JP2001333461A - 端末用プログラムの遠隔書換え方法 - Google Patents

端末用プログラムの遠隔書換え方法

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JP2001333461A
JP2001333461A JP2000151774A JP2000151774A JP2001333461A JP 2001333461 A JP2001333461 A JP 2001333461A JP 2000151774 A JP2000151774 A JP 2000151774A JP 2000151774 A JP2000151774 A JP 2000151774A JP 2001333461 A JP2001333461 A JP 2001333461A
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JP2000151774A
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Toru Kato
亨 加藤
Seiji Kawanishi
清司 川西
Asaki Kiyouya
朝紀 京家
Hisatoku Fukai
久徳 深井
Kuni Shoji
久仁 庄司
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視端末が格納するプログラムの書換えに要
する手間と時間および関連する各種費用を著しく低減す
ると共に、監視端末の不稼動時間を最小限にできる端末
用プログラムの遠隔書換え方法を提供する。 【解決手段】 情報端末1、昇降機監視モジュール2
1、22および設備監視モジュール3のプログラムを書
換える場合、情報センタ7で書換え前後のプログラムを
固定サイズに分割・比較し、データの異なるブロックの
みを情報端末1へ送信すると共に、情報端末1に接続さ
れる複数のモジュールで同一のプログラムを使用してい
る場合、1回の通信で複数モジュールのプログラム更新
を指定することで通信回数を低減させる。さらに情報セ
ンタ7から情報端末1へプログラム送信後、一定時間を
持って情報端末1のプログラム書換え状態を取得するこ
とで、不稼動時間を最小限に押さえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビルに設置された昇
降機等の設備機器の動作状態を監視し、遠隔地に設けら
れた管制センタに通信回線を介して監視情報を通報する
監視端末に格納されたプログラムを遠隔地から書換える
ようにした端末用プログラムの遠隔書換え方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビルには昇降機、空調設備、照明機器、
給排水設備等の各種設備機器が設置されているが、最近
はこれらの設備機器は付設された監視端末装置を介して
遠隔監視されることが多くなった。ところで、例えば、
昇降機の保全作業において、その計画作業が年の経過に
つれて変更されることが少なくなく、また、設備の監視
内容も変化してくる。さらに空調設備においては、夏期
と冬期とでは監視内容が当然異なったものになる。
【0003】周知のように、設備機器を監視する監視端
末装置はそれに組み込まれた小型計算機により制御され
ているため、上記のように設備の監視内容が季節や年次
により変化する場合は、それに対応して計算機のプログ
ラムが書き込まれているROMに格納されたプログラム
を書換えなければならない。そこで、管制センタより通
信回線を介して監視端末装置に対して対象モジュール毎
に書換え用プログラムを送信し、監視端末装置では受信
したプログラムを使用し、自身のROMに格納されたプ
ログラムを書換え、この書換えに異常が発生した場合に
管制センタへ発報することを特徴としたプログラム書換
え方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、管制セ
ンタより監視端末装置へプログラムを送信する場合、送
信対象となる監視端末装置数が多数存在するため、変更
の発生していないデータを含めて書換え用プログラムの
全てを監視端末装置へ送信すると、その通信時間が膨大
になり、書換え作業に掛かる時間と通信回線のコストが
膨大になる。また、同一のモジュールに対しても、書換
