JP2005115920A - 電子装置、ネットワーク機器、管理方法、ソフトウェア更新方法、管理プログラム、ソフトウェア更新プログラム及び記録媒体 - Google Patents

電子装置、ネットワーク機器、管理方法、ソフトウェア更新方法、管理プログラム、ソフトウェア更新プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワークを介してネットワーク機器のソフトウェアを更新させる際に、ネットワーク機器におけるソフトウェアの更新処理の結果をユーザに容易に確認させることができる電子装置の提供を目的とする。
【解決手段】 ネットワーク機器に対して該ネットワーク機器に使用されるソフトウェアの更新処理を実行させる電子装置であって、前記ソフトウェアと該ソフトウェアの更新処理を実行するためのソフトウェア情報とを管理するソフトウェア管理手段と、前記ソフトウェア情報に基づき所定の時間の経過後に前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせる機器管理手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図5

Description

本発明は電子装置、管理方法、管理プログラム及び記録媒体に関し、特にネットワークを介して接続されるネットワーク機器のソフトウェアを更新する電子装置、管理方法、管理プログラム及び記録媒体に関する。
また、本発明は、前記電子装置によってソフトウェアを更新されるネットワーク機器、ソフトウェア更新方法、ソフトウェア更新プログラム及び記録媒体に関する。
ネットワークに接続されているプリンタ、FAX等の様々なネットワーク機器に対して端末より遠隔操作によってファームウェア等の更新を可能とする技術が既に提供されている。
図1は、遠隔操作によって機器のファームウェアを更新する手順を説明するための図である。図1において、システム500は、端末501、機器管理サーバ502、ファイルサーバ503及びネットワーク機器504等から構成され、それぞれはLAN等のネットワークによって接続されているものとする。
端末501は、ユーザが直接利用する端末である。機器管理サーバ502は、端末501からの要求に基づいてネットワーク機器504に対してファームウェア等をアップロードするコンピュータである。ファイルサーバ503は、ネットワーク機器504に対して適用する各種ファームウェアをファイルとして管理しているコンピュータである。ネットワーク機器504は、ファームウェアの更新対象となっている機器である。
まず、機器管理サーバ502は、ファイルサーバ503よりファームウェアをダウンロードしておく(S11)。
端末501から、ネットワーク機器504に対するファームウェアのアップロードの要求がされると(S12)、機器管理サーバ502は、ネットワーク機器504に対してファームウェアをアップロードし(S13)、その結果を端末501に対して応答する(S14)。その後、ネットワーク機器504は、アップロードされたファームウェアの更新処理を所定のタイミングで実行すると共に、リセット処理を実行し、ファームウェアの更新を反映させる(S15)。
このように、端末501から機器管理サーバ502を介してネットワーク機器504のファームウェアを更新させることができた。
しかしながら、上述したように、従来の方法ではネットワーク機器504におけるファームウェアの更新処理(S15)が、端末501からの要求(S12)に対して非同期に実行されていた。ファームウェアの更新を反映するためには、ネットワーク機器504をリセットする必要があり、機器管理サーバ502とネットワーク機器504とのセッションを維持することができないからである。
したがって、端末501のユーザは、機器管理サーバ502からネットワーク機器504に対するソフトウェアのアップロードの成否までは確認できるものの、その後に実行されるネットワーク機器504におけるアップデート(更新処理)の成否についてタイムリーに確認できないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ネットワークを介してネットワーク機器のソフトウェアを更新させる際に、ネットワーク機器におけるソフトウェアの更新処理の結果をユーザに容易に確認させることができる電子装置、管理方法、管理プログラム及び記録媒体、並びに前記電子装置に対してソフトウェアの更新処理の結果を通知することができるネットワーク機器、ソフトウェア更新方法、ソフトウェア更新プログラム及び記録媒体の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、ネットワーク機器に対して該ネットワーク機器に使用されるソフトウェアの更新処理を実行させる電子装置であって、前記ソフトウェアと該ソフトウェアの更新処理を実行するためのソフトウェア情報とを管理するソフトウェア管理手段と、前記ソフトウェア情報に基づき所定の時間の経過後に前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせる機器管理手段とを有することを特徴とする。
このような電子装置では、ネットワーク機器においてソフトウェアの更新処理が完了したタイミングで、ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、請求項13に記載されるように、請求項1乃至12いずれか一項記載の電子装置とネットワークを介して接続するネットワーク機器であって、前記電子装置から送信されるソフトウェアの更新処理を実行するソフトウェア更新手段と、前記ソフトウェア更新手段による前記ソフトウェアの更新処理の結果を保存する更新結果保存手段とを有し、前記電子装置からの要求に対し、前記更新結果保存手段に保存されている前記更新処理の結果を前記電子装置に対して送信することを特徴とする。
このようなネットワーク機器では、請求項1乃至12いずれか一項記載の電子装置に対してソフトウェアの更新処理の結果を通知することができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記電子装置における管理方法、前記管理方法を前記電子装置に実行させるための管理プログラム、又は前記管理プログラムを記録した記録媒体としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記ネットワーク機器におけるソフトウェア更新方法、前記ソフトウェア更新方法を前記ネットワーク機器に実行させるためのソフトウェア更新プログラム、又は前記ソフトウェア更新プログラムを記録した記録媒体としてもよい。
本発明によれば、ネットワークを介してネットワーク機器のソフトウェアを更新させる際に、ネットワーク機器におけるソフトウェアの更新処理の結果をユーザに容易に確認させることができる電子装置、管理方法、管理プログラム及び記録媒体、並びに前記電子装置に対してソフトウェアの更新処理の結果を通知することができるネットワーク機器、ソフトウェア更新方法、ソフトウェア更新プログラム及び記録媒体を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図2は、本発明の実施の形態における機器管理システムの構成例を示す図である。図2に示されるように本実施の形態における機器管理システム1は、機器管理サーバ10と、ファイルサーバ20と、一台以上の画像形成装置(画像形成装置31及び画像形成装置32等)と、端末40とがLAN等のネットワーク50(有線又は無線の別は問わない。)を介して接続されることにより構成されている。
機器管理サーバ10は、端末40からの要求に応じて画像形成装置31等に対するソフトウェアのアップロード等を実行するための機能が実装されているコンピュータである。機器管理サーバ10はまた、Webサーバとしての機能を有している。従って、端末40のユーザは、機器管理サーバ10の提供するWebページを介して機器管理サーバ10の機能を利用することができる。
ファイルサーバ20は、機器管理サーバ10が画像形成装置31等に対してアップロードする種々のソフトウェアを管理しているコンピュータである。すなわち、機器管理サーバ10は、画像形成装置31等に対するソフトウェアのアップロードを実行する前に、予め当該ソフトウェアをファイルサーバ20からダウンロードしておく。なお、機器管理サーバ10によるソフトウェアのダウンロードは、端末40からの指示に応じて実行される。
図3は、ファイルサーバにおいて管理されているソフトウェアの構成を説明するための図である。本発明の実施の形態において、画像形成装置に適用するための各種ソフトウェアは、パッケージ化されて管理されている。
図3において、パッケージ210は、一つの圧縮ファイルに該当する。パッケージ210は、画像形成装置31等に対して適用されるソフトウェアが格納されたソフトウェアの集合体である。ファイルサーバ20から機器管理サーバ10へのダウンロード等は、パッケージ210を単位として行われる。
パッケージ210には、一つ以上のrruファイル(図3においては、rruファイル211及びrruファイル212)が格納されている。rruファイルは、バグの修正や機能強化がされた一つ以上のソフトウェアが含まれているファイルである。画像形成装置31等に対するアップロード及びアップデートは、rruファイルを単位として行われる。図3においては、ソフトウェアの具体例としてファームウェアが格納されている例が示されている。なお、本実施の形態において「アップロード」とは、機器管理サーバ10から画像形成装置31等へのソフトウェアの転送をいう。また、「アップデート」とは、画像形成装置31等において実装されているソフトウェアが、機器管理サーバ10から転送されたソフトウェアによって更新されることをいう。
本実施の形態において、パッケージ210は、画像形成装置31等の機種を識別するための名前であるモデル名(機種名)とパッケージ210のバージョンとの組み合わせごとに一つずつ作成されている。すなわち、適用対象となる画像形成装置31等のモデル名とパッケージ210のバージョンとによって、パッケージ210が一意に定まる。一つのパッケージには、同じカテゴリのソフトウェアのみが格納されており、それらのソフトウェアは、同一の機種に対してのみ有効である。
