JP2002104159A - 車 両 - Google Patents

車 両

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JP2002104159A
JP2002104159A JP2000297768A JP2000297768A JP2002104159A JP 2002104159 A JP2002104159 A JP 2002104159A JP 2000297768 A JP2000297768 A JP 2000297768A JP 2000297768 A JP2000297768 A JP 2000297768A JP 2002104159 A JP2002104159 A JP 2002104159A
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braking
circuit
signal
braking circuit
switch
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JP2000297768A
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Takahiro Yunai
隆博 勇内
Kazushi Kanjo
一志 勘場
Kazuhisa Matsumoto
和久 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マイコンなどに異常が生じても確実に停止し、
使用者にとって安全な車両を提供することを課題とす
る。 【解決手段】スイッチ20の操作によって制動装置43
を動作する車両であって、スイッチ20の操作によって
制動装置43を動作する制動回路は、第1の制動回路と
第2の制動回路とを設け、スイッチ20からの信号が入
力されてから制動装置43を動作するための信号が出力
されるまでの時間を第1の制動回路よりも第2の制動回
路が遅くなるように設定し、マイコン50の暴走や断線
等によって万一第1の制動回路に信号が出力されなかっ
ても第2の制動回路に信号が出力されて制動装置43を
確実に動作させる事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車や自動車等
の制動力を制御する車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両は、特開平10−28628
2号公報に示す如く、電動車等の車両において、 ステ
アリングポストの上部に停止用のスイッチを設け、他人
によって押圧することで走行用のモータを停止させて電
磁ブレーキによって制動するものが知られている。ま
た、このスイッチは、マイコンに接続されており、スイ
ッチを押圧するとマイコンからの信号によりモータと電
磁ブレーキに信号が出力するようになっている。
【0003】しかしながら、このような構成であれば、
マイコンが暴走状態にあってスイッチを押したとしても
モータと電磁ブレーキに信号は行かず、停止しないとい
った問題が生じる。また、マイコンへの信号線が断線し
ている場合にも同様、マイコン信号が送られず、停車し
ないといった問題が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、マイコンな
どに異常が生じても確実に停止し、使用者にとって安全
な車両を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の構成
によると、使用者が操作可能なアクセルと、該アクセル
の操作によって駆動する駆動装置、該駆動装置を制動す
る制動装置と、該制動装置を動作する制動回路と、該制
動回路に前記制動装置を動作するための信号を出力する
スイッチとを備え、前記制動回路は、第1の制動回路と
第2の制動回路とを設け、前記スイッチからの信号が入
力されてから前記制動装置を動作するための信号が出力
されるまでの時間を第1の制動回路よりも第2の制動回
路が遅くなるように設定したことを特徴とする。
【0006】従って、アクセルによって駆動装置が駆動
して走行し、スイッチの操作によって制動装置が動作し
て停止する。この時、スイッチを押圧すると第1の制動
回路と第2の制動回路とに信号が出力されるので、マイ
コンの暴走や断線等によって万一第1の制動回路に信号
が出力されなかっても第2の制動回路に信号が出力され
るので制動装置を動作させて停止させる事ができる。
【0007】また、請求項2の構成によると、前記スイ
ッチからの信号は、第1の制動回路と第2の制動回路に
同時に出力されることを特徴とするので、スイッチの部
分に特別な回路を設ける必要が無く、簡単な構成で安全
性を向上させる事ができる。
