JP2008052957A - 非常停止用押釦スイッチ - Google Patents

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Kentaro Ariga
賢太郎 有賀
Masanori Nakayasu
正典 中安
Tomoyoshi Asao
朋美 朝生
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Abstract

【課題】ソケット部を本体部に対して簡単且つ確実にロックすることが可能な非常停止用押釦スイッチを提供する。
【解決手段】ソケット部70は、本体ケース11の小径筒部13に外嵌すると共に4個のボール支持孔75cを設けた円筒部75aを有するソケットケース75と、各ボール支持孔75c内にてそれぞれ支持され、円筒部75aの厚さよりも大きい直径を有する4個のスチールボール77と、ソケットケース75の円筒部75aに摺動可能に外嵌する小径部78cと内径が大きい大径部78bとを有するソケットリング78と、ソケットケース75とソケットリング78との間に介挿され、小径部78cを各ボール支持孔75cに対向させるように軸心方向上方へ付勢するソケットロックバネ79とを備え、本体ケース11は、ソケットケースの円筒部75aが外嵌したときに各スチールボール77を係止する係止孔13bを小径筒部13の外周面に設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、様々な自動機械やプレス装置等の安全運転のために電気回路に使用される非常停止用押釦スイッチに関する。
従来より、プレス装置等の機械の運転中に何らかの非常事態が発生した場合に、作業者が手で前記押釦体fを押すことにより運転を直ちに停止させる目的のために使用される電気部品として、各種の非常停止用押釦スイッチが提案されている(例えば、特許文献1乃至3参照。)。
ここで、従来の非常停止用押釦スイッチの一例について図15を参照しつつ説明する。この押釦スイッチSは、押釦体fの軸杆gをプラスチック製本体ケースaの大径筒部bから挿入して同ケースの軸心方向に進退自在に設けると共に、押釦体fが押し込まれた前進位置にて、軸杆gの弾性変形可能な係止片hを小径筒部cの内方に設けた突部dに係合させることによりその位置を保持させ、かつ、押釦体fを一方向へ一定角度だけ回転させることにより係止片hの後端面が突部dから外れて、当該押釦体fを復帰バネeによって元の後退位置に復帰させるように設けられている。
上記大径筒部bの内方には、押釦体fが後退した通常状態の位置にて、導電片nに設けられた一対の可動接点oを固定接点rに対して与圧バネtにより夫々弾接させ、押釦体fが前進端まで押し込まれる非常停止状態の場合に、導電片nが前進移動して可動接点oを固定接点rから開離させるように構成されたスイッチ部mを設けている。また、その小径筒部c側には、固定接点rから延びる固定端子片pの先端部に挿入されて導通する複数の端子kが配設された端子台を有するソケット部jを着脱可能に設けている。
特開2003−109457号 特開2004−234950号 特開2005−222850号
しかしながら、上述した従来例の押釦スイッチSにおいては、ソケット部jが本体ケースaの小径筒部cに外嵌して装着されているに過ぎないため、予期しない外力が加わることによってソケット部jが本体ケースa側から離脱する可能性がある。また、小径筒部cとソケット部jとをネジ止めによって固定することも考えられるが、強固に締め付けを行わないとネジが弛む可能性があると共に、作業に手間がかかるという問題がある。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、ソケット部を本体部に対して簡単且つ確実にロックすることが可能な非常停止用押釦スイッチを提供することを目的とする。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.本体ケースの一端側に押釦体をケース軸心方向に進退自在に設けると共に、複数の端子が配設された端子台を有するソケット部をその他端側に着脱可能に設け、その押釦体が後退した元位置にて複数の可動接点をそれぞれ対応する固定接点に対して第1バネにより弾接させる一方、その押釦体が押し込まれてその前進端位置で保持された状態にて前記可動接点を固定接点から開離させるようにしたスイッチ部を設け、さらに、前記前進端位置にて保持された前記押釦体を所定角度だけ回転させることによりその押釦体が第2バネによって元の後退位置に復帰するように構成された非常停止用押釦スイッチにおいて、
