JP2750830B2 - プラグイン接続型管継手装置 - Google Patents

プラグイン接続型管継手装置

Info

Publication number
JP2750830B2
JP2750830B2 JP7104586A JP10458695A JP2750830B2 JP 2750830 B2 JP2750830 B2 JP 2750830B2 JP 7104586 A JP7104586 A JP 7104586A JP 10458695 A JP10458695 A JP 10458695A JP 2750830 B2 JP2750830 B2 JP 2750830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
restraining
opening
plug
joint member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7104586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08277985A (ja
Inventor
和男 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7104586A priority Critical patent/JP2750830B2/ja
Publication of JPH08277985A publication Critical patent/JPH08277985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2750830B2 publication Critical patent/JP2750830B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体部材の加圧流体を
導入する内部流路に設けた雌型継手部材に対して、外部
の雄型継手部材をプラグイン接続して該加圧流体を導出
するようにしたプラグイン接続型管継手装置に関し、さ
らに詳しくは、開閉弁相当部を内装した管継手本体内の
雌型継手部材に対する雄型継手部材のプラグイン接続に
よる開閉弁相当部の開弁及び該接続開弁状態の拘束と、
接続開弁状態からの拘束解除に合わせたプラグアウト離
脱による開閉弁相当部の閉弁とをそれぞれ容易になし得
るようにしたプラグイン接続型管継手装置に係るもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来から、この種のプラグイン接続型管継
手装置、つまり、この場合、本体部材の加圧流体を導入
する内部流路に設けた雌型継手部材に対して、外部の雄
型継手部材を手動的にプラグイン接続することにより、
開閉弁相当部を自動的に開弁させて該加圧流体を導出可
能にすると共に、該接続開弁状態で、拘束手段にストッ
パー手段を自動的に係止させて拘束維持させ、また、前
記接続開弁状態のままで、前記拘束手段への前記ストッ
パー手段の拘束を手動的に解除すると共に、解放手段を
操作して前記雄型継手部材を手動的にプラグアウト離脱
させるようにしたプラグイン接続型管継手装置において
は、本体部材の内部流路、ここでは、加圧流体を導入す
る一次側流路と、該加圧流体を導出する二次側流路との
間に開閉弁機構を介在させておき、且つ該開閉弁機構の
弁座への弁体の圧接による閉弁状態の維持は、一次側流
路側からの弁バネによるバネ圧と加圧流体の流体圧との
綜合された加圧力でなすようにするのが一般的な形態で
あり、そして、前記二次側流路内の雌型継手部材に対す
る二次側流路側からの雄型継手部材の接続については、
前記バネ圧と流体圧との綜合加圧力に抗した押込み力で
プラグインすることにより、同時に開閉弁を開弁させて
行ない、一方、該プラグイン接続後の雄型継手部材の離
脱については、同様に、前記バネ圧と流体圧との綜合加
圧力によって開閉弁を閉弁させながら引抜くことでプラ
グアウトしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のプラグイン接続型管継手装置の場合には、接続
開弁後の拘束保持と、閉弁非接続に先立った拘束解放と
の拘束・解除機構部の構成自体が比較的煩雑に過ぎるき
らいがあり、且つ該拘束・解除機構部を構成する各部品
点数もまた多くなるという好ましくない問題点があっ
た。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたもので、その目的とするところは、
