JP2001324076A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2001324076A
JP2001324076A JP2000143451A JP2000143451A JP2001324076A JP 2001324076 A JP2001324076 A JP 2001324076A JP 2000143451 A JP2000143451 A JP 2000143451A JP 2000143451 A JP2000143451 A JP 2000143451A JP 2001324076 A JP2001324076 A JP 2001324076A
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JP
Japan
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spool
joint
housing
connection hole
female joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000143451A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Nagata
三雄 永田
Masahiro Inoue
雅弘 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不完全接続状態でも内圧が上昇しない管継手
を提供する。 【解決手段】 雄型継手5のハウジング4に、スプール
3の連結孔閉塞時に開き連結孔連通時に閉じる大気連通
孔12を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧機器等に使用
されるいわゆるセルフシールカップリングと呼ばれる管
継手に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図5に示される管継手は、スプ
リング1にて押圧されて連結孔2を内側から塞ぐスプー
ル3をハウジング4内に備えた雄型継手5と、スプリン
グ6にて押圧されて連結孔7を内側から塞ぐスプール8
をハウジング9内に備えた雌型継手10とを有し、雄型
継手5と雌型継手10とを接続した際に、両スプール
3,8が当接して後退することにより両連結孔2,7が
連通する構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の管継
手は、図6に示されるように、完全に接続されない場合
には、両スプール3,8が後退しないため両連結孔2,
7が塞がった状態になり、例えば油圧モータのドレン回
路にこの管継手を使用した場合に、誤って不完全接続で
油圧モータを回すと、モータ内圧が上昇してモータハウ
ジングが損傷する虞がある。
【0004】そこで本発明は、不完全接続状態でも内圧
が上昇しない管継手を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、スプリングにて押圧されて連結孔を内
側から塞ぐスプールをハウジング内に備えた雄型継手
と、スプリングにて押圧されて連結孔を内側から塞ぐス
プールをハウジング内に備えた雌型継手とを有し、雄型
継手と雌型継手とを接続した際に、両スプールが当接し
て後退することにより両連結孔が連通する管継手におい
て、前記雄型継手又は雌型継手のハウジングに、前記ス
プールの連結孔閉塞時に開き連結孔連通時に閉じる大気
連通孔を形成したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1乃至図4に
示す実施形態例に基づいて、さらに詳細に説明する。な
お、前記従来例と同一要素には同一の符号を付して説明
する。油圧供給源側の雄型継手5のハウジング4内に
は、スプール3を雄型継手5の軸線方向に移動可能に支
持するスプール保持部材11が設けられ、該スプール保
持部材11には油路11aが形成されている。スプール
3は、先端を連結孔2から突出させて連結孔2を塞ぐ頭
部3aと、スプール保持部材11に支持される軸部3b
と、ハウジング4内周壁を摺動する円筒状の摺動部3c
とを有し、軸部3bと摺動部3cとの間に油路3dを形
成している。このスプール3は、スプール保持部材11
との間に縮設されるスプリング1にて連結孔2方向へ押
圧され、頭部3aで連結孔2を内側から塞いでいる。
【0007】ハウジング4の周壁には大気連通孔12が
形成されている。この大気連通孔12は、スプール3の
摺動部3cの移動により開閉される位置に形成されてい
る。すなわち、大気連通孔12は、スプール保持部材1
1とスプール3との間で、スプール3の連結孔2閉塞時
に連結孔2側へ移動する摺動部3cよりもスプール保持
部材11側で、連結孔2連通時にスプール保持部材11
側へ移動する摺動部3cにより塞がれる位置に形成され
ている。
【0008】雌型継手10は、ハウジング9内に設けた
スプール保持部材13を油路13aを形成しており、該
スプール保持部材13に雌型継手10の軸線方向に移動
可能に支持されるスプール8は、先端を連結孔7から突
出させて連結孔7を塞ぐ頭部8aと、スプール保持部材
