JP2006248831A - 高流動性無収縮モルタル - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の無収縮モルタルより流動性が高く、間隔が20mm未満の隙間にも充填可能でありながら、材料分離が生じ難く、硬化物の圧縮強度も高い高流動性無収縮モルタルを提供する。
【解決手段】フレッシュモルタルのJA漏斗流下時間が20〜40秒、JASS15M−103「セルフレベリング材の品質規準」によるフロー値が16〜22cm、および硬化物の材齢28日圧縮強度が50〜70N/mmの高流動性無収縮モルタルとしたので、従来の無収縮モルタルよりも高い流動性を有し、間隔が20mm未満の隙間にも充填可能であるにも拘らず、材料分離を生じ難い。しかも、硬化物は高い圧縮強度を有している。
【選択図】図1

Description

この発明は高流動性無収縮モルタル、詳しくは土木、建築分野で使用され、コンクリートなどに挟まれた隙間部に充填される充填用無収縮モルタルに関し、特に、隙間部が20mm未満の狭い箇所への充填に好適な高流動性無収縮モルタルに関する。
無収縮モルタルとは、セメント、砂、減水剤、膨張材、アルミニウム粉末などの発泡剤、消泡剤および分離低減材などからなる粉体と、水とを練り混ぜて得られたモルタルである。無収縮モルタルは、橋梁などの沓座用材料および機械基礎用材料として使用されている。その他、逆打ちコンクリート工法、橋脚の鋼板巻きたて工法などでの施工時にも利用されている。そのため、流動性、分離抵抗性、寸法安定性および強度特性に優れている必要がある。
従来、無収縮モルタルに関して、(1)カルシウムサルフォアルミネートを主体とする組成物を主成分とし、これに適量の有機糊剤、発泡剤、分散剤および急結剤を含有する特許文献1のグラウト用セメント混和材、(2)セメント、石灰系膨張材、活性シリカ質微粉末、分散剤、鉄粉を含有する特許文献2の無収縮グラウト材、(3)ブレーン値4000cm/g以上の膨張物質と流動化剤とを含有する特許文献3のグラウト用のセメント混和材、などが提案されている。
特公昭48−9331号公報 特公昭56−6381号公報 特開平7−237950号公報
しかしながら、このような無収縮モルタルは、J14漏斗流下時間が6〜10秒程度と粘性が高く、また骨材の最大粒径が2〜3mmと大きかった。そのため、隙間部の間隔が20mm以上となる箇所のみに用いられていた。隙間が20mm未満の箇所に適用すると、細部に至るまで充填することができないおそれがある。
次に、この細部への未充填現象を説明する。まず、一端部に注入口が形成され、他端部に空気抜き口が形成された型枠に、合成繊維製の3次元成形体(例えば商品名:サランロックOS−120)を収納したものを準備する。そして、注入口から型枠内に無収縮モルタルを注入し、繊維補強モルタル成形体を作製する。このとき、従来の無収縮モルタルでは粘性が高く、骨材の最大粒径が2〜3mmと大きい。そのため、注入された無収縮モルタルが型枠内の途中で止まってしまい、空気抜き口まで達することができず、未充填の部分が残るおそれがあった。
そこで、例えば水の量や減水剤の量を増やし、無収縮モルタルの流動性を高めることが考えられる。しかしながら、これでは水と砂とが分離してしまう。
また、繊維補強モルタル成形体の作製時には、このような無収縮モルタルの充填性についてだけではなく、無収縮モルタルの硬化体について、具体的には高い寸法安定性や、高い圧縮強度についても留意する必要があった。
そこで、発明者は、鋭意研究の結果、特定の物性を有した無収縮モルタルであれば、これらの全ての課題を同時に解消することができることを知見し、この発明を完成した。
この発明は、間隔が20mm未満の狭い箇所にも充填できるほどの高い流動性を有しているにも拘らず、材料分離が発生し難く、硬化物においても高い圧縮強度が得られる高流動性無収縮モルタルを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、フレッシュモルタルのJA漏斗流下時間が20〜40秒で、JASS15M−103「セルフレベリング材の品質規準」によるフロー値が16〜22cmで、硬化物の材齢28日圧縮強度が50〜70N/mmである高流動性無収縮モルタルである。