簡単且つ少ない部品点数で拘束・解除機構部を構成させ
ると共に、拘束保持の的確性と操作の容易性とを実現し
得るようにした、この種の開閉弁付きプラグイン接続型
管継手装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るプラグイン接続型管継手装置は、管継
手本体の内部流路を開閉する開閉弁を備え、該内部流路
に設けられる雌型継手部材に対し、外部の雄型継手部材
をプラグイン接続させて開弁、プラグアウト離脱させて
閉弁する管継手装置であって、前記管継手本体に、前記
内部流路を開閉する開閉弁相当部を有し、且つ該開閉弁
相当部を常時閉弁位置側に向けて弾圧する閉弁位置保持
手段を備えた開閉弁機構部と、前記閉弁位置保持手段の
弾圧力に抗した前記雌型継手部材への雄型継手部材のプ
ラグイン接続による前記開閉弁相当部の開弁に伴い、該
雄型継手部材を開弁位置に拘束する作動カム手段、及び
該作動カム手段を常時開弁位置側に向けて弾圧する開弁
位置保持手段を含み、該開弁位置保持手段の弾圧力に抗
した前記雌型継手部材からの雄型継手部材のプラグアウ
ト離脱による前記開閉弁相当部の閉弁を可能にする開放
リング手段を備えた継手機構部と、常時突出方向に向け
て弾圧される拘束用係合カムピンを有し、前記開弁位置
で前記開放リング手段に拘束用係合カムピンを突出係合
させて前記接続状態を拘束保持すると共に、該拘束用係
合カムピンの没入操作によって拘束保持を解除する拘束
・解除機構部とを組み込んで構成したことを特徴とする
ものである。
【0006】また、本発明は、前記プラグイン接続型管
継手装置の構成において、前記開放リング手段が、開放
リング部材の端部側内周面に段部を介して突出形成され
た拘束端縁を有し、前記係合拘束・拘束解除手段の拘束
用係合カムピンが、前記接続開弁時に、前記開放リング
部材の拘束端縁に弾圧的に当接係合されて、該開放リン
グ部材を開弁位置に拘束保持し、且つ前記閉弁時に反突
出方向へ没入されて、該開放リングの拘束を解放する形
状の外部から操作可能な係合カム面を有することを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】従って、本発明のプラグイン接続型管継手装置
においては、開閉弁機構部の閉弁位置保持手段による非
接続閉弁状態のままで、雌型継手部材に対する雄型継手
部材のプラグイン接続により、前記開閉弁機構部の開閉
弁相当部が開弁されると共に、継手機構部の開放リング
手段に含まれる作動カム手段と開弁位置保持手段とで該
接続開弁状態が係合保持され、且つ拘束・解除機構部の
拘束用係合カムピンで拘束される。また、前記継手機構
部の開弁位置保持手段によって接続開弁状態に拘束保持
したままで、前記拘束・解除機構部の拘束用係合カムピ
ンを操作することにより、前記継手機構部の開放リング
手段に対する拘束が解放され、且つ該解放状態で該開放
リング手段を操作することにより、前記雄型継手部材に
対する係合保持が解除されて、該雄型継手部材がプラグ
アウト離脱される。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るプラグイン接続型管継手
装置の各別の実施例につき、図1ないし図3を参照して
詳細に説明する。
【0009】図1ないし図3は、本発明の一実施例を適
用したプラグイン接続型管継手装置を示すもので、図1
は、管継手本体内の雌型継手部材に対して、雄型継手部
材の接続係合・拘束による開弁状態を上半部に、同拘束
を解放した閉弁状態(雄型継手部材の挿入非係合・非拘
束による閉弁状態)を下半部にそれぞれ示す全体側面
図、図2は、同図1における閉弁状態(上半部)及び閉
弁状態(下半部)を示す全体縦断面図であり、図3は、
同上管継手装置の開放リング部材を取り出した拘束用係
合カムピン該当部分を示す横断面図である。
【0010】これらの図1ないし図4に示す実施例装置
の構成において、プラグイン接続型管継手装置は、管継
手本体Aを設けると共に、該管継手本体Aにそれぞれ組
み込まれて流路を開閉する開閉弁機構部Bと、外部の雄
型継手部材101をプラグイン接続させる継手機構部C
と、接続開弁状態を拘束保持する拘束・解除機構部Dと
で構成されており、この場合に、前記雄型継手部材10
1については、接続内部流路102を有し、且つ後述す
る雌型継手部材に接続させるための先端接続部103
と、各係合ボールで接続開弁位置に拘束保持させるため
の係合周溝104とをそれぞれに形成してある。
