JP2003111151A - 遠隔監視制御用通信アダプタ及び遠隔監視制御方法 - Google Patents
遠隔監視制御用通信アダプタ及び遠隔監視制御方法Info
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- JP2003111151A JP2003111151A JP2001297879A JP2001297879A JP2003111151A JP 2003111151 A JP2003111151 A JP 2003111151A JP 2001297879 A JP2001297879 A JP 2001297879A JP 2001297879 A JP2001297879 A JP 2001297879A JP 2003111151 A JP2003111151 A JP 2003111151A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 PLCから分離した通信制御機能と遠隔監視
機能とを備え、PLCを介して設備の遠隔制御を行う。 【解決手段】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続され、設備の監視制御を行うプログラマブル
・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行う
遠隔監視制御用通信アダプタであって、プログラマブル
・コントローラにおける、監視制御のトリガとなるビッ
トの第1アドレスと、監視制御のためのデータが格納さ
れた第2アドレスとを予め記憶する記憶手段と、第1ア
ドレスのビットを監視する監視手段と、ビットが変化し
たことに応じて、第2アドレスに格納されたデータを読
み出す読出手段と、読出手段で読み出されたデータを遠
隔監視制御装置に送信する送信手段とを備えた。
機能とを備え、PLCを介して設備の遠隔制御を行う。 【解決手段】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続され、設備の監視制御を行うプログラマブル
・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行う
遠隔監視制御用通信アダプタであって、プログラマブル
・コントローラにおける、監視制御のトリガとなるビッ
トの第1アドレスと、監視制御のためのデータが格納さ
れた第2アドレスとを予め記憶する記憶手段と、第1ア
ドレスのビットを監視する監視手段と、ビットが変化し
たことに応じて、第2アドレスに格納されたデータを読
み出す読出手段と、読出手段で読み出されたデータを遠
隔監視制御装置に送信する送信手段とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視制御用通
信アダプタ及び遠隔監視制御方法に関し、より詳細に
は、複数のプログラマブル・コントローラを、通信ネッ
トワークを介して遠隔監視制御を行うための遠隔監視制
御用通信アダプタ及び遠隔監視制御方法に関する。
信アダプタ及び遠隔監視制御方法に関し、より詳細に
は、複数のプログラマブル・コントローラを、通信ネッ
トワークを介して遠隔監視制御を行うための遠隔監視制
御用通信アダプタ及び遠隔監視制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動研削装置や自動組立装置などの生産
設備を制御するために、汎用のコンピュータが用いられ
ている。特に、制御装置として用いられる汎用コンピュ
ータは、プログラマブル・コントローラ(以下、PLC
という。)と呼ばれている。PLCは、同一のハードウ
ェア構成で、制御対象である装置ごとにプログラムを入
れ替えることによって、様々な生産設備に適用すること
ができる。
設備を制御するために、汎用のコンピュータが用いられ
ている。特に、制御装置として用いられる汎用コンピュ
ータは、プログラマブル・コントローラ(以下、PLC
という。)と呼ばれている。PLCは、同一のハードウ
ェア構成で、制御対象である装置ごとにプログラムを入
れ替えることによって、様々な生産設備に適用すること
ができる。
【0003】また、遠隔監視制御装置とPLCとを、イ
ンターネットや公衆電話回線などの通信ネットワークを
介して接続し、遠隔地にある生産設備の監視やメンテナ
ンスを行う遠隔監視システムが知られている。
ンターネットや公衆電話回線などの通信ネットワークを
介して接続し、遠隔地にある生産設備の監視やメンテナ
ンスを行う遠隔監視システムが知られている。
【0004】図1は、従来の遠隔監視システムを示すブ
ロック図である。汎用PLC1は、通信機器2aに接続
され、通信ネットワーク4を介して、通信機器2bに接
続され遠隔監視制御装置3と接続することができる。汎
用PLC1は、遠隔監視制御を行うために、各種設備を
制御するための制御プログラム11の他に、通信機器2
aと接続するための通信プログラム12と、各種設備を
監視し、その結果を遠隔監視制御装置3に通知するため
の機械監視プログラム13とを実装している。
ロック図である。汎用PLC1は、通信機器2aに接続
され、通信ネットワーク4を介して、通信機器2bに接
続され遠隔監視制御装置3と接続することができる。汎
用PLC1は、遠隔監視制御を行うために、各種設備を
制御するための制御プログラム11の他に、通信機器2
aと接続するための通信プログラム12と、各種設備を
監視し、その結果を遠隔監視制御装置3に通知するため
の機械監視プログラム13とを実装している。
【0005】このような構成により、機械監視プログラ
ム13により収集された各種設備の監視情報は、汎用P
LC1から自律的に又は遠隔監視制御装置3からの要求
に応じて、遠隔監視制御装置3に送られる。汎用PLC
1は、通信プログラム12を使用して、通信機器2aと
通信ネットワーク4を介して遠隔監視制御装置3に接続
し、監視情報を送信する。また、遠隔監視制御装置3
は、通信機器2bと通信ネットワーク4を介して、制御
情報を汎用PLC1に送信する。汎用PLC1の制御プ
ログラム11は、制御情報に基づいて、各種設備の制御
を行う。
ム13により収集された各種設備の監視情報は、汎用P
LC1から自律的に又は遠隔監視制御装置3からの要求
に応じて、遠隔監視制御装置3に送られる。汎用PLC
1は、通信プログラム12を使用して、通信機器2aと
通信ネットワーク4を介して遠隔監視制御装置3に接続
し、監視情報を送信する。また、遠隔監視制御装置3
は、通信機器2bと通信ネットワーク4を介して、制御
情報を汎用PLC1に送信する。汎用PLC1の制御プ
ログラム11は、制御情報に基づいて、各種設備の制御
