JP3217080B2 - 液晶表示装置の制御方法 - Google Patents

液晶表示装置の制御方法

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JP3217080B2
JP3217080B2 JP04334191A JP4334191A JP3217080B2 JP 3217080 B2 JP3217080 B2 JP 3217080B2 JP 04334191 A JP04334191 A JP 04334191A JP 4334191 A JP4334191 A JP 4334191A JP 3217080 B2 JP3217080 B2 JP 3217080B2
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liquid crystal
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cpu
display device
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康一 根岸
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の上位
装置との間で、シリアルインタフェースで通信を行う液
晶表示装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータ等の上位装置の
CPU(以下、「上位CPU」という)と、液晶表示装
置のCPU(以下、「液晶CPU」という)とをシリア
ルインタフェースで接続し、これらCPUの間で8ビッ
トデータ信号を交互に送受信して(例えば、合計4回、
データを送受信して)、液晶表示装置の動作を制御する
方法がある。
【0003】そして、上位CPUからデータ信号を送信
した後、所定の一定時間が経過しても、液晶CPUから
のリプライ信号の送信がない場合には、上位CPUは直
前に送信したデータ信号を再送信していた。但し、再送
信を決められた回数(例えば、3回)行っても液晶CP
からのリプライ信号の送信がない場合には、通信エラ
ーが発生したとして制御動作を停止させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、静電ノ
イズや電源ノイズ等の外乱による通信不能が発生した場
合には、再送信を決められた回数行った場合でも、液晶
CPUからのリプライ信号の送信がないため制御動作が
停止することが頻繁に生じていた。このため、表示画像
がそのまま保持されて変わらなくなる等の動作停止が突
然起こりうるという問題があった。
【0005】また、この場合、操作者は装置電源を一端
オフにしてからオンにする等の復帰操作を行なわなけれ
ばならないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記したような従来技
術の課題を解決するためになされたもので、その目的と
するところは、通信不能に伴う動作停止をなくすること
ができる液晶表示装置の制御方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶表示装
置の制御方法は、液晶表示装置に備えられた液晶制御部
上位装置に備えられた上位制御部との間で、上記上
位制御部から上記液晶制御部にデータ信号を送信し、上
記液晶制御部が上記データ信号を受信すると、上記液晶
制御部から上記上位制御部にリプライ信号を送信するよ
うな通信を1回とし、この通信を複数回行うことによ
り、上記上位制御部により上記液晶制御部を制御する液
晶表示装置の制御方法において上記上位制御部から
記複数回通信の最初の上記データ信号が送信されてか
ら、上記上位制御部が最後の上記リプライ信号を受信す
までの時間を監視し、この監視された時間が設定値よ
り長い場合には、データ信号の送信が異常であると判断
し、上記上位制御部から上記液晶制御部にリセット信号
を送信し、その後、上記最初のデータ信号から送信を行
うことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明においては、上位制御部から液晶制御部
にデータ信号を送信し、液晶制御部がデータ信号を受信
した場合には液晶制御部から上位制御部にリプライ信号
を送信し、このようなデータ信号の送信とこれに応答す
るリプライ信号の送信とを、数回(例えば、2回)繰り
返している。そして、上位制御部は、タイマにより、上
位制御部からデータ信号が送信されてから、上位制御部
がリプライ信号を最後に受信するまでの時間を監視して
いる。上位制御部は、この監視された時間が設定値より
長い場合には、上位制御部から液晶制御部にリセット信
号を送信し、その後、再度、データ信号の送信を行う。
従って、リセット動作を手動で行う手間はなく、表示画
像がそのまま保持されて変わらなくなる等の動作停止が
突然起こることもなくなる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る液晶表示装置の制御方
法を実施するための構成を示すブロック図である。
【0010】同図に示されるように、本実施例の制御
は、コンピュータ等の上位装置1のCPU(上位CP
U)2と、液晶表示装置10のCPU(液晶CPU)1
1をシリアルインタフェースで接続している。ここで、
液晶表示装置10には、液晶CPU11に接続された液
晶表示ドライバ12と、この液晶表示ドライバ12によ
り駆動されるドットマトリクス液晶表示器13とが備え
