JP3090627B2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP3090627B2
JP3090627B2 JP09124981A JP12498197A JP3090627B2 JP 3090627 B2 JP3090627 B2 JP 3090627B2 JP 09124981 A JP09124981 A JP 09124981A JP 12498197 A JP12498197 A JP 12498197A JP 3090627 B2 JP3090627 B2 JP 3090627B2
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socket
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均 今堀
将一 中
卓児 橘内
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Joplax Co Ltd
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Joplax Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワンタッチで連
結することが出来る管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の管継手としては図8
及び図9に示すものが知られており、これを同図に基づ
いて説明する。即ち、同図中、1は内部に所要の弁体構
造(図示略)を備えた筒状の合成樹脂製ソケット、2は
該ソケット1先部の同一円周上に所定ピッチでもって形
成された所要数の真円状テ−パ孔、3はソケット1先端
部より該各テ−パ孔2を挿通しつつ同後端方向に向けて
形成された所要数のスリット、4は各テ−パ孔2に各々
遊嵌保持されたロックボ−ル、5はソケット1の先端部
外周に環状の嵌合溝6を介して嵌着されたストップリン
グで、該ストップリング5は非連結時においてはソケッ
ト1の先端部を求心方向に付勢してテ−パ孔2を略楕円
形状に変形せしめることによりロックボ−ル4をソケッ
ト1の外方へ突出状態に保持せしめ、また、連結時にお
いては後記するスリ−ブ7の逃げ部9に係止してその抜
出を防止するものとされている。7はソケット1の先部
外周にスプリング8を介して摺動自在に嵌装された筒状
スリ−ブ、9は該スリ−ブ7の先端縁に略段状に形成さ
れた逃げ部で、該逃げ部9をロックボ−ル4に係止せし
めることによりスリ−ブ7はソケット1の先端方向への
摺動が規制されている。10は該逃げ部9に連接してス
リ−ブ7の内周面に形成されたロックボ−ル用押え部、
11・12はソケット1の前後部内周面に各々装着され
たOリング、13はソケット1の後端部に形成された筒
状ホ−ス受部(図示略)の接続部である。
【0003】14は前記ソケット1に気密に挿着自在と
された筒状のプラグ、15は該プラグ14の後部に形成
されたホ−ス接続部、16は同先部に形成された略テ−
パ状の挿着部、17は該挿着部16の基端よりに形成さ
れたロックボ−ル係合用の環状溝で、上記挿着部16の
基端部外径はソケット1の内径より若干大に形成されて
いる。
【0004】上述の如く構成された従来の管継手におい
て、ソケット1とプラグ14とを連結せしめるさいに
は、プラグ14を強制的にソケット1内へ挿入する。す
ると、ソケット1の先部はスリット3が形成されている
から、ストップリング5の付勢に抗してテ−パ孔2と共
に外方へ拡開し、保持するロックボ−ル4が内方へ可動
してプラグ14の環状溝17に係合すると共に、スリ−
ブ7の係止を解放する。解放されたスリ−ブ7はスプリ
ング8に付勢されて自動的に先端方向に摺動し、その押
え部10でもってロックボ−ル4を求心方向に押圧固定
せしめると共にストップリング5に係止する(図10参
照)。
【0005】逆に、ソケット1とプラグ14との連結を
解くさいには、スリ−ブ7をスプリング8の付勢に抗し
て後端方向に摺動せしめたのち、プラグ14をソケット
1より抜き去る。すると、拡開状態下のソケット1先部
はストップリング5の付勢により縮小してテ−パ孔2を
略楕円形状の原状に復帰せしめ、保持するロックボ−ル
4を外方へ押圧してスリ−ブ7の逃げ部9に係止せしめ
る(図8参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如く
