JP2001333615A - コンバインの刈取部スライドロック構造 - Google Patents

コンバインの刈取部スライドロック構造

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JP2001333615A
JP2001333615A JP2000161319A JP2000161319A JP2001333615A JP 2001333615 A JP2001333615 A JP 2001333615A JP 2000161319 A JP2000161319 A JP 2000161319A JP 2000161319 A JP2000161319 A JP 2000161319A JP 2001333615 A JP2001333615 A JP 2001333615A
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JP
Japan
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lever
lock lever
lock
reaping part
support
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JP2000161319A
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English (en)
Inventor
Nagakane Yoshida
修務 義田
Keiji Kodama
啓治 児玉
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体前方に位置する刈取部を、平行リンク機
構によりスライド操作して左右位置を切り換え可能に構
成したコンバインにおいて、前記刈取部の左右位置を位
置決めするロックレバーの操作性を向上させる。 【解決手段】 刈取部2の左右位置を位置決めするロッ
クレバー26と、該ロックレバー26と間隔を有して対
置するサポートレバー27を同時に把持して、前記ロッ
クレバー26の位置決めを解除し、前記刈取部2をスラ
イド操作するようにしたコンバインにおいて、前記ロッ
クレバー26とサポートレバー27の把持部の間隔28
を、該把持部の終端側Eほど広くなるように拡開して形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインにおけ
る刈取部のスライドロック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンバインにおいては、
機体前方に位置する刈取部を平行リンク機構により左右
スライド切り換え可能に構成し、通常の刈取作業や中割
り作業等の作業内容に応じて刈取部の左右位置を切り換
えるようにしたものが既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記従来のも
のは、前記平行リンク機構のリンク部には複数の嵌入孔
が設けられ、刈取部の位置をスライドさせて左右に切り
換えた時、前記嵌入孔に固定ピンを差し込んでリンク部
を固定するようにし、かつ、前記固定ピンは刈取部をス
ライド操作する操作レバー(ロックレバー)と一体に形
成され、該操作レバーによりスライド操作とロック解除
操作を行うように構成されているが、ロック解除に比較
的大きな力が必要で操作し難い問題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
実状に基づく課題を解決することを目的として創案され
たものであって、機体前方に位置する刈取部を、平行リ
ンク機構によりスライド操作して左右位置を切り換え可
能に構成したコンバインにおいて、前記刈取部の左右位
置を位置決めするロックレバーと、該ロックレバーと間
隔を有して対置するサポートレバーを設け、両レバーを
同時に把持して、ロックレバーをサポートレバー方向に
移動操作することによりロックレバーの位置決めを解除
するように構成すると共に、前記ロックレバーとサポー
トレバーの把持部の間隔を、該把持部の終端側ほど広く
なるように拡開して形成したことを第1の特徴としてい
る。
【0005】そして、前記ロックレバーとサポートレバ
ーを同時に把持して、前記ロックレバーの位置決めを解
除した状態で、前記両レバーの間に、空間を確保するス
トッパー機構を設けたことを第2の特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。まず図1において1はコンバインであっ
て、該コンバイン1は、穀稈を刈取る刈取部2、刈取っ
た穀稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3、選別した
穀粒を貯溜する穀粒タンク4、脱穀済みの排稈を排出処
