JPH0540650A - 計算機の二重化制御処理方法 - Google Patents

計算機の二重化制御処理方法

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JPH0540650A
JPH0540650A JP3195269A JP19526991A JPH0540650A JP H0540650 A JPH0540650 A JP H0540650A JP 3195269 A JP3195269 A JP 3195269A JP 19526991 A JP19526991 A JP 19526991A JP H0540650 A JPH0540650 A JP H0540650A
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JP
Japan
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computer
master
slave
computers
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3195269A
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English (en)
Inventor
Kenji Ohara
憲治 大原
Katsuzo Inaba
勝三 稲葉
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP3195269A priority Critical patent/JPH0540650A/ja
Publication of JPH0540650A publication Critical patent/JPH0540650A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、小型計算機を二重化構成に構成し
オンライン処理を行う場合に、特別なハードウェアを追
加することなく、計算機に障害が発生した場合でもオン
ライン処理の中断時間を短くし人手を必要としないよう
にすることを目的としている。 【構成】 二重化構成された小型計算機1,2は夫々、
電源投入や初期設定によりオンライン処理プログラムが
起動されると、相手方の小型計算機に立ち上げメッセー
ジを発出し、その結果を待って、いずれか一方がマスタ
となり、いずれか他方がスレーブとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機分野において、
計算機に障害が発生しても無中断で処理の続行を可能に
する障害処理に関し、特に計算機を二重化したマスタ/
スレーブ方式による計算機の二重化制御処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークステーションやパーソナル
コンピュータなどの装置を二重化して運用する場合、二
重化した装置間の切り替えを行うなどの制御に当っては
オペレータが関与してその制御を行うことが通例であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、サービスを
実施している側の装置、すなわちオンライン動作中の装
置に障害が発生した場合、オペレータがその障害を検出
して、二重化された他方の装置に手動で切り替えるた
め、切替時間等の処理時間がかかるとともに、無人での
運用ができないという欠点があった。また、これを解決
するために二重化された装置間に何らかの通信手段を設
け、装置間の通信により互いの正常性の監視を実施する
場合にも、どちらかをマスタにしどちらをスレーブにす
るかは、あらかじめ決められているのが通例であり、こ
れを変更する場合には、オペレータがその変更処理を実
施する必要があるため、運用に制限がつくほか変更処理
に手数がかかる欠点があった。
【0004】さらに、高度の信頼性が要求される交換装
置や大型の計算機センタなどの場合には、装置の障害を
常時監視し、障害が発生した場合には装置間の切替処理
を行う特別の装置を設置するのが通例であり、高価にな
る問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような欠点を解決するた
め、ワークステーションやパーソナルコンピュータのよ
うな二重化制御のための特別な機能を持たない小型計算
機において、計算機を二重化構成に構成しオンライン処
理を行う場合に、特別なハードウェアを追加することな
く、計算機に障害が発生した場合でも、オンライン処理
の中断時間を短くし、さらに人手を必要としない障害処
理手段を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。図中の符号1,2は夫々ワークステーション
またはパーソナルコンピュータ等の小型計算機、3はこ
れらの計算機と通信を行う他の装置である。装置1,
2,3は例えばSCSIケーブル4によって接続されて
いる。小型計算機1,2は、他の装置3とオンラインで
交信し、当該他の装置との間で授受する情報について各
種の処理を行う。図1においては、他の装置は1個のみ
記載されているが、一般には複数個存在すると考えてよ
い。またSCSIケーブルで接続された装置間では、ど
の装置間も対等に通信できる。即ち、どの装置もイニシ
エータにもターミネータにもなり得る。
【0007】
【作用】小型計算機1,2のいずれか一方がマスタとな
って他の装置3に対して処理を行い。他方はスレーブと
