JP2001334866A - 車 両 - Google Patents

車 両

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JP2001334866A
JP2001334866A JP2000155921A JP2000155921A JP2001334866A JP 2001334866 A JP2001334866 A JP 2001334866A JP 2000155921 A JP2000155921 A JP 2000155921A JP 2000155921 A JP2000155921 A JP 2000155921A JP 2001334866 A JP2001334866 A JP 2001334866A
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JP
Japan
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switch
steering
vehicle
angle
notifying
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Application number
JP2000155921A
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English (en)
Inventor
Hideo Nakamura
中村  秀男
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウインカーを点滅させるスイッチを操作した
後、左折もしくは右折の途中でハンドルが直進方向の角
度に操作されてもウインカーの点滅を継続し、正確に曲
がる方向を報知する車両を提供することを課題とする。 【解決手段】モータ2を駆動装置として走行するハンド
ル5の角度を検知するハンドル角度検知回路42を設け
て、該ハンドル角度検知回路42が設定された角度を所
定時間Tを継続して検知していたときに、操向方向を報
知するウインカーランプ21は点滅を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電動四輪車
や電動車いす、自動車などのように、駆動装置によって
駆動して走行し、操向方向を報知する車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両は、例えば実開平6−121
88号公報(B60Q 1/42)に開示される如く、
二輪車に設けられた操向方向を報知するウインカーの動
作は、使用者がウインカーのスイッチをオンにすると点
滅を開始し、その後左折もしくは右折を開始するとハン
ドルの回転角度を検知する角度センサが検知してウイン
カーの点滅は継続し、左折もしくは右折が終了してハン
ドルを直進方向に操作すると、角度センサがその時のハ
ンドル角度を検知して点滅が終了するようになってい
る。また、点滅を開始してから点滅を自動的に終了させ
るタイマーがスタートし、そのタイマーがオフとなる時
間迄の間にハンドルが直進方向のままであるときはタイ
マーがオフして点滅が終了するようになっている。
【0003】しかしながら、前述する構成であれば、旋
回角度の大きな交差点、例えば、左折もしくは右折が終
了するまでに直進走行がある場合や障害物等の回避のた
めに蛇行しながら旋回走行しなければならない場合、ス
イッチをオンしてウインカーを点滅させていても、ハン
ドルが直進方向に操作されると角度センサが検知して左
折もしくは右折の途中でウインカーの点滅が終了するた
め、使用者は再びスイッチをオンにする動作をしなけれ
ばならず操作する上で大変不便であった。また、使用者
がスイッチをオンすることを忘れていると周囲の車両の
運転者や歩行している人に操向方向を報知することがで
きないため交通安全上、大変問題であった。また、自動
で切れないスイッチを採用したのでは消し忘れが生じ、
旋回が終了しても直進走行していて点滅していることが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ウインカー
を点滅させるスイッチを操作した後、左折もしくは右折
の途中でハンドルが直進方向の角度に操作されてもウイ
ンカーの点滅を継続し、正確に曲がる方向を報知する車
両を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動輪を駆動