構成された従来の管継手は、非連結時においてはソケッ
ト1の先端部を求心方向に付勢してテ−パ孔2を略楕円
形状に変形し、ロックボ−ル4をソケット1の外方へ突
出状態に保持せしめ、また、連結時にはスリ−ブ7の逃
げ部9に係止してその抜出を防止せしめるべく、ソケッ
ト1の先端外周に所要の付勢力を備えたストップリング
5を嵌着せしめるものとされている。このため、ソケッ
ト1の製作時においては一々ストップリング5をソケッ
ト1の先端外周面に嵌着しなければならないものであっ
て、その嵌着作業が非常に面倒で手間がかかるのみなら
ず、部品点数の増加を惹起せしめ、ひいては、コストの
アップを招来せしめるものとなっていた。しかも、ソケ
ット1の非連結時や連結時におけるテ−パ孔2の変形作
動はかかるストップリング5を介して間接的に行わしめ
るものであるから、その変形作動を必ずしもスム−ズに
なし得ないおそれがあるものである。
【0007】この発明は、かかる従来例の問題点を一挙
に解決し、ストップリングを必要とすることなくソケッ
トのテ−パ孔を常にスム−ズに変形作動せしめ、また、
スリ−ブの抜出を確実に防止せしめることが出来る管継
手を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、先部
にスリット53付きテ−パ孔52を介してロックボ−ル
4が遊嵌保持せしめられてなるソケット51と、上記ロ
ックボ−ル4が係合自在な環状溝17を備えたプラグ1
4とよりなり、ソケット51の外周にスプリング8を介
して摺動自在に嵌装されたスリ−ブ7でもってロックボ
−ル4を環状溝17に係脱せしめつつソケット51とプ
ラグ14とを着脱自在に連結せしめる管継手において、
上記テ−パ孔52はロックボ−ル4を外方突出状に保持
せしめるべく拡開自在な略楕円形状に形成されると共
に、ソケット51の先端部外周には拡開自在とされたス
リ−ブ抜出防止用ストッパ−55が突設されてなること
を特徴とする、管継手を要旨とするものである。
【0009】そして、この発明に係る管継手は、従来例
のようにストップリング5を必要とすることなく、非連
結時においてはテ−パ孔52内にロックボ−ル4をソケ
ット51の外方へ突出状態に保持してスリ−ブ7を係止
せしめ、また、連結時においてはストッパ−55にスリ
−ブ7の逃げ部9を係止してその抜出を防止せしめるこ
とが出来るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明を図面に示す一
実施例について説明する。51は先部がテ−パ状に形成
されると共に内部に弁体構造(図示略)を備えた筒状の
合成樹脂製ソケット、52は該ソケット51先部の同一
円周上に所定ピッチでもって形成された所要数のテ−パ
孔で、該各テ−パ孔52は保持するロックボ−ル4をソ
ケット51の外方へ突出状態に保持すべく後記するスリ
ット53に沿って拡開自在な略楕円形状に形成されてい
る。53はソケット51の先端部より各テ−パ孔52を
挿通しつつ同後端方向に向けて形成された所要数のスリ
ット、55は該スリット53に沿って拡開すべくソケッ
ト51の先端部外周に一体に突設された凸条のストッパ
−である。なお、その他は従来例と同一であり、同一符
号は同一部分を示す。
【0011】上述の如く構成された実施例において、ソ
ケット51とプラグ14とを連結せしめるさいには、従
来例と同様にプラグ14をソケット51内へ強制的に挿
入する。すると、ソケット51の先部はスリット53に
沿って外方へ拡開すると共に、略楕円形状に形成してロ
ックボ−ル4をソケット51の外方へ突出状態に保持す
るテ−パ孔52も同時に拡開され、保持するロックボ−
ル4が内方に可動してプラグ14の環状溝17に係合す
ると共に、スリ−ブ7の係止を解放する。解放されたス
リ−ブ7はスプリング8に付勢されて自動的に先端方向
に摺動し、その押え部10でもってロックボ−ル4を求
心方向に押圧固定すると共に、同時に拡開するストッパ
−55に係止し、その抜出が阻止せしめられる(図4な
いし図7参照)。
【0012】逆に、ソケット51とプラグ14との連結
を解くさいには、従来例と同様にスリ−ブ7をスプリン
グ8の付勢に抗して後端方向に摺動せしめ、ロックボ−
ル4と環状溝17との係合を解放したのち、プラグ14
をソケット51より抜き去る。すると、拡開状態下のソ
ケット51先部はその弾性力により縮小し、これに連動
してテ−パ孔52も略楕円形状の原状に復帰し、保持す
