JP2001328433A - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JP2001328433A
JP2001328433A JP2000148297A JP2000148297A JP2001328433A JP 2001328433 A JP2001328433 A JP 2001328433A JP 2000148297 A JP2000148297 A JP 2000148297A JP 2000148297 A JP2000148297 A JP 2000148297A JP 2001328433 A JP2001328433 A JP 2001328433A
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roof panel
opening
driving
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Koji Sawahata
耕司 澤畑
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Webasto Japan Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/057Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs
    • B60J7/0573Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs power driven arrangements, e.g. electrical

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、軽量コンパクトでルーフ開口部の大
きさを十分に確保することができるサンルーフ装置を提
供する。 【解決手段】本発明は、プッシュ・プルケーブル駆動方
式のサンルーフ装置と比較して、ケーブルの径を小さく
できるとともにケーブルの経路のレイアウトに制約を受
けないプルケーブル駆動方式のサンルーフ装置を採用す
る。そして、プルケーブル16の互いに逆方向に駆動さ
れる2本のケーブル16A、16A´をガイドレール2
0Aの溝部に配設し、2本のケーブル16B、16B´
をガイドレール20Bの溝部に配設する。そして、ケー
ブル16Aに取り付けられたスライダ50でリフタ52
を揺動させてルーフパネルをチルト動作させるととも
に、ケーブル16A´に取り付けられたシャッティング
部材54にリフタ52を係止させ、リフタ52の動作を
規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体屋根に形成さ
れたルーフ開口部を開閉するサンルーフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車体屋根に組み付けられるサンルーフ装
置は、ルーフパネルをスライド又はチルトアップさせる
ことにより、車体屋根に形成されたルーフ開口部を開閉
するように構成されている。ルーフパネルは、車体屋根
に組み付けられるガイドレールにスライド自在又は揺動
自在に支持されるとともにケーブルに連結され、このケ
ーブルを駆動するモータによって開閉動作される。
【0003】図11に示すプッシュ・プルケーブル駆動
方式のサンルーフ装置は、2本の駆動ケーブル(ギヤー
ドケーブル)1、2のギア部1A、2Aにピニオン3を
噛合させている。このピニオン3を不図示のモータで回
転させることにより2本の駆動ケーブル1、2を押し引
き駆動させ、駆動ケーブル1、2のドライブケーブル1
B、2B側に連結されたスライダ4、5を介して不図示
のルーフパネルを移動させる。これにより、ルーフ開口
部6が開閉される。
【0004】スライダ5は、図12に示すようにフレー
ム7に一体形成されたガイドレール8にスライド自在に
支持されている。一方、プッシュ・プルケーブル駆動方
式の駆動ケーブル1、2は、押し引き操作されるので剛
性の高い例えば直径φ5mm程度の太目のケーブルが使
用され、また、ケーブルの配設経路が複雑なので、ケー
ブルの配設経路を規制する規制部をサンルーフ装置に設
ける必要がある。このため、従来のサンルーフ装置は、
ガイドレール8のルーフ開口部6側に、ドライブケーブ
ル2Bの配設経路を規制するケーブル挿通路9Aと、駆
動ケーブル1のアイドルケーブル1Cの配設経路を規制
するケーブル挿通路9Bとが一体に形成されている。な
お、スライダ4側の構造もスライダ5側の構造と同様で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のサンルーフ装置は、ガイドレール8とは別にケーブ
