JP2001328856A - 無収縮モルタル組成物及び速硬性無収縮モルタル組成物 - Google Patents

無収縮モルタル組成物及び速硬性無収縮モルタル組成物

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JP2001328856A JP2000144448A JP2000144448A JP2001328856A JP 2001328856 A JP2001328856 A JP 2001328856A JP 2000144448 A JP2000144448 A JP 2000144448A JP 2000144448 A JP2000144448 A JP 2000144448A JP 2001328856 A JP2001328856 A JP 2001328856A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期貯蔵後も製造直後の品質を維持して、品
質劣化が少なく、特に、初期膨張率の低下が少なく、流
動性も良いことから、収縮による沈下やひび割れを防止
でき、品質に優れるものが得られる、優れた流動性と強
度発現性を有する無収縮モルタル組成物又は速硬性無収
縮モルタル組成物を提供すること。 【解決手段】 セメント、膨張材、添加剤、発泡剤、及
び細骨材を配合し、その合計100部中、特定の粒度の発
泡剤が0.001〜0.01部の金属アルミニウム類である無収
縮モルタル組成物、さらにカルシウムアルミネートと硫
酸塩を配合し、その合計100部中、添加剤が0.001〜1.0
部のアルカリ金属炭酸塩で、発泡剤が0.001〜0.01部の
金属アルミニウム類である速硬性無収縮モルタル組成物
を構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木建築分野にお
ける耐震補強工事、補修工事、及び一体化工事等、グラ
ウト材を使用する工事において、現場使用されるまでの
期間、製造直後と同様な品質を維持できる、製品貯蔵時
の品質劣化が少ないセメント系のグラウト材に使用する
モルタル組成物であって、優れた流動性と強度発現性を
有する無収縮モルタル組成物及び速硬性無収縮モルタル
組成物に関する。なお、本発明の部や%は特に規定のな
い限り質量基準である。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、無収縮モルタルや速硬
性無収縮モルタルを使用するグラウト材に関して、(1)
カルシウムサルフォアルミネート系膨張材を膨張成分と
する無収縮グラウト混和材、(2)石灰系膨張材と鉄粉を
膨張成分とする無収縮グラウト混和材、(3)カルシウム
アルミネートと石膏からなる急硬成分、並びに、高活性
シリカ質物質、分散剤、及び流動化剤を配合してなるグ
ラウト用セメントや、特定粒度のアウイン、遊離石灰、
及び遊離石膏からなるカルシウムサルフォアルミネート
粉末を含有してなるグラウト用セメント混和材、また、
(4)ブレーン値4,000cm2/g以上の膨張性物質と流動化剤
などからなるグラウト用のセメント混和材及びセメント
組成物、さらに、(5)カルシウムアルミネート、石膏、
及び高活性シリカ質物質からなるグラウト用セメント等
が提案されている((1)特公昭48−9331号公報、(2)特公
昭56−6381号公報、(3)特開昭52−13864号公報、(4)特
開平07−237951号公報や特開平07−237950号公報、(5)
特開昭56-125257号公報)。また、セメントモルタル等
の収縮低減剤や膨張材として、水和によって針状結晶の
エトリンガイトを生成して膨張性をセメント硬化体に付
与する、アウイン、遊離石灰、及び遊離石膏からなるカ
ルシウムサルフォアルミネート系膨張材や、水素ガスを
発生する金属アルミニウム粉末を収縮低減の目的で使用
することは広く知られている(コンクリート技術の要
点'98、(社)日本コンクリート工学協会等)。
【0003】これら材料を配合して得られた無収縮モル
タル組成物や速硬性無収縮モルタル組成物は、製造直後
の品質に対し、実際の現場にて使用した際の品質変化が
大きく、特に、流動性低下と初期膨張力の低下が大き
く、施工時に支障をきたしたり、施工後、それを用いた
セメント硬化体が沈下して目地が開いたり、収縮クラッ
クが生じたりするなどの課題があった。