図2に戻る。画像形成装置31等は、ネットワーク機器の具体例であり、一般的なプリンタ、又は、プリンタ、コピー、若しくはファクシミリ等の複合サービスを実現するための複数のアプリケーションを有する複合機等が該当する。
端末40は、機器管理サーバ10から提供されるWebページを表示するためのWebブラウザを備えたPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)、又は携帯電話等の端末であり、機器管理システム1のユーザが、機器管理システム1を利用する際に直接使用する。
次に、機器管理サーバ10の詳細について説明する。図4は、本発明の実施の形態における機器管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。図4の機器管理サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、演算処理装置104と、インタフェース装置105とを有するように構成される。
機器管理サーバ10での処理を実現する機器管理プログラムは、CD―ROM等の記録媒体101によって提供される。機器管理プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、機器管理プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。補助記憶装置102は、インストールされた機器管理プログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、機器管理プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102から機器管理プログラムを読み出して格納する。演算処理装置104は、メモリ装置103に格納された機器管理プログラムに従って機器管理サーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は例えばモデム、ルータ等で構成され、図2のネットワーク50に接続するために用いられる。
図5は、本発明の実施の形態における機器管理システムの機能構成例を示す図である。図5に示されるように、機器管理サーバ10は、httpd11、Webアプリ12、機器管理部13およびソフトウェア管理部14等から構成される。
httpd11は、端末40より送信されるHTTPリクエストを受信し、Webアプリ12に対し、当該HTTPリクエストにおいて要求されている情報(Webページ)の生成を要求するデーモンプログラムである。httpd11は、また、Webアプリ12によって生成されたWebページをHTTPレスポンスに含めて端末40に対して送信する。Webアプリ12は、端末40より要求された処理を実行し、その処理結果を表示させるWebページを生成するいわゆるWebアプリケーションである。
機器管理部13は、機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置31等の管理機能が実装されている部分であり、機器一覧提供部131、機器情報記憶部132、アップデート処理部133及び機器一覧取得部134等から構成されている。
機器情報記憶部132は、機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置31等の機種を特定するためのモデル名(機種名)やIPアドレス等の属性情報が管理されているファイル等の記憶領域である。機器一覧提供部131は、機器情報記憶部132に管理されている情報をWebアプリ12に対して提供するためのモジュールである。アップデート処理部133は、後述されるパッケージ記憶部143に保存されているパッケージの画像形成装置31等に対するアップロードと、当該パッケージが画像形成装置31等において正常にアップデートされたかを確認するための処理とを実行するモジュールである。機器一覧取得部134は、ネットワーク50に接続された画像形成装置31等を検出すると共に、検出された画像形成装置31等のモデル名やIPアドレス等の属性情報を当該画像形成装置より取得し、機器情報記憶部132に保存するモジュールである。
ソフトウェア管理部14は、画像形成装置31等にアップロードするパッケージの管理機能が実装されている部分であり、パッケージ一覧提供部141、パッケージメタ情報提供部142、パッケージ記憶部143及びパッケージメタ情報記憶部144、ダウンロード部145、パッケージメタ情報取得部146、及びパッケージ削除部147等から構成されている。
パッケージ記憶部143は、ダウンロード部145によってファイルサーバ20よりダウンロードされたパッケージが保存されているフォルダ等の記憶領域である。パッケージ一覧提供部141は、パッケージ記憶部143に保存されているパッケージの一覧情報をWebアプリ12に対して提供するためのモジュールである。パッケージメタ情報記憶部144は、パッケージ記憶部143に保存されているパッケージのメタ情報が管理されているファイル等の記憶領域である。ここで、パッケージのメタ情報とは、当該パッケージの属性情報をいう。パッケージメタ情報提供部142は、パッケージメタ情報記憶部144に保存されているパッケージのメタ情報をWebアプリ12に対して提供するためのモジュールである。ダウンロード部145は、ファイルサーバ20に管理されているパッケージをダウンロードし、当該パッケージをパッケージ記憶部143に保存するモジュールである。パッケージメタ情報取得部146は、ファイルサーバ20に管理されているパッケージのメタ情報をファイルサーバ20より取得しパッケージメタ情報記憶部144に保存するモジュールである。パッケージ削除部147は、パッケージ記憶部143に保存されているパッケージの削除処理を実行するモジュールである。
ファイルサーバ20は、パッケージ記憶部21及びパッケージメタ情報記憶部22等から構成される。パッケージ記憶部21は、画像形成装置31等に適用するためのパッケージが保存されている記憶領域である。パッケージメタ情報記憶部22は、パッケージ記憶部21に保存されているパッケージのメタ情報が保存されているファイル等の記憶領域である。
画像形成装置31は、通信制御部311、アップデート制御部312、パッケージ一時記憶部313、ファームウェア記憶部314、エラー情報記憶部315及びバージョン記憶部316等から構成されている。
通信制御部311は、機器管理サーバ10との通信処理を制御するためのモジュールである。本実施の形態においては、機器管理サーバ10と画像形成装置31との通信はFTPによって行われるため、通信制御部311は、FTPサーバとして機能する。パッケージ一時記憶部313は、機器管理サーバ10よりアップロードされたパッケージが一時的に保存されるフォルダ等の記憶領域である。アップデート制御部312は、パッケージ一時記憶部313にアップロードされたパッケージに含まれるファームウェアの更新処理(アップデート処理)を実行するモジュールである。
ファームウェア記憶部314は、ファームウェアが機能するために配置されるべきフォルダ等の記憶領域である。エラー情報記憶部315は、アップデート制御部312によるパッケージのアップデート処理においてエラーが発生した場合に、当該エラー情報が保存される記憶領域である。バージョン記憶部316は、画像形成装置31に現在適用されているファームウェアのバージョン情報を管理している記憶領域である。
なお、図5においては、画像形成装置31の機能構成について示しているが、画像形成装置32等、他の画像形成装置についても同様の構成をしているものとする。
以下、図5の機器管理サーバ10の処理手順について説明する。まず、機器管理サーバ10が端末40に対して、ダウンロード可能なパッケージの一覧情報を提供する際の処理について説明する。なお、ここでダウンロードとは、ファイルサーバ20から機器管理サーバ10へのダウンロードをいい、以下においても同じである。
図6及び図7は、ダウンロード可能なパッケージの一覧情報の提供処理を説明するためのシーケンス図である。
ステップS91において、端末40は、ユーザからの入力に基づいて、ダウンロード可能なパッケージの一覧情報を表示させるWebページ(以下、「パッケージ一覧ページ」という。)の送信要求(HTTPリクエスト)を機器管理サーバ10に対して送信する。ユーザからの入力としては、Webブラウザへのパッケージ一覧ページに対するURLの入力や、他のWebページからのページ切り替えの指示等が挙げられる。なお、ここでは、ファームウェアに関するパッケージの一覧情報が要求されたものとする。
ステップS91に続いてステップS92に進み、端末40からのHTTPリクエストを受信したhttpd11は、Webアプリ12を呼び出し、Webアプリ12に対してパッケージ一覧ページの生成を要求する。ステップS92に続いてステップS93に進み、Webアプリ12は、パッケージメタ情報取得部146に対して、ファームウェアについてのパッケージの一覧情報の提供を要求する。
パッケージメタ情報取得部146は、ファイルサーバ20とのセッションを接続し(S94、S95)、ファイルサーバ20に対して、各カテゴリのパッケージの一覧情報に対するURLの一覧情報(以下、「URL一覧」という。)の提供を要求する(S96)。すなわち、ファイルサーバ20においては、ソフトウェアのカテゴリごとにフォルダ(URL)が別にされ、それぞれのフォルダに当該カテゴリに属するパッケージの一覧情報が管理されている。
なお、本実施の形態において、機器管理サーバ10とファイルサーバ20との通信はHTTPによって行われている。したがって、機器管理サーバ10からの要求はHTTPリクエストとしてファイルサーバ20に対して送信され、ファイルサーバ20からの応答は、HTTPレスポンスとして機器管理サーバ10に対して返信される。
ステップS96に続いてステップS97に進み、ファイルサーバ20は、XML(eXtensible Markup Language)形式によるURL一覧をパッケージメタ情報記憶部22より取得して、機器管理サーバ10に対して送信する。
