JP2968787B1 - 開閉弁付き管継手装置 - Google Patents

開閉弁付き管継手装置

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JP2968787B1 JP10219517A JP21951798A JP2968787B1 JP 2968787 B1 JP2968787 B1 JP 2968787B1 JP 10219517 A JP10219517 A JP 10219517A JP 21951798 A JP21951798 A JP 21951798A JP 2968787 B1 JP2968787 B1 JP 2968787B1
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Abstract

【要約】 【課題】 少ない部品点数によって内部流路の開閉と該
流路開閉に伴う拘束保持,拘束解放の的確性および操作
の容易性を実現することのできる管継手を提供する。 【解決手段】 1次流路12を開閉する開閉弁部材3
1、開閉弁部材を開閉作動する雌型開閉作動部材71を
内装させた管継手本体10と、2次流路102を有する
雄型継手部材101とを組み合せて、雌型開閉作動部材
に雄型継手部材をプラグイン接続かつ拘束して開弁状態
を継続させる構成で、管継手本体には、開閉弁部材31
を閉弁位置側に常時押圧する弁押圧部材21を配した開
閉弁機構部Aと、雌型開閉作動部材71を常時非接続側
に押圧すると共に、プラグイン接続時に、開閉弁部材3
1を開弁位置に作動させるための雄型継手部材101を
接続位置に拘束する拘束機構部Cと、常時拘束側に押圧
される解放作動部材91からなる解放機構部Dとを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉弁付き管継手
装置に関し、さらに詳しくは、開閉弁部材を内装させた
管継手本体と、該管継手本体内の雌型開閉作動部材にプ
ラグイン接続して開弁作動、プラグアウト離脱して閉弁
作動させる雄型継手部材とを組み合せて構成する開閉弁
付き管継手装置の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の管継手本体と雄型継手
部材とを組み合せた開閉弁付き管継手装置については、
従来から数多くの提案がなされ、かつ実施されている。
次に、その一例による装置構成の概要について述べる。
【0003】すなわち、通常の場合、従来の開閉弁付き
管継手装置は、装置の主体となる管継手本体側に対し、
内部の1次側(前流側)流路に開閉弁機構部を介在させ
た上で、該開閉弁機構部の開閉弁部材を開閉作動させる
ための雌型開閉作動部材と、拘束手段および解放手段と
をそれぞれに内装させると共に、該管継手本体に対応し
て、雌型開閉作動部材に接続結合ならびに解放離脱させ
るための、内部に2次側(後流側)流路を有する雄型継
手部材を設けて構成する。そして、ここでは、雌型開閉
作動部材への雄型継手部材のプラグイン接続と該接続状
態での拘束とにより、開閉弁機構部の開閉弁部材を開弁
状態に保持して1次側流路から2次側流路への加圧流体
の流動を可能にし、また、前記拘束を解放することで、
雌型開閉作動部材から雄型継手部材をプラグアウト離脱
させて開閉弁部材を閉弁状態にするのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の開閉弁付き管継手装置の場合には、内装される
開閉弁機構部の構成自体と、該開閉弁機構部に対する接
続開弁後の拘束保持,閉弁非接続に先立った拘束解放の
ための拘束機構部および解放機構部の各構成自体とがそ
れぞれ比較的複雑に過ぎる場合が多く、かつ該開閉弁機
構部と該拘束機構部および解放機構部とを構成する各部
品点数が増加するほか、接続ならびに開閉操作も煩雑
で、しかも、該操作が導入される加圧流体圧の影響を受