請求項1に記載の発明によれば、フレッシュモルタル(硬化する前の流動性を有した生モルタル)のJA漏斗流下時間が20〜40秒、JASS15M−103「セルフレベリング材の品質規準」によるフロー値が16〜22cm、および硬化物の材齢28日圧縮強度が50〜70N/mmとしたので、従来の無収縮モルタルに比べて非常に高い流動性が得られる。そのため、隙間部の間隔が20mm未満の箇所にも充填することができる。それにも拘らず、材料分離が発生し難い。しかも、そのフレッシュモルタルの硬化物にあっては、高い圧縮強度が得られる。
この発明によれば、従来の無収縮モルタルでは不可能な狭い隙間への充填が可能となり、隙間を狭く設計することで無収縮モルタルの使用量が低減し、低コスト化を図ることができる。また、型枠内に合成繊維の3次元成形体を配置して高流動性無収縮モルタルを注入することで、繊維補強モルタル成形体が得られ、これを橋梁などの沓座の施工に応用することで、施工の簡便化、施工時間の短縮が図れる。一方、コンクリートのひび割れを補修する場合、微粉セメント系ひび割れ注入材では適用外であったひび割れ幅3mm以上の大きなひび割れに対しても、この発明の高流動性無収縮モルタルの適用が可能であり、ひび割れの補修に役立つ。
この発明では、高流動性無収縮モルタルの流動性を評価する方法として、JSCE−F531−1999「PCグラウトの流動性試験方法」によるJA漏斗流下時間と、JASS15M−103「セルフレベリング材の品質規準」によるフロー値とを併用する。これは、施工現場での測定の簡便化を考慮したためである。
この発明の高流動性無収縮モルタルは、JA漏斗流下時間が20〜40秒である。JA漏斗流下時間が20秒未満では、無収縮モルタルの材料分離が生じるおそれがある。また、40秒を超えると無収縮モルタルの充填性が悪くなるおそれがある。無収縮モルタルの好ましいJA漏斗流下時間は25〜35秒である。この範囲であれば、無収縮モルタルの材料分離が発生せず充填性が高まるというさらに好適な効果が得られる。
この発明の高流動性無収縮モルタルは、フロー値が16〜22cmである。フロー値が16cm未満では、無収縮モルタルの充填性が悪くなるおそれがある。また、22cmを超えると、無収縮モルタルの材料分離が生じるおそれがある。無収縮モルタルの好ましいフロー値は17〜21cmである。この範囲であれば、無収縮モルタルの材料分離が発生せず充填性が高まるというさらに好適な効果が得られる。
この発明の高流動性無収縮モルタルは、硬化物の材齢28日圧縮強度が50〜70N/mmである。50N/mm未満の圧縮強度では、橋梁などの沓座や機械基礎用のモルタルとして適さない場合が多い。また、70N/mmを超える強度の発現は、砂の使用量を減少させることで可能であるが、その場合、無収縮モルタルの寸法安定性は低下する。無収縮モルタルの硬化物の好ましい圧縮強度は55〜65N/mmである。この範囲であれば無収縮モルタルの硬化物の圧縮強度および寸法安定性がともに高まるというさらに好適な効果が得られる。
この発明で使用するセメントとしては、普通、早強、中庸熱などの各種ポルトランドセメント、これらのポルトランドセメントに高炉スラグやフライアッシュなどを混合した各種混合セメントを採用することができる。
水/材料比は、20〜24%が好ましい。20%未満では、無収縮モルタルの流動性不足のためにその充填性が低下する。また、24%を超えると無収縮モルタルの材料分離が生じる場合がある。
この発明で使用する砂としては、川砂、山砂、珪砂および石灰砂などを採用することができる。ただし、粒径の調整が容易な乾燥珪砂が好ましい。
砂の使用量は、セメント100重量部に対して、110〜160重量部が好ましい。110重量部未満では、無収縮モルタルの硬化物の寸法安定性に問題を生じる場合があり、160重量部を超えると、無収縮モルタルの硬化物の圧縮強度が低くなる場合がある。
この発明で使用する減水剤としては、β−ナフタレンスルホン酸系の減水剤、メラミンスルホン酸系の減水剤、リグニンスルホン酸系の減水剤、およびポリカルボン酸系の減水剤などを採用することができる。
減水剤の使用量は、セメント100重量部に対して、0.2〜0.3重量部が好ましい。0.2重量部未満では、無収縮モルタルの流動性が不足する場合があり、0.3重量部を超えると、無収縮モルタルの材料分離が生じる場合がある。