【0004】本発明者は、従来技術における製品貯蔵時
の品質劣化に着目し、鋭意研究を行った結果、特定のモ
ルタル組成物を使用することにより、前記課題を解消で
きることを知見し本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、セメン
ト、膨張材、添加剤、発泡剤、及び細骨材を配合してな
り、発泡剤が、これらの合計100部中、0.001〜0.01部で
あり、その10μm以下が0〜10%、10μmを越え45μm
以下が20〜50%、45μmを越え90μm以下が30〜50%、
及び90μmを越え500μm以下が10〜50%の粒度の金属
アルミニウム類である無収縮モルタル組成物であり、セ
メント、膨張材、添加剤、カルシウムアルミネート、硫
酸塩、発泡剤、及び細骨材を配合してなり、これらの合
計100部中、添加剤が0.001〜1.0部のアルカリ金属炭酸
塩であり、発泡剤が0.001〜0.01部であり、その10μm
以下が0〜10%、10μmを越え45μm以下が20〜50%、
45μmを越え90μm以下が30〜50%、及び90μmを越え
500μm以下が10〜50%の粒度の金属アルミニウム類で
ある速硬性無収縮モルタル組成物である。
【0006】
【発明の実施形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明で使用するセメントとしては、普
通、早強、超早強、中庸熱、低熱、及び耐硫酸塩等の各
種ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメン
ト、及びフライアッシュセメントの各種混合セメント、
アルミナセメントや白色ポルトランドセメントなどの水
硬性カルシウムシリケートや水硬性カルシウムアルミネ
ートなどの水硬性鉱物を含有するセメント、石灰石微粉
末やシリカフュームをあらかじめ混和したセメント、焼
却灰を原料としたエコセメント、並びに、コンクリート
廃材を原料としたリサイクルセメント等の環境負荷低減
型セメント等が使用可能である。
【0008】本発明で使用する膨張材は、生石灰、石灰
石、及び消石灰等の石灰源、天然石膏、排脱石膏、燐酸
石膏、及び沸酸石膏等の石膏源、並びに、アルミ残灰、
アルミスラッジ、ボーキサイト、水酸化アルミニウム、
及びアルミナ等のアルミニウム源を混合し、焼成及び/
又は溶融して得られるクリンカーを粉砕して得られるも
のであって、CaO40〜60%、Al2O310〜20%、及びSO320
〜35%で、この内、遊離石灰が10〜30%である、アウイ
ン、遊離石膏、並びに、遊離石灰を主要鉱物とする膨張
材である。膨張材の主要鉱物や成分組成がこの範囲外で
は流動性が低下し、施工性が悪化したり、膨張性が大き
すぎたりする場合や、膨張性水和物であるエトリンガイ
トがセメントバチルスとして作用して組織劣化の原因と
なる場合がある。膨張材の粒度はセメント硬化体に膨張
性を付与するためには重要であって、粉末度がブレーン
値で5,000〜12,000cm2/g、45μm残分が20%以下、及び
最大粒子径が150μm以下が好ましい。膨張材の粒度が
この範囲外では、無収縮モルタル組成物として施工直後
に収縮が発生したり、あるいは施工後、それを用いたセ
メント硬化体が異常膨張して膨張クラックが発生したり
する場合がある。特に、膨張材の粒度が粗いと、初期膨
張が不足し、セメントの硬化後に膨張がではじめるた
め、長期において膨張クラックが生じる場合があり、逆
に粒度が小さすぎると、膨張率が不足し、収縮クラック
を生じたり、膨張材に含まれるアウインによってセメン
トの水和が促進され、擬凝結を生じたりする場合があ
る。膨張材の使用量は、セメント、膨張材、添加剤、発
泡剤、及び細骨材を配合してなる無収縮モルタル組成物
100部中、また、セメント、膨張材、添加剤、カルシウ
ムアルミネート、硫酸塩、発泡剤、及び細骨材を配合し
てなる速硬性無収縮モルタル組成物100部中、0.1〜5部
が好ましい。0.1部未満では初期膨張が不足する場合が
あり、5部を越えると異常膨張を起こす場合がある。
【0009】本発明で使用する添加剤とは、施工する際
の流動性を向上させ、硬化時間を適正に調節する機能を
有するものであって、モルタルやコンクリートに通常使
用される分散剤、流動化剤、減水剤、及び硬化調整剤が
使用可能である。そして、無収縮モルタル組成物や速硬