けるという好ましくない種々の課題があった。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解消す
るためになされたもので、その目的とするところは、簡
単かつ少ない部品点数によって開閉弁機構部と拘束機構
部および解放機構部とをそれぞれに構成させ、内部流路
の開閉と該流路開閉に伴う拘束保持,拘束解放とのそれ
ぞれの的確性および操作の容易性を実現し得るようにし
た開閉弁付き管継手装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1に記載の発明は、内部に1次
流路を有する管継手本体と、内部に2次流路を有する雄
型継手部材とを組み合せて構成し、前記管継手本体内に
前記雄型継手部材をプラグイン接続かつ拘束して開弁状
態を継続させ、該拘束の解放に伴い、プラグアウト離脱
して閉弁状態に維持させる開閉弁付き管継手装置であっ
て、前記管継手本体には、中空円筒状の本体部材と固定
拘束部材との間で押圧固定され円環状の開閉弁部材を弁
軸を介して開閉自在に枢支した中空円筒状の弁保持部材
と、前記本体部材内に摺動自在に嵌挿され前記開閉弁部
材を閉弁位置に常時押圧する弁押圧部材を配した開閉弁
機構部と、前記固定拘束部材内に摺動自在に嵌挿され常
時非接続側に押圧される雌型開閉作動部材を、前記プラ
グイン接続時に、該押圧力に抗して前記開閉弁部材を開
弁位置に作動させると共に前記雄型継手部材を該接続位
置に拘束する拘束機構部と、常時拘束側に押圧される解
放作動部材を有し、前記プラグアウト離脱時に、該解放
作動部材の非拘束側への作動によって前記雄型継手部材
の拘束を解放する解放機構部とを備えることを特徴とし
ている。
【0007】本請求項1の開閉弁付き管継手装置では、
管継手本体の雌型開閉作動部材への各押圧力に抗した雄
型継手部材のプラグイン接続操作に伴い、開閉弁機構部
の開閉弁部材が開弁されると共に、該開弁状態が拘束機
構部によって拘束かつ保持される。また、拘束機構部に
よる拘束を解放機構部の解放作動部材の解放操作で解放
させることにより、各押圧力によって雌型開閉作動部材
から雄型継手部材が自動的にプラグアウト離脱されて非
接続状態となり、かつ該非接続状態が維持される。
【0008】本発明に係る請求項2に記載の発明は、請
求項1の開閉弁付き管継手装置において、前記開閉弁機
構部の弁保持部材は、前記開閉弁部材の外周部側の一側
に突設された軸孔に緩く挿通された弁軸を受け入れて枢
支する切欠部および該弁軸の挿通用軸孔を形成すること
により前記開閉弁部材を開閉自在に作動させるようにし
たことを特徴としている。
【0009】本請求項2の開閉弁付き管継手装置では、
弁保持部材は、開閉弁部材の外周部側の一側に突設され
た軸孔に緩く挿通された弁軸を受け入れて枢支する切欠
部および該弁軸の挿通用軸孔を形成するので、弁保持部
材への開閉弁部材の装着、ひいては弁保持部材の管継手
本体内への内装が容易になる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】本発明に係る請求項3に記載の発明は、請
求項1の開閉弁付き管継手装置において、前記拘束機構
部が、前記雄型継手部材を接続位置に拘束する係合ボー
ルを有し、非接続時には、該係合ボールが前記雌型開閉
作動部材の非接続方向端部によって非拘束位置に保持さ
れており、かつ接続時の作動に伴い、該保持が解かれて
拘束位置を占めるようにしたことを特徴としている。
【0015】本請求項3の開閉弁付き管継手装置では、
拘束機構部の拘束手段に係合ボールを用い、該係合ボー
ルを非接続時に非拘束位置に保持させ、かつ接続作動に
よって拘束位置に移行させるようにしてので、プラグイ
ン接続される雄型継手部材の拘束保持、ならびにそのプ
ラグアウト離脱の際の拘束解放が円滑かつ容易に行われ
る。
【0016】本発明に係る請求項4に記載の発明は、請
求項1の開閉弁付き管継手装置において、前記拘束機構
部が、前記雄型継手部材を接続位置に拘束する係合ボー