ル挿通路9A、9Bをフレーム7に形成しなければなら
ないので、その形成部分の長さL分だけ、ルーフ開口部
6の大きさが小さくなるという欠点があった。また、上
記理由により、サンルーフ装置が大型になるという欠点
もあった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、軽量コンパクトでルーフ開口部の大きさを十
分に確保することができるサンルーフ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、車体屋根の開口部を開閉するルーフパネ
ルと、車体屋根に取り付けられ前記ルーフパネルを前記
開口部に対して開閉自在に支持するガイドレールと、前
記ルーフパネルに接続されたプルケーブルと、該プルケ
ーブルを牽引駆動することによりルーフパネルを移動さ
せて前記開口部を開閉させるケーブル駆動手段とを備え
たサンルーフ装置であって、前記ガイドレールには、前
記プルケーブルの互いに逆方向に駆動される2本のケー
ブルが配設され、該2本のケーブルのうち一方のケーブ
ルにはサンルーフ装置を駆動する駆動部材が設けられる
とともに、他方のケーブルにはサンルーフ装置に設けら
れた移動部材の動きをコントロールする規制部材が設け
られていることを特徴としている。
【0008】請求項1の発明によれば、プッシュ・プル
ケーブル駆動方式のサンルーフ装置と比較して、ケーブ
ルの径を小さくできるとともにケーブルの経路のレイア
ウトに制約を受けないプルケーブル駆動方式のサンルー
フ装置を採用した。そして、プルケーブルの互いに逆方
向に駆動される2本のケーブルを、ガイドレールに配設
し、2本のケーブルのうち一方のケーブルにサンルーフ
装置を駆動する駆動部材を設け、他方のケーブルにサン
ルーフ装置に設けられた移動部材の動きをコントロール
する規制部材を設けた。これにより、規制部材の駆動手
段を別途設ける必要がないので、軽量コンパクトでルー
フ開口部の大きさを十分に確保することができるサンル
ーフ装置を提供できる。
【0009】請求項2の発明によれば、2本のケーブル
のうち一方のケーブルに、ルーフパネルを動作させるた
めのリフト部材を駆動するスライダ部材(駆動部材)を
取り付け、他方のケーブルに、前記リフト部材に係合し
リフト部材の動作を規制する規制部材を取り付けた。こ
のように、本発明では、ルーフパネルを駆動するスライ
ダ部材とは別部品の規制部材を他方のケーブルに設けた
ので、規制部材のみを駆動する専用の駆動手段を別途設
ける必要がない。よって、軽量コンパクトでルーフ開口
部の大きさを十分に確保することができるサンルーフ装
置を提供できる。
【0010】請求項3の発明によれば、2本のケーブル
のうち一方のケーブルに、ルーフパネルを移動させるス
ライダ部材(駆動部材)を取り付け、他方のケーブル
に、サンシェードを移動させるとともにサンシェードの
開放量をコントロールする規制部材を取り付けた。この
場合も同様に、規制部材のみを駆動する専用の駆動手段
を別途設ける必要がないので、軽量コンパクトでルーフ
開口部の大きさを十分に確保することができるサンルー
フ装置を提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るサンルーフ装置の好ましい実施の形態について説明す
る。
【0012】図1は、サンルーフアッセンブリ10の斜
視図である。このサンルーフアッセンブリ10は、ルー
フパネル12、フレーム14、プルケーブル16(図2
参照)、及びケーブル駆動装置18(図1参照)を主と
して構成されている。
【0013】ルーフパネル12は、ガラス製又はアルミ
ニウム等の金属製で矩形状に形成されており、その対向
する短辺部12A、12Bが、フレーム14の対向する
辺部14A、14Bに形成されたガイドレール20A、
20Bにスライド自在に支持されている。ルーフパネル
12がガイドレール20A、20Bに沿って図1上矢印
A方向にスライドされると、フレーム14と車体屋根開
口部(不図示)との間で形成されるルーフ開口部22が
ルーフパネル12によって閉じられる。また、ルーフパ
ネル12が図1上矢印B方向にスライドされると、ルー
フパネル12がルーフ開口部22から退避移動するの
で、ルーフ開口部22が開放される。なお、図1のサン
ルーフアッセンブリ10は、ガイドレール20A、20
Bをフレーム14の辺部14A、14Bに一体形成した
が、ガイドレール20A、20Bを別部品で構成し、辺
部14A、14Bに組立時に固定するようにしてもよ
い。
【0014】プルケーブル16は図2に示すように、所
定の長さを有する1本のケーブルであり、その一端17