前記ソケット部は、
前記本体ケースの他端側に外嵌すると共に内外周を貫通する少なくとも1つの貫通孔を設けた筒部を有するソケットケースと、
そのソケットケースの前記各貫通孔内にてそれぞれ支持され、前記各貫通孔における前記筒部の厚さよりも大きい直径を有する少なくとも1つの球体と、
前記ソケットケースの前記筒部に摺動可能に外嵌する小径部とその小径部よりも内径が大きい大径部とを有するリング部材と、
前記ソケットケースとそれに外嵌する前記リング部材との間に介挿され、前記小径部を前記各貫通孔に対向させるように付勢するロックバネと
を備え、
前記本体ケースは、前記ソケットケースの前記筒部が外嵌したときに前記各球体を係止する凹状の係止部を他端側の外周面に設けたことを特徴とする非常停止用押釦スイッチ。
手段1によれば、ソケット部は、本体ケースに装着する前の状態において、ソケットケースの各貫通孔内にてそれぞれ支持された各球体が各貫通孔における筒部の厚さよりも大きい直径を有しており、ソケットケースに外嵌するリング部材は、ロックバネによって付勢されて小径部がソケットケースの筒部外周側で各貫通孔に対向しているため、各球体はソケットケースの筒部内周側へ突出している。ソケット部を本体ケースに装着する際は、まず、ロックバネの付勢力に抗してリング部材を摺動させて、大径部を各貫通孔に対向させる。これにより、ソケットケースの各貫通孔に支持された各球体が筒部外周側へ移動可能となる。この状態を保持しつつソケットケースの筒部を本体ケースの他端側に挿入していくと、ソケットケースの各貫通孔に支持された各球体は筒部内周側から没して筒部外周側へ移動することにより、各球体によって規制されることなく円滑に外嵌することができる。そして、ソケットケース側に支持された各球体が本体ケースの他端側の外周面に設けられた凹状の係止部に対向する位置でリング部材の保持を解除してリング部材をロックバネの弾発力により元の位置に復帰させる。すると、リング部材の小径部が各貫通孔に対向するので、各球体はソケットケースの筒部内周側へ移動し、本体ケースの係止部内に突出して係止される。一方、ソケット部を本体ケースから取り外す際は、ロックバネの付勢力に抗してリング部材を他方の軸心方向へ摺動させて大径部を各貫通孔に対向させると、ソケットケースの各貫通孔に支持された各球体が筒部外周側へ移動可能となるため、この状態でソケット部を引き抜くことにより、本体ケースの係止部による係止が解除されて取り外すことができる。従って、簡単な構造でソケット部を本体部に対して簡単且つ確実にロックすることができると共に、容易にロックの解除を行うことができる。
2.前記ソケットケースの前記筒部に、前記貫通孔が複数個設けられたことを特徴とする手段1に記載の非常停止用押釦スイッチ。
手段2によれば、ソケットケースの筒部に貫通孔が複数個設けられているので、ソケットケースが複数箇所で本体ケースに係止されることによって、より強固にロックすることができる。
3.前記ソケットケースの前記筒部に、前記貫通孔が周方向に等角度間隔で複数個設けられたことを特徴とする手段2に記載の非常停止用押釦スイッチ。
手段3によれば、ソケットケースの筒部に貫通孔が周方向に等角度間隔で複数個設けられているので、ソケット部を本体部に対してガタツキ無く強固にロックすることができる。
4.前記リング部材の外周面に、把持する際の滑り止めのための凹凸形状を設けたことを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の非常停止用押釦スイッチ。
手段4によれば、リング部材の外周面に、把持する際の滑り止めのための凹凸形状を設けたので、リング部材を確実に把持しバネの付勢力に抗して摺動させることができる。
本発明によれば、簡単な構造でソケット部を本体部に対して簡単且つ確実にロックすることができると共に、容易にロックの解除を行うことができる。