性無収縮モルタル組成物として配合するため、粉末タイ
プのものが好ましい。
【0010】本発明に使用可能な添加剤としては、クエ
ン酸、酒石酸、及びグルコン酸等のオキシカルボン酸又
はその塩類や、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水
素ナトリウム、及び炭酸水素カリウム等のアルカリ金属
炭酸塩の硬化調整剤、並びに、アミノスルホン酸系、ナ
フタレン系、メラミン酸系、及びポリカルボン酸系等の
流動化剤や減水剤からなる群より選ばれた一種又は二種
以上が使用可能である。特に好ましい組合せは、炭酸カ
リウム及び/又は炭酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウ
ム及び/又はグルコン酸カリウム、並びに、ナフタレン
スルホン酸系減水剤の組合せである。特に、本発明にお
いては配合する発泡剤との組合せにおいて、アリカリ金
属炭酸塩を併用することが好ましく、アルカリ金属炭酸
塩の中でも、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、及びこ
れらの混合物を併用することが好ましい。アルカリ金属
炭酸塩、特に、炭酸カリウム及び/又は炭酸水素カリウ
ムを併用することで、金属アルミニウム類の水素ガス発
生を刺激し、モルタル組成物を長期貯蔵した場合のグラ
ウト材の初期膨張率の低下を抑制することが可能であ
る。特に本発明においては、アルカリ金属炭酸塩の粒度
が重要であり、300μm以下に微粉砕したものが発泡剤
と組み合わせた際の初期膨張率の面から好ましい。アル
カリ金属炭酸塩の粒度が粗いと施工直後の初期膨張が不
足する場合がある。添加剤の使用量は、無収縮モルタル
組成物又は速硬性無収縮モルタル組成物100部中、0.01
〜1部が好ましい。0.01部未満では流動性が不足する場
合があり、1部を越えると硬化遅延を生じる場合があ
る。
【0011】本発明で使用する発泡剤は、金属アルミニ
ウムや金属アルミニウム合金などの金属アルミニウム類
であって、その粒度は、10μm以下が0〜10%、10μm
を越え45μm以下が20〜50%、45μmを越え90μm以下
が30〜50%、及び90μmを越え500μm以下が10〜50%
である。この粒度範囲外では無収縮モルタル組成物や速
硬性無収縮モルタル組成物として貯蔵した場合に膨張性
の低下が著しい場合がある。特に、粒度が小さすぎると
製品として貯蔵しておいた場合の品質劣化を生じ、特に
発泡剤の活性が低下して膨張性を付与できなくなる場合
がある。特に10μm以下の粒子が多いと貯蔵期間中に粒
子表面層が反応し、実質的な水素ガス発生量が低下し、
初期膨張率が低下する場合がある。また、粒度が500μ
mより大きいとセメント硬化体中に未反応の発泡剤が残
存し、セメント硬化体表面より侵入した水分とセメント
硬化体中のアルカリ分によって発泡が再発生して異常膨
張となり、クラックの発生原因となる場合がある。発泡
剤の使用量は、無収縮モルタル組成物又は速硬性無収縮
モルタル組成物100部中、0.001〜0.01部である。0.001
部未満では膨張性の低下が大きく、膨張性を付与するこ
とができない場合があり、0.01部を越えると発泡力が大
きく、セメント硬化体の異常膨張が起こる場合がある。
【0012】本発明で使用するカルシウムアルミネート
(以下、CAという)とは、カルシアを含む原料とアル
ミナを含む原料などを混合して、キルンでの焼成や電気
炉での溶融などの熱処理をして得られるもので、CaOとA
l2O3を主たる成分とし、水和活性を有する物質の総称で
あり、CaO及び/又はAl2O3の一部が、アルカリ金属酸化
物、アルカリ土類金属酸化物、酸化ケイ素、酸化チタ
ン、酸化鉄、アルカリ金属ハロゲン化物、アルカリ土類
金属ハロゲン化物、アルカリ金属硫酸塩、及びアルカリ
土類金属硫酸塩等と置換した化合物、あるいは、CaOとA
l2O3を主たる成分とするものに、これらが少量固溶した
物質である。CAの鉱物形態としては、結晶質、非晶質
いずれであっても使用可能である。特に、12CaO・7Al2O3
やCaO・Al2O3に相当する非晶質のCAが好ましく、電気
炉で溶融したクリンカーを圧縮空気や水に接触させ、急
冷することで得られる。CAの粉末度はブレーン値で3,
000cm2/g以上が好ましく、5,000cm2/g以上がより好まし