11に支持される軸部8bとを有し、スプール保持部材
11との間に縮設されるスプリング6にて押圧されて連
結孔7を内側から塞いでいる。
【0009】また、雌型継手10は、雄型継手5との接
続時に、雄型継手5のハウジング4外周に形成した溝1
4に係合するボール15を複数個ハウジング9の先端側
に設けるとともに、ハウジング9外周に、ボール15の
半径方向の移動を規制するスリーブ16を設けている。
このスリーブ16は、スプリング17によりハウジング
9の先端側へ付勢され、ボール15をハウジング9の内
側へ押圧しており、雄型継手5との接続時にスリーブ1
6を後退させて、ボール15を溝14に係合させスリー
ブ16を離すと、スリーブ16はボール15の溝14へ
の係合状態を維持する。
【0010】このように構成することにより、図2に示
されるように、雄型継手5と雌型継手10とを完全に接
続させた場合には、雄型継手5のスプール3と雌型継手
10のスプール8とが突き合って、スプール3とスプー
ル8とがそれぞれ後退し、雄型継手5の連結孔2と雌型
継手10の連結孔7とが連通するとともに、スプール3
の後退によって大気連通孔12はスプール3の摺動部3
cにより塞がれるから、雄型継手5から雌型継手10へ
作動油が供給される。
【0011】しかし、図3に示されるように、雄型継手
5と雌型継手10とが不完全接続の場合、スプール3と
スプール8とはそれぞれ後退せず、連結孔2と連結孔7
とが閉塞しているため、大気連通孔12はスプール3の
摺動部3cにより塞がれず開いているから、雄型継手5
の内圧が高くなると大気連通孔12から作動油が流出す
る。したがって、雄型継手5と雌型継手10との接続状
態を確認できるとともに、例えば、油圧モータのドレン
ラインに使用した場合に、モータ内圧が上昇せず、モー
タハウジングの損傷を防止できる。
【0012】なお、図4に示されるように、大気連通孔
12に蓋付ゴム弁18を設けることにより、ハウジング
4内への塵埃の混入を防ぐことができる。また、上記実
施形態例では、雄型継手5に大気連通孔12を設けたも
ので説明したが、油圧供給源が雌型継手10となる場合
には、雌型継手10に設けても良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管継手
は、雄型継手又は雌型継手のハウジングに、スプールの
連結孔閉塞時に開き連結孔連通時に閉じる大気連通孔を
形成したので、雄型継手と雌型継手とが不完全接続の場
合に大気連通孔が開き、内圧の上昇によって大気連通孔
から作動油が流出するから、雄型継手と雌型継手との接
続状態を確認できるとともに、例えば、油圧モータのド
レンラインに使用した場合に、モータ内圧が上昇せず、
モータハウジングの損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の管継手の一実施形態例を示す断面分
解斜視図
【図2】 同じく雄型継手と雌型継手との完全接続状態
の断面図
【図3】 同じく雄型継手と雌型継手との不完全接続状
態の断面図
【図4】 大気連通孔に蓋付ゴム弁を設けた断面図
【図5】 従来の雄型継手と雌型継手との完全接続状態
の断面図
【図6】 従来の雄型継手と雌型継手との不完全接続状
態の断面図
【符号の説明】
1…スプリング、2…連結孔、3…スプール、4…ハウ
ジング、5…雄型継手、6…スプリング、7…連結孔、
8…スプール、9…ハウジング、10…雌型継手、12
…大気連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J106 AB01 BA01 BB01 BC04 BC12 BD01 BE24 CA08 EA03 EB07 EC02 EC07 ED32 EE13 EF05 GA03 GA04 GA23 GB05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリングにて押圧されて連結孔を内側
    から塞ぐスプールをハウジング内に備えた雄型継手と、
    スプリングにて押圧されて連結孔を内側から塞ぐスプー
    ルをハウジング内に備えた雌型継手とを有し、雄型継手
    と雌型継手とを接続した際に、両スプールが当接して後
    退することにより両連結孔が連通する管継手において、
    前記雄型継手又は雌型継手のハウジングに、前記スプー
    ルの連結孔閉塞時に開き連結孔連通時に閉じる大気連通
    孔を形成したことを特徴とする管継手。
JP2000143451A 2000-05-16 2000-05-16 管継手 Pending JP2001324076A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100870437B1 (ko) 2006-12-14 2008-11-26 (주)에이치.디. 시스템 연결커플러
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CN109630781A (zh) * 2018-11-19 2019-04-16 唐波 一种建筑用环保防锈管接头

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