JPH06243081A - プロセス・データ入出力システム - Google Patents
プロセス・データ入出力システムInfo
- Publication number
- JPH06243081A JPH06243081A JP2923593A JP2923593A JPH06243081A JP H06243081 A JPH06243081 A JP H06243081A JP 2923593 A JP2923593 A JP 2923593A JP 2923593 A JP2923593 A JP 2923593A JP H06243081 A JPH06243081 A JP H06243081A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 追加する入出力機器の構成に関係なく、アプ
リケーション・プログラムも修正なしで動作できるよう
にシステムを構成すること。 【構成】 アプリケーション・プログラムから与えられ
た指示に従って接続要求、データ入出力要求通知、切断
要求を送出する共通ユーザ・インターフェイスと、接続
要求により起動しデータ入出力要求に従って入出力機器
との間でデータを授受してその結果を共通ユーザ・イン
ターフェイスに送出し切断要求に応じて切断応答を返信
するサーバ・プロセスとを設けたことを特徴とするプロ
セス・データ入出力システム。 【効果】 アプリケーション・プログラムの変更はな
く、システム信頼性が向上する。
リケーション・プログラムも修正なしで動作できるよう
にシステムを構成すること。 【構成】 アプリケーション・プログラムから与えられ
た指示に従って接続要求、データ入出力要求通知、切断
要求を送出する共通ユーザ・インターフェイスと、接続
要求により起動しデータ入出力要求に従って入出力機器
との間でデータを授受してその結果を共通ユーザ・イン
ターフェイスに送出し切断要求に応じて切断応答を返信
するサーバ・プロセスとを設けたことを特徴とするプロ
セス・データ入出力システム。 【効果】 アプリケーション・プログラムの変更はな
く、システム信頼性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プロセスとデータ
を送受信する入出力機器と、ユーザが任意に設定するア
プリケーション・プログラムとの間で行われるデータの
受け渡しを支援する、クライアント/サーバ・モデルの
プロセス・データ入出力システムに関し、詳しくは、入
出力機器の種類に関係なく、アプリケーション・プログ
ラムが修正なしで動作できるように改善するものであ
る。
を送受信する入出力機器と、ユーザが任意に設定するア
プリケーション・プログラムとの間で行われるデータの
受け渡しを支援する、クライアント/サーバ・モデルの
プロセス・データ入出力システムに関し、詳しくは、入
出力機器の種類に関係なく、アプリケーション・プログ
ラムが修正なしで動作できるように改善するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なプロセス・データ入出力システ
ムは、図4に示すような概念で構成される。この図4に
示す例は、ネットワーク・ケーブルに複数台の計算機装
置が接続されるようなクライアント/サーバ・モデルで
あり、サーバに、実際のプロセスとデータ授受を行う入
出力機器を接続したようなプロセス・データ入出力シス
テムを想定している。即ち、入出力機器I/O1と、ユ
ーザが設定したアプリケーション・プログラムAP1と
のデータ授受は、入出力処理プログラムP1が介在す
る。この入出力処理プログラムP1は、入出力機器I/
O1と1対1に対応する固有の処理プログラムであり、
入出力機器I/O1と、アプリケーション・プログラム
AP1及びアプリケーション・プログラムAP2との間
でデータ授受を実現するプログラムである。
ムは、図4に示すような概念で構成される。この図4に
示す例は、ネットワーク・ケーブルに複数台の計算機装
置が接続されるようなクライアント/サーバ・モデルで
あり、サーバに、実際のプロセスとデータ授受を行う入
出力機器を接続したようなプロセス・データ入出力シス
テムを想定している。即ち、入出力機器I/O1と、ユ
ーザが設定したアプリケーション・プログラムAP1と
のデータ授受は、入出力処理プログラムP1が介在す
る。この入出力処理プログラムP1は、入出力機器I/
O1と1対1に対応する固有の処理プログラムであり、
入出力機器I/O1と、アプリケーション・プログラム
AP1及びアプリケーション・プログラムAP2との間
でデータ授受を実現するプログラムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなプロセス・
データ入出力システムにあって、新たに入出力機器I/
O2を追加し、この入出力機器I/O2とアプリケーシ
ョン・プログラムAP2との間でもデータを授受しよう