を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】PLCに対して、設備
に対する監視制御の対象項目、監視周期などのパラメー
タを変更したい場合がある。このような変更作業は、設
備とPLCとが稼働している状態で変更できることが望
ましい。しかしながら、稼働中にPLCのプログラムを
変更することは、既存の制御プログラムを壊す可能性が
ある。また、PLCに変更されたプログラムを格納する
領域が確保できない場合には、プログラムの変更を行う
ことができない。さらに、通信制御プログラムと機械監
視プログラムの変更に伴い、PLCの処理速度が低下し
たり、誤動作を引き起こすという問題もあった。
に対する監視制御の対象項目、監視周期などのパラメー
タを変更したい場合がある。このような変更作業は、設
備とPLCとが稼働している状態で変更できることが望
ましい。しかしながら、稼働中にPLCのプログラムを
変更することは、既存の制御プログラムを壊す可能性が
ある。また、PLCに変更されたプログラムを格納する
領域が確保できない場合には、プログラムの変更を行う
ことができない。さらに、通信制御プログラムと機械監
視プログラムの変更に伴い、PLCの処理速度が低下し
たり、誤動作を引き起こすという問題もあった。
【0007】従って、PLCに通信プログラムと機械監
視プログラムとを搭載することは、遠隔監視システムを
運用中にメンテナンスを行うことが難しい。
視プログラムとを搭載することは、遠隔監視システムを
運用中にメンテナンスを行うことが難しい。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、PLCから分離し
た通信制御機能と遠隔監視機能とを備え、PLCを介し
て設備の遠隔制御が可能な遠隔監視制御用通信アダプタ
及び遠隔監視制御方法を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、PLCから分離し
た通信制御機能と遠隔監視機能とを備え、PLCを介し
て設備の遠隔制御が可能な遠隔監視制御用通信アダプタ
及び遠隔監視制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、通信ネ
ットワークを介して遠隔監視制御装置に接続され、設備
の監視制御を行うプログラマブル・コントローラとの間
で監視制御情報のやり取りを行う遠隔監視制御用通信ア
ダプタであって、前記プログラマブル・コントローラに
おける、監視制御のトリガとなるビットの第1アドレス
と、監視制御のためのデータが格納された第2アドレス
とを予め記憶する記憶手段と、前記第1アドレスの前記
ビットを監視する監視手段と、前記ビットが変化したこ
とに応じて、前記第2アドレスに格納された前記データ
を読み出す読出手段と、該読出手段で読み出された前記
データを前記遠隔監視制御装置に送信する送信手段とを
備えたことを特徴とする。
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、通信ネ
ットワークを介して遠隔監視制御装置に接続され、設備
の監視制御を行うプログラマブル・コントローラとの間
で監視制御情報のやり取りを行う遠隔監視制御用通信ア
ダプタであって、前記プログラマブル・コントローラに
おける、監視制御のトリガとなるビットの第1アドレス
と、監視制御のためのデータが格納された第2アドレス
とを予め記憶する記憶手段と、前記第1アドレスの前記
ビットを監視する監視手段と、前記ビットが変化したこ
とに応じて、前記第2アドレスに格納された前記データ
を読み出す読出手段と、該読出手段で読み出された前記
データを前記遠隔監視制御装置に送信する送信手段とを
備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、通信ネットワー
クを介して遠隔監視制御装置に接続され、設備の監視制
御を行うプログラマブル・コントローラとの間で監視制
御情報のやり取りを行う遠隔監視制御用通信アダプタで
あって、前記プログラマブル・コントローラにおける、
データ蓄積のトリガとなる第1ビットの第1アドレス
と、データ送信のトリガとなる第2ビットの第2アドレ
スと、監視制御のためのデータが格納された第3アドレ
スとを予め記憶する記憶手段と、前記第1アドレスの前
記第1ビットと、前記第2アドレスの前記第2ビットと
を監視する監視手段と、前記第1ビットが変化したこと
に応じて、前記第3アドレスに格納された前記データを
読み出し、前記記憶手段に記憶するデータ蓄積手段と、
前記第2ビットが変化したことに応じて、前記記憶手段
に記憶された前記データの全てを前記遠隔監視制御装置
に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
クを介して遠隔監視制御装置に接続され、設備の監視制
御を行うプログラマブル・コントローラとの間で監視制
御情報のやり取りを行う遠隔監視制御用通信アダプタで
あって、前記プログラマブル・コントローラにおける、
データ蓄積のトリガとなる第1ビットの第1アドレス
と、データ送信のトリガとなる第2ビットの第2アドレ
スと、監視制御のためのデータが格納された第3アドレ
スとを予め記憶する記憶手段と、前記第1アドレスの前
記第1ビットと、前記第2アドレスの前記第2ビットと
を監視する監視手段と、前記第1ビットが変化したこと
に応じて、前記第3アドレスに格納された前記データを
読み出し、前記記憶手段に記憶するデータ蓄積手段と、
前記第2ビットが変化したことに応じて、前記記憶手段
に記憶された前記データの全てを前記遠隔監視制御装置
に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、通信ネットワー
クを介して遠隔監視制御装置に接続され、設備の監視制
御を行うプログラマブル・コントローラとの間で監視制
御情報のやり取りを行う遠隔監視制御用通信アダプタで
あって、前記プログラマブル・コントローラにおける、
監視制御のトリガとなるビットの第1アドレスと、予め
定めた設定値とを記憶する記憶手段と、前記第1アドレ
スの前記ビットを監視する監視手段と、前記ビットの1
または0の時間を積算した積算値、前記ビットの1また
は0の連続する時間を積算した連続時間値、または、前
記ビットの立ち上がりまたは立ち下がりの回数を積算し
た積算回数の少なくとも1つを算出する算出手段と、該
算出手段で算出された前記積算値、前記連続時間値また
は前記積算回数が、前記記憶手段に格納された前記設定
値を超えた場合に、前記積算値、前記連続時間値または
前記積算回数を前記遠隔監視制御装置に送信する送信手
段とを備えたことを特徴とする。
クを介して遠隔監視制御装置に接続され、設備の監視制