えの要求が発生する度に書換え用プログラムを送信して
いたため、通信回数が増加し、書換え作業に掛かる時間
と通信回線のコストが膨大になる。
【0005】本発明の目的は、プログラム書換えを短時
間にかつ安価に行うことのできる端末用プログラムの遠
隔書換え方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ビルに設置された昇降機等の設備機器の動
作状態を監視する監視端末を、遠隔地に設けられたセン
タと通信回線を介して接続し、かつ、前記監視端末に格
納されたプログラムを、前記センタから書換えるように
した端末用プログラムの遠隔書換え方法において、前記
監視端末に格納されたプログラムを書換える場合に、書
換え前後のプログラムを比較し、変更部分を通信回線を
介して前記監視端末に送信するようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を詳細に説明する。
【0008】図1は本発明に係る遠隔監視システムの構
成図、図2は本発明に係るプログラム伝送処理を表すフ
ローチャート、図3は本発明に係るプログラム書換え処
理を表すフローチャート、図4は本発明に係る異常状態
検出処理を表すフローチャートである。
【0009】図1において、1は後述する情報センタお
よび管制センタと通信回線を介して選択的に接続され、
後述する昇降機監視モジュールおよび設備監視モジュー
ルを統括する情報端末、21、22は後述する昇降機の
状態を監視する昇降機監視モジュール、3は後述する設
備機器の状態を監視する設備監視モジュール、Cはこれ
らの情報端末1、昇降機監視モジュール21、22、設
備監視モジュール3が連携して設備監視を行う監視端
末、41、42は顧客ビルに設置された昇降機、5は顧
客ビルで、このビル5には多数の設備機器(図示せず)
が設置されている。6は通信回線、7は顧客ビルの昇降
機、設備機器等の実行プログラムを管理する情報セン
タ、8は顧客ビルの昇降機、設備機器等の動作状況を確
認し、後述する出動拠点端末へ情報提供を行う管制セン
タ、9は管制センタ8より受信した設備機器等の動作状
況を表示し、顧客ビルへの保守員の出動指示を行う出動
拠点端末、Aは情報端末1と昇降機監視モジュール2
1、22および設備監視モジュール3との間を接続する
通信線、Bは情報センタ7、管制センタ8および出動拠
点端末9とを接続する通信線、11、21、22
31は情報端末1、昇降機監視モジュール21、22お
よび設備監視モジュール3の他の内部構成要素を制御す
る制御部(MPU)、12、21、22、32は情
報端末1、昇降機監視モジュール21、22および設備
監視モジュール3のプログラム等の固定情報を格納する
ROM、13、21、22、33は情報端末1、昇
降機監視モジュール22、22および設備監視モジュー
ル3の一時的情報を記憶するRAM、21、22
34は昇降機監視モジュール21、22および設備監視
モジュール3とそれぞれ接続される昇降機41、42お
よび設備機器5との授受データの整合を司る入出力ポー
ト(I/O)、15、21、22、35は情報端末
1、昇降機監視モジュール21、22および設備監視モ
ジュール3間のデータ授受を司る通信ポート、16は情
報端末1の通信回線6とのデータ授受を司る通信回線用
通信ポート、71、81、91は制御部(CPU)、7
2、82、92はメモリ、73、83、93は表示部、
74、84は情報端末1と通信回線を介して接続される
通信回線用通信部、75、85、94は情報センタ7、
管制センタ8および出動拠点端末9との間でデータ授受
を司るデータ通信部、76、86、95はディスクであ
る。
【0010】昇降機41、42が運行状態にある時、昇
降機監視モジュール21、22の制御部21、22
はI/O21、22を介して受信した昇降機41、
42からの運行データを調べて、昇降機41、42の運
行状態を監視すると共に、I/O21、22を介し
て昇降機41、42に、例えば、運行指令や特定階通過
指令等の指令を発している。そして、昇降機41、42
に故障が発生した時、制御部21、22はROM2
、22に予め格納されているプログラムに従って
RAM21、22、I/O21、22、通信ポ
ート21、22をそれぞれ制御して昇降機41、4
2の故障状態を把握し、通信ポート21 、22を介
して通信線Aに故障情報を送出する。通信ポート15を