Aはコネクタ24Aを介してケーブルドラム26の溝2
6A(図3参照)に連結され、また、他端17Bも同様
にコネクタ24Bを介してケーブルドラム26の溝26
Aに連結される。
【0015】プルケーブル16の配設手順について図2
を参照して概説すると、まず、一端17Aをケーブルド
ラム26に連結した後、他端17Bをカラー28Aとア
ウターケーシング30Aとからなる筒状体に挿通し、そ
して、辺部14A(図1参照)に固定されるエンドキャ
ップ32Aの第1開口部33Aに挿入する。なお、この
第1開口部33Aにアウターケーシング30Aの一端3
1Aが固定される。
【0016】そして、プルケーブル16をガイドレール
20Aに沿って配設するとともに、ガイドレール20A
の基部に設けられたプーリ34Aに巻き掛けて180°
方向転換する。そして、プルケーブル16を、ガイドレ
ール20Aに沿って配設し、エンドキャップ32Aの第
2開口部33Bに挿入する。そして、プルケーブル16
を、辺部14Aと辺部14Bとの間に架け渡されたアウ
ターケーシング38に挿通する。そして、プルケーブル
16を、辺部14B(図1参照)に固定されるエンドキ
ャップ32Bの第1開口部33Aに挿入し、ガイドレー
ル20Bに沿って配設するとともに、ガイドレール20
Bの基部に設けられたプーリ34Bに巻き掛けて180
°方向転換する。そして、プルケーブル16を、ガイド
レール20Bに沿って配設するとともに、エンドキャッ
プ32Bの第2開口部33Bに挿入した後、カラー28
Bとアウターケーシング30Bとからなる筒状体に挿通
し、プルケーブル16の他端17Bをケーブルドラム2
6に連結する。以上がプルケーブル16の配設手順であ
る。なお、エンドキャップ32Bの第2開口部33Bに
アウターケーシング30Bの一端31Bが固定されてい
る。
【0017】このように配設されたプルケーブル16に
おいて、プーリ34Aとエンドキャップ32Aの第2開
口部33Bとの間に配設されたプルケーブル16には、
スライダ40Aが固定され、また、プーリ34Bとエン
ドキャップ32Bの第2開口部33Bとの間に配設され
たプルケーブル16には、スライダ40Bが固定されて
いる。これらのスライダ40A、40Bが、図1のルー
フパネル12に固定されている。よって、ケーブル駆動
装置18によって、プルケーブル16を図2上矢印C方
向に引くとスライダ40A、40Bが矢印B方向に移動
するので、ルーフパネル12が図1上矢印B方向に移動
し、ルーフ開口部22が開放される。また、ケーブル駆
動装置18によって、プルケーブル16を図2上矢印D
方向に引くとスライダ40A、40Bが矢印A方向に移
動するので、ルーフパネル12が図1上矢印A方向に移
動し、ルーフ開口部22が閉じられる。
【0018】ケーブル駆動装置18は図3の如く、プル
ケーブル16、モータ42、減速ギアボックス44及び
ケーブルドラム26から構成される。
【0019】モータ42の駆動軸(不図示)は、減速ギ
アボックス44内に設けられた減速ギアの入力軸(不図
示)に動力伝達可能に連結される。また、前記減速ギア
の出力軸43は、減速ギアボックス44から突出されて
ケーブルドラム26の回転軸(不図示)に回転力伝達可
能に連結される。これにより、モータ42の動力によっ
てケーブルドラム26が図3上時計回り方向に回転され
ると、プルケーブル16の一端17A側がケーブルドラ
ム26に巻き取られ、他端17B側がケーブルドラム2
6から送り出されるので、プルケーブル16が図2上矢
印C方向に移動される。よって、ルーフパネル12が図
1上矢印B方向に移動し、ルーフ開口部22が開放され
る。また、ケーブルドラム26が図3上反時計回り方向
に回転されると、プルケーブル16の一端17A側がケ
ーブルドラム26から送り出され、他端17B側がケー
ブルドラム26に巻き取られるので、プルケーブル16
が図2上矢印D方向に移動される。よって、ルーフパネ
ル12が図1上矢印A方向に移動し、ルーフ開口部22
が閉じられる。
【0020】なお、図3上符号46は、ケーブルドラム
26を収容するドラムケーシングであり、符号45は、
モータ42の駆動軸を収容するケーシングである。ま
た、モータ42の駆動軸と減速ギアとの連結は、例えば
ウォームギアを適用することができる。更に、符号48
はスプリングであり、スプリング48の付勢力に抗して
カラー28Aを矢印方向に引張り、これにより形成され
る図2の隙間49(カラー28Aとアウターケーシング
30Aとの間の隙間)に不図示の伸長部材を挿入する。
伸長部材を挿入することでケーブル経路長が長くなるの
で、プルケーブル16に張力を与えることができる。
【0021】ところで、このプルケーブル駆動方式のサ
ンルーフ装置は、図4に示すようにプルケーブル16の