する駆動装置と、操向方向を指示する操向手段と、前記
操向方向を報知する報知手段と、該報知手段を動作させ
るスイッチとを備え、前記操向手段の角度を検知する検
知手段を設け、前記報知手段は、前記スイッチを動作さ
せた後、前記検知手段が予め設定した所定値より小さい
操向角度を所定時間Tを継続して検知したときに前記報
知手段の動作を終了することを特徴とする。
【0006】上記構成によって、駆動装置が駆動輪を駆
動させて走行する。そして、使用者によってスイッチで
指示した方向に報知手段を報知して旋回する。例えば、
前記スイッチを動作させた後、左折もしくは右折が終了
するまでに直進走行や前記操向手段を頻繁に左右方向に
操作して蛇行しながら走行する場合、前記操向手段の角
度が前記所定値よりも小さくなることがあっても、前記
所定時間Tが経過するまでに再び旋回する方向に操作さ
れることで角度が前記所定値より大きくなるため、前記
報知手段は報知を継続する。また、前記操向手段が直進
方向で前記所定時間Tを継続している時、即ち、明らか
に直進走行をしていると判断するときには前記報知手段
の動作を終了する。従って、左折もしくは右折の途中で
一時的に前記操向手段を直進方向に操作しても前記報知
手段の動作が終了することがなくなり、周囲の車両の運
転者や歩行している人に操向方向を確実に報知すること
ができる。また、直進走行時の報知の消し忘れがなくな
る。
【0007】更に、前記スイッチは、常開スイッチにし
たことを特徴とするので、前記スイッチは操作をしなけ
れば常にオフ状態となっているため、前記報知手段の報
知を動作させるときだけ前記スイッチを操作すればよ
く、前記報知手段の動作が終了した後、元に戻すという
操作の必要がないので、前記報知手段を動作させるとき
の操作性が向上する。
【0008】また、前記検知手段は、前記操向手段に取
り付けられたマグネットと、前記マグネットを検知する
固定されたリードスイッチからなることを特徴とするの
で、前記マグネットは前記操向手段の操作と連動して回
転し、前記マグネットの磁場を前記リードスイッチが検
知するので、前記操向手段の角度を多大な費用を掛けず
に正確に検知することできる。
【0009】また、前記所定時間Tは、走行速度が速い
ほど短くしたことを特徴とするので、前記スイッチを操
作した後、左折もしくは右折が終了して、前記操向手段
が直進方向で前記所定時間Tを継続した時、即ち、明ら
かに直進走行が開始されたと判断したときには前記報知
手段の動作は走行速度が速いほど早く終了するので、周
囲の車両の運転者や歩行している人に旋回終了後も長く
報知手段を報知していることがなくなる。
【0010】また、駆動輪を駆動する駆動装置と、操向
方向を指示する操向手段と、前記操向方向を報知する報
知手段と、該報知手段を動作させるスイッチとを備え、
走行状態を検知する走行状態検知手段を設け、前記報知
手段は、前記スイッチを動作させた後、前記走行状態検
知手段が所定距離を走行したことを検知したときに前記
報知手段の動作を終了することを特徴とする。
【0011】上記構成によって、駆動装置が駆動輪を駆
動させて走行する。そして、使用者によってスイッチで
指示した方向に報知手段を報知して旋回する。例えば、
交差点等で前記スイッチを操作した後、前記走行距離検
知手段が前記所定距離が走行したことを検知した時、即
ち左折もしくは右折が終了する時には前記報知は終了す
るので、報知手段を報知したままで直進走行をすること
がなくなり、周囲の車両の運転者や歩行している人に操
向方向を確実に報知することができる共に誤報をするこ
とがなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、電動四
輪車を例に図面に基づき詳述する。
【0013】図1は、本実施例の電動四輪車を横からみ
た全体横面図、図2は、同本体の上方からみた全体上面
図、図3は、同本体の前方からみた全体前面図、図4
は、同本体のハンドル軸付近を示す要部上面図、図5
は、検知手段を示す要部上面図、図6は、本実施例の制
御回路を示すブロック図、図7は、本実施例の動作を示
すフローチャートである。
【0014】1は、後部左右にモータ2により回転駆動
される駆動輪(後輪)3と、前部左右にも前輪4が設け
られた電動四輪車の車体で、該車体1は、前記前輪4を
左右に動かして操向方向を指示する操向手段、即ちハン
ドル5が取り付けられ、前記前輪4と前記後輪3の間に
は、使用者が乗車したときに足を乗せるためのフロア部
6が設けられ、前記フロア部6後方には、バッテリー7