【0008】更に、請求項3の構成によると、前記第2
の制動回路は、遅延回路を内蔵したので、簡単な回路構
成によって第1の制動回路と第2の制動回路の出力をず
らせる事ができる。
【0009】更に請求項4の構成によると、前記第1の
制動回路は、前記制動装置を段階的に動作し、前記第2
の制動回路は瞬時に前記制動装置を動作するので、通常
の停止時は徐々に減速し、万一第1の制動回路で停止し
ない時は第2の制動回路によって瞬時に停止するので、
安全である。
【0010】また、請求項5の構成によると、前記第2
の制動回路が制動装置を動作する時間は、前記第1の制
動回路によって停止するまでの時間よりもわずかに長く
したことを特徴とするので、正常な状態で第1の制動回
路による減速中に、第2の制動回路によって急停車して
しまうことがないので、乗り心地も向上する。
【0011】そして、請求項6の構成によると、前記ス
イッチは、使用者が操作可能なブレーキレバーに設けた
ので、オートバイや自転車のブレーキの感覚でブレーキ
操作をすることで停車ができ、普遍的な動作で停車させ
ることができ、安全性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、電動四輪
車を例に図面に基づき詳述する。
【0013】1は、後部左右に後述する駆動装置である
モータ41により回転駆動される駆動輪、即ち後輪2
と、前部には回転自在に設けられ操舵される左右の操向
輪、即ち前輪3とが設けられた電動四輪車の本体で、該
本体1は、前記前輪2に連結されたハンドル軸(図示せ
ず)の上端にループ形状をしたハンドル4が設けられて
いる。
【0014】5は、前記本体1の後部に設けられた回転
自在のシートで、該シート5はシート5の下部に回動可
能なレバー6を有しており、上方に回動操作することで
シート5の固定が解除されて回転可能になり、中央と左
右でシート5が固定できるようになっている。また、7
は、肘掛けである。
【0015】8は、前記前輪2の上方で前記ハンドル4
下部に亘って形成された前記本体1前部に設けられた樹
脂製のフロントカウルで、該フロントカウル8の前部に
は小物を収納できる上方が開放されたかご9か設けられ
ている。
【0016】10は、前記本体1の後方で前記シート5
下方に設けられたリヤカバーで、該リヤカバー10は、
後述するバッテリ36や制御ボックス44等を覆うよう
になっている。また、前記リヤカバー10は前記後輪2
を覆うためのリヤフェンダー11を形成している。
【0017】12は、前記フロントカウル8の左右に設
けられた表示器、即ちウインカーで、該ウインカー12
は使用者の操作によって点滅し周囲の人や車に曲がる方
向を報知できるようになっている。
【0018】13は、前記前輪3と後輪2との間に設け
られ、前記シート5に使用者が乗車した時に足を置くた
めのフロアで、該フロア13は、前記フロントカウル8
の下方にまで延長しており、その左右には上方に膨出し
て前記前輪3を覆うフロントフェンダー14が形成され
ている。
【0019】15は、前記ハンドル4のループ内を前後
に連結したパネル部で、該パネル部15には、警笛をな
らすための警報スイッチ16、その左右には曲がる際に
前記ウインカー12を点滅させるためのウインカースイ
ッチ17が設けられており、該ウインカースイッチ17
は右側のスイッチを入れると右側のウインカーが点滅
し、左側のスイッチを入れると左側のウインカーが点滅
し、所定の時間が経過すると自動的に消灯するようにな
っている。また、18は、進行方向を切り換える切換ス
イッチで、19は、複数のLEDからなるバッテリ残量
表示灯で、20は、押さえたときに停止する非常停止ス
イッチで、該非常停止スイッチ20は使用者のみならず
周囲の人も押さえることができるようになっている。更
に、21は、最高速度を調整するための速度調整ツマミ
で、該速度調整ツマミ21は時速2キロから6キロの間
で自由に可変できるようになっている。
【0020】22は、前記ハンドル4内に上方に付勢さ
れ下方に押さえることで速度調節できるアクセルレバー
で、該アクセルレバー22はシャフトによって連結して
おり、左右が連動している。
【0021】次に、前記本体1を構成するフレームにつ
いて、図3乃至図6に基づき説明する。
【0022】30は、本体1を構成する丸パイプからな
るメインフレームで、該メインフレーム30は前記前輪
3間から徐々に幅広に形成され前記フロア13下方から
幅広で前記後輪2付近まで形成されている。そして、前
記メインフレーム30後端部分は丸パイプを板状に押さ
えることによってメインフレーム30内への水等の混入
を防ぐようになっている。更に、この部分には後述する
サスペンション38が取り付けられるようになってい
る。
【0023】31は、前記メインフレーム30に懸架さ
