JP2001329376A - 排気マフラーおよびその製造方法 - Google Patents

排気マフラーおよびその製造方法

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JP2001329376A
JP2001329376A JP2001068827A JP2001068827A JP2001329376A JP 2001329376 A JP2001329376 A JP 2001329376A JP 2001068827 A JP2001068827 A JP 2001068827A JP 2001068827 A JP2001068827 A JP 2001068827A JP 2001329376 A JP2001329376 A JP 2001329376A
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zirconium
metal
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mol
oxide
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JP2001068827A
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Tetsuya Otsuki
哲也 大槻
Tae Yanagihara
妙 柳原
Yoshiaki Sakashita
好顕 阪下
Terubumi Sato
光史 佐藤
Riichi Nishide
利一 西出
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Nagase and Co Ltd
Teikoku Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nagase and Co Ltd
Teikoku Chemical Industry Co Ltd
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
    • C23C22/73Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process
    • C23C22/74Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process for obtaining burned-in conversion coatings

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気マフラーの腐食を防止し、かつこれに
より消音効果および触媒効果を維持しえる排気マフラー
およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 耐腐食性および耐熱性に優れる排気マフ
ラーおよびその製造方法が開示されている。本発明の排
気マフラーは、基材パーツの表面に、ジルコニウム成分
とジルコニウム以外の金属成分とを含有する金属酸化物
薄膜を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排気マフラーおよび
その製造方法に関し、より詳細には、優れた耐腐食性お
よび耐熱性を有する排気マフラーおよびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車、オートバイおよびスクー
ターのような乗物は一般生活に欠かせないものとなって
いる。これら乗物は、内燃機関として、ガソリン、軽
油、アルコール、天然ガスなどの燃料を使用したエンジ
ンが装着される。
【0003】ここで、このエンジンから出される排気ガ
スにはいくつかの問題がある。第一に排気音の問題であ
る。エンジンシリンダ内の排気バルブが開放されると、
高圧力に保たれていた燃焼室内のガス(排気ガス)は急
激に膨張する。その際、周囲の空気を振動させることに
より大きな音を発する。第二に、排気ガス中の成分の問