図8は、ファイルサーバより送信されるURL一覧の例を示す図である。図8のURL一覧220において、<softcategory>タグで囲まれた一つの要素ごとに、それぞれのカテゴリの名前と、それぞれのカテゴリに属するパッケージの一覧情報(以下、「パッケージ一覧」という。)に対するURLとが示されている。例えば、記述221におけるカテゴリは、<name>タグで囲まれた記述222より、「F/W」(ファームウェア)であることが分かり、パッケージ一覧に対するURLは、<url>タグで囲まれた記述223より、「/fw」であることが分かる。なお、URLは、ファイルサーバ20における所定のフォルダからの相対パスによって示されている。
ステップS97に続いてステップS98に進み、パッケージメタ情報取得部146は、URL一覧220の中からファームウェアのパッケージ一覧のURL(記述223)を取得する。ステップS98に続いてステップS99に進み、ソフトウェア情報取得部141が、ファイルサーバ20に対して、ステップS98において取得したURLによって特定されるパッケージ一覧の提供を要求すると、ファイルサーバ20は、当該URLにおけるXML形式によるパッケージ一覧をパッケージメタ情報記憶部22より取得して、パッケージメタ情報取得部146に対して送信する(S100)。
図9は、ファイルサーバより送信されるパッケージ一覧の例を示す図である。図9のパッケージ一覧230において、<object>タグで囲まれた要素ごとに、各パッケージの情報が示されている。例えば、記述231にその情報が示されているパッケージについては、パッケージの名前(以下、「パッケージ名」という。)は「AAA」(記述236)、バージョンは「V1.12」(記述234)、パッケージに含まれているrruファイルの一覧情報に対するURLは「http://xxxx/device/autodl/xml/software」(記述232)、パッケージのファイルサイズは「7991296」(Kbyte)(記述235)、パッケージそのものに対するURLは、「http://xxxx/device/autodl/xml/xxx」(記述233)であるということが分かる。パッケージ名が「BBB」、「CCC」及び「DDD」のパッケージについても同様に、それぞれの情報が<object>タグに囲まれて示されている(記述237、238、239)。
なお、パッケージ名は、画像形成装置のモデル名に対応している。上述したように、パッケージは、同一のカテゴリ内で、機種ごとでかつバージョンごとに一意だからである。したがって、パッケージ一覧230によって、機種AAA、BBB、CCC及びDDDに対応したパッケージが、ファイルサーバ20に管理されていることが分かる。
ステップS100に続いてステップS101に進み、パッケージメタ情報取得部146は、XML形式のパッケージ一覧230をWebアプリ12が解釈可能なデータ型(例えば、構造体等)に変換する。ステップS101に続いてステップS102に進み、パッケージメタ情報取得部146は、パッケージ一覧230(図9)より、パッケージAAAに含まれるrruファイルの一覧情報(以下、「rruファイル一覧」という。)に対するURL(記述232)を取得し、ファイルサーバ20に対して当該URLによって特定されるrruファイル一覧の送信を要求する。
ステップS102に続いてステップS103に進み、ファイルサーバ20は、パッケージメタ情報取得部146より通知されたURLによって特定されるXML形式によるrruファイル一覧をパッケージメタ情報記憶部22より取得して、パッケージメタ情報取得部146に送信する。
図10は、ファイルサーバより送信されるrruファイル一覧の例を示す図である。図10のrruファイル一覧240において、<object>タグで囲まれた要素ごとに、各rruファイルの情報が示されている。例えば、記述241にその情報が示されているrruファイルについては、rruファイルの名前(以下、「rruファイル名」という。)は「Printer&Network」(記述242)、rruファイルに含まれているファームウェアの一覧情報が保存されているURLは「/printer&network」(記述243)、rruファイルのファイルサイズは「6463284」(Kbyte)(記述244)であるということ等が分かる。他のrruファイルに関する情報も同様に<object>タグに囲まれて示されている(記述245)。
ステップS103に続いてステップS104に進み、パッケージメタ情報取得部146は、XML形式のrruファイル一覧240をWebアプリ12が解釈可能なデータ型に変換する。ステップS104に続いてステップS105に進み、パッケージメタ情報取得部146は、rruファイル一覧240より、各rruファイルに含まれるファームウェアの一覧情報(以下、「ファームウェア一覧」という。)に対するURL(記述243等)を取得し、ファイルサーバ20に対して当該URLによって特定されるファームウェア一覧の送信を要求する。
ステップS105に続いてステップS106に進み、ファイルサーバ20は、パッケージメタ情報取得部146より通知されたURLによって特定されるXML形式によるファームウェア一覧をパッケージメタ情報記憶部22より取得して、パッケージメタ情報取得部146に送信する。
図11は、ファイルサーバより送信されるファームウェア一覧の例を示す図である。図11のファームウェア一覧250において、<object>タグで囲まれた要素ごとに、各ファームウェアの情報が示されている。例えば、記述251にその情報が示されているファームウェアについては、ファームウェアの名前(以下、「ファームウェア名」という。)は「aaa」(記述252)、ファームウェアのパージョンは「V1.12」(記述253)であるということ等が分かる。ファームウェア名が「bbb」等のファームウェアについても同様に、それぞれの情報が<object>タグに囲まれて示されている(記述254)。
ステップS106に続いてステップS107に進み、パッケージメタ情報取得部146は、XML形式のファームウェア一覧250をWebアプリ12が解釈可能なデータ型に変換する。ステップS107に続いてステップS108(図7)に進み、パッケージメタ情報取得部146は、Webアプリ12が解釈可能なデータ型に変換されたパッケージ一覧をWebアプリ12に対して出力する。
ステップS108に続いてステップS109に進み、Webアプリ12は、機器情報記憶部131から、機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置の一覧情報(以下、「機器一覧」という。)を取得する。
図12は、機器情報記憶部に管理されている機器一覧の構成例を示す図である。図12に示されるように機器一覧は、機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置31等について、IPアドレス、MACアドレス及びモデル名等の情報から構成される。図12より、4台の画像形成装置が機器管理サーバ10の管理下にあり、そのうち3台の画像形成装置の機種は「AAA」であり、1台の機種は「BBB」であることが分かる。したがって、図12に示されるような機器一覧が、Webアプリ12によって取得される。
ステップS109に続いてステップS110に進み、Webアプリ12は、パッケージ一覧のモデル名と機器一覧のモデル名との論理積をとることにより、パッケージ一覧の中から、機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置の機種に対応したパッケージの一覧情報を抽出する。なお、ここで抽出されたパッケージの一覧情報を以下、「抽出パッケージ一覧」という。
すなわち、ファイルサーバ20には、機器管理サーバ10の管理下にある機種だけでなく、その他の機種のパッケージについても管理されている可能性がある。ファイルサーバ20と機器管理サーバ10とは、一対一に対応しているとは限らず、ファイルサーバ20に対して複数の機器管理サーバ10が対応している場合もあるからである。したがって、ファイルサーバ20から取得したパッケージ一覧には、機器管理サーバ10の管理下にはない機種に対するパッケージの情報も含まれている可能性がある。また、機器管理サーバ10の管理下にある全ての機種に対するパッケージが、ファイルサーバ20に管理されているとは限らない。
かかる状況において、仮に、ファイルサーバ20より取得したパッケージ一覧をパッケージ一覧ページに掲載したとすると、機器管理サーバ10にダウンロードしても無意味なパッケージの情報までユーザに提示することになる。一方、機器情報記憶部132より取得した機器一覧に含まれている機種に対応したパッケージの一覧をパッケージ一覧ページに掲載したとすると、ファイルサーバ20には管理されていない、すなわち、ダウンロードが不可能なパッケージの情報をダウンロードの候補としてユーザに提示することになる。
そこで、かかる事態を回避し、真に必要な情報のみをユーザに提供するため、Webアプリ12は、パッケージ一覧の中から機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置に対応した情報を抽出しているのである。
本実施の形態においては、パッケージ一覧(図9)には、機種AAA、BBB、CCC及びDDDに対応するパッケージの情報が含まれており、機器一覧(図12)には、機種AAA及びBBBの情報が含まれているため、機種AAA及びBBBに対応するパッケージの情報が、パッケージ一覧より抽出される。
ステップS110に続いてステップS111に進み、Webアプリ12は、抽出パッケージ一覧に基づいて、抽出パッケージ一覧に含まれているパッケージの情報を表示させるパッケージ一覧ページを生成し、当該パッケージ一覧ページをhttpd11に対して出力する(S112)。ステップS112に続いてステップS113に進み、httpd11がパッケージ一覧ページを端末40に対して送信すると、パッケージ一覧ページが端末40のWebブラウザによって表示される。
図13は、パッケージ一覧ページの表示例を示す図である。図13に示されるように、パッケージ一覧ページ410には、機器管理サーバ10の管理下にある機種に対応し、かつ、ファイルサーバ20に管理されているパッケージの情報(「AAA」、「BBB」)のみが表示されている。
次に、パッケージ一覧ページ410に基づいてパッケージのダウンロードが指示された場合の処理について説明する。図14は、パッケージのダウンロード処理を説明するためのシーケンス図である。