ルを有し、非接続時には、該係合ボールが前記雌型開閉
作動部材の非接続方向端部によって非拘束位置に保持さ
れると共に、前記解放機構部の解放作動部材に形成され
た作動カム面で拘束方向へ押圧されており、かつ接続時
の作動に伴い、該保持が解かれた上で拘束位置に押し出
されるようにしたことを特徴としている。
【0017】本請求項4の開閉弁付き管継手装置では、
請求項3の場合の作用に加えて、解放作動部材の作動カ
ム面により、接続拘束時に係合ボールを非拘束位置側か
ら拘束位置に向けて押圧するようにしているので、該押
圧によって一層効果的な作用が果される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る開閉弁付き管
継手装置の実施の形態につき、図1および図2ないし図
4を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の実施形態を適用した開閉
弁付き管継手装置の雄型継手部材接続後の外観態様を示
す全体側面図である。図2は、同上開閉弁付き管継手装
置から雄型継手部材がプラグアウトされた接続前の閉弁
状態における拡大した全体縦断面図、図3は、同上開閉
弁付き管継手装置に雄型継手部材がプラグインされた接
続後の開弁状態における拡大した全体縦断面図である。
図4は、同上開閉弁部の詳細構造を示す分解斜視図であ
る。なお、本実施形態では、説明の便宜上、図面表示に
倣って、各図における左側相当を“左方、左方側”また
は“左端、左端側”と呼び、右側相当を“右方、右方
側”または“右端、右端側”と呼ぶものとする。
【0020】これらの図1および図2〜図4に示す装置
構成において、本実施形態による開閉弁付き管継手装置
は、管継手本体10を設け、該管継手本体10に対して
は、左方の非接続側から、内部流路を開閉する開閉弁機
構部Aと、右方側から接続対象の雄型継手部材101を
プラグイン接続させる継手機構部Bと、該継手機構部B
による接続開弁状態を拘束保持する拘束機構部Cと、外
部側から該拘束機構部Cによる拘束保持を解放してプラ
グアウト離脱を可能にする解放機構部Dとをそれぞれに
組み込んで装置全体を構成し、かつこれらの各機構部A
〜Dは相互に連繋作動可能にされている。
【0021】ここで、制御対象となる加圧流体は、後述
する各部の詳細構造および開閉弁の開閉作用によって明
らかなように、暫定的に、管継手本体10側の1次側流
路に常時導入されていて、雄型継手部材101のプラグ
イン接続に伴い、開閉弁が開弁されて該雄型継手部材1
01側の2次側流路から導出され、かつ雄型継手部材1
01のプラグアウト離脱に伴い、開閉弁が閉弁される。
【0022】また、本実施形態の場合、前記開閉弁機構
部Aにおいては、手動操作によるプラグイン接続時での
自動開弁作動と、同様に、手動操作によるプラグアウト
離脱時での自動閉弁作動とが共に可能にされ、かつ前記
解放機構部D、ここでは外部側に臨ませられる解放機構
部Dにおいては、プラグイン接続時での手動操作に伴う
自動拘束保持作動と、プラグアウト離脱時での手動操作
による拘束解放作動とが共に可能にされている。
【0023】さらに、前記継手機構部Bは、前記拘束機
構部Cの一部を含み、かつ前記解放機構部Dは、該拘束
機構部Cの他の一部を含んでいる。一方、前記雄型継手
部材101については、2次側(後流側)流路102を
有し、且つ後述する雌型継手部材に接続させるための先
端接続部103およびテーパー状押圧面104と、後述
する各係合ボールの一部で接続開弁位置に拘束保持させ
るための係合周溝105と、それに、加圧流体の被供給
側に螺着接続する雄ねじ部106、螺着のための六角頭
部107とをそれぞれに形成してある。
【0024】前記管継手本体10は、中空円筒状をなし
て、内部軸方向に1次側(前流側)流路12を貫通さ
せ、かつ外周面の左端側から右端側にかけた軸方向に沿
い、図示しない加圧流体源の加圧流体供給側に螺着接続
する雄ねじ部13と、螺着のための六角頭部14と、後