して待機し、マスタが障害となったとき直ちにマスタと
なり、処理を継続する。マスタ/スレーブの制御を、オ
ペレータが指示することなく、立ち上げから切り替えま
で自動的に行う。
【0008】
【実施例】図2は小型計算機の一実施例構成を示す。図
中の符号5はディスプレイ、6はキーボード、7は中央
処理部、8は記憶部、9は2次記憶制御部、10は2次
記憶部、11はキーボード・ディスプレイ制御部、12
はSCSI制御部を表している。
【0009】中央処理部7は、記憶部8に格納されてい
るプログラムを読み出して実行する。プログラムの命令
にしたがい、ディスプレイ5に表示し、キーボード6か
らデータを読み込む。また記憶部8や2次記憶部10に
データを書き込みまた読み出す。SCSI制御部12を
介してSCSIケーブル4に接続されている他装置3と
の間でデータの授受を行う。
【0010】図3は電源投入時のマスタ・スレーブ決定
機構の一実施例を示す。図中の符号13は初期化部、1
4は立ち上げメッセージ発出部、15はタイムアウト監
視部、16はタイムアウト処理部、17は応答処理部、
18はステータス保持部を表している。
【0011】計算機1または計算機2の電源が投入され
ると、初期化部13が起動され、ステータス保持部18
のステータスを“初期化中”とする。ついで立ち上げメ
ッセージ発出部14が起動され、相手計算機に立ち上げ
メッセージを発出する。ついでタイムアウト監視部15
が起動され、相手からの応答をあらかじめ定められた一
定時間の間監視する。
【0012】この一定時間の間に、相手からの応答が無
い場合はタイムアウト処理部16が起動され、ステータ
ス保持部18のステータスを“マスタ動作中”に書き換
えてサービス処理を開始する。相手から、マスタ動作中
の旨応答があれば、ステータス保持部18のステータス
を“スレーブ動作中”に書き換えてサービス処理を開始
する。相手から、立ち上げメッセージを受信した場合に
は、2次記憶部10にアクセスして、あらかじめ書き込
まれている自分の装置情報を参照し“優先”と書き込ま
れていればステータス保持部18のステータスを“マス
タ動作中”に書き換えてサービス処理を開始する。“非
優先”と書き込まれていればステータス保持部18のス
テータスを“スレーブ動作中”に書き換えてサービス処
理を開始する。
【0013】相手から、その他の異常な応答を受信した
場合には、ディスプレイ5に、異常応答を得た旨表示し
て、オペレータに通知するととにも、ステータス保持部
18のステータスを“マスタ動作中”に書き換えてサー
ビス処理を開始する。
【0014】図4はステータス保持部と2次記憶部とに
保持される情報を説明する図である。図4(A)に示す
如く,ステータス保持部18内の情報中には,2ビット
分の状態表示情報が書替え可能に保持されている。当該
状態表示情報が値「1」のときには「初期化中」である
ことが明らかにされ,値「2」のときには「マスタ動作
中」であることが明らかにされ,値「3」のときには
「スレーブ動作中」であることが明らかにされる。
【0015】また図4(B)に示す如く,2次記憶部1
0内の情報の中には1ビット分の優先/非優先情報が書
替え可能に保持されている。当該情報が値「0」の場合
には「優先」であり,値「1」の場合には「非優先」で
ある。
【0016】図5はサービス中のマスタ/スレーブ制御
機構におけるマスタ側の制御機構を示し、図6はサービ
ス中のマスタ/スレーブ制御機構におけるスレーブ側の
制御機構を示す。
【0017】図中の符号15,16,17,18は図3
に対応しており、19はヘルスチェック開始初期化部、
20はヘルスチェック・メッセージ発出部、21はリト
ライ回数保持部を表している。
【0018】図5において相手方計算機がスレーブ動作
中である場合、ヘルスチェック開始初期化部19が起動
される。ヘルスチェック開始初期化部19は、リトライ
回数保持部21の値をあらかじめ定められた初期値に設
定する。ついでヘルスチェック・メッセージ発出部20
が起動され、相手装置に対してヘルスチェック・メッセ
ージを発出する。ついでタイムアウト監視部15が起動
され、相手からの応答をあらかじめ定められた一定時間
の間監視する。
【0019】相手からの応答がタイムアウトした場合、
タイムアウト処理部16が起動される。タイムアウト処
理部16では、リトライ回数保持部21の値を減算し、
リトライ回数が終了しておれば、相手スレーブ装置が異
常である旨、ディスプレイ5に表示し、オペレータに通
知する。リトライ回数が終了していなければ、ヘルスチ
ェック・メッセージ発出部20を起動する。相手から応
答があれば、応答処理部17が起動される。応答が正常
な応答であれば、ヘルスチェック開始初期化部19を起
動する。応答が異常な応答であれば、相手スレーブ装置
が異常である旨、ディスプレイ5に表示し、オペレータ
に通知する。
【0020】図6の場合、相手がマスタ動作中の場合、
ヘルスチェック開始初期化部19が起動される。ヘルス
チェック開始初期化部19は、リトライ回数保持部21
の値をあらかじめ定められた初期値に設定する。ついで
ヘルスチェック・メッセージ発出部20が起動され、相
手装置に対してヘルスチェック・メッセージを発出す
る。ついでタイムアウト監視部15が起動され、相手か
らの応答をあらかじめ定められた一定時間の間監視す
る。
【0021】相手からの応答がタイムアウトした場合、
タイムアウト処理部16が起動される。タイムアウト処
理部16では、リトライ回数保持部21の値を減算しリ
トライ回数が終了しておれば、相手マスタ装置が異常で