互いに逆方向に駆動される2本のケーブル16A、16
A´が図5の如くガイドレール20Aの溝部に配設さ
れ、また、図4に示す互いに逆方向に駆動される2本の
ケーブル16B、16B´もガイドレール20Bの溝部
に同様に配設されている。
【0022】このように、図4のサンルーフ装置では、
プッシュ・プルケーブル駆動方式のサンルーフ装置と比
較して、ケーブルの径を小さくできるとともにケーブル
の経路のレイアウトに制約を受けないプルケーブル駆動
方式のサンルーフ装置を採用した。そして、プルケーブ
ル16の互いに逆方向に駆動される2本のケーブル16
A、16A´をガイドレール20Aの溝部に配設し、2
本のケーブル16B、16B´をガイドレール20Bの
溝部に配設した。これにより、図11に示したプッシュ
・プルケーブル駆動方式のサンルーフ装置のようにケー
ブル規制部材であるケーブル挿通路9A、9Bをフレー
ム7に別途形成する必要がないので、図1に示すサンル
ーフアッセンブリ10を小型化できるとともに、ルーフ
開口部22の大きさを十分に確保することができる。
【0023】図6〜図8に示す、本発明の実施の形態の
ルーフパネルチルト装置は、互いに逆方向に駆動される
2本のケーブル16A、16A´(ケーブル16B、1
6B´についても同様)のうち、ケーブル16Aに取り
付けられたスライダ(スライダ部材に相当)50によっ
てリフタ(リフト部材に相当)52を揺動させるととも
に、ケーブル16A´に取り付けられたシャッティング
部材(規制部材に相当)54によってリフタ52を係止
させるように構成されたものである。
【0024】リフタ52は、図7の如くその左端部がピ
ン56を介して不図示のサンルーフアッセンブリに揺動
自在に支持されており、ピン56の近傍で拡幅部53に
形成されたカム溝58に、スライダ50のカムピン60
が係合されている。したがって、ケーブル16Aととも
にスライダ50が図7上矢印A方向に移動されると、カ
ムピン60がカム溝58に沿って移動するので、リフタ
52がカムピン60によって押し上げられる。即ち、リ
フタ52がピン56を中心に図7上矢印C方向に揺動す
る。これにより、リフタ52に取り付けられた不図示の
ルーフパネルがルーフ開口部からチルトアップする。
【0025】これとは逆方向にスライダ50が図7上矢
印B方向に移動されると、カムピン60がカム溝58に
沿って移動し、リフタ52がカムピン60によって押し
下げられる。即ち、リフタ52がピン56を中心に図7
上矢印D方向に揺動する。これにより、リフタ52に取
り付けられたルーフパネルがチルトダウンしてルーフ開
口部を閉じる。この時、シャッティング部材54に形成
された円弧状溝62に、リフタ52に突設されたピン6
4が収容されるので、シャッティング部材54によって
リフタ52が係止される。
【0026】このように、スライダ50とは別部品のシ
ャッティング部材54をケーブル16A´に設けたの
で、シャッティング部材54のみを駆動する駆動装置を
別途設ける必要がない。これにより、サンルーフアッセ
ンブリを小型化できる。また、シャッティング部材54
が取り付けられたケーブル16A´は、ケーブル16A
と一緒にガイドレール20Aの溝部に配設されているの
で、即ち、シャッティング部材54の配設経路を別途設
ける必要がないので、サンルーフアッセンブリを更に小
型化できる。
【0027】図9、図10に示す、本発明の実施の形態
のルーフパネル・サンシェード連動装置は、互いに逆方
向に駆動される2本のケーブル16A、16A´(ケー
ブル16B、16B´についても同様)のうち、ケーブ
ル16A´に取り付けられたスライダ(スライダ部材に
相当)70によってルーフパネル(不図示)をスライド
移動させるとともに、ケーブル16Aに取り付けられた
連動コマ(規制部材に相当)72によってサンシェード
74を開放駆動させるとともに、その開放量をコントロ
ールするように構成されたものである。
【0028】サンシェード74は、図10の如くフレー
ム辺部14Aの内側に形成されたガイド溝76にスライ
ド自在に支持されるとともに、その両端部には前記連動
コマ72に押される押動部78が設けられている。
【0029】したがって、ケーブル16A´とともにス
ライダ70が図9上矢印A方向に移動されると、スライ
ダ70に連結されている不図示のルーフパネルがチルト
アップされる。また、サンシェード74は、連動コマ7
2に押されて矢印B方向にスライド移動されるので、サ
ンシェード開口部が開放される。この時、サンシェード
74に閉方向の力を加えても、押動部78が連動コマ7
2に当接するので、サンシェード74の開放量が規制さ
れる。
【0030】これとは逆方向にスライダ70が図9上矢
印C方向に移動されると、スライダ70に連結されてい