い。CAの粒度が粗いと急結材としての反応性が低下
し、初期強度発現性も低下する場合がある。また、CA
に含まれる酸化ケイ素等の不純物は少ない方が好まし
く、特に、酸化マグネシウムや酸化鉄はセメント硬化体
に膨張性等の有害性状を与えるため、各々3%以下にす
ることが好ましい。特に本発明においては、CaOが40〜5
0%で、Al2O3が60〜50%の割合であることが、速硬性無
収縮モルタル組成物に配合した際の流動性保持と強度発
現性の面で好ましい。12CaO・7Al2O3に相当する鉱物組成
では急結性が強く、グラウト材としての流動性が悪化す
る場合があり、CaO・Al2O3に相当する鉱物組成では、速
硬性グラウト材としての強度発現性が悪くなる場合があ
る。CAの使用量は、速硬性無収縮モルタル組成物100
部中、2〜15部が好ましい。2部未満では速硬性無収縮
モルタル組成物を使用した急硬性グラウト材の強度発現
性が遅れる場合があり、15部を越えると作業性が悪化す
る場合がある。
【0013】本発明で使用する硫酸塩とは、アルカリ金
属硫酸塩やアルカリ土類金属硫酸塩であって、このう
ち、硫酸カルシウムが最も好ましい。代表的な硫酸カル
シウムは石膏であり、無水石膏、半水石膏、二水石膏が
あり、これらの一種又は二種以上を混合して使用するこ
とが可能である。これらの中でセメント成分やCAとの
反応性から無水石膏が最も好ましく、弗酸副生石膏や天
然石膏等が使用できる。使用する石膏の粒度はブレーン
値で3,000cm2/g以上が好ましく、5,000cm2/g以上がより
好ましい。粒度がより細かい方が初期強度発現性に優れ
るため好ましい。石膏粒度が粗いと、特に低温施工時の
強度発現性が遅れる場合がある。硫酸塩の使用量は、速
硬性無収縮モルタル組成物100部中、3〜15部が好まし
い。3部未満では急硬性グラウト材の強度発現性が遅れ
る場合があり、15部を越えると作業性が悪化したり、セ
メント硬化体が異常膨張する場合がある。
【0014】本発明で使用する細骨材は、最大寸法が5
mm以下が好ましく、2.5mm以下がより好ましい。また、
粗粒率(FM)は1.6〜3.0が好ましい。特に、耐震補強
工事などのRC巻立て工事などの充填モルタルに使用す
る場合は、最大寸法1.2mm以下の細骨材を使用すること
が好ましい。さらに、本発明で使用する細骨材の粒形判
定実績率は50〜70%であって、グラウト材としての充填
性から実績率60%以上のものが好ましい。また、細骨材
に含まれる粘土塊の許容量は1.0%以下が好ましい。ま
た、有機不純物はセメントの水和に阻害しない範囲(JI
S A 1105)が好ましく、塩化物イオン量は0.02%以下で
あることが好ましい。粘土塊が多かったり、有機不純物
や塩化物イオン量が多いとセメントの水和が阻害され、
充分な強度発現性が得られなかったり、セメント硬化体
の長期耐久性が低下する場合がある。特に、本発明にお
いては土木学会「コンクリート示方標準書」や建築学会
「JASS5」に規定されている品質の細骨材を使用す
ることが好ましい。グラウト材としての流動性の面から
細骨材のFMは2.4〜2.8がより好ましく、150μm以下
の微粒分が3%以下程度のものが好ましい。150μm以
下の微粒分がこれより多いと流動性が低下する場合があ
る。細骨材の使用量は、施工対象となる工事物件の仕様
にもよるが、通常、セメント100部に対して、100部又は
200部使用されているが、本発明においては、セメント1
00部に対して、細骨材50〜500部が好ましい。
【0015】本発明における水の使用量は、セメント、
膨張材、添加剤、及び発泡剤の合計100部に対して、ま
た、セメント、膨張材、添加剤、カルシウムアルミネー
ト、硫酸塩、及び発泡剤の合計100部に対して、25〜50
部が好ましい。25部未満では、無収縮モルタル組成物又
は速硬性無収縮モルタル組成物を用いたグラウト材の流
動性が低下し、使用が困難となる場合があり、50部を越
えるとブリーディングが生じ、材料分離を起こす場合が
ある。
【0016】さらに本発明には、モルタルやコンクリー
トにおいて一般に使用されている混和材が配合可能であ
る。代表的な混和材として高炉スラグ微粉末、フライア
ッシュ、シリカフューム、焼成カオリン、及びエトリン
ガイト系混和材等の粉体混和材が使用可能である。これ
らの混和材を使用することでモルタルやコンクリートを