とすると、入出力機器I/O2と1対1に対応する入出
力処理プログラムP2をこのシステムに設置するととも
に、これに応じてアプリケーション・プログラムAP2
の内容も大幅に変更しなければならなかった。なぜな
ら、アプリケーション・プログラムAP2にあって、入
出力機器I/O2へのアクセス方法は入出力機器I/O
1とは全く異なるため、入出力機器I/O2に対するア
クセス方法に合わせてアプリケーション・プログラムA
P2の該当する箇所を修正せねばならず、この作業は煩
雑であり、システムのメンテナンス性も良好とはいえな
かった。
データ入出力システムにあって、新たに入出力機器I/
O2を追加し、この入出力機器I/O2とアプリケーシ
ョン・プログラムAP2との間でもデータを授受しよう
とすると、入出力機器I/O2と1対1に対応する入出
力処理プログラムP2をこのシステムに設置するととも
に、これに応じてアプリケーション・プログラムAP2
の内容も大幅に変更しなければならなかった。なぜな
ら、アプリケーション・プログラムAP2にあって、入
出力機器I/O2へのアクセス方法は入出力機器I/O
1とは全く異なるため、入出力機器I/O2に対するア
クセス方法に合わせてアプリケーション・プログラムA
P2の該当する箇所を修正せねばならず、この作業は煩
雑であり、システムのメンテナンス性も良好とはいえな
かった。
【0004】本発明は、このような問題点を課題として
解決したものであり、新たに追加する入出力機器の種
類、構成に関係なく、アプリケーション・プログラムも
修正なしで動作できるようにシステムを構成することを
目的とする。
解決したものであり、新たに追加する入出力機器の種
類、構成に関係なく、アプリケーション・プログラムも
修正なしで動作できるようにシステムを構成することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、プロセス側に設置される少なくとも1台以
上の入出力機器と、クライアント側に設定される少なく
とも1個以上のアプリケーション・プログラムとの間で
データを授受するプロセス・データ入出力システムにお
いて、前記アプリケーション・プログラムから与えられ
た指示に従って接続要求、データ入出力要求通知、切断
要求を送出する共通ユーザ・インターフェイスと、前記
接続要求により起動し前記データ入出力要求に従って前
記入出力機器との間でデータを授受してその結果を前記
共通ユーザ・インターフェイスに送出し前記切断要求に
応じて切断応答を返信するサーバ・プロセスとを設けた
ことを特徴とするプロセス・データ入出力システムであ
る。
る本発明は、プロセス側に設置される少なくとも1台以
上の入出力機器と、クライアント側に設定される少なく
とも1個以上のアプリケーション・プログラムとの間で
データを授受するプロセス・データ入出力システムにお
いて、前記アプリケーション・プログラムから与えられ
た指示に従って接続要求、データ入出力要求通知、切断
要求を送出する共通ユーザ・インターフェイスと、前記
接続要求により起動し前記データ入出力要求に従って前
記入出力機器との間でデータを授受してその結果を前記
共通ユーザ・インターフェイスに送出し前記切断要求に
応じて切断応答を返信するサーバ・プロセスとを設けた
ことを特徴とするプロセス・データ入出力システムであ
る。
【0006】
【作用】本発明のプロセス・データ入出力システムは、
クライアント側に設定されアプリケーション・プログラ
ムからの指示に従って、統一化されたユーザ・インター
フェイスは、入出力機器を支援するサーバ・プロセスに
接続要求を発する。即ち、接続応答、データ入出力要求
通知、データ送信、切断要求、切断応答の通信を行って
データを授受する。
クライアント側に設定されアプリケーション・プログラ
ムからの指示に従って、統一化されたユーザ・インター
フェイスは、入出力機器を支援するサーバ・プロセスに
接続要求を発する。即ち、接続応答、データ入出力要求
通知、データ送信、切断要求、切断応答の通信を行って
データを授受する。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。図3は本発明のプロセス・データ入出力システムの
原理を説明するための図である。図3で、入出力機器I
/O1,I/O2、アプリケーション・プログラムAP
1,AP2は図4に示した従来のものと同様である。本
発明は、システムをクライアント/サーバ・モデルと
し、入出力機器I/O1,I/O2とアプリケーション
・プログラムAP1,AP2とを、サーバ即ちサーバ・
プロセスSP11,SP12,SP2及び共通ユーザ・
インターフェイスUI/Fにより結合させている。この
共通ユーザ・インターフェイスUI/Fは、クライアン
ト側に設けられ、アプリケーション・プログラムとサー
バ・プロセスとの間を結合するブロックであり、アプリ
ケーション・プログラム、サーバ・プロセスの種類を問