れ前記フロア13を補強するためのフロアフレームで、
該フロアフレーム31は、前記前輪3側で前記メインフ
レーム30の上から嵌合した車幅方向に延びるフレーム
と、そのフレームから間隔を開けて前後方向に設けられ
た4本のフレームと、このフレームに接合されフロア1
3後端で前記メインフレーム30に懸架するフレームと
から構成している。
【0024】32は、前記前輪3を支持するための前輪
保持パイプで、該前輪保持パイプ32は前記前輪3が左
右に操向可能に設けられている。
【0025】33は、前記ハンドル4に連結されるハン
ドルパイプで、該ハンドルパイプ33はメインフレーム
30の前部に取り付けられたフロントフレーム30に対
して回転自在に取り付けられ、前記ハンドル4を回動さ
せたときに挿通固定された回動板34が一体に回動する
ようになっている。また、前記回動板34にはそれぞれ
の前記前輪3と連結するアーム35が取り付けられてお
り、回動板34の回動、即ちハンドル4が操作されたと
きにアーム35によって左右に操舵されるようになって
いる。また、ハンドルパイプ33外周で回動板34に固
定されたギヤ34Aが設けてあり、ハンドル4の回動と
共に、ギヤ34A、回動板34が共に回動するようにな
っている。
【0026】36は、前記シート5下部の左右に配置さ
れたバッテリで、該バッテリ36の上部には充電をする
ためのコードリール(図示せず)が設けられている。
【0027】37は、前記メインフレーム30後端に設
けられる左右のサスペンション38を介して設けられる
駆動装置で、該駆動装置37は後輪2を連結する車軸3
9と、車軸39の途中にデファレンシャルを有する減速
機40を設け、該減速機40に連結するモータ41を車
軸39の上方に配置している。そして、前記サスペンシ
ョン38は、前記メインフレーム30と、メインフレー
ム30に対して揺動する揺動フレーム42との間に設け
られ、前記駆動装置37は、前記揺動フレーム42に取
り付けられている。また、前記モータ41には、通電を
することによって解除し、通電がないときにバネの付勢
力によって制動する制動装置である電磁ブレーキ43が
設けてある。即ち、前記後輪2に衝撃があったとき、前
記後輪2は前記駆動装置37と共に前記サスペンション
38によってメインフレーム30に対して揺動するよう
になっている。
【0028】44は、前記駆動装置37と前記バッテリ
36との間に配置され前記メインフレーム30に取り付
けられた金属製の制御ボックスで、該制御ボックス44
には前記モータ41を駆動したり前記パネル部15の表
示等を制御する制御回路が内蔵されているほか、前記バ
ッテリ36の充電を行う充電回路も内蔵されている。
【0029】そして、この制御ボックス44は、モータ
41から発生する電磁波が制御回路に悪影響を与えない
ように遮蔽する役目を果たしている。
【0030】次に、前記回動板34の説明を図7に基づ
き説明する。
【0031】45は、前記回動板34のギヤ34Aに噛
み合うギヤ45Aを設け、ギヤ34Aの回動と共にギヤ
45Aが回転して抵抗値が変わる可変抵抗器で、この抵
抗値の変化量に応じてハンドル4がどれだけ回動したか
が分かるようになっている。このギヤ34と可変抵抗器
45からなる構成を舵角検知手段という。
【0032】46は、前記フロントフレーム32に固定
して取り付けられた円弧状のプレートで、該プレート4
6には前記可変抵抗器45が取り付けられている。
【0033】47は、ハンドル4に取り付けられたブレ
ーキレバーで、ブレーキレバー47は操作することで前
記停止スイッチ20が動作したときと同様、停止動作を
する。
【0034】次に、本実施例の制御回路について、図8
に基づき説明をする。
【0035】50は、前記速度調節ツマミ21の操作に
よって変わる電圧変化や、アクセルレバー22の操作に
よって変わる電圧変化、ウインカースイッチ17や切換
スイッチ18からの信号を入力し、前記モータ41の駆
動力等を制御するマイコンで、該マイコン50は、電源
スイッチ51を入れることで電源回路54によって5ボ
ルトに降圧して電源供給されると共に、リレーコイル5
2に通電することでモータ41が通電可能になってい
る。
【0036】55は、前記アクセルレバー22の操作に
連動して抵抗値が変化するアクセルボリウムで、該アク
セルボリウム55は抵抗値の変化を電圧変化にしてアク
セル入力回路56を介して前記マイコン50に出力する
ようになっている。
【0037】57は、前記後輪2の回転数、及び回転方
向を検知するエンコーダで、該エンコーダ57の信号も
前記マイコン50に入力されるようになっている。
【0038】58は、前記マイコン50からの指示によ
り前記電磁ブレーキ43を動作するための第1の制動回
路、即ち電磁ブレーキ駆動回路で、該電磁ブレーキ駆動