御を行うプログラマブル・コントローラとの間で監視制
御情報のやり取りを行う遠隔監視制御用通信アダプタで
あって、前記プログラマブル・コントローラにおける、
監視制御のトリガとなるビットの第1アドレスと、予め
定めた設定値とを記憶する記憶手段と、前記第1アドレ
スの前記ビットを監視する監視手段と、前記ビットの1
または0の時間を積算した積算値、前記ビットの1また
は0の連続する時間を積算した連続時間値、または、前
記ビットの立ち上がりまたは立ち下がりの回数を積算し
た積算回数の少なくとも1つを算出する算出手段と、該
算出手段で算出された前記積算値、前記連続時間値また
は前記積算回数が、前記記憶手段に格納された前記設定
値を超えた場合に、前記積算値、前記連続時間値または
前記積算回数を前記遠隔監視制御装置に送信する送信手
段とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、通信ネットワー
クを介して遠隔監視制御装置に接続され、設備の監視制
御を行うプログラマブル・コントローラとの間で監視制
御情報のやり取りを行う遠隔監視制御用通信アダプタで
あって、前記プログラマブル・コントローラにおける、
通信のトリガとなるビットの第1アドレスと、通信相手
の識別子が格納された第2アドレスと、出力データが格
納された第3アドレスと、入力データを格納するための
第4アドレスとを予め記憶する記憶手段と、前記第1ア
ドレスの前記ビットを監視する監視手段と、前記ビット
が変化したことに応じて、前記第2アドレスに格納され
た前記識別子と、前記第3アドレスに格納された前記出
力データとを読み出す読出手段と、該読出手段で読み出
された前記識別子と前記出力データとを前記遠隔監視制
御装置に送信する送信手段と、前記通信相手からのデー
タを、前記遠隔監視制御装置から受信し、前記第4アド
レスに書き込む書込手段とを備えたことを特徴とする。
クを介して遠隔監視制御装置に接続され、設備の監視制
御を行うプログラマブル・コントローラとの間で監視制
御情報のやり取りを行う遠隔監視制御用通信アダプタで
あって、前記プログラマブル・コントローラにおける、
通信のトリガとなるビットの第1アドレスと、通信相手
の識別子が格納された第2アドレスと、出力データが格
納された第3アドレスと、入力データを格納するための
第4アドレスとを予め記憶する記憶手段と、前記第1ア
ドレスの前記ビットを監視する監視手段と、前記ビット
が変化したことに応じて、前記第2アドレスに格納され
た前記識別子と、前記第3アドレスに格納された前記出
力データとを読み出す読出手段と、該読出手段で読み出
された前記識別子と前記出力データとを前記遠隔監視制
御装置に送信する送信手段と、前記通信相手からのデー
タを、前記遠隔監視制御装置から受信し、前記第4アド
レスに書き込む書込手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、通信ネットワー
クを介して遠隔監視制御装置に接続された遠隔監視制御
用通信アダプタが、設備の監視制御を行うプログラマブ
ル・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行
う遠隔監視制御方法であって、前記プログラマブル・コ
ントローラにおける、監視制御のトリガとなるビットの
第1アドレスと、監視制御のためのデータが格納された
第2アドレスとを、前記遠隔監視制御用通信アダプタの
記憶部に予め記憶する記憶ステップと、前記第1アドレ
スの前記ビットを、前記遠隔監視制御用通信アダプタが
監視する監視ステップと、前記ビットが変化したことに
応じて、前記第2アドレスに格納された前記データを、
前記遠隔監視制御用通信アダプタが読み出す読出ステッ
プと、該読出ステップで読み出された前記データを、前
記遠隔監視制御用通信アダプタが前記遠隔監視制御装置
に送信する送信ステップとを備えたことを特徴とする。
クを介して遠隔監視制御装置に接続された遠隔監視制御
用通信アダプタが、設備の監視制御を行うプログラマブ
ル・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行
う遠隔監視制御方法であって、前記プログラマブル・コ
ントローラにおける、監視制御のトリガとなるビットの
第1アドレスと、監視制御のためのデータが格納された
第2アドレスとを、前記遠隔監視制御用通信アダプタの
記憶部に予め記憶する記憶ステップと、前記第1アドレ
スの前記ビットを、前記遠隔監視制御用通信アダプタが
監視する監視ステップと、前記ビットが変化したことに
応じて、前記第2アドレスに格納された前記データを、
前記遠隔監視制御用通信アダプタが読み出す読出ステッ
プと、該読出ステップで読み出された前記データを、前
記遠隔監視制御用通信アダプタが前記遠隔監視制御装置
に送信する送信ステップとを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、通信ネットワー
クを介して遠隔監視制御装置に接続された遠隔監視制御
用通信アダプタが、設備の監視制御を行うプログラマブ
ル・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行
う遠隔監視制御方法であって、前記プログラマブル・コ
ントローラにおける、データ蓄積のトリガとなる第1ビ
ットの第1アドレスと、データ送信のトリガとなる第2
ビットの第2アドレスと、監視制御のためのデータが格
納された第3アドレスとを、前記遠隔監視制御用通信ア
ダプタの記憶部に予め記憶する記憶ステップと、前記第
1アドレスの前記第1ビットと、前記第2アドレスの前
記第2ビットとを、前記遠隔監視制御用通信アダプタが
監視する監視ステップと、前記第1ビットが変化したこ
とに応じて、前記遠隔監視制御用通信アダプタが、前記
第3アドレスに格納された前記データを読み出し、前記
記憶部に記憶するデータ蓄積ステップと、前記第2ビッ
トが変化したことに応じて、前記記憶部に記憶された前
記データの全てを、前記遠隔監視制御用通信アダプタが
前記遠隔監視制御装置に送信する送信ステップとを備え
たことを特徴とする。
クを介して遠隔監視制御装置に接続された遠隔監視制御
用通信アダプタが、設備の監視制御を行うプログラマブ
ル・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行
う遠隔監視制御方法であって、前記プログラマブル・コ
ントローラにおける、データ蓄積のトリガとなる第1ビ
ットの第1アドレスと、データ送信のトリガとなる第2
ビットの第2アドレスと、監視制御のためのデータが格
納された第3アドレスとを、前記遠隔監視制御用通信ア