ユーザが、パッケージ一覧ページ410においてダウンロードの対象とするパッケージに対するチェックボタン(チェックボタン412やチェックボタン413)をチェックし、ダウンロードボタン411をクリックすると、端末40は、選択されたパッケージのダウンロードの要求を機器管理サーバ10に対して送信する(S121)。ここで、ダウンロード対象として選択されたパッケージを以下、「対象パッケージ」という。
ステップS121に続いてステップS122に進み、httpd11によってWebアプリ12が呼び出されると、Webアプリ12は、ダウンロード部145に対してファイルサーバ20のURLを問い合わせる(S123、S124)。ステップS124に続いてステップS125に進み、Webアプリ12は、ダウンロード部145に対して対象パッケージのダウンロードを要求する。なお、ダウンロードの要求に際し、ステップS123及びS124において問い合わせた、ダウンロード元となるファイルサーバ20のURLと、ダウンロードしたパッケージの保存場所のURLと、対象パッケージのパッケージ名と、既に同一のパッケージがダウンロードされている場合に上書きするか否かを示す情報とがWebアプリ12からダウンロード部145に対して通知される。
ステップS125に続いてステップS126に進み、ダウンロード部145は、Webアプリ12より通知された情報に基づいて、ファイルサーバ20に対して対象パッケージの送信を要求する。ステップS126に続いてステップS127に進み、ファイルサーバ20は、要求された対象パッケージをパッケージ記憶部21より取得してダウンロード部145に対して送信する。ステップS127に続いてステップS128に進み、ダウンロード部145は、ファイルサーバ20からの返信に基づいて、ダウンロードが完了したか否かを判断する。通常、ダウンロード部145とファイルサーバ20とのやりとりは、複数回繰り返される。通信負荷を考慮して一つのパッケージが複数に分割されて扱われるからである。分割されたパッケージの転送が完全に完了した場合には、ファイルサーバ20からの返信にその旨が含まれている。
ステップS126〜ステップS128までのステップを複数回繰り返し、ファイルサーバ20から転送が完了した旨が返信されると(S129、S130)、ダウンロード部145は、ダウンロードが完了した旨を確認し、パッケージの送信要求をファイルサーバ20に対して送信するのを止める(S131)。
ステップS131に続いてステップS132に進み、ダウンロード部145は、ファイルサーバ20よりダウンロードしたパッケージをファイルとしてパッケージ記憶部143に保存すると共に、ダウンロード処理が成功したか否か等を示す情報をログ情報として保存する(S133)。更に、ダウンロード部145は、ファイルサーバ20とのセッションを切断し(S134、S135)、ダウンロードが完了した旨をWebアプリ12に対して通知する(S136)。
ステップS136に続いてステップS137に進み、Webアプリ12が、ダウンロードが正常に完了したか否かを確認すべく、ダウンロード部145に対してログ情報の提供を要求すると、ダウンロード部145は、保存しておいたログ情報をWebアプリ12に対して出力する(S138)。ログ情報において、ダウンロードが正常に完了していることが示されていた場合は、Webアプリ12は、ダウンロードが完了した旨を通知するためのWebページ(以下、「ダウンロード完了ページ」という。)をhttpd11に対して出力する(S139)。
ダウンロード完了ページは、httpd11によって端末40に送信され、端末40のWebブラウザによって表示される(S140)。ユーザは、ダウンロード完了ページによってダウンロードが正常に完了したことを確認することができる。
上述において、ユーザによるダウンロードの指示は、パッケージ一覧ページ410において行われている。パッケージ一覧ページ410には、上述したように、有効なパッケージの情報のみが表示されている。したがって、ユーザにダウンロードの対象とするパッケージを選択させる際に、機器管理サーバ10にとって不用なパッケージや、実際にはファイルサーバ20に存在しないパッケージはどれであるか等の判断をユーザにさせる必要はなく、ユーザの負担を軽減させることができる。
次に、パッケージ一覧ページ410に表示されたパッケージの更に詳細な情報の表示をユーザから要求された場合の処理について説明する。図15は、パッケージの詳細情報の提供処理を説明するためのシーケンス図である。
ユーザが、パッケージ一覧ページ410(図13)において、パッケージ名が「AAA」のパッケージ(以下、「パッケージAAA」という。)の詳細情報を確認すべく、パッケージ名に張られたリンク414をクリックすると、端末40は、パッケージAAAの詳細情報を表示させるWebページ(以下、「詳細ページ」という。)の送信要求を機器管理サーバ10に対して送信する(S151)。
ステップS151に続いてステップS152に進み、httpd11によってWebアプリ12が呼び出されると、Webアプリ12は、パッケージメタ情報取得部146に対してパッケージAAAの詳細情報の提供を要求する(S153)。ステップS153に続いてステップS154に進み、パッケージメタ情報取得部146は、ステップS99〜ステップS107(図6)にかけてファイルサーバ20より取得し、Webアプリ12に解釈可能なデータ型に変換してあるパッケージ一覧、rruファイル一覧及びファームウェア一覧等を所定の形式に編集して、編集結果をパッケージの詳細情報としてWebアプリ12に対して出力する。
ステップS154に続いてステップS155に進み、Webアプリ12は、取得した詳細情報を掲載した詳細ページを生成し、httpd11に対して出力する(S156)。詳細ページは、httpd11によって端末40に送信され、端末40のWebブラウザによって表示される(S157)。
図16は、詳細ページの表示例を示す図である。図16の詳細ページ420には、パッケージAAAの詳細情報が表示されている。項目421、項目422には、パッケージ一覧230(図9)の記述236、記述234から抜き出されたパッケージAAAのパッケージ名、パージョン情報が表示されている。項目423、項目424には、パッケージAAAに含まれている各種ファームウェアのバージョン情報が、ファームウェア一覧250(図11)の記述253、記述256等から抜き出されて表示されている。ユーザは、詳細ページ420を参照することで、パッケージ含まれているファームウェアの詳細情報等を確認することができる。
次に、機器管理サーバ10にダウンロードされているパッケージのうち、任意のパッケージの削除(機器管理サーバ10における削除)がユーザによって要求された場合の処理を説明する。図17は、機器管理サーバにダウンロードされているパッケージの削除処理を説明するためのシーケンス図である。
ステップS181において、端末40は、ユーザからの入力に基づいて、機器管理サーバ10に既にダウンロードされているパッケージ(以下、「ダウンロードパッケージ」という。)の一覧情報を表示させるWebページ(以下、「DP一覧ページ」という。)の送信要求を機器管理サーバ10に対して送信する。ユーザからの入力としては、パッケージ一覧ページの場合と同様に、WebブラウザへのDP一覧ページに対するURLの入力や、他のWebページからのページ切り替えの指示等が挙げられる。
ステップS181に続いてステップS182に進み、httpd11によってWebアプリ12が呼び出されると、Webアプリ12は、パッケージ削除部147に対してダウンロードパッケージの一覧情報(以下、「DP一覧」という。)を要求する(S183)。ステップS183に続いてステップS184に進み、パッケージ削除部147は、パッケージ記憶部143におけるフォルダ内のファイル名の一覧情報に基づいてDP一覧を生成し、当該DP一覧をWebアプリ12に対して出力する(S185)。すなわち、ダウンロードパッケージは、そのパッケージ名をファイル名とするファイルとして保存されているため、そのファイル名の一覧情報は、ダウンロードパッケージのパッケージ名の一覧情報となる。
ステップS185に続いてステップS186に進み、Webアプリ12は、パッケージ削除部147より取得したDP一覧に基づいて、DP一覧ページを生成し、当該DP一覧ページをhttpd11に対して出力する(S187)。ステップS187に続いてステップS188に進み、httpd11が、DP一覧ページを端末40に対して送信すると、DP一覧ページは、端末40のWebブラウザによって表示される。
図18は、DP一覧ページの表示例を示す図である。図18に示されるように、DP一覧ページ430には、ダウンロードパッケージのパッケージ名の一覧が表示されている。
ステップS188に続いてステップS189に進み、ユーザが、DP一覧ページ430において、削除対象とするパッケージに対するチェックボタン(チェックボタン432やチェックボタン433)をチェックし、削除ボタン431をクリックすると、端末40は、選択されたパッケージの削除要求を機器管理サーバ10に対して送信する(S189)。ここで、削除対象として選択されたパッケージを以下、「対象パッケージ」という。
ステップS189に続いてステップS190に進み、httpd11によってWebアプリ12が呼び出されると、Webアプリ12は、パッケージ削除部147に対して対象パッケージの削除を要求する(S191)。ステップS191に続いてステップS192に進み、パッケージ削除部147は、対象パッケージを削除し、削除した旨をWebアプリ12に対して通知する(S193)。
ステップS193に続いてステップS194に進み、Webアプリ12が、正常に削除が完了した旨を通知するWebページ(以下、「削除完了ページ」という。)をhttpd11に対して出力すると、httpd11は、削除完了ページを端末40に対して送信する(S195)。削除完了ページは、端末40のWebブラウザによって表示され、ユーザは、対象パッケージの削除が正常に実行されたことを確認することができる。
このように、ダウンロードパッケージが削除されることで、不要なパッケージによって占められている記憶領域が開放され、補助記憶装置102が効率的に利用され得る。