理する後処理部5、左右一対のクローラ走行装置を備え
る走行部6、運転席7及び各種の操作具が設けられる操
作部8等で構成されている。そして、前記刈取部2は、
未刈り穀稈を分草するデバイダ9、分草された穀稈を引
き起こす引起し装置10、穀稈の株元側を掻き込む掻き
込み装置(図示せず)、掻き込まれた穀稈の株元を切断
する刈刃(図示せず)、刈取穀稈を集稈し、かつ後方に
搬送する株元搬送装置(図示せず)、縦姿勢の穀稈を横
姿勢に変姿させながら脱穀部3に向けて搬送する扱深さ
搬送体(図示せず)等を備えるが、これらの基本構成は
何れも従来通りである。
【0007】11は機体前部に左右方向を向いて配設さ
れる筒状の刈取駆動ケースであって、該刈取駆動ケース
11に内装される刈取駆動軸12は、トランスミッショ
ン(図示せず)から入力プーリ13を介して入力した動
力を、屈曲自在な刈取動力伝動軸14を介して刈取部2
に伝動するが、刈取駆動ケース11は、刈取駆動軸12
を回動中心として回動自在に支持されている。
【0008】一方、15は左右方向を向いて配設される
刈取駆動力分配ケースであって、該刈取駆動力分配ケー
ス15に内装される刈取駆動力分配軸(図示せず)は、
刈取動力伝動軸14を介して刈取駆動軸12から入力し
た動力を、刈取駆動力分配ケース15の左右両端部に立
設される筒状の引起しホルダ16内を経由して引起し装
置10に伝動すると共に、刈取駆動力分配ケース15の
中間部から株元搬送装置等に動力伝動する。また、刈取
部2のメインフレームを兼ねる刈取駆動力分配ケース1
5には、前方に突出する複数のデバイダ支持フレーム1
7等が一体的に組み付けられている。
【0009】18は、機体前部から前下方に延出する刈
取支持フレームであって、該刈取支持フレーム18は、
回動自在な刈取駆動ケース11に基端部が一体的に連結
されると共に、中間部に連結されるリフトシリンダSの
伸縮に基づいて昇降作動(上下回動)する。そして、前
記刈取支持フレーム18の先端部には、左右方向に延出
するリンク支持フレーム19が一体的に設けられてい
る。
【0010】20は、平行リンク機構21を構成する左
右一対のリンクアームであって、該リンクアーム20の
回動支点側ボス部20aは、前記リンク支持フレーム1
9の左右両端部に固設されるコの字状のリンクホルダ2
2に支点軸23を介して左右揺動自在に連結されてい
る。そして、前記リンクアーム20の先端側ボス部20
bは、刈取部2に固設されるリンクホルダ24に支軸2
5を介して連結されている。即ち、機体前部から前下方
に延出する刈取支持フレーム18の先端部に、平行リン
ク機構21を介して刈取部2を左右スライド自在に連結
しているので、通常の刈取作業(左回り刈り)において
は、左側走行クローラが未刈り地側穀稈から離間するよ
う前記刈取部2を左側位置(走行機体から左側に突出す
る位置)にスライドさせ、一方未刈り地内に機体を進入
させるいわゆる中割り作業や、畦際刈り作業では、前記
前処理部を右側位置(機体の略正面位置)にスライドさ
せて未刈り穀稈の踏み倒しを防止することができるよう
になっている。
【0011】26は前記平行リンク機構21のロックレ
バーであって、略L字形状に形成されている。前記ロッ
クレバー26の下端側においては、固定ピン26aを一
体的に形成し、該固定ピン26aは、前記リンクホルダ
24に立設した案内筒24aに挿入されている。そし
て、前記ロックレバー26は、前記リンクホルダ24の
案内筒24aの上側に装着した支持部材24bに挿通し
て支持されている。また、前記案内筒24aの上側位置
において、ロックレバー26に回り止めプレート24c
を固着し、該回り止めプレート24cと前記支持部材2
4bの間に保持スプリング29を介入させて、常に固定
ピン26aを突出側(下側)に付勢させている。
【0012】そして、前記平行リンク機構21を構成す
るリンクアーム20の先端側ボス部20bには、水平方
向に突出する扇形状のフランジ部20cを一体形成する
と共に、該フランジ部20cには複数の嵌入孔20dが
設けられ、刈取部2の位置をスライドさせて左右に切り
換えた時、前記嵌入孔20dに前記ロックレバー26の
固定ピン26aを差し込んで前記平行リンク機構21を
固定するようにしている。
【0013】また、図4に示すように刈取駆動力分配ケ
ース15の左右両端部に立設される筒状の引起しホルダ
16の一側には、前記平行リンク機構21のロックレバ
ー26と間隔28を有して対置するサポートレバー27
が固着されていて、両レバー26、27を同時に把持し
て、ロックレバー26をサポートレバー27方向に移動
操作することによって、前記嵌入孔20dへの固定ピン
26aの嵌入が解除される。次いで、前記両レバー2
6、27を把持したままで左端又は右端に手動でスライ
ド操作すると刈取部2を横移動できる。また、前記ロッ
クレバー26とサポートレバー27からなる把持部の間