回路58は、通電を開始すると電磁ブレーキ43は解除
され、通電を停止すると電磁ブレーキ43は内蔵したバ
ネの付勢力によって制動するようになっている。
【0039】59は、前記マイコン50に接続され前記
ウインカースイッチ17をウインカー12の点滅と連動
して点滅させたり、バッテリ36の残量表示を行うため
のバッテリ表示灯19のLEDを点灯させるための表示
駆動回路である。
【0040】60は、前記マイコン50に接続され前記
ウインカースイッチ17の操作によって操作された方向
のウインカー12を点滅させるためのウインカー回路で
ある。
【0041】61は、前記マイコン50とモータ41に
接続され前記マイコン50からのPWM信号からなる出
力信号によってモータ41を駆動するモータ駆動回路で
あり、該モータ駆動回路61に出力される出力信号は、
前記速度調節ツマミ21によって指示される速度を最高
速度とし、前記アクセルボリウム55によって指示され
る指示値によってマイコン50内で演算することで出力
するようになっている。そして、この出力信号は、前記
エンコーダ57からの値によってフィードバックされ、
正しい指示値になるように補正されてモータ41は駆動
するようになっている。
【0042】62は、前記停止スイッチ20を押圧した
ときの信号がマイコン50と同時に入力される遅延回路
で、該遅延回路62は、図9に示す如く、抵抗と電解コ
ンデンサからなるCR回路、そのCR回路に接続される
インバータ、そして、インバータに接続されるフリップ
フロップとから構成されている。そして、このフリップ
フロップには、AND回路が接続されている。このAN
D回路は、マイコンからの駆動信号とフリップフロップ
からの信号が入力されるようになっている。この遅延回
路62に接続されているインバータは、所定電圧で信号
が出力されるようになっており、CR回路の電圧が所定
値以上になったときに信号が出力するようになってい
る。また、フロップフロップはインバータから出力され
る状態を保持する機能を有し、一旦インバータから信号
が入力されるとその状態を保持するようになっている。
即ち、停止スイッチ20が押圧されると、マイコン50
とは別に遅延回路62にも信号が入力され、CR回路に
よって遅延されてAND回路に信号が入力される。その
時、マイコン50から駆動信号が入力されていたとして
も駆動回路は出力されず、モータ41は停止をすること
になる。
【0043】また、停止スイッチ20が押圧されてフリ
ップフロップから信号が出たとき、同時に電磁ブレーキ
43側に接続したAND回路にも信号が出力され、走行
中通電することで電磁ブレーキ43を開放している信号
を停止させて電磁ブレーキ43を制動状態にする。この
ように、図9に示す遅延回路62とAND回路を合わせ
て第2の制動回路という。
【0044】図10に示すタイムチャートは、停止スイ
ッチ20が押圧されたときから制動動作に移るまでのタ
イムチャートを示しており、上図が通常停止時の制動信
号を示し、下図が遅延回路62によって制動する場合の
タイムチャートを示している。
【0045】まず、停止スイッチ20が押されると、マ
イコン50に信号が入力され、最初の所定時間、モータ
駆動回路61からの信号によって発電制動が動作して減
速する。その後電磁ブレーキ駆動回路58からの信号に
より電磁ブレーキ43が動作して停止する。停止スイッ
チ20が押されるとマイコン50に信号が出力されるの
と同時に遅延回路62にも信号が出力されており、上記
の通常停止にかかる時間程度、本実施例では4秒程度遅
らせて、AND回路に信号出力し、駆動信号を停止させ
ると共に電磁ブレーキ43を動作させて停止するように
なっている。
【0046】このように、停止スイッチ20が押圧され
ると同時に2つの制動回路に出力し、片側が動作しなか
った場合にもう一方を遅延して動作するので、万一制動
しなくても確実に制動をすることができる。
【0047】上述する実施例では、停止スイッチ20が
押圧された時の制動について記載したが、ブレーキレバ
ー47が操作されたときにスイッチが動作し、停止スイ
ッチ20と同様の制動動作が行われるように構成しても
よい。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によると、制動
装置を動作するための第1の制動回路と第2の制動回路
とを設け、スイッチからの信号が入力されてから制動装
置を動作するための信号が出力されるまでの時間を第1
の制動回路よりも第2の制動回路が遅くなるように設定
したので、マイコンの暴走や断線等によって万一第1の
制動回路に信号が出力されなかっても第2の制動回路に
信号が出力されるので制動装置を動作させて停止させる
事ができ、安全性が向上する等の効果を奏する。
【0049】また、請求項2の構成によると、スイッチ