この発明で使用する膨張材としては、水和反応によりエトリンガイトを生成するカルシウムサルフォアルミネート(CSA)系の膨張材または生石灰(CaO)系の膨張材を採用することができる。
膨張材の使用量は、セメント100重量部に対して、4〜10重量部が好ましい。4重量部未満では無収縮モルタルの膨張が充分でない場合があり、10重量部を超えると無収縮モルタルの膨張量が大き過ぎて、硬化体にひび割れが発生する場合がある。
この発明で使用する発泡剤としては、例えばアルミニウム粉末を採用することができる。
発泡剤の使用量は、セメント100重量部に対して、0.0001〜0.001重量部が好ましい。0.0001重量部未満では、発泡剤による無収縮モルタルの発泡量が少な過ぎる場合があり、0.001重量部を超えるとこの発泡量が多くなり、無収縮モルタルの硬化物の強度が低下する場合がある。
この発明で使用する消泡剤としては、例えば非イオン性界面活性剤であって、水によく分散するものを採用することができる。
消泡剤の使用量は、セメント100重量部に対して、0.1〜0.2重量部が好ましい。0.1重量部未満では、消泡作用が不足して無収縮モルタルの硬化物の圧縮強度が低下する場合があり、0.2重量部を超えても消泡の効果にはほとんど変化がなく、経済的でないおそれがある。
また、この発明で使用する分離低減材としては、微粉高炉スラグ、シリカフューム、石灰石微粉、および粘土鉱物などを採用することができる。このうち、無収縮モルタルの強度発現にも寄与する微粉高炉スラグやシリカフュームが好ましい。シリカフュームとしては、SiOの含有率が85〜95%、平均粒径が0.1〜0.2μm、比表面積が140000〜260000cm/g、比重が2.0〜2.6程度のものを使用することがきる。無収縮モルタルの粘性を高めるメチルセルロースなどの増粘剤は適さない。
この発明の高流動性無収縮モルタルを練り混ぜるミキサとしては、ハンドミキサ、グラウトミキサなどを採用することができる。練り混ぜ方法としては、例えば容器またはミキサに所定の量の水を満たした後、セメント、砂、減水剤、膨張材、発泡剤、消泡剤および分離低減材などの粉体またはそれらの粉体をプレミックスしたものを添加し、練り混ぜる。練り混ぜ時間は、例えば2〜3分間である。
請求項2に記載の発明は、最大粒径が0.3〜0.7mmの砂を含有した請求項1に記載の高流動性無収縮モルタルである。
この発明の高流動性無収縮モルタルは、最大粒径0.3〜0.7mmの砂を含有する。最大粒径が0.3mm未満の細かい砂、または、最大粒径が0.7mmを超える粗い砂を含有すると、高流動性無収縮モルタルの充填性が悪くなる場合がある。この発明の高流動性無収縮モルタルは、セメント、砂、減水剤、膨張材、発泡剤、消泡剤および分離低減材を含有する。
請求項3に記載の発明は、セメント、砂、減水剤、膨張材、発泡剤、消泡剤および分離低減材からなる請求項1または請求項2記載の高流動性無収縮モルタルである。
請求項1に記載の発明によれば、従来の無収縮モルタルに比べて非常に高い流動性を有し、隙間部の間隔が20mm未満の箇所にも充填が可能であるにも拘らず、材料分離が生じ難く、しかもその硬化物は圧縮強度が高い高流動性無収縮モルタルを得ることができる。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。ただし、この発明はこれらに限定されるものではない。
(1)無収縮モルタルの使用材料を、以下に示す。
セメント: 早強ポルトランドセメント(三菱マテリアル社製)
砂:最大粒径0.1mmの珪砂、最大粒径0.3mmの珪砂、最大粒径0.5mmの珪砂、最大粒径0.7mmの珪砂、最大粒径2.0mmの珪砂(日窒工業社製)
減水剤:ポリカルボン酸系減水剤、ポリティ335S(ライオン社製)
膨張材:カルシウムサルフォアルミネート系膨張材、デンカCSA#20(電気化学工業社製)
発泡剤:アルミニウム粉末(市販品)
消泡剤:非イオン性界面活性剤、SNデフォーマー14HP(サンノプコ社製)
分離低減材:シリカフューム(市販品)
水:水道水
(2)無収縮モルタルの配合を以下に示す。