隔28を、該把持部の終端側(E)ほど広くなるように
拡開して形成(図4において、B<A)することによっ
て手指の把持力が有効に作用するので、前記嵌入孔20
dへの固定ピン26aの嵌入解除が無理なく行えるよう
になる。
【0014】また、上記の如くロックレバー26とサポ
ートレバー27を同時に把持し、ロックレバー26をサ
ポートレバー27方向に移動操作してゆくと、ロックレ
バー26に固着されている回り止めプレート24cと、
前記支持部材24bとの間に介入させてある保持スプリ
ング29が概ね全圧縮して密着状態となり、それ以上ロ
ックレバー26をサポートレバー27方向に移動できな
くなる。この時、前記嵌入孔20dへの固定ピン26a
の嵌入が解除されていると共に、前記両レバー26、2
7の間で手指が挟まれないような空間C(図4)が確保
されており、安全なレバー操作が行える。即ち、前記支
持部材24bと回り止めプレート24c及び保持スプリ
ング29によって、前記両レバー26、27の間で手指
が挟まれないようにするストッパー機構Sを形成してい
る。
【0015】尚、前記把持部は、地面から概ね300m
m程度の高さに構成されており、該把持部の操作性を損
なうことなく作業可能である。尚、前記ロックレバー2
6の固定ピン26aを保持スプリング29によって、突
出側(下側)に付勢せず、ロックレバー26の手動操作
力又は自重で固定ピン26aを嵌入孔20dに嵌入させ
るように構成してもよく、その場合の固定ピン26aの
嵌入解除は、保持スプリング29の付勢力が作用しない
ので容易に行える。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
構成によれば、機体前方に位置する刈取部2を、平行リ
ンク機構21によりスライド操作して左右位置を切り換
え可能に構成したコンバインにおいて、前記刈取部2の
左右位置を位置決めするロックレバー26と、該ロック
レバー26と間隔28を有して対置するサポートレバー
27を設け、両レバー26、27を同時に把持して、ロ
ックレバー26をサポートレバー27方向に移動操作す
ることによりロックレバー26の位置決めを解除するよ
うに構成すると共に、前記ロックレバー26とサポート
レバー27の把持部の間隔28を、該把持部の終端側E
ほど広くなるように拡開して形成したことによって、前
記両レバー26、27の把持部に手指の把持力を有効に
作用させることができるようになり、ロックレバー26
によるロック解除操作が容易に行えるようになった。
【0017】また、請求項2の構成によれば、前記ロッ
クレバー26とサポートレバー27を同時に把持して、
前記ロックレバー26の位置決めを解除した状態で、前
記両レバー26、27の間に、空間Cを確保するストッ
パー機構Sを設けたことによって、前記両レバー26、
27の間で手指が挟まれることがなくなり安全なレバー
操作ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの斜視図である。
【図2】刈取部の概略側面図である。
【図3】刈取部の概略平面図である。
【図4】刈取部スライド操作レバー部の要部概略側面図
である。
【符号の説明】
2 刈取部 21 平行リンク機構 26 ロックレバー 27 サポートレバー 28 把持部の間隔 C 空間 E 把持部の終端側 S ストッパー機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前方に位置する刈取部(2)を、平
    行リンク機構(21)によりスライド操作して左右位置
    を切り換え可能に構成したコンバインにおいて、前記刈
    取部(2)の左右位置を位置決めするロックレバー(2
    6)と、該ロックレバー(26)と間隔(28)を有し
    て対置するサポートレバー(27)を設け、両レバー
    (26)、(27)を同時に把持して、ロックレバー
    (26)をサポートレバー(27)方向に移動操作する
    ことによりロックレバー(26)の位置決めを解除する
    ように構成すると共に、前記ロックレバー(26)とサ
    ポートレバー(27)の把持部の間隔(28)を、該把
    持部の終端側(E)ほど広くなるように拡開して形成し
    たことを特徴とするコンバインの刈取部スライドロック
    構造。
  2. 【請求項2】 前記ロックレバー(26)とサポートレ
    バー(27)を同時に把持して、前記ロックレバー(2
    6)の位置決めを解除した状態で、前記両レバー(2
    6)、(27)の間に、空間(C)を確保するストッパ
    ー機構(S)を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    コンバインの刈取部スライドロック構造。
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