わない統一化したブロックである。
る。図3は本発明のプロセス・データ入出力システムの
原理を説明するための図である。図3で、入出力機器I
/O1,I/O2、アプリケーション・プログラムAP
1,AP2は図4に示した従来のものと同様である。本
発明は、システムをクライアント/サーバ・モデルと
し、入出力機器I/O1,I/O2とアプリケーション
・プログラムAP1,AP2とを、サーバ即ちサーバ・
プロセスSP11,SP12,SP2及び共通ユーザ・
インターフェイスUI/Fにより結合させている。この
共通ユーザ・インターフェイスUI/Fは、クライアン
ト側に設けられ、アプリケーション・プログラムとサー
バ・プロセスとの間を結合するブロックであり、アプリ
ケーション・プログラム、サーバ・プロセスの種類を問
わない統一化したブロックである。
【0008】即ち、アプリケーション・プログラムAP
1は、共通ユーザ・インターフェィスUI/F、サーバ
・プロセスSP11を介して入出力機器I/O1に結合
し、アプリケーション・プログラムAP2は、共通ユー
ザ・インターフェィスUI/F、サーバ・プロセスSP
12を介して入出力機器I/O1に結合するとともに、
共通ユーザ・インターフェイスUI/F、サーバ・プロ
セスSP2を介して入出力機器I/O2に結合する。
1は、共通ユーザ・インターフェィスUI/F、サーバ
・プロセスSP11を介して入出力機器I/O1に結合
し、アプリケーション・プログラムAP2は、共通ユー
ザ・インターフェィスUI/F、サーバ・プロセスSP
12を介して入出力機器I/O1に結合するとともに、
共通ユーザ・インターフェイスUI/F、サーバ・プロ
セスSP2を介して入出力機器I/O2に結合する。
【0009】このように、クライアント側のアプリケー
ション・プログラムAP1,AP2は、統一化した共通
ユーザ・インターフェイスUI/Fによりサーバ側に結
合されるので、例えば、システムに、入出力機器I/O
1の他に新たに入出力機器I/O2を追加したような場
合であっても、入出力機器I/O2に対応するサーバ・
プロセスSP2に追加すればよく、アプリケーション・
プログラムAP2はその内容を何等修正する必要はな
い。
ション・プログラムAP1,AP2は、統一化した共通
ユーザ・インターフェイスUI/Fによりサーバ側に結
合されるので、例えば、システムに、入出力機器I/O
1の他に新たに入出力機器I/O2を追加したような場
合であっても、入出力機器I/O2に対応するサーバ・
プロセスSP2に追加すればよく、アプリケーション・
プログラムAP2はその内容を何等修正する必要はな
い。
【0010】図1は、本発明のプロセス・データ入出力
システムの要部の構成概念を表す図であり、サーバとし
てのプロセス入出力カセットPIOCと、クライアント
としてのプロセス入出力アダプタPIOAとの接続図で
ある。また、アプリケーション・プログラムAPと共通
ユーザ・インターフェイスUI/F、サーバ・プロセス
SPの結合状態を詳細に表すものである。アプリケーシ
ョン・プログラムAPは、プロセス入出力アダプタPI
OAを介してプロセス入出力カセットPIOCに接続さ
れる。このプロセス入出力アダプタADは、共通ユーザ
・インターフェイスUI/F、サーバ・プロセスSPと
を結び付けるものであり、実際のプロセス入出力アダプ
タADは、共通ユーザ・インターフェイスUI/Fとサ
ーバ・プロセスSPとの間における通信手段に相当す
る。また、プロセス入出力カセットPIOC内のサーバ
・プロセスSPは、実際には、サーバ・プログラムSP
a、サーバ・インターフェイスSPbより構成される。
システムの要部の構成概念を表す図であり、サーバとし
てのプロセス入出力カセットPIOCと、クライアント
としてのプロセス入出力アダプタPIOAとの接続図で
ある。また、アプリケーション・プログラムAPと共通
ユーザ・インターフェイスUI/F、サーバ・プロセス
SPの結合状態を詳細に表すものである。アプリケーシ
ョン・プログラムAPは、プロセス入出力アダプタPI
OAを介してプロセス入出力カセットPIOCに接続さ
れる。このプロセス入出力アダプタADは、共通ユーザ
・インターフェイスUI/F、サーバ・プロセスSPと
を結び付けるものであり、実際のプロセス入出力アダプ
タADは、共通ユーザ・インターフェイスUI/Fとサ
ーバ・プロセスSPとの間における通信手段に相当す
る。また、プロセス入出力カセットPIOC内のサーバ
・プロセスSPは、実際には、サーバ・プログラムSP
a、サーバ・インターフェイスSPbより構成される。
【0011】ここで、共通ユーザ・インターフェイスU
I/Fは、サーバとしてのプロセス入出力カセットPI
OCの種類、また、このプロセス入出力カセットPIO
Cからドライバを介して接続される入出力機器の種類に
は依存しない、共通のインターフェイス部分である。ま
た、サーバ・プログラムSPaは、アプリケーション・
