判定した場合、伝送制御部５６を介して管理
人室６内の報知手段６２に異常を通報する、あるいは乗
りかご２内の案内手段７を用いて案内を行う、あるいは
エレベータ制御装置１を介してエレベータを最寄り階に
停止させるなどの運転制御を行う。
【００２２】管理人室６はエレベータが設置されている
ビルの管理人室あるいはエレベータを保守管理する保守
センタである。報知手段６２は異常を知らせるための装
置で、例えば液晶やＬＥＤによる文字表示器や、スピー
カーやブザーによる音声出力装置や、赤色回転灯などで
ある。また、報知手段６２を設けずモニター６１に「異
常発生」，「不審者あり」などの文字を表示させても良
い。
ビルの管理人室あるいはエレベータを保守管理する保守
センタである。報知手段６２は異常を知らせるための装
置で、例えば液晶やＬＥＤによる文字表示器や、スピー
カーやブザーによる音声出力装置や、赤色回転灯などで
ある。また、報知手段６２を設けずモニター６１に「異
常発生」，「不審者あり」などの文字を表示させても良
い。
【００２３】図２は、本発明の動作の一実施例を示すフ
ローチャートである。監視装置の動作を中心に説明す
る。監視装置５は、信号入力部５１でエレベータ制御装
置１から照明装置３が点灯しているか消灯しているかの
情報を取得する（Ｓ１）。画像入力部５２で撮像手段４
からの入力画像を受け取る（Ｓ２）。かご内状態判定部
５３は信号入力部５１からの情報により照明装置３が点
灯しているか否かを判定し（Ｓ３）、点灯している場合
は画像判定部５４が画像入力部５２から送られてくる入
力画像の明度を求め（Ｓ４）、画像の明度が所定値より
小さいか否かを判定する（Ｓ５）。画像の明度が所定値
より小さい場合は異常判定部５５が伝送制御部５６を介
して報知手段６２に異常を通報する（Ｓ６）。
ローチャートである。監視装置の動作を中心に説明す
る。監視装置５は、信号入力部５１でエレベータ制御装
置１から照明装置３が点灯しているか消灯しているかの
情報を取得する（Ｓ１）。画像入力部５２で撮像手段４
からの入力画像を受け取る（Ｓ２）。かご内状態判定部
５３は信号入力部５１からの情報により照明装置３が点
灯しているか否かを判定し（Ｓ３）、点灯している場合
は画像判定部５４が画像入力部５２から送られてくる入
力画像の明度を求め（Ｓ４）、画像の明度が所定値より
小さいか否かを判定する（Ｓ５）。画像の明度が所定値
より小さい場合は異常判定部５５が伝送制御部５６を介
して報知手段６２に異常を通報する（Ｓ６）。
【００２４】図３は、本発明の動作の一実施例を示すフ
ローチャートである。監視装置の動作を中心に説明す
る。監視装置５は、信号入力部５１でエレベータ制御装
置１からかご内の状態の情報を取得する（Ｓ７）。具体
的にはかご呼びの登録情報、あるいはかご内荷重の情報
のいずれか１つである。画像入力部５２で撮像手段４か
らの入力画像を受け取る（Ｓ８）。かご内状態判定部５
３は信号入力部５１からの情報によりかご内に乗客がい
るか否かを判定する（Ｓ９）。具体的にはかご呼びが登
録されているか、あるいはかご内荷重が所定値以上であ
るか否かを判定する。乗客がいると判定された場合は画
像判定部５４が画像入力部５２から送られてくる入力画
像の明度を求め（Ｓ１０）、画像の明度が所定値より小
さいか否かを判定する（Ｓ１１）。画像の明度が所定値
より小さい場合は異常判定部５５が伝送制御部５６を介
して報知手段６２に異常を通報する（Ｓ１２）。
ローチャートである。監視装置の動作を中心に説明す
る。監視装置５は、信号入力部５１でエレベータ制御装
置１からかご内の状態の情報を取得する（Ｓ７）。具体
的にはかご呼びの登録情報、あるいはかご内荷重の情報
のいずれか１つである。画像入力部５２で撮像手段４か
らの入力画像を受け取る（Ｓ８）。かご内状態判定部５
３は信号入力部５１からの情報によりかご内に乗客がい
るか否かを判定する（Ｓ９）。具体的にはかご呼びが登
録されているか、あるいはかご内荷重が所定値以上であ
るか否かを判定する。乗客がいると判定された場合は画
像判定部５４が画像入力部５２から送られてくる入力画
像の明度を求め（Ｓ１０）、画像の明度が所定値より小
さいか否かを判定する（Ｓ１１）。画像の明度が所定値
より小さい場合は異常判定部５５が伝送制御部５６を介
して報知手段６２に異常を通報する（Ｓ１２）。
【００２５】本実施例の説明では、撮像手段の入力画像
の明度で撮像手段の映像の異常を報知する構成とした
が、この他にも例えば乗りかご内の所定の形状，模様を
撮像手段で検出し、それが検出できない場合に異常を報
知する構成とすることも可能である。
の明度で撮像手段の映像の異常を報知する構成とした
が、この他にも例えば乗りかご内の所定の形状，模様を
撮像手段で検出し、それが検出できない場合に異常を報
知する構成とすることも可能である。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、エレベータのかご内の
状態とテレビカメラなどの撮像手段からの映像を合わせ
て判定するので、撮像手段からの映像が異常であること
を判定することができる。
状態とテレビカメラなどの撮像手段からの映像を合わせ
て判定するので、撮像手段からの映像が異常であること
を判定することができる。
【図１】本発明の全体構成図。
【図２】本発明の動作を示すフローチャート。