高強度化したり、膨張性を付与したりできるため、目的
に応じて必要量混和することが可能である。これら混和
材料は単独添加では単位水量が増加しやすいため、化学
混和剤との併用が好ましい。いずれの混和材も試験練り
を行って最適配合を決定することが重要である。
【0017】ここで、高炉スラグ微粉末とは高炉スラグ
を急冷し、ブレーン値で3,000cm2/g以上に微粉砕したも
のであって、JIS A 6206に規定されるものであることが
好ましい。塩基度が低すぎたり、粒度が粗いと水和活性
が低下し、充分な水硬性が得られない場合がある。高炉
スラグ微粉末はあらかじめセメントに混和しておいても
良く、この場合、高炉セメントとして使用可能である。
高炉スラグ微粉末を単独で混和する場合は、セメントの
50部以下での置換が好ましく、高炉セメントとして使用
する際は、JIS R 5211に規定する5〜70部の範囲で混和
することが好ましい。
【0018】フライアッシュは石炭火力発電所等におい
て微粉炭を燃焼する際に溶融された灰分が冷却されて球
状となったものを電気集塵機などで捕集した副産物であ
る。フライアッシュの品質は燃焼条件や捕集方法によっ
てかなり異なるため、単独でフライアッシュを混和する
場合はJIS A 6201に規定される品質のものが好ましい。
特に比重は2.0〜2.2程度、比表面積は3,000〜5,000cm2/
gの範囲、平均粒径は10〜100μm程度のものが単位水量
を減じることができ、潜在水硬性も大きいため好まし
い。フライアッシュは、あらかじめフライアッシュがセ
メントに5〜30部混和されたJIS R 5213に規定するフラ
イアッシュセメントを使用しても良い。
【0019】シリカフュームはフェロシリコンやフェロ
シリコン合金を製造する際、原料としての珪石、石英、
鉄屑、及び還元剤としてのカーボン電極や石炭を、電気
炉で2,000℃近くまで熱したとき、中間生成物としてのS
iOがガス化して排気ダクトや集塵装置の中で酸化されて
SiO2となった副産物であり、大部分が非晶質で球形であ
って、平均粒径は約0.1μm、比表面積は約200,000cm2/
g程度の超微粒子で、比重は2.1〜2.2程度のものであ
る。シリカフュームは超微粒子であることから単独で添
加するとモルタルやコンクリートの単位水量が増加する
ため、高性能減水剤や高性能AE減水剤と併用すること
が好ましい。
【0020】本発明で、石灰石微粉末を混和材として配
合することは高温施工時の流動性を保持する面から好ま
しい。使用可能な石灰石微粉末は、カルサイトやアラゴ
ナイトなどの石灰鉱物を含有した石灰石をボールミル等
の粉砕機でブレーン値2,000cm2/g以上に微粉化したもの
であって、CaCO3の純度は90%以上であって、MgOが5%
以下、SO3が0.5%以下、Al2O3含有量が1.0%以下であっ
て、セメントの水和に有害な有機不純物の含有量が少な
いものが好ましい。石灰石微粉末を配合することでグラ
ウト材の流動性を向上でき、また、セメント量を増加さ
せなくともモルタルの粘性を向上でき、水和熱を抑制し
て熱ひび割れを防止する効果も有する。
【0021】さらに、本発明の無収縮モルタル組成物や
速硬性無収縮モルタル組成物に、タフネスや引張強度を
向上する目的で補強材を配合することが可能である。補
強材としては、一般のモルタルやコンクリートに使用さ
れる鋼繊維、炭素繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、
及びガラス繊維等が使用可能である。補強材の使用量は
事前試験により決定することが好ましい。
【0022】
【実施例】以下、実験例に基づいてさらに本発明を説明
する。
【0023】実験例1 セメント90部、膨張材10部、添加剤0.2部、細骨材200
部、及び発泡剤として、表1に示す粒度の金属アルミニ
ウム粉末0.005部を配合して無収縮モルタル組成物を製
造した。製造した無収縮モルタル組成物を厚み100μm
のポリ袋に入れてシールした後、35℃恒温、相対湿度90
%の条件下で4週間貯蔵した。貯蔵した無収縮モルタル
組成物100部に対して、土木学会JSCE・F541記載のコンシ
ステンシーが8±2秒になる量の水道水を加え、ハンド
ミキサで90秒間練混ぜてグラウト材を調製し、その流下
値、初期膨張率、及び圧縮強度を測定した。その結果を
表2に示す。