る不図示のルーフパネルが同方向に移動してルーフ開口
部がスライド開放される。
【0031】このように、スライダ70とは別部品の連
動コマ72をケーブル16Aに設けたので、連動コマ7
2のみを駆動する駆動装置を別途設ける必要がない。こ
れにより、サンシェード付きサンルーフアッセンブリを
小型化できる。また、連動コマ72が取り付けられたケ
ーブル16Aは、ケーブル16A´と一緒にガイドレー
ル20Aの溝部に配設されているので、即ち、連動コマ
72の配設経路を別途設ける必要がないので、サンシェ
ード付きサンルーフアッセンブリを更に小型化できる。
【0032】なお、上記実施の形態では、プルケーブル
駆動方式のサンルーフ装置を、スライド式サンルーフ装
置に適用した例及びルーフパネルチルト装置に適用した
例について説明したが、チルトアップさせた後、スライ
ドさせる方式のサンルーフ装置にも適用することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ルケーブル駆動方式のサンルーフ装置を採用し、プルケ
ーブルの互いに逆方向に駆動される2本のケーブルをガ
イドレールに配設し、2本のケーブルのうち一方のケー
ブルにサンルーフ装置を駆動する駆動部材を設け、他方
のケーブルにサンルーフ装置に設けられた移動部材の動
きをコントロールする規制部材を設けたので、軽量コン
パクトでルーフ開口部の大きさを十分に確保することが
できるサンルーフ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サンルーフアッセンブリの斜視図
【図2】サンルーフアッセンブリのプルケーブル経路図
【図3】ケーブル駆動装置の斜視図
【図4】ガイドレールに対するプルケーブル経路図
【図5】図4に示したガイドレールを5−5線上から見
た断面図
【図6】プルケーブルで駆動される本実施の形態のチル
ト装置の要部斜視図
【図7】図6に示したチルト装置の正面図
【図8】図6上8−8線から見たチルト装置の構造図
【図9】プルケーブルで駆動される本実施の形態のルー
フパネル・サンシェード連動装置の要部斜視図
【図10】図9上10−10線から見たルーフパネル・
サンシェード連動装置の構造図
【図11】従来のサンルーフ装置の概略構造を示す平面
【図12】図11に示したガイドレールを12−12線
上から見た断面図
【符号の説明】
10…サンルーフアッセンブリ、12…ルーフパネル、
14…フレーム、16…プルケーブル、18…ケーブル
駆動装置、20A、20B…ガイドレール、22…ルー
フ開口部、26…ケーブルドラム、40A、40B、5
0、70…スライダ、42…モータ、54…シャッティ
ング部材、72…連動コマ、74…サンシェード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体屋根の開口部を開閉するルーフパネ
    ルと、車体屋根に取り付けられ前記ルーフパネルを前記
    開口部に対して開閉自在に支持するガイドレールと、前
    記ルーフパネルに接続されたプルケーブルと、該プルケ
    ーブルを牽引駆動することによりルーフパネルを移動さ
    せて前記開口部を開閉させるケーブル駆動手段とを備え
    たサンルーフ装置であって、 前記ガイドレールには、前記プルケーブルの互いに逆方
    向に駆動される2本のケーブルが配設され、該2本のケ
    ーブルのうち一方のケーブルにはサンルーフ装置を駆動
    する駆動部材が設けられるとともに、他方のケーブルに
    はサンルーフ装置に設けられた移動部材の動きをコント
    ロールする規制部材が設けられていることを特徴とする
    サンルーフ装置。
  2. 【請求項2】 前記一方のケーブルに設けられた駆動部
    材は、前記ルーフパネルを動作させるためのリフト部材
    を駆動するスライダ部材であり、前記他方のケーブルに
    設けられた規制部材は、前記リフト部材に係合しリフト
    部材の動作を規制する規制部材であることを特徴とする
    請求項1に記載のサンルーフ装置。
  3. 【請求項3】 前記一方のケーブルに設けられた駆動部
    材は、前記ルーフパネルを移動させる第1スライダ部材
    であり、前記他方のケーブルに設けられた規制部材は、
    サンシェードを移動させるとともにサンシェードの開放
    量をコントロールする規制部材であることを特徴とする
    請求項1に記載のサンルーフ装置。
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Cited By (1)

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