られている。そして、上位CPU2と液晶CPU11と
の間で、シリアルデータクロックに同期させて、8ビッ
トデータを交互に、合計4回送受信して、液晶表示装置
10の動作を制御している。
【0011】図2は、上位CPU2と液晶CPU11と
の間で行われるデータ転送に関する手順を示す説明図で
ある。図1及び図2に基づいて、本実施例の制御動作を
説明する。
【0012】先ず、上位CPU2から液晶CPU11に
対して、液晶CPU11がデータ信号を受信可能な状態
(Ready状態)にあるか否かを確認するための確認
信号を送信し、液晶CPU11が受信可能状態にある場
合には、上位CPU2から液晶CPU11に1回目の8
ビット信号(上位8ビットのデータ信号)を転送する。
液晶CPU11がこの上位8ビットのデータ信号を受信
した場合には、液晶CPU11から上位CPU2に1回
目のリプライ信号を転送する。
【0013】次に、上位CPU2から液晶CPU11に
下位8ビットのデータ信号を転送する。液晶CPU11
がこの2回目の8ビット信号(下位8ビットのデータ信
号)を受信した場合には、液晶CPU11から上位CP
U2に2回目のリプライ信号を転送する。
【0014】ところで、本実施例では、上位CPU2か
ら上位8ビットデータ信号が送信されてから、上位CP
U2が2回目のリプライ信号を受信するまでの時間をタ
イマにより監視している。そして、上位CPU2は、こ
のタイマにより計測された時間が設定値以内であるか否
かを判断する。
【0015】ここで、設定値以内であれば、データ転送
は正常に行われたと判断する。そして、液晶CPU11
は、上位8ビットデータ信号と下位8ビットデータ信号
より、コマンド判断を行い、液晶表示ドライバ12にコ
マンド信号を送信する。
【0016】ところが、上位CPU2から上位8ビット
データ信号が送信されてから、上位CPU2が2回目の
リプライ信号を受信するまでの時間が設定値より長いと
判断された場合には、データ転送が異常であると判断し
て、異常時の処理に移る。
【0017】異常時の処理は、先ず、上位CPU2から
液晶CPU11に、液晶CPU11の初期化を促すコマ
ンド信号(リセット信号)を送信し、その後、再度、異
常状態になる直前に転送した上位8ビットデータ信号の
送信から、処理を行う。
【0018】以上説明したように、本実施例において
は、上位CPU2からデータ信号が最初に送信されてか
ら、上位CPU2がリプライ信号を最後に受信するまで
の時間が設定値より長い場合には、上位CPU2から液
晶CPU11にリセット信号を送信し、その後、再度、
データ信号の送信を行う。このため、リセット動作を手
動で行う手間はかからず、表示画像がそのまま保持され
て変わらなくなる等の動作停止が突然起こることもな
い。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、上位制御部から
データ信号が送信されてから、上位制御部がリプライ信
号を最後に受信するまでの時間を監視し、この時間が設
定値より長い場合には、液晶制御部にリセット信号を送
信し、その後、再度、データ信号を送信することによ
り、リセット動作の手間を省くことができ、また、表示
画像がそのまま保持されて変わらなくなる等の動作停止
が突然起こることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の制御方法を実施す
るための構成を示すブロック図である。
【図2】上位CPUと液晶CPUとの間で行われるデー
タ転送に関する手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 上位装置 2 上位CPU 10 液晶表示装置 11 液晶CPU 12 液晶表示ドライバ 13 液晶表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/18 G02F 1/133 505 G06F 13/00 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示装置に備えられた液晶制御部
    上位装置に備えられた上位制御部との間で、上記上
    位制御部から上記液晶制御部にデータ信号を送信し、上
    記液晶制御部が上記データ信号を受信すると、上記液晶
    制御部から上記上位制御部にリプライ信号を送信するよ
    うな通信を1回とし、この通信を複数回行うことによ
    り、上記上位制御部により上記液晶制御部を制御する液
    晶表示装置の制御方法において 上記上位制御部から上記複数回通信の最初の上記データ
    信号が送信されてから、上記上位制御部が最後の上記リ
    プライ信号を受信するまでの時間を監視し、 この監視された時間が設定値より長い場合には、データ
    信号の送信が異常であると判断し、上記上位制御部から
    上記液晶制御部にリセット信号を送信し、その後、上記
    最初のデータ信号から送信を行うことを特徴とする液晶
    表示装置の制御方法。
JP04334191A 1991-03-08 1991-03-08 液晶表示装置の制御方法 Expired - Lifetime JP3217080B2 (ja)

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JPH04280288A JPH04280288A (ja) 1992-10-06
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