や前記モータ2などを収納するカバー8が設けられてお
り、その上に使用者が乗車するためのシート9と乗車し
たときにもたれることができる背もたれ10と肘が置け
る肘置11が取り付けられている。
【0015】12は、前記シート9の両側に設けられ操
作することで前記シート9を回転可能にするシートレバ
ーで、該シートレバー12を下から持ち上げると、前記
シート9の固定が解除され、自由に回転するようになっ
ている。前記シートレバー12は、操作によって前記シ
ート9の回転を解除し、前記シートレバー12を元に戻
すことによって左右中央の3カ所において固定可能にな
っている。
【0016】13は、前記ハンドル5の中央部に設けら
れる表示パネルで、該表示パネル13には、前進後進方
向を切り換える走行方向切換スイッチ14と、電源を入
/切する電源スイッチ15と、後述するウインカーラン
プ21a、21bの点滅を動作させるウインカーランプ
スイッチ16と、最高走行速度を設定する速度調整ツマ
ミ17が設けられている。
【0017】18は、前記ハンドル5のループ内で前記
表示パネル13の左右に設けられシャフトで連結されて
一体動作するアクセルレバーで、該アクセルレバー18
を上から押さえると前記走行方向切換スイッチ14の指
示する進行方向に走行し、前記アクセルレバー18の押
さえた量に応じた速度で進むようになっている。
【0018】19は、後述するハンドル軸を覆い足元を
雨や風等から防御するフロントカバーで、該フロントカ
バー19の全面には、小物等を収納できる収納籠20が
取り付けらている。
【0019】21は、前記フロントカバー19の下方左
右に取り付けられ、前記ハンドル5によって操作される
操向方向をランプの点滅によって報知する報知手段、即
ちウインカーランプで、左折するとき前記左ウインカー
ランプスイッチ16aをオンすると左ウインカーランプ
21aが点滅し、右折するとき前記右ウインカーランプ
スイッチ16bをオンすると右ウインカーランプ21b
が点滅するようになっており、前記ウインカーランプス
イッチ16は、手などによって押さなければ常開状態、
即ちオフとなっているため、前記ウインカーランプスイ
ッチ16を点滅させるときだけ操作すればよく、後述す
る制御によって、前記ウインカーランプスイッチ16を
点滅が終了した後元に戻す操作の必要がないようになっ
ている。
【0020】22は、夜間等周囲が暗くなったときに走
行方向を明るく照らす照明ランプで、前記収納籠20の
下側で前記フロントカバー19の全面に設けられてい
る。
【0021】23は、前記ハンドル5より下方に向かっ
て延出する軸(図示せず)と連結されるハンドル軸で、
該ハンドル軸23は、回転板24に固定貫通して前記ハ
ンドル5操作によって前記回転板24が回動するように
なっている。前記回転板24は、前記前輪4を支持する
前フレーム25の上方に設けられている。また、前記回
転板24の後方には前記前輪4と連結される操作棒26
が設けられ、前記回転板24の回動によって前記前輪4
が左右に操向されるようになっている。即ち、前記ハン
ドル5を左右に回動操作すると前記前輪4が左右に操向
されるようになっている。
【0022】27は、前記回転板24の下面側に取り付
けられたマグネットである。
【0023】28は、前記マグネット27を検知するこ
とによって前記ハンドル5の角度を検知するリードスイ
ッチで、該リードスイッチ28は前記回転板24下方に
設けた半円状のスイッチ取付板29に取り付けられてい
る。
【0024】前記リードスイッチ28は、前記スイッチ
取付板29の上面側に、第1のリードスイッチ29aと
第2のリードスイッチ29bとがそれぞれ取り付けら
れ、前記第1のリードスイッチ29aと前記第2のリー
ドスイッチ29bは直進方向を中心にα角度(本実施例
では約80゜)を設けて配置されている。そして、前記
ハンドル5の操作によって、前記マグネット27が回動
したとき、各リードスイッチ29a、29b上に前記マ
グネット27が位置するように配置される。
【0025】次に、図6に基づき、制御回路について説
明する。
【0026】30は、前記バッテリー7の電源を通電す
るためのリレースイッチで、該リレースイッチ30は、
前記電源スイッチ15を入にすると、前記電源スイッチ
15に接続されたリレーコイル31が励磁されて、オン
するようになっている。
【0027】32は、前記バッテリー7の電圧を降圧し
て制御回路、即ちマイコン33に電源供給する電源回路
である。
【0028】34は、前記速度調整ツマミ17の調整量
に応じて抵抗値が可変され、前記マイコン33への出力