介して通信線Aから故障情報を受信した情報端末1の制
御部11はROM12に予め格納されているプログラム
に従って、RAM13、通信回線用通信ポート16をそ
れぞれ制御して、通信回線6を介して管制センタ7に昇
降機41、42の故障情報を通報する。通信回線6を介
して通信回線用通信部84が受信した情報端末1からの
故障情報は、通信線Bを介してCPU81へ送信され、
ディスク86、メモリ82を使用して故障情報の解析を
行い、通信線Bを介して表示部83へ解析結果を送信
し、故障情報を表示すると共に、出動拠点端末9のCP
U91へも解析結果を送信し、表示部93へ故障情報を
表示する。
【0011】同様に、設備機器5が稼動している時、設
備監視モジュール3の制御部31はI/O34を介して
受信した設備機器5の検出データを調べて、設備機器5
の稼動状態を監視すると共に、I/O34を介して設備
機器5、例えば、空調機器に起動指令や温度設定の変更
指令等の指令を発する。設備機器5に故障が発生した
時、制御部31はROM32に予め格納されているプロ
グラムに従ってRAM33、I/O34、通信ポート3
5をそれぞれ制御して設備機器5の故障状態を把握し、
通信ポート35を介して通信線Aに故障情報を送出す
る。通信ポート15を介して通信線Aから故障情報を受
信した情報端末1の制御部11はROM12に予め格納
されているプログラムに従って、RAM13、通信回線
用通信ポート16をそれぞれ制御して、通信回線6を介
して管制センタ7に設備機器5の故障情報を通報する。
通信回線6を介して通信回線用通信部84が受信した情
報端末1からの故障情報は、通信線Bを介してCPU8
1へ送信され、ディスク86、メモリ82を使用して故
障情報の解析を行い、通信線Bを介して表示部83へ解
析結果を送信し、故障情報を表示すると共に、出動拠点
端末9のCPU91へも解析結果を送信し、表示部93
へ故障情報を表示する。
【0012】管制センタ8から昇降機41、42に、例
えば、運行指令を発する場合は、通信回線用通信部8
4、通信回線6を介して情報端末1に昇降機起動指令を
発信する。情報端末1では、制御部11が通信回線用通
信ポート16を介して受信した昇降機起動指令を、通信
ポート15を介して昇降機監視モジュール21、22に
送信する。昇降機監視モジュール21、22では、制御
部21、22が通信ポート215、22を介して
受信した昇降機起動指令をI/O21、22を介し
て昇降機41、42へ送信する。管制センタ8から設備
機器5に各種指令を発する場合も同様である。
【0013】前記構成において、情報端末1が内蔵する
ROM12が格納するプログラムを変更する場合は、情
報センタ7の表示部73よりプログラム書換え指示が入
力される(手順S11)。プログラム書換え指示が入力
されると、通信線Bを介してCPU71に書換え指示が
発行され、メモリ72、ディスク73を使用して情報端
末1への通信開始情報を登録後、情報端末1の書換え前
後(新旧)のプログラムを抽出し、それぞれ複数のデー
タブロックに分割する(手順S12)。さらに、分割し
たデータブロックを新旧データで比較を行い、新旧デー
タの間で内容の異なるデータブロックを特定する(手順
S13)。ここで特定したデータブロック毎に、ブロッ
ク位置情報を付加してデータの圧縮を行い(手順S1
4)、圧縮したデータブロックと、例えば、書換え対象
となる情報端末1で現在稼動しているプログラムのバー
ジョン情報等の情報を付加した書換え指令とを、通信線
Bを介して通信回線用通信部74に送信し、通信回線用
通信部74より通信回線6を介して情報端末1と接続
後、プログラムの書換え指令を送信する(手順S1
5)。情報端末1では、通信回線用通信ポート16を介
して書換え指令を受信し、制御部11に送出後、書換え
指令の中に記述されている旧プログラムバージョン情報
と、情報端末1が有しているプログラムバージョンとの
比較を行う(手順S16)。比較の結果、バージョンが
一致したときは、続けて情報センタ7より圧縮したデー
タブロックの送信を行い(手順S17)、全てのデータ
ブロック送信完了後、通信を終了し(手順S18)、情
報サーバ7の通信開始情報をプログラム伝送終了情報に
更新する(手順S19)。比較の結果、バージョンが不
一致の時は、以降のプログラム送信を行わずに通信を終
了し、情報サーバ7の通信開始情報をプログラム伝送異