プログラムAPから共通ユーザ・インターフェイスUI
/Fを介して与えられる要求を受け付け、一般的なサー
バ機能、例えば、入出力機能(入出力機器(ドライバ)
に対するプロセス・データのリード/ライト制御機
能)、編集機能(アプリケーション・プログラムAPか
らの要求を入出力機器(ドライバ)に対応したアクセス
方法に編集する機能)、回線制御機能(通信回線の状態
を監視、制御する機能)、メンテナンス機能(プロセス
入出力カセットPIOCのシステム全体及び内部情報を
メンテナンスする機能)、イベント機能(入出力機器
(ドライバ)からのイべント・メッセージを受信し正規
化後アプリケーション・プログラムAPに通知する機
能)、自動イコライズ機能(入出力機器(ドライバ)の
メンテナンス情報を計算手段に反映させる機能)等を実
現するブロックである。サーバ・インターフェイスSP
bは、サーバ・プログラムSPaと、ドライバに接続さ
れた入出力機器とに対して、上記した機能を結び付ける
インターフェイスである。
I/Fは、サーバとしてのプロセス入出力カセットPI
OCの種類、また、このプロセス入出力カセットPIO
Cからドライバを介して接続される入出力機器の種類に
は依存しない、共通のインターフェイス部分である。ま
た、サーバ・プログラムSPaは、アプリケーション・
プログラムAPから共通ユーザ・インターフェイスUI
/Fを介して与えられる要求を受け付け、一般的なサー
バ機能、例えば、入出力機能(入出力機器(ドライバ)
に対するプロセス・データのリード/ライト制御機
能)、編集機能(アプリケーション・プログラムAPか
らの要求を入出力機器(ドライバ)に対応したアクセス
方法に編集する機能)、回線制御機能(通信回線の状態
を監視、制御する機能)、メンテナンス機能(プロセス
入出力カセットPIOCのシステム全体及び内部情報を
メンテナンスする機能)、イベント機能(入出力機器
(ドライバ)からのイべント・メッセージを受信し正規
化後アプリケーション・プログラムAPに通知する機
能)、自動イコライズ機能(入出力機器(ドライバ)の
メンテナンス情報を計算手段に反映させる機能)等を実
現するブロックである。サーバ・インターフェイスSP
bは、サーバ・プログラムSPaと、ドライバに接続さ
れた入出力機器とに対して、上記した機能を結び付ける
インターフェイスである。
【0012】尚、プロセス入出力カセットPIOCは、
サーバ・プロセスSPを含み、上記の複数の機能を備え
たカセット構成の単体のソフトウェア・パッケージとす
る。即ち、1セットのソフトウェア・ブロックであり、
入出力機器のドライバ、シミュレータ等とソフトウェア
的に接続される。
サーバ・プロセスSPを含み、上記の複数の機能を備え
たカセット構成の単体のソフトウェア・パッケージとす
る。即ち、1セットのソフトウェア・ブロックであり、
入出力機器のドライバ、シミュレータ等とソフトウェア
的に接続される。
【0013】次に、以上のように構成された本発明シス
テムにおいて、サーバとしてのプロセス入出力カセット
PIOCと、クライアントとしてのプロセス入出力アダ
プタPIOAとの間の通信動作を図2のチャートを用い
て説明する。 アプリケーション・プログラムAPが動作を開始
し、データ獲得要求等が発生すると、プロセス入出力カ
セットPIOCに対して接続要求が送信される。これに
よりプロセス入出力カセットPIOCが起動する。 プロセス入出力カセットPIOCは、正常起動した
ことをアプリケーション・プログラムAPへ応答する。
これにより、アプリケーション・プログラムAPとプロ
セス入出力カセットPIOCとが接続し、プロセス入出
力カセットPIOCはアプリケーション・プログラムA
Pからの要求待ちとなる。 アプリケーション・プログラムAPからデータ入出
力要求がプロセス入出力カセットPIOCへ送信され
る。プロセス入出力カセットPIOCはこの要求がデー
タ入出力要求で切断要求ではないため、データ編集動作
を開始し、ドライバを介し入出力機器に対してデータを
入出力するため、リード/ライト動作をする。 プロセス入出力カセットPIOCは、リード/ライ
トした処理結果をアプリケーション・プログラムAP側
へ送信する。 アプリケーション・プログラムAPはこの処理結果
を受信し、全処理が終了した時点でプロセス入出力カセ
ットPIOCへ切断要求を通知する。 プロセス入出力カセットPIOCは、切断要求を受
け取ると、切断応答をアプリケーション・プログラムA
Pへ返信する。
テムにおいて、サーバとしてのプロセス入出力カセット
PIOCと、クライアントとしてのプロセス入出力アダ
プタPIOAとの間の通信動作を図2のチャートを用い
て説明する。 アプリケーション・プログラムAPが動作を開始
し、データ獲得要求等が発生すると、プロセス入出力カ
セットPIOCに対して接続要求が送信される。これに
よりプロセス入出力カセットPIOCが起動する。 プロセス入出力カセットPIOCは、正常起動した