述する継手機構部Bを螺着結合する雄ねじ部15と、次
に述べる開閉弁機構部Aを保持する保持端16とを順次
に形成させた本体部材11からなっており、該本体部材
11の1次側流路12内には、径方向段差を与えた支持
端面17を介して保持端16まで延びる摺動内面18を
形成してある。
【0025】前記開閉弁機構部Aは、中空円筒状の弁押
圧部材21と、該弁押圧部材21に当接されて前記1次
側流路12端を閉塞する円環状の開閉弁部材31と、該
開閉弁部材31を開閉自在に保持して当接させる弁座を
兼ねた中空円筒状の弁保持部材41とで構成されてい
る。
【0026】前記弁押圧部材21は、前記管継手本体1
0の摺動内面18内に嵌挿して摺動自在にされる摺動外
面22を形成すると共に、内側に前記本体部材11の支
持端面17に対向される径方向段差を与えた支持端面2
3を有して各支持端面17,23間に弁押圧ばね24を
介在させ、かつ径小にした右端側には、弁押圧端面25
を形成してある。
【0027】前記開閉弁部材31は、図4からも明らか
なように、前記弁押圧端面25の外周部側の一側、この
場合は上部一側で前記1次側流路12を横切る方向に突
設された軸部32および軸孔33と、該軸孔33に緩く
挿通された弁軸34を設けてあり、その左端面側には、
弁押圧端面25が当接される押圧面35を、また、右端
面側には、1次側流路12を閉塞する弁体面36、およ
び該弁体面36での枢支部の反対側に開閉用凸部37を
それぞれに形成してある。
【0028】前記弁保持部材41は、同様に、図4から
も明らかなように、左端側の筒状をなした該当部に前記
開閉弁部材31の軸部32を開閉自在に受け入れて枢支
する切欠部42、および弁軸34の挿通用軸孔42aを
形成し、かつ該筒状部内側での前記1次側流路12を横
切る方向の端面(左端面)にあって、環状の弁座パッキ
ン44を嵌装した弁座面43を形成してあり、また、内
周側に摺動面パッキン46を嵌装した内周面45を、外
周側に固定面パッキン48を嵌装した外周面47をそれ
ぞれに形成し、さらに、外周側の右方端に径方向段差を
与えた固定端面49を形成してある。
【0029】前記拘束機構部Cの一部を含む継手機構部
Bは、中空円筒状の固定拘束部材51を有し、該固定拘
束部材51の内周側には、左端側から右端側にかけた軸
方向に沿い、前記管継手本体10の雄ねじ部15に螺着
して固定パッキン53でシールされる雌ねじ部52と、
前記本体部材11の摺動内面18内に前記弁押圧部材2
1の外周面47を摺動自在に嵌挿させた上で、前記開閉
弁部材31を開閉自在に枢支した弁保持部材41の外周
面47を受け入れる受け入れ面54、および該弁保持部
材41を前記本体部材11の保持端16との間で押圧固
定する径方向段差を与えた固定端面55と、次に述べる
拘束機構部Cを摺動自在に受け入れる摺動内面56と、
該摺動内面56の右端での径方向段差を与えた突き当て
端面57と、該突き当て端面57を介して延長される受
け入れ面58とを順次に形成させてある。
【0030】一方、固定拘束部材51の外周側には、同
様に、左端側から右端側にかけた軸方向に沿い、螺着の
ための六角頭部59と、後述する解放機構部Dを受け入
れる受け入れ面60、および該受け入れ面60との間に
径方向段差を与えた支持端面61を介することで、該解
放機構部Dを摺動自在に嵌挿する摺動外面62とを順次
に形成させてあり、かつ該摺動外面62の右方部分での
周方向等角間隔位置に複数の係合ボール保持穴63を内
周側に向けて連通開口させた上で、該各係合ボール保持
穴63内に所定外径の係合ボール64を嵌入保持させ、
さらに、右端部に近付けて止め環65を係着させてあ
る。
【0031】前記拘束機構部Cは、中空円筒状の雌型開
閉作動部材71を有し、該雌型開閉作動部材71の外周
側には、左端側から右端側にかけた軸方向に沿い、前記
開閉弁部材31を開閉自在に枢支した弁保持部材41の
内周面45内に摺動自在に嵌挿され、かつ右端の作動端