常終了情報に更新する(手順S110)。情報センタ7
より昇降機監視モジュール21、22および設備監視モ
ジュール3が内蔵するROM21、22、32が格
納するプログラムを変更する場合も、情報端末1が昇降
機監視モジュール21、22および設備監視モジュール
3に代わり、情報センタ7とのデータ授受を行うため、
同様である。
【0014】次に、情報端末1でプログラム受信完了後
(手順S21)、制御部11では、書換え指令の中に記
載されているデータの宛先を読出し、情報端末1、昇降
機監視モジュール21、22または設備監視モジュール
3のうち、何れに対する書換え指令かを判別する(手順
S22)。ここで、情報端末1に対する書換え指令であ
る場合は、情報端末1ではOS以外の通信プログラムま
たは管理プログラムを停止させると共に、予めROM1
2に格納されているデータ書換えプログラムを起動し、
受信したプログラムの回答を行い、ブロック位置情報を
基にデータブロック単位でROM12のプログラム書換
えを行う(手順S23)。ROM12のプログラム書換
え終了後、続けてプログラム書込みが正常に終了した
か、制御部11にて自己診断を実施する(手順S2
4)。この自己診断の結果、プログラム書込みが正常に
終了していた場合、例えば、書換え後のプログラムバー
ジョン情報等の情報を付加した書換え終了報告を、通信
回線用通信ポート16より通信回線6を介して管制セン
タ8の通信回線用通信部84へ送信する(手順S2
5)。通信回線用通信部84では情報端末1より受信し
た書換え終了報告を、通信線Bを介してCPU81へ送
信し、メモリ82、ディスク83を使用して受信した情
報が書換え終了報告であると判断した場合、通信線Bを
介して情報センタ7の通信部75へ書換え終了報告が送
信される。通信部75で受信した書換え終了報告は通信
線Bを介してCPU71へ送信され、メモリ72、ディ
スク73を使用して書換え終了報告を送信した情報端末
1を特定し、情報サーバ7のプログラム伝送終了情報を
プログラム書換え正常終了情報に更新する(手順S2
6)。自己診断の結果、プログラム書込みが失敗してい
た場合、情報端末1は動作を停止する(手順S27)。
【0015】書換え指令の中に記載されているデータの
宛先が情報端末以外、例えば、昇降機監視モジュール2
1、22であった場合、制御部1では、書換え指令の中
に記載されている同時書換え台数の読出しを行う(手順
S28)。ここで、昇降機監視モジュール21および昇
降機監視モジュール22への書換え指令であると、制御
部11が判断した場合、情報端末1より通信線Aを介し
て昇降機監視モジュール21および昇降機監視モジュー
ル22へ受信したプログラムの伝送を行う(手順S2
9)。昇降機監視モジュール21では、情報端末1より
プログラムを受信すると、昇降機41の動作状態を確認
し、プログラムの書換えが可能であると判断した場合、
OS以外の通信プログラムまたは管理プログラムを停止
させると共に、予めROM21に格納されているデー
タ書換えプログラムを起動し、受信したプログラムの回
答を行い、ブロック位置情報を基にデータブロック単位
でROM21のプログラム書換えを行う(手順S21
0)。ROM21のプログラム書換え終了後、続けて
プログラム書込みが正常に終了したか、制御部11にて
自己診断を実施する(手順S211)。この自己診断の
結果、プログラム書込みが正常に終了していた場合、例
えば、書換え後のプログラムバージョン情報等の情報を
付加した書換え終了報告を、通信線Aを介して情報端末
1へ伝送し、通信回線用通信ポート16より通信回線6
を介して管制センタ8の通信回線用通信部84へ送信す
る(手順S212)。通信回線用通信部84では情報端
末1より受信した書換え終了報告を、通信線Bを介して
CPU81へ送信し、メモリ82、ディスク83を使用
して受信した情報が書換え終了報告であると判断した場
合、通信線Bを介して情報センタ7の通信部75へ書換
え終了報告が送信される。通信部75で受信した書換え
終了報告は通信線Bを介してCPU71へ送信され、メ
モリ72、ディスク73を使用して書換え終了報告を送
信した昇降機監視モジュール21を特定し、情報サーバ
7のプログラム伝送終了情報をプログラム書換え正常終
了情報に更新する(手順S213)。自己診断の結果、
プログラム書込みが失敗していた場合、情報端末1より