次に、機器管理サーバ10にダウンロードされパッケージ記憶部143に保存されているパッケージによる画像形成装置31のアップデート処理について説明する。図19及び図20は、画像形成装置のファームウェアのアップデート処理を説明するためのシーケンス図である。
ステップS201において、端末40は、ユーザからの入力に基づいて、アップデートの対象とするパッケージ及び画像形成装置を選択させるためのWebページ(以下、「アップデート指示ページ」という。)の送信要求(HTTPリクエスト)を機器管理サーバ10に対して送信する。ユーザからの入力としては、Webブラウザへのアップデート指示ページに対するURLの入力や、他のWebページからのページ切り替えの指示等が挙げられる。
ステップS201に続いてステップS202に進み、端末40からのHTTPリクエストを受信したhttpd11は、Webアプリ12を呼び出し、Webアプリ12に対してアップデート指示ページの生成を要求する。ステップS202に続いてステップS203に進み、Webアプリ12は、機器管理部13の機器一覧提供部131に対して、機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置の一覧情報(機器一覧)の提供を要求する。
ステップS203に続いてステップS204に進み、機器一覧提供部131は、機器情報記憶部132より機器一覧を取得し、当該機器一覧(図12)をWebアプリ12に対して出力する。ステップS204に続いてステップS205に進み、Webアプリ12は、ソフトウェア管理部14のパッケージ一覧提供部141に対して、ファイルサーバ20より機器管理サーバ10に既にダウンロードされパッケージ記憶部143に保存されているパッケージの一覧情報(DP一覧)の提供を要求する。
ステップS205に続いてステップS206に進み、パッケージ一覧提供部141は、パッケージ記憶部143に保存されているパッケージのファイル名の一覧情報に基づいてDP一覧を生成し、当該DP一覧をWebアプリ12に対して出力する。なお、パッケージ名は、画像形成装置のモデル名に対応しているため、DP一覧は、機種の一覧にも該当する。
ステップS206に続いてステップS207に進み、Webアプリ12は、DP一覧のモデル名と機器一覧のモデル名との論理積をとることにより、DP一覧の中から、機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置の機種に対応したパッケージの一覧情報を抽出する。
すなわち、アップデート指示ページは、アップデートの対象とされるパッケージをユーザに選択させるために、パッケージの一覧情報を表示させる必要がある。ところが、DP一覧におけるすべてのパッケージが、機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置に対応しているものであるとは限らない。機器管理サーバ10の管理下の画像形成装置の増減等が考えられるところ、かかる増減と同期をとって、パッケージ記憶部143内のパッケージの増減が行われているとは限らないからである。
また、機器管理サーバ10の管理下にある全ての機種に対するパッケージが、DP一覧に含まれているとは限らない。当該パッケージが、まだファイルサーバ20からダウンロードされていない場合もあるからである。
したがって、仮に、パッケージ記憶部143に基づくDP一覧をそのままアップデート指示ページに掲載したとすると、機器管理サーバ10の管理下にない機種に対するパッケージ、すなわち、アップデートの対象となり得ないパッケージの情報までユーザに提示することにもなり得る。一方、機器情報記憶部132より取得した機器一覧のみに基づいてアップデート指示ページを生成したとすると、機器管理サーバ10には管理されていない、すなわち、アップデートが不可能なパッケージの情報をアップデートの候補としてユーザに提示することになる。
そこで、かかる事態を回避し、有効なパッケージの情報のみをユーザに提供するため、Webアプリ12は、DP一覧の中から機器管理サーバ10の管理下にある画像形成装置に対応した情報を抽出しているのである。なお、図12の機器一覧は、機種AAAと機種BBBとの情報によって構成されているため、本実施の形態においては、DP一覧の中から、機種AAA及び機種BBBに対応するパッケージが抽出される。ここで抽出されたパッケージの一覧情報を以下、「抽出パッケージ一覧」という。
ステップS207に続いてステップS208に進み、Webアプリ12は、機器一覧提供部131に対し、抽出パッケージ一覧における先頭のパッケージ(以下、「先頭パッケージ」という。)が対応する機種に属する画像形成装置の一覧情報の提供を要求する。ステップS208に続いてステップS209に進み、機器一覧提供部131は、機器情報記憶部132より、先頭パッケージが対応する機種に属する機器一覧を検索し、検索された機器一覧をWebアプリ12に対して出力する。例えば、先頭パッケージが機種AAAに対応するものであれば、図12より、1行目、3行目及び4行目のレコードに対応する画像形成装置の情報によって構成される機器一覧が検索されることになる。なお、ここで検索された機器一覧は、アップデート指示ページ上において、ファームウェアのアップデート対象とする画像形成装置を選択させるための情報として利用される。
ステップS209に続いてステップS210に進み、Webアプリ12は、ソフトウェア管理部14のパッケージメタ情報提供部142に対して、パッケージ記憶部143に管理されているパッケージのメタ情報(以下、「パッケージメタ情報」という。)の提供を要求する。ステップS210に続いてステップS211に進み、パッケージメタ情報提供部142は、パッケージメタ情報記憶部144よりパッケージメタ情報を取得し、当該パッケージメタ情報をWebアプリ12に対して出力する。
図21、図22及び図23は、パッケージメタ情報記憶部に管理されているパッケージメタ情報の構成例を示す図である。図21等に示されるように、本実施の形態におけるパッケージメタ情報145は、XMLによって定義されている。図21等において、開始タグ1451(図21)と終了タグ1458(図23)とによって囲まれた記述は、一つのパッケージに対するメタ情報の定義である。
記述1452は、パッケージに関するヘッダ情報を示しており、例えば、ダウンロード先のURL(記述1452a)、パッケージの解凍先のパス名(記述1452b)、パッケージのサイズ(記述1452c)、パッケージのID(識別情報)(記述1452d)、当該パッケージが対応するモデル名(記述1452e)等が示されている。
それぞれtype属性の値が「rru」である<object>タグで囲まれた構造体である記述1453(図21)、記述1454、記述1455(図22)、記述1456及び記述1457(図23)は、当該パッケージ内に含まれている各rruファイルのメタ情報を示している(第一の要素情報)。したがって、当該パッケージには5つのrruファイルが含まれていることが分かる。各rruファイルのメタ情報は、ヘッダ情報と、rruファイルに含まれている各ファームウェアのメタ情報とから構成されている。
例えば、記述1453(図21)において記述1453−1は当該rruファイルに対するヘッダ情報であり、rruファイルのID(識別情報)(記述1453−1a)、サイズ記述1453−1b)等が示されている。また、rruファイルのメタ情報の子要素として、それぞれtype属性の値が「module」である<object>タグで囲まれた構造体である記述1453−2及び記述1453−3は、当該rruファイルに含まれている各ファームウェアのメタ情報を示している(第二の要素情報)。したがって、当該rruファイルには2つのファームウェアが含まれていることが分かる。
各ファームウェアのメタ情報は、アップデート必要時間(例えば、記述1453−2a)、アップデートタイムアウト判定時間(1453−2b)、ファームウェアの名前(例えば、記述1453−2d)、ファームウェアのバージョン情報(例えば、記述1453−2f)、ファームウェアの識別情報(例えば、記述1453−2c、記述1453−2d、記述1453−2g)等から構成されている。ここでアップデート必要時間とは、当該ファームウェアが画像形成装置において適用処理(アップロート゛)されるのに要する時間である。アップデートタイムアウト判定時間の意味については後述する。
なお、パッケージメタ情報145は、ステップS99〜S106(図6)においてファイルサーバ20より取得されたパッケージ一覧230、rruファイル一覧240及びファームウェア一覧250に含まれている情報がパッケージごとにマージされたものである。
ステップS211に続いてステップS212に進み、Webアプリ12は、ステップS207において生成した抽出パッケージ一覧と、ステップS209において取得した先頭パッケージが対応する機種に属する機器一覧とに基づいてアップデート指示ページを生成し、当該アップデート指示ページをhttpd11に対して出力する(S213)。ステップS213に続いてステップS214に進み、httpd11が、アップデート指示ページを端末40に送信すると、アップデート指示ページが端末40のWebブラウザによって表示される。
図24は、アップデート指示ページの表示例を示す図である。図24に示されるように、アップデート指示ページ440は、コンボボックス441、テーブル442、アップロード時期指定領域443、及びアップデートボタン444等から構成されている。
コンボボックス441は、抽出パッケージ一覧の中から実際にアップデートの対象とするパッケージを選択させるためのものである。初期状態では、先頭パッケージのパッケージ名が表示されている。
テーブル442は、コンボボックス441において選択されたパッケージの対応する機種に属する画像形成装置の一覧が表示される領域である。すなわち、コンボボックス441において現在選択されているパッケージと異なるパッケージが選択されると、その旨が機器管理サーバ10に通知され、上述したステップS208〜S214が実行されることにより、新たに選択されたパッケージの対応する機種に属する画像形成装置の一覧が、テーブル442に表示される。また、テーブル442において、チェックボタン415がチェックされることにより、アップデート対象とされる画像形成装置が選択される。