面72aを前記開閉弁部材31の開閉用凸部37に対向
させた摺動外面72と、該摺動外面72との間に径方向
段差を与えた支持端面73を介することで、前記固定拘
束部材51の摺動内面56内に摺動自在に嵌挿される外
周面74、該外周面74との間に径方向段差を与えて前
記突き当て端面57に突き当てられる突き当て端面7
5、該突き当て端面75を介して受け入れ面58に受け
入れられると共に、前記各係合ボール保持穴63内の係
合ボール64を内側から保持する保持外周面76とを順
次に形成させてある。なお、77は弁保持部材41の支
持端面49と支持端面73との間に介在された接続復帰
ばねである。
【0032】一方、開閉作動部材71の内周側には、内
周面78で区分される接続流路79を隔てて、同様に、
左端側から右端側にかけた軸方向に沿い、摺動面パッキ
ン80を端部に介することで、前記雄型継手部材101
の先端接続部103を密に受け入れる内周面81、およ
びテーパー状押圧面104を当接させるテーパー状受圧
面82を順次に形成させてある。
【0033】前記拘束機構部Cの他の一部を含む解放機
構部Dは、外周面に適宜複数の滑り止め突条92を突設
させた中空円筒状の解放作動部材91を有し、該解放作
動部材91の内周側には、左端側から右端側にかけた軸
方向に沿い、前記固定拘束部材51の受け入れ面60に
受け入れられる受け入れ面93を形成させた上で、該固
定拘束部材51の支持端面61に対向される径方向段差
を与えた支持端面94を形成して各支持端面61,94
間に解放復帰ばね95を介在させ、また、摺動外面62
に摺動自在に嵌挿される摺動内面96を形成させ、さら
に、該摺動内面96に連接して前記各係合ボール64を
外側非拘束位置から内側拘束位置へ向けて作動可能にさ
せ、かつ該各係合ボール64を乗り越えて止め環65に
当接支持される作動カム面97と、各係合ボール64の
抜け出し阻止用のひさし状突出内面98とを順次に形成
させてある。
【0034】ここで、前記各係合ボール34について
は、前記雄型継手部材101のプラグイン接続による開
弁時での解放作動部材91の右方向への自動作動に伴
い、作動カム面97によって外側非拘束位置から内側拘
束位置(内周面側)へ向け突出されることで、雄型継手
部材101の係合周溝105を係合拘束し(図3参
照)、また、閉弁時での解放作動部材91の左方向への
手動操作に伴い、該拘束が解放されると共に、該解放に
伴う雄型継手部材101のプラグアウト離脱によって内
側拘束位置から外側非拘束位置(外周面側)へ向けひさ
し状突出内面98に突き当たるまで押し出されること
で、旧位置、つまり、非接続状態に復帰して維持される
(図2参照)のである。
【0035】次に、上記構成による本実施形態による開
閉弁付き管継手装置の作用および効果について述べる。
【0036】本実施形態の装置構成において、管継手本
体10と雄型継手部材101とが分離されたままの非接
続時の態様(プラグアウト離脱時の態様に該当)は図2
に示す通りであり、また、管継手本体10に雄型継手部
材101をプラグイン接続して拘束された接続時の態様
は図3に示す通りである。
【0037】すなわち、この非接続時の状態では、図2
に示すように、管継手本体10での開閉弁機構部Bの開
閉弁部材31が、弁押圧部材21を介した弁押圧ばね2
4の押圧力、それに1次側流路12に導入されている加
圧流体の流体圧も加えられて弾圧的に閉弁位置に維持さ
れている。
【0038】また、拘束機構部Cの雌型開閉作動部材7
1は、接続流路79側にあって、接続復帰ばね77の押
圧力によって非接続位置である右端側に当接されると共
に、左端側の作動端面72aが開閉弁部材31の開閉用
凸部37に対向され、右端側の保持外周面76が各係合
ボール64を内側から非係合位置に保持し、かつそのテ
ーパー状受圧面82が接続該当位置に臨ませられてい
る。
【0039】さらに、解放機構部Dの解放作動部材91
は、非接続位置にあって、解放復帰ばね95の弾圧力で