【0011】前記管継手本体Aは、それぞれに円筒状を
なす本体部材11、弁座部材21、及び取付け部材31
から構成されており、これらの各部材は、全体的に一体
化結合されて、軸方向内部に共通した本体部材11、及
び弁座部材21側での2次側内部流路10aと取付け部
材31側での1次側内部流路10bとを構成する。
【0012】前記本体部材11の外周面側には、接続端
部相当側(以下、前方側あるいは前方端という)から取
付け端部側(以下、後方側あるいは後方端という)へか
けて順次に、止めリング13を係着させるリング溝1
2、該リング溝12との間に第1の摺動面14を隔てて
段部15、及び第2の摺動面16を形成してある。
【0013】前記リング溝12の後方側対応の胴部に
は、等角間隔を隔てた複数の角位置で内、外周面を貫通
するボール穴17を穿設させると共に、該各ボール穴1
7内に該内、外周面の何れかの側へ選択的に突出可能な
係合ボール18を遊嵌させてあり、該各係合ボール18
については、後述する如く、接続開弁時に内周面側へ突
出させ、非接続閉弁時に外周面側へ突出させる。また、
前記第2の摺動面15上の相対向する位置には、所要深
さのピン穴19をそれぞれに穿孔してある。
【0014】一方、内周面側には、前記各ボール穴17
の後方端から所定幅による第3の摺動面20を介在させ
た上で、前記装着空間部15の後方側対応に前記弁座部
材21の突出部22を固定させてあり、且つ後方端から
は、該弁座部材21の外周面との間をシールリング32
でシールした前記取付け部材31を固定的に螺着してあ
る。
【0015】前記弁座部材21は、前記第3の摺動面2
0に平行して前方側へ延長される第4の摺動面23を有
しており、且つ後方側で軸方向中心に向って内傾される
弁座面24を形成してある。
【0016】前記開閉弁機構部Bと継手機構部Cとは、
これらの各機構部に共通して円筒状をなす雌型継手部材
41を有しており、該雌型継手部材41に対しては、前
端側から前記外部の雄型継手部材101をプラグイン接
続させ、且つプラグアウト離脱させる。また別に、前者
の開閉弁機構部Bは、閉弁位置保持手段としての押しバ
ネ51を有して構成され、後者の継手機構部Cは、作動
カム手段としての作動カム部71と開弁位置保持手段と
しての押しバネ81とを含む開放リング手段としての開
放リング部材61を有して構成される。
【0017】前記雌型継手部材41は、前記弁座部材2
1の突出部22との間に前記押しバネ51を介した上
で、前記本体部材11の第3の摺動面20に直接、摺動
可能にされ、且つ前記弁座部材21の第4の摺動面23
にシールリング42を介して摺動可能に嵌装されてお
り、該押しバネ51によって、常時、閉弁方向に付勢さ
れることになる。
【0018】後方側での胴部には、所要面積(全流量相
当面積)を占めて複数の連通開口43を穿設すると共
に、該各連通開口43を隔てた後方端にあって、前記弁
座部材21の弁座面24に対して前記押しバネ51の弾
圧力で常時当接着座されるシールリング45を周設した
開閉弁相当部44を設けてあり、さらに、前記雄型継手
部材101の先端接続部103を受け入れて当接させる
前方側内周での端縁面には、突き当て段部46を形成
し、且つ該前方側内周面には、受け入れる先端部の外周
面をシールするシールリング47を周設してある。
【0019】前記開放リング部材61は、内周面側で前
方側から後方側へかけて順次に、前記作動カム部71と
なる軸方向中心に向って内傾された作動カム面72と押
圧カム面73、第5の摺動面62、及び拘束端縁63を
それぞれに形成してあって、前記第1の摺動面14上に
押圧カム面73を、前記第2の摺動面16の外周面上に
第4の摺動面62をそれぞれに接すると共に、押圧カム
面73の後方端と段部15の前方端との間に前記押しバ
ネ81を介して摺動可能に嵌装されており、該押しバネ
81によって、常時、係合ボール18を係合方向に押圧
するように付勢させることになる。
【0020】而して、前記構成による雌型継手部材4
1、及び開放リング部材61の場合にあって、雄型継手
部材101を押しバネ51の弾圧力に抗してプラグイン
接続させた状態(図2での上半部側の状態に該当する)
においては、開閉弁相当部44が、弁座部材21の弁座
面24から離座して、各連通開口43と共々に1次側内
部流路10b内に突出されており、このために、各連通
開口43を通して1次側内部流路10b、ひいては、接
続内部流路102と2次側内部流路10aとの間が相互
に連通されること、即ち、ここでは、所期通りに開弁さ