アップロード時期指定領域443は、機器管理サーバ10がファームウェアのアップロードを実行するタイミング(時期)を選択させるための領域である。例えば、すぐにアップロードを実行するか、又は時間指定によってアップロードを実行するかを指定させることができ、後者の場合は更に、アップロードを実行する時間を指定させることができる。アップデートボタン444は、アップデートの指示を機器管理サーバ10に対して送信するためのボタンである。
なお、テーブル442にその情報が表示されている各画像形成装置のIPアドレスには、当該画像形成装置にインストールされている現在のファームウェアのバージョン情報等(以下、「ファームウェア情報」という。)が表示されるWebページ(以下、「ファームウェア情報ページ」という。)に対するリンクが張られている。したがって、ユーザが、ファームウェア情報を確認したい画像形成装置のIPアドレスをクリックすると、ファームウェア情報ページが表示される。
図25は、ファームウェア情報ページの表示例を示す図である。図25に示されるように、ファームウェア情報ページ450には、画像形成装置にインストールされている各ファームウェア(システム、ネットーク、プリンタ、エンジン、スキャナ等)のバージョン情報が表示されている。ユーザは、ファームウェア情報ページを参照することにより、当該画像形成装置のファームウェアを更新する必要があるか等を確認することができる。
アップデート指示ページ440において、アップデート対象とするパッケージ及び画像形成装置(以下、それぞれ「対象パッケージ」、「対象機器」という。)が選択され、アップデートボタン444がクリックされると、端末40は、機器管理サーバ10に対して、ファームウェアのアップデートの要求を送信する。なお、ここでは、対象パッケージに、パッケージAAAが、対象機器に画像形成装置31が選択されたものとする(S215)。
ステップS215に続いてステップS216に進み、httpd11によってWebアプリ12が呼び出されると(S216)、Webアプリ12は、機器管理部13のアップデート処理部133に対して対象パッケージの画像形成装置31に対するアップロードを要求する(S217)。なお、Webアプリ12からのアップロード要求に伴って、アップデートの対象となる画像形成装置を識別するための情報として画像形成装置31のIPアドレスと、ステップS211において入手されたパッケージメタ情報とがアップデート処理部133に渡される。
ステップS217に続いてステップS218に進み、アップデート処理部133は、アップロード要求を受け付けた旨をWebアプリ12に対して応答すると、画像形成装置31に対するパッケージのアップロード処理を開始する。ステップS218に続いてステップS219(図20)に進み、アップデート処理部133は、画像形成装置31の通信制御部311に対してログインを実行する。なお、本実施の形態において、アップデート処理部133と画像形成装置31との通信は、FTPによって行われる例について説明するが、他のプロトコルを用いて実現してもよい。
ステップS219に続いてステップS220に進み、アップデート処理部133は、対象パッケージをパッケージ記憶部143より取り出し、当該対象パッケージをputコマンドによって画像形成装置31のパッケージ一時記憶部313にアップロードする。ステップS221に続いてステップS222に進み、アップデート処理部133は、画像形成装置31からログアウトすると、パッケージメタ情報145(図21等)においてファームウェアごとに定義されているアップデート必要時間を合計した時間だけ待機する。
一方、画像形成装置31においては、アップデート制御部312が、アップデート処理部133によってアップロードされた対象パッケージのアップデート処理を実行する(S223)。具体的には、画像形成装置31が、パッケージ一時記憶部313にアップロードされた対象パッケージに含まれるファームウェアを、当該ファームウェアが実行時に配置されるべき場所(ファームウェア記憶部314)に適用すると共に、バージョン記憶部316に管理されているファームウェアのバージョン情報の値を、新たに適用したファームウェアのバージョンに更新する。
図26は、バージョン記憶部に管理されているファームウェアのバージョン情報の構成例を示す図である。図26に示されるように、ファームウェアのバージョン情報は、ファームウェアごとに、ファームウェア名、ファームウェアID、及びバージョン等の情報から構成される。
ステップS223に続いてステップS224に進み、アップデート制御部312は、画像形成装置31をリセット(再起動)することにより、ファームウェアの適用を画像形成装置31の動作に反映させる。なお、アップデート制御部312は、パッケージのアップデート処理においてエラーが発生した場合には、当該エラーのエラー情報をエラー情報記憶部315に保存しておく。
図27は、エラー情報記憶部におけるエラー情報の構成例を示す図である。図27に示されるように、エラー情報は、発生したエラーごとにエラーコード及びエラーが発生したファームウェアのIDによって構成される。エラーコードは、発生したエラーを一意に識別するための情報である。エラーが発生したファームウェアのIDは、アップデートに失敗したファームウェアのファームウェアIDである。
機器管理サーバ10のアップデート処理部133は、アップデート必要時間だけ処理を待機すると、画像形成装置31に対して再びログインを試みる。ここで、ステップS225のように、画像形成装置31において、リセット処理が実行されている最中に当該ログインが実行された場合は、画像形成装置31からログイン要求に対する応答が無い。したがって、アップデート処理部133は、当該応答が無いことにより画像形成装置31においてアップデート処理が完了していない旨を検知し、ログインに成功するまで画像形成装置31に対するログインを実行する(S226)。ログインを繰り返すことによって、アップデート処理部133は、アップデート処理の完了を検知することができる。
但し、アップデート処理部133は、ステップS222においてアップデート必要時間だけ待機しているため、待機後の最初のログインによってログインが成功する可能性が高い。また、最初のログインで失敗したとしても、待機せずにステップS221以降にログイン処理を繰り返す場合に比べて、ログイン処理の回数が抑制され、ネットワーク負荷が低減され得る。なお、アップデート必要時間は経験値等に基づいて定めておけばよい。本実施の形態のように、アップデート必要時間を、アップデート処理部133のプログラムロジックからは独立してパッケージメタ情報記憶部144において管理するようにすれば、アップデート必要時間の設定変更等は容易に行うことができる。
ログインに成功すると(S227)、アップデート処理部133は、画像形成装置31においてアップデート処理が完了したものと判断し、画像形成装置31に対してエラー情報の提供を要求する(S228)。ステップS228に続いてステップS229に進み、画像形成装置31は、エラー情報記憶部315にエラー情報が保存されている場合は当該エラー情報を、エラーが発生していない場合は、その旨をアップデート処理部133に対して送信する。
ここで、ステップS225からステップS229にかけての一連の処理の流れをフローチャートによって詳細に説明する。図28は、アップデート処理部による画像形成装置におけるアップデート処理の完了の確認処理を説明するためのフローチャートである。
ログインを要求し(S301:図20のステップS225又はS226に相当)、ログインが成功すると(S302においてYes)画像形成装置31よりエラー情報を取得する(S303:図20のステップS228及びS229に相当)。画像形成装置31より取得した情報に基づいて、アップデート処理にエラーが発生しているか否かを判断し(S304)、エラーが発生している場合は、所定時間待機した後(S305)、ステップS220以降のアップロード処理を再び繰り返す(S306)。エラーが発生していない場合は、正常終了を処理結果として設定する(S307)。
一方、ログインに失敗した場合は(S302においてNo)、ステップS301における最初の(一回目の)ログイン要求を実行してから、ファームウェアごとに定義されているアップデートタイムアウト判定時間を合計した時間が経過したか否かを判断する(S308)。アップデートタイムアウト判定時間が既に経過している場合は、タイムアウトエラーを処理結果として設定する(S309)。アップデートタイムアウト判定時間がまだ経過していない場合は、再びログイン(S301)以降を繰り返す。すなわち、ログインに失敗した場合に、アップデートタイムアウト判定時間によって示される期限の経過を確認することにより、アップデート処理部133によるログイン処理が無限に繰り返されることが防止されるというわけである。
図20に戻る。ステップS229に続いてステップS230に進み、アップデート処理部133は、ステップS307又はS309(図28)において設定した処理結果よりエラーが発生したか否かをチェックする。ステップS230に続いてステップS231に進み、アップデート処理部133は、画像形成装置31に対し、現在のファームウェアのバージョン情報の提供を要求する。ステップS231に続いてステップS232に進み、画像形成装置31は、ファームウェアのバージョン情報をバージョン記憶部316より取得し、アップデート処理部133に対して送信する。
ステップS232に続いてステップS233に進み、アップデート処理部133は、パッケージメタ情報145(図21等)に示されている、対象パッケージに含まれているファームウェアのバージョン情報と、画像形成装置31より取得したバージョン情報とが一致するか否かを判断することにより、対象パッケージに含まれているファームウェアが画像形成装置31において正常にアップデートされたか否かをチェックする。当該チェックによって、エラーとして検出されなかった異常の発生によってアップデート処理が正常に実行されなかった場合であっても、アップデート処理部133は、アップデート処理に失敗した旨を検出することができる。
ステップS233に続いてステップS234に進み、アップデート処理部133は、画像処理装置31からログアウトする。