以下、本発明を具体化した非常停止用押釦スイッチの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、スイッチ部30の接点が「閉」とされた通常状態における非常停止用押釦スイッチ1の要部を縦断して示す側面図である。図2は、押釦体51が押し込まれる途中の状態における非常停止用押釦スイッチ1の要部を縦断して示す側面図である。図3は、押釦体51が前進端位置で保持されてスイッチ部30の接点が「開」とされた非常停止状態における非常停止用押釦スイッチ1の要部を縦断して示す側面図である。図4は、押釦体51が回転操作されて前進端位置から少し後退した瞬間の状態における非常停止用押釦スイッチ1の要部を縦断して示す側面図である。図5は、押釦体51が後退位置に復帰する直前の状態における非常停止用押釦スイッチ1の要部を縦断して示す側面図である。
非常停止用押釦スイッチ1は、図1に示すように、スイッチ部30を収容する本体部10と、本体部10の上端側にて軸心方向(図1の上下方向)に進退自在に設けられた押釦部50と、本体部10の下端側に着脱可能に装着されるソケット部70とを備えている。
本体部10は、中空状に形成された合成樹脂製の本体ケース11を備えている。本体ケース11は、上端側略半分が大径筒部12となっており、下端側略半分が小径筒部13となっている。大径筒部12には、ステンレス鋼製のアウトサート14が外嵌されている。小径筒部13外周面の上端寄りの領域にはネジ部13aが形成されており、このネジ部13aには、非常停止用押釦スイッチ1をプレス装置等の装置側パネルに取付けるための取付け用ナット15が螺合される。また、小径筒部13外周面のネジ部13aが設けられていない下端寄りの領域には、ソケット部50の後述するスチールボール77を係止可能な係止孔13bが周方向に90度間隔で4箇所に形成されている。
スイッチ部30は、合成樹脂製のスイッチケース31を備えている。図6(a)は、スイッチケース31を示す平面図であり、後述する固定接点32、可動接点34、導電板35及びスイッチ可動軸36を点線にて示している。また、図6(b)は、スイッチケース31を示す側面図である。図6に示すように、スイッチケース31は、本体ケース11の小径筒部13の内径よりも僅かに小さい外径を有しており、上端側が開口する有底円筒状の可動軸収容部31aが等角度間隔で3箇所に形成されている。スイッチケース31の上端側には、固定接点32が下端側に向けて左右両端に設けられた固定端子片(図示せず)が、各々の可動軸収容部31aに中心が一致するように3箇所に設けられている。各可動軸収容部31a内には、スイッチ可動軸36が軸方向に摺動可能に収容される。また、スイッチケース31の略中央には、ランプ端子41が下端側に一部が突出するように取付けられている。
スイッチ可動軸36は、略円柱形状の合成樹脂製ブロック体であり、スイッチ可動軸36のほぼ中間位置には、左右一対の可動接点34,34が固定接点32,32の間隔に合わせて設けられた導電板35を交差状に固定している。スイッチ可動軸36は、下面側にバネ挿入溝36aが形成され、可動軸収容部31aの底部31bとバネ挿入溝36aとの間に介装されたスイッチ復帰バネ37により左右の可動接点34を夫々対応する固定接点32に対して弾接させる方向に付勢するように設けられている。尚、スイッチ復帰バネ37が、本発明の第1バネを構成するものである。
押釦部50は、合成樹脂製の押釦体51を備え、押釦体51は、本体ケース11の軸心方向に進退自在に設けられている。この押釦体51は、図1等に示すように、頭部52の中心部に中空状の軸部53を一体に形成し、頭部52を大径筒部12の外周面に遊嵌するように設けられ、頭部52下面と本体ケース11上部との間に介装された釦復帰バネ58を介装している。そして、押釦体51は、釦復帰バネ58の弾発力により後述する外リング60の大径部60bの上端面60gを本体ケース11の内側端面に当接させることにより通常状態の後退位置に保持されるように設けられている。釦復帰バネ58が、本発明の第2バネを構成するものである。