作動カム面97を非係合位置の各係合ボール64の上側
球面に当接して内側へ押圧している。
【0040】前記図2の非接続状態で、管継手本体10
の開放端である固定拘束部材51の右方側から軸方向に
沿って雄型継手部材101をプラグイン接続させる。雄
型継手部材101は、まず、雌型開閉作動部材71の内
周面81に先端接続部103が挿入されて、該先端接続
部103の端部が摺動面パッキン80によって流路シー
ルされ、かつテーパー状受圧面82にテーパー状押圧面
104が当接されて一致し、このようにして接続流路7
9内に嵌挿される。
【0041】ついで、雌型開閉作動部材71の接続復帰
ばね77の押圧力に抗して雄型継手部材101を押し込
んでゆくと、雌型開閉作動部材71の作動端面72aが
開閉弁部材31の開閉用凸部37に当接した上で、以
後、弁押圧部材21を介した弁押圧ばね24の押圧力、
および1次側流路12内の加圧流体の流体圧に抗して開
閉弁部材31が弁軸34を中心に弁座面43から離れて
次第に押し開けられ、1次側流路12内の加圧流体が雌
型開閉作動部材71の2次側流路102内へ流動し始め
ると共に、この時点では、作動端面72aが弁面36に
直接当接されることになるて開弁作動が続行される。
【0042】引続き、開閉弁部材31の開弁作動が続行
されると、随伴摺動されている雌型開閉作動部材71の
保持外周面76が各係合ボール64から離れることにな
り、この結果、接続操作の終了時点では、該各係合ボー
ル64が作動カム面97に加えられる解放復帰ばね95
の押圧力で非係合位置から雄型継手部材101の係合周
溝105内に一部係合されて、該雄型継手部材101を
該当位置に引き留め拘束し、かつ解放作動部材91が各
係合ボール64を乗り越えて、これを摺動内面96で係
合位置に留めたまま止め環65に当接して保持されるも
ので、このようにして前記図3の接続状態に移行するの
であり、この場合、非接続状態から接続状態への移行の
ための操作は、管継手本体10に対して雄型継手部材1
01を単にプラグインさせるのみでよく、いわゆるワン
タッチ操作が可能になる。
【0043】次に、前記図3の接続状態から雄型継手部
材101をプラグアウト離脱させて再度前記図2の非接
続状態に復帰させるのには、解放作動部材91を解放復
帰ばね95の押圧力に抗して左方、つまり、接続方向に
作動させて行う。ることで、各係合ボール64による雄
型継手部材101の係合周溝105への係合拘束を解放
して行う。
【0044】前記接続状態の場合、雄型継手部材101
には、図3からも明らかなように、接続復帰ばね77お
よび弁押圧ばね24のそれぞれによる非接続方向への各
押圧力が加えられており、該各押圧力のもとで、前記解
放作動部材91が作動されると、各係合ボール64の一
部による雄型継手部材101の係合周溝105への係合
拘束が解放され、各係合ボール64には、係合周溝10
5から外周側へ押し出される方向の作用を生ずると共
に、一方では、解放作動部材91の当接対応部が摺動内
面96から作動カム面97に移り、他方では、雌型開閉
作動部材71の保持外周面76が該当部分に進出するた
めに、該各係合ボール64が再度非係合位置に復帰す
る。
【0045】従って、各係合ボール64による雄型継手
部材101の拘束が解放された状態においては、接続復
帰ばね77の押圧力による雌型開閉作動部材71の復帰
作動に伴い、開閉弁部材31もまた弁押圧部材21を介
した弁押圧ばね24の押圧力によって急速に閉弁位置へ
自動的に復帰し、結果的に、雄型継手部材101の抜き
取り、つまり、プラグアウト離脱が可能になるもので、
このようにして前記図2の非接続状態に復帰させ得るの
であり、この場合あっても、接続状態から非接続状態へ
の復帰のためのプラグアウト離脱操作は、解放作動部材
91を単に拘束解除方向へ作動させるのみでよく、ここ
でも同様に、いわゆるワンタッチ操作が可能になるので
ある。
【0046】
【発明の効果】以上、実施形態によって詳述したよう