電圧を可変することができる調整ボリュームで、該調整
ボリューム34は、抵抗値が小さくなるにつれて最高速
度が早くなるように設定される。
【0029】35は、前記アクセルレバー18の操作量
に応じたポテンシオメータ36からの電気信号を前記マ
イコン33に入力するアクセル入力回路で、該アクセル
入力回路35の入力信号に基づいて前記マイコン33か
らモータ2の駆動を制御するための信号が出力され、モ
ータ駆動回路37によって前記モータ2が駆動して前記
後輪3が前記速度調整ツマミ17で設定される最高速度
の範囲内で回転するようになっている。前記モータ駆動
回路37を制御する信号としては、前記モータ2の回転
速度を制御する通常のモータ駆動信号の他に、前記モー
タ2による発電制動を行う発電制動信号、前記モータ2
の正転・逆転を切り換えるモータ正転・逆転信号があ
る。そして、これらはPWM信号によって構成されてい
る。
【0030】38は、前記後輪3の回転数を検知して走
行距離の検知と前記走行方向切換スイッチ14で設定さ
れる進行方向を検知する走行距離検知手段、即ちエンコ
ーダであり、該エンコーダ38からの信号は前記マイコ
ン33に入力される。このエンコーダ38は、本実施例
では後輪3の回転を検出しているが、前記モータ2や、
前記前輪4の回転を検出しても構わない。
【0031】39は、前記後輪3の回転を制動し、駐車
するときに動作する駐車ブレーキ、即ち電磁ブレーキ
で、該電磁ブレーキ39は前記マイコン33からの信号
が出力されたときに、電磁ブレーキ駆動回路40からの
信号出力で制動が解除するようになっている。また、前
記電磁ブレーキ39は、前記後輪3にバネの付勢力によ
って円盤等を圧接して車輪を停止するものであり、通電
しているときはバネの付勢力よりも強い力で円盤の圧接
を解除し、非通電時にはバネの力によって制動がかかる
ようになっている。41は、前記表示パネル13を駆動
する表示駆動回路で、該表示駆動回路41は前記マイコ
ン33からの出力によってLEDなどを駆動するように
なっている。42は、前記リードスイッチ28のオン状
態によって前記ハンドル5の操向角度を検知する検知手
段、即ちハンドル角度検知回路で、該ハンドル角度検知
回路42のそれぞれのリードスイッチからの信号を前記
マイコン33に入力することで、前記ハンドル5の操向
角度が検知できるようになっている。
【0032】43は、前記ウインカーランプ21の動作
を制御するウインカー回路で、該ウインカー回路43は
前記マイコン33からの出力によって前記ウインカーラ
ンプ21を点滅するようになっている。
【0033】ここで、前記ハンドル5の操向角度の検知
について具体的に説明すると、前記ハンドル5がα角度
(本実施例では約80°)以上に操作されると、前記第
1のリードスイッチ28aもしくは前記第2のリードス
イッチ28bが前記マグネット27を検知してオンする
ようになっている。
【0034】次に、上記構成における本発明の実施例に
ついて、図7のフローチャートに基づき説明する。
【0035】まず、前記電源スイッチ15が「入」にな
り、前記電源リレースイッチ30がオンになっていると
次のステップに進む(S1)。
【0036】次に、前記ウインカーランプスイッチ16
をオンにすると(S2)、前記ウインカーランプ21は
点滅を開始する(S3)。
【0037】次に、前記第1のリードスイッチ28a、
もしくは前記第2のリードスイッチ28bがオフである
とき、即ち前記ハンドル5の角度がα角度(本実施例で
は80°)未満で(S4)、前記エンコーダ38が検知
した走行速度が所定速度(本実施例では時速3km)以
上を(S5)所定時間(本実施例では0.5秒)継続さ
れていると(S6)、前記ウインカー回路43からの信
号出力が停止され点滅を終了し(S7)、前記第1のリ
ードスイッチ28a、もしくは前記第2のリードスイッ
チ28bがオンであるとき、即ち前記ハンドル5の角度
がα角度(本実施例では80°)以上の時は点滅を継続
している(S4)。
【0038】更に、前記エンコーダ38が検知した走行
速度が所定速度(本実施例では時速3km)未満を(S
5)、所定時間(本実施例では1.5秒)継続されてい
ると(S8)、前記ウインカー回路43からの信号出力
が停止され点滅を終了する(S7)。
【0039】以上のように、前記車体1に乗車して走行
しているときに、前記ウインカーランプスイッチ16を
動作させた後、例えば左折もしくは右折が終了するまで
に直進走行や前記ハンドル5を頻繁に左右方向に操作し
て蛇行しながら走行する交差点の場合、直進方向に操作