軸部53内には銅製の外リング60がリングナット59を介して取付けられる。図7(a)は、外リング60を示す縦断面図であり、同図(b)は、その底面図である。外リング60は、図7に示すように、略円筒状を呈し、上端側の小径部60aと、下端側の大径部60bとを有している。また、大径部60b内周面の上端寄りの領域に全周に亘り凹部60cが形成され、凹部60cよりも下端側は凸部60dとなっている。凸部60dには、軸方向に延びる横断面C字状の溝部60eが周方向に90度間隔で4箇所に形成されている。溝部60e内の深さは、凹部60cの深さと同一であり、溝部60eの上端側の端部には溝内凸部60fが形成されている。
外リング60内には下端側からLEDホルダ54が挿入され、LEDホルダ54内にはLED55が保持されている。軸部53の上端側の開口には、赤色に着色された透明樹脂からなるレンズ56が、パッキン56aを介して嵌め込まれている。LEDホルダ54内周面とスイッチケース31との間には、接点導電バネ54aが介挿されている。LED55は、押釦体51が押し込まれてLEDホルダ54が下降することにより端子55aがランプ端子41に弾接した状態で通電されて点灯する。作業者は、LED55の点灯を視認することにより、押釦体51が前進端位置で保持されてスイッチ部30の接点が「開」とされた非常停止状態であることを認識することができる。
LEDホルダ54の外周面にはラッチバネ61が介挿され、さらに、軸方向略中央から下端にかけて銅製の内リング62が外嵌する。図8(a)は、内リング62の平面図であり、同図(b)は内リング62を縦断して示す側面図である。図8に示すように、内リング62は、略円筒状を呈し、上端側の小径部62aと、下端側の大径部62bとを有し、小径部62aの内周面全体と大径部62b下端部内周面とがLEDホルダ54外周面に嵌合している。また、大径部62bの外周面には、全周に亘って突起部62cが形成されている。
内リング62の大径部62bと外周側に位置する外リング60の大径部60bとの間には空間が形成されており、この空間内に銅製の中間リング63が下端側から挿入される。図9(a)は、中間リング63を縦断して示す側面図であり、同図(b)はその底面図である。図9に示すように、中間リング63は、略円筒状を呈し、上端近傍にはスチールボール64の外径よりも僅かに大きい内径を有して内周面と外周面との間を貫通するボール支持孔63aが、周方向に90度間隔で4箇所に形成されている。スチールボール64は、公知の軸受用鋼球であり、各ボール支持孔63a内に各1個のスチールボール64が収容される。尚、スチールボール64の直径は、各ボール支持孔63aにおける中間リング63の厚さよりも大きく設定されている。また、中間リング63の下端にはフランジ部63bが設けられ、フランジ部63bを本体ケース11の下端部内周面に係合することによって中間リング63が本体ケース11に対して固定される。
ソケット部70は、複数の端子が適宜配設された端子台71を有し、本体ケース11の小径筒部13に挿入することにより固定されるように設けられている。このソケット部70を本体ケース11に取付けた状態では、スイッチ部30の図示しない固定端子片の先端部がバネ性を有する接触片75eに挿入されるように設けられていて、両者は圧接された状態にて通電可能とされるように構成されている。具体的には、ソケット部70は、端子台71と、ソケットケース75と、ソケットリング78とを主要部として構成される。尚、ソケットリング78が、本発明のリング部材を構成するものである。
端子台71は、略直方体状の合成樹脂製ブロック体であり、下端側に複数の端子金具72が取付けられ、上端側に各端子金具72に導通された4極基板73が取付けられている。また、端子台71の下端側には、複数の端子金具72を覆う合成樹脂製のカバー74が着脱可能に取付けられる。