【0024】<使用材料> セメント :普通ポルトランドセメント、市販品 膨張材 :カルシウムサルフォアルミネート系膨張
材、市販品 細骨材A :石灰石砂、最大寸法2.5mm、FM=2.65 添加剤a :凝結調整剤、リグニン系減水剤、市販品
【0025】<測定方法> 流下値 :土木学会JSCE・F541に準じて測定 膨張率 :土木学会JSCE・F542に準じて、製造直後
(直後)と4週間貯蔵後(4W後)の初期膨張率を測定 圧縮強度 :土木学会JSCE・G505に準じて測定
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】表2から明らかなように、本発明の無収縮
モルタル組成物は貯蔵後も品質劣化が少なく、良好な膨
張性と強度発現性を示した。
【0029】実験例2 セメント90部、細骨材200部、膨張材1.0部、CA9部、
硫酸塩15部、添加剤a0.2部、添加剤b0.2部、及び発泡
剤として、表1に示す粒度の金属アルミニウム粉末0.00
5部を配合して速硬性無収縮モルタル組成物を製造し
た。この速硬性無収縮モルタル組成物100部に対して、
土木学会JSCE・F541記載のコンシステンシーが5〜6秒
になるような量の水道水を加え、ハンドミキサで90秒間
練混ぜ、グラウト材を調製したこと以外は実験例1と同
様に行った。結果を表3に示す。
【0030】<使用材料> 細骨材B :石灰石砂、最大寸法1.2mm、FM=1.8 CA :12CaO・7Al2O3に相当するカルシウムアルミ
ネート非晶質、ブレーン値5,000cm2/g 硫酸塩 :市販無水石膏、ブレーン値5,000cm2/g 添加剤b :凝結調整剤、炭酸カリウム、市販品
【0031】
【表3】
【0032】表3から明らかなように、本発明の速硬性
無収縮モルタル組成物は貯蔵後も品質劣化が少なく、良
好な膨張性と強度発現性を示した。
【0033】
【発明の効果】本発明の無収縮モルタル組成物や速硬性
無収縮モルタル組成物は、長期貯蔵後も製造直後の品質
を維持しており、品質劣化の少ないものであった。特に
初期膨張率の低下が少なく、流動性も良いことから、鋼
板巻立てグラウトや橋梁グラウトに使用した場合、収縮
による沈下やひび割れを防止でき充填グラウト材として
の品質に優れるものが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C04B 28/04 (C04B 28/04 22:04 22:04 22:14 22:14 D C 24:22 24:22 D 22:14) 22:14) B 111:34 111:34 111:70 111:70 C09K 103:00 C09K 103:00 Fターム(参考) 4G012 MB23 MB26 MB33 PB02 PB10 PB11 PB12 PB23 PC03 PC09 4H026 CA01 CA02 CA04 CA06 CC06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント、膨張材、添加剤、発泡剤、及
    び細骨材を配合してなり、発泡剤が、セメント、膨張
    材、添加剤、発泡剤、及び細骨材の合計100部中、0.001
    〜0.01部であり、その10μm以下が0〜10%、10μmを
    越え45μm以下が20〜50%、45μmを越え90μm以下が
    30〜50%、及び90μmを越え500μm以下が10〜50%の
    粒度の金属アルミニウム類であることを特徴とする無収
    縮モルタル組成物。
  2. 【請求項2】 セメント、膨張材、添加剤、カルシウム
    アルミネート、硫酸塩、発泡剤、及び細骨材を配合して
    なり、セメント、膨張材、カルシウムアルミネート、硫
    酸塩、添加剤、発泡剤、及び細骨材の合計100部中、添
    加剤が0.001〜1.0部のアルカリ金属炭酸塩であり、発泡
    剤が0.001〜0.01部であり、その10μm以下が0〜10
    %、10μmを越え45μm以下が20〜50%、45μmを越え
    90μm以下が30〜50%、及び90μmを越え500μm以下
    が10〜50%の粒度の金属アルミニウム類であることを特
    徴とする速硬性無収縮モルタル組成物。
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