された前記ハンドル5の角度がα角度(本実施例では8
0°)よりも小さいことを前記ハンドル角度検知回路4
2が検知しても、前記所定時間Tが経過するまでに再び
旋回する方向に操作されることで角度がα角度(本実施
例では80°)よりも大きくなるため、前記ウインカー
ランプ21は点滅を継続し、前記ハンドル5が直進方向
で前記所定時間Tを継続している時、即ち、明らかに直
進走行をしているときには前記ウインカーランプ21の
点滅を終了するので、左折もしくは右折の途中で一時的
に前記ハンドル5を直進方向に操作しても前記ウインカ
ーランプ21の点滅が終了することがなくなり、周囲の
車両の運転者や歩行している人に操向方向を確実に報知
することができると共に直進走行時の消し忘れがなくな
るという効果がある。
【0040】更に、前記ウインカーランプスイッチ16
は、押さなければ常にオフ状態、即ち常開スイッチを使
用しているため、前記ウインカーランプ21の点滅を動
作させるときだけ前記ウインカーランプスイッチ16を
オンすればよく、前記ウインカーランプ21の点滅が終
了した後、元に戻すという操作の必要がないので、再び
前記ウインカーランプ21の点滅を動作させるときの操
作性が向上するという効果がある。
【0041】また、前記ハンドル角度検知回路42は、
前記ハンドル5に取り付けられた前記マグネット27
と、前記マグネット27を検知する固定された前記リー
ドスイッチ28から構成されていることにより、前記マ
グネット27は前記ハンドル5の操作と連動して回転
し、前記マグネット27の磁場を前記リードスイッチ2
8が検知するので、多大な費用を掛けずに前記ハンドル
5の角度を正確に検知することできるという効果があ
る。
【0042】また、前記所定時間Tは、走行速度が速い
ほど短くしているので(本実施例では時速3km以上は
0.5秒で、時速3km未満は1.5秒)、前記ウイン
カーランプスイッチ16をオンさせた後、左折もしくは
右折が終了して、前記ハンドル5が直進方向で前記所定
時間T(本実施例では時速3km以上は0.5秒で、時
速3km未満は1.5秒)を継続した時、即ち、明らか
に直進走行が開始されたと判断したときには前記ハンド
ル5の点滅を走行速度が速いほど早く終了するので、周
囲の車両の運転者や歩行している人に旋回終了後も長く
報知手段を報知していることがなくなるという効果があ
る。
【0043】次に、上記構成における本発明の他の実施
例について、図8のフローチャートに基づき説明する。
尚、実施例と同一部分については説明を省略する。
【0044】前記ウインカーランプスイッチ16がオン
すると、前記ウインカーランプ21は点滅を開始してか
ら(S3)、所定距離(本実施例では800m)が走行
されるまでは点滅を継続し(S4)、所定距離を走行し
終えると点滅を終了する(S5)。
【0045】以上のように、前記車体1に乗車して走行
しているときに、例えば交差点等で使用者が前記ウイン
カーランプスイッチ16をオンにした後、前記ウインカ
ーランプ21を点滅させて右折もしくは左折をしようと
したときに、点滅を開始してから前記所定距離(本実施
例では80m)が走行されると点滅は終了するので、左
折もしくは右折が終了する時には点滅は終了することに
なり、周囲の車両の運転者や歩行している人に操向方向
を確実に報知することができると共に誤報をすることが
なくなるという効果がある。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、駆動輪を駆
動する駆動装置と、操向方向を指示する操向手段と、前
記操向方向を報知する報知手段と、該報知手段を動作さ
せるスイッチとを備え、前記操向手段の角度を検知する
検知手段を設け、前記報知手段は、前記スイッチを動作
させた後、前記検知手段が予め設定した所定値より小さ
い操向角度を所定時間Tを継続して検知したときに前記
報知手段の動作を終了することにしたので、前記スイッ
チを動作させた後、前記操向手段の角度が前記所定値よ
りも小さくなることがあっても、前記所定時間Tが経過
するまでに再び旋回する方向に操作されれば角度が前記
所定値より大きくなるため、前記報知手段は報知を継続
しているので、左折もしくは右折の途中で一時的に前記
操向手段を直進方向に操作しても前記報知手段の動作が
終了することがなくなり、周囲の車両の運転者や歩行し
ている人に操向方向を確実に報知することができ安全性
が向上すると共に直進走行時の消し忘れがなくなる等の
効果を奏する。
【0047】本発明の請求項2によると、前記スイッチ