るロックボ−ル4を外方へ押圧してスリ−ブ7の逃げ部
9に係止せしめる(図1参照)。このさい、テ−パ孔5
2は予め略楕円形状に形成されているから、従来例のよ
うにストップリング5を必要とすることなく、直接自動
的に原状に復帰してロックボ−ル4をソケット51の外
方に突出状態に保持せしめることが出来る。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば以上の次第で、ソケッ
ト51先部外周に形成されたスリット53付きテ−パ孔
52が拡開自在な略楕円形状に形成されると共に、ソケ
ット51の先端部外周には拡開自在とされたスリ−ブ
出防止用ストッパ−55が突設されているから、従来例
のようにストップリング5を必要とすることなく、非連
結時においてはテ−パ孔52内にロックボ−ル4をソケ
ット51の外方へ突出状態に保持してスリ−ブ7を係止
せしめ、また、連結時においてはストッパ−55にスリ
−ブ7の逃げ部9を係止してその抜出を防止せしめるこ
とが出来るものであって、ひいては、従来例に比して部
品点数が少くて済むのみならず、その製作を容易に行う
ことが出来るものである。そして、特にこの発明は、テ
−パ孔52が拡開自在な略楕円形状に形成されているか
ら、非連結時においては変形せしめることなく定形状態
でもってロックボ−ル4を外方に突出状態に保持せしめ
ることが出来るのみならず、プラグ14との連結解除時
においても従来例のようにストップリング5を必要とす
ることなく直接自動的に原状に復帰せしめることが出来
るものであって、常にロックボ−ル4の保持を確実にな
し得ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同ソケット51を示す一部拡大半截断面図であ
る。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】ソケット51とプラグ14との連結作動状態を
示す縦断面図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】ソケット51とプラグ14との連結状態を示す
縦断面図である。
【図7】図6のC−C線に沿う断面図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【図9】同ソケット1を示す一部拡大半截断面図であ
る。
【図10】同ソケット1とプラグ14との連結状態を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
4 ロックボ−ル 7 スリ−ブ 8 スプリング 14 プラグ 17 環状溝 51 ソケット 52 テ−パ孔 53 スリット 55 ストッパ−
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−157011(JP,U) 実開 平1−57489(JP,U) 実開 平2−113090(JP,U) 実開 平1−3191(JP,U) 特公 昭38−18429(JP,B1) 特公 昭50−22248(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/00 - 37/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先部にスリット53付きテ−パ孔52を介
    してロックボ−ル4が遊嵌保持せしめられてなるソケッ
    ト51と、上記ロックボ−ル4が係合自在な環状溝17
    を備えたプラグ14とよりなり、ソケット51の外周に
    スプリング8を介して摺動自在に嵌装されたスリ−ブ7
    でもってロックボ−ル4を環状溝17に係脱せしめつつ
    ソケット51とプラグ14とを着脱自在に連結せしめる
    管継手において、上記テ−パ孔52はロックボ−ル4を
    外方突出状に保持せしめるべく拡開自在な略楕円形状に
    形成されると共に、ソケット51の先端部外周には拡開
    自在とされたスリ−ブ抜出防止用ストッパ−55が突設
    されてなることを特徴とする、管継手。
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JP4148682B2 (ja) * 2002-01-08 2008-09-10 横浜ゴム株式会社 管継手における継手部の接続構造
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