ことをアプリケーション・プログラムAPへ応答する。
これにより、アプリケーション・プログラムAPとプロ
セス入出力カセットPIOCとが接続し、プロセス入出
力カセットPIOCはアプリケーション・プログラムA
Pからの要求待ちとなる。 アプリケーション・プログラムAPからデータ入出
力要求がプロセス入出力カセットPIOCへ送信され
る。プロセス入出力カセットPIOCはこの要求がデー
タ入出力要求で切断要求ではないため、データ編集動作
を開始し、ドライバを介し入出力機器に対してデータを
入出力するため、リード/ライト動作をする。 プロセス入出力カセットPIOCは、リード/ライ
トした処理結果をアプリケーション・プログラムAP側
へ送信する。 アプリケーション・プログラムAPはこの処理結果
を受信し、全処理が終了した時点でプロセス入出力カセ
ットPIOCへ切断要求を通知する。 プロセス入出力カセットPIOCは、切断要求を受
け取ると、切断応答をアプリケーション・プログラムA
Pへ返信する。
【0014】このようにして、アプリケーション・プロ
グラムAPとプロセス入出力カセットPIOC(サーバ
・プロセスSP)は通信するので、実際に入出力機器と
データを授受するのはプロセス入出力カセットPIOC
側であって、アプリケーション・プログラムAP側は、
入出力機器との間でデータ授受動作に関与することはな
い。即ち、新たに入出力機器が追加された場合であって
も、この入出力機器に対応したサーバ・プロセスをプロ
セス入出力カセットPIOC側に設置すれば、このサー
バ・プロセスとアプリケーション・プログラムAPとは
共通ユーザ・インターフェイスUI/Fにより結合され
るので、アプリケーション・プログラムAPの内部構成
は影響を受けず、その内容を修正、変更しなくてよい。
グラムAPとプロセス入出力カセットPIOC(サーバ
・プロセスSP)は通信するので、実際に入出力機器と
データを授受するのはプロセス入出力カセットPIOC
側であって、アプリケーション・プログラムAP側は、
入出力機器との間でデータ授受動作に関与することはな
い。即ち、新たに入出力機器が追加された場合であって
も、この入出力機器に対応したサーバ・プロセスをプロ
セス入出力カセットPIOC側に設置すれば、このサー
バ・プロセスとアプリケーション・プログラムAPとは
共通ユーザ・インターフェイスUI/Fにより結合され
るので、アプリケーション・プログラムAPの内部構成
は影響を受けず、その内容を修正、変更しなくてよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロセス・データ入出力システムを明確にクライアント
/サーバ・モデルとし、クライアント側のアプリケーシ
ョン・プログラムにおけるインターフェイス部分を共通
ユーザ・インターフェイスとして統一化し、サーバ側が
入出力機器に実際にアクセスを担う構成としたので、入
出力機器を新たにこのシステムに追加した際でも、アプ
リケーション・プログラムを変更、修正することはな
い。従って、アプリケーション・プログラムはそのまま
でよく、システムとしての信頼性が向上する。
プロセス・データ入出力システムを明確にクライアント
/サーバ・モデルとし、クライアント側のアプリケーシ
ョン・プログラムにおけるインターフェイス部分を共通
ユーザ・インターフェイスとして統一化し、サーバ側が
入出力機器に実際にアクセスを担う構成としたので、入
出力機器を新たにこのシステムに追加した際でも、アプ
リケーション・プログラムを変更、修正することはな
い。従って、アプリケーション・プログラムはそのまま
でよく、システムとしての信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセス・データ入出力システムの要
部を表す構成概念図である。
部を表す構成概念図である。
【図2】図1に示した本発明システムの動作を表すチャ
ートである。
ートである。
【図3】本発明システムの全体を表す概念図である。
【図4】従来のプロセス・データ入出力システムを表す
図である。
図である。
AP AP1 AP2 アプリケーション・プログラム I/O1 I/O2 入出力機器 UI/F 共通ユーザ・インターフェイス SP SP11 SP12 SP2 サーバ・プロセス PIOC プロセス入出力カセット SPa サーバ・プログラム SPb サーバ・インターフェイス PIOA プロセス入出力アダプタ
Claims (1)
- 【請求項1】プロセス側に設置される少なくとも1台以
上の入出力機器と、クライアント側に設定される少なく
とも1個以上のアプリケーション・プログラムとの間で
データを授受するプロセス・データ入出力システムにお
いて、前記アプリケーション・プログラムから与えられ
た指示に従って接続要求、データ入出力要求通知、切断
要求を送出する共通ユーザ・インターフェイスと、前記
接続要求により起動し前記データ入出力要求に従って前