題である。特にガソリンエンジンから排出される排気ガ
スには、人体等に有害な物質(例えば、窒素酸化物(N
Ox))が含まれているため、そのまま排出したのでは
環境を損なう恐れがある。
【0004】これらの問題を回避するため、通常、上記
乗物のエンジンには、排気マフラーが備え付けられてい
る。
【0005】排気マフラーは、エンジンと連通するエキ
ゾーストマニホールド部分と、排気ガス中の有害物質を
処理するための触媒装置と、その後に続く、消音作用を
得るための、サブマフラー、プリマフラーおよびメイン
マフラーと、外気への排出を一定方向に向けるためのテ
ールパイルとから構成される。排気マフラーは、ステン
レス、アルミニウムなどの金属材料で製造される。
【0006】この排気マフラーにはいくつかの問題があ
る。排気マフラーは乗物の外部に通常取り付けられてい
るため、走行時に水がかかりやすく錆による腐食が発生
しやすい。また、排気ガス中にも水蒸気が含まれている
ため、充分な暖気運転が行われなければ、排気マフラー
内部で結露して錆が発生するという問題もある。さら
に、排気ガスにより900℃以上の温度に曝されるた
め、この点からも金属疲労を起こす恐れもある。このよ
うな腐食および疲労は排気マフラーを損傷し、場合によ
っては充分な消音効果および触媒効果を得ることができ
なくなるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題の
解決を課題とするものであり、その目的とするところ
は、排気マフラーの腐食を防止し、かつこれにより消音
効果および触媒効果を維持しえる排気マフラーおよびそ
の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材パーツの
表面に、ジルコニウム成分とジルコニウム以外の金属成
分とを含有する金属酸化物薄膜を有する、排気マフラー
である。
【0009】1つの実施形態においては、上記金属酸化
物薄膜は、アミノポリカルボン酸とジルコニウム化合物
とから形成されるジルコニウム錯体またはジルコニウム
塩とアミンとの塩であり、該ジルコニウム以外の金属成
分がジルコニウム以外の金属を含む化合物であり、そし
て該組成物の全金属成分のうち、該ジルコニウム成分が
酸化ジルコニウム換算で70モル%〜98モル%の割合
で含有されかつ該ジルコニウム以外の金属成分が該金属
の酸化物換算で2モル%〜30モル%の割合で含有され
る、組成物由来の膜であり;酸化ジルコニウムとジルコ
ニウム以外の金属の酸化物との固溶体でなり;そして該
ジルコニウム以外の金属の酸化物が該固溶体の成分とし
て、2モル%〜30モル%の割合で含有される。
【0010】1つの実施形態においては、上記ジルコニ
ウム化合物は、ジルコニウムアルコキシド、および有機
酸または無機酸のジルコニウム塩からなる群より選択さ
れる少なくとも1種である。
【0011】1つの実施形態においては、上記組成物
は、上記ジルコニウム成分とジルコニウム以外の金属成
分とを極性溶媒中に含有する液状の組成物である。
【0012】1つの実施形態においては、上記ジルコニ
ウム以外の金属成分は、Y、Mg、Ca、Sc、Ceま
たはSrを含む化合物からなる群より選択される少なく
とも1種である。
【0013】1つの実施形態においては、上記基材パー
ツは、テールパイプ基材、メインマフラー基材、プリマ
フラー基材、サブマフラー基材、触媒ハウジング、エキ
ゾーストパイプ基材、およびエキゾーストマニホールド
基材からなる群より選択される。
【0014】本発明はまた、排気マフラーの製造方法で
あって、アミノポリカルボン酸とジルコニウム化合物と
から形成されるジルコニウム錯体またはジルコニウム塩
とアミンとの塩であり、該ジルコニウム以外の金属成分
がジルコニウム以外の金属を含む化合物であり、そして
該組成物の全金属成分のうち、該ジルコニウム成分が酸
化ジルコニウム換算で70モル%〜98モル%の割合で
含有されかつ該ジルコニウム以外の金属成分が該金属の
酸化物換算で2モル%〜30モル%の割合で含有され
る、組成物を基材パーツの表面に付与し、塗膜を形成す
る工程;および該基材パーツ上に形成された塗膜の組成