れると共に、押しバネ81の弾圧力によって、係合周溝
104内に各係合ボール18が落ち込み係合されて該状
態が保持されることになる。一方、これに反して、プラ
グアウト離脱に先立って押しバネ51の弾圧力で押し出
された状態(換言すると、プラグイン挿入させたままの
状態で、図2での下半部の状態に相当する)において
は、次に述べる前記拘束・解除機構部Dの操作に伴い、
開閉弁相当部43が、押しバネ51の弾圧力で弁座部材
21の弁座面24に着座して、各連通開口43を2次側
内部流路10a内に引き込んでおり、このために、1次
側内部流路10bと2次側内部流路10aとが遮断され
ること、即ち、ここでは、所期通りに閉弁されることに
なる。
【0021】前記拘束・解除機構部Dは、表面に係合カ
ム面92を形成した拘束用係合カムピン91によって構
成されており、該拘束用係合カムピン91は、前記第2
の摺動面15上の各ピン穴19内に押しバネ93を介し
て常時外側に弾圧突出可能に嵌装され、前記開放リング
部材61での拘束端縁63の係合拘束及び拘束解除を行
ない、表面の係合カム面92は、該拘束端縁63側の半
面が係合拘束面92aにされ、且つ他の半面が拘束解除
面92bになっている。
【0022】従って、前記構成による拘束・解除機構部
Dの場合、図2の下半部に示す非接続閉弁状態では、雌
型継手部材41に対して雄型継手部材101が突き当て
段部46に突き当たるまでプラグイン挿入されていて接
続自体はなされておらず、押しバネ51によって非接続
閉弁方向に弾圧されている雌型継手部材41は、各ボー
ル穴17内の各係合ボール18を外側へ押し出してお
り、該各係合ボール18は、非接続位置で押しバネ81
によって接続方向へ弾圧されている開放リング部材61
の作動カム面72に当接して拘束すると共に、内側へ加
圧され、拘束用係合カムピン91は、係合拘束面92a
側が開放リング部材61の第5の摺動面62に押される
ことで、全体的にピン穴19内へ没入され、且つ拘束解
除面92b側が外部に対して拘束端縁63で覆われる。
【0023】ここで、前記非接続閉弁状態において、前
記押しバネ51の弾圧力に抗して雄型継手部材101を
接続方向に押し込み操作すると、先に述べたように、前
記雌型継手部材41での開弁がなされると共に、該操作
に伴い、前記押しバネ81の弾圧力で開放リング部材6
1が接続方向へ移動し、開弁位置では、図2の上半部に
示す如く、前記内側へ加圧されている各係合ボール18
が該雄型継手部材101の係合周溝104内に落ち込ん
で係合され、且つ前記開放リング部材61の押圧カム面
73によって該係合状態が保持される。一方、前記開放
リング部材61の移動で拘束用係合カムピン91の係合
カム面92は、押しバネ93の弾圧力でピン穴19内か
ら僅かに突出して拘束解除面92b側が外部に露出さ
れ、係合拘束面92a側が開放リング部材61の拘束端
縁63に当接拘束されることで、該開放リング部材61
を操作不能にする。即ち、このようにして接続開弁状態
が拘束維持されるのである。
【0024】次に、前記拘束された接続開弁状態におい
て、前記拘束用係合カムピン91での係合カム面92の
外部に露出されている拘束解除面92bを指先、あるい
は治具等を用い、押しバネ93の弾圧力に抗して押し込
みながら、前記開放リング部材61を押しバネ81の弾
圧力に抗して後方側、つまり、該拘束用係合カムピン9
1側へ移動操作することにより、前記押しバネ51によ
って常時、閉弁方向へ弾圧されている雌型継手部材41
のために、前記雄型継手部材101のテーパー状カム面
をもつ係合周溝104によって、前記各係合ボール18
が再度、外側へ押し出されて作動前の閉弁状態に復帰す
ることになり、この状態では、前記雄型継手部材101
のプラグアウト離脱が可能になる。即ち、このようにし
て非接続閉弁状態が再度、拘束維持されるのである。
【0025】
【発明の効果】以上、実施例によって詳述したように、
本発明によれば、管継手本体の内部流路を開閉する開閉
弁を備え、該内部流路に設けられる雌型継手部材に対
し、外部の雄型継手部材をプラグイン接続させて開弁、
プラグアウト離脱させて閉弁するプラグイン接続型管継
手装置において、開閉弁機構部の閉弁位置保持手段によ
る非接続閉弁状態のままで、雌型継手部材に対する雄型
継手部材のプラグイン接続によって開閉弁機構部の開閉
弁相当部が開弁されると共に、継手機構部の開放リング
手段に含まれる作動カム手段と開弁位置保持手段とで該
接続開弁状態を係合保持でき、且つ同時に、拘束・解除