ダプタの記憶部に予め記憶する記憶ステップと、前記第
1アドレスの前記第1ビットと、前記第2アドレスの前
記第2ビットとを、前記遠隔監視制御用通信アダプタが
監視する監視ステップと、前記第1ビットが変化したこ
とに応じて、前記遠隔監視制御用通信アダプタが、前記
第3アドレスに格納された前記データを読み出し、前記
記憶部に記憶するデータ蓄積ステップと、前記第2ビッ
トが変化したことに応じて、前記記憶部に記憶された前
記データの全てを、前記遠隔監視制御用通信アダプタが
前記遠隔監視制御装置に送信する送信ステップとを備え
たことを特徴とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、通信ネットワー
クを介して遠隔監視制御装置に接続された遠隔監視制御
用通信アダプタが、設備の監視制御を行うプログラマブ
ル・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行
う遠隔監視制御方法であって、前記プログラマブル・コ
ントローラにおける、監視制御のトリガとなるビットの
第1アドレスと、予め定めた設定値とを、前記遠隔監視
制御用通信アダプタの記憶部に記憶する記憶ステップ
と、前記第1アドレスの前記ビットを、前記遠隔監視制
御用通信アダプタが監視する監視ステップと、前記ビッ
トの1または0の時間を積算した積算値、前記ビットの
1または0の連続する時間を積算した連続時間値、また
は、前記ビットの立ち上がりまたは立ち下がりの回数を
積算した積算回数の少なくとも1つを、前記遠隔監視制
御用通信アダプタが算出する算出ステップと、該算出ス
テップで算出された前記積算値、前記連続時間値または
前記積算回数が、前記記憶部に格納された前記設定値を
超えた場合に、前記積算値、前記連続時間値または前記
積算回数を、前記遠隔監視制御用通信アダプタが前記遠
隔監視制御装置に送信する送信ステップとを備えたこと
を特徴とする。
クを介して遠隔監視制御装置に接続された遠隔監視制御
用通信アダプタが、設備の監視制御を行うプログラマブ
ル・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行
う遠隔監視制御方法であって、前記プログラマブル・コ
ントローラにおける、監視制御のトリガとなるビットの
第1アドレスと、予め定めた設定値とを、前記遠隔監視
制御用通信アダプタの記憶部に記憶する記憶ステップ
と、前記第1アドレスの前記ビットを、前記遠隔監視制
御用通信アダプタが監視する監視ステップと、前記ビッ
トの1または0の時間を積算した積算値、前記ビットの
1または0の連続する時間を積算した連続時間値、また
は、前記ビットの立ち上がりまたは立ち下がりの回数を
積算した積算回数の少なくとも1つを、前記遠隔監視制
御用通信アダプタが算出する算出ステップと、該算出ス
テップで算出された前記積算値、前記連続時間値または
前記積算回数が、前記記憶部に格納された前記設定値を
超えた場合に、前記積算値、前記連続時間値または前記
積算回数を、前記遠隔監視制御用通信アダプタが前記遠
隔監視制御装置に送信する送信ステップとを備えたこと
を特徴とする。
【0016】請求項8に記載の発明は、通信ネットワー
クを介して遠隔監視制御装置に接続された遠隔監視制御
用通信アダプタが、設備の監視制御を行うプログラマブ
ル・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行
う遠隔監視制御方法であって、前記プログラマブル・コ
ントローラにおける、通信のトリガとなるビットの第1
アドレスと、通信相手の識別子が格納された第2アドレ
スと、出力データが格納された第3アドレスと、入力デ
ータを格納するための第4アドレスとを、前記遠隔監視
制御用通信アダプタの記憶部に予め記憶する記憶ステッ
プと、前記第1アドレスの前記ビットを、前記遠隔監視
制御用通信アダプタが監視する監視ステップと、前記ビ
ットが変化したことに応じて、前記第2アドレスに格納
された前記識別子と、前記第3アドレスに格納された前
記出力データとを、前記遠隔監視制御用通信アダプタが
読み出す読出ステップと、該読出ステップで読み出され
た前記識別子と前記出力データとを、前記遠隔監視制御
用通信アダプタが前記遠隔監視制御装置に送信する送信
ステップと、前記遠隔監視制御用通信アダプタが、前記
通信相手からのデータを前記遠隔監視制御装置から受信
し、前記第4アドレスに書き込む書込ステップとを備え
たことを特徴とする。
クを介して遠隔監視制御装置に接続された遠隔監視制御
用通信アダプタが、設備の監視制御を行うプログラマブ
ル・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行
う遠隔監視制御方法であって、前記プログラマブル・コ
ントローラにおける、通信のトリガとなるビットの第1
アドレスと、通信相手の識別子が格納された第2アドレ
スと、出力データが格納された第3アドレスと、入力デ
ータを格納するための第4アドレスとを、前記遠隔監視
制御用通信アダプタの記憶部に予め記憶する記憶ステッ
プと、前記第1アドレスの前記ビットを、前記遠隔監視
制御用通信アダプタが監視する監視ステップと、前記ビ
ットが変化したことに応じて、前記第2アドレスに格納
された前記識別子と、前記第3アドレスに格納された前
記出力データとを、前記遠隔監視制御用通信アダプタが
読み出す読出ステップと、該読出ステップで読み出され
た前記識別子と前記出力データとを、前記遠隔監視制御
用通信アダプタが前記遠隔監視制御装置に送信する送信
ステップと、前記遠隔監視制御用通信アダプタが、前記
通信相手からのデータを前記遠隔監視制御装置から受信
し、前記第4アドレスに書き込む書込ステップとを備え
たことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳細に説明する。
の実施形態について詳細に説明する。
【0018】図2は、本発明の一実施形態にかかる遠隔
監視システムを示すブロック図である。汎用PLC21
は、通信アダプタ24を介して通信機器22aに接続さ
れている。遠隔監視制御装置23は、通信機器22bに
接続され、通信ネットワーク25を介して、汎用PLC
21と接続することができる。汎用PLC1は、制御プ
ログラム11を備え、通信アダプタ24は、通信機能と
機械監視機能とを備えている。
監視システムを示すブロック図である。汎用PLC21
は、通信アダプタ24を介して通信機器22aに接続さ
れている。遠隔監視制御装置23は、通信機器22bに
接続され、通信ネットワーク25を介して、汎用PLC
21と接続することができる。汎用PLC1は、制御プ
ログラム11を備え、通信アダプタ24は、通信機能と