ある旨、ディスプレイ5に表示し、オペレータに通知す
るとともに、ステータス保持部18のステータスを“マ
スタ動作中”としてサービス処理を開始する。リトライ
回数が終了していなければ、ヘルスチェック・メッセー
ジ発出部20を起動する。相手から応答があれば、応答
処理部17が起動される。応答が正常な応答であれば、
ヘルスチェック開始初期化部19を起動する。応答が異
常な応答であれば、相手マスタ装置が異常である旨、デ
ィスプレイ5に表示し、オペレータに通知するととも
に、ステータス保持部18のステータスを“マスタ動作
中”としてサービス処理を開始する。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、二重化のために特別の
設備を使用することなしに、自動的にマスタとスレーブ
との制御を行うことができるため、オペレータは常駐す
る必要がなく、経済的にオンライン処理の中断のほとん
どないシステムが構築できる。
【0023】また、本発明から容易に類推できるよう
に、2つの計算機をSCSIケーブルに替えてCSMA
/CD、トークンリング、FDDI等の高速LANで結
ぶ構成の場合にも本発明は適用できる。この場合、両計
算機は地理的に十分遠隔地に配置することが可能であ
り、地域的災害等からの信頼性の向上、マシン設備配置
上の自由度の向上などの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図を示す。
【図2】二重化対象装置となる小型計算機の内部構成を
示す。
【図3】電源投入時のマスタ・スレーブ決定機構の一実
施例を示す。
【図4】ステータス保持部と2次記憶部とに保持される
情報を説明する図である。
【図5】サービス中のマスタ/スレーブ制御機構におけ
るマスタ側の制御機構を示す。
【図6】サービス中のマスタ/スレーブ制御機構におけ
るスレーブ側の制御機構を示す。
【符号の説明】
1 小型計算機 2 小型計算機 3 他の装置 4 例えばSCSIケーブル 5 ディスプレイ 7 中央処理部 8 記憶部 10 2次記憶部 14 立ち上げメッセージ発出部 18 ステータス保持部 19 ヘルスチェック開始初期化部 20 ヘルスチェック・メッセージ発出部 21 リトライ回数保持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理部、記憶部、入出力部を備える
    二重化した計算機間に通信手段を設け、前記二重化した
    計算機の一方がマスタとなり、他方はスレーブとして待
    機するマスタ/スレーブ構成をとる計算機の二重化制御
    処理方法において、 前記計算機は、それぞれマスタ/スレーブ制御用の制御
    情報を備え、 前記計算機は電源投入や初期設定によりオンライン処理
    プログラムが起動されると、前記通信手段を介して立ち
    上げメッセージを他方の計算機に送出し、 前記立ち上げメッセージを送出した計算機は、前記他方
    の計算機から一定時間内に応答が無い場合には、自計算
    機をマスタとして処理を開始し、 一定時間内に前記他方の計算機からマスタ動作中の応答
    を受け取った場合には、自計算機をスレーブとして待機
    状態にし、 前記他方の計算機から立ち上げメッセージを受け取った
    場合には、前記マスタ/スレーブ制御用の制御情報を参
    照し、自計算機が優先の場合には、自計算機をマスタと
    し、前記制御情報が非優先の場合にはスレーブとするこ
    とを特徴とする計算機の二重化制御処理方法。
  2. 【請求項2】 前記二重化された計算機が、マスタ/ス
    レーブ構成でオンライン処理中、一方の計算機が他方の
    計算機に、ヘルスチェック・メッセージを送出し、前記
    他方の計算機から一定時間内に正常な応答を得られない
    場合、あらかじめ決められた回数の範囲で、前記ヘルス
    チェック・メッセージの再送を行い、前記あらかじめ決
    められた回数の再送に対し正常な応答を得られない場
    合、前記他方の計算機を障害と判断し、障害と判断した
    計算機がスレーブの場合には、自計算機をマスタとして
    動作を開始することを特徴とする請求項1記載の計算機
    の二重化制御処理方法。
JP3195269A 1991-08-05 1991-08-05 計算機の二重化制御処理方法 Pending JPH0540650A (ja)

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JPH0540650A true JPH0540650A (ja) 1993-02-19

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JP (1) JPH0540650A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128695A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Fuji Electric Co Ltd 入出力二重化装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128695A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Fuji Electric Co Ltd 入出力二重化装置

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