に、本発明の請求項1の開閉弁付き管継手装置によれ
ば、1次流路を開閉する開閉弁部材、該開閉弁部材を開
閉作動する雌型開閉作動部材を内装させた管継手本体
と、2次流路を有する雄型継手部材とを組み合せて、雌
型開閉作動部材に雄型継手部材をプラグイン接続かつ拘
束して開弁状態を継続させ、拘束の解放に伴い、プラグ
アウト離脱して閉弁状態に維持させる構成とし、かつ該
構成において、管継手本体に対し、開閉弁部材を閉弁位
置側に常時押圧する弁押圧部材を配した開閉弁機構部
と、雌型開閉作動部材を常時非接続側に押圧して、プラ
グイン接続時に、各押圧力に抗して開閉弁部材を開弁位
置に作動させるための雄型継手部材を接続位置に拘束す
る拘束機構部と、常時拘束側に押圧される解放作動部材
を有して、プラグアウト離脱時に、該解放作動部材の非
拘束側への作動によって雄型継手部材の拘束を解放する
解放機構部とを設けたので、各押圧力に抗した雌型開閉
作動部材への雄型継手部材のプラグイン接続操作に伴
い、開閉弁部材を容易かつ確実に開弁できると共に、開
弁状態を拘束機構部で拘束して保持でき、また、拘束機
構部による拘束を解放作動部材の操作で解放させること
により、各押圧力によって雌型開閉作動部材から雄型継
手部材を自動的にプラグアウト離脱できるもので、管継
手本体に対する雄型継手部材の接続、離脱をワンタッチ
操作で極めて簡単かつ適切に行い得るという実用上優れ
た利点を有し、しかも、構造的にも比較的簡単で容易に
実施できる等の特長がある。
【0047】請求項2の開閉弁付き管継手装置によれ
ば、弁保持部材は、開閉弁部材の外周部側の一側に突設
された軸孔に緩く挿通された弁軸を受け入れて枢支する
切欠部および該弁軸の挿通用軸孔を形成するので、弁保
持部材への開閉弁部材の装着、ひいては弁保持部材の管
継手本体内への内装が容易かつ簡単にできる。
【0048】
【0049】
【0050】請求項3の開閉弁付き管継手装置によれ
ば、拘束機構部の拘束手段に係合ボールを用い、該係合
ボールを非接続時に非拘束位置に保持させ、かつ接続作
動に伴って拘束位置に移行させるようにしたので、プラ
グイン接続される雄型継手部材の拘束保持、ならびにそ
のプラグアウト離脱の際の拘束解放を円滑かつ容易に行
うことができる。
【0051】請求項4の開閉弁付き管継手装置によれ
ば、請求項3の効果に加えて、解放作動部材の作動カム
面により、接続拘束時に係合ボールを非拘束位置側から
拘束位置に向けて押圧するようにしているので、該押圧
によって一層良好な拘束状態の保持と解放をなし得るの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を適用した開閉弁付き管継手
装置の雄型継手部材接続後の外観態様を示す全体側面図
である。
【図2】同上実施形態での開閉弁付き管継手装置から雄
型継手部材がプラグアウトされた接続前の閉弁状態にお
ける拡大した全体縦断面図である。
【図3】同上実施形態での開閉弁付き管継手装置に雄型
継手部材がプラグインされた接続後の開弁状態における
拡大した全体縦断面図である。
【図4】同上開閉弁部の詳細構造を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
A 開閉弁機構部 B 継手機構部 C 拘束機構部 D 解放機構部 10 管継手本体 11 本体部材 12 1次側(後流側)流路 13 雄ねじ部 14 六角頭部 15 雄ねじ部 16 保持端 17 支持端面 18 摺動内面 21 弁押圧部材 22 摺動外面 23 支持端面 24 弁押圧ばね 25 弁押圧端面 31 開閉弁部材 32 軸部 33 軸孔 34 弁軸 35 押圧面 36 弁体面 37 開閉用凸部 41 弁保持部材 42 切欠部 42a 挿通用軸孔 43 弁座面 44 弁座パッキン 45 内周面 46 摺動面パッキン 47 外周面 48 固定面パッキン 49 固定端面 51 固定拘束部材 52 雌ねじ部 53 固定パッキン 54 受け入れ面 