表1に示すように、砂をセメント100重量部に対して、112重量部、134重量部、156重量部、178重量部の4水準とし、減水剤を0.20重量部、0.25重量部、0.30重量部の3水準とする。また、シリカフュームをセメント100重量部に対して、1重量部、3重量部、5重量部、7重量部、9重量部の5水準とする。さらには、何れもセメント100重量部に対して、膨張材を7重量部、発泡剤を0.0005重量部、消泡剤を0.15重量部とする。これらを混合し、それぞれドライモルタルを作製した。
これらのドライモルタル100重量部に対して、水をそれぞれ22重量部ずつ加え、その後、ハンドミキサにより各2分間練り混ぜ、各無収縮モルタルをそれぞれ得た。これらの無収縮モルタルに対して、以下の試験をそれぞれ実施した。
(3)評価項目および評価方法
a)JA漏斗流下時間の評価
JSCE−F531−1999「PCグラウトの流動性試験方法」に準拠した。
b)フロー値の評価
JASS15M−103「セルフレベリング材の品質規準」に準拠した。
c)分離の有無の評価
モルタル中のペーストと水との分離については、JSCE−F522−1999「プレパックドコンクリートの注入モルタルのブリーディング率および膨張率試験方法(ポリエチレン袋)」に準拠し、ペーストと砂との分離については、容器内にモルタルを約500ml入れ30分経過後に砂の沈降の有無を確認した。3時間後のブリーディング率が0.1%未満、かつ、30分後に砂の沈降が認められなかった場合に分離が無いと判定し、それ以外は分離が有ると判定した。
d)材齢28日圧縮強度の評価
JSCE−G521−1999「プレパックドコンクリートの注入モルタルの圧縮強度試験方法」に準拠した。
e)充填性の評価
図1に示すように、まず、長さ3m、幅20cm、厚さ1cmの空洞部(内部空間)を有し、かつ一端部に無収縮モルタルの注入部(注入口)11が形成され、他端部に空気抜き部(空気抜き口)12が形成された細長い型枠10を組む。その際、型枠10の空洞部に、長さ2.9m、幅20cm、厚さ1cmの合成繊維の3次元成形体(商品名:サランロックOS−120、東洋クッション社製)13を収納しておく(図2)。
その後、注入部11から無収縮モルタルを型枠10の空洞部に注入した。このとき、空気抜き部12から無収縮モルタルが流出し、しかも硬化した無収縮モルタルに未充填箇所が認められなければ充填性は良好と判定し、そうでなければ充填性は不良と判定した。
〔試験例1〜9、比較例1〜13〕
表1に示す成分配合で得られた無収縮モルタルについて、a)JA漏斗流下時間、b)フロー値、c)材料分離の有無、d)材齢28日圧縮強度、e)無収縮モルタルの充填性についての評価をそれぞれ行った。その結果を、同じく表1に示す。
表1に示すように、JA漏斗流下時間が20秒未満、または、フロー値が22cm以上では、無収縮モルタルに材料分離が認められた。フロー値が26cm以上では材料分離のために充填性が不良であった。また、JA漏斗流下時間が40秒以上またはフロー値が16cm未満では、充填性が不良であった。JA漏斗流下時間が20〜40秒で、かつフロー値が16〜22cmの試験例の無収縮モルタルでは、材料分離が発生せず、狭い箇所への充填性が良好であった。また、砂の最大粒径が0.3〜0.7mmのときに材料分離が発生せず、充填性が良好なモルタルが得られた。
(a)この発明の実施例1に係る高流動性無収縮モルタルの充填性の評価用の型枠を示す正面図である。(b)この発明の実施例1に係る高流動性無収縮モルタルの充填性の評価用用型枠を示す側面図である。 この発明の実施例1に係る高流動性無収縮モルタルの充填性の評価用の型枠に収納される3次元成形体を示す拡大写真である。
符号の説明
10 型枠、
11 注入部、
12 空気抜き部、
13 3次元成形体。

Claims (3)

  1. フレッシュモルタルのJA漏斗流下時間が20〜40秒で、JASS15M−103「セルフレベリング材の品質規準」によるフロー値が16〜22cmで、硬化物の材齢28日圧縮強度が50〜70N/mmである高流動性無収縮モルタル。
  2. 最大粒径が0.3〜0.7mmの砂を含有した請求項1に記載の高流動性無収縮モルタル。
  3. セメント、砂、減水剤、膨張材、発泡剤、消泡剤および分離低減材からなる請求項1または請求項2記載の高流動性無収縮モルタル。
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