からの信号は、第1の制動回路と第2の制動回路に同時
に出力されることを特徴とするので、スイッチの部分に
特別な回路を設ける必要が無く、簡単な構成で安全性を
向上させる事ができる等の効果を奏する。
【0050】更に、請求項3の構成によると、第2の制
動回路は、遅延回路を内蔵したので、簡単な回路構成に
よって第1の制動回路と第2の制動回路の出力をずらせ
る事ができる等の効果を奏する。
【0051】更に請求項4の構成によると、第1の制動
回路は、制動装置を段階的に動作し、第2の制動回路は
瞬時に制動装置を動作するので、通常の停止時は徐々に
減速し、万一第1の制動回路で停止しない時は第2の制
動回路によって瞬時に停止するので、安全性が向上する
等の効果を奏する。
【0052】また、請求項5の構成によると、第2の制
動回路が制動装置を動作する時間は、第1の制動回路に
よって停止するまでの時間よりもわずかに長くしたこと
を特徴とするので、正常な状態で第1の制動回路による
減速中に、第2の制動回路によって急停車してしまうこ
とがないので、乗り心地が向上する等の効果を奏する。
【0053】そして、請求項6の構成によると、スイッ
チは、使用者が操作可能なブレーキに設けたので、オー
トバイや自転車のブレーキの感覚でブレーキ操作をする
ことで停車ができ、普遍的な動作で停車させることがで
き、安全性が向上する等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電動四輪車の全体側面図
である。
【図2】同全体上面図である。
【図3】同フレームの構成を示す全体上面図である。
【図4】同駆動装置付近の構成を示す上面図である。
【図5】同駆動装置付近の構成を示す側面図である。
【図6】同駆動装置付近の構成を示す後方側面図であ
る。
【図7】同角度センサの構成を示す上面図である。
【図8】同制御回路を示すブロック図である。
【図9】同遅延回路の具体的な構成を示す回路図であ
る。
【図10】同停止スイッチが動作した時のタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
22 アクセル 41 モータ(駆動装置) 43 電磁ブレーキ(制動装置) 58 電磁ブレーキ駆動回路(制動回
路) 20 停止スイッチ(スイッチ) 62 遅延回路
フロントページの続き (72)発明者 松本 和久 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3D046 BB01 CC06 EE01 HH02 KK11 MM16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が操作可能なアクセルと、該アク
    セルの操作によって駆動する駆動装置、該駆動装置を制
    動する制動装置と、該制動装置を動作する制動回路と、
    該制動回路に前記制動装置を動作するための信号を出力
    するスイッチとを備え、前記制動回路は、第1の制動回
    路と第2の制動回路とを設け、前記スイッチからの信号
    が入力されてから前記制動装置を動作するための信号が
    出力されるまでの時間を第1の制動回路よりも第2の制
    動回路が遅くなるように設定したことを特徴とする車
    両。
  2. 【請求項2】 前記スイッチからの信号は、第1の制動
    回路と第2の制動回路に同時に出力されることを特徴と
    する請求項1記載の車両。
  3. 【請求項3】 前記第2の制動回路は、遅延回路を内蔵
    したことを特徴とする請求項1記載の車両。
  4. 【請求項4】 前記第1の制動回路は、前記制動装置を
    段階的に動作し、前記第2の制動回路は瞬時に前記制動
    装置を動作する請求項1記載の車両。
  5. 【請求項5】 前記第2の制動回路が制動装置を動作す
    る時間は、前記第1の制動回路によって停止するまでの
    時間よりもわずかに長くしたことを特徴とする請求項4
    記載の車両。
  6. 【請求項6】 前記スイッチは、使用者が操作可能なブ
    レーキレバーに設けたことを特徴とする請求項1記載の
    車両。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248942A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Showa Aircraft Ind Co Ltd 車輌停止機構
CN109602551A (zh) * 2018-11-21 2019-04-12 韩雪 有刷电机电动轮椅车的自动刹车电路及控制方法

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