ソケットケース75は、上端側が開口する有底円筒状の合成樹脂製ブロック体である。図10(a)は、ソケットケース75の平面図であり、同図(b)は、その側面図である。ソケットケース75は、本発明の筒部に相当する円筒部75aと、底部75bとを有し、底部75b側が端子台71の上端側に固定される。円筒部75aの上端近傍には、内周面と外周面との間を貫通するボール支持孔75cが、周方向に90度間隔で4箇所に形成されている。ボール支持孔75cの内径は、内周面側の開口ではスチールボール77の外径よりも僅かに小さく、それ以外はスチールボール77の外径よりも僅かに大きく設定されている。スチールボール77は、公知の軸受用鋼球であり、各ボール支持孔75c内に各1個のスチールボール77が収容される。尚、スチールボール77の直径は、ボール支持孔75cにおける円筒部75aの厚さよりも大きく設定されている。底部75bには、スイッチケース31の可動軸収容部31aを受容可能な円筒孔75dが3箇所に形成されると共に、スイッチケース31の下端面から突出する複数の端子片の先端部が挿入されるバネ性を有する接触片75eが設けられている。ボール支持孔75cが本発明の貫通孔を、スチールボール77が球体をそれぞれ構成するものである。
ソケットリング78は、略円筒状のアルミニウム製部材である。図11(a)は、ソケットリング78を示す平面図であり、同図(b)はその縦断面図である。ソケットリング78は、内径がソケットケース75の外径よりも僅かに大きく設定され、下端側に全周に亘りバネ挿入溝78aが設けられている。ソケットリング78内周面は、上端近傍が内径の大きい大径部78bとなっており、大径部78bよりも下端側は内径が相対的に小さく且つソケットケース75外径よりも僅かに大きく設定された小径部78cとなっている。ソケットリング78は、ソケットケース75の外周面に摺動可能に外嵌し、ソケットケース75の下端突起部75gとバネ挿入溝78aとの間に介装されたソケットロックバネ79により軸心方向上方へ付勢され、ソケットケース75の上端突起部75fにて係止される。尚、ソケットロックバネ79が、本発明のロックバネを構成するものである。
次に、非常停止用押釦スイッチ1のプレス装置等への取付け方法について図12乃至図14を参照しつつ説明する。尚、非常停止用押釦スイッチ1は、押釦部50が本体部10に組付けられて予め一体化されており、取付け用ナット15及びソケット部70は、本体部10から分離されているものとする。図12(a)は、本体部10及び押釦部50の装置側パネルPへの取付けを示す説明図であり、同図(b)は、取付け前におけるソケット部70の要部を縦断して示す側面図である。図13は、ソケット部70の本体部10への取付けを示す説明図である。図14は、ソケット部70の本体部10へのロックが完了した状態を示す説明図である。
まず、図12(a)に示すように、装置側パネルPに設けられた取付け孔Hに、取付けパッキン15aを介して本体部10の小径筒部13を挿入し、この状態で、取付け用ナット15を小径筒部13の外周面に下端側から挿通し、ネジ部13aに螺合することにより、押釦部50が組付けられた本体部10が装置側パネルPに固定される。続いて、図13に示すように、ソケットリング78をソケットロックバネ79の付勢力に抗して押し下げた状態に保持しつつ、ソケットケース75を本体ケース11の小径筒部13に位置合わせして押しこむ。そして、図14に示すように、ソケットリング78の押し下げ保持を解除すると、ソケットロックバネ79の弾発力によってソケットリング78が元の上端位置に復帰してソケット部70の本体部10へのロックが完了する。
ここで、ソケットケース75がソケットリング78を介して本体ケース11に対してロックされる様子について、より詳細に説明する。ソケット部70を本体部10から取り外した状態で、ソケットリング78は、図12(b)に示すように、ソケットリングロックバネ79により上方へ付勢され且つ上端突起部75fに係止されてソケットケース75の上端側に位置している。この状態では、ソケットケース75の上端近傍に設けられたボール支持孔75cの外周面側開口がソケットリング78内周面によって塞がれ、スチールボール77の一部分がソケットケース75の内周面側へ突出している。
ソケットリング78をソケットロックバネ79の付勢力に抗して押し下げると、図13に示すように、ボール支持孔75cの外周面側開口にソケットリング78の内周面が対向するため、スチールボール77はボール支持孔75cを外周方向へ移動可能となる。この状態で、ソケットケース75を本体ケース11の小径筒部13へ挿入していくと、小径筒部13外周面がスチールボール77に当接して、スチールボール77がボール支持孔75c内を外周側へ移動してソケットケース75内周面から没した状態となるため、ソケットケース75を小径筒部13へ奥まで挿入することができる。