一方、Webアプリ12は、アップデート処理部133に対してパッケージのアップデートの要求を行った後(S217)、アップデートの処理が完了したか否かを確認するための問い合わせをアップデート処理部133に対して定期的に行っている(S235〜S240)。アップデート処理部133は、当該問い合わせに対して、ステップS234のログアウト処理が完了している場合は、アップデート処理が完了した旨を応答する(完了通知)(S241)。
アップデート処理部133より完了通知があった場合は、ステップS242に進み、Webアプリ12は、アップデート処理部133よりアップデート処理が正常に完了したか否かを示す情報(処理結果)を取得する(S243)。ステップS243に続いてステップS244に進み、Webアプリ12は、ステップS243において取得した処理結果を表示させるWebページ(以下、「結果表示ページ」という。)を生成し、当該結果表示ページをhttpd11に対して出力する(S245)。ステップS245に続いてステップS246に進み、httpd11が結果表示ページを端末40に対して送信すると、結果表示ページは端末40のWebブラウザによって表示される。
図29は、結果表示ページの表示例を示す図である。図29に示されるように、結果表示ページ460には、アップデートが完了した画像形成装置の一覧と、その処理結果が表示されている。
このように、本実施の形態における機器管理サーバ10は、画像形成装置31においてアップデートが完了した旨を確認した後に、アップデート処理が完了した旨を表示させる結果表示ページ460を端末40に対して送信するため、端末40のユーザは、結果表示ページ460によって、画像形成装置31におけるアップデート処理の結果をタイムリーに確認することができる。
なお、近年においては、ある特定の機能に特化した組み込み機器においてもWebサーバとして機能するもの等、コンピュータと同等の情報処理を実行することができるものが提供されている。例えば、融合機、又は複合機と呼ばれる、プリンタ、コピー、又はファクシミリ等の複合サービスに固有の処理を行う複数のアプリケーションを有する画像形成装置もかかる機器に該当する。最近の画像形成装置には、Webサーバとしての機能を有し、アプリケーションの実装が可能なものもある。
したがって、このような画像形成装置を用いて、本実施の形態における機器管理システム1を構成しても本発明の効果を同様に得ることができる。図30は、画像形成装置を機器管理サーバとした機器管理システムの構成例を示す図である。図30中、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図30と図2とを比較すると、図30には機器管理サーバ10が無い代わりに、画像形成装置31に機器管理サーバ10に実装されていた機能(httpd301、Webアプリ302、機器管理部303及びソフトウェア管理部304等)が実装されている。
したがって、かかる形態においても、画像形成装置31を機器管理サーバ10と同様に機能させることにより、本発明による効果を同様に得ることができる。
なお、本実施の形態においては、機器管理サーバ10内に機器管理部13及びソフトウェア管理部14を実装した例(図5)について説明したが、これらの機能は、他のコンピュータに実装してもよい。例えば、機器管理部13を実装したコンピュータとソフトウェア管理部14を実装したコンピュータとを機器管理システム1の構成要素とし、機器管理サーバ10におけるWebアプリ12が、これらのコンピュータと通信することによって、機器管理部13及びソフトウェア管理部14の機能を利用するようにすればよい。この場合、機器管理部13及びソフトウェア管理部14をそれぞれのコンピュータにおいてWebサービスとして実装し、Webアプリ12との通信をSOAPによって行うようにすれば、Webアプリ12は、SOAPのRPCによって機器管理部13及びソフトウェア管理部14の機能を利用することができ、Webアプリ12の実装を、機器管理部13等が機器管理サーバ10に実装されている場合とほぼ同様のものとすることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
遠隔操作によって機器のファームウェアを更新する手順を説明するための図である。 本発明の実施の形態における機器管理システムの構成例を示す図である。 ファイルサーバにおいて管理されているソフトウェアの構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態における機器管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における機器管理システムの機能構成例を示す図である。 ダウンロード可能なパッケージの一覧情報の提供処理を説明するためのシーケンス図である。 ダウンロード可能なパッケージの一覧情報の提供処理を説明するためのシーケンス図である。 ファイルサーバより送信されるURL一覧の例を示す図である。 ファイルサーバより送信されるパッケージ一覧の例を示す図である。 ファイルサーバより送信されるrruファイル一覧の例を示す図である。 ファイルサーバより送信されるファームウェア一覧の例を示す図である。 機器情報記憶部に管理されている機器一覧の構成例を示す図である。 パッケージ一覧ページの表示例を示す図である。 パッケージのダウンロード処理を説明するためのシーケンス図である。 パッケージの詳細情報の提供処理を説明するためのシーケンス図である。 詳細ページの表示例を示す図である。 機器管理サーバにダウンロードされているパッケージの削除処理を説明するためのシーケンス図である。 DP一覧ページの表示例を示す図である。 画像形成装置のファームウェアのアップデート処理を説明するためのシーケンス図である。 画像形成装置のファームウェアのアップデート処理を説明するためのシーケンス図である。 パッケージメタ情報記憶部に管理されているパッケージメタ情報の構成例を示す図である。 パッケージメタ情報記憶部に管理されているパッケージメタ情報の構成例を示す図である。 パッケージメタ情報記憶部に管理されているパッケージメタ情報の構成例を示す図である。 アップデート指示ページの表示例を示す図である。 ファームウェア情報ページの表示例を示す図である。 バージョン記憶部に管理されているファームウェアのバージョン情報の構成例を示す図である。 エラー情報記憶部におけるエラー情報の構成例を示す図である。 アップデート処理部による画像形成装置におけるアップデート処理の完了の確認処理を説明するためのフローチャートである。 結果表示ページの表示例を示す図である。 画像形成装置を機器管理サーバとした機器管理システムの構成例を示す図である。
符号の説明
1 機器管理システム
10 機器管理サーバ
11 httpd
12 Webアプリ
13 機器管理部
14 ソフトウェア管理部
20 ファイルサーバ
21 パッケージ記憶部
22 パッケージメタ情報記憶部
31、32 画像形成装置
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 演算処理装置
105 インタフェース装置
131 機器一覧提供部
132 機器情報記憶部
133 アップデート処理部
134 機器一覧取得部
141 パッケージ一覧提供部
142 パッケージメタ情報提供部
143 パッケージ記憶部
144 パッケージメタ情報記憶部
145 ダウンロード部
146 パッケージメタ情報取得部
147 パッケージ削除部
210 パッケージ
211、212 rruファイル
220 URL一覧
230 パッケージ一覧
240 rruファイル一覧
250 ファームウェア一覧
301 httpd
302 Webアプリ
303 機器管理部
304 ソフトウェア管理部
311 通信制御部
312 アップデート制御部
313 パッケージ一時記憶部
314 ファームウェア記憶部
315 エラー情報記憶部
316 バージョン記憶部
410 パッケージ一覧ページ
420 詳細ページ
430 DP一覧ページ
440 アップデート指示ページ
450 ファームウェア情報ページ
460 結果表示ページ
501 端末
502 機器管理サーバ
503 ファイルサーバ
504 ネットワーク機器
500 システム
B バス

Claims (29)

  1. ネットワーク機器に対して該ネットワーク機器に使用されるソフトウェアの更新処理を実行させる電子装置であって、
    前記ソフトウェアと該ソフトウェアの更新処理を実行するためのソフトウェア情報とを管理するソフトウェア管理手段と、
    前記ソフトウェア情報に基づき所定の時間の経過後に前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせる機器管理手段とを有することを特徴とする電子装置。
  2. 前記ソフトウェア管理手段に管理された前記ソフトウェア情報を取得して前記機器管理手段に通知する仲介手段をさらに有し、
    前記機器管理手段は、該通知されたソフトウェア情報を参照することで前記所定の時間の経過後に前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせることを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  3. 前記ソフトウェア情報は、前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムの単位を表す第一の要素情報が記述された構造体であることを特徴とする請求項1又は2記載の電子装置。
  4. 前記ソフトウェア情報はさらに、前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムを識別する識別情報及び前記ソフトウェアの更新処理に必要な時間を表す第一の時間情報が記述された構造体であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の電子装置。
  5. 前記識別情報及び前記第一の時間情報はともに、前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムの単位に対応した第二の要素情報内に記述された値であることを特徴とする請求項4記載の電子装置。