55 固定端面 56 摺動内面 57 突き当て端面 58 受け入れ面 59 六角頭部 60 受け入れ面 61 支持端面 62 摺動外面 63 係合ボール保持穴 64 係合ボール 65 止め環 71 雌型開閉作動部材 72 摺動外面 72a 作動端面 73 支持端面 74 外周面 75 突き当て端面 76 保持外周面 77 接続復帰ばね 78 内周面 79 接続流路 80 摺動面パッキン 81 内周面 82 テーパー状受圧面 91 解放作動部材 92 滑り止め突条 93 受け入れ面 94 支持端面 95 解放復帰ばね 96 摺動内面 97 作動カム面 98 ひさし状突出内面 101 雄型継手部材 102 2次側(後流側)流路 103 先端接続部 104 テーパー状押圧面 105 係合周溝 106 雄ねじ部 107 六角頭部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に1次流路を有する管継手本体と、
    内部に2次流路を有する雄型継手部材とを組み合せて構
    成し、前記管継手本体内に前記雄型継手部材をプラグイ
    ン接続かつ拘束して開弁状態を継続させ、該拘束の解放
    に伴い、プラグアウト離脱して閉弁状態に維持させる開
    閉弁付き管継手装置であって、 前記管継手本体には、中空円筒状の本体部材と固定拘束
    部材との間で押圧固定され円環状の開閉弁部材を弁軸を
    介して開閉自在に枢支した中空円筒状の弁保持部材と、
    前記本体部材内に摺動自在に嵌挿され前記開閉弁部材を
    閉弁位置に常時押圧する弁押圧部材を配した開閉弁機構
    部と、 前記固定拘束部材内に摺動自在に嵌挿され常時非接続側
    に押圧される雌型開閉作動部材を、前記プラグイン接続
    時に、該押圧力に抗して前記開閉弁部材を開弁位置に作
    動させると共に前記雄型継手部材を該接続位置に拘束す
    る拘束機構部と、 常時拘束側に押圧される解放作動部材を有し、前記プラ
    グアウト離脱時に、該解放作動部材の非拘束側への作動
    によって前記雄型継手部材の拘束を解放する解放機構部
    とを備えることを特徴とする開閉弁付き管継手装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉弁機構部の弁保持部材は、前記
    開閉弁部材の外周部側の一側に突設された軸孔に緩く挿
    通された弁軸を受け入れて枢支する切欠部および該弁軸
    の挿通用軸孔を形成することにより前記開閉弁部材を開
    閉自在に作動させるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の開閉弁付き管継手装置。
  3. 【請求項3】 前記拘束機構部が、前記雄型継手部材を
    接続位置に拘束する係合ボールを有し、非接続時には、
    該係合ボールが前記雌型開閉作動部材の非接続方向端部
    によって非拘束位置に保持されており、かつ接続時の作
    動に伴い、該保持が解かれて拘束位置を占めるようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の開閉弁付き管継手
    装置。
  4. 【請求項4】 前記拘束機構部が、前記雄型継手部材を
    接続位置に拘束する係合ボールを有し、非接続時には、
    該係合ボールが前記雌型開閉作動部材の非接続方向端部
    によって非拘束位置に保持されると共に、前記解放機構
    部の解放作動部材に形成された作動カム面で拘束方向へ
    押圧されており、かつ接続時の作動に伴い、該保持が解
    かれた上で拘束位置に押し出されるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の開閉弁付き管継手装置。
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