続いて、ソケットリング78の押し下げ保持を解除すると、図14に示すように、ソケットリング78はソケットロックバネ79の弾発力によって元のソケットケース75上端位置に復帰する。この時、ソケットリング78内周面がスチールボール77に当接し、スチールボール77はボール支持孔75c内を内周側へ移動してソケットケース75内周面から小径筒部13の係止孔13b内へ突出して係止される。このようにして、ソケットケース75と本体ケース11とのロックが完了する。
次に、非常停止用押釦スイッチ1の作動及び操作について、図1乃至図5を参照しつつ説明する。
(1)図1に示すように、押釦スイッチ1の押釦体51は、押釦体51は、復帰バネ58の弾発力により外リング60の大径部60bの上端面60gを本体ケース11の内側端面に当接させることにより通常状態の後退位置に保持される。この通常状態においては、複数の固定接点32に対して夫々対応する可動接点34がスイッチ復帰バネ37の弾発力により接触しているので、スイッチ部30の接点は「閉」の状態(オン状態)に保持される。
(2)非常停止時に押釦体51を押し込むと、内リング62の突起部62cがスチールボール64に当接してラッチバネ61が収縮していく。押釦体51が押し込まれて内リングが所定位置に到達すると、図2に示すように、内リング62の突起部62cが、中間リング63のボール支持孔63aにて内周面側に突出したスチールボール64によりラッチバネ61の付勢力に抗して係止される。押釦体51がさらに押し込まれると、外リング60の凹部60cが中間リング63のボール支持孔63aに対向する位置関係となり、内リング62の突起部62cによって当接されたスチールボール64が外周方向へ移動して中間リング63内周面側より没する。これにより、スチールボール64による内リング62の係止が解除される。この瞬間に、内リング62及びLEDホルダ54がラッチバネ61の弾発力によって一挙に前進移動し、内リング62の先端部がスイッチ可動軸36を押圧して下降させる。これにより、可動接点34が固定接点32から開離するので、スイッチ部30の接点は「開」の状態(オフ状態)となる。
(3)スチールボール64は、図3に示すように、内リング62の突起部62cに押圧されて中間リング63のボール支持孔63a内を外周方向へ移動し、外リング60の凹部60c内に一部分が入り込んで外リング60を係止する。従って、外リング60が取付けられる押釦体51は、前進端位置にて保持される。
(4)(3)の前進端位置に保持された非常停止状態において、押釦体51を右方向に回転操作させることにより、スチールボール64が外リング60の凹部60cから外れるので、押釦体51は釦復帰バネ58の弾発力によって元の後退位置に復帰する。より詳細には、押釦体51及びこれに固定された外リング60を右方向に回転操作させることにより、外リング60の溝部60eがスチールボール64位置に到達すると、スチールボール64と凸部60d上端面との係合が解除される。そして、図4に示すように、スチールボール64が、溝部60e上端の溝内凸部60fを乗り越えるときに、一旦、ボール支持孔63a内を内周方向へ移動して中間リング63内周面に一部分を突出させることにより、内リング62の突起部62cを上端側で係止する。つまり、スチールボール64が溝内凸部60fに乗り上げている間、内リング62の軸方向位置が保持される。スチールボール64は、溝内凸部60fを乗り越えると、図5に示すように、突起部62cにより押圧されて再びボール支持孔63a内を外周側へ移動し、中間リング63内周面から没して突起部62cとの係合が解除され、内リング62はラッチバネ61の弾発力によって元の後退位置に復帰する。