物を結晶化させることにより、ジルコニウム成分とジル
コニウム以外の金属成分とを含有する金属酸化物薄膜を
形成する工程;を包含する、方法である。
【0015】1つの実施形態においては、上記組成物
は、スピンコート法、ディップコート法、またはスプレ
ーコート法により上記基材パーツ上に付与される。
【0016】1つの実施形態においては、上記結晶化
は、上記塗膜を有する上記基材パーツを熱処理、光処
理、または化学的処理することにより行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0018】本発明の排気マフラーは、基材パーツの表
面に、ジルコニウム成分とジルコニウム以外の金属成分
とを含有する金属酸化物薄膜を有する。ここで、基材パ
ーツの表面とは、当該パーツの内表面および外表面を包
含していう。
【0019】本発明に用いられる基材パーツは、当該分
野一般において使用される材料なる。このような材料
は、特に限定されないが、例としては、ステンレス、な
らびにアルミニウムおよびその合金が挙げられる。本発
明に用いられる基材パーツの例としては、テールパイプ
用の部材(テールパイプ基材)、メインマフラー用の部
材(メインマフラー基材)、プリマフラー用の部材(プ
リマフラー基材)、サブマフラー用の部材(サブマフラ
ー基材)、触媒ハウジング、エキゾーストパイプ用の部
材(エキゾーストパイプ基材)、およびエキゾーストマ
ニホールド用の部材(エキゾーストマニホールド基材)
が挙げられる。
【0020】本発明において形成される上記金属酸化物
膜の厚みは、特に限定されないが、好ましくは10nm
〜300nm、より好ましくは40nm〜140nmで
ある。金属酸化物膜の厚みが10nmを下回ると、得ら
れる排気マフラーは、充分な耐腐食性を奏しない恐れが
ある。他方、金属酸化物膜の厚みが300nmを上回る
と、排気マフラー自体の製造コストが上昇するのみであ
る。
【0021】本発明に用いられる金属酸化物膜は、アミ
ノポリカルボン酸とジルコニウム化合物とから形成され
るジルコニウム錯体またはジルコニウム塩とアミンとの
塩であり、該ジルコニウム以外の金属成分がジルコニウ
ム以外の金属を含む化合物であり、そして該組成物の全
金属成分のうち、該ジルコニウム成分が酸化ジルコニウ
ム換算で70モル%〜98モル%の割合で含有されかつ
該ジルコニウム以外の金属成分が該金属の酸化物換算で
2モル%〜30モル%の割合で含有される、組成物から
製造される。
【0022】上記組成物に含有されるジルコニウム成分
は、アミノポリカルボン酸とジルコニウム化合物とから
形成されるジルコニウム錯体またはジルコニウム塩と、
アミンとの塩である。
【0023】上記アミノポリカルボン酸としては、エチ
レンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、
1,2−プロパンジアミン四酢酸、1,3−プロパンジ
アミン四酢酸、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン
三酢酸、N,N’−ジヒドロキシエチルエチレンジアミ
ン二酢酸、2−ヒドロキシ−1,3−プロパンジアミン
四酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ニトリロ三酢
酸、ニトリロ三プロピオン酸、カルボキシエチルイミノ
二酢酸、カルボキシエチルイミノ二プロピオン酸、イミ
ノ二酢酸、イミノ二プロピオン酸、ヒドロキシエチルイ
ミノ二酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二プロピオン酸、
メトキシエチルイミノ二酢酸、アラニン−N,N−二酢
酸、セリン−N,N−二酢酸、イソセリン−N,N−二
酢酸、アスパラギン酸−N,N−二酢酸、グルタミン酸
−N,N−二酢酸などが挙げられるが、これに限定され
ない。
【0024】上記ジルコニウム化合物としては、ジルコ
ニウムアルコキシド、および有機酸または無機酸のジル
コニウム塩が好ましい。これらのうちジルコニウムアル
コキシドとしては、テトラメトキシジルコニウム、テト