は、常開スイッチにしたので、前記スイッチは操作をし
なければ常にオフ状態となっているため、前記報知手段
の報知を動作させるときだけ前記スイッチを操作すれば
よく、前記報知手段の動作が終了した後、元に戻すとい
う操作の必要がないので、前記報知手段を動作させると
きの操作性が向上する等の効果を奏する。
【0048】本発明の請求項3によると、前記検知手段
は、前記操向手段に取り付けられたマグネットと、前記
マグネットを検知する固定されたリードスイッチからな
ることにしたので、前記マグネットは前記操向手段の操
作と連動して回転し、前記マグネットの磁場を前記リー
ドスイッチが検知するので、前記操向手段の角度を多大
な費用を掛けずに正確に検知することできる等の効果を
奏する。
【0049】本発明の請求項4によると、前記所定時間
Tは、走行速度が速いほど短くしたので、前記スイッチ
を操作した後、左折もしくは右折が終了して明らかに直
進走行が開始した時には、その直進走行している時の走
行速度が速いほど前記報知手段の動作を早く終了するの
で、周囲の車両の運転者や歩行している人に旋回終了後
も長く報知手段を報知していることがなくなる等の効果
を奏する。
【0050】本発明の請求項5によると、駆動輪を駆動
する駆動装置と、操向方向を指示する操向手段と、前記
操向方向を報知する報知手段と、該報知手段を動作させ
るスイッチとを備え、走行状態を検知する走行状態検知
手段を設け、前記報知手段は、前記スイッチを動作させ
た後、前記走行状態検知手段が所定距離を走行したこと
を検知したときに前記報知手段の動作を終了することに
したので、例えば、交差点等で前記スイッチを操作した
後、前記走行距離検知手段が前記所定距離を走行したこ
とを検知した時、即ち左折もしくは右折が終了する時に
は前記報知は終了するので、報知手段を報知したままで
直進走行をすることがなくなり、周囲の車両の運転者や
歩行している人に操向方向を確実に報知することができ
る共に誤報をすることがなくなる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電動四輪車の全体横面図
である。
【図2】同本体の全体上面図である。
【図3】同本体の全体全面図である。
【図4】同本体のハンドル軸付近を示す要部上面図であ
る。
【図5】同本体の検知手段を示す上面図である。
【図6】同実施例の制御回路を示すブロック図である。
【図7】同実施例の動作を示すフローチャートである。
【図8】同他の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
3 駆動輪(後輪) 2 駆動装置(モータ) 5 操向手段(ハンドル) 21 報知手段(ウインカーランプ) 16 スイッチ(ウインカーランプスイ
ッチ) 42 検知手段(ハンドル角度検知回
路) 38 走行状態検知手段(エンコーダ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動輪を駆動する駆動装置と、操向方向
    を指示する操向手段と、前記操向方向を報知する報知手
    段と、該報知手段を動作させるスイッチとを備え、前記
    操向手段の角度を検知する検知手段を設け、前記報知手
    段は、前記スイッチを動作させた後、前記検知手段が予
    め設定した所定値より小さい操向角度を所定時間T継続
    して検知したときに前記報知手段の動作を終了すること
    を特徴とする車両。
  2. 【請求項2】 前記スイッチは、常開スイッチにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、前記操向手段に取り付
    けられたマグネットと、前記マグネットを検知する固定
    されたリードスイッチからなることを特徴とする請求項
    2記載の車両。
  4. 【請求項4】 前記所定時間Tは、走行速度が速いほど
    短くしたことを特徴とする請求項3記載の車両。
  5. 【請求項5】 駆動輪を駆動する駆動装置と、操向方向
    を指示する操向手段と、前記操向方向を報知する報知手
    段と、該報知手段を動作させるスイッチとを備え、走行
    状態を検知する走行状態検知手段を設け、前記報知手段
    は、前記スイッチを動作させた後、前記走行状態検知手
    段が所定距離を走行したことを検知したときに前記報知
    手段の動作を終了することを特徴とする車両。
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