(5)そして、内リング62が後退位置に復帰することによってスイッチ可動軸36の押圧が解除され、可動接点34はスイッチ復帰バネ37の弾発力により固定接点32に対して瞬間的に接触させるので、図1に示すように、スイッチ部30の接点は再び「閉」の状態に保持される。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態によれば、ソケット部70は、本体ケース11の小径筒部13に外嵌すると共に内外周を貫通する4個のボール支持孔75cを設けた円筒部75aを有するソケットケース75と、各ボール支持孔75c内にてそれぞれ支持され、各ボール支持孔75cにおける円筒部75aの厚さよりも大きい直径を有する4個のスチールボール77と、ソケットケース75の円筒部75aに摺動可能に外嵌する小径部78cと小径部78cよりも内径が大きい大径部78bとを有するソケットリング78と、ソケットケース75とそれに外嵌するソケットリング78との間に介挿され、小径部78cを各ボール支持孔75cに対向させるように軸心方向上方へ付勢するソケットロックバネ79とを備え、本体ケース11は、ソケットケース5の円筒部75aが外嵌したときに各スチールボール77を係止する係止孔13bを小径筒部13の外周面に設けている。
ここで、ソケット部70は、本体ケース11に装着する前の状態において、ソケットケース75に外嵌するソケットリング78は、ソケットロックバネ79によって付勢されて小径部78cがソケットケース75の円筒部75a外周側で各ボール支持孔75cに対向し、各スチールボール77はソケットケース75の円筒部75a内周側へ突出している。よって、ソケット部70を本体ケース11に装着する際は、ソケットロックバネ79の付勢力に抗してソケットリング78を軸心方向下方へ摺動させて、大径部78bを各ボール支持孔75cに対向させることにより、ソケットケース11の各ボール支持孔75cに支持された各スチールボール77が円筒部75a外周側へ移動可能となるので、この状態を保持しつつソケットケース75の円筒部75aを本体ケース11の小径筒部13に挿入していくと、ソケットケース75の各ボール支持孔75cに支持された各スチールボール77は円筒部75a内周側から没して外周側へ移動することにより、各スチールボール77によって規制されることなく円滑に外嵌することができる。
そして、ソケットケース75側に支持された各スチールボール77が本体ケース11の小径筒部13外周面に設けられた係止孔13bに対向する位置でソケットリング78の保持を解除してソケットリング78をソケットロックバネ79の弾発力により元の位置に復帰させると、ソケットリング78の小径部78cが各ボール支持孔75cに対向するので、各スチールボール77はソケットケース75の円筒部75a内周側へ移動し、本体ケース11の係止孔13b内に突出して係止され、ソケット部70のロックが完了する。
一方、ソケット部70を本体ケース11から取り外す際は、ソケットロックバネ79の付勢力に抗してソケットリング78を軸心方向下方へ摺動させて大径部78bを各ボール支持孔75cに対向させると、ソケットケース75の各ボール支持孔75cに支持された各スチールボール77が円筒部75a外周側へ移動可能となるため、この状態でソケットケース75を本体ケース11側から引き抜くことにより、本体ケース11の係止孔13bによる係止が解除されて取り外しを行うことができる。
従って、本実施形態によれば、簡単な構造でソケット部70を本体部10に対して簡単且つ確実にロックすることができると共に、容易にロックを解除して取り外すことができる。
また、ソケットケース75の円筒部75aにボール支持孔75cが周方向に等角度間隔で複数個(4個)設けられているので、ソケット部70を本体部10に対してガタツキ無く強固にロックすることができる。
さらに、ソケットリング78の外周面に、把持する際の滑り止めのための凹凸形状を設けたので、ソケットリング78を作業者が確実に把持し、ソケットロックバネ79の付勢力に抗して摺動させることができる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。例えば、各部材の材質、形状、サイズ等を要求される仕様に応じて適宜変更して実施することができる。
また、ソケットケース75に設けられるボール支持孔75cは4個に限られず、これより多くてもよく、少なくても構わない。さらに、本体ケース11の小径筒部13外周面に設けられた係止孔13bは、孔状のものに限られず、スチールボール77を係止可能な凹状であればよい。
本発明は、様々な自動機械やプレス装置等の安全運転のために電気回路に使用される非常停止用押釦スイッチにおいて、ソケット部を本体部に対するロックを簡単且つ確実にすることがが必要な場合に適用可能である。