ラエトキシジルコニウム、テトライソプロポキシジルコ
ニウム、テトラ−n−プロポキシジルコニウム、テトラ
イソブトキシジルコニウム、テトラ−n−ブトキシジル
コニウム、テトラ−sec−ブトキシジルコニウム、テ
トラ−t−ブトキシジルコニウムなどが挙げられ、有機
酸または無機酸のジルコニウム塩としては、酢酸ジルコ
ニウム、プロピオン酸ジルコニウム、ジルコニウムアセ
チルアセトナート、ステアリン酸ジルコニウム、オキシ
塩化ジルコニウム八水和物、オキシ硝酸ジルコニウム二
水和物、硫酸ジルコニウム、硫酸ジルコニウム四水和
物、オキシ酢酸ジルコニウムなどが挙げられるが、これ
に限定されない。
【0025】上記アミンとしては、メチルアミン、エチ
ルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチ
ルアミン、イソブチルアミン、sec−ブチルアミン、
t−ブチルアミン、ぺンチルアミン、ヘキシルアミン、
ヘプチルアミン、オクチルアミン、ジメチルアミン、ジ
エチルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミ
ン、アミルアミン、ジアミルアミン、ジブチルアミン、
ジ−sec−ブチルアミン、ジ−ter−ブチルアミ
ン、エチルブチルアミン、エチルプロピルアミン、ジヘ
キシルアミン、ジオクチルアミン、ベンジルアミン、ア
ニリン、ジメチルアニリン、フェニルメチルアミン、フ
ェニルエチルアミン、アミノピリジン、ジメチルアミノ
ピリジンなどが挙げられるがこれらに限定されない。こ
れらは単独で用いてもよく、2以上を組合せて用いても
よい。
【0026】上記組成物に含有されるジルコニウム以外
の金属成分は、ジルコニウム以外の金属を含む化合物
(以下、他の金属化合物という場合がある)である。そ
のような化合物に含有される金属としては、イットリウ
ム(Y)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(C
a)、スカンジウム(Sc)、セリウム(Ce)、スト
ロンチウム(Sr)などがある。このような金属を含む
アルコキシド、カルボン酸塩などが好ましく用いられ
る。そのような化合物としては、トリメトキシイットリ
ウム、トリエトキシイットリウム、トリ−イソプロポキ
シイットリウム、炭酸イットリウム、酢酸イットリウ
ム、シュウ酸イットリウム、ジメトキシマグネシウム、
ジエトキシマグネシウム、ジプロポキシマグネシウム、
ジイソプロポキシマグネシウム、ジイソブトキシマグネ
シウム、ジブトキシマグネシウム、酢酸マグネシウム、
炭酸マグネシウム、ジメトキシカルシウム、ジエトキシ
カルシウム、ジイソプロポキシカルシウム、ジプロポキ
シカルシウム、ジイソブトキシカルシウム、ジ−sec
−ブトキシカルシウム、ジ−t−ブトキシカルシウム、
炭酸カルシウム、酢酸カルシウム、シュウ酸スカンジウ
ム、水酸化スカンジウム、炭酸セリウム、シュウ酸セリ
ウム、ジメトキシストロンチウム、ジエトキシストロン
チウム、ジイソプロポキシストロンチウム、ジ−n−ブ
トキシストロンチウム、炭酸ストロンチウム、シュウ酸
ストロンチウム、硝酸ストロンチウムなどが挙げられる
がこれらに限定されない。
【0027】上記組成物は、好ましくは、上記ジルコニ
ウム成分とジルコニウム以外の金属成分とを極性溶媒中
に含有する液状の組成物である。上記ジルコニウム成分
であるジルコニウム錯体またはジルコニウム塩とアミン
との塩は、上記アミノポリカルボン酸、ジルコニウム化
合物、およびアミンにより形成される。上記液状の組成
物は、具体的には、上記アミノポリカルボン酸、ジルコ
ニウム化合物、およびアミンを極性溶媒中で加熱するこ
とによって得た溶液(ジルコニウム成分の溶液)と、ジ
ルコニウム以外の金属化合物とを混合することによって
得られる。あるいは、ジルコニウム以外の金属化合物
を、アミノポリカルボン酸とアミンとともに極性溶媒中
で加熱して得た溶液とジルコニウム成分の溶液とを混合
することも好ましい。あるいは、ジルコニウム以外の金
属化合物とアミノポリカルボン酸との反応よって、該金
属の錯体または塩を形成してこれを単離し、該錯体また