機械監視機能とを備えている。
【0019】このような構成により、通信アダプタ24
は、汎用PLC21にアクセスして、各種設備の監視情
報を定期的に又は所定の条件で収集し、遠隔監視制御装
置23に送る。通信アダプタ24は、通信機器22aと
通信ネットワーク25を介して遠隔監視制御装置23に
接続し、監視情報を送信する。また、遠隔監視制御装置
23は、通信機器22bと通信ネットワーク25を介し
て、制御情報を通信アダプタ24に送信する。通信アダ
プタ24は、制御情報を汎用PLC21に転送し、汎用
PLC21の制御プログラム11は、制御情報に基づい
て、各種設備の制御を行う。
は、汎用PLC21にアクセスして、各種設備の監視情
報を定期的に又は所定の条件で収集し、遠隔監視制御装
置23に送る。通信アダプタ24は、通信機器22aと
通信ネットワーク25を介して遠隔監視制御装置23に
接続し、監視情報を送信する。また、遠隔監視制御装置
23は、通信機器22bと通信ネットワーク25を介し
て、制御情報を通信アダプタ24に送信する。通信アダ
プタ24は、制御情報を汎用PLC21に転送し、汎用
PLC21の制御プログラム11は、制御情報に基づい
て、各種設備の制御を行う。
【0020】図3は、本発明の一実施形態にかかる通信
アダプタを示すブロック図である。通信アダプタ24
は、通信制御プログラムと機械監視プログラムとを実行
するCPU31と、通信制御プログラムと機械監視プロ
グラムとを格納するROM32と、プログラム実行時の
一時記憶領域として使用されるRAM33とを備えてい
る。また、汎用PLC21と接続して通信を行うPLC
I/F34と、通信機器22aと接続して通信を行うR
S232CI/F35とが、CPU31に接続されてい
る。
アダプタを示すブロック図である。通信アダプタ24
は、通信制御プログラムと機械監視プログラムとを実行
するCPU31と、通信制御プログラムと機械監視プロ
グラムとを格納するROM32と、プログラム実行時の
一時記憶領域として使用されるRAM33とを備えてい
る。また、汎用PLC21と接続して通信を行うPLC
I/F34と、通信機器22aと接続して通信を行うR
S232CI/F35とが、CPU31に接続されてい
る。
【0021】図4は、本発明の一実施形態にかかる通信
アダプタからの発信手順を示すシーケンス図である。通
信アダプタ24のCPU31は、PLCI/F34を介
して、汎用PLC21のトリガを示すビットを周期的に
監視する(401)。トリガビットは、通信アダプタ2
4の機械監視プログラムが有する種々の機能を、起動す
るためのものである。CPU31は、トリガビットの内
容が変化すると指定されたアドレスの全データの読み出
し要求を行う(402)。CPU31は、指定されたア
ドレスの全データを読み出すと、データを一時記憶領域
であるRAM33に格納し、RS232CI/F35を
介して、通信機器22aに接続要求を行う(404)。
アダプタからの発信手順を示すシーケンス図である。通
信アダプタ24のCPU31は、PLCI/F34を介
して、汎用PLC21のトリガを示すビットを周期的に
監視する(401)。トリガビットは、通信アダプタ2
4の機械監視プログラムが有する種々の機能を、起動す
るためのものである。CPU31は、トリガビットの内
容が変化すると指定されたアドレスの全データの読み出
し要求を行う(402)。CPU31は、指定されたア
ドレスの全データを読み出すと、データを一時記憶領域
であるRAM33に格納し、RS232CI/F35を
介して、通信機器22aに接続要求を行う(404)。
【0022】通信機器22aは、接続要求を受け付ける
と、肯定応答を返送し(405)、遠隔監視制御装置2
3の局番を受け付ける(406)。通信機器22aは、
遠隔監視制御装置23とのリンクが確立すると(40
7)、通信アダプタ24と遠隔監視制御装置23とを接
続する(408)。通信アダプタ24のCPU31は、
RAM33に格納されたデータを、遠隔監視制御装置2
3に送信し(409,410)、遠隔監視制御装置23
は、正常に受信すると応答を返送する(411,41
2)。
と、肯定応答を返送し(405)、遠隔監視制御装置2
3の局番を受け付ける(406)。通信機器22aは、
遠隔監視制御装置23とのリンクが確立すると(40
7)、通信アダプタ24と遠隔監視制御装置23とを接
続する(408)。通信アダプタ24のCPU31は、
RAM33に格納されたデータを、遠隔監視制御装置2
3に送信し(409,410)、遠隔監視制御装置23
は、正常に受信すると応答を返送する(411,41
2)。
【0023】このような発信手順を用いて、通信アダプ
タ24が行う汎用PLC21の遠隔監視について説明す
る。 (1)故障監視 汎用PLC21に接続された設備に故障が発生した場合
に、これを知らせる発信トリガビットのアドレスと、故
障に関するデータが格納されたアドレスとを予め通信ア
ダプタ24のRAM33に設定しておく。通信アダプタ
24は、汎用PLC21の発信トリガビットを周期的に
監視し、発信トリガビットの内容が変化すると指定され
たアドレスの全データの読み出しを行う。指定されたア
ドレスの全データは、遠隔監視制御装置23に送信され
る。遠隔監視制御装置23は、データを受信した後、必
要ならば、通信アダプタ24と汎用PLC21を介し
て、設備のモニタを行う。
タ24が行う汎用PLC21の遠隔監視について説明す
る。 (1)故障監視 汎用PLC21に接続された設備に故障が発生した場合
に、これを知らせる発信トリガビットのアドレスと、故
障に関するデータが格納されたアドレスとを予め通信ア
ダプタ24のRAM33に設定しておく。通信アダプタ
24は、汎用PLC21の発信トリガビットを周期的に
監視し、発信トリガビットの内容が変化すると指定され
たアドレスの全データの読み出しを行う。指定されたア
ドレスの全データは、遠隔監視制御装置23に送信され
る。遠隔監視制御装置23は、データを受信した後、必
要ならば、通信アダプタ24と汎用PLC21を介し
て、設備のモニタを行う。
【0024】(2)データ蓄積機能
データ蓄積を知らせる蓄積トリガビットのアドレスと、
遠隔監視制御装置23への発信を要求する発信トリガビ
ットのアドレスと、データが格納されたアドレスとを予
め通信アダプタ24のRAM33に設定しておく。通信
アダプタ24は、汎用PLC21の蓄積トリガビットを
周期的に監視し、蓄積トリガビットの内容が変化すると
指定されたアドレスの全データの読み出して、通信アダ
プタ24内に蓄積する。通信アダプタ24は、汎用PL
C21の発信トリガビットも周期的に監視し、発信トリ
ガビットの内容が変化すると、蓄積された全てのデータ
を遠隔監視制御装置23に送信する。