スイッチ部の接点が「閉」とされた通常状態における本発明の一実施形態の非常停止用押釦スイッチを縦断して示す側面図である。 押釦体が押し込まれる途中の状態における非常停止用押釦スイッチの要部を縦断して示す側面図である。 押釦体が前進端位置で保持されてスイッチ部の接点が「開」とされた非常停止状態における非常停止用押釦スイッチの要部を縦断して示す側面図である。 押釦体が回転操作されて前進端位置から少し後退した瞬間の状態における非常停止用押釦スイッチの要部を縦断して示す側面図である。 押釦体が後退位置に復帰する直前の状態における非常停止用押釦スイッチの要部を縦断して示す側面図である。 (a)はスイッチケースを示す平面図であり、(b)はその側面図である。 (a)は外リングを示す縦断面図であり、(b)はその底面図である。 (a)は内リングを示す平面図であり、(b)はその縦断面図である。 (a)は中間リングを示す縦断面図であり、(b)はその平面図である。 (a)はソケットケースを示す平面図であり、(b)はその側面図である。 (a)はソケットリングを示す平面図であり、(b)はその縦断面図である。 (a)は本体部及び押釦部の装置側パネルへの取付けを示す説明図であり、(b)は取付け前におけるソケット部の要部を縦断して示す側面図である。 ソケット部の本体部への取付けを示す説明図である。 ソケット部の本体部へのロックが完了した状態を示す説明図である。 従来の非常停止用押釦スイッチの一例を示す縦断側面図である。
符号の説明
1 非常停止用押釦スイッチ
10 本体部
11 本体ケース
13 小径筒部
13b 係止孔
30 スイッチ部
32 固定接点
34 可動接点
36 スイッチ可動軸
37 スイッチ復帰バネ(第1バネ)
50 押釦部
51 押釦体
58 釦復帰バネ(第2バネ)
70 ソケット部
71 端子台
75 ソケットケース
75a 円筒部(筒部)
75c ボール支持孔(貫通孔)
77 スチールボール(球体)
78 ソケットリング(リング部材)
78b 大径部
78c 小径部
79 ソケットロックバネ(ロックバネ)

Claims (4)

  1. 本体ケースの一端側に押釦体をケース軸心方向に進退自在に設けると共に、複数の端子が配設された端子台を有するソケット部をその他端側に着脱可能に設け、その押釦体が後退した元位置にて複数の可動接点をそれぞれ対応する固定接点に対して第1バネにより弾接させる一方、その押釦体が押し込まれてその前進端位置で保持された状態にて前記可動接点を固定接点から開離させるようにしたスイッチ部を設け、さらに、前記前進端位置にて保持された前記押釦体を所定角度だけ回転させることによりその押釦体が第2バネによって元の後退位置に復帰するように構成された非常停止用押釦スイッチにおいて、
    前記ソケット部は、
    前記本体ケースの他端側に外嵌すると共に内外周を貫通する少なくとも1つの貫通孔を設けた筒部を有するソケットケースと、
    そのソケットケースの前記各貫通孔内にてそれぞれ支持され、前記各貫通孔における前記筒部の厚さよりも大きい直径を有する少なくとも1つの球体と、
    前記ソケットケースの前記筒部に摺動可能に外嵌する小径部とその小径部よりも内径が大きい大径部とを有するリング部材と、
    前記ソケットケースとそれに外嵌する前記リング部材との間に介挿され、前記小径部を前記各貫通孔に対向させるように付勢するロックバネと
    を備え、
    前記本体ケースは、前記ソケットケースの前記筒部が外嵌したときに前記各球体を係止する凹状の係止部を他端側の外周面に設けたことを特徴とする非常停止用押釦スイッチ。
  2. 前記ソケットケースの前記筒部に、前記貫通孔が複数個設けられたことを特徴とする請求項1に記載の非常停止用押釦スイッチ。
  3. 前記ソケットケースの前記筒部に、前記貫通孔が周方向に等角度間隔で複数個設けられたことを特徴とする請求項2に記載の非常停止用押釦スイッチ。
  4. 前記リング部材の外周面に、把持する際の滑り止めのための凹凸形状を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の非常停止用押釦スイッチ。
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