【図３】本発明の動作を示すフローチャート。
１…エレベータ制御装置、２…エレベータの乗りかご、
３…照明装置、４…撮像手段（テレビカメラなど）、５
…監視装置、６…管理人室、１１…呼び入力部、１２…
運行制御部、１３…照明制御部、１４…駆動制御部、５
１…信号入力部、５２…画像入力部、５３…かご内状態
判定部、５４…画像判定部、５５…異常判定部、５６…
伝送制御部、６１…モニター、６２…報知手段。
３…照明装置、４…撮像手段（テレビカメラなど）、５
…監視装置、６…管理人室、１１…呼び入力部、１２…
運行制御部、１３…照明制御部、１４…駆動制御部、５
１…信号入力部、５２…画像入力部、５３…かご内状態
判定部、５４…画像判定部、５５…異常判定部、５６…
伝送制御部、６１…モニター、６２…報知手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 久生 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所昇降機グループ内 Ｆターム(参考） 3F303 BA06 CB31 CB41 DB11 DB26 DC25 EA02 EA09 3F304 CA16 EA11 EA35 ED06 ED11 ED18 3F306 AA09 CB05 CB34 CB35
Claims (8)
- 【請求項１】かご内を撮像する撮像手段を備えたエレベ
ータにおいて、前記撮像手段によって撮像された画像の
状態を判定する画像判定手段と、前記乗りかご内の状態
を判定するかご内状態判定手段と、前記画像判定手段と
前記かご内状態判定手段の結果に応じてかご内が正常か
異常かを判定する異常判定手段を備えたことを特徴とす
るエレベータ監視装置。 - 【請求項２】前記かご内状態判定手段はかご内照明装置
が点灯しているか否か、あるいはかご呼びが登録されて
いるか否か、あるいはかご内荷重が所定値以上であるか
否かのいずれか１つを判定することを特徴とする請求項
１記載のエレベータ監視装置。 - 【請求項３】前記画像判定手段は前記画像の明度の判
定、あるいは予め登録された特徴が前記画像内にあるか
否かの判定のいずれか１つを行うことを特徴とする請求
項１記載のエレベータ監視装置。 - 【請求項４】かご内の照明装置と、かご内を撮像する撮
像手段を備えたエレベータにおいて、前記かご内照明装
置が点灯しているか否かを判定する手段と、前記撮像手
段によって撮像された画像の明度を求める手段と、前記
かご内照明装置が点灯しておりかつ前記画像の明度が所
定値より小さい場合に異常状態であることを判定する異
常判定手段を備えたエレベータ監視装置。 - 【請求項５】かご内を撮像する撮像手段を備えたエレベ
ータにおいて、かご呼びが登録されているか否かを判定
する手段と、前記撮像手段によって撮像された画像の明
度を求める手段と、前記かご呼びが登録されており、か
つ前記画像の明度が所定値より小さい場合に異常状態で
あることを判定する異常判定手段を備えたエレベータ監
視装置。 - 【請求項６】かご内荷重を検出する手段と、かご内を撮
像する撮像手段を備えたエレベータにおいて、かご内荷
重が所定値以上であるか否かを判定する手段と、前記撮
像手段によって撮像された画像の明度を求める手段と、
前記かご内荷重が所定値以上であり、かつ前記画像の明
度が所定値より小さい場合に異常状態であることを判定
する異常判定手段を備えたエレベータ監視装置。 - 【請求項７】前記異常判定手段の結果に応じて通報ある
いは案内をする手段を備えたことを特徴とする請求項１
または４，５，６記載のエレベータ監視装置。 - 【請求項８】前記異常判定手段の結果に応じてエレベー
タの運転を制御する手段を備えたことを特徴とする請求
項１または４，５，６記載のエレベータ監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25530599A JP2001080833A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | エレベータ監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25530599A JP2001080833A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | エレベータ監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001080833A true JP2001080833A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17276939
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP25530599A Pending JP2001080833A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | エレベータ監視装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
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