  6. 前記第二の要素情報は、前記第一の要素情報の子要素として記述されていることを特徴とする請求項5記載の電子装置。
  7. 前記所定の時間は、前記ソフトウェア情報において、前記ソフトウェアの更新処理に必要な時間を表す前記第一の時間情報として記述されていることを特徴とする請求項4乃至6いずれか一項記載の電子装置。
  8. 前記機器管理手段は、前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせに対して前記ネットワーク機器からの応答がなかったときは前記ソフトウェアの更新処理は完了していないものと判断することを特徴とする請求項1乃至7いずれか一項記載の電子装置。
  9. 前記機器管理手段は、前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせに対して前記ネットワーク機器からの応答がなかったときは前記ネットワーク機器に対して改めて前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせを実行することを特徴とする請求項1乃至8いずれか一項記載の電子装置。
  10. 前記機器管理手段は、前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせに対して前記ネットワーク機器からの応答がなかったときであっても、所定の期限を経過した後は、前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせないことを特徴とする請求項1乃至9いずれか一項記載の電子装置。
  11. 前記ソフトウェア情報はさらに、前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせを行う期限を示す第二の時間情報が記述された構造体であることを特徴とする請求項1乃至10いずれか一項記載の電子装置。
  12. 前記第二の時間情報は、前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムを識別する識別情報及び前記ソフトウェアの更新処理に必要な時間を表す第一の時間情報とともに、前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムの単位に対応した第二の要素情報内に記述された値であることを特徴とする請求項11記載の電子装置。
  13. 請求項1乃至12いずれか一項記載の電子装置とネットワークを介して接続するネットワーク機器であって、
    前記電子装置から送信されるソフトウェアの更新処理を実行するソフトウェア更新手段と、
    前記ソフトウェア更新手段による前記ソフトウェアの更新処理の結果を保存する更新結果保存手段とを有し、
    前記電子装置からの要求に対し、前記更新結果保存手段に保存されている前記更新処理の結果を前記電子装置に対して送信することを特徴とするネットワーク機器。
  14. ネットワーク機器に対して該ネットワーク機器に使用されるソフトウェアの更新処理を実行させる電子装置における管理方法であって、
    前記ソフトウェアを前記ネットワーク機器に送信するソフトウェア送信手順と、
    前記ソフトウェア送信手順において前記ソフトウェアを送信してから前記ソフトウェアの更新処理を実行するためのソフトウェア情報に示されている所定の時間の経過後に前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせる更新結果問い合わせ手順とを有することを特徴とする管理方法。
  15. 前記ソフトウェア情報は、前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムの単位を表す第一の要素情報が記述された構造体であることを特徴とする請求項14記載の管理方法。
  16. 前記ソフトウェア情報はさらに、前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムを識別する識別情報及び前記ソフトウェアの更新処理に必要な時間を表す第一の時間情報が記述された構造体であることを特徴とする請求項14又は15記載の管理方法。
  17. 前記識別情報及び前記第一の時間情報はともに、前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムの単位に対応した第二の要素情報内に記述された値であることを特徴とする請求項16記載の管理方法。
  18. 前記第二の要素情報は、前記第一の要素情報の子要素として記述されていることを特徴とする請求項17記載の管理方法。
  19. 前記所定の時間は、前記ソフトウェア情報において、前記ソフトウェアの更新処理に必要な時間を表す前記第一の時間情報として記述されていることを特徴とする請求項14乃至18いずれか一項記載の管理方法。
  20. 前記更新結果問い合わせ手順における前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせに対して前記ネットワーク機器からの応答がなかったときは前記ソフトウェアの更新処理は完了していないものと判断することを特徴とする請求項16乃至19いずれか一項記載の管理方法。
  21. 前記更新結果問い合わせ手順における前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせに対して前記ネットワーク機器からの応答がなかったときは前記ネットワーク機器に対して改めて前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせを実行することを特徴とする請求項14乃至20いずれか一項記載の管理方法。
  22. 前記更新結果問い合わせ手順における前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせに対して前記ネットワーク機器からの応答がなかったときであっても、所定の期限を経過した後は、前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせないことを特徴とする請求項14乃至21いずれか一項記載の管理方法。
  23. 前記ソフトウェア情報はさらに、前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果の問い合わせを行う期限を示す第二の時間情報が記述された構造体であることを特徴とする請求項14乃至22いずれか一項記載の管理方法。
  24. 前記第二の時間情報は、前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムを識別する識別情報及び前記ソフトウェアの更新処理に必要な時間を表す第一の時間情報とともに、前記ソフトウェアの更新処理を実行させるプログラムの単位に対応した第二の要素情報内に記述された値であることを特徴とする請求項23記載の管理方法。
  25. 請求項1乃至12いずれか一項記載の電子装置とネットワークを介して接続するネットワーク機器におけるソフトウェア更新方法であって、
    前記電子装置から送信されるソフトウェアの更新処理を実行するソフトウェア更新手順と、
    前記ソフトウェア更新手順における前記ソフトウェアの更新処理の結果を保存する更新結果保存手順と、
    前記電子装置からの要求に対し、前記更新結果保存手順において保存された前記更新処理の結果を前記電子装置に対して送信する更新結果送信手順とを有することを特徴とするソフトウェア更新方法。
  26. ネットワーク機器に対して該ネットワーク機器に使用されるソフトウェアの更新処理を実行させる電子装置に、
    前記ソフトウェアを前記ネットワーク機器に送信するソフトウェア送信手順と、
    前記ソフトウェア送信手順において前記ソフトウェアを送信してから前記ソフトウェアの更新処理を実行するためのソフトウェア情報に示されている所定の時間の経過後に前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせる更新結果問い合わせ手順とを実行させるための管理プログラム。
  27. ネットワーク機器に対して該ネットワーク機器に使用されるソフトウェアの更新処理を実行させる電子装置に、
    前記ソフトウェアを前記ネットワーク機器に送信するソフトウェア送信手順と、
    前記ソフトウェア送信手順において前記ソフトウェアを送信してから前記ソフトウェアの更新処理を実行するためのソフトウェア情報に示されている所定の時間の経過後に前記ネットワーク機器に対して前記ソフトウェアの更新処理の結果を問い合わせる更新結果問い合わせ手順とを実行させるための管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  28. 請求項1乃至12いずれか一項記載の電子装置とネットワークを介して接続するネットワーク機器に、
    前記電子装置から送信されるソフトウェアの更新処理を実行するソフトウェア更新手順と、
    前記ソフトウェア更新手順における前記ソフトウェアの更新処理の結果を保存する更新結果保存手順と、
    前記電子装置からの要求に対し、前記更新結果保存手順において保存された前記更新処理の結果を前記電子装置に対して送信する更新結果送信手順とを実行させるためのソフトウェア更新プログラム。
  29. 請求項1乃至12いずれか一項記載の電子装置とネットワークを介して接続するネットワーク機器に、
    前記電子装置から送信されるソフトウェアの更新処理を実行するソフトウェア更新手順と、
    前記ソフトウェア更新手順における前記ソフトウェアの更新処理の結果を保存する更新結果保存手順と、
    前記電子装置からの要求に対し、前記更新結果保存手順において保存された前記更新処理の結果を前記電子装置に対して送信する更新結果送信手順とを実行させるためのソフトウェア更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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