遠隔監視制御装置23への発信を要求する発信トリガビ
ットのアドレスと、データが格納されたアドレスとを予
め通信アダプタ24のRAM33に設定しておく。通信
アダプタ24は、汎用PLC21の蓄積トリガビットを
周期的に監視し、蓄積トリガビットの内容が変化すると
指定されたアドレスの全データの読み出して、通信アダ
プタ24内に蓄積する。通信アダプタ24は、汎用PL
C21の発信トリガビットも周期的に監視し、発信トリ
ガビットの内容が変化すると、蓄積された全てのデータ
を遠隔監視制御装置23に送信する。
【0025】(3)積算時間監視機能
積算トリガビットを予め通信アダプタ24に設定してお
く。通信アダプタ24は、汎用PLC21の積算トリガ
ビットを周期的に監視する。積算トリガビットの内容が
変化すると、通信アダプタ24のCPU31は、トリガ
を監視する周期に基づいて、積算トリガビットの1また
は0の時間をRAM33のレジスタに積算する。通信ア
ダプタ24は、積算された値が、予め設定された値を超
えると、遠隔監視制御装置23へ発信し、積算された値
を送信する。
く。通信アダプタ24は、汎用PLC21の積算トリガ
ビットを周期的に監視する。積算トリガビットの内容が
変化すると、通信アダプタ24のCPU31は、トリガ
を監視する周期に基づいて、積算トリガビットの1また
は0の時間をRAM33のレジスタに積算する。通信ア
ダプタ24は、積算された値が、予め設定された値を超
えると、遠隔監視制御装置23へ発信し、積算された値
を送信する。
【0026】積算時間監視機能は、積算トリガビットの
1または0の連続する時間を積算したり、積算トリガビ
ットの立ち上がりまたは立ち下がりの回数を積算しても
よい。また、予め設定された値を超えるまで積算しても
よいし、予め定めた時間積算するようにしてもよい。
1または0の連続する時間を積算したり、積算トリガビ
ットの立ち上がりまたは立ち下がりの回数を積算しても
よい。また、予め設定された値を超えるまで積算しても
よいし、予め定めた時間積算するようにしてもよい。
【0027】図5は、本発明の一実施形態にかかる通信
アダプタからの着信手順を示すシーケンス図である。遠
隔監視制御装置23が通信機器22bに接続要求を行う
と(501)、通信機器22bは、肯定応答を返送し
(502)、遠隔監視制御装置23の局番を受け付ける
(503)。通信機器22bは、通信機器22aとのリ
ンクが確立すると(504)、通信アダプタ24と遠隔
監視制御装置23とを接続する(505)。遠隔監視制
御装置23は、汎用PLC21に接続された設備を制御
するためのデータを、通信アダプタ24に送信し(50
6〜508)、通信アダプタ24は、正常に受信すると
応答を返送する(509〜511)。通信アダプタ24
は、制御用データを受信すると、汎用PLC21の予め
指定されたアドレスに制御データを書き込む(51
2)。
アダプタからの着信手順を示すシーケンス図である。遠
隔監視制御装置23が通信機器22bに接続要求を行う
と(501)、通信機器22bは、肯定応答を返送し
(502)、遠隔監視制御装置23の局番を受け付ける
(503)。通信機器22bは、通信機器22aとのリ
ンクが確立すると(504)、通信アダプタ24と遠隔
監視制御装置23とを接続する(505)。遠隔監視制
御装置23は、汎用PLC21に接続された設備を制御
するためのデータを、通信アダプタ24に送信し(50
6〜508)、通信アダプタ24は、正常に受信すると
応答を返送する(509〜511)。通信アダプタ24
は、制御用データを受信すると、汎用PLC21の予め
指定されたアドレスに制御データを書き込む(51
2)。
【0028】このような着信手順を用いて、遠隔監視制
御装置23から、通信アダプタ24を介して汎用PLC
21の遠隔制御を行うことができる。
御装置23から、通信アダプタ24を介して汎用PLC
21の遠隔制御を行うことができる。
【0029】さらに、通信アダプタ24を利用した他の
機能としてPLC間通信機能について説明する。通信ト
リガビットのアドレスと、送信先の汎用PLCの識別子
が格納されたアドレスと、出力データが格納されたアド
レスと、入力データを格納するアドレスとを予め通信ア
ダプタ24に設定しておく。通信アダプタ24は、汎用
PLC21の通信トリガビットを周期的に監視し、その
内容が変化すると、送信先の汎用PLCの識別子と、出
力データとを汎用PLC21から読み出す。識別子と出
力データとは、遠隔監視制御装置23に送信され、遠隔
監視制御装置23は、送信先の汎用PLCに出力データ
を転送する。一方、送信先の汎用PLCからのデータ
は、遠隔監視制御装置23を介して、通信アダプタ24
に送られ、汎用PLC21の入力データを格納するアド
レスに格納される。
機能としてPLC間通信機能について説明する。通信ト
リガビットのアドレスと、送信先の汎用PLCの識別子
が格納されたアドレスと、出力データが格納されたアド
レスと、入力データを格納するアドレスとを予め通信ア
ダプタ24に設定しておく。通信アダプタ24は、汎用
PLC21の通信トリガビットを周期的に監視し、その
内容が変化すると、送信先の汎用PLCの識別子と、出
力データとを汎用PLC21から読み出す。識別子と出
力データとは、遠隔監視制御装置23に送信され、遠隔
監視制御装置23は、送信先の汎用PLCに出力データ
を転送する。一方、送信先の汎用PLCからのデータ
は、遠隔監視制御装置23を介して、通信アダプタ24
に送られ、汎用PLC21の入力データを格納するアド
レスに格納される。
【0030】本実施形態によれば、汎用PLCは、制御
プログラムを備えていればよく、通信アダプタを接続す
るだけで、遠隔監視システムを構築することができる。
また、通信制御プログラムと機械監視プログラムとが、
PLCの制御プログラムと独立しているため、プログラ
ムの変更を容易に行うことができる。さらに、PLC自
体に何らかの故障が生じた場合でも、通信アダプタによ
り障害の通知が可能である。
プログラムを備えていればよく、通信アダプタを接続す
るだけで、遠隔監視システムを構築することができる。
また、通信制御プログラムと機械監視プログラムとが、
PLCの制御プログラムと独立しているため、プログラ
ムの変更を容易に行うことができる。さらに、PLC自
体に何らかの故障が生じた場合でも、通信アダプタによ
り障害の通知が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信アダプタが通信制御プログラムと機械監視プログラ
ムとを備えるので、遠隔監視制御装置から通信アダプタ
とPLCとを介して設備の遠隔制御が可能となる。
通信アダプタが通信制御プログラムと機械監視プログラ