は塩とアミンとを極性溶媒中で加熱することにより得た
溶液を使用してもよい。必要に応じて、これらの溶液に
は酸化剤が加えられる。
【0028】上記極性溶媒としては、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノー
ル、水などが好適に用いられるが、これらに限定されな
い。これらの極性溶媒は、単独で用いてもよく、2種以
上組合せて用いてもよい。このような極性溶媒中に上記
成分を含有する組成物は、好ましくは透明である。
【0029】この組成物中には、ジルコニウム成分が、
該組成物の全金属成分のうち、70〜98モル%(酸化
ジルコニウム換算)の割合で、そしてジルコニウム以外
の金属成分が2〜30モル%(該金属の酸化物換算)の
割合で含有される。このような割合で上記成分が含有さ
れると、この組成物由来の金属酸化物薄膜を調製したと
きに、該薄膜は酸化ジルコニウムとジルコニウム以外の
金属の酸化物との固溶体で形成され、各成分は上記の割
合で固溶体の成分として薄膜中に含有されることとな
る。
【0030】ジルコニウム以外の金属成分の量が過剰で
あると、形成された薄膜中に、ジルコニウム以外の金属
の酸化物が固溶体を形成していない状態で混在するよう
になる。このような薄膜を有する基材は、化学的安定
性、熱安定性、および機械強度に劣る。
【0031】上記組成物には必要に応じて、過酸化水
素、オゾンなどの酸化剤が添加されていてもよい。
【0032】本発明の排気マフラーは、以下のようにし
て製造される。
【0033】まず、上記基材パーツの表面に、上記組成
物を含む極性溶媒溶液が付与(塗布)される。塗布の方
法に制限はなく、当業者が金属酸化物薄膜を製造するに
際して、基材の形態、形状に応じて適宜選択して用いる
塗布方法、例えば、スピンコート法、ディップコート
法、スプレーコート法等を用いて塗布される。
【0034】次いで、上記組成物が付与された基材を熱
処理、光処理、化学的処理などにより処理することによ
り、該組成物の結晶化が進行する。そのことにより、基
材パーツの表面に酸化ジルコニウムを主成分とする金属
酸化物薄膜が形成される。これらの処理は単独で行って
もよいし、2以上を組合せて行ってもよい。
【0035】上記熱処理とは、有機物が燃焼する温度以
上の熱を与える処理である。好ましくは、一般的には、
約400℃〜1200℃の熱処理であり、使用する基材
の耐熱温度以下で処理を行う。
【0036】光処理とは、レーザー照射、紫外線照射等
の処理であり、基材の耐熱温度に左右されない処理方法
である。
【0037】化学的処理とは、酸または塩基による処
理、および水蒸気による処理を含み、比較的低い処理温
度で処理する方法である。
【0038】上記結晶化方法は、例示であり、これらに
限定されるものではない。
【0039】このようにして基材パーツに形成される上
記金属酸化物薄膜は、主として酸化ジルコニウムで構成
され、ジルコニウム以外の金属の酸化物が2〜30モル
%の割合で含有される固溶体でなる。このような薄膜は
結晶構造が安定化されているため、本発明の排気マフラ
ーは、耐摩耗性、熱安定性(耐熱性)および機械強度に
優れる。
【0040】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものでは
ない。
【0041】(製造例1) アミノポリカルボン酸とジルコニウム化合物から形成さ
れる金属錯体とアミンとの塩を含む溶液(ジルコニアプ
レカーサー)の調製 100ml四ツ口フラスコにエタノール53.03gお
よびニトリロ三酢酸4.65gを仕込み、攪拌しながら
ジルコニウム−n−ブトキシド(純度87%)10.7
4gを滴下した。続いて、ブチルアミン3.56gを滴
下し、還流温度で1時間反応を行った。そして 40℃
まで冷却後、30%過酸化水素水3.04gを滴下し、
還流温度で1時間反応を行うことにより表題の塩を含む
赤橙色透明溶液(ジルコニアプレカーサー)を得た。
【0042】このジルコニアプレカーサー中におけるジ
ルコニウム(Zr)含量は2.96重量%であった。
【0043】(製造例2) ジルコニウム以外の金属(カルシウム)化合物およびア