定期的に行っている動作確認により昇降機監視モジュー
ル21の異常状態を検出し、書換えが失敗した昇降機監
視モジュール21の情報を付加した書換え異常報告を、
通信回線用通信ポート16より通信回線6を介して管制
センタ8の通信回線用通信部84へ送信する(手順S2
14)。通信回線用通信部84では情報端末1より受信
した書換え異常報告を、通信線Bを介してCPU81へ
送信し、メモリ82、ディスク83を使用して受信した
書換え異常報告を、通信線Bを介してCPU81へ送信
し、メモリ82、ディスク83を使用して受信した情報
が書換え異常報告であると判断した場合、通信線Bを介
して情報センタ7の通信部75へ書換え異常報告が送信
される。通信部75で受信した書換え異常報告は通信線
Bを介してCPU71へ送信され、メモリ72、ディス
ク73を使用して書換え異常報告を送信した昇降機監視
モジュール21を特定し、情報サーバ7のプログラム伝
送終了情報をプログラム書換え異常終了情報に更新する
と共に(手順S215)、通信線Bを介して管制センタ
8のCPU81へ昇降機監視モジュール21の異常状態
を送信し、CPU81ではメモリ82、ディスク83を
使用して、書き換え異常が発生した昇降機監視モジュー
ル21を管轄する出動拠点端末9を特定し、通信線Bを
介して出動拠点端末9のCPU91へ昇降機監視モジュ
ール21の復旧依頼を送信する。CPU93では受信し
た復旧依頼を表示部93へ表示し、表示部93に表示さ
れた情報を基に、出動拠点の保守員が昇降機監視モジュ
ール21の復旧を行う(手順S216)。なお、昇降機
監視モジュール22および設備機器モジュール3に対す
る手順も、昇降機監視モジュール21の場合と同様であ
る。
【0016】情報センタ7では、プログラム伝送終了
後、一定時間、例えば60分の回答受信タイマを起動
し、書換え正常終了または書換え異常終了の受信待機状
態となる。受信待機時間を経過して情報端末1から回答
データを受信していない場合、情報センタ7から通信回
線6を介して該当の情報端末1へ接続を行う(手順S3
1)。通信回線用通信部74より情報端末1の接続が行
えたかの確認を情報センタ7で行い(手順S32)、正
常に接続できた場合は情報センタ7が情報端末1より書
換え状態を取得し、現在書換えを待機している状態かの
確認を行い(手順S33)、書換え待機中であった場合
は、情報センタ7の保持している書換え待機時間の延長
を行い、再度回答受信待機状態となる(手順S34)。
確認の結果、異常終了している場合は、書き換え異常と
なった情報端末1を特定し、情報サーバ7のプログラム
伝送終了情報をプログラム書換え異常終了情報に更新す
ると共に(手順S36)、通信線Bを介して管制センタ
8へ情報端末1の異常状態を送信し、書換え異常が発生
した情報端末1を管轄する出動拠点端末9を特定し、通
信線Bを介して出動拠点端末9のCPU91へ情報端末
1の復旧依頼を送信する。CPU93では受信した復旧
依頼を表示部93へ表示し、表示部93に表示された情
報を基に、出動拠点の保守員が情報端末1の復旧を行う
(手順S37)。情報センタ7から情報端末1への接続
が失敗した場合、予め定められているリトライ回数とな
るまで接続を試み(手順S35)、その結果、接続が行
えなかった場合は、該当の情報端末1が異常状態である
と判断し、情報サーバ7のプログラム伝送終了情報をプ
ログラム書換え異常終了情報に更新すると共に(手順S
36)、通信線Bを介して管制センタ8へ情報端末1の
異常状態を送信し、書換え異常が発生した情報端末1を
管轄する出動拠点端末9を特定し、通信線Bを介して出
動拠点端末9のCPU91へ情報端末1の復旧依頼を送
信する。CPU93では受信した復旧依頼を表示部93
へ表示し、表示部93に表示された情報を基に、出動拠
点の保守員が情報端末1の復旧を行う(手順S37)。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、プログラムの変更
が発生した箇所を特定し、特定した箇所のみを情報端末
に送信すると共に、同一の情報端末に接続されているモ
ジュールが同一の場合、複数のモジュールに対するプロ
グラム送信を1回の通信で行うようにしたため、書換え
作業にかかる時間とコストを低減することが可能とな
る。
【0018】さらに、書換え異常が発生した場合に、情
報端末からの異常報告を待たず、所定時間内に正常報告