ムとを備えるので、遠隔監視制御装置から通信アダプタ
とPLCとを介して設備の遠隔制御が可能となる。
【図1】従来の遠隔監視システムを示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施形態にかかる遠隔監視システム
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる通信アダプタを示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる通信アダプタから
の発信手順を示すシーケンス図である。
の発信手順を示すシーケンス図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる通信アダプタから
の着信手順を示すシーケンス図である。
の着信手順を示すシーケンス図である。
1,21 汎用PLC
2a,2b,22a,22b 通信機器
3,23 遠隔監視制御装置
4,25 通信ネットワーク
11 制御プログラム
12 通信プログラム
13 機械監視プログラム
24 通信アダプタ
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
// G05B 19/05 G05B 19/05 A
Claims (8)
- 【請求項1】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続され、設備の監視制御を行うプログラマブル
・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行う
遠隔監視制御用通信アダプタであって、 前記プログラマブル・コントローラにおける、監視制御
のトリガとなるビットの第1アドレスと、監視制御のた
めのデータが格納された第2アドレスとを予め記憶する
記憶手段と、 前記第1アドレスの前記ビットを監視する監視手段と、 前記ビットが変化したことに応じて、前記第2アドレス
に格納された前記データを読み出す読出手段と、 該読出手段で読み出された前記データを前記遠隔監視制
御装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする
遠隔監視制御用通信アダプタ。 - 【請求項2】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続され、設備の監視制御を行うプログラマブル
・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行う
遠隔監視制御用通信アダプタであって、 前記プログラマブル・コントローラにおける、データ蓄
積のトリガとなる第1ビットの第1アドレスと、データ
送信のトリガとなる第2ビットの第2アドレスと、監視
制御のためのデータが格納された第3アドレスとを予め
記憶する記憶手段と、 前記第1アドレスの前記第1ビットと、前記第2アドレ
スの前記第2ビットとを監視する監視手段と、 前記第1ビットが変化したことに応じて、前記第3アド
レスに格納された前記データを読み出し、前記記憶手段
に記憶するデータ蓄積手段と、 前記第2ビットが変化したことに応じて、前記記憶手段
に記憶された前記データの全てを前記遠隔監視制御装置
に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする遠隔監
視制御用通信アダプタ。 - 【請求項3】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続され、設備の監視制御を行うプログラマブル
・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行う
遠隔監視制御用通信アダプタであって、 前記プログラマブル・コントローラにおける、監視制御
のトリガとなるビットの第1アドレスと、予め定めた設
定値とを記憶する記憶手段と、 前記第1アドレスの前記ビットを監視する監視手段と、 前記ビットの1または0の時間を積算した積算値、前記
ビットの1または0の連続する時間を積算した連続時間
値、または、前記ビットの立ち上がりまたは立ち下がり
の回数を積算した積算回数の少なくとも1つを算出する
算出手段と、 該算出手段で算出された前記積算値、前記連続時間値ま
たは前記積算回数が、前記記憶手段に格納された前記設
定値を超えた場合に、前記積算値、前記連続時間値また
は前記積算回数を前記遠隔監視制御装置に送信する送信
手段とを備えたことを特徴とする遠隔監視制御用通信ア
ダプタ。 - 【請求項4】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続され、設備の監視制御を行うプログラマブル
・コントローラとの間で監視制御情報のやり取りを行う
遠隔監視制御用通信アダプタであって、 前記プログラマブル・コントローラにおける、通信のト
リガとなるビットの第1アドレスと、通信相手の識別子
が格納された第2アドレスと、出力データが格納された
第3アドレスと、入力データを格納するための第4アド
レスとを予め記憶する記憶手段と、 前記第1アドレスの前記ビットを監視する監視手段と、 前記ビットが変化したことに応じて、前記第2アドレス
に格納された前記識別子と、前記第3アドレスに格納さ
れた前記出力データとを読み出す読出手段と、 該読出手段で読み出された前記識別子と前記出力データ
とを前記遠隔監視制御装置に送信する送信手段と、 前記通信相手からのデータを、前記遠隔監視制御装置か
ら受信し、前記第4アドレスに書き込む書込手段とを備
えたことを特徴とする遠隔監視制御用通信アダプタ。 - 【請求項5】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続された遠隔監視制御用通信アダプタが、設備
の監視制御を行うプログラマブル・コントローラとの間
で監視制御情報のやり取りを行う遠隔監視制御方法であ
って、 前記プログラマブル・コントローラにおける、監視制御
のトリガとなるビットの第1アドレスと、監視制御のた
めのデータが格納された第2アドレスとを、前記遠隔監
視制御用通信アダプタの記憶部に予め記憶する記憶ステ
ップと、 前記第1アドレスの前記ビットを、前記遠隔監視制御用
通信アダプタが監視する監視ステップと、 前記ビットが変化したことに応じて、前記第2アドレス
に格納された前記データを、前記遠隔監視制御用通信ア
ダプタが読み出す読出ステップと、 該読出ステップで読み出された前記データを、前記遠隔
監視制御用通信アダプタが前記遠隔監視制御装置に送信
する送信ステップとを備えたことを特徴とする遠隔監視