記入出力機器との間でデータを授受してその結果を前記
共通ユーザ・インターフェイスに送出し前記切断要求に
応じて切断応答を返信するサーバ・プロセスとを設けた
ことを特徴とするプロセス・データ入出力システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2923593A JPH06243081A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | プロセス・データ入出力システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2923593A JPH06243081A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | プロセス・データ入出力システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06243081A true JPH06243081A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12270575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2923593A Pending JPH06243081A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | プロセス・データ入出力システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06243081A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7142322B2 (en) | 1996-05-14 | 2006-11-28 | Ricoh Company, Ltd. | Method and system for communicating with a printer |
US7543050B2 (en) | 2001-08-27 | 2009-06-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Network terminal with a plurality of internal web servers |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP2923593A patent/JPH06243081A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7142322B2 (en) | 1996-05-14 | 2006-11-28 | Ricoh Company, Ltd. | Method and system for communicating with a printer |
US7508533B2 (en) | 1996-05-14 | 2009-03-24 | Ricoh Company, Ltd. | Method and computer program product for controlling a configuration of a printer |
US7701606B2 (en) | 1996-05-14 | 2010-04-20 | Ricoh Company, Ltd. | Java printer with a printer control interface in a form of a web page |
US7755785B2 (en) | 1996-05-14 | 2010-07-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US7952744B2 (en) | 1996-05-14 | 2011-05-31 | Ricoh Company, Ltd. | Controlling a configuration of an image forming apparatus |
US8102556B2 (en) | 1996-05-14 | 2012-01-24 | Ricoh Company, Ltd. | Controlling a configuration of an image forming apparatus using a Java application |
US7543050B2 (en) | 2001-08-27 | 2009-06-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Network terminal with a plurality of internal web servers |
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