が受信できなかった情報端末に対して、情報センタより
その動作状況を確認し、異常状態であった場合、即時に
出動拠点端末へ復旧依頼を通知するようにしたため、情
報端末の不稼動時間を短縮することができ、遠隔監視業
務への影響を最低限に押さえることが可能となる。
【0019】尚、この例では監視センタと情報センタと
を別々の場所に設けた例を示したが、同一の場所にセン
タとして設置しても良い。又、変更部分を圧縮送信する
なら、更に費用を安く、かつ、より短時間の送信が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔監視システムの構成図であ
る。
【図2】本発明に係るプログラム伝送処理を表すフロー
チャートである。
【図3】本発明に係るプログラム書換え処理を表すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明に係る異常状態検出処理を表すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 情報端末 21、22 昇降機監視モジュール 3 設備監視モジュール 11、21、21、31 MPU 12、21、22、32 ROM 13、21、22、33 RAM 21、22、34 I/O 15、21、22、35 通信ポート 16 通信回線用通信ポート 41、42 昇降機 5 設備機器 6 通信回線 7 情報センタ 8 管制センタ 9 出動拠点端末 71、81、91 CPU 72、82、92 メモリ 73、83、93 表示部 74、84 通信回線用通信部 75、85、94 データ通信部 76、86、95 ディスク A 通信線 B 通信線 C 監視端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 京家 朝紀 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 深井 久徳 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 庄司 久仁 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 5B076 BB06 EB03 5C087 AA19 BB12 BB74 DD08 DD18 DD33 EE11 FF01 FF02 FF19 FF20 GG24 GG66 5K048 AA08 BA51 DC07 FC01 GC05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビルに設置された昇降機等の設備機器の
    動作状態を監視する監視端末を、遠隔地に設けられたセ
    ンタと通信回線を介して接続し、かつ、前記監視端末に
    格納されたプログラムを、前記センタから書換えるよう
    にした端末用プログラムの遠隔書換え方法において、前
    記監視端末に格納されたプログラムを書換える場合に、
    書換え前後のプログラムを比較し、変更部分を通信回線
    を介して前記監視端末に送信するようにしたことを特徴
    とする端末用プログラムの遠隔書換え方法。
  2. 【請求項2】 ビルに設置された設備機器の動作状態を
    監視する複数の監視端末が情報端末に接続されており、
    接続された複数の監視端末が同一のプログラムを使用し
    ている場合に、センタより少なくとも1回以上の書換え
    指令で複数の監視端末に格納されているプログラムを書
    換えることを特徴とした請求項1記載の端末用プログラ
    ムの遠隔書換え方法。
  3. 【請求項3】 センタより監視端末に書換え指令送信
    後、監視端末より規定時間を経過して書換え完了報告が
    センタで受信できなかった場合、センタより監視端末の
    書換え動作状況を確認し、書換え異常であった場合は管
    制センタへ出動指示を行うことを特徴とした請求項1ま
    たは請求項2記載の端末用プログラムの遠隔書換え方
    法。
JP2000151774A 2000-05-23 2000-05-23 端末用プログラムの遠隔書換え方法 Pending JP2001333461A (ja)

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