制御方法。 - 【請求項6】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続された遠隔監視制御用通信アダプタが、設備
の監視制御を行うプログラマブル・コントローラとの間
で監視制御情報のやり取りを行う遠隔監視制御方法であ
って、 前記プログラマブル・コントローラにおける、データ蓄
積のトリガとなる第1ビットの第1アドレスと、データ
送信のトリガとなる第2ビットの第2アドレスと、監視
制御のためのデータが格納された第3アドレスとを、前
記遠隔監視制御用通信アダプタの記憶部に予め記憶する
記憶ステップと、 前記第1アドレスの前記第1ビットと、前記第2アドレ
スの前記第2ビットとを、前記遠隔監視制御用通信アダ
プタが監視する監視ステップと、 前記第1ビットが変化したことに応じて、前記遠隔監視
制御用通信アダプタが、前記第3アドレスに格納された
前記データを読み出し、前記記憶部に記憶するデータ蓄
積ステップと、 前記第2ビットが変化したことに応じて、前記記憶部に
記憶された前記データの全てを、前記遠隔監視制御用通
信アダプタが前記遠隔監視制御装置に送信する送信ステ
ップとを備えたことを特徴とする遠隔監視制御方法。 - 【請求項7】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続された遠隔監視制御用通信アダプタが、設備
の監視制御を行うプログラマブル・コントローラとの間
で監視制御情報のやり取りを行う遠隔監視制御方法であ
って、 前記プログラマブル・コントローラにおける、監視制御
のトリガとなるビットの第1アドレスと、予め定めた設
定値とを、前記遠隔監視制御用通信アダプタの記憶部に
記憶する記憶ステップと、 前記第1アドレスの前記ビットを、前記遠隔監視制御用
通信アダプタが監視する監視ステップと、 前記ビットの1または0の時間を積算した積算値、前記
ビットの1または0の連続する時間を積算した連続時間
値、または、前記ビットの立ち上がりまたは立ち下がり
の回数を積算した積算回数の少なくとも1つを、前記遠
隔監視制御用通信アダプタが算出する算出ステップと、 該算出ステップで算出された前記積算値、前記連続時間
値または前記積算回数が、前記記憶部に格納された前記
設定値を超えた場合に、前記積算値、前記連続時間値ま
たは前記積算回数を、前記遠隔監視制御用通信アダプタ
が前記遠隔監視制御装置に送信する送信ステップとを備
えたことを特徴とする遠隔監視制御方法。 - 【請求項8】 通信ネットワークを介して遠隔監視制御
装置に接続された遠隔監視制御用通信アダプタが、設備
の監視制御を行うプログラマブル・コントローラとの間
で監視制御情報のやり取りを行う遠隔監視制御方法であ
って、 前記プログラマブル・コントローラにおける、通信のト
リガとなるビットの第1アドレスと、通信相手の識別子
が格納された第2アドレスと、出力データが格納された
第3アドレスと、入力データを格納するための第4アド
レスとを、前記遠隔監視制御用通信アダプタの記憶部に
予め記憶する記憶ステップと、 前記第1アドレスの前記ビットを、前記遠隔監視制御用
通信アダプタが監視する監視ステップと、 前記ビットが変化したことに応じて、前記第2アドレス
に格納された前記識別子と、前記第3アドレスに格納さ
れた前記出力データとを、前記遠隔監視制御用通信アダ
プタが読み出す読出ステップと、 該読出ステップで読み出された前記識別子と前記出力デ
ータとを、前記遠隔監視制御用通信アダプタが前記遠隔
監視制御装置に送信する送信ステップと、 前記遠隔監視制御用通信アダプタが、前記通信相手から
のデータを前記遠隔監視制御装置から受信し、前記第4
アドレスに書き込む書込ステップとを備えたことを特徴
とする遠隔監視制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001297879A JP2003111151A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 遠隔監視制御用通信アダプタ及び遠隔監視制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001297879A JP2003111151A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 遠隔監視制御用通信アダプタ及び遠隔監視制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003111151A true JP2003111151A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19118874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001297879A Pending JP2003111151A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 遠隔監視制御用通信アダプタ及び遠隔監視制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003111151A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007012045A (ja) * | 2005-06-01 | 2007-01-18 | Ils Technology Llc | 製造と経営レベルとの間の通信のためのモデル |
KR100908047B1 (ko) | 2008-06-26 | 2009-07-15 | 조성진 | 통신망을 이용한 수처리설비 감시제어시스템 |
JP2009188824A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | プログラマブルコントローラ及びそれに用いられる監視装置 |
CN105182890A (zh) * | 2015-08-12 | 2015-12-23 | 郭鸿沂 | 污物智能收集管理系统 |
CN106020010A (zh) * | 2015-03-31 | 2016-10-12 | 欧姆龙株式会社 | 控制装置 |
CN107703909A (zh) * | 2017-08-31 | 2018-02-16 | 张家港浦项不锈钢有限公司 | 一种plc过程控制通讯共享数据块在线修改方法 |
-
2001
- 2001-09-27 JP JP2001297879A patent/JP2003111151A/ja active Pending
Cited By (8)
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