ミノポリカルボン酸の錯体とアミンとの塩(カルシアプ
レカーサー(A))の調製 (1)500ml四ツ口フラスコにイオン交換水300
gを入れ、75〜80℃に加熱した。続いて、エチレン
ジアミン四酢酸6.31gを加えた後、酢酸カルシウム
1水和物3.81gをゆっくりと加えた。酢酸カルシウ
ム投入により溶解が進み、しばらくすると無色透明とな
った。75〜80℃で1時間攪拌した後、エタノール2
5gをゆっくりと加え、室温まで放冷した。そして析出
した白色の固体をろ取し、イオン交換水10gおよびエ
タノール5gで順次洗浄し、40℃の送風乾燥機で乾燥
することにより、エチレンジアミン四酢酸カルシウム二
水和物を得た。収量6.03g。
【0044】(2)100ml四ツ口フラスコに(1)
項で得たエチレンジアミン四酢酸カルシウム二水和物
5.13gとエタノール62.72gとを入れ、攪拌し
ながらブチルアミン2.15gを加えた。そして、還流
温度で6時間攪拌することにより無色透明溶液を得た。
このようにして得られたカルシアプレカーサーのICP
発光分析(誘導結合プラズマ発光分析)を行ったとこ
ろ、該プレカーサー中におけるカルシウム(Ca)含量
は0.80重量%であった。このカルシアプレカーサー
(A)は室温で1年間保管したが、安定であった。
【0045】(製造例3) カルシアプレカーサー(B)の調製 100ml四ツ口フラスコに製造例2(1)項で得たエ
チレンジアミン四酢酸カルシウム二水和物7.7gとエ
タノール31.1gとを入れ、攪拌しながらブチルアミ
ン3.2gを加えた。そして、還流温度で4時間攪拌す
ることによりカルシアプレカーサー(B)を得た。この
ようにして得られたカルシアプレカーサーのICP発光
分析を行ったところ、該プレカーサー中におけるカルシ
ウム(Ca)含量は1.43重量%であった。このカル
シアプレカーサー(B)は室温で1年間保管したが、安
定であった。
【0046】(製造例4) マグネシアプレカーサーの調製 100ml四ツ口フラスコに、エタノール58.5g、
ニトリロ三酢酸7.1g、およびマグネシウムエトキシ
ド4.2gを入れ、攪拌しながらジブチルアミン4.8
gを加えた。これを還流温度で4時間攪拌することによ
りマグネシアプレカーサーを得た。このようにして得ら
れたマグネシアプレカーサーのICP発光分析を行った
ところ、該プレカーサー中におけるマグネシウム(M
g)含量は1.27重量%であった。このマグネシアプ
レカーサーは室温で1年間保管したが、安定であった。
【0047】(製造例5) ストロンチアプレカーサーの調製 (1)Sr−EDTA塩の合成 500ml四ツ口フラスコにイオン交換水250gを入
れ、80℃に加熱し、酢酸ストロンチウム0.5水和物
6.5gを攪拌しながら加えて透明な溶液を得た。次い
で、エチレンジアミン四酢酸8.8gを加えて80℃で
1時間攪拌した後、エバポレーターを用いて濃縮し、析
出した結晶を濾取した。このようにして得られた結晶を
エタノールで洗浄後乾燥することにより、11.0gの
エチレンジアミン四酢酸ストロンチウム塩を得た。
【0048】(2)ストロンチアプレカーサーの合成 50mlナス型フラスコに、(1)項で得たエチレンジ
アミン四酢酸ストロンチウム塩3.45gおよびメタノ
ール4.0gを入れ、攪拌しながらブチルアミン1.2
3gを加えた。そして、2時間還流することにより透明
溶液を得た。このようにして得られたストロンチアプレ
カーサーのICP発光分析を行ったところ、該プレカー
サー中におけるストロンチウム(Sr)含量は6.26
重量%であった。このストロンチアプレカーサーは室温
で1年間保管したが、安定であった。
【0049】(比較製造例1) ゾルゲル法ジルコニアゾルの製造 100ml四ツ口フラスコにエタノール80.09gを
入れ、攪拌しながらジルコニウム−n−ブトキシド(8
7%)8.35gを滴下した後、60%硝酸0.52g
とイオン交換水0.39gとの混合物を室温で滴下し
た。そして、室温で2時間かき混ぜることによりジルコ
ニアゾルを得た。ゾル中のジルコニウム(Zr)含量は
1.93重量%であった。この溶液を室温で1日保管す