機構部の拘束用係合カムピンで拘束できるのであり、ま
た、継手機構部の開弁位置保持手段によって接続開弁状
態に拘束保持したままで、拘束・解除機構部の拘束用係
合カムピンを操作することによって継手機構部の開放リ
ング手段に対する拘束を解放でき、且つ該解放状態で開
放リング手段を操作することによって雌型継手部材に対
する係合保持を解除できて、雄型継手部材のプラグアウ
ト離脱を可能にし得る利点を有し、特に、継手機構部の
拘束及び解除を行なう拘束・解除機構部としての拘束用
係合カムピンと、その付帯構造、ひいては、拘束・解除
機構部自体を極めて簡略化でき、操作自体もまた容易で
ある等の優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したプラグイン接続型
管継手装置での雌型継手部材への雄型継手部材の接続係
合・拘束による開弁状態を上半部に、同拘束を解放した
閉弁状態(雄型継手部材の挿入非係合・非拘束による閉
弁状態)を下半部にそれぞれ示す全体側面図である。
【図2】同図1における閉弁状態(上半部)及び閉弁状
態(下半部)を示す全体縦断面図である。
【図3】同上管継手装置の開放リング部材を取り出した
拘束用係合カムピン該当部分を示す横断面図である。
【符号の説明】
A 管継手本体 B 開閉弁機構部 C 継手機構部 D 拘束・解除機構部 101 雄型継手部材 102 接続内部流路 103 先端接続部 104 係合周溝 10a 2次側内部流路 10b 1次側内部流路 11 本体部材 12 リング溝 13 止めリング 14 第1の摺動面 15 段部 16 第2の摺動面 17 ボール穴 18 係合ボール 19 ピン穴 20 第3の摺動面 21 弁座部材 22 突出部 23 第4の摺動面 24 弁座面 31 取付け部材 32 シールリング 41 雌型継手部材 42 シールリング 43 連通開口 44 開閉弁相当部 45 シールリング 46 突き当て段部 47 シールリング 51 押しバネ 61 開放リング部材 62 第5の摺動面 63 開放周溝 64 拘束端縁 71 作動カム部 72 作動カム面 73 押圧カム面 81 押しバネ 91 拘束用係合カムピン 92 係合カム面 92a 係合拘束面 92b 拘束解除面 93 押しバネ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管継手本体の内部流路を開閉する開閉弁
    を備え、該内部流路に設けられる雌型継手部材に対し、
    外部の雄型継手部材をプラグイン接続させて開弁、プラ
    グアウト離脱させて閉弁する管継手装置であって、 前記管継手本体に、前記内部流路を開閉する開閉弁相当
    部を有し、且つ該開閉弁相当部を常時閉弁位置側に向け
    て弾圧する閉弁位置保持手段を備えた開閉弁機構部と、
    前記閉弁位置保持手段の弾圧力に抗した前記雌型継手部
    材への雄型継手部材のプラグイン接続による前記開閉弁
    相当部の開弁に伴い、該雄型継手部材を開弁位置に拘束
    する作動カム手段、及び該作動カム手段を常時開弁位置
    側に向けて弾圧する開弁位置保持手段を含み、該開弁位
    置保持手段の弾圧力に抗した前記雌型継手部材からの雄
    型継手部材のプラグアウト離脱による前記開閉弁相当部
    の閉弁を可能にする開放リング手段を備えた継手機構部
    と、常時突出方向に向けて弾圧される拘束用係合カムピ
    ンを有し、前記開弁位置で前記開放リング手段に拘束用
    係合カムピンを突出係合させて前記接続状態を拘束保持
    すると共に、該拘束用係合カムピンの没入操作によって
    拘束保持を解除する拘束・解除機構部とを組み込んで構
    成したことを特徴とするプラグイン接続型管継手装置。
  2. 【請求項2】 前記開放リング手段が、開放リング部材
    の端部側内周面に段部を介して形成された拘束端縁を有
    し、前記係合拘束・拘束解除手段の拘束用係合カムピン
    が、前記接続開弁時に、前記開放リング部材の拘束端縁
    に弾圧的に当接係合されて、該開放リング部材を開弁位
    置に拘束保持し、且つ前記閉弁時に反突出方向へ没入さ
    れて、該開放リングの拘束を解放する形状の外部から操
    作可能な係合カム面を有することを特徴とする請求項1
    に記載のプラグイン接続型管継手装置。