ると乳白色溶液となり、3日後には沈殿が生じた。
【0050】(比較製造例2) カルシアゾルの製造 30mlナス型フラスコにエタノール7.54g、酢酸
カルシウム1水和物0.149gを入れ、攪拌しながら
60%硝酸0.12gを滴下した。室温で1時間かき混
ぜることにより無色透明なカルシアゾルを得た。ゾル中
のカルシウム(Ca)含量は0.44重量%であった。
【0051】(実施例1)上記製造例1および3で調製
したジルコニアプレカーサーおよびカルシアプレカーサ
ー(B)を、表1に記載の割合で混合して、塗布液を調
製した。
【0052】得られた塗布液の状態と、室温で一日保管
後の状態(保存安定性)を評価した。 ○:室温で一日保管後、沈殿を生じなかった。 ×:室温で一日保管後、沈殿を生じた。
【0053】この塗布液を、10cm×10cm(厚み
2mm)のステンレス製プレート(基材)上にスピンコ
ート法で塗布し、毎分10℃の昇温速度で100℃から
800℃まで昇温し、800℃で15分間焼成した。こ
れにより基材が酸化ジルコニウムを主成分とする薄膜で
コートされたプレート部材を得た。この部材を、以下の
項目について評価した。
【0054】(1)耐酸試験:得られた部材を30℃の
1規定の硫酸水溶液に浸積して、その外観を観察し、以
下の基準で評価した。 ○:膜剥離なし。 △:膜浮きあり。 ×:膜剥離あり。
【0055】(2)耐アルカリ試験:得られた部材を3
0℃の1規定の水酸化ナトリウム水溶液に浸漬して、そ
の外観を観察し、以下の基準で評価した。 ○:膜剥離なし。 △:膜浮きあり。 ×:膜剥離あり。
【0056】(3)耐熱酸化試験 検体の部材を毎分10℃の昇温速度で550℃から90
0℃まで昇温させ、900℃で1時間加熱した後、室温
まで冷却する操作を2回行なった。該操作後の基材の薄
膜表面の外観を目視にて評価した。 ○:薄膜表面に光沢がある。 ×:薄膜表面に光沢がない。
【0057】上記評価の結果をまとめて、表1に示す。
後述の実施例1〜2、および比較例1の結果を併せて表
1に示す。
【0058】(実施例2〜4)上記製造例1で調製した
ジルコニアプレカーサーおよび製造例2〜5で調製した
カルシアプレカーサー(A)および(B)、マグネシア
プレカーサー、およびストロンチアプレカーサーのうち
のいずれかを表1に記載の割合で混合して、塗布液を調
製した。以下、実施例1に準じて操作し、表1に示す基
材上に塗布液を塗布し、表1に示す焼成温度および時間
で焼成し、該基材が酸化ジルコニウムを主成分とする薄
膜でコートされた部材を得た。得られた部材の評価を実
施例1と同様に行なった。
【0059】(比較例1)上記で調製したジルコニウム
溶液(比較製造例1)およびカルシウム溶液(比較製造
例2)を、表1に記載の割合で混合して、塗布液を調製
した。以下、比較参考例1に準じて操作し、ステンレス
基材上に塗布液を塗布し、表1に示す焼成温度および時
間で焼成し、該基材が酸化ジルコニウムを主成分とする
薄膜でコートされた部材を得た。得られた部材の評価を
参考例1と同様に行なった。
【0060】
【表1】
【0061】表1から明らかなように、耐酸性および耐
アルカリ性試験の結果、実施例1〜4のプレート部材
は、比較例1のものと比較して、耐酸および耐アルカリ
性の両方で優れていることがわかる。このことから、実
施例1〜4のプレート部材は、耐腐食性に優れていると
わかる。
【0062】(実施例5〜8)ステンレス製プレートの
代わりに、自動車エンジン用のメインマフラー基材(ス
テンレス製)を用いたこと以外は、参考例1〜4と同様
にしてピストンを製造する。
【0063】得られたマフラーについて、実施例1と同
様の条件で耐酸性、耐アルカリ性および耐熱酸化試験を
行い、得られる結果より、このマフラーが優れた耐腐食
性を有することが示される。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、排気マフラーの内面お
よび外面における腐食を防止することができる。これに
より、腐食による損傷を恐れが回避され、排気マフラー
の消音効果および触媒効果を維持することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪下 好顕 兵庫県伊丹市千僧5丁目41番地 帝国化学 産業株式会社伊丹工場内 (72)発明者 佐藤 光史 東京都八王子市別所2−29 エストラーセ 長池4−501 (72)発明者 西出 利一 福島県郡山市本町2丁目21番5号 ファー ストパレスIII307号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材パーツの表面に、ジルコニウム成分
    とジルコニウム以外の金属成分とを含有する金属酸化物
    薄膜を有する、排気マフラー。
  2. 【請求項2】 前記金属酸化物薄膜が、アミノポリカル
    ボン酸とジルコニウム化合物とから形成されるジルコニ
    ウム錯体またはジルコニウム塩とアミンとの塩であり、
    該ジルコニウム以外の金属成分がジルコニウム以外の金
    属を含む化合物であり、そして該組成物の全金属成分の
    うち、該ジルコニウム成分が酸化ジルコニウム換算で7
    0モル%〜98モル%の割合で含有されかつ該ジルコニ
    ウム以外の金属成分が該金属の酸化物換算で2モル%〜
    30モル%の割合で含有される、組成物由来の膜であ
    り;酸化ジルコニウムとジルコニウム以外の金属の酸化
    物との固溶体でなり;そして該ジルコニウム以外の金属
    の酸化物が該固溶体の成分として、2モル%〜30モル
    %の割合で含有される、請求項1に記載の排気マフラ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記ジルコニウム化合物が、ジルコニウ
    ムアルコキシド、および有機酸または無機酸のジルコニ
    ウム塩からなる群より選択される少なくとも1種であ
    る、請求項2に記載の排気マフラー。
  4. 【請求項4】 前記組成物が、前記ジルコニウム成分と
    ジルコニウム以外の金属成分とを極性溶媒中に含有する
    液状の組成物である、請求項2または3に記載の排気マ
    フラー。
  5. 【請求項5】 前記ジルコニウム以外の金属成分が、
    Y、Mg、Ca、Sc、CeまたはSrを含む化合物か
    らなる群より選択される少なくとも1種である、請求項
    2から4のいずれかに記載の排気マフラー。
  6. 【請求項6】 前記基材パーツが、テールパイプ基材、
    メインマフラー基材、プリマフラー基材、サブマフラー
    基材、触媒ハウジング、エキゾーストパイプ基材、およ
    びエキゾーストマニホールド基材からなる群より選択さ
    れる、請求項1〜5のいずれかに記載の排気マフラー。
  7. 【請求項7】 排気マフラーの製造方法であって、 アミノポリカルボン酸とジルコニウム化合物とから形成
    されるジルコニウム錯体またはジルコニウム塩とアミン
    との塩であり、該ジルコニウム以外の金属成分がジルコ
    ニウム以外の金属を含む化合物であり、そして該組成物
    の全金属成分のうち、該ジルコニウム成分が酸化ジルコ
    ニウム換算で70モル%〜98モル%の割合で含有され
    かつ該ジルコニウム以外の金属成分が該金属の酸化物換
    算で2モル%〜30モル%の割合で含有される、組成物
    を基材パーツの表面に付与し、塗膜を形成する工程;お
    よび該基材パーツ上に形成された塗膜の組成物を結晶化
    させることにより、ジルコニウム成分とジルコニウム以
    外の金属成分とを含有する金属酸化物薄膜を形成する工
    程;を包含する、方法。
  8. 【請求項8】 前記組成物がスピンコート法、ディップ
    コート法、またはスプレーコート法により前記基材パー
    ツ上に付与される、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記結晶化が、前記塗膜を有する前記基
    材パーツを熱処理、光処理、または化学的処理すること
    により行われる、請求項7または8に記載の方法。
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