JP7104586A 1995-04-06 1995-04-06 プラグイン接続型管継手装置 Expired - Fee Related JP2750830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7104586A JP2750830B2 (ja) 1995-04-06 1995-04-06 プラグイン接続型管継手装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7104586A JP2750830B2 (ja) 1995-04-06 1995-04-06 プラグイン接続型管継手装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08277985A JPH08277985A (ja) 1996-10-22
JP2750830B2 true JP2750830B2 (ja) 1998-05-13

Family

ID=14384549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7104586A Expired - Fee Related JP2750830B2 (ja) 1995-04-06 1995-04-06 プラグイン接続型管継手装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2750830B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004028323A (ja) 2002-05-01 2004-01-29 Hidesaburo Ishii 管継手の継手主体部装置、および継手主体部装置に用いる結合環部材
JP5579027B2 (ja) * 2010-11-16 2014-08-27 日東工器株式会社 雌型管継手部材及び管継手
US10578237B2 (en) * 2015-08-31 2020-03-03 Temptronic Corp. Apparatus for attachment of accessories to processing equipment
JP6484356B1 (ja) * 2018-01-25 2019-03-13 日東工器株式会社 管継手

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0788917B2 (ja) * 1983-01-19 1995-09-27 スウエイジロツク コムパニ− カツプリング

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08277985A (ja) 1996-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0712694U (ja) 管継手
US5255699A (en) Nipple with integral crossbar actuator and check valve
JP2694426B2 (ja) 開閉弁付きプラグイン接続型管継手装置
JPH11108279A (ja) 管継手
KR100827582B1 (ko) 관 연결부의 암형 연결부
JP2750830B2 (ja) プラグイン接続型管継手装置
JP2717781B2 (ja) プラグイン接続型管継手装置
JPH08277986A (ja) プラグイン接続型管継手装置
JP2750838B2 (ja) プラグイン接続型管継手装置
JP2919251B2 (ja) 管継手
JP2968787B1 (ja) 開閉弁付き管継手装置
JP2001074187A (ja) 管継手
JP2626969B2 (ja) 開閉弁付きプラグイン接続型管継手装置
JPH06249381A (ja) 管継手、及びそのロック装置
JPH0633280Y2 (ja) 管継手
JPH0425585Y2 (ja)
JP2003254486A (ja) 管継手構造
JP2002340265A (ja) 流路遮断用開閉弁装置付き管継手装置
JP3110623U (ja) 流路遮断用開閉弁装置付き管継手装置
JP2743265B2 (ja) プラグイン接続型管継手装置
JP4540777B2 (ja) 流体継手
JP3535976B2 (ja) 管継手
JP2604307Y2 (ja) 管継手
JPH0126956Y2 (ja)
JPH0658443A (ja) プラグ型ガスコンセント

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees